JP2013147491A - 白毛数抑制剤及び非治療的な美容方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】下記化1に示す(A)成分を含有する白毛数抑制剤。
【化1】
【選択図】 図12
Description
上記課題を解決するための本願第1発明の構成は、
下記化1に示す(A)成分を含有する白毛数抑制剤である。
上記課題を解決するための本願第2発明の構成は、
前記(A)成分を0.001質量%〜10質量%含有する第1発明に記載の白毛数抑制剤である。
上記課題を解決するための本願第3発明の構成は、
前記白毛数抑制剤が、更に(B)浸透促進成分として溶剤、界面活性剤から選ばれる少なくとも1種を含有する第1発明又は第2発明に記載の白毛数抑制剤である。
上記課題を解決するための本願第4発明の構成は、
前記白毛数抑制剤が、更に(C)定着成分として増粘剤を含有する第1発明〜第3発明のいずれかに記載の白毛数抑制剤である。
上記課題を解決するための本願第5発明の構成は、
前記白毛数抑制剤が、更にヤーバサンタ抽出物及びヨモギ抽出物から選ばれる少なくとも1種を含有する第1発明〜第4発明のいずれかに記載の白毛数抑制剤である。
上記課題を解決するための本願第6発明の構成は、
第1発明〜第5発明のいずれかに記載の白毛数抑制剤を適用する非治療的な美容方法である。
体毛中に色素が存在することにより、体毛は黒色、茶色、赤色、金色等となる。体毛の色素は毛包に存在する色素細胞によって産生されている。色素を産生する色素細胞は色素幹細胞から分化・成熟したものである。
上記第2発明により、より好適な白毛数抑制剤が提供される。
上記第3発明により、より皮膚に上記(A)成分が浸透しやすい白毛数抑制剤が提供される。これにより、組成物中の(A)成分の量を節約しても本発明の効果の維持/増進が期待できる。また、本発明の効果の早期発現が期待できる。
上記第4発明により、より使用しやすい白毛数抑制剤が提供される。白毛数抑制剤の使用性の向上、白毛数抑制剤の定着部位への(A)成分の持続的供給、又は経時安定性の確保という効果を期待できる。好ましい投与経路である塗布によって当該剤を使用する場合、垂れ落ち等を防止して、所望の部位にのみ当該剤を塗布することができる。また、所望の部位に当該剤を留まらせることも可能であり、塗布部位への持続的な(A)成分の供給が図られる。
上記第5発明により、ステルビンの奏する効果と、ヤーバサンタ抽出物、ヨモギ抽出物の奏する効果の相乗効果が得られると考えられる。
上記第6発明により、有用な非治療的な美容方法が提供される。全体毛本数中における白毛本数の割合が増加するのは、加齢における自然な現象である。例えば、加齢にともない白髪や白ひげ等が増加する。白髪を含む白毛の状態・変化については一律の評価を得ることは難しく、むしろ現状について「白毛の増加を抑制したい、現在の白毛状態を維持したい、又は白毛から有色毛へ改善したい」など変化の度合いについての要望が多い。上記した白毛数抑制剤の適用時期・量等を、使用者の要求に合わせて適宜選択することにより、これらの要望に応えることができる非治療的な美容方法が提供される。
体毛は、ヒトを含む動物の任意の毛を意味する。体毛は頭に生える毛髪、口髭や顎鬚を含むひげ、眉毛、睫毛、鼻毛、腕・脚・胸等の胴体に生える毛を好ましく例示することができ、毛髪、ひげ、眉毛、睫毛を更に好ましく例示することができ、毛髪、ひげを特に好ましく例示することができる。
皮膚は、ヒトを含む体毛を有する動物一般の皮膚をさす。当該皮膚としては、ヒトの皮膚、非ヒト哺乳動物の皮膚が好ましい。また、後述の剤、組成物等を塗布、適用等する場合、部位としては、頭、腕、脚などの体毛を有する部位が好ましく挙げられる。より好ましくは、頭皮、あごを含む顔、くび、手、脚等である。
白毛数抑制剤は、上記した体毛の種類によって、更に個別の体毛についての白毛数抑制剤となる。
本発明の白毛数抑制剤は(A)成分としてステルビンを含有する。当該(A)成分が活性成分となる。ステルビンは不斉炭素を有する化合物であるが、R体、S体のいずれの立体異性体を用いても良いし、例えばラセミ体等の各立体異性体の混合物を用いても良い。また、白毛数抑制剤に含まれる(A)成分は、ステルビンそのものであっても良いし、薬学的に許容される塩や水和物等の形態であっても良い。薬学的に許容される塩や水和物等の形態である場合、(A)成分の含有量は、上記化1に示すステルビン量に換算して表す。(A)成分は合成可能であるし、植物等から得ることができるし、適宜市販品を用いても良い。また、白毛数抑制剤の製造に(A)成分を含有する植物抽出物を利用することもできる。以上の通り、本願は白毛数抑制剤を製造するための(A)成分の使用方法をも開示する。
