JP2013144004A - 炊飯器 - Google Patents
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Abstract
【課題】炊飯後の蒸気回収装置の清掃性を向上し、また発生した蒸気を安定的に復水することが可能な炊飯器を提供する。
【解決手段】炊飯器1の蓋体4を閉じたときに内釜3内と蒸気回収装置10とを連通させる蒸気導管20を備え、水タンク11の上部開口部に嵌合されてこの開口部を閉塞する水タンク蓋13を設け、水タンク蓋13の一方の側に設けられて開口している蒸気導管受け口14を有し、蒸気導管受け口14と連通し水タンク蓋13の下面から垂下する連通管15を設け、連通管15の下端部に取り付けられた消音部材16を設け、消音部材16の下端開口部19から上側に設置され、複数の通気孔18が形成された逆流防止板17を設け、異物の流入を防止するために蒸気導管受け口14に異物流入防止部材21を設けた。
【選択図】図7
【解決手段】炊飯器1の蓋体4を閉じたときに内釜3内と蒸気回収装置10とを連通させる蒸気導管20を備え、水タンク11の上部開口部に嵌合されてこの開口部を閉塞する水タンク蓋13を設け、水タンク蓋13の一方の側に設けられて開口している蒸気導管受け口14を有し、蒸気導管受け口14と連通し水タンク蓋13の下面から垂下する連通管15を設け、連通管15の下端部に取り付けられた消音部材16を設け、消音部材16の下端開口部19から上側に設置され、複数の通気孔18が形成された逆流防止板17を設け、異物の流入を防止するために蒸気導管受け口14に異物流入防止部材21を設けた。
【選択図】図7
Description
本発明は蒸気を復水させて回収する蒸気回収装置を備えた炊飯器に関するものである。
従来、炊飯中に発生する蒸気を炊飯器の周囲に放出しないように、蒸気を復水させる水タンクを備えた炊飯器が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された発明は、発生した蒸気を水タンクに導く際に、水タンクの底に設けた通過孔から水が水タンクの外に流出しないように逆止弁を設けた構成となっているため、異物が流入して水タンクの底に設けた通過孔を塞いだ場合に、発生した蒸気を安定して復水できないという問題点があった。このため、使用中や、使用後の洗浄時に異物が流入して通過孔を塞がないように注意しなければならず、使い勝手が悪かった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、発生した蒸気を安定的に復水することが可能な炊飯器を提供することを目的とする。
本発明に係わる炊飯器は、炊飯器本体と、この炊飯器本体に着脱自在に収容される内釜と、この内釜を加熱する加熱手段と、炊飯器本体の上面を開閉自在に覆う蓋体と、炊飯器本体に着脱自在に装着される蒸気回収装置と、蓋体に設けられ、この蓋体を閉じたときに内釜内と蒸気回収装置とを連通させる蒸気導管と、蒸気回収装置に設けられ、炊飯中に発生する蒸気を復水する冷却水を溜る水タンクと、この水タンクの上部開口部を覆うとともに、蓋体を閉じたときに蒸気導管の出口と対向する蒸気導管受け口を有する水タンク蓋と、蒸気導管受け口に設けられた異物流入防止部材と、蒸気導管受け口と連通し水タンク蓋の下面から垂下する連通管と、この連通管の下端部に設けられる消音部材と、この消音部材の下端開口部から上側に設置され複数の通気孔が形成された逆流防止部材とを備えたものである。
本発明に係わる炊飯器は、蒸気回収装置の水タンク蓋に異物流入防止部材を備えることにより、逆流防止部材の通気孔が異物によって塞がれることを防止し、逆流防止部材の清掃性を向上するとともに、安定して復水できる、使い勝手のよい炊飯器を得ることができる。
実施の形態1.
