JP2013145824A - 配線板、電子ユニット及び配線板の製造方法 - Google Patents

配線板、電子ユニット及び配線板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電子部品を傾き無く配線板に実装することで、電子部品の端子と配線板の端子パッドとの接続不良の発生を抑制する。
【解決手段】電子部品の底面電極が半田付けされるフットプリント51を、当該フットプリント51に形成されるスリット51x,51yと、フットプリント51上に形成される絶縁パターン53,54によって小領域A1〜A4に分割する。これによって、配線板をリフロー炉で加熱する際に、各小領域A1〜A4に塗布されたクリーム半田55が、小領域A1〜A4の境界を越えて移動することを阻止する。その結果、配線板に形成されたフットプリント51と、電子部品の底面電極との間のクリーム半田55の厚みが均一になり、電子部品は、配線板に対して傾くことなく、当該配線板に実装される。
【選択図】図4

Description

本発明は、配線板、電子ユニット及び配線板の製造方法に関し、更に詳しくは、電子部品が実装される配線板、電子部品が実装された配線板を有する電子ユニット、及び電子部品が実装されるプリント配線板の製造方法に関する。
パーソナルコンピュータ等に代表される電子機器は、年々小型化が進み、電子回路を構成する部品の実装スペースが限られてきている。このため、電子機器の制御回路は、回路パターンが積層形成された配線板と、この配線板に実装される電子部品によって構成されるのが一般的になっている。
配線板へ実装される電子部品としては、例えばQFNパッケージ(Quad Flat Non-leaded Package)や、SONパッケージ(Small Outline Non-leaded Package)に代表されるCSP(Chip Size Package)が考えられる。
QFNパッケージやSONパッケージは、パッケージの底面に設けられた底面電極と、その周囲に配置された複数のリード端子を有するペリフェラルタイプのパッケージである。これらのパッケージは、底面電極やリード端子が、配線板のフットプリントに半田付けされることで、配線板に実装される。
パッケージの実装工程では、まず、リフロー炉でパッケージが搭載された配線板を加熱する。これにより、配線板のフットプリントに塗布されたクリーム半田が融解する。次に、加熱された配線板を冷却する。これにより、パッケージの底面電極及びリジッド端子になじんだ液状のクリーム半田が硬化し、底面電極及びリジッド端子が、配線板のフットプリントに固定される。
上述の実装工程では、液化したクリーム半田の表面張力や濡れ性が原因で半田の分布が不均一となり、実装されたパッケージが配線板に対して傾いてしまうことがある。パッケージが傾いた状態で実装されてしまうと、パッケージの外縁部に配置されたリジッド端子と、配線板に形成された端子パッドとの間隔が不均一になる。この場合、リジッド端子と端子パッドとの距離が長い箇所で、接続不良が生じることがある。
そこで、電子部品の実装不良を改善するための技術が種々提案されている(例えば特許文献1乃至4参照)。
特許文献1に開示された電子部品は、中央に形成されたパッドの露出面が複数の領域に分割されている。このため、電子部品が配線板に実装される際には、パッドとフットプリントとの間のクリーム半田が均等に分散される。これにより、電子部品を配線板に対して水平に実装することが可能となる。
また、特許文献2乃至3に開示された配線板は、当該配線板の表面に形成されたフットプリントに、半田層が分散して形成されている。このため、電子部品が当該回路基板に実装される際には、半田層でのボイドの発生が抑制される。これにより、半導体装置を配線板に対して水平に実装することが可能となる。
特開2000−223622号公報 特開2010−283039号公報 特開2006−147723号公報 特開2008−311417号公報
特許文献1乃至4に開示された技術を用いることで、実装不良の発生を抑制することができる。しかしながら、特許文献1に開示された技術では、汎用の電子部品を用いることができない。このため、製品の製造コストが増加する。
また、特許文献2乃至4に開示された技術では、電子部品の実装の際に、分散して形成された半田層を形成する半田がフットプリント上を移動すると、半田の分布が不均一になり、場合によっては、電子部品が配線板に対して傾斜してしまうことがある。
