JP2013142299A - 内燃機関の燃料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁弁への通電時間の演算を適切なタイミングで行うことができ、それにより、燃料ポンプから燃料噴射弁側への燃料の吐出量を適切に制御することができる内燃機関の燃料供給装置を提供する。
【解決手段】燃料供給装置では、駆動カムのカム山の頂部がプランジャに当接しているタイミングTTOPを含む前後の所定期間における、駆動カムの所定の回転角度位置に相当する所定のカム角タイミングTTOPに対して、内燃機関の所定のクランク角位置に相当する所定のタイミングTTDCがずれているときに、電磁弁への通電時間の演算タイミングTCALが、カム角タイミングTTOPに近づくように補正される。
【選択図】図8

Description

本発明は、内燃機関を動力源とする燃料ポンプを備える内燃機関の燃料供給装置に関する。
従来、この種の内燃機関の燃料供給装置として、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。この従来の燃料供給装置は、燃料ポンプおよび電磁弁を備えている。燃料ポンプは、内燃機関を動力源とする駆動カムに当接するプランジャを有しており、このプランジャが駆動カムで駆動されることによって、燃料噴射弁側に燃料を吐出する。この燃料の吐出量は、電磁弁の通電時間を制御することによって、制御される。また、従来の燃料供給装置では、電磁弁を介した燃料の吐出量の制御を適切に行うために、駆動カムと燃料ポンプとの取付誤差を推定するとともに、推定された取付誤差に応じて、電磁弁への通電時間が補正される。さらに、以上の通電時間の演算が、内燃機関の所定のクランク角位置に相当するタイミング(以下「所定クランク角タイミング」という)で行われる。
特開2005−307747号公報
上述したような燃料ポンプと電磁弁を備える燃料供給装置では一般に、燃料ポンプからの燃料の吐出量の目標値が、内燃機関の運転状態に応じて算出されるとともに、電磁弁への通電時間(タイミング・期間)が、算出された燃料の吐出量の目標値や燃圧などの制御用パラメータに応じて算出される。この場合、燃料ポンプからの燃料の吐出量を適切に制御するには、通電時間の演算タイミングを、次のようなタイミングに、すなわち、できるだけ新しい制御用パラメータに応じて通電時間の演算を行うとともに、算出された通電時間内に電磁弁への通電が確実に完了するような適切なタイミング(以下「適正演算タイミング」という)に設定することが好ましい。また、燃料ポンプのプランジャが駆動カムで駆動されることで燃料が吐出されることから、この適正演算タイミングは一般に、駆動カムのカム山の頂部がプランジャに当接しているタイミングを含む前後の所定期間における、駆動カムの所定の回転角度位置に相当するタイミングになる。一方、上記の所定クランク角タイミングは、内燃機関の設計上の仕様によっては、この適正演算タイミングに対してずれる場合がある。
これに対して、上述した従来の燃料供給装置では、電磁弁への通電時間の演算タイミングを所定クランク角タイミングに設定しているにすぎない。このため、上述したように所定クランク角タイミングが適正演算タイミングに対してずれている場合には、通電時間の演算を適正演算タイミングで行うことができない。その結果、より新しい制御用パラメータに応じた通電時間の演算を行えないとともに、算出された通電時間内に電磁弁への通電を完了させることができず、ひいては、燃料ポンプからの燃料の吐出量を適切に制御することができないおそれがある。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、電磁弁への通電時間の演算を適切なタイミングで行うことができ、それにより、燃料ポンプから燃料噴射弁側への燃料の吐出量を適切に制御することができる内燃機関の燃料供給装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明による内燃機関の燃料供給装置1は、内燃機関3を動力源とする駆動カム19に当接するプランジャ25を有し、駆動カム19でプランジャ25が駆動されることによって、燃料噴射弁4側に燃料を吐出する燃料ポンプ(実施形態における(以下、本項において同じ)高圧燃料ポンプ20)と、燃料ポンプから燃料噴射弁4側に吐出される燃料の吐出量を調整するための電磁弁(吸込チェック弁22、電磁アクチュエータ23)と、内燃機関3の運転状態に応じた燃料の吐出量(目標吐出量FQOBJ)を得るための電磁弁への通電時間(通電開始タイミングHPSTA、通電終了タイミングHPEND、通電期間PSTIM)を算出するとともに、通電時間の演算タイミングとして、内燃機関3の所定のクランク角位置に相当する所定のタイミング(TDC発生タイミングTTDC)を用いる通電時間算出手段(ECU2、ステップ1〜7)と、駆動カム19のカム山19aの頂部がプランジャ25に当接しているタイミング(カム山トップタイミングTTOP)を含む前後の所定期間における、駆動カム19の所定の回転角度位置に相当する所定のカム角タイミング(カム山トップタイミングTTOP)に対して、所定のタイミングがずれているときに、演算タイミングをカム角タイミングに近づけるように補正する補正手段(ECU2、ステップ2、3)と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、燃料ポンプのプランジャが、内燃機関を動力源とする駆動カムで駆動されることによって、燃料ポンプから燃料噴射弁側に燃料が吐出されるとともに、吐出される燃料の吐出量が、電磁弁によって調整される。また、内燃機関の運転状態に応じた燃料の吐出量を得るための電磁弁への通電時間が、通電時間算出手段によって算出されるとともに、通電時間の演算タイミングとして、内燃機関の所定のクランク角位置に相当する所定のタイミングが用いられる。さらに、駆動カムのカム山の頂部がプランジャに当接しているタイミングを含む前後の所定期間における、駆動カムの所定の回転角度位置に相当する所定のカム角タイミングに対して、この所定のタイミングがずれているときに、通電時間の演算タイミングが、カム角タイミングに近づくように、補正手段によって補正される。
