JP2013141884A - 自動二輪車用タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】グリップ性能と耐アブレージョン性能又はスタビリティとをバランス良く向上する。
【解決手段】カーカス6と、ジョイントレスプライからなるバンド層7と、複数本の有機繊維コード11がトッピングゴムで被覆された補強プライ9からなるトレッド補強層8とを具えた自動二輪車用タイヤ1である。前記補強プライ9は、タイヤ赤道Cから、トレッド端Teとタイヤ赤道Cとの間のトレッド面2aに沿った距離であるトレッド半幅BWの1/3の領域であるセンター領域Ceにおいて、前記有機繊維コード11のタイヤ周方向に対する角度θcが65〜85°、トレッド端Teから前記トレッド半幅BWの1/3の領域であるショルダー領域Shにおいて、前記有機繊維コード11のタイヤ周方向に対する角度θsが66〜86°かつ前記センター領域Ceの前記角度θcよりも1〜8°大きい。
【選択図】図1

Description

本発明は、グリップ性能と耐アブレージョン性能又はスタビリティとをバランス良く向上しうる自動二輪車用タイヤに関する。
従来、タイヤのユニフォミティを高めるために、カーカスのタイヤ半径方向の外側に、1本のバンドコード又は複数本のバンドコードを平行に配列したコード配列体をトッピングゴムにより被覆した長尺な帯状プライをタイヤ周方向に螺旋状に巻き回したジョイントレスプライからなるバンド層を設けた自動二輪車用タイヤが知られている。
しかしながら、このような自動二輪車用タイヤ、とりわけサーキット走行を目的としたレース用の自動二輪車用タイヤでは、さらにグリップ性能やアブレーション性能又はスタビリティを高めることが望まれていた。関連する技術としては、下記特許文献1がある。
特開平9−118109号公報
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、カーカスの外側にバンド層を加えてトレッド補強層を設け、該トレッド補強層を形成する少なくとも2枚の補強プライの有機繊維コードのタイヤ周方向に対する角度を、センター領域とショルダー領域とで異ならせることを基本として、グリップ性能と耐アブレージョン性能又はスタビリティとをバランス良く向上しうる自動二輪車用タイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアに至るカーカスと、このカーカスのタイヤ半径方向外側かつ前記トレッド部の内部に配されるバンド層と、少なくとも前記カーカスのタイヤ半径方向外側に配されるトレッド補強層とを具えた自動二輪車用タイヤであって、前記バンド層は、1本のバンドコード又は複数本のバンドコードを平行に配列したコード配列体をトッピングゴムにより被覆した長尺な帯状プライをタイヤ周方向に螺旋状に巻き回したジョイントレスプライからなり、前記トレッド補強層は、複数本の有機繊維コードがトッピングゴムで被覆されかつタイヤ半径方向の内外で重なる少なくとも2枚の補強プライからなり、前記補強プライは、タイヤ赤道から、トレッド端とタイヤ赤道との間のトレッド面に沿った距離であるトレッド半幅の1/3の領域であるセンター領域において、前記有機繊維コードのタイヤ周方向に対する角度θcが65〜85°、トレッド端から前記トレッド半幅の1/3の領域であるショルダー領域において、前記有機繊維コードのタイヤ周方向に対する角度θsが66〜86°かつ前記センター領域の前記角度θcよりも1〜8°大きいことを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記補強プライは、前記センター領域の前記角度θcが65〜75°であり、前記ショルダー領域の前記角度θsは、前記センター領域の前記角度θcよりも2〜5°大きい請求項1記載の自動二輪車用タイヤである。
また請求項3記載の発明は、トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアに至るカーカスと、このカーカスのタイヤ半径方向外側かつ前記トレッド部の内部に配されるバンド層と、少なくとも前記カーカスのタイヤ半径方向外側に配されるトレッド補強層とを具えた自動二輪車用タイヤであって、前記バンド層は、1本のバンドコード又は複数本のバンドコードを平行に配列したコード配列体をトッピングゴムにより被覆した長尺な帯状プライをタイヤ周方向に螺旋状に巻き回したジョイントレスプライからなり、前記トレッド補強層は、複数本の有機繊維コードがトッピングゴムで被覆されかつタイヤ半径方向の内外で重なる少なくとも2枚の補強プライからなり、前記補強プライは、タイヤ赤道から、トレッド端とタイヤ赤道との間のトレッド面に沿った距離であるトレッド半幅の1/3の領域であるセンター領域において、前記有機繊維コードのタイヤ周方向に対する角度θcが65〜85°、トレッド端から前記トレッド半幅の1/3の領域であるショルダー領域において、前記有機繊維コードのタイヤ周方向に対する角度θsが64〜84°かつ前記センター領域の前記角度θcよりも1〜8°小さいことを特徴とする自動二輪車用タイヤである。
