JP2014140276A - 液冷式回転電機 - Google Patents

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Shigetoshi Ipposhi
茂俊 一法師
Masaya Inoue
正哉 井上
Yoshiaki Kitsuta
佳明 橘田
Kenji Kato
健次 加藤
Hiroyuki Tono
浩之 東野
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Abstract

【課題】冷却液の環状流路の入口部、出口部での圧力損失の低減を抑制することができ、かつ冷却液に混入したガスは、環状流路内に停滞することが抑制され、それだけ冷却効率が向上する液冷式回転電機を提供する。
【解決手段】この発明に係る水冷式電動機は、冷却水が流れる環状流路4内を軸線方向に延び環状流路4を仕切る仕切部6の一端部に形成された送入開口部7に給液管9の先端部が接続され、また仕切部6の他端部に形成された送出開口部8に排液管10の先端部が接続され、給液管9及び排液管10は、それぞれの基端部が環状流路4の接線方向に延出している。また、給液管9及び排液管10の基端部は、互いに仕切部6を境にして反対方向に延出している。
【選択図】図2

Description

この発明は、内筒と外筒との間の環状流路に流れる冷却液により回転電機本体が冷却される液冷式回転電機に関する。
従来、内筒と外筒との間に冷却水が流れる環状流路を形成し、冷却水が給水部から環状流路に流入し、排水部から流出して電動機本体を冷却する水冷式電動機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この水冷式電動機の給水部及び排水部は、ともに先端部が環状流路の法線方向に臨み基端部が環状流路の軸線方向に延びた、L字形状であり、この給水部から流入した冷却水は、環状流路で右回りと左回りとに分岐され、分岐された冷却水は、集合して排水部から外部に排出される。
特開平6−99745号公報(図2)
上記構成の水冷式電動機は、断面積が環状流路よりも小さく最も流速の早い給水部及び排水部は、L字形状であり、圧力損失が大きいという問題点があった。
また、ガスが混入した冷却水の場合、環状流路内で互いに反対方向に流れる冷却水が混在し、冷却水中のガスが環状流路に停滞し易く、それだけ冷却効率が低下するという問題点があった。
この発明は、かかる問題点を解決することを課題とするものであって、冷却液の環状流路の入口部、出口部での圧力損失の低減を抑制することができ、かつ冷却液に混入したガスは、環状流路内に停滞することが抑制され、それだけ冷却効率が向上する液冷式回転電機を得ることを目的とするものである。
この発明に係る液冷式回転電機は、回転電機本体と、
この回転電機本体を囲った内筒と、この内筒の外側を囲った外筒と、
前記内筒及び前記外筒を両側から塞ぎ、内筒及び外筒とともに環状流路を形成する板状の閉塞板と、
冷却液が流れる前記環状流路内を軸線方向に延び環状流路を仕切る仕切部と、
この仕切部の一端部に形成された送入開口部に先端部が接続されているとともに前記冷却液を前記環状流路に供給する給液管と、
前記仕切部の他端部に形成された送出開口部に先端部が接続されているとともに前記冷却液を前記環状流路の外部に排出する排液管と、
を備え、
前記給液管及び前記排液管は、それぞれの基端部が環状流路の接線方向であって互いに前記仕切部を境にして反対方向に延出している。
この発明に係る液冷式回転電機では、環状流路内を軸線方向に延び環状流路を仕切る仕切部の一端部に形成された送入開口部に給液管の先端部が接続され、また前記仕切部の他端部に形成された送出開口部に排液管の先端部が接続され、前記給液管及び前記排液管は、それぞれの基端部が環状流路の接線方向に延出している。
従って、冷却液は、前記給液管を通じて前記環状流路内に円滑に流入し、また前記排液管を通じて前記環状流路から外部に円滑に排出され、冷却液の環状流路の入口部、出口部での圧力損失の低減を抑制することができる。
