JP2013151232A - 車両の駆動力制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】制御モードを切り換える際の利便性をより向上することができる車両の駆動力制御装置を提供する。
【解決手段】複数のエンジン制御モードM1〜M3に対応付けた複数のプッシュ式の操作ボタン(第1,第2の操作ボタン10a,10b)をステアリングホイール9上に配設してモード選択スイッチ(第2のモード選択スイッチ10)を構成し、各操作ボタン10a,10bに対する操作入力に応じて、エンジン制御モードMの選択的な切り換え指示を可能とする。この場合において、アクセル操作に対する応答性が高いパワーモードM3が対応付けられた第2の操作ボタン10bをステアリングホイール9の中心寄りに配置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、異なる駆動力特性を有する複数の制御モードから1つの制御モードを選択し、選択した制御モードの駆動力特性に従って駆動力指示値を設定する車両の駆動力制御装置に関する。
従来、スロットル弁をスロットルアクチュエータにより電子的に制御する、いわゆる電子制御スロットル方式のエンジンでは、アクセルペダルとスロットル弁とが機械的にリンクされていないため、アクセルペダルの踏み込み量(アクセル開度)に対して、スロットル弁の開度(スロットル開度)を非線形特性で制御することができる。
この種のエンジンを用いた車両の駆動力制御装置として、本出願人は、1台の車両に駆動力特性の異なる3種類の制御モードを備え、運転者が各制御モードを任意に選択することで、1台の車両で全く異なる3種類のアクセルレスポンスを楽しむことができる技術を提案した(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、特許文献1に開示された技術では、駆動力特性として、アクセル開度に対して出力トルクが略リニアに変化するノーマルモードと、エンジントルクをセーブしてイージードライブ性と低燃費性との双方を両立させるセーブモードと、エンジンの低回転域から高回転域までレスポンスに優れる出力特性を実現したパワー重視のパワーモードとを備え、センタコンソールに設けられているシャトルスイッチを操作することで、運転者の好みに応じた制御モードを任意に選択することが可能となっている。
また、特許文献1に開示されている駆動力制御装置には、制御モードを一時的に切り換える一時切換スイッチが設けられている。すなわち、ステアリングホイール近傍に設けられている一時切換スイッチを操作すると、現在の制御モードとしてセーブモード或いはノーマルモードが選択されている場合であっても、制御モードをパワーモードに一時的に切り換えることができる。そして、再度、一時切換スイッチを操作することで、制御モードを前回選択したモード(セーブモード或いはノーマルモード)に戻すことができる。
この一時切換スイッチを操作することで、通常は制御モードとしてセーブモード或いはノーマルモードを選択して走行している場合であっても、上り坂や高速道路に進入する場合など、パワーを必要とする領域に差し掛かった際に、制御モードをパワーモードへ素早く切り換えることができ、良好な車両挙動を得ることができる。
特許第3872507号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示された技術では、制御モードの一時切換を行う場合を除き、制御モードの切換を行う際は、基本的には、センタコンソールに設けられているシャトルスイッチを操作する必要がある。従って、運転者は、制御モードの切換の度に、ステアリングホイールを把持した手をセンタコンソールへと移動させる必要があり、更なる利便性の向上が求められていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、制御モードを任意に切り換える際の利便性をより向上することができる車両の駆動力制御装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様による車両の駆動力制御装置は、アクセル操作に対する駆動力特性が異なる複数の制御モードを有し、当該各制御モードの中から選択された何れか1つの前記制御モードの前記駆動力特性に基づいて駆動力指示値を設定する駆動力設定手段と、前記各制御モードに対応付けてステアリングホイール上に配設された複数のプッシュ式の操作ボタンによって構成され、当該各操作ボタンに対する操作入力に応じて前記制御モードの選択的な切り換えを前記駆動力設定手段に指示するモード選択スイッチと、を備え、前記各操作ボタンは、アクセル操作に対する応答性が高い駆動力特性の制御モードが対応付けられた前記操作ボタンであるほど、押圧操作が困難な状態にて配置されているものである。
本発明の車両の駆動力制御装置によれば、制御モードを切り換える際の利便性をより向上することができる。