図1〜図9及び図12は本発明の実施形態1における炊飯器を説明するものである。図1は本発明の実施の形態1における炊飯器の蓋体を開放した状態を示す斜視図、図2は同炊飯器で蓋体を閉じた状態の縦断面図、図3は同炊飯器のブロック図、図4は同炊飯器の蒸気導管を説明する図、図5は同炊飯器の蒸気回収装置の着脱状態を説明する図、図6は同炊飯器の蒸気回収装置のタンクカバーを説明する図、図7は、同炊飯器の蒸気回収装置の横断面図(図1のI−I線断面図)、図8は図7に示す異物流入防止部材の斜視図、図9は図1に示す蒸気回収装置の動作を説明するための断面図(図1のII−II線断面図)、図12は炊飯工程を説明する図である。なお、各図において同じ部分にはこれと同じ符号を付している。
図1〜図9及び図12は本発明の実施形態1における炊飯器を説明するものである。図1は本発明の実施の形態1における炊飯器の蓋体を開放した状態を示す斜視図、図2は同炊飯器で蓋体を閉じた状態の縦断面図、図3は同炊飯器のブロック図、図4は同炊飯器の蒸気導管を説明する図、図5は同炊飯器の蒸気回収装置の着脱状態を説明する図、図6は同炊飯器の蒸気回収装置のタンクカバーを説明する図、図7は、同炊飯器の蒸気回収装置の横断面図(図1のI−I線断面図)、図8は図7に示す異物流入防止部材の斜視図、図9は図1に示す蒸気回収装置の動作を説明するための断面図(図1のII−II線断面図)、図12は炊飯工程を説明する図である。なお、各図において同じ部分にはこれと同じ符号を付している。
炊飯器1は、炊飯器本体2と、炊飯器本体2の上面を開閉自在に覆う蓋体4と、炊飯器本体2の前面に装着される蒸気回収装置10とから構成される。
(本体)
炊飯器本体2には、上面が開口した内釜3が着脱自在に収容される。
内釜3は、誘導加熱コイルにより構成される加熱手段2bにより加熱される。
加熱手段2bは制御する制御手段2cにより加熱のオン、オフ、出力などが制御される(図3参照)。加熱手段2bは誘導加熱コイルに限らず、ヒータ自身が発熱する電熱線ヒータでもよい。
内釜3の外面にはサーミスタなどの温度センサ2hが当接して設けられ、制御手段2cへ接続される。
制御手段2cは、後述する操作手段4dにより入力された調理情報と、温度センサ2hの出力する温度情報と、計時手段(図示せず)の出力する時間情報とに基づき、加熱手段2bの火力を制御する。
炊飯器本体2の底部を構成する底板2gが前部に延設され、蒸気回収装置10を着脱自在に載置する(図5参照)。
炊飯器本体2には、上面が開口した内釜3が着脱自在に収容される。
内釜3は、誘導加熱コイルにより構成される加熱手段2bにより加熱される。
加熱手段2bは制御する制御手段2cにより加熱のオン、オフ、出力などが制御される(図3参照)。加熱手段2bは誘導加熱コイルに限らず、ヒータ自身が発熱する電熱線ヒータでもよい。
内釜3の外面にはサーミスタなどの温度センサ2hが当接して設けられ、制御手段2cへ接続される。
制御手段2cは、後述する操作手段4dにより入力された調理情報と、温度センサ2hの出力する温度情報と、計時手段(図示せず)の出力する時間情報とに基づき、加熱手段2bの火力を制御する。
炊飯器本体2の底部を構成する底板2gが前部に延設され、蒸気回収装置10を着脱自在に載置する(図5参照)。
炊飯器本体1の背面側には、電源基板2dが垂直に載置されており、その電源基板2dの下方となる位置に冷却用のファン2eが配設されている。このファン2eは電源基板2dに形成された通気孔から外部の空気を取り入れ、電源基板や加熱手段2b等に風を送ることにより冷却している。また、冷却風の一部は、炊飯器本体2の前方に配置している蒸気回収装置10の下面を通り、電源基板2dの前面等に形成された通気孔2fから炊飯器本体2の外部へ放出される。
(蓋体)
蓋体4は、炊飯器本体2の一側縁部にヒンジ機構4aによって支持される。蓋体4には着脱自在に設けられる内蓋5を有する。内蓋5には複数の小孔からなり、内釜3内で発生した蒸気を排出する蒸気排出口7が形成される。内蓋5の外周にはシリコンゴム等で形成される内蓋シール部材6が設けられ、内釜3の上縁を密閉する。したがって、内釜3内で発生した蒸気は蒸気排出口7以外からは放出されない。
蓋体4は、炊飯器本体2の一側縁部にヒンジ機構4aによって支持される。蓋体4には着脱自在に設けられる内蓋5を有する。内蓋5には複数の小孔からなり、内釜3内で発生した蒸気を排出する蒸気排出口7が形成される。内蓋5の外周にはシリコンゴム等で形成される内蓋シール部材6が設けられ、内釜3の上縁を密閉する。したがって、内釜3内で発生した蒸気は蒸気排出口7以外からは放出されない。
また、蓋体4には、着脱自在に蒸気導管20が設置され、その一端は蒸気導管入口シール部材(図示せず)を介して蒸気排出口7と接続される。蒸気導管20の他端には蒸気導管出口8が設けられる。蒸気導管出口8の周りには蒸気導管シール部材9が設けられる。蒸気導管20の途中には、蒸気以外の流出物(吹きこぼれ)をせき止めて内釜3へ戻すためのおねば返し(図示せず)が形成されている。蒸気導管20の内側の下面は、おねば返しを頂点にして」、それぞれ蒸気導管20の両端方向に傾斜している。このおねば返しにより、蒸気以外の流出物が蒸気排出口7から放出されたとしても、全てせき止め、蒸気導管20から蒸気回収装置10側へ流出するのを防止する。
