JP2016111909A - 回転電機ユニットの配置構造及び回転電機ユニット - Google Patents

回転電機ユニットの配置構造及び回転電機ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】モータ部に制御部を一体的に設けた上で制御部の冷却性を確保することができる回転電機ユニットの配置構造及び回転電機ユニットを提供する。【解決手段】コイル11を有し内燃機関50のケーシング51に固定されるステータ12、及びステータ12に対向し内燃機関50の回転駆動軸52に固定されるロータ13を備えるモータ部10と、ステータ12の通電を制御する制御部30と、を一体的に備える回転電機ユニット1の配置構造であって、制御部30は、少なくとも一部が内燃機関50の冷却風通路A内に配置される。【選択図】図1

Description

本発明は、回転電機ユニットの配置構造及び回転電機ユニットに関する。
従来から、自動二輪車等の車両に用いられる回転電機として、エンジン始動機能と回生エネルギーによる回生発電機能との2つの機能を備えたものが知られている。この種の回転電機ユニットは、ステータ及びロータを備えるモータ部と、ステータへの通電を制御する制御部と、を備えている。制御部は、モータ部と離間し、例えば車両のシート下等に配置されている。
特開2011−223856号公報 特開2014−082863号公報
ところで、モータ部と制御部とを一体的に設けてユニット化することも考えられるが、制御部がモータ部等に近付くこともあり、制御部の冷却性を考慮する必要がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、モータ部に制御部を一体的に設けた上で制御部の冷却性を確保することができる回転電機ユニットの配置構造及び回転電機ユニットを提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係る回転電機ユニットの配置構造は、コイルが巻回されたステータ、及び前記ステータに対向し内燃機関の回転駆動軸に固定されるロータを有するモータ部と、前記ステータの通電を制御する制御部と、を備え、前記内燃機関の駆動用として用いられる回転電機ユニットの配置構造であって、前記制御部は、前記内燃機関の冷却風通路内に配置されることを特徴とする。
このように構成することで、内燃機関の冷却風通路内を利用して制御部の配置スペースを確保するとともに、制御部に対して冷却風が積極的に吹き付けられるために制御部の冷却性を確保することができる。
本発明に係る回転電機ユニットの配置構造では、前記モータ部と前記制御部とが一体的に設けられていることを特徴とする。
このように構成することで、冷却風通路内に制御部を取り付けるための別部材を必要とすることなく、冷却風通路内に制御部を配置できる。また、回転電機ユニットの小型を図ることができる。
本発明に係る回転電機ユニットの配置構造では、前記モータ部と前記制御部との間に、熱抵抗構造を有することを特徴とする。
このように構成することで、熱抵抗構造によってモータ部側に存在する発熱体から発せられた熱が制御部側へと伝播してしまうことを抑制できる。
本発明に係る回転電機ユニットの配置構造では、前記制御部は、前記内燃機関に有するシリンダの側方に配置されることを特徴とする。
このように構成することで、シリンダの側方の空間を利用して制御部を配置できるとともに、シリンダを冷却するための冷却風を利用して制御部を冷却できる。
本発明に係る回転電機ユニットの配置構造では、前記内燃機関と前記制御部とが互いに離間して配置されることを特徴とする。
このように構成することで、制御部の配置スペースを確保し易く、かつ内燃機関と制御部との間に確保された空間によって内燃機関の発熱成分を制御部に直接的に与えないようにできる。
本発明に係る回転電機ユニットでは、コイルが巻回されたステータ、及び前記ステータに対向し内燃機関の回転駆動軸に固定されるロータを有するモータ部と、前記ステータの通電を制御する制御部と、前記モータ部と前記制御部とをそれぞれ別々にまたは一体的に支持するベース部と、を備え、前記内燃機関の駆動用として用いられる回転電機ユニットであって、前記制御部は、前記内燃機関の冷却風通路内に配置されることを特徴とする。
このように構成することで、内燃機関の冷却風通路内を利用して制御部の配置スペースを確保するとともに、制御部に対して冷却風が積極的に吹き付けられるために制御部の冷却性を確保することができる。
本発明に係る回転電機ユニットでは、前記モータ部と前記制御部との間に、熱抵抗構造を有することを特徴とする。
このように構成することで、熱抵抗構造によってモータ部側に存在する発熱体から発せられた熱が制御部側へと伝播してしまうことを抑制できる。
本発明に係る回転電機ユニットでは、前記熱抵抗構造は、前記ベース部に形成された孔、溝及び凹部の少なくとも何れか1つからなることを特徴とする。
このように、ベース部に簡単に形成できる孔や溝や凹部によって、コスト面で有利に熱抵抗構造を得ることができる。
