JP2013148016A - アキシャルギャップ型発電体 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステータコアの位置決め精度を向上したアキシャルギャップ型発電体を提供する。
【解決手段】エンジン1のクランクケース20に対して固定された発電体ケースと、発電体ケースの内部に収容され、エンジンのクランクシャフト10に対して固定されたロータヨーク150と、発電体ケースの内面に固定されるとともに、ロータヨークを回転軸方向に挟んで配置された第1のステータコア130及び第2のステータコア140とを備えるアキシャルギャップ型発電体100を、発電体ケースは、第1のステータコアが固定される第1部材110と、第2のステータコアが固定される第2部材120とを、直接結合する構成とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンに取り付けられるアキシャルギャップ型発電体に関し、特に、ステータコアの位置決め精度を向上したものに関する。
例えば産業用の汎用エンジン等において、エンジン本体から突出したクランクシャフトの一方の端部に発電体を接続することが知られている。
例えば、特許文献1には、自動二輪車のエンジンのクランクシャフト端部に固定されるフライホイールに発電用の磁石を設けるとともに、これらの磁石と径方向に対向する箇所に、エンジンに対して固定された発電用のコイルを設けることが記載されている。
また、近年では発電体をコンパクトに構成するため、発電用コイルが設けられエンジンに対して固定されたステータコアと、発電用磁石が設けられクランクシャフトとともに回転するロータヨークとを、クランクシャフトの中心軸方向に対向させて配置したアキシャルギャップ型の発電体を用いることが提案されている。
例えば、特許文献2には、クランクシャフトから外径側に突き出して配置され、軸方向に間隔をおいて配置された一対のロータヨークの間隔に、エンジンに固定されたステータコアを配置したアキシャルギャップ型の発電体が記載されている。
また、特許文献3には、このようなアキシャルギャップ型発電体において、ステータコアのエンジンに対する位置決め精度を向上するため、ステータと一体に形成された突出部をエンジン側の支持部材に直接結合することが記載されている。
特開平10− 4650号公報 特開2009−216014号公報 特開2010−038006号公報
上述したようなアキシャルギャップ型発電体においては、ステータコアとロータヨークとの軸方向ギャップが発電体の効率を左右することから、ギャップを精度よく設定することが重要である。
しかし、ロータヨークを挟んで対向する1対のステータコアが、相互に複数の部品を介在させて固定される場合、各部品の製造上、不可避的に設けられる寸法公差の累積により、ステータコアの間隔のばらつきが大きくなってしまう問題がある。
本発明の課題は、ステータコアの位置決め精度を向上したアキシャルギャップ型発電体を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、上述した課題を解決する。
請求項1に係る発明は、エンジンのクランクケースに対して固定された発電体ケースと、前記発電体ケースの内部に収容され、前記エンジンのクランクシャフトに対して固定されたロータヨークと、前記発電体ケースの内面に固定されるとともに、前記ロータヨークを回転軸方向に挟んで配置された第1のステータコア及び第2のステータコアとを備えるアキシャルギャップ型発電体であって、前記発電体ケースは、前記第1のステータコアが固定される第1部材と、前記第2のステータコアが固定される第2部材とを、直接結合して構成されることを特徴とするアキシャルギャップ型発電体である。
これによれば、寸法公差によって第1、第2のステータコアの間隔に影響を及ぼす部材は、発電体ケースの第1部材、第2部材のみとなり、他の部品の寸法公差が累積されることがないため、ステータコアの位置決め精度を向上することができる。
請求項2に係る発明は、前記発電体ケースの前記第1部材及び第2部材を、アルミニウム系合金によって形成したことを特徴とする請求項1に記載のアキシャルギャップ型発電体である。
これによれば、熱伝導率が比較的高いアルミニウム系合金を用いることによって、発電体内部から外部への放熱を促進することができ、内部温度の上昇を抑制して発電効率の低下を防止できる。
請求項3に係る発明は、前記第1部材及び前記第2部材の外表面部に冷却フィンを形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアキシャルギャップ型発電体である。
これによれば、部品点数を増加することなく発電体内部の冷却を促進することができる。
請求項4に係る発明は、前記第1部材と前記第2部材との接合部に、前記第1部材と前記第2部材との前記クランクシャフトの回転軸と直交する面内での相対位置決めを行なう係合手段を設けたこと
を特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のアキシャルギャップ型発電体である。
このような係合手段として、例えば、第1部材と第2部材との接合箇所をインロウ構成としたり、一方に凸部、他方に凹部をそれぞれ形成して、凸部を凹部に挿入するようにしてもよい。
これによれば、第1部材と第2部材とを精度良く結合し、第1、第2のステータコアの位置決め精度をより向上することができる。