蓋体4の上面は平坦に構成され、炊飯開始ボタン(図示せず)、米種や調理メニューなどの調理情報の選択ボタン(図示せず)、炊飯終了時刻を設定するタイマーボタン(図示せず)などの操作手段4dが蓋体4の上面に配設される。操作手段4dは機械式のスイッチや静電スイッチなどにより構成される。
また、操作手段4dから入力された設定情報や炊飯中の調理工程などの調理状態、異常状態などの情報を表示する表示手段4eが操作手段4dに隣接して蓋体4の上面に配設される。表示手段4eはLEDランプや液晶表示器などにより構成される。
また、操作手段4dから入力された設定情報や炊飯中の調理工程などの調理状態、異常状態などの情報を表示する表示手段4eが操作手段4dに隣接して蓋体4の上面に配設される。表示手段4eはLEDランプや液晶表示器などにより構成される。
蓋体4の前方下面には一対の可動係止片4bが設けられる。蓋体4を閉じたときに可動係止片4bと係止される一対の被係止部2aが、炊飯器本体2の前方に設けられる。可動係止片4bは被係止部2aと係止する方向に回動するように付勢するバネ(図示せず)が設けられ、蓋体4が炊飯器本体2の上面を覆っているときは、このバネにより、蓋体4の閉成状態が維持される。蓋体4の全面には解除ボタン4aが設けられ、解除ボタン4cを押すと、バネの弾性力に抗して可動係止片4bが、被係止部2aとの係止状態を解除する方向に回動する。つまり、解除ボタン4cを押すことにより、炊飯器本体2の上面を覆っていた蓋体4を開けることができる。
図2に示すように、蓋体4を閉じることにより、蒸気導管出口8が蒸気導管シール部材9によりシールされた状態で、後述する蒸気回収装置10に設けられた蒸気導管受け口14に接続される。このように、炊飯器1の蓋体4の内部に蒸気導管20を取り付け、蓋体4の開閉の動作に連動して蒸気導管20と蒸気回収装置10の分離・接続が可能となっている。このように、蒸気回収装置10を炊飯器本体2に着脱自在に設置したことによって、炊飯器1を清掃する際、炊飯後の各部の汚れに容易にアクセスすることが可能となり清掃性を向上させることができる。
(蒸気回収装置)
次に、上記に記載された蒸気回収装置10について説明する。
蒸気回収装置10は、蒸気を復水するための冷却水Wを溜める水タンク11を備える。
水タンク11は、復水後の水タンク11内の水が、水タンク11の取り扱い時にこぼれたとしても使用者が火傷しない程度、例えば55度以下となるような容量の水(例えば1リットル程度)が貯蔵できる大きさで、かつ、復水後に水タンク11内の水が増加しても溢れることなく、十分に貯蔵できる大きさに設計されている。なお、1回の炊飯によって発生する蒸気が水として回収される量は、炊飯量にもよるが、約50〜100ミリリットルである。
次に、上記に記載された蒸気回収装置10について説明する。
蒸気回収装置10は、蒸気を復水するための冷却水Wを溜める水タンク11を備える。
水タンク11は、復水後の水タンク11内の水が、水タンク11の取り扱い時にこぼれたとしても使用者が火傷しない程度、例えば55度以下となるような容量の水(例えば1リットル程度)が貯蔵できる大きさで、かつ、復水後に水タンク11内の水が増加しても溢れることなく、十分に貯蔵できる大きさに設計されている。なお、1回の炊飯によって発生する蒸気が水として回収される量は、炊飯量にもよるが、約50〜100ミリリットルである。
水タンクカバー12が水タンク11の側面を所定の空間を隔てて着脱自在に覆っている(図6参照)。水タンクカバー12は、水タンク11を隠す意匠面としての役割がある。さらに、水タンクカバー12の内面と水タンク11の外面とは0.3mm程度の空隙が設けられており、この空隙の空気層が断熱層を形成するので、高温の蒸気が復水された冷却水が高温となっても、水タンクカバー12に伝導することを抑制する。水タンクカバー12は、例えば、ABS樹脂等の樹脂材料で構成されるのが望ましい。樹脂材料は金属等と比較し熱伝導率が小さく、水タンク11の熱が水タンクカバーに伝導することをさらに抑制することができる。
また、水タンク11の上部は、水タンク蓋13が水タンク11の上部開口部に嵌合されてこの開口部を覆う。水タンク蓋13の一方の側には、蒸気導管受け口14が設けられて開口している。蒸気導管受け口14は、蓋体4が炊飯器本体2の上面を閉塞したときに、蒸気導管出口8と対向して接続される。蒸気導管受け口14には、複数の通気孔23が形成された異物流入防止部材21が嵌合されて設けられる。通気孔23の直径は1mm程度である。また、蒸気導管受け口14の近傍には、通気孔14aが設けられている。
また、水タンク蓋13は、蒸気導管受け口14から下方に先細り形状で垂下する連通管15が形成される。連通管15の下端部には、下方にラッパ形状に拡がる消音部材16が嵌め込み機構により固定される。