本発明は、上述の事情の下になされたもので、装置の製造コストの増加を抑制しつつ、配線板に電子部品を精度よく実装することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係る配線板は、
底面に電極を有する電子部品が実装される配線板であって、
スリットが形成され、前記電極が半田付けされるフットプリントと、
表面に前記フットプリントが形成されるベース基板と、
前記スリットの一端と、前記フットプリントの外縁に渡って形成された絶縁パターンと、
を備える。
本発明によれば、スリットと絶縁パターンとによって、フットプリント表面上での半田の移動が規制される。したがって、電子部品の実装工程では、底面電極とフットプリントの間にある半田の厚みに偏りがなくなり、電子部品を配線板に対して傾けることなく実装することができる。これにより、電子部品の実装不良を低減させることができる。
また、電子部品として汎用部品を用いることができる。このため、配線板と電部品からなるユニットを低コストで製造することができる。
本実施形態に係る電子ユニットの斜視図である。 電子ユニットの断面図である。 電子ユニットの展開斜視図である。 実装領域を示す平面図である。 フットプリントと端子パッドを示す平面図である。 電子部品の斜視図である。 ベース基板の断面図である。 配線板の製造方法を説明するための図である。 配線板の製造方法を説明するための図である。 配線板の製造方法を説明するための図である。 配線板の製造方法を説明するための図である。 配線板の製造方法を説明するための図である。 配線板の製造方法を説明するための図である。 配線板の製造方法を説明するための図である。 配線板の製造方法を説明するための図である。 フットプリントの変形例を示す図である。 フットプリントの変形例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。なお、説明にあたっては、相互に直行するX軸、Y軸、及びZ軸からなる座標系を用いる。
図1は本実施形態に係る電子ユニット1の斜視図である。図1に示されるように、電子ユニット1は、長手方向をY軸方向とする長方形の配線板10と、この配線板10の上面(+Z側の面)に実装された正方形の電子部品100とを有している。
図2は、図1の矢印に示される位置における電子ユニット1の断面図である。図2に示されるように、配線板10は、コア基板20、導体パターン31〜34、絶縁層21〜24を有している。
コア基板20は、例えばグラスファイバ或いはアラミドファイバに、エポキシ樹脂を含浸させることにより形成されている。
導体パターン31,32それぞれは、銅からなるパターンである。そして、導体パターン31は、コア基板20の上面に形成されている。また、導体パターン32は、コア基板20の下面(−Z側の面)に形成されている。導体パターン31,32それぞれは、配線板10の電子回路の一部を構成し、所定の形状にパターニングされている。これらの導体パターン31,32は、導体40によって電気的に接続されている。
絶縁層21は、コア基板20の上面を覆うように形成されている。また、絶縁層22は、コア基板20の下面を覆うように形成されている。絶縁層21,22は、プリプレグからなる。絶縁層21は、導体パターン31と導体パターン33とを絶縁し、絶縁層22は、導体パターン32と導体パターン34とを絶縁している。
導体パターン33,34それぞれは、銅から成るパターンである。そして、導体パターン33は、絶縁層21の上面に形成されている。また、導体パターン34は、絶縁層22の下面に形成されている。導体パターン33,34それぞれは、配線板10の電子回路の一部を構成し、所定の形状にパターニングされている。
導体パターン33は、絶縁層21に形成されたビア導体33aによって、導体パターン31と電気的に接続されている。また、導体パターン34は、絶縁層22に形成されたビア導体34aによって、導体パターン32と電気的に接続されている。
絶縁層23は、絶縁層21の上面を覆うように形成されている。また、絶縁層24は、絶縁層22の下面を覆うように形成されている。絶縁層23,24も、絶縁層21,22と同様に、プリプレグからなる。これらの絶縁層23,24は、導体パターン33,34を外部から電気的に絶縁する。
図3は、電子ユニット1の展開斜視図である。図3に示されるように、配線板10を構成する絶縁層23の上面には、電子部品100を実装するための実装領域50が規定されている。
