JP2013131770A - 塗布装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】所期の塗布性能を確保することが可能な塗布装置を提供すること。
【解決手段】基板搬送部によって基板を搬送させつつ当該基板に液状体を塗布する塗布部を備える塗布装置であって、塗布部は、液状体を吐出するノズルを有し、基板搬送部は、基板と対向するステージ表面が形成されたステージを有すると共に、基板の基板面がステージ表面に沿うように搬送可能であり、ステージ表面を搬送される基板に対してノズルが平行になるようにステージ表面を基準としたノズルの平行調整を基板搬送部上の所定位置で行う調整機構を備え、調整機構は、ノズルに当接させてノズルの位置を規制する当接部を有することを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、塗布装置に関する。
液晶ディスプレイなどの表示パネルを構成するガラス基板上には、配線や電極、カラーフィルタなどの微細なパターンが形成されている。一般的にこのようなパターンは、例えばフォトリソグラフィなどの手法によって形成される。フォトリソグラフィ法では、ガラス基板上にレジスト膜を形成するレジスト膜形成工程、このレジスト膜をパターン露光する露光工程、その後に当該レジスト膜を現像する現像工程がそれぞれ行われる。
レジスト膜形成工程では、ガラス基板の表面上にレジスト膜を塗布する塗布装置が用いられる。塗布装置としては、ガラス基板を搬送させるステージと、当該ステージに対向する位置に固定されたスリットノズル(以下、単に「ノズル」と表記する)とを有する構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。この塗布装置では、ステージ上を移動するようにガラス基板を搬送し、移動するガラス基板の表面にノズルによってレジストを帯状に塗布する構成が知られている。ガラス基板を搬送する構成としては、例えばステージ上にガラス基板を載置して搬送する構成やステージ上にガラス基板を浮上させて搬送する構成が知られている。
特許第4033841号公報
この構成の塗布装置では、ガラス基板上に塗布するレジストの位置の正確性や塗布されたレジストの膜厚の均一性など、所期の塗布性能を確保するため、ノズル先端がガラス基板の基板面に対して水平でありノズル先端と基板との距離が均一であることが求められている。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、所期の塗布性能を確保することが可能な塗布装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る塗布装置は、基板搬送部によって基板を浮上させて搬送させつつ当該基板に液状体を塗布する塗布部を備える塗布装置であって、前記塗布部は、前記液状体を吐出するノズルを有し、前記基板を基準とした前記ノズルの水平調整を前記基板搬送部上から外れた所定位置で行う調整機構を備えることを特徴とする。
本発明によれば、基板を浮上させて搬送する構成において、基板に液状体を塗布する塗布部が当該液状体を吐出するノズルを有し、基板を基準としたノズルの水平調整を基板搬送部上から外れた所定位置で行う調整機構を備えることとしたので、ノズルを基板に対して水平にすることが容易になると共に、ノズルと基板との距離の調整を容易に行うことができる。これにより、所期の塗布性能を確保することができる。
上記の塗布装置は、前記基板搬送部は、前記基板に液状体を塗布させる塗布領域を有し、前記所定位置は、前記塗布領域に対して基板搬送方向の側方の位置であることを特徴とする。
本発明によれば、基板搬送部が基板に液状体を塗布させる塗布領域を有し、水平調整を行う所定位置が塗布領域に対して基板搬送方向の側方の位置であることとしたので、塗布領域に配置されるノズルの水平調整を容易に行うことができる。
上記の塗布装置は、前記所定位置は、前記ノズルに対して基板搬送方向の側方の位置であることを特徴とする。
本発明によれば、水平調整を行う所定位置がノズルに対して基板搬送方向の側方の位置であることとしたので、液状体を塗布する位置でノズルの水平調整を一層容易に行うことができる。
上記の塗布装置は、前記所定位置は、前記塗布領域を挟んで設けられる複数の位置であることを特徴とする。
本発明によれば、所定位置が塗布領域を挟んで設けられる複数の位置であることとしたので、当該複数の位置を基準としてノズルの水平調整が行われることになる。これにより、水平調整の精度を向上させることができる。
本発明に係る塗布装置は、基板搬送部によって基板を搬送させつつ当該基板に液状体を塗布する塗布部を備える塗布装置であって、前記塗布部は、前記液状体を吐出するノズルを有し、前記基板搬送部のうち前記基板を基準とした前記ノズルの水平調整を前記基板搬送部上の所定位置で行う調整機構を備えることを特徴とする。
本発明によれば、基板に液状体を塗布する塗布部が当該液状体を吐出するノズルを有し、基板搬送部のうち基板を基準としたノズルの水平調整を当該基板搬送部上の所定位置で行う調整機構を備えることとしたので、ノズルを基板に対して水平にすることが容易になると共に、ノズルと基板との距離の調整を容易に行うことができる。これにより、所期の塗布性能を確保することができる。
上記の塗布装置は、前記基板搬送部は、前記基板に液状体を塗布させる塗布領域を有し、前記所定位置は、前記塗布領域から外れた位置であることを特徴とする。
本発明によれば、基板搬送部が基板に液状体を塗布させる塗布領域を有し、所定位置が塗布領域から外れた位置であることとしたので、液状体の塗布状態に及ぼす影響を抑えつつノズルの水平調整及びノズルと基板との距離の調整を行うことができる。
上記の塗布装置は、前記基板搬送部には、前記基板を搬入する基板搬入領域及び前記基板を搬出する基板搬出領域が前記塗布領域を挟むように設けられており、前記所定位置は、前記基板搬入領域及び前記基板搬出領域のうち少なくとも一方の領域内の位置であることを特徴とする。
本発明によれば、基板搬送部には、基板を搬入する基板搬入領域及び基板を搬出する基板搬出領域が塗布領域を挟むように設けられており、水平調整を行う所定位置が基板搬入領域及び基板搬出領域のうち少なくとも一方の領域内の位置であるので、液状体の塗布状態に及ぼす影響を抑えつつノズルの水平調整及びノズルと基板との距離の調整を行うことができる。
上記の塗布装置は、前記基板搬送部は、前記基板に液状体を塗布させる塗布領域を有し、前記所定位置は、前記塗布領域内の位置であることを特徴とする。
本発明によれば、基板搬送部が基板に液状体を塗布させる塗布領域を有し、所定位置が塗布領域内の位置であることとしたので、液状体の塗布を行う塗布領域においてノズルの水平調整及びノズルと基板との距離の調整を行うことができる。これにより、所期の塗布性能を有する塗布装置を得ることができる。