インストルメントパネル及びセンタコンソールを運転席側から見た斜視図 コンビネーションメータの正面図 第1のモード選択スイッチの斜視図 ステアリングホイールに配置した第2のモード選択スイッチの平面図 エンジン制御系の構成図 始動時制御ルーチンを示すフローチャート モードマップ選択ルーチンを示すフローチャート エンジン制御ルーチンを示すフローチャート 第2のモード選択スイッチを操作した際のモードの遷移状態を示す説明図 (a)はノーマルモードマップの概念図であり(b)はセーブモードマップの概念図であり(c)はパワーモードマップの概念図 ステアリングホイールに配置した第2のモード選択スイッチの変形例を示す正面図 ステアリングホイールに配置した第2のモード選択スイッチの変形例を示す正面図 ステアリングホイールに配置した第2のモード選択スイッチの変形例を示す正面図 図13のXIV−XIV線に沿う断面図 ステアリングホイールに配置した第2のモード選択スイッチの変形例を示す正面図 図15のXVI−XVI線に沿う断面図
以下、図面を参照して本発明の形態を説明する。図面は本発明の一実施形態に係わり、図1はインストルメントパネル及びセンタコンソールを運転席側から見た斜視図、図2はコンビネーションメータの正面図、図3は第1のモード選択スイッチの斜視図、図4はステアリングホイールに配置した第2のモード選択スイッチの平面図、図5はエンジン制御系の構成図、図6は始動時制御ルーチンを示すフローチャート、図7はモードマップ選択ルーチンを示すフローチャート、図8はエンジン制御ルーチンを示すフローチャート、図9は第2のモード選択スイッチを操作した際のモードの遷移状態を示す説明図、図10(a)はノーマルモードマップの概念図であり(b)はセーブモードマップの概念図であり(c)はパワーモードマップの概念図である。
図1において、符号1は、車両の車室内前部に配設されているインストルメントパネル(以下「インパネ」と略称)であり、このインパネ1は車幅方向左右に延在されている。インパネ1の運転席2の前方に位置する部位にはコンビネーションメータ(以下「コンビメータ」と略称)3が配設されている。また、このインパネ1の車幅方向略中央には、周知のカーナビゲーションシステムを構成するセンタディスプレイ4が配設されている。
また、運転席2と助手席5との間に配設されて、インパネ1側から車体後方に延在するセンタコンソール6には、自動変速機のレンジを選択するセレクトレバー7が配設され、その後方に、エンジン制御モードを選択するための第1のモード選択スイッチ8(詳細な構成については後述する)が配設されている。さらに、運転席2の前方には、ステアリングホイール9が配設されている。
ステアリングホイール9は、エアバッグ等を収容するセンタパッド部9aを有し、このセンタパッド部9aと外周のグリップ部9bとの左右及び下部が、3本のスポーク部9cを介して連設されている。また、このセンタパッド部9aの右下部には、第1のモード選択スイッチ8と同様に、エンジン制御モードを選択するための第2のモード選択スイッチ10(詳細な構成については後述する)が配設されている。
また、図2に示すように、コンビメータ3は、中央寄りの左右に、エンジン回転数を表示するタコメータ3aと、車速を表示するスピードメータ3bとを有する。さらに、タコメータ3aの左側に冷却水温を表示する水温計3cが配設され、スピードメータ3bの右側に燃料残量を表示する燃料計3dが配設されている。また、コンビメータ3の中央部には、現在の変速段を表示する変速段表示部3eが配設されている。なお、符号3fはウォーニングランプ、3gはトリップメータをリセットするリセットスイッチである。
さらに、タコメータ3aの下部には、走行距離や、後述するエンジン制御モード等の情報を表示するためのマルチインフォメーションディスプレイ(以下「MID」と略称)12が配設されている。また、スピードメータ3bの下部には、瞬間燃費とトリップ平均燃費との差に基づき経済的な走行を指標する燃費メータ13が配設されている。
図3に示すように、第1のモード選択スイッチ8は、複合スイッチであり、本実施形態ではプッシュスイッチを併設する中点自動復帰式のシャトルスイッチが採用されている。このモード選択スイッチ8は、リング状の操作つまみ8aを有し、外部操作者(一般的には運転者であるため、以下においては、「運転者」と称して説明する)が、この操作つまみ8aを操作することで、複数(本実施形態では3種類)の異なる駆動力特性(エンジン出力特性)を有するエンジン制御モード(ノーマルモードM1、セーブモードM2、パワーモードM3)から1つのエンジン制御モードを選択することができる。なお、この各エンジン制御モードの詳細については後述する。
すなわち、本実施形態では、操作つまみ8aを、プッシュスイッチの押圧方向を軸として左右方向へ回転させることで左側スイッチ部と右側スイッチ部とが各々ON動作され、左側スイッチ部のON動作でノーマルモードM1が選択され、また、右側スイッチ部のON動作でパワーモードM3が選択される。さらに、操作つまみ8aを下方へプッシュすることでプッシュスイッチ部がON動作され、このプッシュスイッチ部のON動作でセーブモードM2が選択される。
