JP2013149804A - 半導体装置の製造方法及び半導体装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法及び半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】薄型化された半導体装置を製造する場合において、研削工程中に半導体ウェーハの割れや欠けの発生を防ぐことが可能となり、高品質な半導体装置を高い歩留まりで製造することが可能となる半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】半導体ウェーハWの第1主面側に形成する素子の素子形成深さより深い深さ領域に、結晶構造が破壊された構造を有する改質層を形成する改質層形成工程S30と、改質層が所定の厚さとなるように、第2主面側から半導体ウェーハWを研削する研削工程S40と、第2主面における改質層の表面に電極層を形成する電極層形成工程S50と、半導体ウェーハWを半導体チップとなる領域ごとに分割するダイシング工程S60とをこの順序で含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置の製造方法及び半導体装置に関する。
従来、半導体ウェーハの第1主面側に素子を形成した後に第2主面側から半導体ウェーハを研削することによって、薄型化された半導体装置900を製造する半導体装置の製造方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
図11は、従来の半導体装置の製造方法を説明するために示す図である。図11(a)〜図11(c)は各工程図である。図11中、符号910は半導体層を示す。なお、図11中、素子の図示は省略している。
従来の半導体装置の製造方法は、半導体ウェーハWの第1主面側に素子を形成する素子形成工程(図11(a)参照。)と、半導体ウェーハWの第2主面側から、半導体ウェーハWが所定の厚さとなるように半導体ウェーハWを研削する研削工程(図11(b)参照。)と、第2主面の表面に電極層940を形成する電極層形成工程(図11(c)参照。)と、半導体ウェーハWを半導体チップとなる領域ごとに分割するダイシング工程(図示せず)とをこの順序で含む。
なお、本明細書中、「素子」とは、半導体ウェーハの第1主面側に形成する層、領域又は構造を示す。また、「第1主面」とは、半導体装置のうち素子を形成する側の面をいい、「第2主面」とは、第1主面とは反対側の面をいう。
従来の半導体装置の製造方法によれば、半導体ウェーハWの第1主面側に素子920を形成した後に第2主面側から半導体ウェーハWを研削することによって、薄型化された半導体装置900を製造することが可能となる。その結果、近年の電子機器の小型化及び薄型化に対する要求を満たす半導体装置を製造することが可能となる。
特開2011−222898号公報
しかしながら、従来の半導体装置の製造方法においては、研削工程中に半導体ウェーハWの割れや欠けが生じる場合があり、高品質な半導体装置を高い歩留まりで製造することが困難となるという問題がある。
そこで、本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、薄型化された半導体装置を製造する場合において、研削工程中に半導体ウェーハの割れや欠けの発生を防ぐことが可能となり、高品質な半導体装置を高い歩留まりで製造することが可能となる半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
[1]本発明の半導体装置の製造方法は、半導体ウェーハの第1主面側に形成する素子の素子形成深さより深い深さ領域に、結晶構造が破壊された構造を有する改質層を形成する改質層形成工程と、前記改質層が所定の厚さとなるように、前記第1主面側とは反対側の第2主面側から前記半導体ウェーハを研削する研削工程と、前記第2主面における前記改質層の表面に電極層を形成する電極層形成工程と、前記半導体ウェーハを半導体チップとなる領域ごとに分割するダイシング工程とをこの順序で含むことを特徴とする。
なお、本明細書中、「結晶構造が破壊された」とは、結晶構造が完全に破壊された状態のみならず、結晶構造が一部残った状態も含む。また、「素子形成深さ」とは、半導体ウェーハの第1主面側に形成する又は形成された素子の深さをいう。
[2]本発明の半導体装置の製造方法においては、前記半導体ウェーハは、SiCウェーハであることが好ましい。
[3]本発明の半導体装置の製造方法においては、前記改質層形成工程においては、前記半導体ウェーハの前記第1主面側又は前記第2主面側からレーザ光を照射することによって前記改質層を形成することが好ましい。
[4]本発明の半導体装置の製造方法においては、前記改質層形成工程においては、紫外線レーザ光を照射することによって前記改質層を形成することが好ましい。