上記の塗布装置は、前記所定位置は、前記塗布領域内のうち前記ノズルに重なる領域から外れた位置であることを特徴とする。
本発明によれば、所定位置が塗布領域内のうちノズルに重なる領域から外れた位置であることとしたので、液状体の塗布状態に及ぼす影響を抑えつつノズルの水平調整及びノズルと基板との距離の調整を行うことができる。これにより、所期の塗布性能を確保することができる。
上記の塗布装置は、前記所定位置は、前記基板搬送部のうち平面視で基板搬送方向に直交する方向の中央の位置であることを特徴とする。
本発明によれば、所定位置が基板搬送部のうち平面視で基板搬送方向に直交する方向の中央の位置であることとしたので、ノズルに撓みがある場合であっても、当該撓みを無くす方向に調整することができる。
上記の塗布装置は、前記所定位置は、前記基板搬送部のうち平面視で基板搬送方向に直交する方向の端部側の位置であることを特徴とする。
本発明によれば、所定位置が基板搬送部のうち平面視で基板搬送方向に直交する方向の端部側の位置であることとしたので、ノズルの端部に反りがある場合であっても、当該反りを無くす方向に調整することができる。
上記の塗布装置は、前記所定位置は、前記ノズルの長手方向に沿って設けられる複数の位置であることを特徴とする。
本発明によれば、所定位置がノズルの長手方向に沿って設けられる複数の位置であることとしたので、ノズルの長手方向について水平調整及び基板との間の距離の調整を行うことができる。調整の精度を向上させることができる。
上記の塗布装置は、前記調整機構は、前記基板搬送部上に出没可能な測長部材を有し、前記測長部材は、前記所定位置ごとに設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、調整機構が基板搬送部上に出没可能な測長部材を有し、測長部材が所定位置ごとに設けられていることとしたので、当該測長部材によってノズルの水平調整をすると共にノズルと基板との距離の調整を行うことができる。
上記の塗布装置は、前記基板搬送部の傾きを測定する測定機構と、前記測定機構による結果に基づいて前記基板搬送部の傾きを補正する補正機構とを更に備えることを特徴とする。
本発明によれば、基板搬送部の傾きを測定する測定機構と、当該測定機構による結果に基づいて基板搬送部の傾きを補正する補正機構とを更に備えることとしたので、基板搬送部の傾きを水平に調整することができる。これにより、ノズルの水平調整の精度及びノズルと基板との間の距離の調整の精度を一層向上させることができる。
上記の塗布装置は、前記測定機構は、前記基板搬送部のうち少なくとも前記基板に液状体を塗布させる塗布領域の傾きを測定し、前記補正機構は、前記基板搬送部のうち少なくとも前記基板に液状体を塗布させる塗布領域の傾きを補正することを特徴とする。
本発明によれば、測定機構が基板搬送部のうち少なくとも基板に液状体を塗布させる塗布領域の傾きを測定し、補正機構が基板搬送部のうち少なくとも基板に液状体を塗布させる塗布領域の傾きを補正することとしたので、塗布領域を水平に調整することができる。
これにより、ノズルの水平調整の精度を向上させると共に、ノズルと基板との間の距離の調整の精度を向上させることができ、所期の塗布性能を得ることができる。
本発明によれば、基板を浮上させて搬送する構成において、基板に液状体を塗布する塗布部が当該液状体を吐出するノズルを有し、基板を基準としたノズルの水平調整を基板搬送部上から外れた所定位置で行う調整機構を備えることとしたので、ノズルを基板に対して水平にすることが容易になると共に、ノズルと基板との距離の調整を容易に行うことができる。これにより、所期の塗布性能を確保することができる。
本発明の実施の形態に係る塗布装置の構成を示す斜視図。 本実施形態に係る塗布装置の構成を示す正面図。 本実施形態に係る塗布装置の構成を示す平面図。 本実施形態に係る塗布装置の構成を示す側面図。 本実施形態に係る塗布装置の動作を示す図。 本実施形態に係る塗布装置の動作を示す図。 ノズルの水平調整の様子を示す図。 ステージの水平調整の様子を示す図。 ステージの水平調整の様子を示す図。 ステージの水平調整の様子を示す図。 本発明に係る塗布装置の他の構成を示す平面図。 本発明に係る塗布装置の他の構成を示す平面図。
本発明の第1実施形態を図面に基づき説明する。
図1は本実施形態に係る塗布装置1の斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る塗布装置1は、例えば液晶パネルなどに用いられるガラス基板上にレジストを塗布する塗布装置であり、基板搬送部2と、塗布部3と、管理部4とを主要な構成要素としている。塗布装置1では、基板搬送部2によって基板が浮上した状態で搬送され、塗布部3によって基板上にレジストが塗布され、管理部4によって塗布部3の状態が管理されるようになっている。塗布装置1は、例えばクリーンルーム内など清浄な環境下に配置されて用いられることが好ましい。
図2は塗布装置1の正面図、図3は塗布装置1の平面図、図4は塗布装置1の側面図である。これらの図を参照して、塗布装置1の詳細な構成を説明する。以下、塗布装置1の構成を説明するにあたり、表記の簡単のため、図中の方向をXYZ座標系を用いて説明する。基板搬送部2の長手方向であって基板の搬送方向をX方向と表記する。平面視でX方向(基板搬送方向)に直交する方向をY方向と表記する。X方向軸及びY方向軸を含む平面に垂直な方向をZ方向と表記する。なお、X方向、Y方向及びZ方向のそれぞれは、図中の矢印の方向が+方向、矢印の方向とは反対の方向が−方向であるものとする。
(基板搬送部)
まず、基板搬送部2の構成を説明する。
基板搬送部2は、フレーム21と、ステージ22と、搬送機構23とを有している。基板搬送部2では、搬送機構23によって基板Sがステージ22上を+X方向に搬送されるようになっている。
フレーム21は、例えば床面上に載置されると共にステージ22及び搬送機構23を支持する支持部材である。フレーム21は3つの部分に分割されており、当該3つの部分はY方向上に配列されている。フレーム中央部21aは、分割された3つの部分のうちY方向の中央に配置される部分であり、ステージ22を支持している。フレーム側部21bは、フレーム中央部21aの−Y方向側に配置されており、搬送機構23を支持している。
フレーム側部21bとフレーム中央部21aとの間には隙間が設けられている。フレーム側部21cは、フレーム中央部21aの+Y方向側に配置されており、搬送機構23を支持している。フレーム側部21cとフレーム中央部21aとの間には隙間が設けられている。フレーム中央部21a、フレーム側部21b及びフレーム側部21cはX方向に長手になっており、各部のX方向の寸法はほぼ同一になっている。