以上説明したように、本発明によれば、ステータコアの位置決め精度を向上したアキシャルギャップ型発電体を提供することができる。
本発明を適用したアキシャルギャップ型発電体の実施例を備えたエンジンの断面図である。 図1のエンジン及びアキシャルギャップ型発電体の分解斜視図である。 図1のアキシャルギャップ型発電体の発電体ケースの外観斜視図である。
本発明は、ステータコアの位置決め精度を向上したアキシャルギャップ型発電体を提供する課題を、発電体ケースを、それぞれアルミダイキャストによって一体成型したフロントケース及びリアケースからなる2分割構成とし、各ケースの内面にステータコアを取り付けることによって解決した。
以下、本発明を適用したアキシャルギャップ型発電体の実施例について説明する。
実施例のアキシャルギャップ型発電体は、例えば、産業用の汎用エンジンのクランクシャフトの一方の端部に取り付けられて駆動されるものである。
図1は、実施例のアキシャルギャップ型発電体を備えたエンジンの断面図である。
図2は、図1のエンジン及びアキシャルギャップ型発電体の分解斜視図である。
エンジン1は、例えば単気筒の4ストロークOHCガソリンエンジンである。
エンジン1は、クランクシャフト10、クランクケース20等を備えて構成されている。
クランクシャフト10は、エンジン1の出力軸であって、クランクケース20に設けられた軸受部によって回転可能に支持されている。
クランクシャフト10は、中間部にクランクピン11、クランクアーム12、クランクウェイト13等が設けられ、その両側で軸受部に支持されている。
また、クランクシャフト10は、クランクケース20の両側にそれぞれ突き出した出力軸部14,15を有する。
出力軸部14は、後述するアキシャルギャップ型発電体100が取り付けられ、これを駆動するものである。
出力軸部14の先端部の端面14aは、軸方向と直交する方向に延在する平面状に形成されている。
また、端面14aから軸方向に沿って、アキシャルギャップ型発電体100のロータヨーク150を固定するアダプタ160、及び、フライホイール210が共締めにより締結されるネジ穴14bが形成されている。
出力軸部15は、図示しない被駆動対象となる機器が接続される部分である。
クランクケース20は、クランクシャフト10の中間部を収容しかつこれを回転可能に支持する容器状の部材である。
クランクケース20には、エンジン1のシリンダ部が一体に形成され、このシリンダ部には、吸排気ポート、動弁及びその駆動系、点火プラグ等が設けられたシリンダヘッド30(図2参照)等が取り付けられる。
また、図1に示すように、クランクケース20内の下部には、エンジン1の潤滑用のオイルOが貯留されている。
エンジン1には、アキシャルギャップ型発電体100が取り付けられている。
アキシャルギャップ型発電体100は、フロントケース110、リアケース120、フロントステータコア130、リアステータコア140、ロータヨーク150、アダプタ160等を有して構成されている。
フロントケース110及びリアケース120は、軸方向に二分された2つ割のケースとして構成され、アキシャルギャップ型発電体100の構成部材が収容される筐体(発電体ケース)となるものである。
図3は、フロントケースをクランクケース側から見た外観斜視図である。
フロントケース110は、円盤部111、周壁部112、冷却フィン113、取付部114等を、例えばアルミニウム系合金のダイキャストによって一体に形成したものである。
円盤部111は、クランクシャフト10の中心軸に対して直交する平面に沿って配置された平板状かつ円盤状の部分である。
円盤部111の中央部には、クランクシャフト10が挿入される開口111aが形成されている。
また、円盤部111には、フロントステータコア130の締結に用いられるビス穴111bが、周方向に分散して形成されている。
周壁部112は、円盤部111の外周縁部から、クランクシャフト10の軸方向に沿って、クランクケース20から反対側へ延びた面部である。
冷却フィン113は、周壁部112の外周面から、径方向に突き出して形成されている。
冷却フィン113は、後述するブロワファン部211が生成する冷却風の流れ方向に沿って延在するヒレ状に形成され、フロントケース110の周方向に分散して複数形成されている。
冷却風は、これらの冷却フィン113の間隔を通ってシリンダヘッド30側へ流れるようになっている。
取付部114は、フロントケース110をクランクケース20に固定する基部となる発電体ケース支持部である。
図3に示すように、取付部114は、フロントケース110の円盤部111の外周縁部から外径側に突き出して形成され、円盤部111の周方向に分散して、例えば4箇所が設けられている。
各取付部114は、フロントステータコア130及びリアステータコア140の外周縁部に対して外径側に配置されている。
取付部114は、フロントケース110をクランクケース20に締結するボルトが挿入されるボルト穴114aが形成されている。
また、取付部114がクランクケース20と当接する当接面部114bは、円盤部111に対してクランクケース20側に段状に突き出して配置されている。
このため、フロントケース110をクランクケース20に締結した際に、円盤部111とクランクケース20との間には間隔が設けられるようになっている。
