JP2013135633A - 耕耘爪 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】耕耘爪軸を中心として回転するように耕耘爪軸に取付けられ、取付基部103と、縦刃部105と、横刃部107とを有し、縦刃部105から横刃部107にかけて回転方向と逆向きに湾曲されているとともに、横刃部107が一方方向に湾曲されている耕耘爪101において、平面視における横刃部107の峰側先端から回転中心までの距離が回転半径の80〜82%である耕耘爪。
【選択図】図5
Description
図1は、走行機体に牽引されるロータリ耕耘機について、走行機体の進行方向前方の斜め前方向から、ロータリ耕耘機を見た外観図である。
なお、ロータリ耕耘機10を牽引する走行機体の進行方向を「前方側」とし、走行機体の進行方向と反対側の方向を「後方側」と定義し、以下、説明していく。
さらに、ロータリ耕耘機10の幅方向に向けて、ギアボックス13から伝動フレーム14と支持フレーム15が架設されている。
図2に示す通り、シールドカバー1の後側方向には、シールドカバー1に上下回動可能にエプロン3が連結されており、エプロン3を備えることで、耕耘部9の後方が覆われることとなり、加えて、エプロン3の後方の端部が耕耘地面と接触することで、耕耘地面の整地が可能となっている。
そして、整地部材4の前方端部については、図示は省略するものの、ボルト等の締結部材により、エプロン3の内側面に接合される構成となっている。
図3に示す通り、シールドカバー1と耕耘部9との間には、弾性体カバー20a〜20cが備えられ、いずれの弾性体カバーも、走行機体の進行方向の後方側の一端を締結部材(図中前方側から締結部材22a、締結部材22b、締結部材22c)によりシールドカバー1の内側に固定されるとともに、他端を進行方向の前方側に向かって自由に延在させて保持されている。
そして、弾性体カバー21aは締結部材22cを覆い、弾性体カバー21bは締結部材23aから締結部材23bに亘ってエプロン3の内側を覆う構成としている。
このため、エプロン3をシールドカバー1に対して引き上げた状態を維持したまま、図中矢印Fの方向又は図中矢印Rの方向に向けて耕耘爪7を回転(逆回転又は正回転)させることで、耕耘爪7の爪先が弾性体カバー21aの一端に接触し、その接触に伴って弾性体カバー21aに発生する振動により、弾性体カバー21aに付着した土を落として除去することが可能となっている。
図4(a)は、先述したロータリ耕耘機10の耕耘爪7として適用可能な本発明に係る耕耘爪101を示しており、その耕耘爪101の側面図を示すものである。
また、図4(b)は、図4(a)における耕耘爪101を下方向から見た部分底面図を示すものである。
一般的に、耕耘爪は、排絡曲線の排絡角α(耕耘爪の回転径方向と排絡曲線の接線とのなす角)が57.5度となる位置を縦刃部の先端部とし、取付基部の根元部で67.5度となるように極座標で求められた理想的な曲線を理想刃縁曲線として設計されるが、本発明に係る耕耘爪においても同様である。
なお、図5(a)は、縦刃縁先端位置Vが最下位置にあるときの取付状態側面図であるが、以下、この状態での側面図を単に取付状態側面図という。
この従来耕耘爪102(図9(a)参照)の形状等の詳細については、後述する。
本発明に係る耕耘爪101は、立ち上げ線Pに基づいて立ち上げた形状としているのが特徴であり、このように構成することで耕耘性能及びすき込み性能を向上している。ここで、立ち上げ線Pは、縦刃縁先端位置V(すなわち、取付状態側面図における最下位置)における刃縁部150の接線Yに対する垂線(中心点Oを通る鉛直線Zと平行)に対して、角度βをもって傾斜させて設けられている。
本発明においては、先ず、図5(a)に示すように、立ち上げ線Pの垂線PLにより、立ち上げ形状における刃先位置Eから立ち上げ線Pまでの直線距離L1を算出し、次に、仮想展開形状における展開刃先位置Eaから立ち上げ線Pまでの直線距離L2を算出する。
このため、直線距離L1に対して直線距離L2が非常に大きい場合、つまり、耕耘爪101の湾曲の度合いを高める必要がある場合には、曲率半径rによる湾曲範囲CUを多く採るとともに、直線範囲STを少なくする。
なお、図6は、耕耘爪101の立ち上げ形状であって、図5(a)に示す矢印Kの方向から耕耘爪101を見た正面図である。
図5(a)に示す通り、立ち上げ形状とした耕耘爪101の回転半径Jは、頭縁部160に沿うものではなく、排絡曲線を維持する刃縁部150及び刃先位置Eに基づいた回転軌跡により決定される。
ここで、図8(a)にて実線及び二点鎖線で示す耕耘爪101は、図4(a)及び(b)にて示す耕耘爪101と同一のものである。
また、以下に説明する耕耘爪101に係る寸法値等は、実験値の一例であり、本発明に係る耕耘爪101の形状等の理解のために、参考情報として記載するものである。
また、以下に説明する従来耕耘爪102に係る寸法値等についても、先述した耕耘爪101と同じく実験値の一例であり、従来耕耘爪102の形状等の理解のために、参考情報として記載するものである。
なお、図10(a)及び(b)においては、摩耗の進行状況の説明の便宜上、耕耘爪101及び従来耕耘爪102の立ち上げ形状を示して、各々説明する。
この点について、当初の刃縁部150の位置から、峰縁部170に向けて、摩耗ラインm1、m2、m3の順に進行し、最も摩耗が進行した位置m3については、浸食が進行した距離が略30mmであり、この浸食の進行の距離30mmについて、一般的な交換時期の判断の基準とするものである。
103 取付基部
105 縦刃部
107 横刃部
150 刃縁部
160 頭縁部
170 峰縁部
M 摩耗ライン
J 最大回転半径
O 耕耘爪軸の中心点
Claims (1)
- 耕耘爪軸を中心として回転するように前記耕耘爪軸に取付けられ、取付基部と、縦刃部と、横刃部とを有し、前記縦刃部から前記横刃部にかけて回転方向と逆向きに湾曲されているとともに、前記横刃部が一方方向に湾曲されている耕耘爪において、
平面視における前記横刃部の峰側先端から回転中心までの距離が回転半径の80〜82%であることを特徴とする耕耘爪。
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- 2011-12-28 JP JP2011288165A patent/JP2013135633A/ja active Pending
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