これにより、電磁弁への通電時間の演算を、前述したような適切なタイミングで行うことができるので、より新しい内燃機関の運転状態に応じた通電時間の演算を適切に行うとともに、通電時間内に電磁弁への通電を完了させることができ、ひいては、燃料ポンプから燃料噴射弁側への燃料の吐出量を適切に制御することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の内燃機関の燃料供給装置1において、所定のクランク角位置を含む複数のクランク角位置(クランク角ステージFISTG、ポンプ制御ステージHPSTG)が所定のクランク角ごとに設定されており、補正手段は、複数のクランク角位置にそれぞれ相当する複数のタイミングから、カム角タイミングよりも進角側で且つカム角タイミングに最も近いタイミングを演算タイミングとして選択することによって、演算タイミングを補正する(ステップ2、3)ことを特徴とする。
この構成によれば、所定のクランク角位置を含む複数のクランク角位置が所定のクランク角ごとに設定されており、これらの複数のクランク角位置にそれぞれ相当する複数のタイミングから、カム角タイミングよりも進角側で且つカム角タイミングに最も近いタイミングを演算タイミングとして選択することによって、演算タイミングが補正される。これにより、カム角タイミングよりも進角側で且つカム角タイミングに近いタイミングで、電磁弁への通電時間を演算することができるので、通電時間内に電磁弁への通電を完了させられるという効果を、確実に得ることができる。
また、上記のように設定された複数のクランク角位置は一般に、内燃機関の燃料噴射などの制御に用いられるものであるため、そのような複数のクランク角位置を利用して、演算タイミングの補正を適切に行うことができる。
前記の目的を達成するために、請求項3に係る発明による内燃機関の燃料供給装置1は、内燃機関3を動力源とする駆動カム19に当接するプランジャ25を有し、駆動カム19でプランジャ25が駆動されることによって、燃料噴射弁4側に燃料を吐出する燃料ポンプ(実施形態における(以下、本項において同じ)高圧燃料ポンプ20)と、燃料ポンプから燃料噴射弁4側に吐出される燃料の吐出量を調整するための電磁弁(吸込チェック弁22、電磁アクチュエータ23)と、内燃機関3の運転状態に応じた燃料の吐出量(目標吐出量FQOBJ)を得るための電磁弁への通電時間(通電開始タイミングHPSTA、通電終了タイミングHPEND、通電期間PSTIM)を算出する通電時間算出手段(ECU2、ステップ4〜7)と、駆動カム19のカム山19aの頂部がプランジャ25に当接しているタイミング(カム山トップタイミングTTOP)を含む前後の所定期間における、駆動カム19の所定の回転角度位置に相当する所定のカム角タイミング(カム山トップタイミングTTOP)に対して、内燃機関3の所定のクランク角位置に相当する所定のタイミング(TDC発生タイミングTTDC)がずれているときに、所定のクランク角位置を含むように所定のクランク角ごとに設定された複数のクランク角位置(クランク角ステージFISTG、ポンプ制御ステージHPSTG)にそれぞれ相当する複数のタイミングのうち、カム角タイミングに最も近いタイミングを、通電時間算出手段による通電時間の演算タイミングとして設定する演算タイミング設定手段(ステップ1〜3)と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、燃料ポンプのプランジャが、内燃機関を動力源とする駆動カムで駆動されることによって、燃料ポンプから燃料噴射弁側に燃料が吐出されるとともに、吐出される燃料の吐出量が、電磁弁によって調整される。また、内燃機関の運転状態に応じた燃料の吐出量を得るための電磁弁への通電時間が、通電時間算出手段によって算出される。さらに、電磁弁への通電時間の演算タイミングが、演算タイミング設定手段により、次のようにして設定される。すなわち、駆動カムのカム山の頂部がプランジャに当接しているタイミングを含む前後の所定期間における、駆動カムの所定の回転角度位置に相当する所定のカム角タイミングに対して、内燃機関の所定のクランク角位置に相当する所定のタイミングがずれているときに、この所定のクランク角位置を含むように所定のクランク角ごとに設定された複数のクランク角位置にそれぞれ相当する複数のタイミングのうち、カム角タイミングに最も近いタイミングが、演算タイミングとして設定される。
これにより、電磁弁への通電時間の演算を、前述したような適切なタイミングで行うことができるので、より新しい内燃機関の運転状態に応じた通電時間の演算を適切に行うとともに、通電時間内に電磁弁への通電を完了させることができ、ひいては、燃料ポンプから燃料噴射弁側への燃料の吐出量を適切に制御することができる。
また、上記のように設定された複数のクランク角位置は一般に、内燃機関の燃料噴射などの制御に用いられるものであるため、そのような複数のクランク角位置を利用して、演算タイミングの設定を適切に行うことができる。