ステージ22は、搬入側ステージ25と、処理ステージ27と、搬出側ステージ28とを有している。搬入側ステージ25、処理ステージ27及び搬出側ステージ28は、フレーム中央部21a上に、この順序で、基板搬送方向の上流側から下流側へ(+X方向に)配列されている。また、搬入側ステージ25、処理ステージ27及び搬出側ステージ28は、それぞれステージの傾きを補正するアジャスタ81〜83を有している。アジャスタ81〜83は、各ステージの傾きを補正する補正機構80を構成している。
搬入側ステージ25は、例えばSUSなどからなり、平面視でほぼ正方形の板状部材である。搬入側ステージ25の形状を平面視略正方形に形成することで、長手方向及び短手方向を有する基板を搬送する場合であっても、当該基板の長手方向及び短手方向のうちいずれの方向にも搬送することができるようになっている。本実施形態では、搬入側ステージ25上の領域が基板搬入領域25Sとなる。基板搬入領域25Sは、装置外部から搬送されてきた基板Sを搬入する領域である。
搬入側ステージ25には、エア噴出孔25aと、昇降ピン出没孔25bとがそれぞれ複数設けられている。エア噴出孔25a及び昇降ピン出没孔25bは、それぞれ搬入側ステージ25を貫通するように設けられている。
エア噴出孔25aは、搬入側ステージ25のステージ表面25c上にエアを噴出する孔であり、平面視でマトリクス状に配置されている。エア噴出孔25aには図示しないエア供給源が接続されている。搬入側ステージ25では、エア噴出孔25aから噴出されるエアによって基板Sを+Z方向に浮上させることができるようになっている。
昇降ピン出没孔25bは、搬入側ステージ25の基板搬入位置に設けられている。昇降ピン出没孔25bは、ステージ表面25cに供給されたエアが漏れ出さない構成になっている。
搬入側ステージ25のうちY方向の両端部には、アライメント装置25dが1つずつ設けられている。アライメント装置25dは、搬入側ステージ25に搬入された基板Sの位置を合わせる装置である。各アライメント装置25dは長孔と当該長孔内に設けられた位置合わせ部材とを有しており、搬入側ステージ25に搬入される基板を両側から機械的に挟持することで基板の位置を合わせるようになっている。
搬入側ステージ25の−Z方向側、すなわち、搬入側ステージ25の裏面側には、リフト機構26が設けられている。リフト機構26は、搬入側ステージ25の基板搬入位置25L(図6参照)に平面視で重なるように設けられている。リフト機構26は、昇降部材26aと、複数の昇降ピン26bとを有している。昇降部材26aは、図示しない駆動機構に接続されており、当該駆動機構の駆動によって昇降部材26aがZ方向に移動するようになっている。複数の昇降ピン26bは、昇降部材26aの上面から搬入側ステージ25へ向けて立設されている。各昇降ピン26bは、それぞれ上記の昇降ピン出没孔25bに平面視で重なる位置に配置されている。昇降部材26aがZ方向に移動することで、各昇降ピン26bが昇降ピン出没孔25bからステージ表面25c上に出没するようになっている。各昇降ピン26bの+Z方向の端部はそれぞれZ方向上の位置が揃うように設けられており、装置外部から搬送されてきた基板Sを水平な状態で保持することができるようになっている。
処理ステージ27は、ステージ表面27cが例えば硬質アルマイトを主成分とする光吸収材料で覆われた平面視で矩形の板状部材であり、搬入側ステージ25に対して+X方向側に設けられている。処理ステージ27のうち光吸収材料で覆われた部分では、レーザ光などの光の反射が抑制されるようになっている。処理ステージ27は、Y方向が長手になっている。処理ステージ27のY方向の寸法は、搬入側ステージ25のY方向の寸法とほぼ同一になっている。本実施形態では、処理ステージ27上の領域がレジスト塗布の行われる塗布処理領域27Sである。
処理ステージ27には、ステージ表面27c上にエアを噴出する複数のエア噴出孔27aと、ステージ表面27c上のエアを吸引する複数のエア吸引孔27bとが設けられている。これらエア噴出孔27a及びエア吸引孔27bは、処理ステージ27を貫通するように設けられている。処理ステージ27の内部には、エア噴出孔27a及びエア吸引孔27bを通過する気体の圧力に抵抗を与えるための図示しない溝が複数設けられている。この複数の溝は、ステージ内部においてエア噴出孔27a及びエア吸引孔27bに接続されている。
処理ステージ27では、エア噴出孔27aのピッチが搬入側ステージ25に設けられるエア噴出孔25aのピッチよりも狭く、搬入側ステージ25に比べてエア噴出孔27aが密に設けられている。このため、この処理ステージ27では他のステージに比べて基板の浮上量を高精度で調節できるようになっており、基板の浮上量が例えば100μm以下、好ましくは50μm以下となるように制御することが可能になっている。
搬出側ステージ28は、処理ステージ27に対して+X方向側に設けられており、基板搬入領域25Sに設けられた搬入側ステージ25とほぼ同様の材質、寸法で構成されている。したがって、搬出側ステージ28の形状についても、平面視略正方形となっている。
本実施形態では、搬出側ステージ28上の領域が基板搬出領域28Sである。基板搬出領域28Sは、レジストの塗布された基板Sを装置外部へ搬出する基板搬出領域28Sである。
搬出側ステージ28には、搬入側ステージ25と同様、エア噴出孔28a及び昇降ピン出没孔28bが設けられている。搬出側ステージ28の−Z方向側、すなわち、搬出側ステージ28の裏面側には、リフト機構29が設けられている。リフト機構29は、搬出側ステージ28の基板搬出位置に平面視で重なるように設けられている。リフト機構29の昇降部材29a及び昇降ピン29bは、搬入側ステージ25に設けられたリフト機構26の各部位と同様の構成になっている。このリフト機構29は、搬出側ステージ28上の基板Sを外部装置へと搬出する際に、基板Sの受け渡しのため昇降ピン29bによって基板Sを持ち上げることができるようになっている。
搬送機構23は、基板Sを保持して+X方向に搬送する機構を有しており、フレーム側部21b及びフレーム側部21c上に一対設けられている。この一対の搬送機構23は、ステージ22のY方向中央に対して線対称の構成になっており、当該線対称である点を除いては同一の構成となっている。したがって、以下、フレーム側部21bに設けられる搬送機構23を例に挙げて説明する。
搬送機構23は、搬送機23aと、基板保持部23bと、レール23cとを有している。搬送機23aは内部に例えばリニアモータが設けられた構成になっており、当該リニアモータが駆動することによって、搬送機23aがレール23c上を移動可能になっている。