図4は、実装領域50を拡大して示す平面図である。図4に示されるように、実装領域50は、フットプリント51、当該フットプリント51の周囲に形成された複数の端子パッド52、フットプリント51の中央に形成された絶縁パターン54、フットプリント51の外縁部に形成された4つの絶縁パターン53から構成されている。
図5は、上述のフットプリント51と端子パッド52を示す平面図である。図5に示されるように、フットプリント51は、正方形の導体パターンであり、絶縁層23の上面に印刷されている。このフットプリント51には、長手方向をX軸方向とする1組のスリット51xと、長手方向をY軸方向とする1組のスリット51yが形成されている。
スリット51x,51yの大きさは相互に等しく、1組のスリット51xは、フットプリント51の中心を挟み、X軸に平行な直線Lx上に形成されている。また、1組のスリット51yは、フットプリント51の中心を挟み、Y軸に平行な直線Ly上に形成されている。
端子パッド52それぞれは、長方形の導体パターンであり、絶縁層23の上面に印刷されている。これらの端子パッド52は、フットプリント51の周りに、等間隔に形成されている。
図4に戻り、絶縁パターン53は、長方形に整形されたソルダレジストからなるパターンである。絶縁パターン53は、スリット51x或いはスリット51yの一端からフットプリント51の外縁に渡って形成されている。
絶縁パターン54は、正方形に整形されたソルダレジストからなるパターンである。絶縁パターン54は、フットプリント51の中心から4つのスリット51x,51yの一端に渡って形成されている。
絶縁パターン53,54がフットプリント51に形成されることで、図4に示されるように、スリット51x,51y、及び絶縁パターン53,54によって、フットプリント51の上面が、大きさが等価な4つの小領域A1〜A4に区画される。
そして、本実施形態に係る配線板10では、フットプリント51表面に形成された各小領域A1〜A4それぞれの表面の円形領域にクリーム半田55が塗布されている。小領域A1〜A4それぞれに塗布されたクリーム半田55の量は相互に等しい。
図6は、配線板10に実装される電子部品100の斜視図である。電子部品100は、例えば、QFNパッケージや、SONパッケージに代表される汎用のセラミックパッケージである。電子部品100の下面(−Z側の面)には、中央部に正方形の底面電極101が形成されている。そして、外縁部に底面電極101を囲むように端子102が形成されている。
電子部品100に形成された底面電極101は、配線板10に形成されたフットプリント51と同等の大きさであり、端子102は、配線板10に形成された端子パッド52と同等の大きさである。そして、電子部品100が、実装領域50に配置されたときには、底面電極101がフットプリント51に対向し、端子102が端子パッド52に対向する。
この電子部品100は、図2に示されるように、クリーム半田55によって、底面電極101がフットプリント51に接着され、端子102が端子パッド52に接着されることで、配線板10に実装される。
図7は、ベース基板90を示す図である。図7に示されるように、ベース基板90は、コア基板20、コア基板20に積層された導体パターン31〜34、及び絶縁層21〜24から構成され、上面には銅箔60が貼り付けられている。配線板10は、このベース基板90に実装領域50を形成することにより製造することができる。以下、配線板10の製造方法について説明する。
まず、図7に示されるベース基板90を用意する。そして、銅箔60の表面に黒化処理を施す。次に、このベース基板90の上面にレーザ光を照射して、図8に示されるように、銅箔60及び絶縁層23を貫通するビアホール23aを形成する。
次に、例えばパラジウムを含む触媒を、銅箔60の表面と、ビアホール23aの内壁面に塗布した後、ベース基板90に無電解めっき処理を施す。これにより、図9に示されるように、絶縁層23の上面に導体層61が形成される。また、導体層61と導体パターン33を電気的に接続するビア導体34aが形成される。
次に、導体層61にエッチング処理を施してパターニングする。これにより、図10及び図5に示されるように、絶縁層23の上面に、スリット51x,51yが形成されたフットプリント51、及び端子パッド52が形成される。
次に、図11に示されるように、絶縁層23の上面に感光性を有するフィルム62を圧着する。これにより、絶縁層23の上面にフットプリント51及び端子パッド52を覆うソルダレジスト層が形成される。