本発明の実施形態による燃料供給装置を、これを適用した内燃機関とともに概略的に示す図である。 燃料供給装置のECUなどを示すブロック図である。 高圧燃料ポンプを吸込行程の終了タイミングにおいて示す断面図である。 スピル行程中の高圧燃料ポンプを示す断面図である。 吐出行程の終了タイミングにおける高圧燃料ポンプを示す断面図である。 ECUによって実行される通電制御処理を示すフローチャートである。 燃料供給装置の動作例を示す図である。 図7とは別の動作例を示す図である。 図6の通電制御処理で算出される通電開始角の算出手法を説明するための図である。 通電開始角の算出手法を説明するための別の図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1に示す内燃機関(以下「エンジン」という)3は、車両(図示せず)用の4サイクル式のガソリンエンジンであり、4つの気筒3a(#1〜#4)を有している。また、エンジン3には、気筒3aごとに燃料噴射弁(以下「インジェクタ」という)4および点火プラグ(図示せず)が設けられるとともに、各インジェクタ4に燃料を供給する燃料供給装置1が設けられている。
エンジン3の燃料は、各インジェクタ4から対応する気筒3a内に直接、噴射されるとともに、気筒3a内に生成された混合気が、点火プラグによって点火される。すなわち、エンジン3は、筒内噴射式のエンジンである。インジェクタ4の開閉は、後述するECU2(図2参照)からの制御信号によって制御され、それにより、開弁タイミングによって燃料噴射時期が、開弁時間によって燃料噴射量が制御される。この場合、インジェクタ4の燃料噴射時期は、吸気行程から圧縮行程までの期間における所定のタイミングに制御される。なお、図2では、便宜上、インジェクタ4を1つのみ示している。
上記の燃料供給装置1は、燃料を貯留する燃料タンク11と、燃料タンク11内に設けられた低圧燃料ポンプ12と、高圧燃料ポンプ20を備えている。
低圧燃料ポンプ12は、ECU2により制御される電動タイプのものであり、エンジン3の運転中は常に運転される。また、低圧燃料ポンプ12には、燃料吸込路13、低圧デリバリパイプ14および燃料戻し路15が接続されている。低圧燃料ポンプ12は、燃料タンク11内の燃料を、燃料吸込路13を介して吸い込み、所定の低圧のフィード圧(例えば392kPa)まで昇圧した後、低圧デリバリパイプ14に吐出するとともに、余分な燃料を燃料戻し路15を介して、燃料タンク11内に戻す。また、低圧デリバリパイプ14の下流側端部には、上記の高圧燃料ポンプ20が接続されており、低圧燃料ポンプ12から低圧デリバリパイプ14に吐出された低圧の燃料は、高圧燃料ポンプ20に供給される。
高圧燃料ポンプ20は、エンジン3のクランクシャフト(図示せず)に連結された容積式のものであり、高圧デリバリパイプ16に接続されている。高圧燃料ポンプ20は、クランクシャフトで駆動されることにより、低圧燃料ポンプ12から供給された低圧の燃料をさらに昇圧し、高圧デリバリパイプ16に吐出する。高圧燃料ポンプ20の詳細については後述する。
また、高圧デリバリパイプ16には、前述した4つのインジェクタ4が並列に設けられている。高圧燃料ポンプ20から高圧デリバリパイプ16に吐出された高圧の燃料は、各インジェクタ4に供給され、インジェクタ4の開弁に伴い、対応する気筒3a内に噴射される。さらに、高圧デリバリパイプ16には、燃圧センサ31が設けられており、高圧デリバリパイプ16内の燃料の圧力(以下「燃圧」という)PFは燃圧センサ31によって検出され、その検出信号がECU2に出力される。
また、燃料供給装置1は、高圧燃料ポンプ20をバイパスするバイパス管17を備えており、バイパス管17には、リリーフ弁18が設けられている。リリーフ弁18は、機械式のものであり、高圧デリバリパイプ16内の燃圧PFが所定のリリーフ圧(例えば25MPa)に達したときに開弁し、高圧デリバリパイプ16から低圧デリバリパイプ14へ燃料を逃がすことによって、燃圧PFをリリーフ圧を超えないように制限する。
高圧燃料ポンプ20は、図3〜図5に示すように、ポンプ本体21と、ポンプ本体21内に収容された吸込チェック弁22および吐出チェック弁24と、吸込チェック弁22を駆動するための電磁アクチュエータ23と、駆動カム19によって駆動されるプランジャ25などを備えている。駆動カム19は、周方向に等間隔で配置された4つのカム山19aを有するとともに、エンジン3の排気カムシャフト(図示せず)に一体に設けられており、クランクシャフトが2回転する間に、1回転する。
ポンプ本体21の内部には、燃料を昇圧するための昇圧室21aが形成されており、この昇圧室21aは、吸込口21bを介して低圧デリバリパイプ14に連通するとともに、吐出口21cを介して高圧デリバリパイプ16に連通している。また、吸込チェック弁22は、昇圧室21aの入口を開閉するものであり、昇圧室21a内に収容されるとともに、弁体22aおよびコイルばね22bを備えている。この弁体22aは、昇圧室21aの入口を開放する開弁位置(図3に示す位置)と、昇圧室21aの入口を閉鎖する閉弁位置(図5に示す位置)との間で移動自在に設けられるとともに、コイルばね22bによって、閉弁位置側に付勢されている。
電磁アクチュエータ23は、吸込チェック弁22とともにスピル弁機構を構成するものであり、アクチュエータ本体23a、コイル23b、アーマチュア23cおよびコイルばね23dを有している。コイル23bは、アクチュエータ本体23a内に収容され、ECU2に電気的に接続されている。コイル23bは、通電により励磁されるとともに、通電の停止によって非励磁状態に保持される。コイル23bへの通電は、ECU2によって制御される。
また、アーマチュア23cは、その先端部が吸込チェック弁22側に突出する所定の原点位置(図3および図4に示す位置)と、吸込チェック弁22側から退避する所定の動作位置(図5に示す位置)との間で移動自在に、アクチュエータ本体23a内に収容されている。アーマチュア23cは、コイル23bが非励磁状態のときに、コイルばね23dの付勢力によって原点位置に保持されるとともに、コイル23bが励磁されたときに、その電磁力によって、コイルばね23dの付勢力に抗しながら、動作位置側に吸引される。
