JP2009216015A - アキシャルギャップ型モータジェネレータ - Google Patents

アキシャルギャップ型モータジェネレータ Download PDF

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賢一 吉田
Toshiyuki Suzuki
敏行 鈴木
Takashi Moriyama
喬 森山
Hiromitsu Shimizu
宏光 志水
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Abstract

【課題】回転軸の軸方向長の増大を抑制しつつ、発電能力の向上を図るアキシャルギャップ型モータジェネレータを提供する。
【解決手段】一対の発電用ロータ31,33は、回転軸9と一体で回転する。ステータ32は、回転軸9上において発電用ロータ31,33の間に配置され、回転軸9の軸方向において発電用ロータ31,33のそれぞれと離間している。
【選択図】図1

Description

本発明は、アキシャルギャップ型モータジェネレータに関する。
汎用エンジンの典型的な利用形態の一つとして、エンジンに外部装置としての発電体を外付けし、エンジンの駆動力を用いて発電する形態がある。特許文献1には、ラジアルギャップ型の発電体を外付けした汎用エンジンが開示されている。
特開2001−295657号公報
従来、汎用エンジンに発電体を外付けする場合には、汎用エンジンの側方より突出したエンジンの回転軸に外部装置である発電体を取り付ける必要がある。しかしながら、汎用エンジンとは別体化された発電体は、それ自体のサイズおよび重量が非常に大きい。したがって、発電体を単に外付けした場合には、全体的なサイズや重量が大きくなってしまい、ユーザにとって扱い難いという問題がある。
また、発電体としてアキシャルギャップ型モータジェネレータを用いる場合、発電時における自己発熱によって、汎用エンジンの冷却効率の低下を招くとともに、モータジェネレータ自体の早期劣化も懸念される。
そこで、本発明の目的は、回転軸の軸方向長の増大を抑制しつつ、発電能力の向上を図るアキシャルギャップ型モータジェネレータを提供することである。
また、本発明の別の目的は、アキシャルギャップ型モータおよび汎用エンジンを効果的に冷却することである。
かかる課題を解決するために、本発明は、第1および第2の発電用ロータと、ステータと、第1のフィンと、第1の通気孔と、フィン部材とを有し、エンジン本体の駆動力によって回転する回転軸に取り付けられ、ハウジングで覆われるアキシャルギャップ型モータジェネレータを提供する。第1の発電用ロータ、および、その外側に設けられた第2の発電用ロータは、回転軸と一体で回転する。中空状のステータは、回転軸上において、第1および第2の発電用ロータの間に配置され、第1および第2の発電用ロータのそれぞれと離間している。第1のフィンは、第2の発電用ロータにおいて、その周方向に複数並んで設けられている。第1の通気孔は、第2の発電用ロータにおける第1のフィンの内側に設けられ、回転軸の軸方向に第2の発電用ロータを貫通する。フィン部材は、回転軸と一体で回転し、ステータの中空部位内に挿入され、複数の第2のフィンが周方向に並んでいる。
ここで、本発明において、フィン部材は、第1の発電用ロータに一体形成されていてもよい。また、第1の発電用ロータに第2の通気孔をさらに設けてもよい。この第2の通気孔は、回転軸の軸方向に第1の発電用ロータを貫通する。また、対の発電用ロータのそれぞれにおけるステータと対向する対向面には、複数の磁石が周方向に並んで取り付けられており、ステータには、複数のコイルが結線されて取り付けられていることが好ましい。また、第1および第2の発電用ロータは、回転軸の回転力を自己の慣性力によって安定化させるフライホイールとしての機能を担っていることが好ましい。さらに、第1または第2の発電用ロータには、回転軸の回転角度を検出するための点火用磁石が取り付けられていてもよい。