また、前記給液管及び前記排液管の基端部は、互いに前記仕切部を境にして反対方向に延出し、冷却液は、送入開口部から環状流路内に流入し、一方向に流れて送出開口部から外部に排出されるので、冷却液に混入したガスは、環状流路内に停滞することが抑制され、それだけ冷却効率が向上する。
この発明の実施の形態1の水冷式電動機を示す側面図である。 図1のII-II線に沿った矢視断面図である。 図1の水冷式電動機の変形例を示す側面図である。 図3のIV-IV線に沿った矢視断面図である。 図1の水冷式電動機の他の変形例を示す側面図である。 図1の水冷式電動機のさらに他の変形例を示す側面図である。 図6のVII-VII線に沿った矢視断面図である。 図1の水冷式電動機のさらに他の変形例を示す側断面図である。 図1の水冷式電動機のさらに他の変形例を示す側断面図である。 図9のX-X線に沿った矢視断面図である。 この発明の実施の形態2の水冷式電動機の要部を示す断面図である。 (a)-(e)は図11のシール材押し付け構造体の各変形例を示す図である。 図11の水冷式電動機の変形例を示す要部断面図である。 図11の水冷式電動機の他の変形例を示す要部断面図である。 この発明の実施の形態3の冷却式電動機の環状流路内の冷却水の流れ方向に対して垂直方向に切断したときの部分断面図である。 図15の環状流路を冷却水の流れ方向に沿って切断したときの部分断面図である。 図15の水冷式電動機の変形例を示す、環状流路を冷却水の流れ方向に対して垂直方向に切断したときの部分断面図である。 図17の環状流路を冷却水の流れ方向に沿って切断したときの部分断面図である。 図15の水冷式電動機の変形例を示す、環状流路を周方向に沿って切断したときの部分模式図である。 図15の水冷式電動機の他の変形例を示す、環状流路を周方向に沿って切断したときの部分模式図である。 この発明の実施の形態4の冷却式電動機を示す側断面図である。 図21のインバータを矢印ヘから視たときの内部構成図である。
以下、この発明の各実施の形態の水冷式電動機について図に基づいて説明するが、各図において同一、または相当部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1の水冷式電動機を示す側面図、図2は図1のII-II線に沿った矢視断面図である。
液冷式回転電機であるこの水冷式電動機は、主軸1を有する回転電機本体である電動機本体と、主軸1と同心で電動機本体を囲った内筒2と、内筒2と同様に主軸と同心で内筒2を囲った外筒3と、内筒2及び外筒3の両側を塞ぎ、内筒2及び外筒3とともに環状流路4を形成する円板状の閉塞板5と、環状流路4に軸線方向に沿って延び環状流路4を仕切る矩形状の仕切部6と、を備えている。
仕切部6には、一端部に送入開口部7が形成されており、他端部に送出開口部8が形成されている。送入開口部7には、環状流路4の接線方向に外部に延出した給液管9の先端部が接続されている。送出開口部8には、環状流路4の接線方向に外部に延出した排液管10の先端部が接続されている。
電動機本体は、一方の閉塞板5から端部が突出した主軸1、この主軸1と一体の回転子及び回転子(図示せず)を囲った固定子(図示せず)を主要構成要素とするもので、電気エネルギーを機械エネルギーに変化(回転動力を発生)し、外部に伝達するものである。
円筒形状の内筒2は、電動機本体を収容し、電動機本体を保持し、電動機本体から発生した熱を内筒2を介して外部に放出する。円筒形状の外筒3は、冷却液である冷却水が通水する環状流路4の水密の役割を担い、また給液管9及び排液管10を保持している。閉塞板5は、主軸1を保持し、また内筒2と共に防塵、防水及び防振の役割を担う。
この実施の形態の水冷式電動機では、給液管9から流入した冷却水は、送入開口部7を介して環状流路4に導かれる。この冷却水は、図2に矢印イに示すように時計方向に流れた後、仕切部6の送出開口部8を介して排液管10から外部に排出される。
冷却水は、この環状流路4を通過する間に、電動機本体からの熱が内筒2を通じて冷却水に伝達され、この熱は、冷却水とともに外部に放出される。
この実施の形態による水冷式電動機によれば、環状流路4を軸線方向に沿って延びて環状流路4を仕切る仕切部6は、その一端部に冷却水が送入する送入開口部7が形成されており、他端部に冷却水が送出する送出開口部8が形成されており、仕切部6の送入開口部7から環状流路4内に流入した冷却水は、一方向に流れた後、仕切部6の送出開口部8から排液管10を通じて外部に排出される。