[5]本発明の半導体装置の製造方法においては、前記改質層形成工程においては、前記半導体ウェーハの前記第2主面側から不純物をイオン注入することによって前記改質層を形成することが好ましい。
[6]本発明の半導体装置の製造方法においては、前記改質層形成工程の前に、前記半導体ウェーハの前記第1主面側に素子を形成する素子形成工程をさらに含むことが好ましい。
[7]本発明の半導体装置の製造方法においては、前記改質層形成工程と前記研削工程との間に、前記半導体ウェーハの前記第1主面側に素子を形成する素子形成工程をさらに含むことが好ましい。
[8]本発明の半導体装置の製造方法においては、前記改質層形成工程においては、前記素子形成深さより深い深さ領域の一部に前記改質層を形成することが好ましい。
[9]本発明の半導体装置の製造方法においては、前記改質層形成工程においては、前記素子形成深さより深い深さ領域の全部に前記改質層を形成することが好ましい。
[10]本発明の半導体装置は、半導体ウェーハを半導体チップとなる領域ごとに分割して形成されている半導体装置であって、半導体層と、前記半導体層の第1主面側に形成されている素子と、前記半導体層の第2主面側に形成され、結晶構造が破壊された構造を有する改質層と、前記第2主面における前記改質層の表面に形成されている電極層とを備えることを特徴とする。
本発明の半導体装置の製造方法によれば、結晶構造が破壊された構造を有し割れや欠けが周囲に伝播しにくい性質を有する改質層をいったん形成しておき、それに続く研削工程で、当該改質層が所定の厚さになるように第2主面側から半導体ウェーハを研削することとしていることから、研削工程中に半導体ウェーハの割れや欠けの発生を防ぐことが可能となり、ひいては、高品質な半導体装置を高い歩留まりで製造することが可能となる。
また、本発明の半導体装置の製造方法によれば、第2主面における改質層の表面に電極層を形成することから、半導体ウェーハと電極層との間の接触総面積を増大させることが可能となり、半導体ウェーハと電極層との良好なオーミック接続を実現することが可能な半導体装置を製造することが可能となる。
本発明の半導体装置によれば、結晶構造が破壊された構造を有し割れや欠けが周囲に伝播しにくい性質を有する改質層を備えるため、半導体層の割れや欠けのない、高品質な半導体装置とすることが可能となる。
また、本発明の半導体装置によれば、第2主面における改質層の表面に電極層が形成されていることから、半導体層と電極層との間の接触総面積が大きくなり、半導体層と電極層との良好なオーミック接続を実現することが可能な半導体装置とすることが可能となる。
実施形態1に係る半導体装置100を説明するために示す図である。 実施形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するために示すフローチャートである。 実施形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するために示す図である。 実施形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するために示す図である。 実施形態2における改質層形成工程S30を説明するために示す図である。 実施形態3における改質層形成工程S30を説明するために示す図である。 実施形態4における改質層形成工程S30を説明するために示す図である。 実施形態5における改質層形成工程S30を説明するために示す図である。 実施形態6における改質層形成工程S30を説明するために示す図である。 実施形態7に係る半導体装置200を説明するために示す図である。 従来の半導体装置の製造方法を説明するために示す図である。
以下、本発明の半導体装置の製造方法及び半導体装置について、図に示す実施形態に基づいて説明する。
[実施形態1]
1.実施形態1に係る半導体装置100の構成
まず、実施形態1に係る半導体装置100の構成を説明する。
図1は、実施形態1に係る半導体装置100を説明するために示す図である。
実施形態1に係る半導体装置100は、半導体ウェーハWを半導体チップとなる領域ごとに分割して形成されている半導体装置であって、図1に示すように、半導体層110と、半導体層110の第1主面側に形成されている素子120と、半導体層110の第2主面側に形成され、結晶構造が破壊された構造を有する改質層130と、第2主面における改質層130の表面に形成されている電極層140(カソード電極層)と、半導体層110の第1主面側に形成されたバリアメタル層150と、アノード電極層160と、保護絶縁層170とを備えるショットキーバリアダイオードである。半導体ウェーハWとしては、SiCウェーハを用いる。
半導体層110は、n型半導体層112と、n型半導体層112よりも低濃度のn型不純物を含有するn型半導体層114とを有する。