図4に示すように、第2のモード選択スイッチ10は、第1の操作ボタン10aと、第2の操作ボタン10bとを有して構成されている。第1の操作ボタン10aには、例えば、主とする制御モードとしてノーマルモードM1が対応付けられていると共に、補助的な制御モードとしてセーブモードM2が対応付けられている。また、第2の操作ボタン10bには、例えば、主とする制御モードとしてパワーモードM3が対応付けられていると共に、補助的な制御モードとしてセーブモードM2が対応付けられている。これら第1,第2の操作ボタン10a,10bは、例えば、ノンロックタイプのプッシュ式の操作ボタンによって構成され、操作ボタンを押圧している間だけ、制御モードの切り換えを指示するためのON信号が出力される。
これら第1,第2の操作ボタン10a,10bは、例えば、右ハンドル車である場合、センタパッド部9aの右側のスポーク部9c上に配置されている。この場合において、第1,第2の操作ボタン10a,10bは、より高出力側の制御モードが対応付けられた操作ボタンであるほど、グリップ部9bを把持した運転者による押圧操作が困難な状態にて配置すべく、ステアリングホイール9の中心寄りに配置されている。すなわち、本実施形態においては、最も高出力側のモードであるパワーモードM3が対応付けられた第2の操作ボタン10bが、第1の操作ボタン10aよりもステアリングホイール9の中心寄り(センタパッド部9a寄り)に配置されている。なお、この場合、第2の操作ボタン10bの配設位置は、グリップ部9bを把持した運転者が、当該グリップ部9bから一端手を離さなければ第2の操作ボタン10bを押圧することが困難な位置に設定されていることが望ましい。
そして、本実施形態では、例えば、図9に示すように、ノーマルモードM1以外のモードを選択中に第1の操作ボタン10aがON操作された場合、新たにノーマルモードM1が選択される。また、ノーマルモードM1を選択中に第1の操作ボタン10aがON操作された場合、新たにセーブモードM2が選択される。また、パワーモードM3以外を選択中に第2の操作ボタン10bがON操作された場合、新たにパワーモードM3が選択される。また、パワーモードM3を選択中に第2の操作ボタン10bがON操作された場合、新たにセーブモードM2が選択される。
これら第1のモード選択スイッチ8或いは第2のモード選択スイッチ10への操作入力を通じて選択されたモードは、各種情報とともに、MID12上に表示される(図2参照)。なお、図2中においては、MID12上に、走行距離等とともに、現在ノーマルモードM1が選択されている旨の表示が行われている場合の一例が示されている。
ここで、各モードM1〜M3のエンジン出力特性について簡単に説明する。ノーマルモードM1は、アクセルペダル14の踏込み量(アクセル開度)に対して出力トルクが略リニアに変化するように設定されている(図10(a)参照)、通常運転に適したモードである。
また、セーブモードM2は、アクセルペダル14を全踏してもスロットル弁は全開とはならず、エンジントルクの上昇が抑制されており、十分な出力を確保しながらスムーズなエンジン出力特性が得られるようにし、アクセルペダルを思い切り踏み込むなどのアクセルワークを楽しむことができるモードに設定されている。さらに、セーブモードM2は出力トルクを抑制しているのでイージードライブ性と低燃費性(経済性)との双方をバランス良く両立させることができる。
また、パワーモードM3は、エンジンの低回転域から高回転域までレスポンスに優れるエンジン出力特性とし、さらに、自動変速機搭載車の場合には、エンジントルクに同期させてシフトアップポイントを変更させる等してワインディング路などでのスポーティな走行状況にも積極的に対応可能として、きびきびとした運転ができるようなパワー重視のモードに設定されている。
これら各エンジン制御モード(ノーマルモードM1、セーブモードM2、パワーモードM3)の、駆動力指示値としての目標トルクは、後述する用に、エンジン回転数とアクセル開度との2つのパラメータに基づいて設定される。
ところで、図5に示すように、車両には、CAN(Controller Area Network)通信等の車内通信回線16を通じて、メータ制御装置(メータ_ECU)21、エンジン制御装置(E/G_ECU)22、変速機制御装置(T/M_ECU)23、ナビゲーション制御装置(ナビ_ECU)24等の、車両を制御する各種制御装置が相互通信可能に接続されている。
各ECU21〜24は、マイクロコンピュータ等のコンピュータを主体に構成され、周知のCPU、ROM、RAM、及びEEPROM等の不揮発性記憶手段等を有している。なお、メータ_ECU21、及びE/G_ECU22が、本発明の駆動力設定手段に対応している。