本発明によれば、第1および第2の発電用ロータのそれぞれが発電時に必要とする相手方部材として、これらの発電用ロータの間に配置されたステータが共用される。したがって、回転軸の軸方向長の増大を抑制しつつ、発電能力の向上を図ることが可能になる。それとともに、アキシャルギャップ型モータジェネレータおよび汎用エンジンを効果的に冷却することができる。すなわち、第1のフィンの周方向の変位によって第2の発電用ロータの外周方向に流出した気流(外気流)は、ハウジングに沿って回転軸の軸方向に導かれてエンジン本体に至る。また、フィン部材の回転によって第1の通気孔より吸入された気流(内気流)は、ステータの中空部位からギャップ(第1,第2の発電用ロータとステータの間に形成された隙間)を通って、上記外気流と合流する。このような外気流および内気流によって、第1および第2の発電用ロータと、ステータと、エンジン本体とが冷却される。
図1および図2は、本実施形態に係る汎用エンジン1の展開斜視図であり、図1は回転軸9の一端側から、図2は回転軸9の他端側からそれぞれ見たものである。また、図3は、汎用エンジン1の展開側面図であり、同図に示した符号Cは回転軸9の軸方向(アキシャル方向)を示す。この汎用エンジン1は、エンジン本体2にアキシャルギャップ型モータジェネレータ3を一体化した形態を有し、発電用途に供される。汎用エンジン1は、エンジン本体2と、アキシャルギャップ型モータジェネレータ3と、リコイル4と、ハウジング5、燃料タンク6と主体に構成されている。なお、図1では、エンジン本体2の外観形状を明示するために、その上部に搭載される燃料タンク6が省略されている。
エンジン本体2は、一般的な汎用エンジンと同様の構成を有している。このエンジン本体2の上部には、燃料を貯蔵する燃料タンク6が取り付けられている。回転軸9は、エンジン本体2の駆動力によって回転する。回転軸9は、エンジン本体2の左右の側部よりそれぞれ突出しており、図3に示した突出部位9a,9bを有する。エンジン本体2の一方の側部より突出した突出部位9aには、汎用エンジン1とは別体化され、オプションとして提供される任意の外部装置(図示せず)を取り付けることが可能である。一方、この突出部位9aとは反対側である他方の側部より突出した突出部位9bには、アキシャルギャップ型モータジェネレータ3が一体的に取り付けられている。
アキシャルギャップ型モータジェネレータ3は、円盤状の発電用ロータ31,33と、中空状のステータ32とを主体に構成されている。発電用ロータ31,33のそれぞれは、その中心を回転軸9に固定することによって、回転軸9と一体で回転する。エンジン本体2に近い内側の発電用ロータ31(以下、「内ロータ31」という)に関して、ステータ32と対向する対向面には、例えばネオジウム系永久磁石といった複数の発電用磁石31aが周方向に並んで取り付けられている。隣り合った発電用磁石31aの極性は、交互に反転している。また、内ロータ31よりも外側の発電用ロータ33(以下、「外ロータ33」という)に関して、ステータ32と対向する対向面には、発電用磁石31aと同様の材質によって形成された発電用磁石33aが周方向に並んで取り付けられている。発電用磁石31aの場合と同様、隣り合った発電用磁石33aの極性も交互に反転している。一方、ステータ32は、その中央周りに中空部位が形成されたリング形状を有する。ステータ32は、略直線状に延在する複数の取付部材7を介してエンジン本体2に固定されている。また、ステータ32は、内外のロータ31,33の間に配置され、回転軸9の軸方向Cにおいて内外のロータ31,33のそれぞれと離間している。ステータ32には、例えば集中巻導線といった複数のコイル32aが結線されて取り付けられている。
外ロータ33には、複数の冷却フィン33cと、複数の通気孔33bとが設けられている。周方向に並んだ冷却フィン33cのそれぞれは、外ロータ33の外面(ステータ32と対向しない側)より軸方向Cに起立し、略径方向に延在している。また、周方向に並んだ通気孔33bは、冷却フィン33cの内側に設けられ、外ロータ33を軸方向Cに貫通する。冷却フィン33cおよび通気孔33bは、エンジン本体2およびアキシャルギャップ型モータジェネレータ3の双方を冷却するために機能する。
一方、内ロータ31には、フィン部材34と、複数の貫通孔31bとが設けられている。フィン部材34は、複数の冷却フィンが周方向に並んだ形状を有しており、回転軸9と一体で回転する。なお、フィン部材34は、回転軸9と一体で回転する形態であれば、内ロータ31に一体形成する必要は必ずしもなく、内ロータ31と別体で形成してもよい。フィン部材34は、ステータ32の中空部位内に挿入・収容される。また、周方向に並んだ通気孔31bは、内ロータ33を軸方向Cに貫通する。フィン部材34および通気孔31bは、エンジン本体2およびアキシャルギャップ型モータジェネレータ3の双方を冷却するために機能する。
