JP2013141335A - モータ駆動システム、及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】5相モータ20と、5相インバータ10と、スター結線された各コイル間に挿入された複数の接点を用いて、コイルのうち少なくとも何れか1つのコイルへの供給電力を遮断可能となるように構成されたパワーリレー30と、5相インバータ10の制御信号を生成することで、5相モータ20の駆動を制御する制御部と、を備え、制御部は、5相モータ20の1相以上が故障した場合に、当該故障した相に対応するパワーリレー30の接点を開放し、残る相のうちで、略同一間隔となる3相以上の相を駆動するものとし、制御部は、3相を駆動することで発生するトルクの脈動成分を打ち消すように、3相の各相における電流値を制御する。
【選択図】図1
Description
好ましくは、前記制御部は、前記3相以上の相を駆動することで発生するトルクの脈動成分を打ち消すように、前記3相以上の相の各相における電流値に、前記脈動成分を打ち消すための打ち消し成分を加える。
好ましくは、前記制御部は、前記3相以上の相を駆動することで発生するトルクの脈動成分を打ち消すように、前記3相以上の相の各相における電流値に前記打ち消し成分を加えるに際し、前記3相以上の相の各相における電流値の最大値が最も小さくなるように、前記3相以上の相の各相における電流値に前記打ち消し成分を加える。
本願発明の第2の観点によれば、5相以上のコイルがスター結線により接続されたモータと、各コイルの一端側に接続され、直流電力を交流電力に変換して前記モータの各コイルに供給するインバータと、各コイルの他端側に配置され、かつ、スター結線された各コイル間に挿入された複数の接点を用いて、前記コイルのうち少なくとも何れか1つのコイルへの供給電力を遮断可能となるように構成されたパワーリレーと、前記インバータの制御信号を生成することで、前記モータの駆動を制御する制御部と、を備えたモータ駆動システムの制御方法であって、前記モータの1相以上が故障した場合に、当該故障した相に対応する前記パワーリレーの接点を開放し、残る相のうちで、略同一間隔となる3相以上の相を駆動するものとし、前記3相以上の相を駆動することで発生するトルクの脈動成分を打ち消すように、前記3相以上の相の各相における電流値を制御する、モータ駆動システムの制御方法が提供される。
好ましくは、前記3相以上の相を駆動することで発生するトルクの脈動成分を打ち消すように、前記3相以上の相の各相における電流値に、前記脈動成分を打ち消すための打ち消し成分を加える。
好ましくは、前記3相以上の相を駆動することで発生するトルクの脈動成分を打ち消すように、前記3相以上の相の各相における電流値に前記打ち消し成分を加えるに際し、前記3相以上の相の各相における電流値の最大値が最も小さくなるように、前記3相以上の相の各相における電流値に前記打ち消し成分を加える。
本願発明の第3の観点によれば、車輪を駆動して倒立制御を行う走行装置であって、5相以上のコイルがスター結線により接続されたモータと、各コイルの一端側に接続され、直流電力を交流電力に変換して前記モータの各コイルに供給するインバータと、各コイルの他端側に配置され、かつ、スター結線された各コイル間に挿入された複数の接点を用いて、前記コイルのうち少なくとも何れか1つのコイルへの供給電力を遮断可能となるように構成されたパワーリレーと、前記インバータの制御信号を生成することで、前記モータの駆動を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記モータの1相以上が故障した場合に、当該故障した相に対応する前記パワーリレーの接点を開放し、残る相のうちで、略同一間隔となる3相以上の相を駆動するものとし、前記制御部は、前記3相以上の相を駆動することで発生するトルクの脈動成分を打ち消すように、前記3相以上の相の各相における電流値を制御する、走行装置が提供される。
好ましくは、前記制御部は、前記3相以上の相を駆動することで発生するトルクの脈動成分を打ち消すように、前記3相以上の相の各相における電流値に、前記脈動成分を打ち消すための打ち消し成分を加える。
好ましくは、前記制御部は、前記3相以上の相を駆動することで発生するトルクの脈動成分を打ち消すように、前記3相以上の相の各相における電流値に前記打ち消し成分を加えるに際し、前記3相以上の相の各相における電流値の最大値が最も小さくなるように、前記3相以上の相の各相における電流値に前記打ち消し成分を加える。
30 パワーリレー
40 制御部
47 故障相情報生成部
48 補償値生成器
49 補償値テーブル
80 加算回路
100 モータ駆動回路
101 モータ駆動システム
Claims (9)
- 5相以上のコイルがスター結線により接続されたモータと、
各コイルの一端側に接続され、直流電力を交流電力に変換して前記モータの各コイルに供給するインバータと、
各コイルの他端側に配置され、かつ、スター結線された各コイル間に挿入された複数の接点を用いて、前記コイルのうち少なくとも何れか1つのコイルへの供給電力を遮断可能となるように構成されたパワーリレーと、
前記インバータの制御信号を生成することで、前記モータの駆動を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記モータの1相以上が故障した場合に、当該故障した相に対応する前記パワーリレーの接点を開放し、残る相のうちで、略同一間隔となる3相以上の相を駆動するものとし、
前記制御部は、前記3相以上の相を駆動することで発生するトルクの脈動成分を打ち消すように、前記3相以上の相の各相における電流値を制御する、
モータ駆動システム。 - 請求項1に記載のモータ駆動システムであって、
前記制御部は、前記3相以上の相を駆動することで発生するトルクの脈動成分を打ち消すように、前記3相以上の相の各相における電流値に、前記脈動成分を打ち消すための打ち消し成分を加える、
モータ駆動システム。 - 請求項2に記載のモータ駆動システムであって、
前記制御部は、前記3相以上の相を駆動することで発生するトルクの脈動成分を打ち消すように、前記3相以上の相の各相における電流値に前記打ち消し成分を加えるに際し、前記3相以上の相の各相における電流値の最大値が最も小さくなるように、前記3相以上の相の各相における電流値に前記打ち消し成分を加える、