浸透促進成分としては、溶剤、界面活性剤から選ばれる少なくとも1種が好ましい。(B)成分は適宜市販品等を用いることができる。
定着成分としては、増粘剤が好ましい。(C)成分は適宜市販品等を用いることができる。
ヤーバサンタは、ハゼリソウ科(Hydrophyllaceae)、エリオディクティオン属(Eriodictyon)の植物:Eriodictyon angustifolium Nutt.(ホソバヤーバサンタ)、Eriodictyon californicum(Hook.et Arn.)Torr.、Eriodictyon tomentosum Benth.、Eriodictyon altissimum P.V.Wells、Eriodictyon capitatum Eastw.、Eriodictyon crassifolium Benth.、Eriodictyon traskiae Eastw.、Eriodictyon trichocalyx A.Heller等を含む概念である。好ましくは、ホソバヤーバサンタである。
ヨモギとは、カワラヨモギ(Artemisia capillaries Thunb. (Compositae))、オトコヨモギ、ハマヨモギ、イワヨモギ等を含む概念である。好ましくは、カワラヨモギである。
溶媒等を用いて上記抽出物を得る場合、抽出に用いる溶媒の種類は限定されないが、水、メタノール、エタノール、ヘキサン、酢酸エチル、アセトン、エーテル類、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン等を挙げることができ、これらの1種単独で又は2種以上を混合して用いることができる。上記した抽出溶媒のうち特に、水、メタノール、エタノール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリンが好ましい。
本発明の白毛数抑制剤には、上述の成分の他に、例えば、以下の成分も含有させることができる。
本発明の白毛数抑制剤の剤型は限定されないが、例えば液状、乳液状、クリーム状又はゲル状が好適である。また、顆粒剤、糖衣剤、カプセル剤、吸入剤とすることも好ましい。これらの剤型は、周知の方法や常法に従って実現可能である。
本発明の白毛数抑制剤の投与経路は特に限定されず、経口投与、吸入投与、手や塗布具等によって皮膚に塗布する等剤を目的部位に付着させる経皮吸収、血管投与、皮下注射および皮内注射などが可能であり、経皮吸収及び経口投与が好ましく、経皮吸収が特に好ましい。
本発明の非治療的な美容方法は、上記白毛数抑制剤において記載した(A)成分を含有する組成物を適用する方法である。当該方法は非治療的なものであり、いわゆる医療行為を含まない。本発明の非治療的な美容方法では、化粧用品等を用いることが好ましい。
関東化学株式会社に依頼し、ナリンゲニンのラセミ混合物を出発物質としてステルビンを合成した。第1ステップとしてナリンゲニンにメトキシ基の導入を行って中間産物を得て、第2ステップとして当該中間産物に水酸基の導入を行ってステルビンを得た。
上記〔ステルビンの調製〕で得られた化合物の構造決定には二次元NMR(日本電子株式会社製 JNM-ECX400P)、質量分析(日本ウォーターズ株式会社製 LCT-Premier EX)、旋光度(日本分光工業株式会社製 DIP-360)の測定を用い、以下の結果を得た。
ヒトメラノーマ細胞であるSK−Mel28、メラニン産生細胞であるNormal human epidermal melanocyte(以下、NHEMとも称する。)を用いて、ステルビンのEDNRB、MITF−M、Bcl2、チロシナーゼ各遺伝子の活性化効果を検討した。
以下の手順のルシフェラーゼアッセイにより、EDNRB及びMITF−M各遺伝子のプロモーター活性を測定した。各試験はN=4で行い、複数回実施して、再現性を有することを確認した。
(1)6cm dishを用いて、SK−Mel28ヒトメラノーマ細胞に、リポフェクトアミンLTX(Invitrogen社)を使用し、発明者らが作製したヒトEDNRB遺伝子プロモーター(上流1013bp)又はヒトMITF−M遺伝子プロモーター(上流330bp)配列が入ったプラスミドDNAをトランスフェクションした。
(2)24時間後、96ウエルプレートに細胞をまきなおした。
(3)24時間後、ステルビンの濃度30μM溶液(コントロールである「DMSO」はステルビンを添加しなかったことを意味する。)を100μLのNO serumのDMEM培地に対し0.1μL添加した。DMSOは濃度0.1%(v/v)で使用した。