本発明に係る回転電機ユニットでは、前記熱抵抗構造は、前記ベース部に形成された孔であり、前記ベース部には、前記孔に、前記冷却風通路内の冷却風を導くための風導入壁が設けられていることを特徴とする。
このように構成することで、孔に積極的に冷却風を通すことができる。このため、モータ部側に存在する発熱体から発せられた熱がベース部の孔が形成されている箇所で冷却され、発熱体から発せられた熱がベース部を介して制御部側へと伝播されてしまうことを確実に抑制できる。
本発明に係る回転電機ユニットでは、前記制御部は、制御部ケースを有し、前記制御部ケースは、前記ベース部と一体形成されることを特徴とする。
このように構成することで、制御部の発熱成分は、制御部ケースを通じてベース部へ伝播されて放熱され、制御部の冷却性を確保することができる。
本発明に係る回転電機ユニットでは、前記モータ部と前記制御部との間に、熱抵抗体を有することを特徴とする。
このように構成することで、熱抵抗体によってモータ部側に存在する発熱体から発せられた熱が制御部へと伝播してしまうことを抑制できる。
本発明に係る回転電機ユニットでは、前記ベース部と前記制御部との間に、前記熱抵抗体を設け、前記熱抵抗体は、該熱抵抗体を厚さ方向に貫通するように形成された熱抵抗体通気孔を有し、該熱抵抗体通気孔と前記ベース部に形成された通気孔とが互いに連通することを特徴とする。
このように構成することで、ベース部と熱抵抗体とに渡って冷却風が流通し、断熱材の放熱性を高めることができる。このため、モータ部側に存在する発熱体から発せられた熱が制御部へと伝播してしまうことを確実に抑制できる。
本発明に係る回転電機ユニットでは、前記ベース部と前記制御部との間に、前記熱抵抗体を設け、前記熱抵抗体は、該熱抵抗体の面方向に沿うように形成された通気溝を有することを特徴とする。
このように構成することで、熱抵抗体の放熱性を面方向に広い範囲で高め易くすることができる。このため、モータ部側に存在する発熱体から発せられた熱が制御部へと伝播してしまうことをより確実に抑制できる。
本発明に係る回転電機ユニットでは、前記ベース部は、内燃機関のケーシングに一体的に取り付けられることを特徴とする。
このように構成することで、ベース部に内燃機関の熱が伝わっても、ベース部と制御部との間の熱抵抗構造によりベース部から制御部への伝熱を抑えることができる。
本発明に係る回転電機ユニットでは、前記モータ部と、前記制御部とは、別体のベース部に支持されており、前記モータ部側の前記ベース部と、前記制御部側の前記ベース部とを前記熱抵抗体を介して連結したことを特徴とする。
このように構成することで、モータ部と、制御部とが熱的に遮断されるために、モータ部側から制御部側への熱成分の伝熱を抑制することができる。
本発明に係る回転電機ユニットでは、前記コイルは、前記ステータから引き出されて直接前記制御部に接続されていることを特徴とする。
このように構成することで、回転電機ユニットの構造を簡素化できる。
本発明によれば、内燃機関の冷却風通路内を利用して制御部の配置スペースを確保するとともに、制御部に対して冷却風が積極的に吹き付けられるために制御部の冷却性を確保することができる。
本発明の第一実施形態における回転電機ユニットの配置構造を示す説明図である。 上記回転電機ユニットを軸方向から見た平面図である。 図2のIII矢視図である。 上記回転電機ユニットの分解斜視図である。 本発明の第二実施形態における回転電機ユニットの図2に相当する矢視図である。 本発明の第三実施形態における回転電機ユニットを軸方向から見た平面図である。 図6の図3相当の矢視図である。 本発明の第四実施形態における回転電機ユニットを軸方向から見た平面図である。 図8の図3相当の矢視図である。 本発明の第四実施形態における回転電機ユニットの一変形例を軸方向から見た平面図である。 本発明の第四実施形態における回転電機ユニットの他の変形例を軸方向から見た平面図である。 本発明の第五実施形態における回転電機ユニットの図3相当の当矢視図である。 本発明の第六実施形態における回転電機ユニットの図3相当の矢視図である。 本発明の第七実施形態における回転電機ユニットの図3相当の矢視図である。 本発明の第八実施形態における回転電機ユニットの配置構造を示す説明図である。 本発明の第九実施形態における回転電機ユニットの分解斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<第一実施形態>
図1は、本発明の第一実施形態における回転電機ユニット1の配置構造を示す説明図である。
図1に示すように、回転電機ユニット1は、コイル11が巻回されエンジン50のクランクケース51に固定されるステータ12、及びステータ12に対向しエンジン50のクランクシャフト52に固定されるロータ13を備えるモータ部10と、ステータ12の通電を制御する制御部30と、モータ部10及び制御部30を一体に支持するベース部40と、を備える。図中線C1はクランクシャフト52の回転中心軸線を示す。
モータ部10は、例えば自動二輪車等の車両に用いられ、エンジン50の始動時においてはスタータモータとして機能し、エンジン50の始動後においては発電機として機能するアウターロータ型である。
