JP2000290146A - キャリアオイルを溶媒液として、温州みかんに含まれる有効成分を有機溶媒抽出して得られた溶液、あるいはこれを含有するキャリアオイルによる育毛剤並びにスキンケアオイル - Google Patents

キャリアオイルを溶媒液として、温州みかんに含まれる有効成分を有機溶媒抽出して得られた溶液、あるいはこれを含有するキャリアオイルによる育毛剤並びにスキンケアオイル

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JP2000290146A
JP2000290146A JP11131776A JP13177699A JP2000290146A JP 2000290146 A JP2000290146 A JP 2000290146A JP 11131776 A JP11131776 A JP 11131776A JP 13177699 A JP13177699 A JP 13177699A JP 2000290146 A JP2000290146 A JP 2000290146A
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hair growth
oil
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carrier oil
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Yoshiharu Harimoto
吉春 播本
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 天然成分だけを主とした育毛剤により、育毛
効果を発揮し、より安全で確実な増毛効果を高めるた
め、毛穴の洗浄と頭皮の活性を促すことにより、毛髪の
生産に良好な環境を整え、毛母細胞や毛根に有効成分を
直接運び込み、それぞれの働きを活性化し、育毛と発毛
の確実な効果を提供すると同時に、ヘアケア、並びにス
キンケア効果を有した育毛剤の提供をする。 【解決手段】 温州みかんに含まれる有効成分をキャリ
アオイルを溶媒として抽出し、育毛剤並びにスキンケア
オイルを得る。その有効成分を含んだキャリアオイルを
患部及び全体に塗布しマッサージを施すことにより、皮
膚だけの刺激ではなく、皮下細胞を活性化し、細胞の老
化を抑えることで、ホルモンの分泌を正常に戻し、その
結果、毛母細胞が、活性化され、毛乳頭や毛根に活力を
与えることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温州みかんの果皮に含
まれる有効成分やをキャリアオイルを溶媒溶液として、
有機溶媒抽出することにより、化学物質を一切使用せ
ず、もっとも安全で効果的な抜け毛の防止や予防、育毛
促進、毛生促進、発毛促進、フケやかゆみの防止、乾燥
肌への保湿効果、脂性の抑制、毛穴の汚れの分解等、皮
膚や頭皮、頭髪の両面から、細胞を活性化することで育
毛促進とスキンケアを可能にした全く新しい育毛剤並び
にスキンケアオイルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の育毛剤は、ローションやクリー
ム、それにアルコール類の溶液に育毛、養毛に効くであ
ろうと思われる天然のエキスや合成の化学物質を混ぜ、
効果の現れにくい、気休め的な物ばかりである。それど
ころか髪の毛にとってはあまり良くない物質、人体にと
って有害と認められる物質も多く使われており、皮膚、
頭皮、毛髪、人体にとっての安全性に欠けるものが殆ど
である。人間の皮膚からは有害物質のみが浸透し、水分
や養分は浸透しないことが分かっている。この様な育毛
剤において、いろいろの有効と思われる成分をエチルア
ルコールやエタノール等のアルコール類に配合したもの
が多く、有効性は殆ど少なく、それより、アルコール類
は髪の毛の水分を奪ってしまい、毛髪にとってはマイナ
スであり、抜け毛の原因になりかねない。従来のやり方
で、幾ら栄養成分や薬効成分、刺激成分を混入しても、
思うほどの成果は得られない。皮膚内に浸透するのは有
害成分のみと言う結果になる。クリームやローションに
おいても保湿剤や防腐剤、安息剤、界面活性剤、香料と
