JP2013130114A - 燃料供給ポンプ - Google Patents
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Abstract
【課題】
タペットを高速で摺動させた場合でもタペットの摺動バランスを保ち、タペットとシリンダ孔の間の偏当りを防止して耐久性を向上した燃料供給ポンプを提供する。
【解決手段】
ポンプハウジングのシリンダ孔に嵌合されたシリンダヘッドと、シリンダヘッドの摺動孔に摺動自在に嵌装されたプランジャと、シリンダ孔に摺動自在に嵌装されたタペットと、シリンダ孔と連通するようにポンプハウジング内に形成されたカム室に回転自在に支持されたカム軸と、カム軸に一体に形成されたカムと、シリンダヘッドとタペットに挟持されたプランジャスプリングとを備えた燃料供給ポンプにおいて、タペットは円筒状のタペット本体部とローラから成り、シリンダ孔内には円筒状のガイドリングが固定され、タペット本体部とガイドリングの円筒部には軸方向で嵌合可能なタペット側案内部とガイドリング側案内部が等間隔に少なくとも2箇所設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1
タペットを高速で摺動させた場合でもタペットの摺動バランスを保ち、タペットとシリンダ孔の間の偏当りを防止して耐久性を向上した燃料供給ポンプを提供する。
【解決手段】
ポンプハウジングのシリンダ孔に嵌合されたシリンダヘッドと、シリンダヘッドの摺動孔に摺動自在に嵌装されたプランジャと、シリンダ孔に摺動自在に嵌装されたタペットと、シリンダ孔と連通するようにポンプハウジング内に形成されたカム室に回転自在に支持されたカム軸と、カム軸に一体に形成されたカムと、シリンダヘッドとタペットに挟持されたプランジャスプリングとを備えた燃料供給ポンプにおいて、タペットは円筒状のタペット本体部とローラから成り、シリンダ孔内には円筒状のガイドリングが固定され、タペット本体部とガイドリングの円筒部には軸方向で嵌合可能なタペット側案内部とガイドリング側案内部が等間隔に少なくとも2箇所設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、タペットの回動を防止するタペットガイド構造を備えた内燃機関に用いる燃料供給ポンプに関する。
ディーゼルエンジン等の内燃機関に用いられる燃料供給ポンプのタペットの回動を防止するタペットガイド構造として、特開平5−195907(特許文献1)や特開2004−204761(特許文献2)の構成が公知である。
特許文献1には、燃料供給ポンプのポンプハウジング内に形成されたシリンダ孔を軸方向に往復動するタペットの周方向の回動を防止するため、シリンダ孔の内周面に軸方向に平行な位置決め用のタペットガイド溝が設けられ、タペットにはシリンダ孔の軸に垂直な方向に突出させたスライダが形成され、この突出したスライダがタペットガイド溝を往復動する構成とすることでタペットの回動を防止していることが開示されている。
特許文献2には、燃料供給ポンプのポンプハウジング内に形成されたシリンダ孔を軸方向に往復動するタペットの周方向の回動を防止する構成として、タペットの側壁にスリット状の貫通孔を設け、ポンプハウジングの外から案内ピンを貫通させて、案内ピンの先端部によってタペットのスリット状の貫通孔をガイドしタペットの回動を防止する構成が開示されている。
特許文献2には、燃料供給ポンプのポンプハウジング内に形成されたシリンダ孔を軸方向に往復動するタペットの周方向の回動を防止する構成として、タペットの側壁にスリット状の貫通孔を設け、ポンプハウジングの外から案内ピンを貫通させて、案内ピンの先端部によってタペットのスリット状の貫通孔をガイドしタペットの回動を防止する構成が開示されている。