メータ_ECU21は、コンビメータ3の表示全体を制御するもので、入力側にトリップリセットスイッチ3g等が接続されている。また、メータ_ECU21の出力側には、タコメータ3a、スピードメータ3b、水温計3c、燃料計3d等の計器類、及びウォーニングランプ3fやブザー(図示せず)等を駆動するコンビメータ駆動部26、MID駆動部27、燃費メータ駆動部28等が接続されている。
さらに、メータ_ECU21の入力側には第1のモード選択スイッチ8及び第2のモード選択スイッチ10が接続され、メータ_ECU21は、第1のモード選択スイッチ8或いは第2のモード選択スイッチ10からの入力信号に基づき、各制御モードの中から何れかの制御モードを選択する(すなわち、ノーマルモードM1、セーブモードM2、或いはパワーモードM3の選択的な切り換えを行う)。
E/G_ECU22は、エンジンの運転状態を制御するもので、入力側に、クランク軸等の回転から、エンジン運転状態を示すパラメータの代表であるエンジン回転数を検出するエンジン回転数センサ29、エアクリーナの直下流等に配設されて吸入空気量を検出する吸入空気量センサ30、アクセルペダル14の踏み込み量からアクセル開度を検出するアクセル開度センサ31、吸気通路に介装されてエンジンの各気筒に供給する吸入空気量を調整するスロットル弁(図示せず)の開度を検出するスロットル開度センサ32、エンジン温度を示す冷却水温を検出する水温センサ33等、車両及びエンジン運転状態を検出するセンサ類が接続されている。また、E/G_ECU22の出力側には、燃焼室に対して所定に計量された燃料を噴射するインジェクタ36、電子制御スロットル装置(図示せず)に設けられているスロットルアクチュエータ37等、エンジン駆動を制御するアクチュエータ類が接続されている。
E/G_ECU22は、入力された各センサ類からの検出信号に基づき、インジェクタ36に対する燃料噴射タイミング、及び燃料噴射パルス幅(パルス時間)を設定する。さらに、スロットル弁を駆動するスロットルアクチュエータ37に対してスロットル開度信号を出力してスロットル弁の開度を制御する。
ところで、E/G_ECU22に設けられている不揮発性記憶手段には、異なる複数のエンジン出力特性がマップ形式で格納されている。各エンジン出力特性として、本実施形態では、3種類のモードマップMp1,Mp2,Mp3を備えており、図10(a)〜(c)に示すように、各モードマップMp1,Mp2,Mp3は、エンジン出力特性を設定する際の運転状態を特定するパラメータの一例であるアクセル開度とエンジン回転数とを格子軸とし、各格子点に目標トルクを格納する3次元マップで構成されている。
これら各モードマップMp1,Mp2,Mp3は、メータ_ECU21で選択中の制御モードに対応して選択される。すなわち、第1のモード選択スイッチ8或いは第2のモード選択スイッチ10を通じて、メータ_ECU21によりノーマルモードM1が選択されている場合はノーマルモードマップMp1が選択され、セーブモードM2が選択されている場合はセーブモードマップMp2が選択され、パワーモードM3が選択されている場合はパワーモードマップMp3が選択される。
以下、各モードマップMp1,Mp2,Mp3のエンジン出力特性について説明する。図10(a)に示すノーマルモードマップMp1は、アクセル開度が比較小さい領域で目標トルクがリニアに変化させる特性に設定されており、又、スロットル弁の開度が全開付近で最大目標トルクとなるように設定されている。
また、図10(b)に示すセーブモードマップMp2は、上述したノーマルモードマップMp1に格納されている特性に比し、目標トルクの上昇が抑えられており、アクセルペダル14を全踏しても、スロットル弁は全開とはならず、出力トルクの上昇を抑制することで、アクセルペダル14を思い切り踏み込む等のアクセルワークを楽しむことができる。更に、目標トルクの上昇が抑えられているため、イージードライブ性と低燃費性との双方をバランス良く両立させることができる。
また、図10(c)に示すパワーモードマップMp3は、ほぼ全運転領域でアクセル開度の変化に対する目標トルクの変化率が大きく設定されている。従って、例えば3リッタエンジンを搭載する車両であれば、3リッタエンジンの有するポテンシャルを最大限に発揮できるような目標トルクが設定される。尚、各モードマップMp1,Mp2,Mp3のアイドル回転数を含む極低回転領域は、ほぼ同じエンジン出力特性に設定されている。
このように、本実施形態によれば、運転者が第1のモード選択スイッチ8或いは第2のモード選択スイッチ10を操作して、モードM1,M2,M3の中から何れか1つを選択すると、対応するモードマップMp1,Mp2,或いはMp3が選択され、当該モードマップMp1,Mp2,或いはMp3に基づいて目標トルクが設定される。そのため、1つの車両で全く異なる3種類のアクセルレスポンスを楽しむことができる。尚、スロットル弁の開閉速度も、セーブモードマップMp2では緩やかに、モードマップMp3では素早く動作するように設定されている。