人体にとって有害なものが使用されているものも多く、
安全性と効果への疑問が増す。髪の毛や頭皮、皮膚や人
体において安全なものは化学物質を一切使用しないこと
である。そこでいろいろ研究を重ねた結果、発ガン抑制
力の高い有効成分は外用的に利用しても、細胞の活性に
効力を現すことを発見した。その代表として、日本を原
産とする温州みかんの果皮に含まれる有効成分が、抜け
毛防止、育毛、発毛の促進に非常に効果が有ることが判
明し、活性酸素と細胞との関係に注目をし、仮説を立て
て研究を進めた結果、皮膚や皮下細胞に活性化を与える
効果を持つことを発見した。この有効成分を有機溶媒抽
出の溶媒液にキャリアオイルを使うことで、すべてを解
決できることが判明した。さらに玄米やヨモギからも同
様の方法で抽出し、併用もしくは混ぜ合わせることで、
さらなる効果を高めることが分かった。外用においては
細胞への効力をキャリアオイルの働きが助け、細胞の活
性化に即効性が得られ、抜け毛防止から育毛、養毛、発
毛はもとより、白髪を黒くする効果までを高めることを
可能にした。又、頭皮以外の肌に対しても非常に効果が
高いことが判明し、本発明が完成したのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来から販売されてい
る育毛剤等を使用しても、所望の効果が現れず、有効成
分とされる物も方法も、ほぼ同じ様な物で効果の可能性
が認められず、需要は有れども効果がなし、この様な状
況での消費者の期待は大きく、抜け毛防止、育毛、発毛
効果が確実に現実となることが求められている。
【0004】一方、現在の育毛剤は、血行促進、毛母細
胞の活性作用を有する物として、センブリエキス、朝鮮
人参エキス等を主成分としたものや唐辛子、カンタリ
ス、ショウキョウなどの刺激成分などをアルコールで抽
出したものや化学物質を主体にしたものなどが多く製造
されている。この様な従来の外用では十分な養毛効果は
期待できない。誇大表現による宣伝文句やごまかしの写
真撮影、嘘と危険だらけの育毛業界と化粧品業界。効果
と安全性が実証されないまま販売されているのが現実で
ある。これ程たくさんの効果抜群のキャッチでいろんな
ものが販売されているにも関わらず、効果があったとい
う実例が、あまり聞かれないのはなぜか、だからこそ、
安全でより高い効果を有するものが望まれている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、活性酸素とホ
ルモンの関係に注目し、細胞の老化が原因ではないかと
考え、その活性酸素を減らすことを外用的に出来ないも
のかと、調べていく上で、自然なもので発ガンの抑制効
力のある物質で有れば可能ではないかと考え、日本を原
産とする温州みかんに含まれる物質が、発ガン抑制効果
が高いことに注目し、研究を始めた。温州みかんの果皮
に含まれる有効成分で、ビタミンCやクエン酸、βカロ
チンは良く知られているが、温州みかんの白いすじの部
分に含まれるヘスペリジンという毛細血管の強化に役立
つ成分や、βクリプトキサンチンという発ガン抑制に非
常に効果の高い成分で、βカロチンの5倍ものパワーが
ある。これらの有効成分が活性酸素を抑え細胞を活性化
し、老化を抑えることにより、毛乳頭や毛母細胞が正常
な働きに戻る。また、同様の働きで頭皮も含め、顔や体
全体の皮膚の老化防止にも効果が有ると考え、温州みか
んの果皮エキスを抽出し、塗布し、マッサージする事
で、その効果がもっとも高いことを発見した。その有効
成分を壊すことなく確実に抽出し、もっとも効果的に肌
に浸透させる方法として、キャリアオイルを溶媒に利用
することで、安全性と有効性を可能にした。そのキャリ
アオイルには食用油を使用し、オリーブオイルや胡麻油
が適していることが分かり、有機溶媒抽出に成功した。
その有効成分を含んだキャリアオイルを塗布し、軽く指
のハラでマッサージをすることにより、これまでにな
い、脱毛防止、毛生促進、育毛促進、発毛促進までの高
い効果を発揮することが判明し、さらには吹き出物の防
止や肌を整える効果も高いことが分かり、本発明を完成
するに至った。
【0006】本発明は、従来から知られている育毛方法
から視点をはずし、温州みかんの有効性はもとより、ヨ