また、取付部114とクランクケース20との結合箇所は、クランクケース20をクランクシャフト10の軸方向から見たときに、高温のオイルOが貯留される範囲から外して配置されている。
リアケース120は、フロントケース110に対してクランクケース20側とは反対側に設けられている。
リアケース120は、円盤部121、周壁部122、冷却フィン123等を、例えばアルミニウム系合金のダイキャストによって一体に形成したものである。
円盤部121は、クランクシャフト10の中心軸に対して直交する平面に沿って配置された平板状かつ円盤状の部分である。
円盤部121の中央部には、アダプタ160が挿入される開口が形成されている。この開口は、フロントケース110の開口111aと実質的に同様に形成されている。
また、円盤部121には、リアステータコア140の締結に用いられるビス穴が、周方向に分散して形成されている。このビス穴は、フロントケース110のビス穴111bと実質的に同様に形成されている。
周壁部122は、円盤部121の外周縁部から、クランクシャフト10の軸方向に沿って、クランクケース20側(フロントケース110側)へ延びた面部である。
フロントケース110の周壁部112と、リアケース120の周壁部122とは、その先端縁部どうしを付き合わせた状態で接合され、ボルト等によって締結される。
このとき、フロントケース110及びリアケース120の相対位置合わせ精度を向上するため、周壁部112の先端部は、フロントケース110の内径側の部分がリアケース120側に段状に突き出して形成されるとともに、周壁部122の先端部には、この突出部が嵌め込まれる段状の凹部が形成されている。
フロントケース110とリアケース120とは、周壁部112の突出部と、周壁部122の凹部とを嵌合させることによって、いわゆるインロウ構成によって位置決めされている。
冷却フィン123は、周壁部122の外周縁部から、径方向に突き出して形成されている。
冷却フィン123は、上述したフロントケース110の冷却フィン113と実質的に同様に形成されている。
また、アキシャルギャップ型発電体100外周の周方向における位置が重なって配置された冷却フィン113と冷却フィン123とは、実質的に連続した面部を構成するように形成されている。
フロントステータコア130、リアステータコア140は、例えば、鉄心の周囲に巻線を巻き回して構成した発電用コイルを備えている。
フロントステータコア130は、フロントケース110の円盤部111のリアケース120側の面部に取り付けられている。
リアステータコア140は、リアケース120の円盤部121のフロントケース110側の面部に取り付けられている。
フロントステータコア130、リアステータコア140は、周方向において複数のピースに分割して形成され、各ピースはビスによって各円盤部111,121に締結される。
フロントステータコア130、リアステータコア140は、相互にクランクシャフト10の軸方向に対向して配置されている。
ロータヨーク150は、中央部に開口を有する円盤状の部材の両面に、発電用の永久磁石151を取り付けて構成されている。
ロータヨーク150は、フロントステータコア130、リアステータコア140の中間に、各ステータコアとの間に所定のギャップを隔てて配置される。
ロータヨーク150は、以下説明するアダプタ160を介してクランクシャフト10に固定され、エンジン1の運転時に、各ステータコア130,140に対して相対回転する。
アダプタ160は、クランクシャフト10の出力軸部14に固定されるとともに、ロータヨーク150が固定される部材である。
アダプタ160は、円盤部161、筒状部162、シム挟持部163、フライホイール取付部164を一体に形成したものである。
円盤部161は、外径側の部分にロータヨーク150の内径側の部分が締結される平板状かつ円盤状の部分である。
円盤部161は、クランクシャフト10の軸方向における位置が、出力軸部14の先端部付近に設けられ、リアケース120の内部に配置されている。
ロータヨーク150は、円盤部161のクランクケース20側の面部に取り付けられている。
筒状部162は、円盤部161のクランクケース20側の面部から突き出して形成された円筒状の部分であって、クランクシャフト10の出力軸部14が挿入される部分である。
シム挟持部163は、筒状部162の底面を形成する面部であって、クランクシャフト10の回転軸方向と直交する方向の平面状に形成されている。
このシム挟持部163と、クランクシャフト10の出力軸部14の端面14aとの間には、ロータヨーク150の軸方向位置を調節するための円盤状のシムSが挟持されている。
このシムSは、ロータヨーク150が、フロントステータコア130及びリアステータコア140とそれぞれ適切なギャップを有して配置されるよう、厚さが設定されている。
シムSの厚さ選択は、例えば、出力軸部14の端面14aと、クランクケース20あるいはこれに固定された部材に予め設定された計測対象部位との間の、クランクシャフト10の軸方向における距離を測定し、予め準備された距離−シム厚さの相関データから、測定された距離に対応する厚さのシムを選択することによって行なう。
フライホイール取付部164は、円盤部161からクランクケース20側とは反対側に突き出して形成されたテーパ軸状の部分である。
フライホイール取付部164には、エンジン1のフライホイール210が取り付けられる。