さらに、電磁アクチュエータ23のコイルばね23dの付勢力は、吸込チェック弁22のコイルばね22bの付勢力よりも大きい値に設定されており、それにより、吸込チェック弁22は、コイル23bが非励磁状態のときに、原点位置にあるアーマチュア23cによって開弁状態に保持される(図4参照)。
吐出チェック弁24は、昇圧室21aの出口を開閉するものであり、昇圧室21aと吐出口21cとの間の弁室21d内に収容されるとともに、弁体24aおよびコイルばね24bを備えている。この弁体24aは、昇圧室21aの出口を開放する開弁位置(図5に示す位置)と、昇圧室21aの出口を閉鎖する閉弁位置(図3および図4に示す位置)との間で移動自在に設けられるとともに、吐出チェック弁24によって、閉弁位置側に付勢されている。
また、プランジャ25は、その一端部が昇圧室21a内に突出する所定の突出位置(図5に示す位置)と、昇圧室21aから退避する所定の退避位置(図3に示す位置)との間で摺動自在に、ポンプ本体21のプランジャバレル21e内に収容されている。プランジャ25の他端部には、ばね座26が取り付けられており、プランジャ25およびばね座26は、ばねホルダ28を介して駆動カム19に当接している。
さらに、ばね座26とポンプ本体21の間には、コイルばね27が設けられており、このコイルばね27によって、プランジャ25は退避位置側に付勢されている。以上の構成により、プランジャ25は、駆動カム19の回転中、コイルばね27の付勢力によってばねホルダ28を介して駆動カム19のカム面に当接するように保持され、それにより、エンジン3の運転中、駆動カム19によって突出位置と退避位置との間で常に駆動される。
次に、以上のように構成された高圧燃料ポンプ20の動作について説明する。高圧燃料ポンプ20では、その1回の運転サイクル中、駆動カム19の回転に伴って、吸込行程、スピル行程および吐出行程が順に1回ずつ実行される。
まず、吸込行程では、駆動カム19が図5に示す回転角度位置から図3に示す回転角度位置に向かって図中の時計回りに回転するのに伴い、プランジャ25が突出位置から退避位置に移動するとともに、昇圧室21a内の燃圧が低下し、それによって、吸込チェック弁22が開弁状態になり、低圧燃料ポンプ12からの燃料が昇圧室21a内に吸い込まれる。
吸込行程に続くスピル行程では、駆動カム19が図3に示す回転角度位置から図4に示す回転角度位置に向かって回転するのに伴い、プランジャ25が退避位置から突出位置に向かって移動する。その際、コイル23bへの通電の停止により電磁アクチュエータ23がオフ状態に制御されることによって、吸込チェック弁22が開弁状態に保持され、それにより、昇圧室21a内の低圧の燃料が低圧燃料ポンプ12側に戻される。
スピル行程に続く吐出行程では、駆動カム19が図4に示す回転角度位置から図5に示す回転角度位置に向かって回転するとともに、コイル23bへの通電により電磁アクチュエータ23がオン状態に制御されることによって、吸込チェック弁22が閉弁する。それにより、昇圧室21a内の燃圧が上昇することで、吐出チェック弁24が開弁し、昇圧室21a内の高圧の燃料が高圧デリバリパイプ16に吐出される。この吐出行程中、後述する通電開始タイミングHPSTAから通電終了タイミングHPENDまでコイル23bが通電されることによって、電磁アクチュエータ23は、オン状態に制御される。
以上のように、この高圧燃料ポンプ20では、スピル行程中、電磁アクチュエータ23の通電開始タイミングHPSTAを制御することによって、昇圧室21aから低圧燃料ポンプ12側に戻される燃料量が変更される。これにより、高圧燃料ポンプ20から高圧デリバリパイプ16に吐出される燃料の吐出量が調整されることによって、高圧デリバリパイプ16内の燃圧PFが制御される。
また、エンジン3のクランクシャフトには、マグネットロータおよびMREピックアップ(いずれも図示せず)で構成されたクランク角センサ32が設けられている(図2参照)。クランク角センサ32は、クランクシャフトの回転に伴い、パルス信号であるCRK信号およびTDC信号を出力する。
CRK信号は、所定クランク角30゜ごとに発生し、出力される。ECU2は、このCRK信号に基づいて、エンジン3の回転数(以下「エンジン回転数」という)NEを算出する。TDC信号は、いずれかの気筒3aにおいてエンジン3のピストン(図示せず)が吸気行程開始時のTDC(上死点)付近の所定のクランク角位置(以下「基準クランク角位置」という)にあることを表す信号である。本実施形態では、エンジン3が4つの気筒3aを有するため、TDC信号は、クランク角180°ごとに発生し、出力される。また、エンジン3には、気筒判別センサ(図示せず)が設けられており、気筒判別センサは、気筒3aを判別するためのパルス信号である気筒判別信号をECU2に出力する。
さらに、ECU2には、アクセル開度センサ33から、車両のアクセルペダル(図示せず)の操作量(以下「アクセル開度」という)APを表す検出信号が出力される。
ECU2は、CPU、RAM、ROMおよび入出力インターフェース(いずれも図示せず)などから成るマイクロコンピュータ(図示せず)で構成されている。ECU2は、前述した各種のセンサ31〜33からの検出信号に応じ、ROMに記憶された制御プログラムに従って、高圧燃料ポンプ20からインジェクタ4側に吐出される燃料量を制御すべく、電磁アクチュエータ23のオン・オフを制御するために、図6に示す通電制御処理を実行する。