連通管15は、水タンク蓋13で水タンク11の上部開口部を閉じたときに、連通管15の下端に固定された消音部材16の下端開口部19が水タンク11中の水面W1に対し所定の深さ(例えば、80〜90mm程度)で水没するように、水タンク蓋13に一体形成されている。ここで、一定の水没深さは、蒸気排出口7から排出される蒸気の全てを復水できるように設定されており、具体的には、蒸気気泡の吹き上がる速さと、蒸気が冷えて水に戻る速さとから決定される。仮に、消音部材16の下端開口部19の、水タンク11の水面W1に対する水没深さを適切に設定せずに、必要深さより浅かった場合、下端開口部19から放出された蒸気を水タンク11内の冷却水に十分接触させることができず、蒸気処理不良となる。
消音部材16には、下端開口部19から上側に、複数の通気孔18が形成された逆流防止板17が設けられる。通気孔18の直径は2〜3mm程度である。逆流防止板17は、下端開口部19から適切な位置に設けることによって、復水の際、すなわち水蒸気から液体の水に凝縮するときに発生する凝縮音を軽減することができる。
異物流入防止部材21は、図8に示すように、蒸気導管受け口14と嵌合する形状の弁体22で構成される。弁体22には、その上面から下面まで貫通する複数の通気口23が形成される。また、弁体22には、取っ手24が立設して形成される。通気口23の径は、例えば米や米飯などの直径よりも小さく形成されている。そのため、蒸気は通気口23を通過するが、米や米飯などの異物が通過することを防止する。
次に動作について説明する。
炊飯を開始する場合、まず、蒸気回収装置10を炊飯器本体2から取り外す。次に、水タンク11から水タンク蓋13を取り外し、水タンク11の中に外部から水を入れる。次に、水タンク11に水タンク蓋13を取り付け、蒸気回収装置10を炊飯器本体1の底板2gに取り付ける。そして、内釜3内に水と米を所定量入れ、内釜3の上面開口を蓋体4で閉じ、炊飯開始ボタンを押圧する。これにより、電源基板2dから加熱手段2bに電力が供給され、内釜3が加熱され炊飯が開始される。炊飯が開始されるとファン2eが回転して送風し、電源基板2dや加熱手段2bを冷却する。ファン2eからの送風の一部は、内釜3の周囲や下部を通り、蒸気回収装置10の下部に至り、水タンク11や水タンクカバー12を冷却する。
炊飯を開始する場合、まず、蒸気回収装置10を炊飯器本体2から取り外す。次に、水タンク11から水タンク蓋13を取り外し、水タンク11の中に外部から水を入れる。次に、水タンク11に水タンク蓋13を取り付け、蒸気回収装置10を炊飯器本体1の底板2gに取り付ける。そして、内釜3内に水と米を所定量入れ、内釜3の上面開口を蓋体4で閉じ、炊飯開始ボタンを押圧する。これにより、電源基板2dから加熱手段2bに電力が供給され、内釜3が加熱され炊飯が開始される。炊飯が開始されるとファン2eが回転して送風し、電源基板2dや加熱手段2bを冷却する。ファン2eからの送風の一部は、内釜3の周囲や下部を通り、蒸気回収装置10の下部に至り、水タンク11や水タンクカバー12を冷却する。
炊飯の代表的な工程を図12に示す。図12において、予熱工程においてはほぼ蒸気は発生せず、蒸気回収処理も行われない。次に炊飯工程に入ると、加熱手段2bの火力が強くなり徐々に内釜3内の水温が上昇し、内釜3内の水が沸騰する。沸騰が激しくなり蒸気の量が増すと、内釜3の中は大気圧よりも圧力が上昇し、内釜3内で発生した蒸気は、その圧力により押し出されて蒸気排出口7から蒸気導管20内に流れ込む。このとき、蒸気排出口7と蒸気導管20との間は蒸気導管入口シール部材により、蒸気導管20の蒸気導管出口8と水タンク蓋13との間は蒸気導管シール部材9によりそれぞれシールされているため、蒸気が外部に漏れることはない。
蒸気回収装置10内に流れ込んだ蒸気は、異物流入防止部材21の通気孔23を通って連通管15内に入り、消音部材16の途中に設けられた逆流防止部17の通気孔18を通って下端開口部19から水タンク11内の水中へと噴出す。そして、噴出した蒸気は、水タンク11の中の冷却水Wと接触して結露し、水に復水される。そして、炊飯が進むに従い、次第に水タンク21内の水量が増加し、水位も徐々に上昇する。ここで、水タンク蓋13には通気孔14aが設けられているため、水位の上昇に対応して増加した水の体積分の空気が通気孔14aより外部に放出され、蒸気処理中に蒸気回収装置10内の圧力が上昇することなく、蒸気処理を行うことができる。
そして、炊飯工程からむらし工程に入り炊飯が進行していくと、蒸気発生量が徐々に少なくなり、炊飯が終了すると、内釜3内が冷えて圧力が低下する。
炊飯中に発生する蒸気量は、米の種類、炊き方(かたさ、粘り)、メニュー(おかゆ)などの組み合わせにより異なるが、いずれの場合においても、炊飯完了後の水タンク11内の水温も火傷しない程度、例えば55度以下となるように、水タンク11内の水容量が設定されているので、安全に蒸気処理を行うことができる。このようにして、蒸気が処理されていることにより、内釜3から発生した蒸気が外部に漏れるのを防止し、炊飯時の不快な湿度の増加を防ぐことができる。