型半導体層114は、n型半導体層112の表面にエピタキシャル法を用いて結晶を成長させることによって形成されたものである。n型半導体層112の厚さは、例えば30μm〜100μmであり、n型半導体層112のn型不純物濃度は、例えば1×1019cm−3〜1×1020cm−3である。n型半導体層114の厚さは、例えば6μm〜70μmであり、n型半導体層114の不純物濃度は、例えば2×1014cm−3〜5×1016cm−3である。
素子120は、p型半導体からなるガードリングであり、半導体層110の第1主面側の所定の領域に形成されている。素子120のp型不純物濃度は、例えば1×1018cm−3〜1×1019cm−3の範囲内にある。素子120の深さは、n型半導体層114の第1主面の表面から0.1μm〜5μmである。
改質層130は、半導体層110の第2主面側に形成され、後述するように第1主面側からレーザ光を照射することにより結晶構造が破壊された構造を有する。改質層130の厚さは、0.1μm〜30μmである。
電極層140は、改質層130の第2主面側に形成されている。電極層140は、電極材料であるニッケルを改質層130の第2主面側の表面に蒸着することにより形成されている。電極層140の厚さは、例えば0.1μm〜5μmである。
バリアメタル層150は、n型半導体層114との間でショットキー接合を形成する金属(例えばニッケル、チタンなど。)からなる。バリアメタル層150の厚さは、例えば2μmである。アノード電極層160は、バリアメタル層150の表面に形成されている。アノード電極層160の厚さは、例えば5μmである。アノード電極層160は、例えばアルミニウムからなる。保護絶縁層170は、バリアメタル層150及びアノード電極層160を取り囲むように形成されている。
2.実施形態1に係る半導体装置の製造方法
次に、実施形態1に係る半導体装置の製造方法を説明する。
図2は、実施形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するために示すフローチャートである。図3及び図4は、実施形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するために示す図である。図3(a)〜図3(d)は各工程図であり、図4(a)〜図4(c)は各工程図である。
実施形態1に係る半導体装置の製造方法は、図2に示すように、「半導体ウェーハ準備工程S10」、「素子形成工程S20」、「改質層形成工程S30」、「研削工程S40」、「電極層形成工程S50」及び「ダイシング工程S60」をこの順序で実施する。
(1)半導体ウェーハ準備工程S10
まず、図3(a)に示すように、n型半導体層112と、n型半導体層112の表面にエピタキシャル法により形成されたn型半導体層114とがこの順序で積層された半導体層110を有する半導体ウェーハWを準備する。
(2)素子形成工程S20
次に、図3(b)及び図3(c)に示すように、半導体ウェーハWの第1主面側に素子120を形成する。具体的には、半導体ウェーハWの第1主面側に、マスクMを形成し、所定の領域を開口した上で、当該開口に向かってイオン注入法やデポジション法などの方法を用いてp型不純物(例えばボロン)を導入してp型不純物導入領域120’を形成する。その後、半導体ウェーハWに熱処理(例えば1000℃)を施してp型不純物を拡散させることにより素子120を形成する。
(3)改質層形成工程S30
次に、図3(d)に示すように、半導体ウェーハWの第1主面側に形成する素子120の素子形成深さより深い深さ領域の一部に、結晶構造が破壊された構造を有する改質層130を形成する。具体的には、半導体ウェーハWの第1主面側からレーザ光照射装置によって照射したレーザ光を微小スポットに集光して結晶構造を破壊することによって改質層130を形成する。改質層形成工程S30においては、レーザ光を2次元的にスキャンする。形成された改質層130の厚さは、0.1μm〜30μmである。照射したレーザ光は、波長が266nm〜355nmである紫外線レーザである。レーザ光のスキャン速度は、例えば10〜100mm/秒である。レーザ光の加工出力は、3W以下で、例えば2.2Wである。
(4)研削工程S40
次に、図4(a)に示すように、改質層130が所定の厚さとなるように、第2主面側から半導体ウェーハWを研削する。具体的には、半導体ウェーハWをグラインダ装置に設置し、半導体ウェーハWの第1主面側をチャックテーブルに真空吸着した後、第2主面側からドライポリッシュ法を用いて半導体ウェーハWを研削する。なお、ドライポリッシュ法に代えて、CMP法やケミカルエッチング法を用いて研削工程S40を実施してもよい。
(5)電極層形成工程S50
次に、図4(b)に示すように、第2主面における改質層130の表面に電極層140を形成する。具体的には、改質層130の表面を洗浄した後、改質層130の表面上に、例えばスパッタリングなどの物理気相成長法(PVD)により、電極層140の材料であるニッケルを堆積させる。次に、真空中において800℃で10分間の熱処理を行うことで改質層130と堆積させたニッケルとをシリサイド化して電極層140を形成する。