T/M_ECU23は、自動変速機の変速制御を行うもので、入力側にトランスミッション出力軸の回転数等から車速を検出する車速センサ41、セレクトレバー7のセットされているレンジを検出するレンジ位置検出手段としてのインヒビタスイッチ42等が接続され、出力側に自動変速機の変速制御を行うコントロールバルブ43、及びロックアップクラッチをロックアップ動作させるロックアップアクチュエータ44が接続されている。このT/M_ECU23では、インヒビタスイッチ42からの信号に基づきセレクトレバー7のセットレンジを判定し、Dレンジにセットされているときは、所定の変速パターンに従い、その変速信号をコントロールバルブ43へ出力して変速制御を行う。尚、この変速パターンは、E/G_ECU22で設定されているモードM1,M2,M3に対応して可変設定される。
また、ロックアップ条件が満足されたときはロックアップアクチュエータ44にスリップロックアップ信号或いはロックアップ信号を出力し、トルクコンバータの入出力要素間を、コンバータ状態からスリップロックアップ状態、或いはロックアップ状態に切換える。その際、E/G_ECU22は、目標トルクτeをスリップロックアップ状態、及びロックアップ状態に同期させて補正する。その結果、例えばエンジン制御モードMがセーブモードM2に設定されている場合は、目標トルクτeが、より経済的な走行ができる領域に補正される。
ナビ_ECU24は、周知のカーナビゲーションシステムに設けられているもので、GPS衛星等から得られる位置データに基づいて車両の位置を検出すると共に、目的地までの誘導路を演算する。そして、自車の現在地及び誘導路がセンタディスプレイ4上の地図データに表示される。本実施形態では、このセンタディスプレイ4に、MID12に表示される各種情報を表示させることができるようにしている。
次に、メータ_ECU21及びE/G_ECU22で実行されるエンジンの駆動力制御について、図6〜図8のフローチャートに従って説明する。
このエンジンの駆動力制御では、イグニッションスイッチがONされると、先ず、図6に示す始動時制御ルーチンが、例えば、メータ_ECU21において1回のみ実行される。
このルーチンがスタートすると、メータ_ECU21は、ステップS101において、前回のイグニッションOFF時に設定されていたエンジン制御モードM(M:ノーマルモードM1、セーブモードM2、パワーモードM3)を読込む。
そして、ステップS102に進み、メータ_ECU21は、エンジン制御モードMが、セーブモードM2であるか否かを調べる。そして、エンジン制御モードMとしてセーブモードM2以外が設定されていると判定した場合、メータ_ECU21は、ステップS103に進み、エンジン制御モードMをセーブモードM2に設定した後、ルーチンを終了する。
一方、ステップS102において、セーブモードM2が設定されていると判定した場合、メータ_ECU21は、そのまま、ルーチンを終了する。
これにより、イグニッションスイッチがONされた直後には、常に、エンジン制御モードMとして、デフォルトの制御モードであるセーブモードM2が設定される。すなわち、イグニッションスイッチがONされた直後には、車両の急発進防止等の観点からみて最も安全側のエンジン制御モードである、セーブモードM2が設定される。
そして、この始動時制御ルーチンが終了すると、モードマップ選択ルーチン(図7参照)、及び、エンジン制御ルーチン(図8参照)が所定演算周期毎に実行される。なお、本実施形態において、例えば、モードマップ選択ルーチンはメータ_ECU21において実行され、エンジン制御ルーチンはE/G_ECU22において実行される。
図7に示すモードマップ選択ルーチンがスタートすると、メータ_ECU21は、先ず、ステップS201において、現在設定されているエンジン制御モードMを読込み、続くステップS202において、エンジン制御モードの値を参照して、何れのモード(ノーマルモードM1、セーブモードM2、或いはパワーモードM3)が設定されているかを調べる。そして、メータ_ECU21は、ノーマルモードM1が設定されているときはステップS203に進み、セーブモードM2が設定されているときはステップS204に進み、パワーモードM3が設定されレいるときはステップS205に進む。
そして、ノーマルモードM1が設定されていると判定して、ステップS203に進むと、メータ_ECU21は、E/G_ECU22に対し、今回のモードマップとしてノーマルモードマップMp1を選択すべき旨の指示を行った後、ステップ206に進む。
一方、セーブモードM2が設定されていると判定して、ステップS204に進むと、メータ_ECU21は、E/G_ECU22に対し、今回のモードマップとしてセーブモードマップMp2を選択すべき旨の指示を行った後、ステップS206に進む。
一方、パワーモードM3が設定されていると判定して、ステップS205に進むと、メータ_ECU21は、E/G_ECU22に対し、今回のモードマップとしてパワーモードマップM3を選択すべき旨の指示を行った後、ステップS206に進む。
ステップS203、ステップS204、或いは、ステップS205からステップS206に進むと、メータ_ECU21は、第1のモード選択スイッチ8が操作されたか否かを調べ、操作されていないと判定したときは、ステップS211に進む。