この通電制御処理は、エンジン3の運転中、前述したCRK信号の発生に同期して、繰り返し実行される。まず、図6のステップ1(「S1」と図示。以下同じ)では、クランク角ステージFISTGをインクリメントする。このクランク角ステージFISTGは、例えば#1気筒3aの前述した基準クランク角位置を基準(=0°)とする720°周期のクランク角を、CRK信号の発生間隔である所定クランク角(30°)ごとに区分することによって得られた24個のクランク角区間に、ステージ番号0〜23をそれぞれ順に割り当てたものである(図7参照)。クランク角ステージFISTGは、エンジン3の始動時に、前述した気筒判別信号、TDC信号およびCRK信号に応じて、そのときのクランク角位置に対応するステージ番号に設定される。その後、クランク角ステージFISTGは、CRK信号が発生するごとに、すなわちクランクシャフトが30°回転するごとに、ステップ1の実行によってインクリメントされる。
上記ステップ1に続くステップ2では、ポンプ制御ステージHPSTGを算出する。このポンプ制御ステージHPSTGは、クランクシャフトの1/2の角度で回転する駆動カム19の角度区間を、基準クランク角位置を基準(=0°)として表したものである。具体的には、ポンプ制御ステージHPSTGは、180°周期のクランク角を所定クランク角(30°)ごとに区分することによって得られた6つのクランク角区間に、ステージ番号0〜5をそれぞれ順に割り当てたものであり(図7参照)、電磁アクチュエータ23の前述した通電開始タイミングHPSTAや通電終了タイミングHPENDなどの演算タイミングが、ステージ番号0で規定される。
この場合、ポンプ制御ステージHPSTGをクランク角180°周期で規定するのは、前述した駆動カム19の構成によって、高圧燃料ポンプ20の吸込行程、スピル行程および吐出行程から成る一連の行程が、クランク角180°ごとに実行されるためである。具体的には、ポンプ制御ステージHPSTGは、次のようにして算出される。
すなわち、ステップ1でインクリメントされたクランク角ステージFISTGに所定のオフセットステージを加算した値を、所定のポンプ制御ステージ数で除算し((FISTG+オフセットステージ)/ポンプ制御ステージ数)、その余りを、ポンプ制御ステージHPSTGとして算出する。
このオフセットステージは、前述した駆動カム19のカム山19aの頂部がプランジャ25に当接しているタイミング(以下「カム山トップタイミング」という)TTOPに対して、TDC信号の発生タイミング(以下「TDC発生タイミング」という)TTDCが遅角側に何ステージ分、ずれているのかを表す値であり、工場からの車両の出荷時に、求められるとともに、ECU2のROMに記憶される。この場合、カム山トップタイミングTTOPに対するTDC発生タイミングTTDCのずれのクランク角相当値(以下「タイミングずれ角」という)が、1ステージ分のクランク角(=30°)の倍数でないときには、オフセットステージは、タイミングずれ角を30°で除算したときの商に値1を加算した値に設定される。また、オフセットステージは、TDC発生タイミングTTDCがカム山トップタイミングTTOPと一致しているとき(以下「タイミング一致時」という)には、0に設定されている。上記のポンプ制御ステージ数は、ポンプ制御ステージHPSTGの1周期分の数を表すものであり、本実施形態では、180/30=6である。
以上により、ポンプ制御ステージHPSTGは、次のように算出される。すなわち、図7に示すように、タイミング一致時(TDC発生タイミングTTDCがカム山トップタイミングTTOPと一致しているとき)には、ポンプ制御ステージHPSTGがクランク角ステージFISTGに基づいて算出される。例えば、今回の処理サイクルにおけるクランク角ステージFISTGが6の倍数(6n)のとき、すなわちTDC発生タイミングTTDCに相当するときには、ポンプ制御ステージHPSTGは、(FISTG+オフセットステージ)/ポンプ制御ステージ数=(6n+0)/6の余りである0に算出される(図7参照)。その結果、ポンプ制御ステージHPSTGが0になるタイミングは、TDC発生タイミングTTDCおよびカム山トップタイミングTTOPと一致する。
一方、図8に示すように、TDC発生タイミングTTDCがカム山トップタイミングTTOPに対してずれているとき(以下「タイミング不一致時」という)には、そのずれをステージ数で表すオフセットステージと、クランク角ステージFISTGに応じて、ポンプ制御ステージHPSTGが算出される。例えば、オフセットステージが2で、かつ、今回の処理サイクルにおけるクランク角ステージFISTGが6n−2のときには、ポンプ制御ステージHPSTGは、(FISTG+オフセットステージ)/ポンプ制御ステージ数={(6n−2)+2}/6の余りである0に算出される(図8参照)。
また、前述したように、タイミング不一致時において、タイミングずれ角(TTOPに対するTTDCのずれのクランク角相当値)が1ステージ分のクランク角の倍数でないときには、前者を後者で除したときの商+1に、オフセットステージは設定される。以上の結果、ポンプ制御ステージHPSTGが0になるタイミングは、カム山トップタイミングTTOPよりも進角側で且つTTOPに最も近いタイミングになる(図8参照)。さらに、タイミングずれ角が1ステージ分のクランク角の倍数であるときには、ポンプ制御ステージHPSTGが0になるタイミングは、カム山トップタイミングTTOPと一致する。
前記ステップ2に続くステップ3では、算出されたポンプ制御ステージHPSTGが0であるか否かを判別する。この答がNOのときには、そのまま本処理を終了する一方、YESで、HPSTG=0になったときには、通電時間演算タイミングTICAL(図7および図8参照)になったとして、当該演算を行うために、ステップ4以降を実行する。この通電時間演算タイミングTICALは、通電開始タイミングHPSTAや、通電終了タイミングHPEND、後述する通電期間PSTIMの演算タイミングである。