次に、図4(c)に示すように、半導体層110の第1主面側に、保護絶縁層170、バリアメタル層150及びアノード電極層160を形成する。
(6)ダイシング工程S60
次に、ダイシングにより、半導体ウェーハWを半導体チップとなる領域ごとに分割して、実施形態1に係る半導体装置100を製造することができる(図4(c)参照。)。
3.実施形態1に係る半導体装置及び半導体装置の製造方法の効果
次に、実施形態1に係る半導体装置及び半導体装置の製造方法の効果を説明する。
実施形態1に係る半導体装置の製造方法によれば、結晶構造が破壊された構造を有し割れや欠けが周囲に伝播しにくい性質を有する改質層130をいったん形成しておき、それに続く研削工程S40で、当該改質層130が所定の厚さになるように第2主面側から半導体ウェーハWを研削することとしていることから、研削工程S40中に半導体ウェーハWの割れや欠けの発生を防ぐことが可能となり、ひいては、高品質な半導体装置を高い歩留まりで製造することが可能となる。
また、実施形態1に係る半導体装置の製造方法によれば、電極層形成工程S50において、第2主面における改質層130の表面に電極層140を形成することから、半導体ウェーハWと電極層140との間の接触総面積を増大させることが可能となり、半導体ウェーハWと電極層140との良好なオーミック接続を実現することが可能な半導体装置100を製造することが可能となる。
また、実施形態1に係る半導体装置の製造方法によれば、改質層形成工程S30において、結晶構造が破壊された構造を有する改質層130を形成するため、半導体ウェーハWとしてSiCウェーハを用いた場合であっても、電極層形成工程S50中に改質層130と電極層140とを低い温度でシリサイド化することが可能となり、良好なオーミック接続を容易に実現することが可能となる。
また、実施形態1に係る半導体装置の製造方法によれば、SiCウェーハのように硬く割れや欠けが発生しやすい半導体ウェーハを用いた場合であっても、上記した性質を有する半導体装置を製造することが可能となる。
また、実施形態1に係る半導体装置の製造方法によれば、改質層130を形成する深さ位置において微小スポットを形成するため、素子形成領域に悪影響をあたえることなく半導体ウェーハWの結晶構造を破壊することができる。
また、実施形態1に係る半導体装置の製造方法によれば、出力3W以下のレーザ光を照射するため、半導体層110そのものを蒸発させることとなく、改質層130を形成することが可能となる。
また、実施形態1に係る半導体装置の製造方法によれば、改質層130が0.1μm以上の厚さとなるように半導体ウェーハWを研削するため、研削工程S40中に半導体ウェーハWの割れや欠けの発生を防ぐことが可能となり、ひいては、高品質な半導体装置を高い歩留まりで製造することが可能となる。また、改質層130が30μm以下の厚さとなるように半導体ウェーハWを研削するため半導体装置の薄型化を妨げることもない。
実施形態1に係る半導体装置100によれば、結晶構造が破壊された構造を有し割れや欠けが周囲に伝播しにくい性質を有する改質層130を備えるため、半導体層110の割れや欠けのない、高品質な半導体装置とすることが可能となる。
また、本発明の半導体装置100によれば、第2主面における改質層130の表面に電極層140が形成されていることから、半導体層110と電極層140との間の接触総面積が大きくなり、半導体層110と電極層140との良好なオーミック接続を実現することが可能な半導体装置とすることが可能となる。
[実施形態2]
図5は、実施形態2における改質層形成工程S30を説明するために示す図である。
実施形態2に係る半導体装置の製造方法は、基本的には実施形態1に係る半導体装置の製造方法と同様の工程を含むが、素子形成深さより深い深さ領域の全部に改質層を形成する点が実施形態1に係る半導体装置の製造方法の場合とは異なる。すなわち、実施形態2における改質層形成工程S30においては、図5に示すように、素子形成深さ(素子120が形成された深さ)より深い深さ領域の全部に改質層130を形成する。
実施形態2における改質層形成工程S30においては、素子形成深さより深い深さ領域を2段階の深さに分けてそれぞれスキャンすることによって、素子形成深さより深い深さ領域の全部に改質層130を形成する。なお、レーザ光をデフォーカスすることによって、素子形成深さより深い深さ領域の全部に改質層130を形成してもよい。
このように、実施形態2に係る半導体装置の製造方法は、素子形成深さより深い深さ領域の全部に改質層を形成する点が実施形態1に係る半導体装置の製造方法の場合とは異なるが、実施形態1に係る半導体装置の製造方法の場合と同様に、結晶構造が破壊された構造を有し割れや欠けが周囲に伝播しにくい性質を有する改質層130をいったん形成しておき、それに続く研削工程S40で、当該改質層130が所定の厚さになるように第2主面側から半導体ウェーハWを研削することとしていることから、研削工程S40中に半導体ウェーハWの割れや欠けの発生を防ぐことが可能となり、ひいては、高品質な半導体装置を高い歩留まりで製造することが可能となる。