一方、ステップS206において、第1のモード選択スイッチ8が操作されたと判定すると、メータ_ECU8は、ステップS207に進み、運転者が何れのエンジン制御モードを選択したかを判別する。
そして、運転者がノーマルモードを選択した(操作つまみ8aを左回転させた)と判断したとき、メータ_ECU21は、ステップS208に進み、エンジン制御モードMをノーマルモードM1に設定した後(M←M1)、ステップS211に進む。
一方、運転者がセーブモードを選択した(操作つまみ8aをプッシュした)と判定したとき、メータ_ECU21は、ステップS209に進み、エンジン制御モードMをセーブモードM2に設定した後(M←M2)、ステップS211に進む。
一方、運転者がパワーモードを選択したと判定した(操作つまみ8aを右回転させた)と判定したとき、メータ_ECU8は、ステップS210に進み、エンジン制御モードMをパワーモードM3に設定した後(M←M3)、ステップS211に進む。
ステップS208、ステップS209、或いは、ステップS210からステップS211に進むと、メータ_ECU21は、第2のモード選択スイッチ10が操作されたか否かを調べ、操作されていないと判定したときは、そのまま、ルーチンを抜ける。
一方、ステップS211において、第2のモード選択スイッチ10が操作されたと判定すると、メータ_ECU21は、ステップS212に進み、操作された操作ボタンが第1の操作ボタン10aであるか否かを調べる。
そして、メータ_ECU21は、ステップS212において、第1の操作ボタン10aがON操作されたと判定した場合にはステップS213に進み、第1の操作ボタン10aがON操作されていない(第2の操作ボタン10bがON操作された)と判定した場合にはステップS214に進む。
ステップS212からステップS213に進むと、メータ_ECU21は、現在のエンジン制御モードMとしてノーマルモードM1が設定されているか否かを調べる。
そして、ステップS213において、ノーマルモードM1が設定されていないと判定した場合(すなわち、主としてノーマルモードM1が対応付けられた第1の操作ボタン10aがON操作されているが、現在のエンジン制御モードMがノーマルモードM1ではない場合)、メータ_ECU21は、ステップS215に進み、エンジン制御モードMをノーマルモードM1に設定した後(M←M1)、ルーチンを抜ける。
一方、ステップS213において、ノーマルモードM1が設定されていると判定した場合(すなわち、主としてノーマルモードM1が対応付けられた第1の操作ボタン10aがON操作され、且つ、現在のエンジン制御モードMがノーマルモードM1である場合)、メータ_ECU21は、ステップS216に進み、エンジン制御モードMをセーブモードM2に設定した後(M←M2)、ルーチンを抜ける。
また、ステップS212からステップS214に進むと、メータ_ECU21は、現在のエンジン制御モードMとしてパワーモードM3が設定されているか否かを調べる。
そして、ステップS214において、パワーモードM3が設定されていないと判定した場合(すなわち、主としてパワーモードM3が対応付けられた第2の操作ボタン10bがON操作されているが、現在のエンジン制御モード、がパワーモードM3ではない場合)、メータ_ECU21は、ステップS217に進み、エンジン制御モードMをパワーモードM3に設定した後(M←M3)、ルーチンを抜ける。
一方、ステップS214において、パワーモードM3が設定されていると判定した場合(すなわち、主としてパワーモードM3が対応付けられた第2の操作ボタン10bがON操作され、且つ、現在のエンジン制御モードMがパワーモードM3である場合)、メータ_ECU21は、ステップS216に進み、エンジン制御モードMをセーブモードM2に設定した後(M←M2)、ルーチンを抜ける。
図8に示すエンジン制御ルーチンがスタートすると、E/G_ECU22は、ステップS301において、第1,第2のモード選択スイッチ8,10への操作入力等に基づいてメータ_ECU21で設定されたエンジン制御モードMに対応するモードマップ(Mp1,Mp2,或いはMp3:図10参照)を読込む。
続くステップS302において、E/G_ECU22は、エンジン回転数センサ29で検出したエンジン回転数Neと、アクセル開度センサ31で検出したアクセル開度θaccと、を読込む。
続くステップS303において、E/G_ECU22は、両パラメータNe,θaccに基づき、ステップS301で読み込んだモードマップMpを補間計算付きで参照して目標トルクτeを決定する。
次いで、E/G_ECU22は、ステップS304に進み、目標トルクτeに対応する最終的な目標スロットル開度θeを決定する。