しかしながら、特許文献1や特許文献2に記載された燃料供給ポンプのタペットガイド構造では、タペットの片側にあるスライダまたはスリット状の貫通孔とガイド溝または案内ピンが摺接する片側ガイド構造となっているため、タペットガイド構造がある側とない側ではタペットの摺動時の摺動抵抗が異なることになりタペットの摺動バランスに不均衡を与えるものとなっていた。片側ガイド構造によるタペットの摺動バランスの不均衡は、ガイド部の摩耗の原因になることは勿論のこと、近年の燃料供給ポンプにおいてはポンプ回転の高速回転化が進みタペットの摺動スピードが高速化していることから、摺動バランスの不均衡によってタペットとシリンダ孔の間で僅かにでも偏当りが生じた場合、当接箇所の摩耗に止まらず、即座にタペットの焼付き等の摺動不良を招いてしまう虞があった。
そこで本発明の発明者は鋭意検討した結果、タペットの回動を防止するガイド構造としてシリンダ孔にガイドリングを備えることにより、このような問題を解決できることを見出し、本発明を完成させたものである。すなわち、本発明は、タペットを高速で摺動させた場合であってもタペットの摺動バランスを保ち、タペットとシリンダ孔の間の偏当りを防止することで耐久性の向上が図られた燃料供給ポンプを提供することを目的とする。
本発明によれば、ポンプハウジングと、ポンプハウジングに形成されたシリンダ孔に嵌合されたシリンダヘッドと、シリンダヘッドに形成された摺動孔に摺動自在に嵌装されたプランジャと、シリンダ孔に摺動自在に嵌装されたタペットと、シリンダ孔と連通するようにポンプハウジング内に形成されたカム室に回転自在に支持されたカム軸と、カム軸に一体に形成されたカムと、シリンダヘッドとタペットに挟持されたプランジャスプリングを備えた燃料供給ポンプにおいて、タペットは円筒状のタペット本体部とローラから成り、シリンダ孔内には円筒状のガイドリングが固定され、タペット本体部とガイドリングの円筒部には軸方向で嵌合可能なタペット側案内部とガイドリング側案内部が等間隔に少なくとも2箇所設けられていることを特徴とする燃料供給ポンプが提供され、上述した問題を解決することができる。
また、本発明の燃料供給ポンプを構成するにあたり、ガイドリングとポンプハウジングまたは、ガイドリングとシリンダヘッド、あるいは、ガイドリングとポンプハウジングとシリンダヘッド、との間で構成されるガイドリングの回動防止手段が設けられていることが望ましい。
また、本発明の燃料供給ポンプを構成するにあたり、ガイドリングには、プランジャスプリングをシートするシートフランジ部を備え、シートフランジ部がプランジャスプリングとシリンダヘッドに挟持されていることが望ましい。
また、本発明の燃料供給ポンプを構成するにあたり、ガイドリングはシリンダヘッドと一体に成形されていることが望ましい。
また、本発明の燃料供給ポンプを構成するにあたり、タペット側案内部の形状がテーパー形状であることが望ましい。
本発明の燃料供給ポンプによれば、タペットの軸方向に対する回動を防止するガイド構造として、タペットの円筒状のタペット本体部と、シリンダ孔内に固定された円筒状のガイドリングのそれぞれの円筒部に軸方向で嵌合可能なタペット側案内部とガイドリング側案内部が等間隔に少なくとも2箇所設けられている構造としているため、タペットがシリンダ孔を往復動するときの摺動抵抗が均等に保たれることになる。したがって、摺動バランスの不均衡が改善されることからタペット摺動時のシリンダ孔への偏当りが抑制されることになり、燃料供給ポンプが高速で運転される場合であっても、安定したタペットの往復動が行われるため摺動不良を防止することができる。
また、本発明の燃料供給ポンプにおいて、ガイドリングとポンプハウジングまたは、ガイドリングとシリンダヘッド、あるいは、ガイドリングとポンプハウジングとシリンダヘッド、との間で構成されるガイドリングの回動防止手段を設けることで、燃料供給ポンプの組立て時には、ガイドリングが間違った向きに組み付けられることを防止し、燃料供給ポンプの駆動時には、ガイドリングがタペットと共に回動することを防止することができる。