従って、環状流路4内で互いに異なる方向に冷却水が流れて衝突して圧力損失を増大させ、また冷却水中に混入したガスが環状流路4内に滞留するといった不都合は生じない。
このように、この実施の形態の水冷式電動機では、冷却液は、送入開口部7から環状流路4内に流入し、一方向に流れて送出開口部8から外部に排出されるので、冷却液に混入したガスは、環状流路4内に停滞することが抑制され、それだけ環状流路4での冷却効率が向上する。
また、先端部が仕切部6の送入開口部7に接続された給液管9及び先端部が仕切部6の送出開口部8に接続された排液管10は、それぞれの基端部が環状流路4の接線方向であって互いに仕切部6を境にして反対方向に延出している。
従って、給液管9からの冷却水は、送入開口部7を通じて環状流路4内に一方向に流れる冷却水内に円滑に流入し、また環状流路4内の冷却水は、送出開口部8を通じて排液管10から外部に円滑に排出されるので、送入開口部7及び送出開口部8での圧力損失を低減させることができる。
上記実施の形態の水冷式電動機では、環状流路4を形成する内筒2及び外筒3、及び環状流路4を軸線方向に沿って仕切る仕切部6は、それぞれ別体であるが、これらは、例えば仕切部6に、内筒2及び外筒3の少なくとも一方に軸線方向に延びた溝を形成し、この溝に仕切部6を装着させて組立ててもよい。
また、内筒2または外筒3と、仕切部6とを一体成型してもよい。
なお、仕切部6により環状流路4を完全に仕切る必要性は無く、多少隙間があってもよい。
同様に、送入開口部7に給液管9の先端部を、また送出開口部8に排液管10の先端部をそれぞれ完全に接合する必要は無い。送入開口部7、送出開口部8が環状流路4に臨んでいれば送入開口部7、送出開口部8のそれぞれの内周壁面と、給液管9、排液管10のそれぞれの先端部の外周面との間に多少の隙間があってもよい。
但し、外筒3と、給液管9及び排液管10のそれぞれの基端部との間は水密構造である必要がある。
図3は図1に示した実施の形態1の水冷式電動機の変形例を示す側面図、図4は図3のIV-IV線に沿った矢視断面図である。
この変形例では、仕切部6は、給液管用仕切部6aと、排液管用仕切部6bとから構成されている。給液管9側の給液管用仕切部6aは、給液管9に沿って外筒3の内周壁面までであってかつ軸線方向に沿って中間部まで延びて形成されている。また、排液管10側の排液管用仕切部6bは、排液管10に沿って外筒3の内周壁面までであってかつ軸線方向に沿って中間部まで延びて形成されている。
図1の水冷式電動機では、給液管9及び排液管10は、それぞれの先端部が仕切部6に接続され、それぞれの基端部が外筒3に接続され、先端部の接続部位では組立性、基端部の接続部位では水密性がそれぞれ要求されるが、振動等により、組立性、水密性を確保することが困難である場合がある。
これに対して、この変形例では、給液管9及び排液管10は、接続部位が2箇所から一箇所となり、しかもこの接続箇所も、仕切部6の送入開口部7、送出開口部8から外筒3の内周壁面まで延びた給液管用仕切部6a及び排液管用仕切部6bの全領域である。
従って、給液管9の給液管用仕切部6aに対する接触面積、排液管10の排液管用仕切部6bに対する接触面積を大きくすることができ、給液管9及び排液管10は、それぞれの仕切部6a,6bに対して強固に組立てられ、また水密性も向上する。
なお、給液管用仕切部6aの送入開口部7に給液管9の先端部を圧入または接着、溶着、ロウ付けなどにより水密性を保持することが可能であり、また排液管用仕切部6bの送出開口部8に対しても同様である。
なお、図3のものでは、給液管用仕切部6a及び排液用仕切部6bの形状は、それぞれ別個の矩形状であるが、それぞれが周方向または軸線方向において一部重なってもよいし、一部結合した構成でもよい。
図5は図1に示した実施の形態1の水冷式電動機の他の変形例を示す側面図である。
この変形例では、環状流路4の上流側と下流側との間の中間部での、給液管用仕切部6a及び排液管用仕切部6bのコーナ部に、傾斜面6a1,6b1が形成されている。