基板保持部23bは、基板Sのうち−Y方向側の側縁部を保持する保持部である。基板Sの当該側縁部は、ステージ22に対してはみ出した部分であり、基板搬送方向に沿った一の側部である。基板保持部23bは、搬送機23aの+X方向側の面上にY方向に沿って例えば4つ設けられており、当該搬送機23aに取り付けられている。各基板保持部23bには吸着パッドが設けられており、当該吸着パッドによって基板Sを吸着して保持するようになっている。
レール23cは、フレーム側部21b上に設けられており、搬入側ステージ25、処理ステージ27及び搬出側ステージ28の側方に各ステージに跨って延在している。当該レール23cを摺動することで搬送機23aが当該各ステージに沿って移動できるようになっている。
なお、フレーム側部21b及びフレーム側部21cに設けられた各搬送機構23は、独立して基板Sを搬送できるようになっている。例えば、図3に示すようにフレーム側部21bに設けられた搬送機構23と、フレーム側部21cに設けられた搬送機構23とで異なる基板Sを保持させることができるようになっている。この場合、各搬送機構23によって基板を交互に搬送することが可能となるため、スループットが向上することになる。
また、上記の基板Sの半分程度の面積を有する基板を搬送する場合には、例えば2つの搬送機構23で1枚ずつ保持し、これら2つの搬送機構23を+X方向に並進させることによって、2枚の基板を同時に搬送させることもできるようになっている。
(塗布部)
図2から図4に戻って、塗布部3の構成を説明する。
塗布部3は、基板S上にレジストを塗布する部分であり、門型フレーム31と、ノズル32とを有している。
門型フレーム31は、支柱部材31aと、架橋部材31bとを有しており、処理ステージ27をY方向に跨ぐように設けられている。支柱部材31aは処理ステージ27のY方向側に1つずつ設けられており、各支柱部材31aがそれぞれフレーム側部21b及びフレーム側部21cに支持されている。各支柱部材31aは、上端部の高さ位置が揃うように設けられている。架橋部材31bは、各支柱部材31aの上端部の間に架橋されており、当該支柱部材31aに対して昇降可能となっている。
この門型フレーム31は移動機構34に接続されている。移動機構34は、レール部材35及び駆動機構36を有している。レール部材35はフレーム側部21b及びフレーム側部21cの溝21d内に例えば1本ずつ設けられており、それぞれX方向に延在している。各レール部材35は、それぞれ管理部4よりも−X方向側に延在するように設けられている。駆動機構36は、門型フレーム31に接続され塗布部3をレール部材35に沿って移動させるアクチュエータである。また、門型フレーム31は、図示しない移動機構によりZ方向にも移動可能になっている。
ノズル32は、一方向が長手の長尺状に構成されており、門型フレーム31の架橋部材31bの−Z方向側の面に設けられている。このノズル32のうち−Z方向の先端には、自身の長手方向に沿ってスリット状の開口部32aが設けられており、当該開口部32aからレジストが吐出されるようになっている。ノズル32は、開口部32aの長手方向がY方向に平行になると共に、当該開口部32aが処理ステージ27に対向するように配置されている。開口部32aの長手方向の寸法は基板SのY方向の寸法よりも小さくなっており、基板Sの周辺領域にレジストが塗布されないようになっている。ノズル32の内部にはレジストを開口部32aに流通させる図示しない流通路が設けられており、この流通路には図示しないレジスト供給源が接続されている。このレジスト供給源は例えば図示しないポンプを有しており、当該ポンプでレジストを開口部32aへと押し出すことで開口部32aからレジストが吐出されるようになっている。支柱部材31aには不図示の移動機構が設けられており、当該移動機構によって架橋部材31bに保持されたノズル32がZ方向に移動可能になっている。ノズル32には不図示の移動機構が設けられており、当該移動機構によってノズル32が架橋部材31bに対してZ方向に移動可能になっている。門型フレーム31の架橋部材31bの下面には、ノズル32の開口部32a、すなわち、ノズル32の先端32cと当該ノズル先端32cに対向する対向面との間のZ方向上の距離を測定するセンサ33が取り付けられている。このセンサ33はY方向に沿って例えば3つ設けられている。
(管理部)
管理部4の構成を説明する。
管理部4は、基板Sに吐出されるレジスト(液状体)の吐出量が一定になるようにノズル32を管理する部位であり、基板搬送部2のうち塗布部3に対して−X方向側に設けられている。この管理部4は、予備吐出機構41と、ディップ槽42と、ノズル洗浄装置43と、これらを収容する収容部44と、当該収容部を保持する保持部材45とを有している。
予備吐出機構41、ディップ槽42及びノズル洗浄装置43は、−X方向側へこの順で配列されている。予備吐出機構41は、レジストを予備的に吐出する部分である。当該予備吐出機構41は塗布部3が塗布処理領域27S上に配置されている状態でノズル32に最も近くなる位置に設けられている。ディップ槽42は、内部にシンナーなどの溶剤が貯留された液体槽である。ノズル洗浄装置43は、ノズル32の開口部32a近傍をリンス洗浄する装置であり、Y方向に移動する図示しない洗浄機構と、当該洗浄機構を移動させる図示しない移動機構とを有している。この移動機構は、洗浄機構よりも−X方向側に設けられている。ノズル洗浄装置43は、移動機構が設けられる分、予備吐出機構41及びディップ槽42に比べてX方向の寸法が大きくなっている。なお、予備吐出機構41、ディップ槽42、ノズル洗浄装置43の配置については、本実施形態の配置に限られず、他の配置であっても構わない。
収容部44のY方向の寸法は上記門型フレーム31の支柱部材31a間の距離よりも小さくなっており、上記門型フレーム31が収容部44を超えてX方向に移動できるようになっている。また、門型フレーム31は、収容部44内に設けられる予備吐出機構41、ディップ槽42及びノズル洗浄装置43について、これらの各部を跨ぐようにアクセスできるようになっている。
保持部材45は、管理部移動機構46に接続されている。管理部移動機構46は、レール部材47及び駆動機構48を有している。レール部材47は、フレーム側部21b及びフレーム側部21cの溝21e内にそれぞれ設けられており、それぞれX方向に延在している。各レール部材47は、塗布部3の門型フレーム31に接続されるレール部材35の間に配置されている。各レール部材47の−X方向の端部は、例えばフレーム側部21b及びフレーム側部21cの−X方向の端部まで設けられている。駆動機構48は、保持部材45に接続され管理部4をレール部材47上に沿って移動させるアクチュエータである。
(調整機構)