また、本発明の燃料供給ポンプにおいて、ガイドリングにはシートフランジ部を備え、シートフランジ部がプランジャスプリングとシリンダヘッドに挟持される構成とすることで、ガイドリングをシリンダ孔に圧入やピン等で固定する必要がなくなるため、ガイドリングのシリンダ孔への脱着を容易にすることができる。
また、本発明の燃料供給ポンプにおいて、ガイドリングがシリンダヘッドと一体に成形されている構成とすることで、ガイドリングを個別に設ける必要が無く、ガイドリングの回動防止手段も不要となることから部品点数を増加させることなく本願の目的とするタペットガイド構造を構成することができる。
また、本発明の燃料供給ポンプにおいて、タペット側案内部の形状をテーパー形状とすることで必要以上にタペット側案内部とガイドリング側案内部が接触することが無くなるため、燃料供給ポンプを高速運転させた場合であってもタペットの摺動を阻害することがなく、タペット側案内部およびガイドリング側案内部の摩耗も緩和できる。
以下、図面を参照して、本発明の燃料供給ポンプに関する実施の形態について具体的に説明する。ただし、かかる実施の形態は本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で任意に変更することが可能である。
尚、それぞれの図中、同じ符号を付してあるものは同一の部材を示しており、適宜説明が省略されている。
尚、それぞれの図中、同じ符号を付してあるものは同一の部材を示しており、適宜説明が省略されている。
図1は、本発明の燃料供給ポンプを用いた蓄圧式燃料噴射システムの概略図を示している。蓄圧式燃料噴射システムのそれぞれの構成要素は燃料通路で接続されており、図示されていない制御装置によって制御されるものである。
図1の蓄圧式燃料噴射システムにおいては、燃料タンク4内に設置された低圧フィードポンプ5によって汲み上げられた燃料がフィルタ7を介し燃料供給ポンプ1に送給され、燃料供給ポンプ1内部で流量制御弁6により必要な燃料流量に調量されて供給される。ここで余剰となった燃料は戻り配管(図示せず)を通り燃料タンク4へ戻される。燃料供給ポンプ1に供給された燃料は加圧されて高圧燃料としてコモンレール3に圧送される。そして、コモンレール3内の高圧燃料は、コモンレール3に接続されたインジェクタ2から、制御装置(図示せず)により緻密な噴射制御がなされ内燃機関へ噴射される。
図1の蓄圧式燃料噴射システムにおいては、燃料タンク4内に設置された低圧フィードポンプ5によって汲み上げられた燃料がフィルタ7を介し燃料供給ポンプ1に送給され、燃料供給ポンプ1内部で流量制御弁6により必要な燃料流量に調量されて供給される。ここで余剰となった燃料は戻り配管(図示せず)を通り燃料タンク4へ戻される。燃料供給ポンプ1に供給された燃料は加圧されて高圧燃料としてコモンレール3に圧送される。そして、コモンレール3内の高圧燃料は、コモンレール3に接続されたインジェクタ2から、制御装置(図示せず)により緻密な噴射制御がなされ内燃機関へ噴射される。
上記蓄圧式燃料噴射システムの低圧フィードポンプ5は、レギュレートバルブ等(図示せず)により5bar程度の圧力に規定された燃料を燃料供給ポンプ1に送給している。図1に示された燃料タンク内に設置する構成の低圧フィードポンプとしては、単独で駆動可能な電動式ポンプが用いられるが、低圧フィードポンプ5は、電動式ポンプの他に燃料供給ポンプと一体に設けられ燃料供給ポンプの駆動軸により駆動させられる機械式ポンプを採用することもできる。例えば、燃料供給ポンプの駆動軸の端部に連結された駆動ギヤと、該駆動ギヤと連結された従動ギヤとを含むギヤポンプ構造を有し、ギヤポンプが駆動することで生じる負圧によって燃料タンク内の燃料を吸い上げて燃料供給ポンプに燃料を送給する構成とすることができる。