この変形例では、給液管用仕切部6a及び排液管用仕切部6bのコーナ部に傾斜面6a1,6b1を形成することにより、送入開口部7から環状流路4に向かって環状流路4は滑らかに急拡大し、一方環状流路4は送出開口部8に向かって滑らかに縮小する。
従って、図3のものと比較して環状流路4の圧力損失が小さくなるとともに、給液管用仕切部6a及び排液管用仕切部6bのコーナ部に傾斜面6a1,6b1を形成した分だけ冷却水の外筒3の内周壁面との接液面積が増大して環状流路4の放熱特性が向上する。
図6は図1に示した実施の形態1の水冷式電動機のさらに他の変形例を示す側面図、図7は図6のVII-VII線に沿った矢視断面図である。
この変形例では、仕切部6は、環状流路4の上流側の給液管用仕切部6aと、下流側の排液管用仕切部6bと、給液管用仕切部6aと排液管用仕切部6bとを連結した中央仕切部6cとから構成されている。
この中央仕切部6cは、軸線に対して傾斜した平板である。
この変形例では、平板状であって送入開口部7から送出開口部8に向かって軸線に対して傾斜した中央仕切部6cを設けたので、送入開口部7から環状流路4内に流入した冷却水は、図5のものと比較してさらに円滑に送出開口部8に導かれ、圧力損失が小さくなるとともに、冷却水の内筒2の外周壁面及び外筒3の内周壁面との接液面積が増大し、さらには偏流が抑制され、放熱特性が向上する。
また、この変形例では、給液管9の先端部の指向方向と排液管10の先端部の指向方向とが交差する角度のうち、内筒2側の角度は180°以下である。
従って、この例では、給液管9及び排液管10のそれぞれの基端部が斜め上方向に指向しており、給液管9及び排液管10と、それぞれの外部配管(図示せず)との接続作業性が向上する。
また、例えば、給液管9の先端部の指向方向及び排液管10の先端部の指向方向が交差する角度を90°とし、さらに給液管9及び排液管10の基端部が45°立ち上がったものを用いることで、給液管9及び排液管10のそれぞれの基端部の開口部を真上に指向させることができる。
なお、中央仕切部6cと軸線との交差角度θは、大きければそれだけ冷却水は環状流路4内を円滑に流れるので、好ましくは45°以上、さらに好ましくは70°以上にする方がよい。
なお、仕切部6は、給液管用仕切部6a、排液管用仕切部6b及び中央仕切部6cのそれぞれが周方向または軸線方向において一部重なってもよいし、一部または全体が結合した構成でもよい。
また、中央仕切部6cは外筒3と接合される必要は無く、内筒2に装着または一体成型してもよい。
なお、図3-図7に記載した水冷式電動機の製造方法としては、内筒2または外筒3に別部品である仕切部6を装着、ロウ付け、溶接などで取付けてもよい。
また、内筒2または外筒3の両側の開口部からジグがスライドして製作するダイキャスト製法でも製造可能である。
また、図3のI、IIに示すように、給液管用仕切部6aと排液管用仕切部6bとから分離するように内筒2及び外筒3を軸線に対して垂直方向に沿って分割して製造してもよいし、また図4のIII、IVに示すように、仕切部6の有無によって内筒2及び外筒3を軸線に沿って分割して製造してもよい。
なお、上記IIIの部位と上記IVの部位とで分割した場合、IVの部位は細密な高効率冷却構造に成型することができる。
また、IVの部位の外筒3の外周壁面は、曲面状にする必要性がなく平面でよく、このIVの部位の外周壁面にインバータなどの電装品を装着、またはIVの部位の外筒3の外周壁面に開口部を設け、この開口部に嵌着した電装品の一部が冷却水と接することで、電装品を高効率で冷却するようにしてもよい。
また、仕切部6だけでなく、水冷式電動機の固定ジグ等も内筒2または外筒3と一括して成型してもよい。
図8は図1に示した実施の形態1の水冷式電動機のさらに他の変形例を示す側断面図である。
この変形例では、水平方向に延びた給液管9の先端部の指向方向と排液管10の先端部の指向方向とが交差する、交差角度のうち内筒2側の角度は90°である。
この例の場合、冷却水は、給液管9を通じてほぼ水平方向から環状流路4内に供給され、ほぼ垂直上方に延びた排液管10を通じて外部に排出されるので、冷却水に混入したガスは排液管10内を上方向に移動して、冷却水とともに外部に効率良く排出される。