本実施形態では、内外のロータ31,33を回転軸9に取り付ける際の組付作業性の向上を図るため、また、内外のロータ31,33の隙間を精度よく確保するために、回転軸9への取り付きに先立ち、内外のロータ31,33を一体化する。具体的には、外ロータ33との対向側における内ロータ31の表面中央には、軸方向Cに突出した円筒状のボス部が形成されている(ボス部の内径は回転軸9の外径に相当)。このボス部の頂部を外ロータ31の対向面に当接させ、この状態で、外ロータ33の逆面からボルトを挿入して両者を締結する。なお、ボス部は、内ロータ31側ではなく外ロータ33側に形成してもよい。
内ロータ31の外径は、その外側に位置するステータ32の外径よりも小さい。その理由は、ステータ32をエンジン本体2に取り付けるために用いられる取付部材7の形状を最適化し、エンジン本体2の振動に起因したステータ32の変位(振動の増幅)を抑制するためである。この場合、ステータ32の径方向(ラジアル方向)に突出した部位(内ロータ31よりも大径な部位)は、アーム状の取付部材7の一端を固定するための部位、すなわち糊代部として用いられる。また、内ロータ31はステータ32よりも小径なので、取付部材7の形状をその延在長が最短になる略直線状にしたとしても、内ロータ31との干渉を回避することができる。
アキシャルギャップ型モータジェネレータ3は、発電系を二系統備えている。第1の系統は、内ロータ31とステータ32とのペアによって、また、第2の系統は、外ロータ33とステータ32とのペアによってそれぞれ形成される。内外のロータ31,33の間に配置されたステータ32は、それぞれのロータ31,33が発電時に必要とする相手方部材として共用される。なお、電磁鋼板を使用しないアキシャルギャップ型モータジェネレータ3を採用する場合には、一般的なラジアルギャップ型モータジェネレータと比較して鉄損が少なく、高効率な発電が可能になる。
回転軸9の突出部位9bに固定された2枚のロータ31,33は、それ自体の自重に加えて、発電用磁石31a,33aも埋め込まれているので、ある程度の重量を有する。したがって、内ロータ31および外ロータ33のそれぞれは、回転時における自己の慣性力によって、エンジン本体2の1サイクルの間で変化する回転軸9の回転力を安定化させるフライホイールとしての役割を担う。
突出部位9bの先端、すなわち外ロータ33の外側には、エンジン本体2を始動させる際に回転軸9を強制的に回転させるリコイル4が設けられている。このリコイル4には、エンジン本体2およびアキシャルギャップ型モータジェネレータ3を冷却するための空気を取り入れる吸気口が形成されている。以上のような構成を有するアキシャルギャップ型モータジェネレータ3は、ハウジング5によって略全体が覆われている。このハウジング5は、リコイル4の吸気口より吸入された空気をエンジン本体2側へ導く内部形状を有する。
内ロータ31および外ロータ33の一方には、回転軸9の回転角度を検出するための点火用磁石8(図3参照)が取り付けられている。本実施形態において、点火用磁石8は、内ロータ31におけるエンジン本体2と対向する面に取り付けられており、図示しない位置検出センサによって点火用磁石8の位置、すなわち回転軸9の回転角度を検出する。位置検出センサは、内ロータ31の外縁よりも外側に位置するようにエンジン本体2に取り付けられ、内ロータ31の径方向において点火用磁石8と対向した際、これを検出する。
なお、点火用磁石8は、内ロータ31ではなく外ロータ33に取り付けてもよい。例えば、外ロータ33の外面(冷却フィン33cが形成される側)に点火用磁石8を取り付けることができる。この場合、ステータ32との干渉を避けるために、位置検出センサをステータ32の外縁よりも外側に取り付ける必要があり、点火用磁石8とのギャップが大きくなってしまうが、実用上支障のない検出精度を確保可能である。なお、外ロータ33に取り付ける場合、その点火用磁石8の近傍に点火コイル等の点火系部材(図示せず)が併せて備え付けられる。点火系部材がより外側に備え付けられることで、メンテナンス時におけるクリアランス調整を容易に行うことができる。