(4)24時間後、Dual Ruciferase Kit(Promega社)を使用しプロモーター活性を測定した。測定は、当該キットの説明書に記載の方法に従った。
以下の手順のリアルタイムPCRにより、チロシナーゼ、EDNRB、MITF−M、及びBcl2各遺伝子の発現量を測定した。リアルタイムPCRのインターナルコントロールにはTBP(TATA binding protein)又は18S rRNA 遺伝子を用いた。各試験はN=2で行い、複数回実施して、再現性を有することを確認した。
(1) 6cm dishに3.0×105個/dish のSK−Mel28ヒトメラノーマ細胞(EDNRB遺伝子、MITF−M遺伝子、Bcl2遺伝子、TBP遺伝子試験用)もしくはNHEMヒト正常表皮メラノサイト細胞(チロシナーゼ遺伝子、18S rRNA 遺伝子試験用)を用意した。
(2) 細胞を6cm dishに播種した24時間後、上記プロモーター活性試験と同様に、30μMステルビンを添加した。
(3)1時間後(チロシナーゼ遺伝子試験だけは24時間後)、High Pure RNA Isolation Kit(Roche Applied Science)を用いてRNAを抽出した(試験法詳細は取扱説明書参照)。
(4)当該抽出したRNAよりcDNAを合成後、EDNRB、MITF−M、及びBcl2各遺伝子についてはPower SYBER Green PCR Master Mix (Applied Biosystems)を用いてリアルタイムPCRを行った。この時使用したプライマー配列を以下に示す。
配列番号2:EDNRB R : 5’-TCCCGTCTCTGCTTTAGGTG-3’
配列番号3:MITF-M F : 5’-CCGTCTCTCACTGGATTGGT-3’
配列番号4:MITF-M R : 5’-TGGGCTTGCTGTATGTGGTA-3’
配列番号5:BCL2 F : 5’-CTCGTCGCTACCGTCGTGACTTCG-3’
配列番号6:BCL2 R : 5’-CAGATGCCGGTTCAGGTACTCAGTC-3’
配列番号7:TBP F : 5’-CACGAACCACGGCACTGATT-3’
配列番号8:TBP R : 5’-TTTTCTTGCTGCCAGTCTGGAC-3’
実施例2においては、白毛モデル動物として、PCT/JP2006/302783号に開示された公知の白髪モデルマウスを使用した。この白髪モデルマウスは、詳細な説明は省くが、一定の遺伝子型を持ったノックアウト・トランスジェニックマウスであって、生後はじめて生える体毛の色が黒色ないしほぼ黒色であり、加齢と共に白毛を自然発症するという表現型を持っている。
実施例3では、C57BL/6マウスを使用した。マウスが生後3週齢の時点で体毛のサイクルの休止期を迎えるのに合わせ、毛刈を行った(サイズ:1.5cmx3cm:当該部位を毛刈部位とする。)。毛刈した翌日に300μlの1質量%ステルビン(溶媒は生理食塩水)溶液を当該毛刈部位の皮下に注射した。コントロールは生理食塩水とした。その6時間後、追って250μlの150μMt−BOOH生理食塩水溶液を当該毛刈部位の皮下に注射した。注射後1ヶ月ごとに当該毛刈部位の毛刈を実施し、注射後1ヵ月と3ヶ月の体毛が生えそろった時点で写真撮影を行った。
試験物質として、ステルビン、ルテオリン、ホソバヤーバサンタ葉抽出物、Eriodictyon californicum(Hook.et Arn.)Torr.葉抽出物を用い、γH2AXとの関係を検討した。細胞はNHEMを用いた。ホソバヤーバサンタ葉抽出物は実施例1で得た物を用いた。Eriodictyon californicum(Hook.et Arn.)Torr.葉抽出物は、ホソバヤーバサンタ葉に換えてEriodictyon californicum(Hook.et Arn.)Torr.葉を用いた点を除き、実施例1に記載のホソバヤーバサンタ葉抽出物と同様の手順で調製した。DMSOは上記試験物質を培地に溶解させるため濃度0.1%(v/v)で用いた。
ひげに白鬚が混じり始めた30代男性のあご全体(約30cm2)に、0.125質量%ステルビン(50%EtOH溶媒)溶液0.25mlを、1日2回、3ヶ月間毎日塗布した。その結果、15本あった白鬚のうち11本が黒鬚に変化した。逆に黒鬚から白鬚に変化した鬚は認められなかった。
実施例2に記載のPCT/JP2006/302783号に開示された白髪モデルマウスを使用し、実施例2と同様の手順で1日1回毎日、200μlの0.5質量%ステルビン(溶媒は70%EtOH)溶液を毛刈部位に塗布し、塗布は2ヶ月間行った。コントロールは70%EtOHとした。塗布開始後2ヶ月の時点で毛刈りし、以下の(1)〜(9)に述べる手順により色素幹細胞数を測定した。試験はN=6にて行った。