また、仕切部6が完全に環状流路4を塞がずに、隙間(連通口)を仕切部6と外筒3との間に設けた場合には、環状流路4内に溜まる冷却水は給液管9から外部に排水することができる。
図9は図1に示した実施の形態1の水冷式電動機のさらに他の変形例を示す側断面図、図10は図9のX-X線に沿った矢視断面図である。
冷却水は、環状流路4内では、中央仕切部6cが軸線に対して傾斜角度θ傾いているので、このままの状態では、中央仕切部6cの影響で、冷却水は、図10において環状流路4の軸線方向である幅Wの下側(給液管9側)に偏流する。
これに対して、この例では、外筒3の内周壁面に軸線方向に延びた断面三角形状に突起した偏流抑制部11が設けられており、しかもこの偏流抑制部11は、軸線に対する傾斜角度φが、傾斜角度θよりも小さい。
従って、環状流路4を流れる冷却水は、偏流抑制部11により環状流路4の幅Wの下側である給液管9側方向への偏流が抑制されて環状流路4内を流れ、環状流路4の放熱特性がより均一になる。特に、軸線方向の長さが長く、それだけ環状流路4の幅W方向の偏流の影響が大きい電動機に対して有効となる。
なお、この偏流抑制部11は、このものに限定されるのではなく、内筒2の外周壁面に設けてもよいし、また敢えて圧力損失を発生させ、環状流路4の幅方向の流速分布幅を小さくする構造であればよい。
実施の形態2.
図11この発明の実施の形態2の水冷式電動機を示す要部断面図である。
この実施の形態では、内筒2及び外筒3のそれぞれの両端面には、周方向に延びた溝30が形成されている。この溝30には、例えばOリングであるシール材12が収められている。閉塞板5と、シール材12との間にはリング状の押し付け構造体13が介在している。
閉塞板5は、内筒2及び外筒3のそれぞれの端面側に、周方向に延びた溝31が形成されている。
押し付け構造体13は、この溝31内に軸線方向に案内されて移動可能であり、この背面には閉塞板5を貫通した、一対のネジである加圧部14の先端面が当接して、シール材12側に押し付けられるようになっている。押し付け構造体13のシール材12側には、並立した突出部からなる突起32が一対形成されている。一方の突起32は、内筒2のシール材12を内周側と外周側とで挟んで溝30に嵌入されている。他方の突起32は、外筒3のシール材12を内周側と外周側とで挟んで溝30に嵌入されている。なお、加圧部14は、閉塞板5の周方向に等分間隔で複数配設されている。
内筒2及び外筒3の軸線方向の長さは、製造上の公差により、数百ミクロン程度の差δが生じるが、この値は、シール材12の潰れ代に相当し、従って製造上の交差により水漏れを引き起こすことがある。
これに対して、この実施の形態の水冷式電動機によれば、閉塞板5と、シール材12との間には押し付け構造体13が介在し、この押し付け構造体13は、この背面を閉塞板5を貫通した加圧部14の先端面が当接してシール材12を確実に押し潰し、環状流路4を塞ぐので、前記公差が生じても、確実に水密構造が確保される。
なお、図12(a)−図12(e)は、図11の押し付け構造体13と異なる形状の例である。
図12(a)の押し付け構造体13では、シール材12側に突起32Aが一対形成されている。一方の突起32Aは、内筒2の溝30であってシール材12の外周側に嵌入される。他方の突起32Aと、外筒2の溝30であってシール材12の内周側に嵌入される。
図12(b)の押し付け構造体13では、シール材12側に突起32Bが一対形成されている。一方の突起32Bは、内筒2の溝30であってシール材12の内周側に嵌入される。他方の突起32Bは、外筒2の溝30であってシール材12の外周側に嵌入される。
図12(c)の押し付け構造体13では、シール材12側に突起32Cが一対形成されている。一方の突起32Cは、内筒2の溝30に嵌入される。他方の突起32Cは、外筒2の溝30に嵌入される。
図13は、図12(d)のシール材押し付け構造体13Aを用いた例を示す要部断面図である。
この例では、閉塞板5の周方向に延びた溝31に、断面形状が蛇行したリング状のシール材押し付け構造体13Aが収納されている。このシール材押し付け構造体13Aと、内筒2及び外筒3の両端面との間には、両端面を覆ったドーナツ状のシール材12Aが設けられている。