また請求項4記載の発明は、前記補強プライは、前記センター領域の前記角度θcが、70〜80°であり、前記ショルダー領域の前記角度θsは、前記センター領域の前記角度θcよりも2〜5°小さい請求項3記載の自動二輪車用タイヤである。
また請求項5記載の発明は、前記トレッド補強層は、3枚の補強プライからなり、タイヤ半径方向の最内側に配される最内プライのタイヤ軸方向の外端は、前記バンド層のタイヤ軸方向の外端からトレッド面に沿ってタイヤ赤道側に−10〜40mmの距離を隔てて配され、前記最内プライのタイヤ半径方向の外側に配される中間プライのタイヤ軸方向の外端は、前記最内プライのタイヤ軸方向の外端からトレッド面に沿ってタイヤ赤道側に20〜50mmの距離を隔てて配され、前記中間プライのタイヤ半径方向外側に配される最外プライのタイヤ軸方向の外端は、前記中間プライのタイヤ軸方向の外端からトレッド面に沿ってタイヤ赤道側に40〜70mmの距離を隔てて配される請求項1乃至4のいずれかに記載の自動二輪車用タイヤである。
また請求項6記載の発明は、前記トレッド補強層の前記有機繊維コードの中間伸度は、1.0〜2.0%である請求項1乃至5のいずれかに記載の自動二輪車用タイヤである。
また請求項7記載の発明は、前記トレッド補強層は、前記補強プライのプライ幅5cm当たりのコード打ち込み本数であるエンズ(本/5cm)、前記有機繊維コードの太さ(dtex)及び前記コードの撚り数(本)の積が18000〜34000である請求項1乃至6のいずれかに記載の自動二輪車用タイヤである。
本発明のうち請求項1記載の自動二輪車用タイヤでは、トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアに至るカーカスと、このカーカスのタイヤ半径方向外側かつ前記トレッド部の内部に配されるバンド層と、少なくとも前記カーカスのタイヤ半径方向外側に配されるトレッド補強層とを具えた自動二輪車用タイヤであって、前記バンド層は、1本のバンドコード又は複数本のバンドコードを平行に配列したコード配列体をトッピングゴムにより被覆した長尺な帯状プライをタイヤ周方向に螺旋状に巻き回したジョイントレスプライからなる。このような自動二輪車用タイヤは、継ぎ目のないジョイントレスプライからなるベルト層を具えるため、ユニフォミティが向上する。
また、前記トレッド補強層は、複数本の有機繊維コードがトッピングゴムで被覆されかつタイヤ半径方向の内外で重なる少なくとも2枚の補強プライからなる。このように、トレッド補強層は少なくとも2枚の補強プライからなるため、トレッド部の剛性が高められ、操縦安定性能が向上する。
また、前記補強プライは、タイヤ赤道から、トレッド端とタイヤ赤道との間のトレッド面に沿った距離であるトレッド半幅の1/3の領域であるセンター領域において、前記有機繊維コードのタイヤ周方向に対する角度θcが65〜85°、トレッド端から前記トレッド半幅の1/3の領域であるショルダー領域において、前記有機繊維コードのタイヤ周方向に対する角度θsが66〜86°かつ前記センター領域の前記角度よりも1〜8°大きい。これにより、センター領域よりもショルダー領域に配される有機繊維コードの密度が疎となり、センター領域に比してショルダー領域の剛性が緩和される。従って、ショルダー領域での接地圧が小さくなるため、旋回時のグリップ性能や耐アブレージョン性能がバランス良く向上する。
また、請求項3記載の自動二輪車用タイヤでは、トレッド補強層の前記センター領域の前記角度θcが65〜85°、前記ショルダー領域の前記角度θsが64〜84°かつ前記センター領域の前記角度よりも1〜8°小さくする。これにより、ショルダー領域よりもセンター領域に配される有機繊維コードの密度が疎となり、ショルダー領域に比してセンター領域の剛性が緩和される。従って、センター領域での接地圧が小さくなり、直進時のグリップ性能やスタビリティが向上する。