まず、ステップ4では、算出されたエンジン回転数NEおよび要求トルクTREQに応じ、所定のマップ(図示せず)を検索することによって、目標吐出量FQOBJを算出する。この目標吐出量FQOBJは、高圧燃料ポンプ20からの燃料の吐出量の目標値である。また、要求トルクTREQは、エンジン3に要求されるトルクであり、エンジン回転数NEおよび検出されたアクセル開度APに応じ、所定のマップ(図示せず)を検索することによって算出される。次いで、検出された高圧デリバリパイプ16内の燃圧PFと、ステップ4で算出された目標吐出量FQOBJに応じ、所定のマップ(図示せず)を検索することによって、通電期間PSTIMを算出する(ステップ5)。この通電期間PSTIMは、電磁アクチュエータ23のコイル23bへの通電期間であり、駆動カム19の回転角で表される。
次に、算出された通電期間PSTIMに応じて、次式(1)により通電開始角PSSTCを算出する(ステップ6)。この通電開始角PSSTCは、電磁アクチュエータ23の通電開始タイミングHPSTAを、ポンプ制御ステージHPSTGが0になったタイミング、すなわち通電時間演算タイミングTICALを基準(=0°)としたクランク角で表すものである。
PSSTC=(CORCA+180)−PSTIM・2 ……(1)
ここで、CORCAは、ずれ補正値であり、その詳細については後述する。
この通電開始角PSSTCの算出手法について、図9および図10を参照しながら説明する。これらの図9および図10に示すように、電磁アクチュエータ23の通電終了タイミングHPENDは、カム山トップタイミングTTOPに設定される。また、前述したように、通電期間PSTIMは、駆動カム19の回転角で表されるので、これをクランク角に換算すると、PSTIM・2になる。
また、図10に示すOFFCAは、前述したタイミングずれ角(TTOPに対するTTDCのずれのクランク角相当値)であり、エンジン3の設計上の仕様によりあらかじめ設定されており、ROMに記憶されている。図10に示すように、式(1)で用いられるずれ補正値CORCAは、通電時間演算タイミングTICAL(HPSTG=0)から遅角側のカム山トップタイミングTTOPまでの期間をクランク角で表したものであり、前述したオフセットステージに所定クランク角(30°)を乗算した値から、このタイミングずれ角OFFCAを減算することによって(オフセットステージ・30−OFFCA)、算出される。例えば、図10に示すように、TDC発生タイミングTTDCがカム山トップタイミングTTOPに対して1ステージ未満で遅角側にずれており、オフセットステージが1のときには、ずれ補正値CORCAは、1・30−OFFCAに算出される。
また、上述したように、通電終了タイミングHPENDがカム山トップタイミングTTOPに設定されるとともに、カム山トップタイミングTTOPがクランク角180°周期で発生する。以上から、式(1)に示すように、上述したずれ補正値CORCAとクランク角180°の和(図10のXに相当)から、通電期間PSTIMをクランク角に換算したPSTIM・2を減算することによって、通電開始角PSSTCを適切に算出することができる。
前記ステップ6に続くステップ7では、通電開始タイミングHPSTAおよび通電終了タイミングHPENDを算出し、本処理を終了する。具体的には、算出された通電開始角PSSTCを、エンジン回転数NEに応じて時間に換算することによって、通電開始タイミングHPSTAを算出する。また、ずれ補正値CORCAとクランク角180°の和(図10のXに相当)を、エンジン回転数NEに応じて時間に換算することによって、通電終了タイミングHPENDを算出する。これにより、通電開始タイミングHPSTAおよび通電終了タイミングHPENDは、通電時間演算タイミングTICALからの経過時間で規定される。
また、ステップ7の実行により、通電開始タイミングHPSTAおよび通電終了タイミングHPENDが算出されると、その後、前述したように通電開始タイミングHPSTAから通電終了タイミングHPENDまでコイル23bが通電されることによって、電磁アクチュエータ23がオン状態に制御される。
また、本実施形態における各種の要素と、本発明における各種の要素との対応関係は、次のとおりである。すなわち、本実施形態におけるECU2が、本発明における通電時間算出手段、補正手段および演算タイミング設定手段に相当するとともに、本実施形態における高圧燃料ポンプ20が、本発明における燃料ポンプに相当する。また、本実施形態における吸込チェック弁22および電磁アクチュエータ23が、本発明における電磁弁に相当する。
以上のように、本実施形態によれば、基準クランク角位置を基準とする180°周期のクランク角を所定クランク角ごとに区分した6つのポンプ制御ステージHPSTGが算出される。また、このポンプ制御ステージHPSTGが0になったタイミングが、通電期間PSTIMなどの通電時間演算タイミングTICALとして設定される(ステップ1〜3)。
タイミング一致時には、ポンプ制御ステージHPSTGは、TDC発生タイミングTTDCおよびカム山トップタイミングTTOPと同じタイミングで0になり、そのタイミングが、通電時間演算タイミングTICALとして設定される(図7参照)。一方、タイミング不一致時には、ポンプ制御ステージHPSTGは、カム山トップタイミングTTOPよりも進角側で且つTTOPに最も近いタイミングで0になる。その結果、通電時間演算タイミングTICALが、TDC発生タイミングTTDCからカム山トップタイミングTTOPに近づくように補正され、カム山トップタイミングTTOPよりも進角側に設定される(図8参照)。