エンジン50は、クランクケース51内にクランクシャフト52を回転自在に有する。
クランクケース51にはシリンダ53が接続され、シリンダ53には不図示のピストンが収容される。ピストンは、同じく不図示のコンロッドを介してクランクシャフト52に連結される。
エンジン50は、クランクケース51、シリンダ53及び回転電機ユニット1を覆うエンジンカバー54を有する。エンジンカバー54には、シリンダ53冷却用の冷却風取入口56が設けられる。冷却風取入口56は、ロータ13とともにクランクシャフト52の軸端部に取り付けられた冷却用の旋回翼55と軸方向で対向する。
旋回翼55は、例えばシロッコファンであり、クランクシャフト52の回転に伴って回転し、冷却風取入口56からエンジンカバー54内に空気を導入する。エンジンカバー54内に導入された空気は、冷却風取入口56からシリンダ53の周囲に至る冷却風通路Aを流通し、その後に不図示の排気口よりエンジンカバー54外に排気される。
ステータ12は、電磁鋼板を積層して成るステータ鉄心14と、ステータ鉄心14に不図示のインシュレータを介して巻回される複数のコイル11と、を備えている。ステータ鉄心14は、円環状に形成された本体部15と、この本体部15の外周面から径方向外側に向かって放射状に突出する複数のティース16とを有している。ティース16はステータ12の軸方向平面視で略T字状に形成されたものであって、ステータ12の径方向に沿って延在されてコイル11が巻回されている。
ロータ13は、ステータ12を外側から覆うよう有底円筒状に形成された磁性材料からなるロータヨーク17と、このロータヨーク17の底部に有するボス部18と、を備える。ボス部18には、エンジン50のクランクシャフト52が一体回転可能に結合される。
ロータ13の内周面には、複数のマグネット19が周方向に沿って等間隔に取り付けられている。これらマグネット19は、内側面がN極とS極のいずれかに着磁されている。
コイル11は、所定の線径及び所定の巻き数でステータ鉄心14に巻回されており、3系統に纏められてステータ12から引き出されて制御部30にそれぞれ電気的に接続される。
制御部30は、中空直方体状の制御部ケース31内に不図示の各種電子素子を内蔵する。制御部30は、エンジン50の始動時には、所定のタイミングでコイル11の通電を制御することによってロータ13とクランクシャフト52とを回転させる。これとは異なり、制御部30は、エンジン50の始動後には、ロータ13の回転に伴う発電電力を図示しないバッテリ等の補機に充電し、若しくは、ライト等の点灯機器に直接使用する。
回転電機ユニット1は、3相の位置検出センサ47(図4参照)を備える。位置検出センサ47は、ステータ12のあらかじめ定められた位置に配置され、ロータ13の回転位置を検出する。位置検出センサ47によって検出されたロータ13の回転位置信号は、制御部30に取り込まれ、この制御部30によってエンジン50の点火タイミングを制御したり、コイル11の転流タイミングを制御したりする。
ベース部40は、例えばアルミニウム合金を素材としてあらかじめ定められた厚みを有して板形状に形成された部材であって、例えばエンジン50のクランクケース51におけるクランクシャフト52を挿通する孔部57を閉塞するように一体的に取り付けられている。ベース部40は、クランクシャフト52を挿通させるために軸挿通孔41を有し、軸挿通孔41からベース部40の面沿いに離れた位置に制御部固定部42を有する。なお、ベース部40がクランクケース51を閉塞する構成に限らず、閉塞したクランクケース51の外壁にベース部40が取り付けられる構成でもよい。
また、ベース部40上の制御部固定部42側は、エンジンカバー54に延設されているブラケット153に固定されている。ブラケット153は、冷却風通路Aを流通する冷却風の流れを阻害しないように形成されている。さらに、制御部固定部42に、熱抵抗体としての断熱材60を介して制御部30が取り付けられている。断熱材60は、例えば、150℃〜170℃に耐えうるフェノール樹脂等の熱硬化性樹脂を素材としてベース部40に相似する板形状に形成された部材である。断熱材60は、エンジン50のクランクケース51及び制御部30の制御部ケース31に熱的に接続される。制御部ケース31は例えばベース部40と同様のアルミニウム合金製とされる。
ここで、制御部30は、エンジン50の冷却風通路A内に配置されており、エンジン50の冷却風通路A内を流通する冷却風が制御部30に対して積極的に吹き付けられる。また、制御部30は、エンジン50のシリンダ53の側方に配置されており、制御部30の配置スペースを確保し易い。さらに、制御部30は、エンジン50(シリンダ53)に対して互いに離間し、エンジン50(シリンダ53)との間に空間Sを形成するので、制御部30の配置スペースに余裕ができるとともに、空間Sによってエンジン50の発熱成分を制御部30が直接受けることがない。なお、本実施形態では制御部30の全体が冷却風通路A内に配置されて冷却されるが、制御部30の一部が冷却風通路A内に配置されて冷却される構成でもよい。