この例では、シール材押し付け構造体13Aは、軸線方向に弾性変形し、この弾性力で
シール材12Aを確実に押し潰し、環状流路4を塞ぐので、前記公差が生じても、確実に水密構造が確保される。
なお、図12(d)のシール材押し付け構造体13Aの代わりに、図12(e)に示すように、円弧状のシール材押し付け構造体13Bを用い、このシール材押し付け構造体13Bの弾性力でシール材12Aを押し潰すようにしてもよい。
また、図14に示すように、シール材押し付け構造体13の背面に断面凹凸形状の板ばねである加圧部14Aを配置してもよい。この加圧部14Aを用いて場合には、図11に示した加圧部14は不要となる。
なお、上記実施の形態の各例では、閉塞板5に、シール材押し付け構造体13,13Aを収納し、またガイドする溝31を形成したが、内筒2の外周壁面と外筒3の内周壁面との間をシール材押し付け構造体が軸線方向に移動するのを案内する空隙として利用するようにしてもよい。この場合には、シール材押し付け構造体には、空隙を挿脱可能な突出部が形成される。
実施の形態3.
図15はこの発明の実施の形態3の冷却式電動機の環状流路4内の冷却水の流れ方向に対して垂直方向に切断したときの部分断面図、図16は環状流路4内の冷却水の流れ方向に沿って切断したときの部分断面図である。
この実施の形態では、周方向に沿って、全周にわたって内筒2の外周壁面と外筒3の内周壁面とに交互にジクザク状に略三角形のフィン15が配置されている。
内筒2及び外筒3は、円筒形状であり、環状流路4内の周回する冷却水には、遠心力が働き、図16のロに示すように、二次流である旋回流が発生する。
この実施の形態では、隣接する旋回流の回転方向が反転し、隣り合う旋回流同士で旋回流がさらに強化され、外筒3の内周壁面及び内筒2の外周壁面上に形成される温度境界層が薄くなり、放熱特性が向上する。
また、フィン15の面積拡大効果により、放熱特性がされに向上する。
図17は環状流路4内の冷却水の流れ方向に対して垂直方向に切断したときの部分断面図、図18は環状流路4内の冷却水の流れ方向に沿って切断したときの部分断面図である。なお、図17中の特殊記号は、冷却水の流れ方向を示し、冷却水は、紙面に対して垂直下側方向に流れる。
この例では、外筒3の内周壁面に軸線方向に延びた切り欠き16が全周にわたって形成されている。
環状流路4内の周回する冷却水は、遠心力により、外筒3の内周壁面に衝突するが、この例では。図18の矢印ハに示すように切り欠き16内で衝突することで、外筒3の内周壁面上に形成される温度境界層が破断され、環状流路4の放熱特性が向上する。
この衝突現象は、内筒2の外周壁面にも影響を及ぼし、内筒2の外周壁面上に形成される温度境界層も薄くなり、電動機本体で生じた熱は、環状流路4内の冷却水に効率良く伝達される。
なお、切り欠き16は、外筒3の内周壁面のみに形成してもよいし、内筒2の外周壁面及び外筒3の内周壁面の両壁面に形成してもよい。
図19は、図10と同様に、環状流路4を周方向に沿って切断したときの部分模式図である。
この例では、一対の閉塞板5に基端部が当接し、先端部が内筒2の外周壁面に沿って軸線方向に延びた突出部17が周方向に一定の間隔を空けて複数形成されている。それぞれの閉塞板5から軸線方向に延びた突出部17は、互いに対向している。
閉塞板5と内筒2とは、突出部17に螺着されたボルト(図示せず)により固定されている。
この例では、環状流路4の流れの障害となる突出部17を内筒2の外周壁面に設けたことで、冷却水の流れが拡大(流速低下)と縮小(流速増加)を繰り返し、内筒2の外周壁面に形成される温度境界層厚さが薄くなり、環状流路4の放熱特性が向上する。
図20は、図19の変形例であり、この例では、両閉塞板5から軸線方向に延びた突出部17は、周方向に沿って互いにジクザク状になるように内筒2の外周壁面に形成されている。
この例では、冷却水の流れが蛇行することにより、内筒2の外周壁面に形成される温度境界層厚さが薄くなり、環状流路4の放熱特性が向上する。
なお、図19及び図20に示した突出部17については、外筒3の内周壁面にも同様に形成してもよい。
実施の形態4.