次に、図12に示されるように、フィルム62の上面に、フォトマスク120を配置する。このフォトマスク120は、フィルム62のうち、フットプリント51の上面に形成される絶縁パターン53,54に相当する部分を被覆するものである。フォトマスク120を配置した後、フィルム62に紫外線を照射する。これにより、フォトマスク120から露出したフィルム62が露光される。
次に、フォトマスク120を除去し、フィルム62の現像を行う。これにより、図13及び図4に示されるように、フットプリント51上に、長方形に整形された絶縁パターン53と、正方形に整形された絶縁パターン54が形成される。
絶縁パターン53,54が形成されることによって、図4に示されるように、フットプリント51の上面は、スリット51x,51yと絶縁パターン53,54によって、4つの小領域A1〜A4に区画される。
次に、図14及び図4に示されるように、端子パッド52の表面と、フットプリント51に形成された小領域A1〜A4の円形領域それぞれにクリーム半田55を所定量ずつ塗布する。これにより、配線板10が完成する。
上述のように製造された配線板10に電子部品100を実装するには、まず、図15に示されるように、フットプリント51上に電子部品100の底面電極101が位置し、端子パッド52上に電子部品100の端子102が位置するように、電子部品100を配線板10の上面に配置する。そして、電子部品100が配置された配線板10をリフロー炉で加熱する。
リフロー炉内では、フットプリント51の小領域A1〜A4それぞれに塗布されたクリーム半田55が融解する。そして、融解し液化したクリーム半田55は、フットプリント51の表面を移動して広がる。しかしながら、液化したクリーム半田55の移動は、スリット51x,51y及び絶縁パターン53,54によって規制される。このため、クリーム半田55は、小領域A1〜A4の境界を越えて、いずれかの領域に凝集することがない。
上述したように、各小領域A1〜A4に塗布されたクリーム半田55の量は相互に等しいため、リフロー炉内では、クリーム半田55は、フットプリント51の表面に均一に広がった状態となる。その結果、電子部品100は配線板10に対して水平に維持された状態となる。
リフロー炉内で加熱された配線板10を冷却することでクリーム半田55が硬化し、図2に示されるように、クリーム半田55によって、底面電極101がフットプリント51に固定され、端子102が端子パッド52に固定される。これにより電子部品100が配線板10に実装される。
以上説明したように、本実施形態では、電子部品100の底面電極101が固定されるフットプリント51が、当該フットプリント51に形成されたスリット51x,51yと、フットプリント51上に形成された絶縁パターン53,54とによって、4つの小領域A1〜A4に分割される。このため、電子部品100が配置された配線板10をリフロー炉で加熱する際に、各小領域A1〜A4に塗布されたクリーム半田55が、小領域A1〜A4の境界を越えて移動することがなくなる。これにより、配線板10に形成されたフットプリント51と、電子部品100の底面電極101との間のクリーム半田55の厚みが均一になる。その結果、電子部品100は、配線板10に対して傾斜することなく、配線板10に実装される。
したがって、電子部品100の外縁部に設けられた端子102それぞれと、配線板10に形成されたフットプリント51の周囲に設けられた端子パッド52との距離にばらつきがなくなり、結果的に端子102と端子パッド52との接続不良の発生が抑制される。これにより、品質の高い電子ユニット1を提供することが可能となる。
本実施形態では、特許文献1に記載された技術のように、電子部品100の底面電極101を加工する必要がない。このため、市場に多く流通する汎用部品を電子部品100として用いることができる。したがって、電子部品100が実装された配線板10からなる電子ユニット1を低コストで製造することができる。
本実施形態では、フットプリント51には、スリット51x,51yが形成されているが、フットプリント51が複数に分離されているわけではない。このため、1つのビア導体で、フットプリント51と配線板10の導体パターンとを接続することができる。また、フットプリント51が分離されず一体となっていることから、当該フットプリント51を接地端子として用いた場合には、接地抵抗が小さくなる。このため、電子部品100のクロック信号の周波数が高い場合であっても、電子部品100を安定して動作させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態によって限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、図4に示されるように、長手方向をX軸方向とするスリット51xと、長手方向をY軸方向とするスリット51yが形成されている場合について説明した。スリットの向きは特に限定されるものではなく、例えば図16に示されるように、フットプリント51に、X軸或いはY軸に対して45度の角度をなすスリット51aを形成することとしてもよい。