図2から図4を参照して、本実施形態に係る塗布装置1の特徴的構成要素である調整機構を説明する。
調整機構51は、ノズル32のうちノズル先端32cの水平調整を行うための水平調整機構である。調整機構51は、基板搬入領域25S内に複数、例えば3つ設けられている。
調整機構51は、ノズル32の長手方向に沿った複数の位置に配置される。本実施形態においては、各調整機構51は、フレーム中央部21a上のうち基板搬入領域25Sの+X側の端辺に沿った位置に設けられており、Y軸方向に沿って1列に配置されている。具体的には、フレーム中央部21a上のうち平面視でY方向の中央部に1つ、フレーム中央部21a上のうち平面視で±Y側の端部にそれぞれ1つずつ調整機構51が配置されている。
各調整機構51は本体部51a及び測長部材51bを有しており、測長部材51bが本体部51aに対して+Z方向に突出した状態で保持されている。測長部材51bは、Z軸方向に移動可能に設けられた円柱型の棒状部材である。測長部材51bの形状は、例えば角柱型など他の形状であっても構わない。測長部材51bの+Z方向の先端部は平坦に形成されている。測長部材51bの当該先端部はノズル32に当接する部分である。
本体部51aは、測長部材51bを保持する保持機構(不図示)を有すると共に、測長部材51bのZ軸方向の移動させる移動機構(不図示)を有している。測長部材51bをZ軸方向に移動させることで、測長部材51bのうち本体部51aから突出した部分の長さ(突出長さ)が調節可能になっている。3つの調整機構51は、それぞれ独立して測長部材51bの突出長さを調節可能になっているが、各測長部材51bの突出長さを3つの調整機構51について連動して調節できるようにもなっている。
搬入側ステージ25は、当該調整機構51に平面視で重なる位置に平面視円形の貫通孔50を有している。貫通孔50は、搬入側ステージ25の表面25cと調整機構51が設けられた空間とを連通している。貫通孔50の径は、測長部材51bの平面視での径よりも大きくなっている。測長部材51bのZ軸方向の位置を調節することにより、測長部材51bの先端が貫通孔50に挿入し、さらには搬入側ステージ25の表面25c上に突出させることができるようになっている。
(塗布動作)
次に、上記のように構成された塗布装置1の動作を説明する。
図5は、塗布装置1の動作過程を示す平面図である。同図を参照して、基板SにレジストRを塗布する動作を説明する。この動作では、短手方向が搬送方向に平行になるように基板Sを基板搬入領域25Sに搬入し、当該基板Sを浮上させて搬送しつつ塗布処理領域27Sでレジストを塗布し、当該レジストを塗布した基板Sを基板搬出領域28Sから搬出する。図5では管理部4の図示を省略し、搬入側ステージ25の構成を判別しやすくした。また、門型フレーム31を破線で示し、ノズル32及びセンサ33の構成を判別しやすくした。以下、各部分における詳細な動作を説明する。
基板搬入領域25Sに基板を搬入する前に、塗布装置1をスタンバイさせておく。具体的には、搬入側ステージ25の基板搬入位置25Lの−Y方向側に搬送機23aを配置させ、吸着パッド23fの高さ位置を基板Sの浮上高さ位置に合わせておくと共に、搬入側ステージ25のエア噴出孔25a、処理ステージ27のエア噴出孔27a、エア吸引孔27b及び搬出側ステージ28のエア噴出孔28aからそれぞれエアを噴出又は吸引し、ステージ22の表面に基板が浮上する程度にエアが供給された状態にしておく。
塗布装置1がスタンバイされた後、例えば図示しない搬送アームなどによって外部から図5に示す基板搬入位置25Lに基板Sが搬送されてきたら、昇降部材26aを+Z方向に移動させて昇降ピン26bを昇降ピン出没孔25bからステージ表面25cに突出させる。この昇降部材26aの動作により、基板Sが昇降ピン26bに持ち上げられ、当該基板Sの受け取りが行われる。また、アライメント装置25dの長孔から位置合わせ部材をステージ表面25cに突出させておく。
基板Sを受け取った後、昇降部材26aを下降させて昇降ピン26bを昇降ピン出没孔25b内に収容する。このとき、ステージ表面25cにはエアの層が形成されているため、基板Sは当該エアによりステージ表面25cに対して浮上した状態で保持される。基板Sがエア層の表面に到達した際、アライメント装置25dの位置合わせ部材によって基板Sの位置合わせが行われる。
位置合わせの後、基板搬入位置の−Y方向側に配置された各基板保持部23bの吸着パッドを基板Sの裏面に吸着させて基板Sを保持する。基板Sの裏面を基板保持部23bによって保持させた後、搬送機23aをレール23cに沿って移動させる。搬送機23aの移動に伴って基板Sが+X方向への移動を開始する。
搬入側ステージ25のエア噴出孔25aから噴出されるエアの温度が塗布装置1の周囲の温度にほぼ等しくなるよう調節されているため、基板Sが搬入側ステージ25に搬入される際、当該エアに接する基板Sには温度ムラが発生しにくくなり、レジストRの膜厚ムラが形成されにくくなる。
基板Sの搬送方向先端がノズル32の開口部32aの位置に到達したら、図5に示すように、ノズル32の開口部32aから基板Sへ向けてレジストRを吐出する。レジストRの吐出は、ノズル32の位置を固定させ搬送機23aによって基板Sを搬送させながら行う。基板Sの移動に伴い、図5に示すように基板S上にレジスト膜Rが塗布されていく。
基板Sがレジストを吐出する開口部32aの下を通過することにより、基板Sの所定の領域にレジスト膜Rが形成される。このとき、処理ステージ27のエア噴出孔27aから噴出されるエアの温度は、塗布装置1の周囲の温度にほぼ等しくなるよう調節されているため、当該エアに接する基板Sには温度ムラが発生しにくくなり、レジストRの膜厚ムラが形成されにくくなる。
レジスト膜Rの形成された基板Sは、搬送機23aによって搬出側ステージ28へと搬送される。搬出側ステージ28では、ステージ表面28cに対して浮上した状態で、図5に示す基板搬出位置28Uまで基板Sが搬送される。
基板Sが基板搬出位置28Uに到達したら、リフト機構29の昇降部材29aを+Z方向に移動させる。昇降部材29aの移動により、昇降ピン29bが昇降ピン出没孔28bから基板Sの裏面へ突出し、基板Sが昇降ピン29bによって持ち上げられる。この状態で、例えば搬出側ステージ28の+X方向側に設けられた外部の搬送アームが搬出側ステージ28にアクセスし、基板Sを受け取る。基板Sを搬送アームに渡した後、搬送機23aを再び搬入側ステージ25の基板搬入位置25Lまで戻し、次の基板Sが搬送されるまで待機させる。
次の基板Sの搬送を行う場合には、例えばフレーム側部21c上に設けられた搬送機構23によって基板Sを保持して搬送するようにする。また、当該次の基板Sが搬送されてくるまでの間、塗布部3では、ノズル32の吐出状態を保持するための予備吐出が行われる。図6に示すように、レール部材35によって門型フレーム31を管理部4の位置まで−X方向へ移動させる。