エンジン本体2の駆動によって回転軸9が回転すると、回転軸9と一体化された内外のロータ31,33も回転する。内外のロータ31,33が回転すると、各ロータ31,33に取り付けられた発電用磁石31a,33aが、回転軸9の軸線を中心に鉛直方向に回転するので、各ロータ31,33の周囲の磁界が急激に変動する。これにより、各ロータ31,33の近傍に設置されたステータ32のコイル32aには、発電用磁石31a,33aの電磁誘導による誘導電流が流れる。このような発電メカニズムによって、アキシャルギャップ型モータジェネレータ3は電力を出力する。
図4は、気流による冷却メカニズムの説明図である。同図において、部材31〜33は軸方向Cにかなり離間して示されているが、これは説明の便宜上のものに過ぎず、実際にはこれよりも近接しており、内ロータ31のフィン部材34がステータ32の中空部位に挿入される点に留意されたい。エンジン本体2の駆動によって回転軸9が回転すると、外ロータ33に設けられた冷却フィン33cが周方向に変位する。これにより、リコイル4の吸気口より吸入された空気の一部(外気流)は、冷却フィン33cによって外ロータ33の外周方向に流出する。そして、外周に流出した外気流は、ハウジング5との内部形状に沿って軸方向Cに流れ、エンジン本体2に至る。この外気流によって、外ロータ33の外周部位と、ステータ32の外周部位と、内ロータ31の外周部位とが冷却され、その上でエンジン本体2も冷却される。
また、回転軸9が回転すると、内ロータ31に一体化されたフィン部位34も回転する。これにより、リコイル4の吸気口より吸入された空気の一部(内気流)は、外ロータ33の通気孔33bを通過して、ステータ32の中空部位、すなわち、アキシャルギャップ型モータジェネレータ3の内部に流入する。そして、内部に流入した内気流の一部は、フィン部材34aの回転によって、外ロータ33とステータ32との間の隙間(ギャップ)を経てステータ32の外周方向に流出する。また、内気流の一部は、ステータ32と内ロータ31の間のギャップを経てステータ32の外周方向に流出する。そして、外周に流出した内気流は外気流と合流する。この内気流によって、内ロータ31、ステータ32および外ロータ33のそれぞれの内部が冷却される。また、内気流の一部は、内ロータ31の通気孔31bを経てエンジン本体1に流れる。以上のような気流によって、アキシャルギャップ型モータジェネレータ3およびエンジン本体2の双方が冷却される。なお、ステータ32の内部の気流方向は、回転軸9の回転方向とフィン部材34の傾斜方向との関係により一義的に特定される。エンジン本体1に到達した空気は、幅方向奥側(車軸方向内側)に排出される。
このように、本実施形態によれば、内外のロータ31,33のそれぞれが発電時に必要とする相手方部材として、これらの間に配置されたステータ32が共用される。ステータ32のコイル32aに掛かる磁界には、内ロータ31の発電用磁石31aによるものと、外ロータ33の発電用磁石33aとによるものとが併存する。すなわち、コイル32aには二系統の磁界が掛かるため、発電用磁石31a,33aを単一(一系統)にした場合と比較して、理論的には2倍程度の高出力が期待できる。それとともに、ステータ32を共有することで、回転軸9の軸方向長の増大を抑制することができる。
また、外部装置を取付可能な突出部位9aとは反対側に位置する突出部位9bにおいて、アキシャルギャップ型モータジェネレータ3がエンジン本体2と一体で設けられている。これにより、外部装置としてのアキシャルギャップ型モータジェネレータを別途取り付けなくても、発電用途での使用が可能になり、全体的な軽量化・小型化を図ることができる。
一般に、アキシャルギャップ型モータジェネレータ3は、ラジアルギャップ型モータジェネレータよりもアキシャル方向(軸方向)およびラジアル方向(径方向)のサイズが小さくて済むという利点がある。そのため、突出部位9bにフライホイールが取り付けられた既存の汎用エンジンの設計や仕様を大きく変更することなく、既存のフライホイールをアキシャルギャップ型モータジェネレータ3と共用することによって、本実施形態に係る汎用エンジン1を低コストで実現することができる。
また、本実施形態によれば、アキシャルギャップ型モータジェネレータ3およびエンジン本体1を効果的に冷却することができる。すなわち、冷却フィン33cの周方向の変位によって外ロータ33の外周方向に流出した外気流は、ハウジング5に沿って軸方向Cに導かれてエンジン本体2に至る。また、フィン部材34の回転によって通気孔33bより吸入された内気流は、ステータ32の中空部位からギャップを通って、上記外気流と合流する。このような外気流および内気流によって、内外のロータ31,33と、ステータ32と、エンジン本体2とが冷却される。