モギや玄米においても同様の発ガン抑制力の高い成分が
含まれており、その未知なるパワーに注目し、活性酸素
とホルモン並びに細胞の老化に着目した。これらの優れ
た有効成分を外用的に直接作用させるために、一番安全
で確実な方法としてキャリアオイルを溶媒として使うこ
とで可能にした。さらには、有機溶媒抽出力も高まり、
1回の使用量も少量で、皮膚や細胞を活性化し正常化す
ることに成功を納め、安全かつ確実な育毛、発毛効果が
得られる育毛剤が提供できるのである。又、同様の効果
で、顔やからだ全体の皮膚や細胞においても活性化と正
常化の効果を発揮し、皮膚の老化を防ぐスキンケアオイ
ルとしても提供できるのである。
【0007】抽出する場合、第一段階として、純正の生
搾りのごま油をキャリアオイルとして600mlに対し
て温州みかんの皮250gを密封びんに入れ、3日間寝
かせる。この方法で確実な有効成分の抽出が可能であ
る。オイルを布で濾して取り出し、ラベンダー、ローズ
ウッド、ゼラニウムのピュアなエッセンシャルオイル3
種類を2%以内で香りと防腐の目的として加えて完成で
ある。この段階で出来上がったものをA液とする。
【0008】使用目的により、第二段階として、オリー
ブオイル600mlにヨモギの生葉200gを5日間漬
けおきして寝かせ、とりだしたオイルと、A液600m
lにニンニクの黒焼き30g、人参の黒焼き50g、玄
米の黒焼き150gを挽いて粉状にしたものを密封びん
に入れて5日間寝かせて有効成分の有機溶媒抽出し、ヨ
モギの成分を抽出したオイル7に対して、玄米の黒焼き
の成分の入ったオイル3の比率で混ぜる。この場合ニン
ニク、人参、玄米を黒焼きにすることにより、非常に効
果のある薬効成分を抽出することが出来る。そこへさら
にラベンダー、ローズウッド、ゼラニウムのピュアなエ
ッセンシャルオイルを2%以内で加えて、頭皮及び頭髪
の両方に効果的な薬効成分を含む育毛剤を完成させた。
この第二段階で出来上がったキャリアオイルをB液とす
る。
【0009】以上のように第1段階で出来た溶媒をA液
とし、第2段階で出来た溶媒をB液として、A液とB液
を混ぜて使用することで、より以上の脱毛防止、育毛効
果を発揮し、弱々しい髪の毛も丈夫な髪質に変わること
が判明した。このA液とB液の比率は、症状や使用部分
に応じて変えることで、より効果的な結果が得られる。
【0010】A液を単独で使用した場合。特に抜け毛の
多い方5名に試してもらった。1回の使用量を4滴と
し、その目安は約小粒の真珠玉2個分に等しい量を1日
2回、患部に塗り込み、オイルのべたつきがなくなり、
サラサラになるくらいまで約10秒から20秒程、指の
ハラで患部を中心に全体に軽くマッサージを行ってもら
った。その内の1回は必ず洗髪後に使用してもらい。5
名中2名が3日で抜け毛の量が3分の2以下に減り、1
名の方が、3日で同様に半分程に減っていた。2名が5
日程で極端に抜け毛が減少し、3週間程で全員に、いろ
いろと変化が現れてきた。1名の白髪の多い被験者は、
少しでは有るが白髪が黒くなり出し、全被験者の抜け毛
の量が極端に少なくなった。4週から1ヶ月ほどで、全
被験者の髪の毛が立つようになり、同時に毛穴が黒々と
太く目立つようになってきた。そのころ全被験者の抜け
毛の量は極端に少なくなっており、1名の被験者におい
ては早くも発毛がみられた。その後2ヶ月が過ぎたころ
に2名が、まだ弱々しいが発毛がみられた。残りの2名
も3ヶ月過ぎた頃には発毛が確認された。、全被験者が
4ヶ月〜5ヶ月目には髪の毛の量が全体に増えてきた。
1ヶ月間に使用した量は平均して、2名が約10ml、
2名が約12ml、1名が18ml、を使用しており、
使用量の多い程、効果の現れが早いという結果も得られ
た。
【0011】B液を単独で上記のA液と同様に3名の方
に試してもらった。使用量は同様1回で4滴とし、小粒
の真珠玉2個分を1日2回、その内の1回は必ず洗髪後
に行うことを決め、実施した結果、1名が3日で抜け毛
の減少が認められ、2名も5日程で抜け毛が減少したこ
とが確認された。抜け毛の減少率はA液よりは若干落ち
てはいるが、抜け毛の防止の効果は高いことが確認され
た。ところが、これまで以上に髪の毛に対しては非常に
良い結果が現れ、洗髪後も髪の毛がしっとりとしてしな
やかで櫛通りが良くなり、艶と腰がでてきた。この様