管理部4の位置まで門型フレーム31を移動させた後、門型フレーム31の位置を調整してノズル32の先端をノズル洗浄装置43にアクセスさせ、当該ノズル洗浄装置43によってノズル先端32cを洗浄する。
ノズル先端32cの洗浄後、当該ノズル32を予備吐出機構41にアクセスさせる。予備吐出機構41では、開口部32aと予備吐出面との間の距離を測定しながらノズル32の先端の開口部32aをZ方向上の所定の位置に移動させ、ノズル32を−X方向へ移動させながら開口部32aからレジストを予備吐出する。
予備吐出動作を行った後、門型フレーム31を元の位置に戻す。フレーム側部21c上に設けられた搬送機構23によって次の基板Sが搬送されてきたら、ノズル32をZ方向上の所定の位置に移動させる。このように、基板Sにレジスト膜Rを塗布する塗布動作と予備吐出動作とを繰り返し行わせることで、基板Sには良質なレジスト膜Rが形成されることになる。
なお、必要に応じて、例えば管理部4に所定の回数アクセスする毎に、当該ノズル32をディップ槽42内にアクセスさせても良い。ディップ槽42では、ノズル32の開口部32aをディップ槽42に貯留された溶剤(シンナー)の蒸気雰囲気に曝すことでノズル32の乾燥を防止する。
(ノズルの水平調整)
処理ステージ27上で基板Sが搬送される状態においては、当該基板Sは処理ステージ27に平行になった状態で搬送される。ノズル32が処理ステージ27に対して傾いて配置されている場合、当然にノズル先端32cが処理ステージ27の表面27cに対して傾いて配置されることになる。そうなると、ノズル32から吐出されるレジストRが基板Sに対して傾いた状態で塗布されることになり、塗布性能が低下してしまう。
これに対して、本実施形態の塗布装置1には調整機構51が設けられており、当該調整機構51によってノズル32の傾き、ひいてはノズル先端32cの傾きを水平調整できるようになっている。以下、図7(a)〜図7(c)を参照して、ノズル32の水平調整の手順について説明する。
図7(a)〜図7(c)は、ノズル32の水平調整の過程を示す図である。なお図7(a)に示す塗布装置1では、ノズル32は水平面Lに対して傾いた状態で架橋部材31bに取り付けられた状態になっており、例えばノズル32のうち−Y方向側端部が−Z方向側へ、+Y方向側端部が+Z方向側へずれた状態になっている。
本実施形態の水平調整では、まず調整機構51の測長部材51bの高さ合わせをする。
図7(a)に示すように、処理ステージ27上に基準板52を載置する。基準板52は剛体の板状部材であり、処理ステージ27上に載置される載置面52aが平坦に形成されている。基準板52のX軸方向の寸法は、処理ステージ27上に載置した状態で3つの貫通孔50を塞ぐことができる程度の寸法になっている。基準板52を処理ステージ27に載置すると、貫通孔50の+Z方向側に載置面52aが位置することになる。このとき載置面52aのZ軸方向上の位置は、処理ステージ27の表面27cのZ軸方向上の位置と等しくなる。
基準板52を載置した後、各測長部材51bの+Z方向の先端(以下、「上端」と表記する)を基準板52の載置面52aに当接させる。この動作により、各測長部材51bの上端が載置面52aによって規制されるため、各測長部材51bの上端の位置は処理ステージ27の表面27cのZ軸方向上の位置と等しくなり、各測長部材51bのZ軸方向上の位置が等しく揃った状態になる。
測長部材51bの高さ合わせを行った後、図7(b)に示すように、各測長部材51bをそれぞれ+Z方向に等しく移動させ、各測長部材51bの上端が搬入側ステージ25の表面25c上に突出した状態で固定する。移動の際、3つの測長部材51bを連動させて移動させるようにし、各測長部材51bの上端のZ軸方向上の位置が等しい状態を保持するようにする。
各測長部材51bを搬入側ステージ25上に突出させた後、架橋部材31bを−Z方向へ移動させる。架橋部材31bの移動に伴いノズル32も−Z方向へと移動し、ノズル先端32cのうち−Y方向側の端部が図中左側(−Y方向側)の測長部材51bの上端に当接する。
その後、ノズル先端32cの一部が測長部材51bの上端に当接した状態から更に架橋部材31bを−Z軸方向へ移動させる。ノズル先端32cの−Y方向側の端部が測長部材51bの上端によって支持された状態で、ノズル先端32cの+Y方向側の端部のみが−Z方向側へ移動する。ノズル先端32cの当該移動に伴い、ノズル32の傾きが矯正されていくことになる。
この結果、図7(c)に示すように、ノズル先端32cの+Y方向側の端部についても図中右側(+Y方向側)の測長部材51bの上端に当接する。同時に、ノズル先端32cのY方向中央部についても、図中中央の測長部材51bの上端に当接する。このように、Z軸方向上の位置が等しい各測長部材51bに当接させることにより、ノズル先端32cは処理ステージ27の表面27cに平行になるように規制されることになる。また、ノズル先端32cのY方向中央部を測長部材51bに当接させることで、ノズル32のY方向中央部における撓みが矯正されることになる。
ノズル32が処理ステージ27に対して平行になるように規制されることで、ノズル先端32cについても処理ステージ27に平行に規制される。このため、ノズル32から吐出されるレジストRは基板Sに対して垂直に塗布されることになり、所期の塗布性能が得られる。
上記では先に測長部材51bの水平調整および高さ調整を行った後にノズル32の水平調整を行っているが、これに限らず、例えば測長部材51bの水平調整を行った後にノズル32と当接させて高さ調整を行なってもよいし、先に測長部材51bとノズル32を当接させた後に水平調整および/又は高さ調整を行ってもよい。
(ステージの水平調整)
処理ステージ27の表面27c自体が床面に対して傾いた状態になっている場合、上記の水平調整を行った場合であっても、ノズル先端32cが床面に対して傾いた状態になる。このため、ノズル32から吐出されるレジストRは基板Sに傾いて塗布される虞がある。これに対して、本実施形態では、ノズル先端32cの水平調整を行う前に、予め処理ステージ27の表面27cの水平調整を行っておくようにする。
処理ステージ27の表面27cの水平調整を行うタイミングとしては、例えば塗布装置1の組み立て時などが好適であるが、塗布装置1を組み立てた後に行っても勿論構わない。以下、図8及び図9を参照して、処理ステージ27の水平調整の一例を説明する。図8は、塗布装置1の構成を簡略的に示す平面図である。図9及び図10は、塗布装置1の水平調整の様子を簡略的に示す側面図である。本実施形態では、レーザ光を用いた水平調整を例に挙げて説明するが、他の手法による水平調整であっても構わない。