本発明の自動二輪車用タイヤの一形態を示す正規状態の断面図である。 (a)は、図1のトレッド補強層の展開図、(b)は、(a)の最内プライの展開図である。 (a)は、本発明の他の形態のトレッド補強層の展開図、(b)は、(a)の最内プライの展開図である。 (a)は、補強プライを形成するフォーマの斜視図、(b)は、(a)のフォーマを用いた補強プライの形成方法を示す側面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態の自動二輪車用タイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)1の正規状態のタイヤ回転軸を含むタイヤ子午線断面図である。本明細書において、「正規状態」とは、タイヤが、正規リム(図示せず)にリム組みされかつ正規内圧が充填されしかも無負荷である状態とし、特に断りがない場合、タイヤ各部の寸法等は、この正規状態で測定された値とする。
また、前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めているリムであり、JATMAであれば"標準リム"、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim"となる。また、前記「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば"最高空気圧"、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とする。
本実施形態のタイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、このカーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2の内部に配されるバンド層7と、カーカス6とバンド層7との間に配されるトレッド補強層8とを含んで構成される。
前記トレッド部2は、タイヤ半径方向外側に凸となるように円弧状に湾曲しており、かつ、そのタイヤ軸方向の最外側の位置であるトレッド端Te、Teが、最もタイヤ軸方向外側に設けられる。なお、本明細書では、トレッド端Te、Te間のトレッド面2aに沿った距離をトレッド幅TW、トレッド端Teとタイヤ赤道Cとの間のトレッド面2aに沿った距離をトレッド半幅BWとする。
前記カーカス6は、タイヤ赤道Cに対して60〜90°の角度でカーカスコードを配列した少なくとも1枚のカーカスプライからなる。本実施形態のカーカス6は、例えばタイヤ赤道Cに対して90°で傾けられた1枚のカーカスプライ6Aから構成される。前記カーカスコードとしては、トレッド部2の剛性の確保や乗り心地の向上のために、ナイロン、ポリエステル又はレーヨン等の有機繊維コードが好ましく採用される。
前記カーカスプライ6Aは、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至る本体部6aと、前記ビードコア5の廻りをタイヤ軸方向の内側から外側に折返された折返し部6bとを含むいわゆる巻上げプライとして構成される。なお、これらの本体部6aと折返し部6bとの間にはビードコア5から半径方向外側に先細状にのびる硬質ゴムからなるビードエーペックスBaが配される。これにより、ビード部4及びサイドウォール部3が補強される。なお、カーカス6は、複数枚のカーカスプライで構成されても良い。
前記バンド層7は、カーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2の内部に配され、本実施形態では、トレッド補強層8のタイヤ半径方向外側に配される。バンド層7のタイヤ軸方向の外端7e、7e間のトレッド面2aに沿った長さである幅Wbは、トレッド幅TWの105〜80%であるのが望ましい。なお、バンド層7は、トレッド補強層8のタイヤ半径方向の内側に配されても良い。
本実施形態のバンド層7は、ゴム被覆されたバンドコードをタイヤ周方向に対して10度以下の角度で螺旋状に巻き付けることにより形成されたジョイントレスプライから形成される。
前記ジョイントレスプライは、複数本(例えば、3〜10本)のバンドコードを平行に配列したコード配列体をトッピングゴムにより被覆した長尺な帯状プライ7Aで形成される。なお、帯状プライ7Aは、1本のバンドコードをトッピングゴムにより被覆したものでもよい。バンド層7のバンドコードとしては、例えば、アラミド、ナイロン、ポリエステル、又はレーヨン等の有機繊維コードが好適に採用され、本実施形態ではアラミドコードが採用される。
前記トレッド補強層8は、タイヤ半径方向の内外で重なる少なくとも2枚、本実施形態では3枚の補強プライ9からなる。