また、実施形態2に係る半導体装置の製造方法によれば、実施形態1に係る半導体装置の製造方法の場合と同様に、第2主面における改質層130の表面に電極層140を形成することから、半導体ウェーハWと電極層140との間の接触総面積を増大させることが可能となり、半導体ウェーハWと電極層140との良好なオーミック接続を実現することが可能な半導体装置を製造することが可能となる。
また、実施形態2に係る半導体装置の製造方法によれば、素子形成深さより深い深さ領域の全部に改質層130を形成するため、素子形成深さより深い深さ領域の一部に改質層130を形成した場合と比較して、研削工程S40実施中の研削効率を高めることが可能となる。その一方で改質層130は、割れや欠けが周囲に伝播しにくい性質を有すため、半導体ウェーハWの割れや欠けの発生を防ぐことが可能となり、ひいては、高品質な半導体装置を高い歩留まりで製造することが可能となる。
なお、実施形態2に係る半導体装置の製造方法は、素子形成深さより深い深さ領域の全部に改質層を形成する点以外の点においては実施形態1に係る半導体装置の製造方法と同様の工程を有するため、実施形態1に係る半導体装置の製造方法が有する効果のうち該当する効果を有する。
[実施形態3]
図6は、実施形態3における改質層形成工程S30を説明するために示す図である。
実施形態3に係る半導体装置の製造方法は、基本的には実施形態1に係る半導体装置の製造方法と同様の工程を含むが、半導体ウェーハWの第2主面側からレーザ光を照射することによって改質層130を形成する点が実施形態1に係る半導体装置の製造方法の場合とは異なる。すなわち、実施形態3おける改質層形成工程S30においては、図6に示すように、半導体ウェーハWの第2主面側からレーザ光を照射することによって改質層130を形成する。
このように、実施形態3に係る半導体装置の製造方法は、半導体ウェーハWの第2主面側からレーザ光を照射することによって改質層130を形成する点が実施形態1に係る半導体装置の製造方法の場合とは異なるが、実施形態1に係る半導体装置の製造方法の場合と同様に、結晶構造が破壊された構造を有し割れや欠けが周囲に伝播しにくい性質を有する改質層130をいったん形成しておき、それに続く研削工程S40で、当該改質層130が所定の厚さになるように第2主面側から半導体ウェーハWを研削することとしていることから、研削工程S40中に半導体ウェーハWの割れや欠けの発生を防ぐことが可能となり、ひいては、高品質な半導体装置を高い歩留まりで製造することが可能となる。
また、実施形態3に係る半導体装置の製造方法によれば、実施形態1に係る半導体装置の製造方法の場合と同様に、第2主面における改質層130の表面に電極層140を形成することから、半導体層110と電極層140との間の接触総面積を増大させることが可能となり、半導体層110と電極層140との良好なオーミック接続を実現することが可能な半導体装置を製造することが可能となる。
また、実施形態3に係る半導体装置の製造方法によれば、半導体ウェーハWの第2主面側からレーザ光を照射することによって改質層130を形成するため、第1主面側に形成された素子120にレーザ光が与える影響を低減することが可能となる。
なお、実施形態3に係る半導体装置の製造方法は、半導体ウェーハWの第2主面側からレーザ光を照射することによって改質層130を形成する点以外の点においては実施形態1に係る半導体装置の製造方法と同様の工程を有するため、実施形態1に係る半導体装置の製造方法が有する効果のうち該当する効果を有する。
[実施形態4]
図7は、実施形態4における改質層形成工程S30を説明するために示す図である。
実施形態4に係る半導体装置の製造方法は、基本的には実施形態3に係る半導体装置の製造方法と同様の工程を含むが、素子形成深さより深い深さ領域の全部に改質層130を形成する点が実施形態1に係る半導体装置の製造方法の場合とは異なる。すなわち、実施形態4における改質層形成工程S30においては、図7に示すように、素子形成深さ(素子120が形成された深さ)より深い深さ領域の全部に改質層130を形成する。
実施形態4における改質層形成工程S30においては、素子形成深さより深い深さ領域を2段階の深さに分けてそれぞれスキャンすることによって、素子形成深さより深い深さ領域の全部に改質層130を形成する。なお、レーザ光をデフォーカスすることによって、素子形成深さより深い深さ領域の全部に改質層130を形成してもよい。