炊飯が終了し、内釜3内の米飯を空にした後、内釜3、蒸気回収装置10及び蒸気導管20を炊飯器本体2及び蓋体4から取り外して、洗浄する。
蒸気回収装置10の蒸気導管受け口14に対し、上記の炊飯工程のときに、例えば蒸気と共にゴミなどの異物が混ざって流入する場合や、蒸気回収装置10を洗浄時に、洗浄水と共にゴミなどの異物が混ざって流入する場合がある。異物としては、内釜3や蒸気導管20の洗浄時に、例えば、米飯の粒や炊き込みご飯の具などのごみが蒸気導管20内に残ってしまったものが考えられる。この蒸気導管20内に残っていた異物が、蒸気の噴出とともに蒸気導管出口8から蒸気導管受け口14に達することになる。
異物が蒸気導管受け口14から連通管15内に入ると、異物によって通気孔18が塞がってしまうことがある。逆流防止板17は連通管15の下部に設けられており、蒸気回収装置10の外側から視認しにくいため、通気孔18を塞いだ異物の発見が容易でない。さらに、逆流防止板17は連通管15の奥に位置するため、異物の除去も容易でない。その結果、異物が逆流防止板17の通気孔18を塞いだままの状態では、蒸気が冷却水Wまで到達できなくなり蒸気回収ができなくなる虞がある。
しかし、蒸気導管受け口14に異物流入防止部材21を設けることにより、蒸気回収装置10の蒸気導管受け口14に来た異物は異物流入防止部材21の通気孔23により捕捉され、連通管15の内部に入ることを防止できる。図2に示すように通気孔23は蒸気回収装置10の上部に位置するため、視認性が良く、発見が容易である。そして、通気孔23が異物により塞がってしまっても、異物の除去が容易に可能であり、清掃性が向上する。その結果、通気孔23がつまっていない状態で炊飯を開始できるので、発生した蒸気を安定的に復水することができ、使い勝手のよい炊飯器が得られる。
また、異物流入防止部材21の上部に、柔軟性と耐熱性を有する素材、例えばシリコンゴムで形成される取っ手24を設ける。このような取っ手24を設けることによって、異物流入防止部材21の取り外しが容易になる。その結果、異物の除去が更に容易に可能となり、蒸気回収装置10の洗浄が一層容易になる。なお、異物流入防止部材21も柔軟性と耐熱性を有する素材で構成してもよい。異物流入防止部材21が蒸気導管受け口14に嵌合しやすく、使い勝手がよい。
次に、上記に記載された蒸気回収装置10の通気孔18と通気孔23の作用効果について詳細に説明する。異物流入防止部材21における通気孔23の内径φA、及び、逆流防止部材17における通気孔18の内径φBに対し、図9(a)はφA>φB、図9(b)はφA<φBの場合を示す。
図9(a)において、逆流防止部材17における通気孔18aの内径(φB)に対して異物流入防止部材21の通気孔23aの内径(φA)が大きい(φA>φB)と、異物が蒸気導管受け口14から通気孔23aを通過して連通管15内に入りやすい。連通管14に入った異物は、異物流入防止部材21の通気孔23aの内径よりも小さい内径の、逆流防止部材17における通気孔18aを通過することができず、通気孔18aを塞ぎやすい。
一方、図9(b)おいて、逆流防止部材17における通気孔18bの内径(φB)に対して異物流入防止部材21の通気孔23bの内径(φA)が小さい(φA<φB)と、異物が蒸気導管受け口14から通気孔23bを通過できず、異物が連通管15内に入ることを防止する。さらに、異物流入防止部材21の通気孔23bを通過した異物があっても、通気孔23bの内径よりも大きい逆流防止部材17における通気孔18bを通過できるので、異物が通気孔18bを塞ぐことを抑制できる。また、異物によって通気孔23bが塞がった場合でも異物の発見や除去が容易にできる。
つまり、通気孔18と通気孔23の内径を適切に設定することにより、異物によって通気孔18が塞がることを抑制でき、異物の発見や除去を容易にできるので、清掃性が向上するとともに発生した蒸気を安定的に復水することが出来るという効果が得られる。
このように、実施の形態1の炊飯器によれば、蒸気回収装置の水タンク蓋に異物流入防止部材を備えることにより、逆流防止板が有する通気孔が異物によって塞がれることを防止し、炊飯後の清掃性を向上し、また発生した蒸気を安定的に復水することができる。
また、異物流入防止部材に複数の通気孔を形成したので、簡単な構成で蒸気を通過し、異物の通過を抑制することができる。また、掃除もしやすく、衛生的である。
また、異物流入防止部材に設けた通気孔の直径を、逆流防止部材に設けられた通気孔の直径よりも小さくしたので、連通管への異物の侵入を効果的に防ぐことができる。
また、異物流入防止部材の上部に取っ手を備えたので、異物流入防止部材の取り外しが容易になる。その結果、異物の除去が更に容易に可能となり、蒸気回収装置の洗浄が一層容易になる。
さらに、異物流入防止部材を柔軟性を有する素材で形成したので、異物流入防止部材が蒸気導管受け口に嵌合しやすく、使い勝手がよい。
なお、異物流入防止部材として、複数の通気孔を備えた板状の部材で構成した例を示したが、これに限らず、蒸気を通過し、異物の通過を防止する部材であればよい。例えば、スポンジのような材質で構成してもよい。
実施の形態2.