に、B液の場合は、髪の毛にとっても効果が高いことが
判明したのである。
【0012】このような結果から、A液とB液を2:1
の比率で混ぜて2名に試してもらい、3:1の比率で2
名、4:1の比率で2名に試したところ、抜け毛の量に
変化が現れた。2:1の場合と比べて、3:1と4:1
の場合での差はほとんどなかったが、2:1に比べると
A液が多いほど抜け毛防止の効果が高いことが分かっ
た。それぞれ単独で使った場合と混ぜた場合の比較をし
てみると、効果の現れのスピードがちがうことが分かっ
た。髪の毛の伸びるスピードも早くなることが判明し
た。抜け毛防止、育毛、養毛、発毛と併せて、これまで
に出来なかったヘアケアまでを可能にした。本発明の効
果の早さと確実性が実証された。
【0013】
【表1】 注1 抜け毛の数は終毛と産毛をあわせた合計の数字で
ある。 注2 被験者が1日1回洗髪をしたとき、目の細かいネ
ットで集めたものを回収して、数えたものである。 注3 1日に2回の使用で、使用量は洗髪後の1回は5
滴から6滴を、もう1回は3滴を使用、1ヶ月の使用量
は10ml〜12mlを使用した結果である。
【0014】表1から分かるように、被験者において多
少のばらつきは有るが、極めて高い抜け毛防止効果が得
られることが判明した。それも短期間に効果が現れ、日
増しに効果が高くなるのが分かる。一般的に、1人の1
日に抜ける髪の毛の本数は終毛、産毛をあわせて平均で
250本から260本位であるが、本発明品を塗布し、
マッサージを行うことで極度に抜け毛の減少が可能で有
ることが証明され、一般の健康体の抜け毛の平均値を遙
かに下回る結果が現れ、抜け毛防止効果の高いことが実
証された。
【0015】次に、A液とB液を混ぜて塗布しマッサー
ジを行った場合。それぞれ違った比率で使用した結果、
比率によって抜け毛の量に多少の違いが現れてきたが、
効果は極めて高いことが判明した。
【0016】
【表2】 注1 供試A液と供試B液を混ぜて使用し、洗髪後の1
回は、上記の比率の倍の滴下数を使用してもらい、2回
目の滴下は比率通りの数が滴下数である。 注2 使用方法は上記の滴下数を手のひらに滴下し、も
う片方の指のハラで混ぜ合わせ、患部を中心に頭皮に塗
布し、全体に伸ばすように指のハラでべたつきがなくな
るまで、軽くマッサージをしてもらう方法で統一。 注3 抜け毛の本数は被験者が1日1回の洗髪をしたと
きに、目の細かいネットを使用し、回収して数えたもの
である。 注4 それぞれの被験者の1ヶ月間での使用量は、2:
1の場合9ml、3:1の場合12ml、4:1の場合
15mlを使用した。
【0017】表2でも分かるように、A液の使用量を増
やした方が効果も高いことが判明した。本発明品を塗布
し軽くマッサージを施すことで、抜け毛の量が極端に減
少し、これを3ヶ月以上続けるとで毛生促進から育毛、
そして、発毛までを可能にしたことが実証されたのであ
る。
【0018】次に、薄毛の人5名に、本発明品を使用し
てもらい、毛生、発毛の確認をするために長期にわたり
使用してもらった。使用量はA液4に対してB液1の比
率で使用してもらった。その結果、全被験者が一致し
て、3日から4日で極端に抜け毛が少なくなった。3週
間から4週間ほどで髪の毛の質が変わったような気がす
ると、これもほぼ全員が一致した。1ヶ月を過ぎた頃か
ら2名が髪の毛の量が増えたような気がするとの所見。
3ヶ月ほどでほぼ全員が確実に髪の毛の質も変わって量
が増えてきたとの所見を得た。毛穴がしっかりと立つよ
うな状態になり髪の毛がしっかりとしてきた。2ヶ月か
ら3ヶ月で全員に発毛が確認された。この様に確実な発
毛と併せて、それぞれの被験者の頭皮の症状も寄せられ
た。被験者の1名は脂性で有ったが、脂分がでなくなっ
た。フケやかゆみが有った被験者からはフケもかゆみも
なくなったとの報告。全被験者からの所見で一致してい
るのは、驚くほど抜け毛が多かったのが、抜け毛が殆ど
なくなったようにさえ見えるほど減り、それ以上にうれ
しいのは、あきらめかけていたが、毛が生えてきて、実
際に増えてきたことへの驚きと喜びが体感できたとし
た。
【0019】次にA液とB液を1:1の比率で、顔や体
に試してみたところ、顔では脂性であった鼻や額の部分
が正常になり、乾燥していた部分がしっとりとした肌に