前記補強プライ9は、タイヤ半径方向の最内側に配される最内プライ9Aと、該最内プライ9Aのタイヤ半径方向の外側に配される中間プライ9Bと、該中間プライ9Bのタイヤ半径方向外側に配される最外プライ9Cの3枚のプライで構成される。
前記最内プライ9Aのタイヤ軸方向の外端9Aeが、バンド層7のタイヤ軸方向の外端7eからトレッド面2aに沿ってタイヤ赤道C側に−10〜40mmの距離を隔てて配されるのが望ましい。また、中間プライ9Bのタイヤ軸方向の外端9Beは、最内プライ9Aの前記外端9Aeからトレッド面2aに沿ってタイヤ赤道側に20〜50mmの距離を隔てて配されるのが望ましい。最外プライ9Cのタイヤ軸方向の外端9Ceは、中間プライ9Bの前記外端9Beからトレッド面2aに沿ってタイヤ赤道C側に40〜70mmの距離を隔てて配されるのが望ましい。即ち、補強プライ9は、タイヤ半径方向の最内側に配された最内プライ9Aのタイヤ軸方向の幅が最大、タイヤ半径方向の最外側に配された最外プライ9Cのタイヤ軸方向の幅が最小に形成される。なお、上述の距離のマイナス表示は、最内プライ9Aの前記外端9Aeが、バンド層7の前記外端7eからトレッド端Te側へ配される場合があることを示す。
上述のような補強プライ9は、タイヤ赤道C側に配される補強プライの層が厚くなるとともに、ショルダー側に配される補強プライの層が薄くなるため、タイヤ赤道C側の剛性が大きくなって直進安定性が向上し、かつショルダー側の剛性が緩和されるため、旋回時の接地圧が小さくなり旋回時のグリップ力が確保される。なお、このような観点より、最外プライ9Cのトレッド面2aに沿った幅W1は、補強プライ9の中で最も大きく、最内プライ9Aのトレッド面2aに沿った幅W2は、補強プライ9の中で最も小さく形成されても良い。
このような補強プライ9は、例えば、トッピングゴムで被覆された複数本の有機繊維コード11が平行に配列されたシート状のプライで形成され、そのタイヤ周方向の両端部を重ね継ぎされることにより環状に形成される。なお、補強プライ9の有機繊維コード11としては、例えば、アラミド、ナイロン、ポリエステル、又はレーヨン等が好適に採用される。
図2(a)に示されるように、本実施形態の補強プライ9は、タイヤ赤道Cからトレッド半幅BWの1/3の領域であるセンター領域Ceにおいて、前記有機繊維コード11のタイヤ周方向に対する角度θcが65〜85°に形成される。また、トレッド端Teから前記トレッド半幅BWの1/3の領域であるショルダー領域Shにおいて、有機繊維コード11のタイヤ周方向に対する角度θsが66〜86°かつセンター領域Ceの前記角度θcよりも1〜8°大きく形成される。このような補強プライ9は、図2(b)に良く示されるように、センター領域Ceよりもショルダー領域Shに配される有機繊維コード11の密度が疎となり、センター領域Ceに比してショルダー領域Shの剛性が緩和される。従って、ショルダー領域Shでの接地圧が小さくなるため、直進走行時のグリップ性能や耐アブレージョン性能、スライドコントロール性能がバランス良く向上する。
上述の作用を効果的に発揮させるために、補強プライ9は、センター領域Ceの前記角度θcが65〜75°、かつ、ショルダー領域Shの前記角度θsが前記角度θcよりも2〜5°大きく形成されるのが望ましい。
なお、本実施形態では、上述の作用をより効果的に発揮させるため、最内プライ9A、中間プライ9B及び最外プライ9Cの全てのプライの有機繊維コード11が上述の角度に規定される。また、本実施形態では、中間プライ9Bと最内プライ9A及び最外プライ9Cとのタイヤ周方向に対する傾斜方向が異なっている。
また、補強プライ9は、その幅5cm当たりの有機繊維コード11の打ち込み本数であるエンズ(本/5cm)、有機繊維コード11の太さ(dtex)及び有機繊維コード11の撚り数(本)の積が、クラウン領域Ceにおいて18000〜34000であるのが望ましい。前記積が18000未満になると、トレッド部2の剛性が過度に小さくなり、直進走行時のグリップ性能や耐アブレージョン性能を悪化させるおそれがある。逆に、前記積が34000を超えると、コード間に十分にトッピングゴムが浸透せず、耐久性が悪化するおそれがある他、トレッド部2の剛性が過度に大きくなり、ひいてはスタビリティがかえって悪化するおそれがある。なお、前記有機繊維コードの撚り数(本)は、有機繊維コードが440dtex/2や800dtex/2として示される場合は、「/」の後の数字である2となる。
このような観点より、プライ幅5cm当たりのコード打ち込み本数であるエンズが、有機繊維コードの太さが440dtexの2本撚りの場合、センター領域Ceでは、21〜31本、ショルダー領域Shでは、25〜39本、又、有機繊維コードの太さが800dtexの2本撚りの場合、センター領域Ceでは、12〜21本、ショルダー領域Shでは、15〜27本であるのが望ましい。