このように、実施形態4に係る半導体装置の製造方法は、素子形成深さより深い深さ領域の全部に改質層130を形成する点が実施形態3に係る半導体装置の製造方法の場合とは異なるが、実施形態3に係る半導体装置の製造方法の場合と同様に、結晶構造が破壊された構造を有し割れや欠けが周囲に伝播しにくい性質を有する改質層130をいったん形成しておき、それに続く研削工程S40で、当該改質層130が所定の厚さになるように第2主面側から半導体ウェーハWを研削することとしていることから、研削工程S40中に半導体ウェーハWの割れや欠けの発生を防ぐことが可能となり、ひいては、高品質な半導体装置を高い歩留まりで製造することが可能となる。
また、実施形態4に係る半導体装置の製造方法によれば、実施形態3に係る半導体装置の製造方法の場合と同様に、第2主面における改質層130の表面に電極層140を形成することから、半導体層110と電極層140との間の接触総面積を増大させることが可能となり、半導体層110と電極層140との良好なオーミック接続を実現することが可能な半導体装置を製造することが可能となる。
また、実施形態4に係る半導体装置の製造方法によれば、素子形成深さより深い深さ領域の全部に改質層130を形成するため、素子形成深さより深い深さ領域の一部に改質層130を形成した場合と比較して、研削工程S40実施中の研削効率を高めることが可能となる。その一方で改質層130は、割れや欠けが周囲に伝播しにくい性質を有すため、半導体ウェーハWの割れや欠けの発生を防ぐことが可能となり、ひいては、高品質な半導体装置を高い歩留まりで製造することが可能となる。
なお、実施形態4に係る半導体装置の製造方法は、素子形成深さより深い深さ領域の全部に改質層130を形成する点以外の点においては実施形態3に係る半導体装置の製造方法と同様の工程を有するため、実施形態3に係る半導体装置の製造方法が有する効果のうち該当する効果を有する。
[実施形態5]
図8は、実施形態5における改質層形成工程S30を説明するために示す図である。
実施形態5に係る半導体装置の製造方法は、基本的には実施形態1に係る半導体装置の製造方法と同様の工程を含むが、改質層形成工程の内容が実施形態1に係る半導体装置の製造方法の場合とは異なる。すなわち、実施形態5における改質層形成工程S30においては、図8に示すように、半導体ウェーハWの第2主面側から不純物をイオン注入することによって改質層130を形成する。
改質層形成工程S30においては、700keV以下の加速電圧で不純物をイオン注入することによって改質層130を形成する。不純物としては、ニッケル、アルゴン、窒素等を用いることができる。また、加速電圧を適切に調整することで所望の深さに改質層130を形成することが可能となる。
このように、実施形態5に係る半導体装置の製造方法は、改質層形成工程の内容が実施形態1に係る半導体装置の製造方法の場合とは異なるが、実施形態1に係る半導体装置の製造方法の場合と同様に、結晶構造が破壊された構造を有し割れや欠けが周囲に伝播しにくい性質を有する改質層130をいったん形成しておき、それに続く研削工程S40で、当該改質層130が所定の厚さになるように第2主面側から半導体ウェーハWを研削することとしていることから、研削工程S40中に半導体ウェーハWの割れや欠けの発生を防ぐことが可能となり、ひいては、高品質な半導体装置を高い歩留まりで製造することが可能となる。
また、実施形態5に係る半導体装置の製造方法によれば、実施形態1に係る半導体装置の製造方法の場合と同様に、第2主面における改質層130の表面に電極層140を形成することから、半導体層110と電極層140との間の接触総面積を増大させることが可能となり、半導体層110と電極層140との良好なオーミック接続を実現することが可能な半導体装置を製造することが可能となる。
なお、実施形態5に係る半導体装置の製造方法は、改質層形成工程の内容が異なる点以外の点においては実施形態1に係る半導体装置の製造方法と同様の工程を有するため、実施形態1に係る半導体装置の製造方法が有する効果のうち該当する効果を有する。
[実施形態6]
図9は、実施形態6における改質層形成工程S30を説明するために示す図である。
実施形態6に係る半導体装置の製造方法は、基本的には実施形態5に係る半導体装置の製造方法と同様の工程を含むが、素子形成深さより深い深さ領域の全部に改質層130を形成する点が実施形態5に係る半導体装置の製造方法の場合とは異なる。すなわち、実施形態6における改質層形成工程S30においては、図9に示すように、素子形成深さ(素子120が形成された深さ)より深い深さ領域の全部に改質層130を形成する。
実施形態6に係る半導体装置の製造方法においては、素子形成深さより深い深さ領域を複数の深さ領域に分けるとともに、これら複数の深さ領域ごとに加速電圧を設定してイオン注入することにより、素子形成深さより深い深さ領域の全部に改質層130を形成する。