これにより、より新しいエンジン3の運転状態(高圧デリバリパイプ16の燃圧PF、エンジン回転数NE、要求トルクTREQ)に応じた通電期間PSTIMなどの演算を行うとともに、算出された通電期間PSTIM内に電磁アクチュエータ23への通電が確実に完了するような適切なタイミングで、通電期間PSTIMなどの演算を行うことができる。それにより、より新しいエンジン3の運転状態に応じた通電期間PSTIMなどの演算を適切に行うとともに、通電期間PSTIM内に電磁アクチュエータ23への通電を確実に完了させることができ、ひいては、高圧燃料ポンプ20からインジェクタ4側への燃料の吐出量を適切に制御することができる。
また、ポンプ制御ステージHPSTGの設定に用いられるクランク角ステージFISTGは一般に、エンジン3の燃料噴射などの制御に用いられるものであるため、そのようなクランク角ステージFISTGを利用して、通電時間演算タイミングTICALの補正(設定)を適切に行うことができる。
さらに、タイミング不一致時において、タイミングずれ角OFFCAが1ステージ分のクランク角の倍数であるときには、ポンプ制御ステージHPSTGが0になるタイミング、すなわち通電時間演算タイミングTICALが、カム山トップタイミングTTOPと一致する。したがって、上述した効果をより有効に得ることができる。
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態では、前述したようにインジェクタ4の燃料噴射時期が吸気行程から圧縮行程までの期間における所定のタイミングに制御されることから、基準クランク角位置、すなわち吸気行程開始時のTDC付近の所定のクランク角位置を、本発明における所定のクランク角位置として用いているが、他の適当なクランク角位置、例えば、吸気行程開始時のTDCに相当するクランク角位置を用いてもよい。あるいは、インジェクタの燃料噴射時期が圧縮行程中の所定のタイミングに制御される場合には、圧縮行程開始時のBDC(下死点)に相当するクランク角位置や、このクランク角位置を含む前後の所定クランク角区間におけるクランク角位置を用いてもよい。
また、実施形態では、本発明における所定のカム角タイミングを、カム山トップタイミングTTOPに設定しているが、カム山トップタイミングを含む前後の所定期間における、駆動カムの所定の回転角度位置に相当するタイミングに設定してもよい。さらに、実施形態では、本発明における所定のクランク角を、30°に設定しているが、あくまでも一例であり、他の適当な角度、例えば、より小さな角度に設定することによって、通電時間演算タイミングをカム山トップタイミングにより近づけることができる。
さらに、実施形態では、通電時間演算タイミングTICALの設定に、クランク角ステージFISTGを換算したポンプ制御ステージHPSTGを用いているが、HPSTGを用いずに、FISTGを直接、用いてもよい。この場合、タイミング一致時には、複数のクランク角ステージから、TDC発生タイミングおよびカム山トップタイミングと同じタイミングに相当するものが、通電時間演算タイミングの設定用として選択される。一方、タイミング不一致時において、タイミングずれ角が所定クランク角の倍数でないときには、複数のクランク角ステージから、カム山トップタイミングに最も近いタイミングに相当するものが、通電時間演算タイミングの設定用として選択される。この場合、カム山トップタイミングよりも進角側および遅角側のいずれのクランク角ステージでもよい。また、タイミング不一致時において、タイミングずれ角が所定クランク角の倍数であるときには、複数のクランク角ステージから、カム山トップタイミングと同じタイミングに相当するものが、通電時間演算タイミングの設定用として選択される。
また、実施形態では、カム山トップタイミングTTOPに対するTDC発生タイミングTTDCのずれを表す既知のオフセットステージおよびタイミングずれ角OFFCAを、ECU2のROMにあらかじめ記憶しているが、駆動カムの回転角度位置を検出するセンサを設けるとともに、このセンサを用いて、随時、検出してもよい。例えば、駆動カムが設けられたカムシャフトのクランクシャフトに対する位相であるカム位相がカム位相可変機構によって変更される場合には、このカム位相の変更に伴って、カム山トップタイミングに対するTDC発生タイミングのずれが変化する。したがって、この場合には特に、このずれを上述したように検出するとともに、検出されたずれを通電時間演算タイミングの設定に用いることによって、この演算を適切なタイミングで行うという効果を、有効に得ることができる。
さらに、実施形態の高圧燃料ポンプ20は、常開タイプの吸込チェック弁22を、スピル行程中に閉弁することにより、昇圧室21a内から低圧燃料ポンプ12側に戻される燃料の量を調整することによって、インジェクタ4側に吐出される燃料の吐出量が調整されるタイプのものである。本発明は、これに限らず、内燃機関を動力源とする駆動カムで駆動される任意の燃料ポンプに適用可能である。
例えば、実施形態では、吸込チェック弁22および電磁アクチュエータ23を、そのコイル23bへの通電が吐出行程中に継続されるように構成しているが、電磁アクチュエータのコイルへの通電が吐出行程の初期にのみ実行されるように構成してもよい。この場合、具体的には、吸込チェック弁および電磁アクチュエータは、次のように構成される。すなわち、閉弁位置側に吸込チェック弁を付勢するコイルばねは設けずに、アーマチュアを介して開弁位置側に吸込チェック弁を付勢するコイルばねのみを設け、吸込チェック弁を常開タイプとして構成する。また、このコイルばねの付勢力を、常閉タイプの吐出チェック弁のコイルばねと同じ大きさに設定する。さらに、昇圧室内の燃圧により吸込チェック弁が閉弁位置側に押圧されるように、吸込チェック弁を構成する。その他の構成は実施形態と同様である。