実施の形態1では、異物流入防止部材として、複数の通気孔を備えた板状の部材で構成し、異物流入防止部材を蒸気導管受け口に嵌合して固定した例を示した。実施の形態2では、異物流入防止部材には通気口のない板状の可動部材で構成するものである。すなわち、蒸気導管受け口の一側に回動自在に軸支されるとともに、蒸気導管受け口を塞ぐ方向に付勢する弾性部材を備え、蓋体が閉じられるときに異物流入防止部材を押し下げる押し込み部を蒸気導管出口に備えたものである。
実施の形態1では、異物流入防止部材として、複数の通気孔を備えた板状の部材で構成し、異物流入防止部材を蒸気導管受け口に嵌合して固定した例を示した。実施の形態2では、異物流入防止部材には通気口のない板状の可動部材で構成するものである。すなわち、蒸気導管受け口の一側に回動自在に軸支されるとともに、蒸気導管受け口を塞ぐ方向に付勢する弾性部材を備え、蓋体が閉じられるときに異物流入防止部材を押し下げる押し込み部を蒸気導管出口に備えたものである。
図10および図11は本発明の実施形態2における炊飯器を説明するものである。図10は本発明の実施の形態2における炊飯器の断面図(図1のI−I断面図)、図11は図10に示す蒸気回収装置の動作を説明するための断面図(図1のI−I断面図)である。なお、各図において同じ部分にはこれと同じ符号を付し、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し説明を省略する。
図10において、異物流入防止部材21は水タンク蓋13の蒸気導管受け口の一側に設けられた回転軸25により軸支され、ヒンジ部26を介して開閉自在に蒸気導管受け口5に取り付けられている。ここで、ヒンジ部26には弾性部材であるバネ26aが設けられ、このバネ26aは異物流入防止部材21を閉じる方向に付勢している。このとき、異物流入防止部材21がヒンジ部26のバネ26aにより閉じられた状態では、水タンク蓋13の上面と異物流入防止部材21の上面がほぼ平行になるように構成されている。
一方、蓋体4の蒸気導管出口8には、図11に示すように、蒸気導管出口8の下端に、蒸気導管出口8と連通する中空の円筒状の押し込み部27が下方に突出して設けられる。
蓋体4を閉じると、押し込み部27の先端が異物流入防止部材21を、ヒンジ部26のバネの弾性力に抗して、回転軸25のまわりに回動するように押し下げ、蒸気導管20と連通管15とが連通する。つまり、蓋体4の開閉の動作に連動して蒸気導管20と蒸気回収装置10の分離・接続が可能となっており、さらに異物流入防止部材21も連動して開閉する。
蓋体4を開けると、異物流入防止部材21はヒンジ部26のバネ26aの弾性力により、回転軸25の周りに回動して蒸気導管出口8を閉じる。
蓋体4を閉じると、押し込み部27の先端が異物流入防止部材21を、ヒンジ部26のバネの弾性力に抗して、回転軸25のまわりに回動するように押し下げ、蒸気導管20と連通管15とが連通する。つまり、蓋体4の開閉の動作に連動して蒸気導管20と蒸気回収装置10の分離・接続が可能となっており、さらに異物流入防止部材21も連動して開閉する。
蓋体4を開けると、異物流入防止部材21はヒンジ部26のバネ26aの弾性力により、回転軸25の周りに回動して蒸気導管出口8を閉じる。
逆流防止部材17における通気孔18については、通気孔18の内径Bを図9(a)に示した場合の内径と同じ程度に設定する。
次に、動作について説明する。
炊飯を開始する場合、実施の形態1と同様に、まず、蒸気回収装置10を炊飯器本体2から取り外す。次に、水タンク11から水タンク蓋13を取り外し、水タンク11の中に外部から水を入れる。次に、水タンク11に水タンク蓋13を取り付け、蒸気回収装置10を炊飯器本体1の底板2gに取り付ける。そして、内釜3内に水と米を所定量入れ、内釜3の上面開口を蓋体4で閉じ、炊飯開始ボタンを押圧する。これにより、電源基板2dから加熱手段2bに電力が供給され、内釜3が加熱され炊飯が開始される。炊飯が開始されるとファン2eが回転して送風し、電源基板2dや加熱手段2bを冷却する。ファン2eからの送風の一部は、内釜3の周囲や下部を通り、蒸気回収装置10の下部に至り、水タンク11や水タンクカバー12を冷却する。