このように、実施形態6に係る半導体装置の製造方法は、素子形成深さより深い深さ領域の全部に改質層130を形成する点が実施形態5に係る半導体装置の製造方法の場合とは異なるが、実施形態5に係る半導体装置の製造方法の場合と同様に、結晶構造が破壊された構造を有し割れや欠けが周囲に伝播しにくい性質を有する改質層130をいったん形成しておき、それに続く研削工程S40で、当該改質層130が所定の厚さになるように第2主面側から半導体ウェーハWを研削することとしていることから、研削工程S40中に半導体ウェーハWの割れや欠けの発生を防ぐことが可能となり、ひいては、高品質な半導体装置を高い歩留まりで製造することが可能となる。
また、実施形態6に係る半導体装置の製造方法によれば、実施形態5に係る半導体装置の製造方法の場合と同様に、第2主面における改質層130の表面に電極層140を形成することから、半導体層110と電極層140との間の接触総面積を増大させることが可能となり、半導体層110と電極層140との良好なオーミック接続を実現することが可能な半導体装置を製造することが可能となる。
また、実施形態6に係る半導体装置の製造方法によれば、素子形成深さより深い深さ領域の全部に改質層130を形成するため、素子形成深さより深い深さ領域の一部に改質層130を形成した場合と比較して、研削工程S40実施中の研削効率を高めることが可能となる。その一方で改質層130は、割れや欠けが周囲に伝播しにくい性質を有すため、半導体ウェーハWの割れや欠けの発生を防ぐことが可能となり、ひいては、高品質な半導体装置を高い歩留まりで製造することが可能となる。
なお、実施形態6に係る半導体装置の製造方法は、素子形成深さより深い深さ領域の全部に改質層130を形成する点以外の点においては実施形態5に係る半導体装置の製造方法と同様の工程を有するため、実施形態5に係る半導体装置の製造方法が有する効果のうち該当する効果を有する。
[実施形態7]
図10は、実施形態7における半導体装置200を説明するために示す図である。
実施形態7に係る半導体装置は、基本的には実施形態1に係る半導体装置100と同様の構成を有するが、パワーMOSFETである点が実施形態1に係る半導体装置の場合とは異なる。すなわち、実施形態7に係る半導体装置200は、図10に示すように、n型半導体層212及びn型半導体層214を有する半導体層210と、ボディ領域222及びソース領域224を有する素子220と、改質層230と、電極層240(ドレイン電極層)と、ソース電極層250と、ゲート電極層260と、層間絶縁膜262と、ゲート絶縁膜264とを備えるパワーMOSFET(プレーナーゲート型のパワーMOSFET)である。
このように、実施形態7に係る半導体装置は、パワーMOSFETである点が実施形態1に係る半導体装置の製造方法の場合とは異なるが、実施形態1に係る半導体装置の場合と同様に、結晶構造が破壊された構造を有し割れや欠けが周囲に伝播しにくい性質を有する改質層130を備えるため、半導体層110の割れや欠けのない、高品質な半導体装置とすることが可能となる。
また、実施形態7に係る半導体装置によれば、実施形態1に係る半導体装置の場合と同様に、第2主面における改質層230の表面に電極層240が形成されていることから、半導体層210と電極層240との間の接触総面積が大きくなり、半導体層210と電極層240との良好なオーミック接続を実現することが可能な半導体装置とすることが可能となる。
なお、実施形態7に係る半導体装置は、パワーMOSFETである点以外の点においては実施形態1に係る半導体装置と同様の構成を有するため、実施形態1に係る半導体装置が有する効果のうち該当する効果を有する。
以上、本発明を上記の実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。その趣旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
(1)上記実施形態1〜6においては、改質層形成工程S30の前に素子形成工程S20を実施しているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、改質層形成工程S30と研削工程S40との間に素子形成工程S20を実施してもよい。
(2)上記実施形態1〜6においては、素子形成深さより深い深さ領域の一部又は全部に改質層130を形成したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、半導体ウェーハWの中心部においては素子形成深さより深い深さ領域の全部に改質層130を形成してもよいし、半導体ウェーハWの周辺部においては素子形成深さより深い深さ領域の一部に改質層130を形成してもよい。
(3)上記実施形態1〜6においてはダイオードを、上記実施形態7においてはパワーMOSFETを例にとって本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、IGBTやサイリスターにも本発明を適用可能である。