(1)検体毛を毛刈りした部分の皮膚の一部(約10mm×5mm角)を、切除後に縫合可能なように切り取る。
(2)切り取った皮膚を未固定にて凍結包埋する。
(3)凍結切片を12μmの厚さにて作製する。
(4)スライドグラスに切片をのせ、10分間冷アセトンで固定する。
(5)PBS(生理食塩水)にて洗浄し、4℃で抗dct抗体(サンタクルーズ社製を1:1000で使用)および抗c−kit抗体(サンタクルーズ社製を1:1000で使用)にて免疫染色する。
(6)12時間後、PBSにて洗浄する。
(7)Alexa 594 donkey αgoat IgG(サンタクルーズ社製を1:1000で使用)およびAlexa 488 donkey αRat IgG(サンタクルーズ社を1:1000で使用)にて室温で10分間二次抗体反応をさせる。
(8)PBSにて洗浄し、核染色後封入する。
(9)光学顕微鏡(オリンパス社製BX61 20〜40倍)にて毛包を観察し、下記(I)〜(III)の全ての条件を満たす細胞を色素幹細胞とし、各例で評価するマウス皮膚中の毛包70本中の色素幹細胞を計数した。
(I)体毛バルジ領域に存在する細胞である。
(II)dctが発現している。
(III)c−kitの発現がない細胞、もしくは弱い細胞である。
ステルビン1.0μM、5.0μM、10.0μMの各濃度でNHEMのメラニン産生促進効果を検討した。DMSOは上記試験物質を培地に溶解させるため濃度0.1%(v/v)で用いた。
側頭部に白髪が混じり始めた30代男性の側頭部を、1cm×1cmの範囲で毛刈を行い観察部位とし、当該観察部位にて1年9ヶ月間、白髪本数の増減を観察した。観察部位の毛刈は週1回実施した。観察開始から1年9ヶ月後、それまで黒だった毛髪の色素が薄くなるのを観察し(当該色素が薄くなった毛髪を「特定の毛髪」とする。)、当該特定の毛髪は観察開始から1年10ヶ月後には完全な白髪となった事を確認した。前記特定の毛髪が生え変わらずに白髪となったことを確認後、ホソバヤーバサンタ葉抽出物水溶液(ホソバヤーバサンタ葉10.0gを50%(v/v)EtOH2,000ml室温で1週間抽出し、濾過後抽出溶媒をエバポレーターで除去したものをホソバヤーバサンタ葉抽出物とした。;当該ホソバヤーバサンタ葉抽出物水溶液のステルビン濃度は180ppm)0.1mlを、1日2回(朝と晩)、1週間前記観察部位に塗布した。その結果、当該1週間の塗布で白髪となった特定の毛髪の黒毛化が認められた。ただし、観察開始直後において既に白髪であった毛髪は色素幹細胞が死滅していると予想されたため、黒毛化は認められなかった。観察部位の観察結果から、上記特定の毛髪が生えている部分の毛包は、「色素幹細胞は存在しているが、メラノサイトの活性が落ちた」状態であったと考えられた。
頭髪全体に白髪が混じっている50代男性の頭部を、1cm×1cmの範囲で観察部位を特定し毛刈を行った。上記の実施例8にて使用したホソバヤーバサンタ葉抽出物水溶液を50%EtOHにて1/4に希釈したもの1.0mlを、1日2回(朝と晩)、全頭に塗布した。その結果、上記観察部位の一部の毛髪にて、1ヶ月間の塗布で黒毛化が認められた。ホソバヤーバサンタ葉抽出物は、ヒト頭髪の白毛だった毛髪を黒毛で新生させる効果を有すると考えられる。上記した各実施例の結果も考慮すると、ヒト頭髪において、白毛を黒毛に変化させる等の白毛数抑制効果を得るために、ステルビンは重要な成分であると合理的に推測された。
Claims (6)
- 下記化1に示す(A)成分を含有することを特徴とする白毛数抑制剤。
- 前記(A)成分を0.001質量%〜10質量%含有することを特徴とする請求項1に記載の白毛数抑制剤。
- 前記白毛数抑制剤が、更に(B)浸透促進成分として溶剤、界面活性剤から選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の白毛数抑制剤。
- 前記白毛数抑制剤が、更に(C)定着成分として増粘剤を含有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の白毛数抑制剤。
- 前記白毛数抑制剤が、ヤーバサンタ抽出物及びヨモギ抽出物から選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の白毛数抑制剤。
- 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の白毛数抑制剤を適用することを特徴とする非治療的な美容方法。
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