炊飯を開始する場合、実施の形態1と同様に、まず、蒸気回収装置10を炊飯器本体2から取り外す。次に、水タンク11から水タンク蓋13を取り外し、水タンク11の中に外部から水を入れる。次に、水タンク11に水タンク蓋13を取り付け、蒸気回収装置10を炊飯器本体1の底板2gに取り付ける。そして、内釜3内に水と米を所定量入れ、内釜3の上面開口を蓋体4で閉じ、炊飯開始ボタンを押圧する。これにより、電源基板2dから加熱手段2bに電力が供給され、内釜3が加熱され炊飯が開始される。炊飯が開始されるとファン2eが回転して送風し、電源基板2dや加熱手段2bを冷却する。ファン2eからの送風の一部は、内釜3の周囲や下部を通り、蒸気回収装置10の下部に至り、水タンク11や水タンクカバー12を冷却する。
図12において、予熱工程においてはほぼ蒸気は発生せず、蒸気回収処理も行われない。次に炊飯工程に入ると、加熱手段2bの火力が強くなり徐々に内釜3内の水温が上昇し、内釜3内の水が沸騰する。沸騰が激しくなり蒸気の量が増すと、内釜3の中は大気圧よりも圧力が上昇し、内釜3内で発生した蒸気は、その圧力により押し出されて蒸気排出口7から押し込み部27の内部を通って蒸気導管20内に流れ込む。このとき、蒸気排出口7と蒸気導管20との間は蒸気導管入口シール部材により、蒸気導管20の蒸気導管出口8と水タンク蓋13との間は蒸気導管シール部材9によりそれぞれシールされているため、蒸気が外部に漏れることはない。
蒸気回収装置10内に流れ込んだ蒸気は、直接連通管15内に入り、消音部材16の途中に設けられた逆流防止部17の通気孔18を通って下端開口部19から水タンク11内の水中へと噴出す。そして、噴出した蒸気は、水タンク11の中の冷却水Wと接触して結露し、水に復水される。そして、炊飯が進むに従い、次第に水タンク21内の水量が増加し、水位も徐々に上昇する。ここで、水タンク蓋13には通気孔14aが設けられているため、水位の上昇に対応して増加した水の体積分の空気が通気孔14aより外部に放出され、蒸気処理中に蒸気回収装置10内の圧力が上昇することなく、蒸気処理を行うことができる。
そして、炊飯工程からむらし工程に入り炊飯が進行していくと、蒸気発生量が徐々に少なくなり、炊飯が終了すると、内釜3内が冷えて圧力が低下する。
炊飯が終了し、内釜3内の米飯を空にした後、内釜3、蒸気回収装置10及び蒸気導管20を炊飯器本体2及び蓋体4から取り外して、洗浄する。
蒸気回収装置10の洗浄時に、蒸気回収装置10の蒸気導管受け口14から、洗浄水と共にゴミなどの異物が混ざって連通管15へ流入する場合がある。しかし、蒸気回収装置10の洗浄時には異物流入防止部材21が蒸気導管受け口14を塞ぐため、蒸気導管受け口14から異物が連通管15の中に入ることを防止できる。その結果、異物が逆流防止板17の通気孔18を蒸気導管受け口14側から塞ぐことがない。
一方、蒸気回収装置10の洗浄時に、消音部材16から、洗浄水と共にゴミなどの異物が混ざって連通管15へ流入する場合がある。しかし、蒸気回収装置10の洗浄時には異物流入防止部材21が蒸気導管受け口14を塞ぐため、一方が閉塞された筒状の連通管15に消音部材16側から洗浄水が流入しにくい。その結果、洗浄水とともにゴミも侵入しにくくなるので、逆流防止部材17の通気孔18を蒸気導管受け口14側から塞ぐことが抑制できる。
このように、実施の形態2の炊飯器によれば、異物流入防止部材を蒸気導管受け口の一側に回動自在に軸支されるとともに、蒸気導管受け口を塞ぐ方向に付勢する弾性部材を備え、蒸気導管出口に、蓋体が閉じられるときに異物流入防止部材を押し下げる押し込み部を備えたので、逆流防止板が有する通気孔が異物によって塞がれることを防止し、炊飯後の清掃性を向上し、また発生した蒸気を安定的に復水することができる。
1 炊飯器、2 炊飯器本体、2a 被係止部、2b 加熱手段、2c 制御手段、
2d 電源基板、2e ファン、2f 通気孔、2g 底板、2h 温度センサ、
3 内釜、4 蓋体、4a ヒンジ機構、4b 可動係止片、4c 解除ボタン、
4d 操作手段、4e 表示手段、5 内蓋、6 内蓋シール部材、7 蒸気排出口、
8 蒸気導管出口、9 蒸気導管シール部材、10 蒸気回収装置、11 水タンク、
12 水タンクカバー、13 水タンク蓋、14 蒸気導管受け口、14a 通気孔、