図21はこの発明の実施の形態4の冷却式電動機を示す側断面図、図22は図21を矢印への方向から視たときのインバータ19の内部構造を示す図である。
この実施の形態では、仕切部6と対向する外筒3の外周壁面にインバータ取付台座18が設けられている。このインバータ取付台座18には、インバータ19が取り付けられている。このインバータ19は、ケース20で覆われている。
このインバータ19は、インバータ取付台座18上のベース板21に、主にパワーモジュール22、コンデンサ23が設置され、これらは、バスバー24によりそれぞれ連結されている。パワーモジュール22、コンデンサ23の上側には基板25が配置されている。
また、インバータ取付台座18において、パワーモジュール22の取付部位とコンデンサ23の取付部位との間に周方向に延びた断熱溝26が設けられている。
この実施の形態では、環状流路4の偏流が最も小さくなる仕切部6と対向する位置に高効率冷却が必要なインバータ19を設けることにより、インバータ19は効率よく冷却される。
また、インバータ取付台座18にはパワーモジュール22だけでなく、コンデンサ23もベース板21を介して設置されており、パワーモジュール22とともにコンデンサ23も効率よく冷却される。
さらに、インバータ取付台座18に断熱溝26を設けることで、高温側のパワーモジュール22の取付部位と、低温側のコンデンサ23の取付部位の間での熱干渉が抑制され、コンデンサ23の低温が確保される。
なお、インバータ取付台座18に環状流路4と連通する開口部を設け、この開口部に嵌着した電装品の一部が冷却水と接することで、電装品を高効率で冷却するようにしてもよい。
また、ベース板21を介さずに、パワーモジュール22、コンデンサ23及びバスバー24等をインバータ取付台座18に直接設けるようにしてもよい。
なお、上記各実施の形態では、液冷式回転電機として水冷式電動機について説明したが、これは一例であり、この発明は、水冷式発電機にも適用することができる。また冷却液として冷却水以外に、オイル、エチレングリコール等であってもよい。
また、主軸1は一方の閉塞板5からのみ外部に先端部が突出するものに限定されるものではなく、両方の閉塞板からそれぞれ先端部が外部に突出する回転電機であってもよい。
また、内筒2,外筒3は円筒形状に限定されず、断面多角形状であってもよい。
1 主軸、2 内筒、3 外筒、4 環状流路、5 閉塞板、6 仕切部、6a 給液管用仕切部、6b 排液管用仕切部、6a1,6b1 傾斜面、6c 中央仕切部、7 送入開口部、8 送出開口部、9 給液管、10 排液管、11 偏流抑制部、12,12A シール材、13,13A,13B シール材押し付け構造体、14,14A 加圧部、15 略三角形フィン、16 切り欠き、17 突出部、18 インバータ取付台座、19 インバータ、20 ケース、21 ベース板、22 パワーモジュール、23 コンデンサ、24 バスバー、25 基板、26 断熱溝、30,31 溝、32,32A,32B,32C 突起。

Claims (15)

  1. 回転電機本体と、
    この回転電機本体を囲った内筒と、
    この内筒の外側を囲った外筒と、
    前記内筒及び前記外筒を両側から塞ぎ、内筒及び外筒とともに環状流路を形成する板状の閉塞板と、
    冷却液が流れる前記環状流路内を軸線方向に延び環状流路を仕切る仕切部と、
    この仕切部の一端部に形成された送入開口部に先端部が接続されているとともに前記冷却液を前記環状流路に供給する給液管と、