その後、E/G_ECU22は、ステップS305に進み、スロットル開度センサ32で検出したスロットル開度θthを読込み、続くステップS306において、スロットル開度θthが目標スロットル開度θeに収束するように、電子制御スロットル装置に設けられているスロットル弁を開閉動作させるスロットルアクチュエータ37をフィードバック制御して、ルーチンを抜ける。
このような実施形態によれば、複数のエンジン制御モードM1〜M3に対応付けた複数のプッシュ式の操作ボタン(第1,第2の操作ボタン10a,10b)をステアリングホイール9上に配設してモード選択スイッチ(第2のモード選択スイッチ10)を構成し、各操作ボタン10a,10bに対する操作入力に応じて、エンジン制御モードMの選択的な切換指示を可能とすることにより、運転者は、エンジン制御モードMの切り換えの度に、ステアリングホイール9を把持した手をセンタコンソール6へと移動させる等の必要がなく、制御モードMを切り換える際の利便性を向上することができる。この場合において、アクセル操作に対する応答性が高いパワーモードM3が対応付けられた第2の操作ボタン10bをステアリングホイール9の中心寄りに配置し、第1の操作ボタン10aよりも押圧操作が困難な状態とすることにより、運転者が目視等によって第1,第2の操作ボタン10a,10bを確認等しない場合にも、高出力側の制御モードMへの誤操作による切り換えを的確に抑制することができ、更なる利便性の向上を実現することができる。
また、ノーマルモードM1以外のモードを選択中に第1の操作ボタン10aがON操作された場合にはノーマルモードM1を選択するとともに、ノーマルモードM1を選択中に第1の操作ボタン10aがON操作された場合にはセーブモードM2を選択し、また、パワーモードM3以外を選択中に第2の操作ボタン10bがON操作された場合にはパワーモードM3を選択すると共に、パワーモードM3を選択中に第2の操作ボタン10bがON操作された場合にはセーブモードM2を選択することにより、2つの操作ボタン10a,10bによって3つの制御モードM1〜M3を直感的に切り換えることができる。
ここで、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲内である。
例えば、アクセル操作に対する応答性が高い駆動力特性の制御モード(パワーモードM3)が対応付けられた第2の操作ボタン10bを第1の操作ボタン10aよりも押圧操作が困難な状態にて配置するための構成として、種々の変形や変更が可能である。
具体的には、例えば、図11に示すように、第2の操作ボタン10bの表面積を第1の操作ボタン10aの表面積よりも相対的に小さくすることにより、第2の操作ボタン10bを第1の操作ボタン10aによりも押圧操作が困難な状態とすることが可能である。
また、例えば、図12に示すように、第2の操作ボタン10bを押圧する際に運転者の指と干渉する位置に突起部10cを設けることにより、第2の操作ボタン10bを第1の操作ボタン10aよりも押圧操作が困難な状態とすることが可能である。
また、例えば、図13,14に示すように、第2の操作ボタン10bの頂面の高さ位置を第1の操作ボタン10aの頂面の高さ位置よりも相対的に低くなるよう設定することにより、第2の操作ボタン10bを第1の操作ボタン10aによりも押圧操作が困難な状態とすることが可能である。
また、例えば、図15,16に示すように、第1,第2の操作ボタン10a,10bを付勢するリターンスプリング11a,11b等の付勢力を異ならせ、第2の操作ボタン10bの押圧操作に対する反発力を第1の操作ボタン10aよりも相対的に高くなるよう設定することにより、第2の操作ボタン10bを第1の操作ボタン10aによりも押圧操作が困難な状態とすることが可能である。
さらに、これらの構成を適宜組み合わせて、第1,第2の操作ボタン10a,10bを構成してもよいことは勿論である。
なお、上述の実施形態においては、3つの制御モードM1〜M3に対して2つの操作ボタン10a,10bを対応付けて第2のモード選択スイッチ10を構成した一例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、4つ以上の制御モードに対して3つ以上の操作ボタンを対応付けて第2のモード選択スイッチを構成してもよい。さらに、例えば、3つ以上の制御モードに対して3つ以上の操作ボタンを1対1で対応付けて第2のモード選択スイッチを構成することも可能である。
また、上述の実施形態においては、第1のモード選択スイッチ8と第2のモード選択スイッチ10とを併用した構成の一例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、第1のモード選択スイッチ8を省略することも可能である。
さらに、上述の実施形態においては、主としてエンジン出力特性を変更することによって駆動力特性の異なる複数のモードを実現する一例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、自動変速機の変速特性を変更することによって駆動力特性の異なる複数のモードを実現することも可能である。
1 … インストルメントパネル