15 連通管、16 消音部材、17 逆流防止部材、18 通気孔、
19 下端開口部、20 蒸気導管、21 異物流入防止部材、22 弁体、
23 通気孔、24 取っ手、25 回転軸、26 ヒンジ部、26a バネ、
27 押し込み部、W 冷却水、W1 水面。
2d 電源基板、2e ファン、2f 通気孔、2g 底板、2h 温度センサ、
3 内釜、4 蓋体、4a ヒンジ機構、4b 可動係止片、4c 解除ボタン、
4d 操作手段、4e 表示手段、5 内蓋、6 内蓋シール部材、7 蒸気排出口、
8 蒸気導管出口、9 蒸気導管シール部材、10 蒸気回収装置、11 水タンク、
12 水タンクカバー、13 水タンク蓋、14 蒸気導管受け口、14a 通気孔、
15 連通管、16 消音部材、17 逆流防止部材、18 通気孔、
19 下端開口部、20 蒸気導管、21 異物流入防止部材、22 弁体、
23 通気孔、24 取っ手、25 回転軸、26 ヒンジ部、26a バネ、
27 押し込み部、W 冷却水、W1 水面。
Claims (6)
- 炊飯器本体と、
前記炊飯器本体に着脱自在に収容される内釜と、
前記内釜を加熱する加熱手段と、
前記炊飯器本体の上面を開閉自在に覆う蓋体と、
前記炊飯器本体に着脱自在に装着される蒸気回収装置と、
前記蓋体に設けられ、該蓋体を閉じたときに前記内釜内と前記蒸気回収装置とを連通させる蒸気導管と、
前記蒸気回収装置に設けられ、炊飯中に発生する蒸気を復水する冷却水を溜る水タンクと、
前記水タンクの上部開口部を覆うとともに、前記蓋体を閉じたときに前記蒸気導管の出口と対向する蒸気導管受け口を有する水タンク蓋と、
前記蒸気導管受け口に設けられた異物流入防止部材と、
前記蒸気導管受け口と連通し前記水タンク蓋の下面から垂下する連通管と、
前記連通管の下端部に設けられる消音部材と、
前記消音部材の下端開口部から上側に設置され複数の通気孔が形成された逆流防止部材と、
を備えた炊飯器。 - 前記異物流入防止部材に複数の通気孔が形成されることを特徴とする請求項1記載の炊飯器。
- 前記異物流入防止部材に設けた通気孔の直径が、前記逆流防止部材に設けられた通気孔の直径よりも小さいことを特徴とする請求項2記載の炊飯器。
- 前記異物流入防止部材の上部に取っ手を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の炊飯器。
- 前記異物流入防止部材は柔軟性を有する素材で形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の炊飯器。
- 前記異物流入防止部材は前記蒸気導管受け口の一側に回動自在に軸支されるとともに、前記蒸気導管受け口を塞ぐ方向に付勢する弾性部材を備え、
前記蒸気導管出口に、前記蓋体が閉じられるときに前記異物流入防止部材を押し下げる押し込み部を備えたことを特徴とする請求項1記載の炊飯器。
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016017075A1 (ja) * | 2014-08-01 | 2016-02-04 | 信越ポリマー株式会社 | 防水嵌合体及び防水嵌合体の製造方法 |
CN105832127A (zh) * | 2016-05-31 | 2016-08-10 | 珠海格力电器股份有限公司 | 烹饪器具 |
CN106490990A (zh) * | 2016-12-07 | 2017-03-15 | 杭州点厨科技有限公司 | 自动加水的智能电饭煲 |
CN106724878A (zh) * | 2016-11-24 | 2017-05-31 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种蒸汽回收装置及具有其的蒸煮装置 |
CN114081344A (zh) * | 2020-08-24 | 2022-02-25 | 九阳股份有限公司 | 一种电压力煲 |
-
2012
- 2012-01-13 JP JP2012005273A patent/JP2013144004A/ja active Pending
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