図2は回転電機ユニット1を軸方向から見た平面図、図3は図2のIII矢視図、図4は回転電機ユニット1の分解斜視図である。
制御部30の制御部ケース31は、断熱材60側に開口し、その開口の周囲に複数の取付部32を有する。各取付部32にはネジ33が挿通され、これらのネジ33が断熱材60を貫通してベース部40にねじ込まれることにより、制御部ケース31ひいては制御部30及び断熱材60がベース部40に機械的に固定されている。
ベース部40には、ベース部通気孔43が形成されている。ベース部通気孔43は、例えば丸孔であって、ベース部40における断熱材60側の表面から断熱材60と反対側の裏面まで、ベース部40の厚さ方向で貫通形成されている。ベース部通気孔43は、平面視でモータ部10と制御部30との間に配置され、ベース部40の裏面で空間Sに開口する。
また、熱抵抗体としての断熱材60には、断熱材通気孔61が形成されている。断熱材通気孔61は、例えば丸孔であって、断熱材60におけるベース部40と反対側の表面からベース部40側の裏面まで、断熱材60の厚さ方向で貫通形成されている。断熱材通気孔61は、平面視でベース部通気孔43と重なるように配置され、ベース部通気孔43と連通するように設けられる。
ベース部通気孔43及び断熱材通気孔61は、断熱材60の表面からベース部40の裏面まで貫通するように設けられるので、モータ部10及び制御部30側と空間Sとの間で冷却風を流通させ、断熱材60及びベース部40を冷却し、ひいては制御部30の冷却性を高めることができる。また、ベース部通気孔43及び断熱材通気孔61が制御部30に面していれば、制御部30の冷却性を直接的に高めることができる。
また、熱抵抗体としての断熱材60の表面及び裏面の少なくとも一方には、断熱材通気溝62が形成されている。断熱材通気溝62は、例えばV溝であって、断熱材60の表面においてモータ部10側からモータ部10と反対側まで面方向に沿って形成されている。断熱材通気溝62は、その両端が断熱材60の外周縁に至り、冷却風を流通可能とする。断熱材通気溝62は、断熱材通気孔61と連通することで、冷却風の流れをよりよくできる。
断熱材通気溝62は、モータ部10側からモータ部10と反対側まで形成されて冷却風を流通させるので、断熱材60を冷却し、ベース部40の冷却性を高めることができる。この結果、エンジン50のクランクケース51から発せられる熱が、ベース部40を介して制御部30へと伝播されてしまうことを確実に抑制できる。また、断熱材通気溝62が制御部30に面していれば、制御部30の冷却性を直接的に高めることができる。
ここで、ベース部40には、エンジン50のクランクケース51に有する孔部57の周縁に沿うように、Oリング取付座58が一体成形されている。このOリング取付座58は、クランクケース51側に向かって突出形成されている。Oリング取付座58のクランクケース51側の面にはOリング溝58aが形成されており、このOリング溝58aにOリング59が取り付けられている。これにより、クランクケース51とベース部40との間のシール性が確保されている。
図4に示すように、ベース部40には、3個のバスバー44が独立して埋め込まれている。これらバスバー44は、モータ部10側の一端部に有するコイル接続部45が断熱材60上に突出形成されているとともに、制御部30側の他端部に有する制御部接続部46が一端部側と同様に断熱材60上に突出形成されている。3個のバスバー44には、あらかじめ定められた3相のコイル11の巻線のそれぞれが電気的に接続される。
ベース部40に埋設したバスバー44を通じて、モータ部10と制御部30との間を電気的に接続するために、モータ部10及び制御部30の接続をリード線を用いずに容易に行うことができる。なお、バスバー44とコイル11とを互いに溶着する構成に限らず、これらをコネクタ等を介して互いに着脱可能に接続する構成であってもよい。図中符号41aはベース部40の表面で軸挿通孔41と同軸に突設されるステータ支持ボス、符号47aは位置検出センサ47用にベース部40に埋設した配線をそれぞれ示す。
ここで、図2を参照し、回転電機ユニット1の変形例として、制御部ケース31の両側部に、一対の風誘導壁34を設けることもできる。各風誘導壁34は、制御部30側からモータ部10側に向けて互いに離間するように傾斜して(図2ではロータ13と略同心の円弧をなすように湾曲して)形成されている。そのため、旋回翼55によってエンジンカバー54内に導入された冷却風を制御部ケース31に向けて積極的に集中させて制御部ケース31に吹き付けることができる。
以上説明したように、回転電機ユニット1の配置構造の第一実施形態では、モータ部10に一体的に設けた制御部30の少なくとも一部が、エンジン50の冷却風通路A内に配置される。これにより、エンジン50の冷却風通路Aを利用して制御部の配置スペースを確保するとともに、制御部30に対して冷却風が積極的に吹き付けられるために制御部30の冷却性を確保することができる。