本実施形態において、トレッド補強層8の有機繊維コード11の中間伸度は、1.0〜2.0%であるのが望ましい。これにより、トレッド部2の剛性と接地圧とがバランス良く向上する。なお、前記「中間伸度」とは、JISL1017の8.7項の「標準時試験」に準じて測定された「一定荷重時伸び率」であり、タイヤから採取されたディップ処理後のコードの値で示される。前記一定荷重は、本実施形態では、32Nに設定される。
また、本発明の他の実施形態として、図3(a)に示されるように、補強プライ9は、前記センター領域Ceの前記角度θcが65〜85°で形成され、前記ショルダー領域Shの前記角度θsが64〜84°かつセンター領域Ceの前記角度θcよりも1〜8°小さく形成される。このような補強プライ9は、図2の態様とは異なり、図3(b)に良く示されるように、センター領域Ceよりもショルダー領域Shに配される有機繊維コードの密度が密となり、ショルダー領域Shの剛性が高められるとともにセンター領域Ceの剛性が緩和される。従って、センター領域Ceでの接地圧が小さくなり、旋回時のグリップ性能やスタビリティ、運動性能が向上する。
上述の作用をより効果的に発揮させるために、補強プライ9は、センター領域Ceの前記角度θcが70〜80°、かつ、ショルダー領域Shの前記角度θsが前記角度θcよりも2〜5°小さく形成されるのが望ましい。
図4(a)には、このような補強プライ9を成形するフォーマfが示される。前記フォーマfは、タイヤ軸方向の両側に設けられた回転可能な回転部f1と、この回転部f1、f1間に配された固定部f2とを有する。
そして、補強プライ9を製造するには、図4(b)に示されるように、シート状の補強プライ9が一対の回転部f1、f1に跨ってフォーマfに巻付けられ、そのタイヤ周方向の両端が重ね継ぎされるとともに、両側の回転部f1が互いに逆向きに回転させる。これにより、本実施形態の補強プライ9が形成される。
以上、本発明の空気入りタイヤについて詳細に説明したが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施しうるのはいうまでもない。
図1に示されるトレッド内部の基本構成を有するサイズ210/60R420(リア)及び125/80R420(フロント)の自動二輪車用スリックタイヤが表1の仕様に基づき試作され、各試供タイヤが自動二輪車(排気量1000cc)に装着されて、各種のテストが行われた。なお、共通仕様は以下の通りである。
(リア)
トレッド幅TW:205mm
リム幅:6.25インチ
内圧:130kPa
カーカスコードの材料:レーヨン
タイヤ周方向に対するカーカスコード角度:88度
バンドコードの材料:アラミド
タイヤ周方向に対するバンドコード角度:0度
(フロント)
トレッド幅TW:120mm
リム幅:3.50インチ
内圧:200kPa
カーカスコードの材料:ナイロン
タイヤ周方向に対するカーカスコード角度:82度
バンドコードの材料:アラミド
タイヤ周方向に対するバンドコード角度:28度
<リア・フロント共通事項>
(トレッド補強層)
有機繊維コード材料:アラミド
最内プライの外端とバンド層の外端との距離:20mm
中間プライの外端と最内プライの外端との距離:40mm
最外プライの外端と中間プライの外端との距離:20mm
トレッド面に沿った幅の大きさ: 最内プライ>バンド層>中間プライ>最外プライ
(バンド層)
バンド層の幅(Wb/TW):86%
テスト方法は、次の通りである。
<サイドグリップ・トラクショングリップ・安定性能・運動性能・スライドコントロール性能>
上記自動二輪車でドライアスファルト路面のテストコースを周回したときの「サイドグリップ」、「トラクショングリップ」、「安定性能」、「運動性能」及び「スライドコントロール性能」が、ドライバーの官能により評価された。結果は、比較例1を5点、最高点を10点とする10点法で表示される。
<耐アブレージョン性能>
上記各テストの後、ドラム試験機を用い、リア用のタイヤについて、荷重(1.75kN)の条件にて、ドラム上を速度120km/hにて30分走行させた後のアブレージョンの状態が目視で確認された。結果は、比較例1を5点、最高点を10点とする10点法で表示される。
Figure 2013141884
Figure 2013141884
Figure 2013141884
テストの結果、実施例のタイヤは、比較例のタイヤに比べて、グリップ性能、耐アブレージョン性能又はスタビリティ等の各種性能が有意に向上していることが確認できる。