さらに、本実施形態によれば、使用する摩耗部品を削減しているために、高い耐久性を有する。外ロータ33に冷却フィン33cを取り付け、回転部材を発電用途と冷却用途とを兼用させる。また、外ロータ33に更に点火用磁石8に取り付けた場合には、エンジン制御用途をも兼用させることができ、汎用エンジン1の構成部材を一層削減できる。したがって、アキシャルギャップ型モータジェネレータ3の取り付けが容易になって量産性が向上する。
なお、上述した実施形態では、内外のロータ31,33の間にステータ32を介在させる形態について説明したが、それ以上の発電用ロータを追加してもよい。この場合、n枚の発電用ロータに対して、n−1枚のステータを用意すれば足りる。
回転軸の一端側より見た汎用エンジンの展開斜視図 回転軸の他端側より見た汎用エンジンの展開斜視図 汎用エンジンの展開側面図 気流による冷却メカニズムの説明図
符号の説明
1 汎用エンジン
2 エンジン本体
3 アキシャルギャップ型モータジェネレータ
4 リコイル
5 ハウジング
6 燃料タンク
7 取付部材
8 点火用磁石
9 回転軸
9 回転軸
9a,9b 突出部位
31 発電用ロータ(内ロータ)
,33 発電用ロータ(外ロータ)
31a,33a 発電用磁石
31b,33b 通気孔
33c 冷却フィン
32 ステータ
32a コイル
34 フィン部材

Claims (6)

  1. エンジン本体の駆動力によって回転する回転軸に取り付けられ、ハウジングで覆われるアキシャルギャップ型モータジェネレータにおいて、
    前記回転軸と一体で回転する第1の発電用ロータと、
    前記回転軸と一体で回転し、前記内側の発電用ロータよりも外側に設けられた第2の発電用ロータと、
    前記回転軸上において、前記第1の発電用ロータおよび前記第2の発電用ロータの間に配置され、前記第1の発電用ロータおよび前記第2の発電用ロータのそれぞれと離間した中空状のステータと、
    前記第2の発電用ロータに設けられ、周方向に並んだ複数の第1のフィンと、
    前記第2の発電用ロータにおける前記第1のフィンの内側に設けられ、前記回転軸の軸方向に前記第2の発電用ロータを貫通する第1の通気孔と、
    前記回転軸と一体で回転し、前記ステータの中空部位内に挿入され、複数の第2のフィンが周方向に並んだフィン部材と
    を有することを特徴とするアキシャルギャップ型モータジェネレータ。
  2. 前記フィン部材は、前記第1の発電用ロータに一体形成されていることを特徴とする請求項1に記載されたアキシャルギャップ型モータジェネレータ。
  3. 前記第1の発電用ロータに設けられ、前記回転軸の軸方向に前記第1の発電用ロータを貫通する第2の通気孔をさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載されたアキシャルギャップ型モータジェネレータ。
  4. 前記第1の発電用ロータおよび前記第2の発電用ロータのそれぞれにおける前記ステータと対向する対向面には、複数の磁石が周方向に並んで取り付けられており、
    前記ステータには、複数のコイルが結線されて取り付けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載されたアキシャルギャップ型モータジェネレータ。
  5. 前記第1の発電用ロータおよび第2の発電用ロータは、前記回転軸の回転力を自己の慣性力によって安定化させるフライホイールとしての機能を担っていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載されたアキシャルギャップ型モータジェネレータ。
  6. 前記第1の発電用ロータまたは第2の発電用ロータには、前記回転軸の回転角度を検出するための点火用磁石が取り付けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載されたアキシャルギャップ型モータジェネレータ。
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