    前記仕切部の他端部に形成された送出開口部に先端部が接続されているとともに前記冷却液を前記環状流路の外部に排出する排液管と、
    を備え、
    前記給液管及び前記排液管は、それぞれの基端部が環状流路の接線方向であって互いに前記仕切部を境にして反対方向に延出している液冷式回転電機。
  2. 前記仕切部は、前記給液管側であって前記給液管に沿って前記外筒の内周壁面まで延設した給液管用仕切部と、前記排液管側であって前記排液管に沿って前記外筒の内周壁面まで延設した排液管用仕切部とから構成されている請求項1に記載の液冷式回転電機。
  3. 前記仕切部は、前記給液管側であって給液管に沿って前記外筒の内周壁面まで延設した給液管用仕切部と、前記排液管側であって排液管に沿って前記外筒の内周壁面まで延設した排液管用仕切部と、この排液管用仕切部と前記給液管用仕切部とを連結した平板状の中央仕切部とから構成されている請求項1に記載の液冷式回転電機。
  4. 前記中央仕切部は、軸線方向に対して傾斜して設けられている請求項3に記載の液冷式回転電機。
  5. 前記中央仕切部の下流側には、傾斜した中央仕切部により偏流する前記冷却液の偏流を抑制する偏流抑制部が前記外筒の内周壁面、または前記内筒の外周壁面に軸線方向に延びて形成されている請求項4に記載の液冷式回転電機。
  6. 前記給液管の先端部の指向方向と前記排液管の先端部の指向方向とが交差する、内筒側の角度は180°以下である請求項1〜5の何れか1項に記載の液冷式回転電機。
  7. 前記角度は、90°であって、前記排液管の基端部は上方向に指向している請求項6に記載の液冷式回転電機。
  8. 前記内筒及び前記外筒のそれぞれの端面と、前記閉塞板との間に、シール材、及びシール材を押圧するシール材押し付け構造体が設けられ、またこのシール材押し付け構造体の背面にシール材押し付け構造体を前記シール材側に付勢した加圧部が設けられている請求項1〜7の何れか1項に記載の液冷式回転電機。
  9. 前記内筒の外周壁面及び前記外筒の内周壁面には、軸線方向に沿って延びた断面三角形状の各フィンが全周にわたって互いにジクザク状に配置されて形成されている請求項1〜8の何れか1項に記載の液冷式回転電機。
  10. 前記内筒の外周壁面及び前記外筒の内周壁面の少なくとも一方には、軸線方向に延びた切り欠きが形成されている請求項1〜8の何れか1項に記載の液冷式回転電機。
  11. 対向するそれぞれの前記閉塞板に基端部が当接し、先端部が前記内筒の外周壁面または前記外筒の内周壁面に沿って軸線方向に延びた突出部がそれぞれ形成されている請求項1〜8の何れか1項に記載の液冷式回転電機。
  12. 前記仕切部と対向する前記外筒の外周壁面の部位に、インバータ取付台座を設け、インバータ取付台座またはベース板を介してインバータ取付台座に、パワーモジュール、コンデンサを有するインバータを設けた請求項1〜11の何れか1項に記載の液冷式回転電機。
  13. 前記パワーモジュールとともに前記コンデンサも前記インバータ取付台座または前記ベースを介してインバータ取付台座に設けた請求項12に記載の液冷式回転電機。
  14. 前記インバータ取付台座の前記パワーモジュールと前記コンデンサとの間には、パワーモジュールからの熱がコンデンサに及ぶのを抑制する断熱溝が形成されている請求項13に記載の液冷式回転電機。
  15. 前記液冷式回転電機は、水冷式電動機である請求項1〜14の何れか1項に記載の液冷式回転電機。
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