まず、フレーム側部21b又はフレーム側部21c上にレーザ投光機を配置する。本実施形態では、図8及び図9に示すように、レーザ投光機61をフレーム側部21c上に配置するものとして説明する。レーザ投光機61としては、一般的なレーザレベル測定に用いられるレーザ投光機を用いることができる。レーザ投光機61をフレーム側部21c上に配置した後、当該レーザ投光機61のレーザレベルを調整する。本実施形態では、レーザレベルの基準値は、図8に示す位置60a、60b及び60cにおける値を基準値とする。
各位置60a〜60cでは、図9に示すように基準ピン65を配置し、当該基準ピン65の上端にターゲットスタンド66の一方の端部を載置する。基準ピン65は、例えばフレーム中央部21a上に載置させる。基準ピン65の上端のZ軸方向上の位置が処理ステージ27の表面27cのZ軸方向上の位置に一致するように基準ピン65の寸法を予め設定しておく。ターゲットスタンド66の他方の端部は、処理ステージ27の表面27c上に載置される。この状態において、レーザ投光機61によって基準ピン65との間の傾きを測定する。この計測動作を位置60a〜60cのそれぞれについて行い、計測される傾きの値が位置60a〜60cの間でほぼ等しくなるようにレーザ投光機61のピッチやロールを調整する。
レーザ投光機61の調整後、処理ステージ27の傾きを調整する。本実施形態では、処理ステージ27上の基準点を図8に示す位置62a〜62cに設定するものとして説明する。処理ステージ27の位置62a〜62cには、図10に示すように基準点部材67をそれぞれ取り付ける。基準点部材67を取り付けた後、まず図10に示すように当該基準点部材67の上端におけるZ軸方向上の位置を計測し、それぞれのZ軸方向上の位置がほぼ等しくなるように処理ステージ27のアジャスタ82を調節する。
その後、処理ステージ27上の他の位置においてZ軸方向上の位置を測定し、それぞれの測定値が基準点部材67における測定値に等しくなるようにアジャスタ82を微調整する。これらの動作の間、レーザ投光機61の基準がずれていないかどうかの確認を随時行うようにする。このようにして処理ステージ27の水平調整が行われる。処理ステージ27の水平調整を行った後、例えば当該処理ステージ27の水平調整と同様の手法によって搬入側ステージ25及び搬出側ステージ28についての水平調整を行っても良い。
なお、上記のレーザ投光機61、基準ピン65、ターゲットスタンド66及び基準点部材67は、処理ステージ27、搬入側ステージ25及び搬出側ステージ28の傾きを測定する測定機構70を構成している。当該測定機構70については、本実施形態では例えば塗布装置1に備え付けられた構成になっている。
このように、本実施形態によれば、基板SにレジストRを塗布するノズル32について、基板搬送部2のうち基板Sを基準としたノズル32の水平調整を当該基板搬送部2上の所定位置で行う調整機構51を備えることとしたので、ノズル32を基板Sに対して水平にすることが容易になると共に、ノズル32と基板Sとの距離の調整を容易に行うことができる。これにより、所期の塗布性能を確保することができる。
また、本実施形態によれば、調整機構51の設けられる所定位置が塗布処理領域27Sから外れた位置であることとしたので、レジストRの塗布状態に及ぼす影響を抑えつつノズル32の水平調整及びノズル32と基板Sとの距離の調整を行うことができる。また、この所定位置が基板搬送部2のうち平面視で基板搬送方向に直交する方向の中央の位置であることとしたので、ノズル32に撓みがある場合であっても、当該撓みを無くす方向に調整することができる。また、この所定位置が基板搬送部2のうち平面視で基板搬送方向に直交する方向の両端部側の位置にも設けられているので、ノズル32の両端部のZ軸方向上の位置を調整することができる。
また、本実施形態によれば、調整機構51が基板搬送部2上に出没可能な測長部材51bを有し、測長部材51bが所定位置ごとに設けられていることとしたので、当該測長部材51bによってノズル32の水平調整をすると共にノズル32と基板Sとの距離の調整を行うことができる。
また、本実施形態では、塗布装置1の組み立ての際に測長部材51bによってノズル32の水平調整を行うこととしたので、レジストRを塗布する度に水平調整を行う必要が無く、塗布動作を行う上で水平調整のための時間を設定せずに済むことになる。これにより、タクトに影響が及ぶのを回避することができる。
また、本実施形態によれば、基板搬送部2の傾きを測定する測定機構70と、当該測定機構70による結果に基づいて基板搬送部2の傾きを補正する補正機構80とを更に備えることとしたので、基板搬送部2の傾きを水平に調整することができる。これにより、ノズル32の水平調整の精度及びノズル32と基板Sとの間の距離の調整の精度を一層向上させることができる。なお、測定機構70については、塗布装置1に備え付けられた構成に限られず、例えば塗布装置1には備え付けず必要に応じて適用する構成であっても構わない。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
上記実施形態においては、調整機構51を搬入側ステージ25の領域のうち処理ステージ27に沿った位置に配置する構成であったが、これに限られることは無く、搬入側ステージ25の他の位置に配置する構成であっても構わない。このような他の位置としては、例えば平面視で管理部4に含まれる位置などが挙げられる。また、上記実施形態においては、調整機構51を搬入側ステージ25の領域内に配置する構成であったが、これに限られることは無く、以下のような構成とすることも可能である。
例えば、図11に示すように、基板搬送部2から外れた位置、すなわち、ここでは搬入側ステージ25、処理ステージ27及び搬出側ステージ28の領域から外れた位置に調整機構51を配置する構成であっても構わない。基板搬送部2から外れた位置に調整機構51を配置することにより、調整機構51による影響が基板搬送部2上に直接及ぶのを回避することができる。
基板搬送部2から外れた位置として、例えば処理ステージ27に対して基板搬送方向の側方の位置に配置することができる。図11に示すように、調整機構51の位置をノズル32に対して基板搬送方向の側方の位置としても構わないし、当該位置よりも基板搬送方向の前方側に配置しても構わない。また、基板搬送方向の両側方に処理ステージ27を挟んで配置するようにしても構わない。これにより、水平調整の精度を向上させることができる。また、搬入側ステージ25の外側及び搬出側ステージ28の外側に、各ステージの辺に沿って調整機構51を配置する構成としても構わない。図中左右方向の外側に調整機構51を配置する場合には、例えばノズル32が調整機構51の位置まで移動可能となるようにレール部材を延長する構成としても構わない。