モータ駆動システム。 - 5相以上のコイルがスター結線により接続されたモータと、
各コイルの一端側に接続され、直流電力を交流電力に変換して前記モータの各コイルに供給するインバータと、
各コイルの他端側に配置され、かつ、スター結線された各コイル間に挿入された複数の接点を用いて、前記コイルのうち少なくとも何れか1つのコイルへの供給電力を遮断可能となるように構成されたパワーリレーと、
前記インバータの制御信号を生成することで、前記モータの駆動を制御する制御部と、
を備えたモータ駆動システムの制御方法であって、
前記モータの1相以上が故障した場合に、当該故障した相に対応する前記パワーリレーの接点を開放し、残る相のうちで、略同一間隔となる3相以上の相を駆動するものとし、
前記3相以上の相を駆動することで発生するトルクの脈動成分を打ち消すように、前記3相以上の相の各相における電流値を制御する、
モータ駆動システムの制御方法。 - 請求項4に記載のモータ駆動システムの制御方法であって、
前記3相以上の相を駆動することで発生するトルクの脈動成分を打ち消すように、前記3相以上の相の各相における電流値に、前記脈動成分を打ち消すための打ち消し成分を加える、
モータ駆動システムの制御方法。 - 請求項5に記載のモータ駆動システムの制御方法であって、
前記3相以上の相を駆動することで発生するトルクの脈動成分を打ち消すように、前記3相以上の相の各相における電流値に前記打ち消し成分を加えるに際し、前記3相以上の相の各相における電流値の最大値が最も小さくなるように、前記3相以上の相の各相における電流値に前記打ち消し成分を加える、
モータ駆動システムの制御方法。 - 車輪を駆動して倒立制御を行う走行装置であって、
5相以上のコイルがスター結線により接続されたモータと、
各コイルの一端側に接続され、直流電力を交流電力に変換して前記モータの各コイルに供給するインバータと、
各コイルの他端側に配置され、かつ、スター結線された各コイル間に挿入された複数の接点を用いて、前記コイルのうち少なくとも何れか1つのコイルへの供給電力を遮断可能となるように構成されたパワーリレーと、
前記インバータの制御信号を生成することで、前記モータの駆動を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記モータの1相以上が故障した場合に、当該故障した相に対応する前記パワーリレーの接点を開放し、残る相のうちで、略同一間隔となる3相以上の相を駆動するものとし、
前記制御部は、前記3相以上の相を駆動することで発生するトルクの脈動成分を打ち消すように、前記3相以上の相の各相における電流値を制御する、
走行装置。 - 請求項7に記載の走行装置であって、
前記制御部は、前記3相以上の相を駆動することで発生するトルクの脈動成分を打ち消すように、前記3相以上の相の各相における電流値に、前記脈動成分を打ち消すための打ち消し成分を加える、
走行装置。 - 請求項8に記載の走行装置であって、
前記制御部は、前記3相以上の相を駆動することで発生するトルクの脈動成分を打ち消すように、前記3相以上の相の各相における電流値に前記打ち消し成分を加えるに際し、前記3相以上の相の各相における電流値の最大値が最も小さくなるように、前記3相以上の相の各相における電流値に前記打ち消し成分を加える、
走行装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011289595A JP5678880B2 (ja) | 2011-12-28 | 2011-12-28 | モータ駆動システム、及びその制御方法 |
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JP2011289595A JP5678880B2 (ja) | 2011-12-28 | 2011-12-28 | モータ駆動システム、及びその制御方法 |
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JP2013141335A true JP2013141335A (ja) | 2013-07-18 |
JP5678880B2 JP5678880B2 (ja) | 2015-03-04 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105720878A (zh) * | 2016-04-08 | 2016-06-29 | 东南大学 | 一种开绕组永磁同步电机单相绕组开路容错驱动系统及其控制方法 |
WO2021065581A1 (ja) * | 2019-10-04 | 2021-04-08 | 日立Astemo株式会社 | モータ駆動装置 |
CN113581280A (zh) * | 2021-08-06 | 2021-11-02 | 中汽创智科技有限公司 | 一种基于六相电机的转向系统控制电路及控制方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010057217A (ja) * | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Meidensha Corp | 電動機のトルク脈動抑制装置および抑制方法 |
WO2011089656A1 (ja) * | 2010-01-25 | 2011-07-28 | トヨタ自動車株式会社 | モータ駆動システム、モータ駆動システムの制御方法、及び走行装置 |
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2011
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JP2010057217A (ja) * | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Meidensha Corp | 電動機のトルク脈動抑制装置および抑制方法 |
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