2a トレッド面
6 カーカス
7 バンド層
8 トレッド補強層
9 補強プライ
11 有機繊維コード
BW トレッド半幅
C タイヤ赤道
Ce センター領域
Sh ショルダー領域
Te トレッド端

Claims (7)

  1. トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアに至るカーカスと、このカーカスのタイヤ半径方向外側かつ前記トレッド部の内部に配されるバンド層と、少なくとも前記カーカスのタイヤ半径方向外側に配されるトレッド補強層とを具えた自動二輪車用タイヤであって、
    前記バンド層は、1本のバンドコード又は複数本のバンドコードを平行に配列したコード配列体をトッピングゴムにより被覆した長尺な帯状プライをタイヤ周方向に螺旋状に巻き回したジョイントレスプライからなり、
    前記トレッド補強層は、複数本の有機繊維コードがトッピングゴムで被覆されかつタイヤ半径方向の内外で重なる少なくとも2枚の補強プライからなり、
    前記補強プライは、タイヤ赤道から、トレッド端とタイヤ赤道との間のトレッド面に沿った距離であるトレッド半幅の1/3の領域であるセンター領域において、前記有機繊維コードのタイヤ周方向に対する角度θcが65〜85°、トレッド端から前記トレッド半幅の1/3の領域であるショルダー領域において、前記有機繊維コードのタイヤ周方向に対する角度θsが66〜86°かつ前記センター領域の前記角度θcよりも1〜8°大きいことを特徴とする自動二輪車用タイヤ。
  2. 前記補強プライは、前記センター領域の前記角度θcが65〜75°であり、前記ショルダー領域の前記角度θsは、前記センター領域の前記角度θcよりも2〜5°大きい請求項1記載の自動二輪車用タイヤ。
  3. トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアに至るカーカスと、このカーカスのタイヤ半径方向外側かつ前記トレッド部の内部に配されるバンド層と、少なくとも前記カーカスのタイヤ半径方向外側に配されるトレッド補強層とを具えた自動二輪車用タイヤであって、
    前記バンド層は、1本のバンドコード又は複数本のバンドコードを平行に配列したコード配列体をトッピングゴムにより被覆した長尺な帯状プライをタイヤ周方向に螺旋状に巻き回したジョイントレスプライからなり、
    前記トレッド補強層は、複数本の有機繊維コードがトッピングゴムで被覆されかつタイヤ半径方向の内外で重なる少なくとも2枚の補強プライからなり、
    前記補強プライは、タイヤ赤道から、トレッド端とタイヤ赤道との間のトレッド面に沿った距離であるトレッド半幅の1/3の領域であるセンター領域において、前記有機繊維コードのタイヤ周方向に対する角度θcが65〜85°、トレッド端から前記トレッド半幅の1/3の領域であるショルダー領域において、前記有機繊維コードのタイヤ周方向に対する角度θsが64〜84°かつ前記センター領域の前記角度θcよりも1〜8°小さいことを特徴とする自動二輪車用タイヤ。
  4. 前記補強プライは、前記センター領域の前記角度θcが、70〜80°であり、前記ショルダー領域の前記角度θsは、前記センター領域の前記角度θcよりも2〜5°小さい請求項3記載の自動二輪車用タイヤ。
  5. 前記トレッド補強層は、3枚の補強プライからなり、タイヤ半径方向の最内側に配される最内プライのタイヤ軸方向の外端は、前記バンド層のタイヤ軸方向の外端からトレッド面に沿ってタイヤ赤道側に−10〜40mmの距離を隔てて配され、前記最内プライのタイヤ半径方向の外側に配される中間プライのタイヤ軸方向の外端は、前記最内プライのタイヤ軸方向の外端からトレッド面に沿ってタイヤ赤道側に20〜50mmの距離を隔てて配され、前記中間プライのタイヤ半径方向外側に配される最外プライのタイヤ軸方向の外端は、前記中間プライのタイヤ軸方向の外端からトレッド面に沿ってタイヤ赤道側に40〜70mmの距離を隔てて配される請求項1乃至4のいずれかに記載の自動二輪車用タイヤ。
  6. 前記トレッド補強層の前記有機繊維コードの中間伸度は、1.0〜2.0%である請求項1乃至5のいずれかに記載の自動二輪車用タイヤ。
  7. 前記トレッド補強層は、前記補強プライのプライ幅5cm当たりのコード打ち込み本数であるエンズ(本/5cm)、前記有機繊維コードの太さ(dtex)及び前記コードの撚り数(本)の積が18000〜34000である請求項1乃至6のいずれかに記載の自動二輪車用タイヤ。
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