また、上述の回転電機ユニット1の配置構造の第一実施形態では、エンジン50の冷却風通路A内を利用して制御部30に対して冷却風が積極的に吹き付けられることにより制御部30の冷却性を確保することができる。
また、上述の回転電機ユニット1の配置構造の第一実施形態では、モータ部10と制御部30との間に、熱抵抗体としての断熱材60を有することにより、制御部30に対するモータ部10からの熱の伝播を抑制することができる。
また、上述の回転電機ユニット1の配置構造の第一実施形態では、制御部30がエンジン50のシリンダ53の側方に配置される。これにより、シリンダ53の側方の空間Sを利用して制御部30を配置できるとともに、シリンダ53を冷却するための冷却風を利用して制御部30を冷却できる。
また、上述の回転電機ユニット1の配置構造の第一実施形態では、エンジン50と制御部30とが互いに離間して配置される。これにより、制御部30の配置スペースを確保し易く、かつエンジン50と制御部30との間に確保された空間Sによってエンジン50の発熱成分を制御部に直接的に与えないようにできる。
また、上述の回転電機ユニット1の第一実施形態では、エンジン50の冷却風通路A内を利用して制御部30に対して冷却風が積極的に吹き付けられる。これにより、制御部30の冷却性を確保することができる。
また、上述の回転電機ユニット1の第一実施形態では、モータ部10と制御部30との間に、熱抵抗体としての断熱材60を備える。これにより、断熱材60によってエンジン50のクランクケース51から発せられる熱が、ベース部40を介して制御部30へと伝播されてしまうことを確実に抑制できる。
また、上述の回転電機ユニット1の第一実施形態では、熱抵抗体が、断熱材60であるために、ベース部40から制御部30への熱の伝達を抑制できる。
また、上述の回転電機ユニット1の第一実施形態では、ベース部40は、エンジン50のクランクケース51に一体的に取り付けられる。これにより、ベース部40にエンジン50の発熱成分が伝わっても、ベース部40と制御部30との間の熱抵抗体によりベース部40から制御部30への伝熱を抑えることができる。
また、上述の回転電機ユニット1の第一実施形態では、断熱材60に複数のバスバー44を埋め込み、バスバー44に、コイル11の巻線を電気的に接続した。これにより、モータ部10と制御部30との配策をリード線を用いずに容易にすることができる。なお、ベース部40のみにバスバー44等を埋め込む構成に限らず、ベース部40及び断熱材60の少なくとも一方にバスバー44等を埋め込む構成であればよい。
<第二実施形態>
図5は、本発明の第二実施形態における回転電機ユニット2の図2に相当する矢視図である。
第二実施形態は、第一実施形態に対して、制御部ケース71を一体形成したベース部72を備えるとともに断熱材60を無くした点で特に異なり、その他は略同一である。また、第一実施形態と同一構成には同一符号を付して詳細説明は省略する。
図5に示すように、回転電機ユニット2は、制御部ケース71をベース部72と一体形成した制御部70を備える。制御部ケース71は、ベース部72と同様に例えばアルミニウム合金を素材として形成されており、ベース部72を含んで単一の構成になっている。ベース部72は、モータ部10及び制御部70を一体に支持する。
回転電機ユニット2では、制御部70の発熱成分は、制御部ケース71を通じて制御部ケース71と一体のベース部72へ伝播されて放熱される。これにより、制御部70の冷却性を確保することができる。
<第三実施形態>
図6は、本発明の第三実施形態における回転電機ユニット3を軸方向から見た平面図である。図7は、図6の図3相当の矢視図である。
第三実施形態は、第二実施形態に対して、熱抵抗構造を構成する縦孔である貫通孔81をベース部80に備える点で特に異なり、その他は略同一である。また、第一実施形態と同一構成には同一符号を付して詳細説明は省略する。
図6に示すように、回転電機ユニット3は、ベース部80の貫通孔81をモータ部10から制御部30に向く方向に対して直交するように複数個配置している。ベース部80は、モータ部10及び制御部30を一体に支持する。
図7に示すように、貫通孔81は、例えば丸孔であって、ベース部80の上面から下面に貫通形成されている。そのため、貫通孔81によって、モータ部10から制御部30に至る熱伝達路が小さくなることにより、モータ部10からの発熱成分が制御部30に伝わりにくくなる。また、貫通孔81を通じて冷却風が流通されることにより、貫通孔81が形成されている箇所が積極的に冷却される。
回転電機ユニット3では、貫通孔81によって、モータ部10から制御部30に発熱成分を伝えにくくできるとともに、冷却風を流通させることにより、エンジン50のクランクケース51から発せられる熱が、ベース部80を介して制御部30へと伝播されてしまうことを確実に抑制できる。
<第四実施形態>
図8は、本発明の第四実施形態における回転電機ユニット4を軸方向から見た平面図である。
第四実施形態は、第三実施形態に対して、貫通孔81に代えて、熱抵抗構造を構成する凹部101を有するベース部100を備える点で特に異なり、その他は略同一である。また、第一実施形態と同一構成には同一符号を付して詳細説明は省略する。