(4)上記各実施形態においては、n型半導体層112と、n型半導体層112上にエピタキシャル法によって形成されたn型半導体層114とを有する半導体層110を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。n型半導体層と、n型半導体層にイオン拡散法によって形成されたn型半導体層とを有する半導体層を有する半導体ウェーハを用いてもよい。
(5)上記実施形態1〜4においては、紫外線レーザを用いて改質層130を形成したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、可視光レーザ(例えば、グリーンレーザ)を用いて改質層130を形成してもよい。
(6)上記各実施形態においては、半導体ウェーハとして、SiCウェーハを用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば半導体ウェーハとして、Siウェーハ、GaPウェーハ、GaAsウェーハ、InPウェーハ等を用いてもよい。
100,200,900…半導体装置、110,210…半導体層、112,222…n型半導体層、224,114…n型半導体層、120,220…素子、222…ボディ領域、224…ソース領域、130,230…改質層、140,240…電極層、150…アノード電極、160…バリアメタル層、170…絶縁保護膜、250…ソース電極層、260…ゲート絶縁膜、262…層間絶縁膜、264…ゲート絶縁膜

Claims (10)

  1. 半導体ウェーハの第1主面側に形成する素子の素子形成深さより深い深さ領域に、結晶構造が破壊された構造を有する改質層を形成する改質層形成工程と、
    前記改質層が所定の厚さとなるように、前記第1主面側とは反対側の第2主面側から前記半導体ウェーハを研削する研削工程と、
    前記第2主面における前記改質層の表面に電極層を形成する電極層形成工程と、
    前記半導体ウェーハを半導体チップとなる領域ごとに分割するダイシング工程とをこの順序で含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記半導体ウェーハは、SiCウェーハであることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記改質層形成工程においては、前記半導体ウェーハの前記第1主面側又は前記第2主面側からレーザ光を照射することによって前記改質層を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 請求項3に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記改質層形成工程においては、紫外線レーザ光を照射することによって前記改質層を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記改質層形成工程においては、前記半導体ウェーハの前記第2主面側から不純物をイオン注入することによって前記改質層を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
    前記改質層形成工程の前に、前記半導体ウェーハの第1主面側に素子を形成する素子形成工程をさらに含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 請求項1〜5のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
    前記改質層形成工程と前記研削工程との間に、前記半導体ウェーハの第1主面側に素子を形成する素子形成工程をさらに含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
    前記改質層形成工程においては、前記素子形成深さより深い深さ領域の一部に前記改質層を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 請求項1〜7のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
    前記改質層形成工程においては、前記素子形成深さより深い深さ領域の全部に前記改質層を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 半導体ウェーハを半導体チップとなる領域ごとに分割して形成されている半導体装置であって、
    半導体層と、
    前記半導体層の第1主面側に形成されている素子と、
    前記半導体層の第2主面側に形成され、結晶構造が破壊された構造を有する改質層と、
    前記第2主面における前記改質層の表面に形成されている電極層とを備えることを特徴とする半導体装置。
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