この場合、吸込チェック弁や電磁アクチュエータは、次のように動作する。すなわち、スピル行程中に、通電によるコイルの励磁によって、電磁アクチュエータのアーマチュアが、吸込チェック弁を付勢するコイルばねの付勢力に抗して移動し、それにより、吸込チェック弁が、このコイルばねによる開弁位置側への付勢から解放される。このことと、突出位置側へのプランジャの移動による昇圧室内の燃圧の上昇とによって、吸込チェック弁が閉弁し、それにより吐出行程に移行する。そして、吐出行程中、昇圧室内の燃圧のさらなる上昇により吐出チェック弁が開弁した後には、コイルが非励磁状態に制御される。この場合、吸込チェック弁を開弁位置側に付勢するコイルばねの付勢力よりも、吸込チェック弁を閉弁位置側に押圧する昇圧室内の燃圧のほうが大きいため、吐出行程中、吐出チェック弁は閉弁状態に保持される。
また、実施形態では、排気カムシャフトに駆動カム19を設けているが、本発明における駆動カムは、内燃機関を動力源として駆動されるのであればよく、例えば、内燃機関の吸気弁を駆動する吸気カムシャフトに、駆動カムを設けてもよい。あるいは、内燃機関のクランクシャフトにギヤなどを介して連結されたシャフトに、駆動カムを設けてもよい。さらに、実施形態では、気筒3aの数は4つであるが、任意である。また、実施形態は、本発明を車両用のガソリンエンジンに適用した例であるが、本発明は、これに限らず、例えば、ディーゼルエンジンや、クランク軸が鉛直に配置された船外機などのような船舶推進機用エンジンにも適用可能である。さらに、本発明は、V型6気筒タイプのエンジンにも適用可能である。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更することが可能である。
1 燃料供給装置
2 ECU(通電時間算出手段、補正手段、演算タイミング設定手段)
3 エンジン
4 インジェクタ
19 駆動カム
19a カム山
20 高圧燃料ポンプ(燃料ポンプ)
22 吸込チェック弁(電磁弁)
23 電磁アクチュエータ(電磁弁)
25 プランジャ
FQOBJ 目標吐出量(内燃機関の運転状態に応じた燃料の吐出量)
HPSTA 通電開始タイミング(通電時間)
HPEND 通電終了タイミング(通電時間)
PSTIM 通電期間(通電時間)
TTDC TDC発生タイミング(内燃機関の所定のクランク角位置に相当する所定の タイミング)
TTOP カム山トップタイミング(駆動カムのカム山の頂部がプランジャに当接して いるタイミング、所定のカム角タイミング)
FISTG クランク角ステージ(複数のクランク角位置)
HPSTG ポンプ制御ステージ(複数のクランク角位置)
TICAL 通電時間演算タイミング(演算タイミング)

Claims (3)

  1. 内燃機関を動力源とする駆動カムに当接するプランジャを有し、前記駆動カムで前記プランジャが駆動されることによって、燃料噴射弁側に燃料を吐出する燃料ポンプと、
    当該燃料ポンプから前記燃料噴射弁側に吐出される燃料の吐出量を調整するための電磁弁と、
    前記内燃機関の運転状態に応じた燃料の吐出量を得るための前記電磁弁への通電時間を算出するとともに、当該通電時間の演算タイミングとして、前記内燃機関の所定のクランク角位置に相当する所定のタイミングを用いる通電時間算出手段と、
    前記駆動カムのカム山の頂部が前記プランジャに当接しているタイミングを含む前後の所定期間における、前記駆動カムの所定の回転角度位置に相当する所定のカム角タイミングに対して、前記所定のタイミングがずれているときに、前記演算タイミングを前記カム角タイミングに近づけるように補正する補正手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の燃料供給装置。
  2. 前記所定のクランク角位置を含む複数のクランク角位置が所定のクランク角ごとに設定されており、
    前記補正手段は、前記複数のクランク角位置にそれぞれ相当する複数のタイミングから、前記カム角タイミングよりも進角側で且つ前記カム角タイミングに最も近いタイミングを前記演算タイミングとして選択することによって、前記演算タイミングを補正することを特徴とする、請求項1に記載の内燃機関の燃料供給装置。
  3. 内燃機関を動力源とする駆動カムに当接するプランジャを有し、前記駆動カムで前記プランジャが駆動されることによって、燃料噴射弁側に燃料を吐出する燃料ポンプと、
    当該燃料ポンプから前記燃料噴射弁側に吐出される燃料の吐出量を調整するための電磁弁と、
    前記内燃機関の運転状態に応じた燃料の吐出量を得るための前記電磁弁への通電時間を算出する通電時間算出手段と、
    前記駆動カムのカム山の頂部が前記プランジャに当接しているタイミングを含む前後の所定期間における、前記駆動カムの所定の回転角度位置に相当する所定のカム角タイミングに対して、前記内燃機関の所定のクランク角位置に相当する所定のタイミングがずれているときに、前記所定のクランク角位置を含むように所定のクランク角ごとに設定された複数のクランク角位置にそれぞれ相当する複数のタイミングのうち、前記カム角タイミングに最も近いタイミングを、前記通電時間算出手段による前記通電時間の演算タイミングとして設定する演算タイミング設定手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の燃料供給装置。
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