3 … コンビメータ
6 … センタコンソール
4 … センタディスプレイ
7 … セレクトレバー
8 … 第1のモード選択スイッチ
9 … ステアリングホイール
9a … センタパッド部
9b … グリップ部
9c … スポーク部
10 … 第2のモード選択スイッチ(モード選択スイッチ)
10a … 第1の操作ボタン
10b … 第2の操作ボタン
10c … 突起部
11a,11b … リターンスプリング
12 … マルチインフォメーションディスプレイ
13 … 燃費メータ
14 … アクセルペダル
16 … 車内通信回線
21 … メータ制御装置(駆動力設定手段)
22 … エンジン制御装置(駆動力設定手段)
23 … 変速機制御装置
24 … ナビゲーション制御装置
26 … コンビメータ駆動部
27 … MID駆動部
28 … 燃費メータ駆動部
29 … エンジン回転数センサ
30 … 吸入空気量センサ
31 … アクセル開度センサ
32 … スロットル開度センサ
33 … 水温センサ
36 … インジェクタ
37 … スロットルアクチュエータ
41 … 車速センサ
42 … インヒビタスイッチ
43 … コントロールバルブ
44 … ロックアップアクチュエータ

Claims (8)

  1. アクセル操作に対する駆動力特性が異なる複数の制御モードを有し、当該各制御モードの中から選択された何れか1つの前記制御モードの前記駆動力特性に基づいて駆動力指示値を設定する駆動力設定手段と、
    前記各制御モードに対応付けてステアリングホイール上に配設された複数の操作ボタンによって構成され、当該各操作ボタンに対する操作入力に応じて前記制御モードの選択的な切り換えを前記駆動力設定手段に指示するモード選択スイッチと、を備え、
    前記各操作ボタンは、アクセル操作に対する応答性が高い駆動力特性の制御モードが対応付けられた前記操作ボタンであるほど、押圧操作が困難な所定の状態にて配置されていることを特徴とする車両の駆動力制御装置。
  2. 前記各操作ボタンは、アクセル操作に対する応答性が高い駆動力特性の制御モードが対応付けられた前記操作ボタンであるほど、前記ステアリングホイールの中心寄りに配置されていることを特徴とする請求項1記載の車両の駆動力制御装置。
  3. 前記各操作ボタンは、アクセル操作に対する応答性が高い駆動力特性の制御モードが対応付けられた前記操作ボタンであるほど、表面積が小さく設定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両の駆動力制御装置。
  4. 前記各操作ボタンは、アクセル操作に対する応答性が高い駆動力特性の制御モードが対応付けられた前記操作ボタンであるほど、他の操作ボタンに対して頂面の高さ位置が相対的に低くなるよう配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の車両の駆動力制御装置。
  5. 前記各操作ボタンは、アクセル操作に対する応答性が高い駆動力特性の制御モードが対応付けられた前記操作ボタンであるほど、押圧操作に対する反発力が高くなるよう設定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の車両の駆動力制御装置。
  6. 少なくとも、アクセル操作に対する応答性が最も高い駆動力特性の制御モードに対応付けられた前記操作ボタンを押圧する際の指と干渉する突起部を、前記ステアリングホイール上に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の車両の駆動力制御装置。
  7. 前記制御モードとして、通常運転に適した駆動力特性の第1のモードと、パワーを抑制した駆動力特性の第2のモードと、パワーを重視した第3のモードと、の3つのモードが設定され、
    前記モード選択スイッチは、前記第1のモード及び前記第2のモードが対応付けられた第1の操作ボタンと、前記第3のモード及び前記第2のモードが対応付けられた第2の操作ボタンとを有し、
    前記駆動力設定手段は、前記第1のモード以外を選択中に前記第1の操作ボタンが操作された場合には前記第1のモードを新たに選択し、前記第1のモードを選択中に前記第1の操作ボタンが操作された場合には前記第2のモードを新たに選択し、前記第3のモード以外を選択中に前記第2の操作ボタンが操作された場合には前記第3のモードを新たに選択し、前記第3のモードを選択中に前記第2の操作ボタンが操作された場合には前記第2のモードを新たに選択することを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の車両の駆動力制御装置。
  8. 前記駆動力設定手段は、イグニッションスイッチがONされた直後の初期値として前記第2のモードを選択することを特徴とする請求項7記載の車両の駆動力制御装置。
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