なり、できものが出来なくなり、手足においてはかさつ
きがなくなった。それに靴を履くと足が汗ばんでいた
が、汗をかかなくなった。さらには花粉症によるくしゃ
みや鼻水で苦しんでいたが、A液をティッシュにしみ込
ませ、2〜3分間鼻の穴へ差し込んでいるだけで、治っ
てしまうことも判明した。この様に肌や細胞への直接的
な外用により、効果の浸透力と有効性が証明された。
【0020】以上のように、本発明品は実使用におい
て、頭皮の細胞が活性酸素による老化が、抜け毛を増や
し、その活性酸素の量が増える原因が、ストレスや体質
に関係して、ホルモンのバランスを崩し、細胞が正常で
はなくなり異常をきたすことになる。そのために、頭皮
においては抜け毛の原因となり、顔においては吹き出物
となる。これらを治すには、外用的に活性酸素を減少さ
せ、細胞を活性化し正常化することが、もっとも有効的
な治療で有るとの見解で、発ガンを抑制する働きの高い
有効成分を外用的に使用することにより、活性酸素を減
少させることが可能になると判断した。その結果、細胞
の活性化につながると考え、試したところ抜け毛の防
止、育毛や発毛の効果が現れ、頭皮以外の皮膚や細胞、
肌に至るまで効果の即効性が確認された。この様に実使
用において安全性の高さと確実性が実証されたのであ
る。従来の育毛剤においては、刺激剤による血行促進等
の方法が多い中、この様な方法では、決して有効な手段
とは考えられない。それにまして、化学物質が多く使用
されていることの危険性、その副作用や害に関しての不
安の方が大きい。この様な問題点も今後の重要課題とな
ることが予測される。そこで本発明はすべてにおいて、
天然のものを主原料とし、自然な方法で造られており、
何よりも安全なものであることが証明された。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は従来の
育毛剤と比較して、製造方法から使用方法まで、すべて
において安全性を考え、自然のものを使用しているため
に何の副作用もなく、安全で効果的に抜け毛防止、育
毛、発毛の促進が得られると同時に、かゆみやフケの防
止にも非常に優れた効果が得られる。これらが正常に機
能するメカニズムを考え、ホルモンとストレスの関係、
ストレスと活性酸素の関わり、活性酸素と細胞との関わ
りが皮膚や皮下細胞の活性化と正常化に大きく関係して
いると考え、これらの関係を正常にするための有効成分
として、発ガン抑制力の高い成分に注目をし、これらの
有効成分を多く含む温州みかんやヨモギ、玄米から化y
りあおいるを溶媒とすることで、これらの成分の抽出に
成功し、何よりも高い効果が得られることが判明した。
日本を原産とする温州みかん、玄米やヨモギの新たな利
用価値と、人や地球環境にも優しい安全な育毛剤で有る
ことが実証されるものである。
【0022】すなわち、本発明は、非常に優れた効果を
持つ安全な育毛剤を見出しただけでなく、みかんの新た
な利用方法が、過剰生産といわれるみかん農園の現状に
おいて、新たな市場拡大にも大変有意義なことである。
【0023】また、本発明により、育毛剤が工業的な合
成手段によることなく、又固定的な育毛方法にとらわれ
ず、自然なもので安全性の高い毛髪の育成、毛母細胞や
毛乳頭の活性化、毛根細胞に含まれる色素細胞の活性化
を促すためには、すなわち細胞の最大の敵である活性酸
素を減少させることで、細胞の老化を防ぎ、活性化と正
常化につながり、これまでに出来得なかった確実な育
毛、発毛を可能にしたものである。
【0024】さらに、本発明(請求項2)による育毛剤
を配分混合することで、あらゆる症状に対応し、キャリ
アオイルの機能を顕著に発揮させ、前述した各効果をよ
り実効あるものとして得ることが出来る。
【0025】また、本発明(請求項3)によるところの
キャリアオイルの溶媒は、(請求項1)と同様に育毛剤
のみでなく、頭皮や顔、体全体の細胞に対しての効果を
確認するために、頭皮以外の部分でも試してみたとこ
ろ、非常に広範囲に効果が現われた。顔に対しては、A
液とB液の混合率を1:1で試してみたところ、できも
のの沈静効力があると同時に予防が可能であることが分
かった。又、額や鼻の部分の脂性の体質においては、脂
性を抑え、口の周り等の乾燥した肌に対しては潤いを与