図8に示すように、凹部101は、モータ部10から制御部30に向く方向に沿って長くなるように平面視楕円形状に形成されている。また、凹部101は、モータ部10から制御部30に向く方向に対して直交する方向に複数個並んで配置されている。ベース部100は、モータ部10及び制御部30を一体に支持する。
本変形例では、凹部101によって、モータ部10から制御部30に至る熱伝達路が小さくなることにより、エンジン50のクランクケース51から発せられる熱が、ベース部100を介して制御部30へと伝播されてしまうことを抑制できる。
図9は、本発明の第四実施形態における回転電機ユニット4の一変形例を軸方向から見た平面図である。図10は、図9の図3相当の矢視図である。
本変形例は、図8に対して、熱抵抗構造を構成する凹部91にリブ92を設けたベース部90を備える点で特に異なり、その他は略同一である。また、第一実施形態と同一構成には同一符号を付して詳細説明は省略する。
図9に示すように、凹部91は、モータ部10から制御部30に向く方向に沿って長くなるように平面視楕円形状に形成されている。また、凹部91は、モータ部10から制御部30に向く方向に対して直交する方向に複数個並んで配置されている。ベース部90は、モータ部10及び制御部30を一体に支持する。
図9、図10に示すように、凹部91は、中央部にリブ92を有する。そのため、リブ92によって、ベース部90の全体の剛性の低下を抑制する。
回転電機ユニット4では、凹部91によって、エンジン50のクランクケース51から発せられる熱が、ベース部90を介して制御部30へと伝播されてしまうことを抑制できる。
図11は、本発明の第四実施形態における回転電機ユニット4の他の変形例を軸方向から見た平面図である。
本変形例は、図8に対して、熱抵抗構造を構成する凹部111を有するベース部110に備える点で特に異なり、その他は略同一である。また、第一実施形態と同一構成には同一符号を付して詳細説明は省略する。
図11に示すように、凹部111は、モータ部10から制御部30に向く方向に沿って長くなるように平面視長方形状に形成されている。また、凹部111は、モータ部10から制御部30に向く方向に対して直交する方向に複数個並んで配置されている。ベース部110は、モータ部10及び制御部30を一体に支持する。
本変形例では、凹部111によって、エンジン50のクランクケース51から発せられる熱が、ベース部110を介して制御部30へと伝播されてしまうことを抑制できる。
<第五実施形態>
図12は、本発明の第五実施形態における回転電機ユニット5の図3相当の矢視図である。
第五実施形態は、第四実施形態に対して、凹部91に代えて、熱抵抗構造を構成するものとして、冷却風誘導用の上板121、下板122及び貫通孔123を有するベース部120を備える点で特に異なり、その他は略同一である。また、第一実施形態と同一構成には同一符号を付して詳細説明は省略する。ベース部120は、モータ部10及び制御部30を一体に支持する。
図12に示すように、上板121は、ベース部120の上面に予め定められた高さ寸法を有して縦断面視L字形状に突出形成されており、モータ部10から制御部30に向く方向に対して直交するように複数個配置している。このL字形状は、貫通孔123に対して冷却風を誘導する(図12における矢印Y1参照)ように折曲されている。
下板122は、上板121に対応する下面に予め定められた高さ寸法を有して縦断面視I字形状に突出形成されおり、モータ部10から制御部30に向く方向に対して直交するように複数個配置している。
貫通孔123は、例えば丸孔であって、上板121からモータ部10に寄った位置において、ベース部120の上面から下面に貫通形成されており、モータ部10から制御部30に向く方向に対して直交するように複数個配置している。
回転電機ユニット5では、上板121及び下板122によって、貫通孔123に冷却風が積極的に通るので、ベース部120を効率よく冷却することができる。この結果、エンジン50のクランクケース51から発せられる熱が、ベース部80を介して制御部30へと伝播されてしまうことを確実に抑制できる。
<第六実施形態>
図13は、本発明の第六実施形態における回転電機ユニット6の図3相当の矢視図である。
第六実施形態は、第五実施形態に対して、熱抵抗体を構成する板部材131を介してモータ部側ベース部132と制御部側ベース部133とを連結している。モータ部側ベース部132に搭載されるモータ部10と、制御部側ベース部133に搭載される制御部30とは、別体に支持される。
板部材131は、熱を通しにくい、例えばゴム部材等や樹脂部材等などの部材であって、モータ部側ベース部132の制御部30側の端部に締結部材134によって結合されている。制御部側ベース部133のモータ部10側の端部に締結部材135によって結合されている。ここで、締結部材134,135とは、例えばボルトとナットとの組み合わせやリベットを意味する。板部材131は、モータ部側ベース部132及び制御部側ベース部133に熱的に接続されていない。