フライホイール210は、図1に示すように、アダプタ160とともに、クランクシャフト10に対して、ハイテンションのボルトBによって共締めされ固定されている。
このように、フライホイール取付部164をテーパ軸状に構成することによって、結合強度を確保することが容易となる。
また、フライホイール210には、回転時に冷却風を発生するブロワファン部211が一体に形成されている。
フライホイール210のクランクケース20側、及び、クランクケース20の反対側には、それぞれブロワハウジングベース220、ブロワハウジング230が設けられている。
このブロワハウジングベース220及びブロワハウジング230は、リアケース120に固定されるとともに、ブロワファン部211を含むフライホイール210を取り囲んで配置され、冷却風が冷却フィン113,123を経由してシリンダ及びシリンダヘッド30へ至る空気流路を形成するものである。
以上説明した本実施例によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)フロントステータコア130、リアステータコア140がそれぞれ取り付けられるフロントケース110、リアケース120を、周壁部111,121の端面が直接結合される構成としたことによって、寸法公差によって各ステータコア130,140の間隔に影響を及ぼす部材は、フロントケース110、リアケース120のみとなり、他の部品の寸法公差が累積されることがないため、各ステータコア130,140の位置決め精度を向上することができる。
(2)フロントケース110、リアケース120の材質として、熱伝導率が比較的高いアルミニウム系合金を用いることによって、アキシャルギャップ型発電体100内部から外部への放熱を促進することができ、内部温度の上昇を抑制して発電効率の低下を防止できる。
(3)フロントケース110、リアケース120に冷却フィン113,123を形成したことによって、部品点数を増加することなくアキシャルギャップ型発電体100内部の冷却を促進することができる。
(4)フロントケース110、リアケース120をインロウ構成によって位置決めすることによって、径方向の位置精度の確保が容易となり、例えば点火時期検出用のパルサーコイル取付の際にも効果を発揮する。
(変形例)
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
エンジン及びアキシャルギャップ型発電体を構成する各部材の形状、構造、材質、製法、配置等は、上述した実施例の構成に限らず、適宜変更することが可能である。
例えば、実施例ではフロントケース及びリアケースがそれぞれ周壁部を有する構成としたが、一方にのみ周壁部を形成し、他方は実質的に平板状としてもよい。
また、実施例では、フロントケース及びリアケースの位置決めをインロウ構成によって行なっているが、これに限らず、例えばボス突起及びボス穴等の他の位置決め手段を用いてもよい。
1 エンジン 10 クランクシャフト
11 クランクピン 12 クランクアーム
13 クランクウェイト 14 出力軸部
14a 端面 14b ネジ穴
15 出力軸部 20 クランクケース
30 シリンダヘッド O オイル
100 アキシャルギャップ型発電体 110 フロントケース
111 円盤部 111a 開口
111b ビス穴 112 周壁部
113 冷却フィン 114 取付部
114a ボルト穴 114b 当接面部
120 リアケース 121 円盤部
122 周壁部 123 冷却フィン
130 フロントステータコア 140 リアステータコア
150 ロータヨーク 151 永久磁石
160 アダプタ 161 円盤部
162 筒状部 163 シム挟持部
164 フライホイール取付部
S シム B ボルト
210 フライホイール 211 ブロワファン部
220 ブロワハウジングベース 230 ブロワハウジング

Claims (4)

  1. エンジンのクランクケースに対して固定された発電体ケースと、
    前記発電体ケースの内部に収容され、前記エンジンのクランクシャフトに対して固定されたロータヨークと、
    前記発電体ケースの内面に固定されるとともに、前記ロータヨークを回転軸方向に挟んで配置された第1のステータコア及び第2のステータコアと
    を備えるアキシャルギャップ型発電体であって、
    前記発電体ケースは、前記第1のステータコアが固定される第1部材と、前記第2のステータコアが固定される第2部材とを、直接結合して構成されること
    を特徴とするアキシャルギャップ型発電体。
  2. 前記発電体ケースの前記第1部材及び第2部材を、アルミニウム系合金によって形成したこと
    を特徴とする請求項1に記載のアキシャルギャップ型発電体。
  3. 前記第1部材及び前記第2部材の外表面部に冷却フィンを形成したこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアキシャルギャップ型発電体。
  4. 前記第1部材と前記第2部材との接合部に、前記第1部材と前記第2部材との前記クランクシャフトの回転軸と直交する面内での相対位置決めを行なう係合手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のアキシャルギャップ型発電体。
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