えることも分かった。頭部の皮膚や細胞、それに顔の皮
膚や細胞においてもストレスや体質により異常をきた
し、その細胞の環境を外用的に正常化する事を可能に
し、ホルモンの分泌のバランスを正常に戻し、老化を防
ぐことが分かった。その結果、抜け毛が減少し、育毛が
可能となり、発毛まで至ることが判明した。このことか
らも分かるように、ほかの全身の細胞においても同様
で、使用した場所によって、その部分の細胞の働きを活
性化し、外用的にあらゆる部分の皮膚や細胞を活性化を
可能し、潤いと艷を蘇らせ、肌を若返らせる効果が有る
ことが判明した。本発明は温州みかんやヨモギ等に多く
含まれる発ガン抑制成分をキャリアオイルという溶媒を
利用することで、有効成分の抽出力と皮膚内への運搬能
力を高め、体外より直接的に細胞に送り込むことを可能
にした。その結果、皮膚や細胞の活性化を促し、その効
果を高めることでその有効性が証明された。
【0026】さらにA液の効果は、アレルギー性のくし
ゃみ、鼻水にも即効性が有ることが判明し、温州みかん
の有効成分を含むキャリアオイルをテイッシュか脱脂綿
にしみ込ませ、1〜2分間詰めておくだけで、くしゃみ
や鼻水が止まってしまうことも判明した。特に花粉症に
よるくしゃみ、鼻水には著しい効果を現すことが実証さ
れた。
【0027】すなわち本発明は、皮膚の活性化はもとよ
り、皮下細胞にまで直接活性化を働きかけ留ことが証明
され、頭皮においては、毛穴に詰まった汚れを分解し、
毛乳頭や毛母細胞を活性化し、抜け毛防止から育毛、発
毛と効果を現し、顔においては、脂性の部分には脂分を
抑える働きをし、乾燥肌の部分には潤いを与え、みずみ
ずしいしっとりとした肌を蘇らせることを可能にした。
すなわち脱毛や肌のトラブルは細胞の老化によるもの、
細胞の老化は活性酸素によるものとの考えが、実証され
た。その結果、鼻の中の粘膜においても、アレルギーに
よる鼻の粘膜のトラブルが引き起こす、くしゃみや鼻水
までを止めてしまうのである。この様に化学物質を一切
使用していないことが、あらゆるところへの使用を可能
にし、安全で非常に高い効果が得られ、正に万能の細胞
活性剤として、育毛から、スキンケア、アレルギー性鼻
炎に至るまで、効果を現すことを可能にした全く新しい
育毛剤、並びにスキンケアオイルである。また、簡単な
方法で生産を可能にしたのは、新たな消費拡大を図り得
るきわめて有意義なことである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 35/78 A61K 35/78 K

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温州みかんに含まれる有効成分をキャリ
    アオイルを溶媒として抽出し、細胞を活性化する有効成
    分を含む育毛剤。
  2. 【請求項2】 上記の方法による抜け毛防止、育毛、養
    毛、発毛の効果のあるとされるアロエ、ヨモギ、センブ
    リ、玄米、ニンニク、人参、唐辛子、ショウキョウ等の
    植物の有効成分をキャリアオイルを溶媒として、常温又
    は高温のいずれかの方法で有機溶媒抽出し、それらの有
    効成分を含むキャリアオイルを使用したところの育毛
    剤。
  3. 【請求項3】 キャリアオイルを有機溶媒抽出液とし
    て、温州みかん、並びにヨモギに含まれる有効成分を有
    機溶媒抽出したオイルに、みかんの果皮、玄米、ニンニ
    ク、人参をそれぞれ黒焼きにして粉末にしたものを加
    え、さらに、これらに含まれる有効成分を、キャリアオ
    イルで溶媒抽出する事により、細胞の活性化に有効な成
    分が得られ、細胞の老化を防ぐことで育毛やスキンケア
    を可能にする有効成分を含んだ育毛剤、並びにスキンケ
    アオイル。
JP11131776A 1999-04-02 1999-04-02 キャリアオイルを溶媒液として、温州みかんに含まれる有効成分を有機溶媒抽出して得られた溶液、あるいはこれを含有するキャリアオイルによる育毛剤並びにスキンケアオイル Pending JP2000290146A (ja)

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