回転電機ユニット6では、モータ部側ベース部132と制御部側ベース部133とが、熱抵抗体の板部材131を介して連結されているために、モータ部10の発熱成分が制御部30側に伝播されるのを抑制できる。
また、回転電機ユニット6では、モータ部10と、制御部30とが、別体のベース部132,133に支持されるために、モータ部10と、制御部30とが熱的に遮断されることにより、モータ部10側から制御部30側への熱成分の伝熱を抑制することができる。
<第七実施形態>
図14は、本発明の第七実施形態における回転電機ユニット7の図3相当の矢視図である。
第七実施形態は、第六実施形態に対して、熱抵抗体を構成する連結部材141を介してモータ部側ベース部142と制御部側ベース部143とを連結している。モータ部側ベース部142に搭載されるモータ部10と、制御部側ベース部143に搭載される制御部30とは、別体に支持される。
連結部材141は、剛性の高い金属により構成されている。また、連結部材141は、熱を通しにくい部材から構成されている筒形状のカラー部材144を介し、モータ部側ベース部142の制御部30側の端部と、制御部側ベース部143のモータ部10側の端部と、に締結部材145によって結合されている。
さらに、制御部ベース部143の連結部材141に対応する箇所には、カラー部材146が装着されており、このカラー部材146に連結部材141が挿入されている。カラー部材146によって、連結部材141は、制御部側ベース部143に熱的に接続されていない。
回転電機ユニット7では、モータ部側ベース部142と制御部側ベース部143とが、カラー部材144を介して連結されているとともに、連結部材141と制御部側ベース部143とがカラー部材146を介して連結されている。このため、エンジン50のクランクケース51から発せられる熱が、モータ部側ベース部142を介して制御部側ベース部143へと伝播されてしまうことを抑制できる。
なお、連結部材141を熱抵抗体として、この連結部材141を介してモータ部側ベース部142側の熱が制御部側ベース部143側へと伝播されてしまうことを抑制することも可能である。この場合、制御部側ベース部143に設けたカラー146を排除することも可能である。
<第八実施形態>
図15は、本発明の第八実施形態における回転電機ユニット8の配置構造を示す説明図である。
第八実施形態は、第七実施形態に対して、モータ部10を搭載しているモータ部側ベース部151と制御部30を搭載している制御部側ベース部152とが非連結で支持されている。
制御部側ベース部152は、エンジンカバー54に延設されているブラケット153に固定されている。ブラケット153は、冷却風通路Aを流通する冷却風の流れを阻害しないように形成されている。
そして、モータ部10から引き出された配線154が、制御部30に有するコネクタ155を通じて制御部30内に電気的に接続されている。なお、配線154は、ステータ12に巻回されているコイル11がそのまま引き出されたものであってもよいし、位置検出センサ47(図4参照)に接続される配線47aがそのまま引き出されたものであってもよい。
このように、回転電機ユニット8では、モータ部側ベース部151と制御部側ベース部152とが、熱的に遮断されて配置されているために、エンジン50のクランクケース51から発せられる熱が、制御部30へと伝播されてしまうことを確実に抑制できる。
また、モータ部10から引き出された配線154が、制御部30に有するコネクタ155を通じて制御部30内に電気的に接続されている。すなわち、配線154を直接制御部30に接続するように構成しているので、バスバー44(図4参照)を用いる場合と比較して回転電機ユニット8の構造を簡素化できる。
<第九実施形態>
図16は、本発明の第九実施形態における回転電機ユニット9の分解斜視図である。
第九実施形態は、図4に示した構造において、バスバー44に接続されるモータ部側コネクタ161と、位置検出センサ47に接続される制御部側コネクタ162と、を備える。モータ部側コネクタ161及び制御部側コネクタ162は、防水カプラである。
回転電機ユニット9では、モータ部側コネクタ161をモータ部10に機械的に接続し、制御部側コネクタ162を位置検出センサ47に機械的に接続することにより、組立工数を減少することができる。もちろん、モータ部10と制御部30とは、熱的に遮断されているために、モータ部10の発熱成分が制御部30側に伝播されるのを抑制できる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、熱抵抗構造としての通気孔及び通気溝の数及び配置、ベース部、制御部ケース及び断熱材の素材及び形状、等は本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。また、ベース部及び断熱材のそれぞれに通気孔を形成し、かつ断熱材に通気溝を形成した構成について説明したが、通気孔及び通気溝の何れか一方を形成した構成、又は何れも形成しない構成であってもよい。また、熱抵抗構造である通気孔、通気溝及び断熱材が制御部の全体を冷却する構成に限らず、制御部の少なくとも一部を冷却する構成であればよい。