また、図11に示すように調整機構51の位置を基板搬送部2から外れた位置に配置する場合、調整機構51を構成する測長部材の出没方向を基板搬送部2へ向けた方向にすることも可能である(図11中矢印で示す方向)。これにより、ノズル32の幅を処理ステージ27の幅に合わせることができるため、例えば調整機構51の位置に合わせてノズル32の設計やレール部材の設計を変更するようなことも無く、塗布装置1の設計上の負担を軽減することができる。
また、例えば図12に示すように、調整機構51を搬出側ステージ28の領域内に配置する構成としても構わない。この場合、上記実施形態と同様、搬出側ステージ28のうち調整機構51に平面視で重なる位置に貫通孔50を設けるようにする。図12においては、例えば搬出側ステージ28のうち処理ステージ27側の辺に沿って配置させた構成を示しているが、これに限られることは無く、他の位置に配置してもあっても勿論構わない。
また、例えば図12に示すように、調整機構51を処理ステージ27の領域内に配置する構成としても構わない。この場合も、処理ステージ27のうち調整機構51に平面視で重なる位置に貫通孔50を設けるようにする。図12においては、例えば処理ステージ27のうちノズル32が設けられる領域から外れた位置に調整機構51及び貫通孔50をそれぞれ配置させた状態を示している。調整機構51及び貫通孔50をノズル32から外れた位置に配置させることにより、塗布状態に影響が及ぶのを軽減することができる。図12では、処理ステージ27のうち搬入側ステージ25側の辺及び搬出側ステージ28側の辺に沿って1列ずつ配置された状態を示しているが、いずれか一方の辺に沿って配置させる構成としても構わない。
また、上記実施形態においては、ノズル32の水平調整の際に測長部材51bとノズル先端32cとを当接させる工程を説明したが、これに限られることは無く、例えば測長部材51bに当接させる当接部をノズル32に別途設ける構成とし、当該当接部と測長部材51bとを当接させることにより水平調整を行う工程としても構わない。また、例えばノズル先端32cのうち測長部材51bに当接させる部分に保護部材を設ける構成としても構わない。さらに、測長部材51bの材質がノズル先端32cを破損したり傷をつけたりしないような材質、例えばノズル先端32cの硬度よりも低い硬度を有する材質を用いるようにすることもできる。これらの構成により、ノズル先端32cをより確実に保護することができ、塗布性能の安定化を図ることができる。
また、上記実施形態においては、塗布装置1として基板Sを浮上させて搬送する浮上搬送型の塗布装置を例に挙げて説明したが、これに限られることは無く、例えば基板をステージ上に浮上させずに載置して搬送するタイプの塗布装置であっても、本発明の適用は可能である。
S…基板 R…レジスト 1…塗布装置 2…基板搬送部 3…塗布部 25…搬入側ステージ 25S…基板搬入領域 27…処理ステージ 27S…塗布処理領域 28…搬出側ステージ 28S…基板搬出領域 32…ノズル 32c…ノズル先端 50…貫通孔 51…調整機構 51a…本体部 51b…測長部材 52…基準板 52a…載置面 60a〜60c…位置 62a〜62c…位置 70…測定機構 80…補正機構

Claims (11)

  1. 基板搬送部によって基板を搬送させつつ当該基板に液状体を塗布する塗布部を備える塗布装置であって、
    前記塗布部は、前記液状体を吐出するノズルを有し、
    前記基板搬送部は、前記基板と対向するステージ表面が形成されたステージを有すると共に、前記基板の基板面が前記ステージ表面に沿うように搬送可能であり、
    前記ステージ表面を搬送される前記基板に対して前記ノズルが平行になるように前記ステージ表面を基準とした前記ノズルの平行調整を前記基板搬送部上の所定位置で行う調整機構を備え、
    前記調整機構は、前記ノズルに当接させて前記ノズルの位置を規制する当接部を有する
    ことを特徴とする塗布装置。
  2. 前記基板搬送部は、前記基板に液状体を塗布させる塗布領域を有し、
    前記所定位置は、前記塗布領域から外れた位置である
    ことを特徴とする請求項1に記載の塗布装置。
  3. 前記基板搬送部には、前記基板を搬入する基板搬入領域及び前記基板を搬出する基板搬出領域が前記塗布領域を挟むように設けられており、
    前記所定位置は、前記基板搬入領域及び前記基板搬出領域のうち少なくとも一方の領域内の位置である
    ことを特徴とする請求項2に記載の塗布装置。
  4. 前記基板搬送部は、前記基板に液状体を塗布させる塗布領域を有し、
    前記所定位置は、前記塗布領域内の位置である
    ことを特徴とする請求項1に記載の塗布装置。
  5. 前記所定位置は、前記塗布領域内のうち前記ノズルに重なる領域から外れた位置である
    ことを特徴とする請求項4に記載の塗布装置。
  6. 前記所定位置は、前記基板搬送部のうち平面視で基板搬送方向に直交する方向の中央の位置である
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のうちいずれか一項に記載の塗布装置。
  7. 前記所定位置は、前記基板搬送部のうち平面視で基板搬送方向に直交する方向の端部側の位置である
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のうちいずれか一項に記載の塗布装置。
  8. 前記ノズルは、長尺ノズルであり、
    前記所定位置は、前記ノズルの長手方向に沿って設けられる複数の位置である
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のうちいずれか一項に記載の塗布装置。
  9. 前記当接部は、前記基板搬送部上に出没可能な測長部材を有し、
    前記測長部材は、前記所定位置ごとに設けられている
    ことを特徴とする請求項1から請求項8のうちいずれか一項に記載の塗布装置。
  10. 前記基板搬送部の傾きを測定する測定機構と、
    前記測定機構による結果に基づいて前記基板搬送部の傾きを補正する補正機構と
    を更に備えることを特徴とする請求項1から請求項9のうちいずれか一項に記載の塗布装置。
  11. 前記測定機構は、前記基板搬送部のうち少なくとも前記基板に液状体を塗布させる塗布領域の傾きを測定し、
    前記補正機構は、前記基板搬送部のうち少なくとも前記基板に液状体を塗布させる塗布領域の傾きを補正する
    ことを特徴とする請求項10に記載の塗布装置。
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