本実施形態では、図4に示されるように、フットプリント51に4つのスリット51x,51yが形成されている場合について説明した。これに限らず、例えば図17に示されるように、フットプリント51に複数の小領域を規定する1つのスリット51bを形成することとしてもよい。また、フットプリント51に形成されるスリットの数は、5つ以上であってもよく、3つ以下であってもよい。
本実施形態では、図4に示されるように、スリット51x,51yによって、フットプリント51の表面が4つの小領域A1〜A4に分割されている場合について説明した。これに限らず、フットプリント51の表面を、スリット等で、5つ以上の小領域に分割してもよい。
本実施形態では、配線板10が、コア基板20、このコア基板20に積層された4層の絶縁層21〜24、及び4層の導体パターン31〜34を有している場合について説明した。しかしながら、配線板10の構造はこれに限られるものではなく、例えば、5層以上の絶縁層と5層以上の導体パターンを有していてもよい。また、絶縁層及び導体パターンを有していなくてもよい。
本実施形態では、配線板10の上面に実装領域50が形成されている場合について説明した。これに限らず、配線板10の下面にも実装領域50が形成されていてもよい。また、配線板10の上面或いは下面に複数の実装領域50が形成されていてもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明の配線板及び電子ユニット、は電子機器の回路基板に適している。また、本発明に係る配線板の製造方法は、電子機器に用いられる回路基板の製造方法に適している。
1 電子ユニット
10 配線板
20 コア基板
21〜24 絶縁層
23a ビアホール
31〜34 導体パターン
33a,34a ビア導体
40 導体
50 実装領域
51 フットプリント
51x,51y,51a,51b スリット
52 端子パッド
53,54 絶縁パターン
55 クリーム半田
60 銅箔
61 導体層
62 フィルム
90 ベース基板
100 電子部品
101 底面電極
102 端子
120 フォトマスク
A1〜A4 小領域

Claims (9)

  1. 底面に電極を有する電子部品が実装される配線板であって、
    スリットが形成され、前記電極が半田付けされるフットプリントと、
    表面に前記フットプリントが形成されるベース基板と、
    前記スリットの一端と、前記フットプリントの外縁に渡って形成された絶縁パターンと、
    を備える配線板。
  2. 前記フットプリントの表面は、前記スリットと前記絶縁パターンによって、複数に区画される請求項1に記載の配線板。
  3. 前記スリットと前記絶縁パターンによって区画される領域の一部に半田が塗布される請求項1又は2に記載の配線板。
  4. 前記絶縁パターンはソルダレジストからなる請求項1乃至3のいずれか一項に記載の配線板。
  5. 前記フットプリントには複数の前記スリットが形成されている請求項1乃至4のいずれか一項に記載の配線板。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の配線板と、
    前記配線板に実装された前記電子部品と、
    を有する電子ユニット。
  7. 前記電子部品は、CSPである請求項6に記載の電子ユニット。
  8. 底面に電極を有する電子部品が実装される配線板の製造方法であって、
    ベース基板の表面に導体層を形成する工程と、
    前記導体層をエッチングして、スリットが形成されたフットプリントを形成する工程と、
    前記ベース基板の表面と、前記フットプリントの表面に絶縁層を形成する工程と、
    前記絶縁層をエッチングして、前記スリットの一端と前記フットプリントの外縁に渡る絶縁パターンを形成する工程と、
    を含む配線板の製造方法。
  9. 前記スリットと前記絶縁パターンによって区画される領域の一部に半田を塗布する工程を含む請求項8に記載の配線板の製造方法。
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