また、複数の実施形態を、第一実施形態から第九実施形態に分けて説明したが、これら実施形態を選択的に適宜組み合わせることも可能である。
1,2,3,4,5,6,7,8, 回転電機ユニット
10 モータ部
11 コイル
12 ステータ
13 ロータ
30,70 制御部
31,71 制御部ケース
40,72,80,90,100,110,120 ベース部
43 ベース部通気孔(熱抵抗構造)
50 エンジン(内燃機関)
51 クランクケース(ケーシング)
52 クランクシャフト(回転駆動軸)
53 シリンダ
60 断熱材(熱抵抗体)
61 断熱材通気孔(熱抵抗体通気孔)
62 断熱材通気溝(通気溝)
81 貫通孔(熱抵抗構造)
91,101,111 凹部(熱抵抗構造)
121 上板(風導入壁)
122 下板(風導入壁)
123 貫通孔(熱抵抗構造)
131 板部材(熱抵抗体)
132,142,151 モータ部側ベース部(モータ部側のベース部)
133,143,152 制御部側ベース部(制御部側のベース部)
141 連結部材(熱抵抗体)
A 冷却風通路
S 空間

Claims (16)

  1. コイルが巻回されたステータ、及び前記ステータに対向し内燃機関の回転駆動軸に固定されるロータを有するモータ部と、
    前記ステータの通電を制御する制御部と、を備え、
    前記内燃機関の駆動用として用いられる回転電機ユニットの配置構造であって、
    前記制御部は、前記内燃機関の冷却風通路内に配置されることを特徴とする回転電機ユニットの配置構造。
  2. 前記モータ部と前記制御部とが一体的に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機ユニットの配置構造。
  3. 前記モータ部と前記制御部との間に、熱抵抗構造を有することを特徴とする請求項2に記載の回転電機ユニットの配置構造。
  4. 前記制御部は、前記内燃機関に有するシリンダの側方に配置されることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の回転電機ユニットの配置構造。
  5. 前記内燃機関と前記制御部とが互いに離間して配置されることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の回転電機ユニットの配置構造。
  6. コイルが巻回されたステータ、及び前記ステータに対向し内燃機関の回転駆動軸に固定されるロータを有するモータ部と、
    前記ステータの通電を制御する制御部と、
    前記モータ部と前記制御部とをそれぞれ別々にまたは一体的に支持するベース部と、
    を備え、
    前記内燃機関の駆動用として用いられる回転電機ユニットであって、
    前記制御部は、前記内燃機関の冷却風通路内に配置されることを特徴とする回転電機ユニット。
  7. 前記モータ部と前記制御部との間に、熱抵抗構造を有することを特徴とする請求項6に記載の回転電機ユニット。
  8. 前記熱抵抗構造は、前記ベース部に形成された孔、溝及び凹部の少なくとも何れか1つからなることを特徴とする請求項7に記載の回転電機ユニット。
  9. 前記熱抵抗構造は、前記ベース部に形成された孔であり、
    前記ベース部には、前記孔に、前記冷却風通路内の冷却風を導くための風導入壁が設けられていることを特徴とする請求項8に記載の回転電機ユニット。
  10. 前記制御部は、制御部ケースを有し、前記制御部ケースは、前記ベース部と一体形成されることを特徴とする請求項6〜請求項9の何れか1項に記載の回転電機ユニット。
  11. 前記モータ部と前記制御部との間に、熱抵抗体を有することを特徴とする請求項6〜請求項9の何れか1項に記載の回転電機ユニット。
  12. 前記ベース部と前記制御部との間に、前記熱抵抗体を設け、
    前記熱抵抗体は、該熱抵抗体を厚さ方向に貫通するように形成された熱抵抗体通気孔を有し、該熱抵抗体通気孔と前記ベース部に形成された通気孔とが互いに連通することを特徴とする請求項11に記載の回転電機ユニット。
  13. 前記ベース部と前記制御部との間に、前記熱抵抗体を設け、
    前記熱抵抗体は、該熱抵抗体の面方向に沿うように形成された通気溝を有することを特徴とする請求項11に記載の回転電機ユニット。
  14. 前記ベース部は、前記内燃機関のケーシングに一体的に取り付けられることを特徴とする請求項6〜請求項13の何れか1項に記載の回転電機ユニット。
  15. 前記モータ部と、前記制御部とは、別体のベース部に支持されており、前記モータ部側の前記ベース部と、前記制御部側の前記ベース部とを前記熱抵抗体を介して連結したことを特徴とする請求項11〜請求項13の何れか1項に記載の回転電機ユニット。
  16. 前記コイルは、前記ステータから引き出されて直接前記制御部に接続されていることを特徴とする請求項6〜請求項15の何れか1項に記載の回転電機ユニット。
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