また、低圧フィードポンプ5の下流側の流量制御弁6との間に介在するフィルタ7は、燃料タンク4内の燃料に異物が混入している場合、それら異物が燃料と共に燃料供給ポンプ1内に流れ込まないように異物を捕集し、燃料供給ポンプの異物に起因する破損等の不具合を防止している。
また、流量制御弁6は、例えば、電磁比例制御弁を用いて構成され、内燃機関の運転状態や要求されるコモンレール圧力に応じて通電量を調節することによって、燃料供給ポンプ1で加圧される燃料の供給量を調整する。
また、コモンレール3は、2000bar以上もの高圧燃料を蓄圧可能であり、燃料供給ポンプ1から圧送される燃料の量により蓄圧する燃料の圧力が制御される。燃料圧力の制御は、コモンレール3に圧力制御用の電磁弁を設けて制御する構成とすることもできる。
また、インジェクタ2は、ニードル弁の開閉により高圧燃料を噴射するノズル部とニードル弁の背圧を制御するためのソレノイドバルブが備えられたホルダー部から構成される。ニードル弁の背圧としてホルダー部に設けられた背圧室にコモンレール3から高圧燃料が供給される。ソレノイドバルブにより背圧室と燃料リターン流路(図示せず)の連通遮断が行われることでニードル弁にかかる背圧を制御しニードル弁を開閉することで緻密な噴射量制御を可能としている。
図2は、本発明の燃料供給ポンプ1をプランジャ13の軸方向に沿って切断した断面図を示している。燃料供給ポンプ1は、カム20が回転可能に収容されたカム室11b及びカム室11bと連通するように設けられたシリンダ孔11aを有するポンプハウジング11と、シリンダ孔11aに装着されたシリンダヘッド12とを備えている。シリンダヘッド12のポンプハウジング11側の面からシリンダ孔11aと同軸にカム室11b側へと延びるプランジャバレル部12cの内部に設けられた摺動孔12aにはプランジャ13が摺動可能に保持されており、プランジャ13のカム20側の端部にはプランジャスプリングシート19が係止されている。また、シリンダ孔11aには、プランジャスプリングシート19とシリンダヘッド12とによって両端を挟持されたプランジャスプリング15が配設されており、これによりプランジャスプリングシート19に係止されているプランジャ13はカム20のある下方側に付勢される。
また、プランジャ13とカム20との間にはタペット18が介在しており、タペット18は、カム20の回転に伴って、プランジャスプリング15の付勢力に抗してプランジャ13を上方に押し上げる。本発明の燃料供給ポンプ1に備えられたタペット18は、ローラ17とタペット本体部16とから構成され、タペット本体部16は、ローラ17を摺動保持するローラ保持部とシリンダ孔11aの内周面と摺動する円筒部を備えている。
尚、タペットは、これに限定されるものではなく、例えば、ローラに軸部を備え、ローラ保持部はローラと周接することなくローラ軸を保持する構造のタペットが用いられてもよい。
尚、タペットは、これに限定されるものではなく、例えば、ローラに軸部を備え、ローラ保持部はローラと周接することなくローラ軸を保持する構造のタペットが用いられてもよい。
タペット本体部16の円筒部にはタペット側案内部16aが設けられ、シリンダ孔11aに固定されたガイドリング26の円筒部にはガイドリング側案内部26aが設けられおり、本発明の実施例1のタペットガイド構造を形成する。当該タペットガイド構造の詳細については後述する。
シリンダヘッド12とポンプハウジング11には図示されていない燃料供給路が設けられており、シリンダヘッド12内に配置された燃料吸入弁24に燃料が供給される。燃料吸入弁24は、スクリュープラグ22によってシリンダヘッド12内の摺動孔12aを塞ぐように押圧されて固定されている。このスクリュープラグ22の外周面およびシリンダヘッド12の燃料吸入弁24が配置された空間の内周面にはネジ溝が形成されており、スクリュープラグ22は燃料シールリング23を挟み込むようにシリンダヘッド12に螺合されている。
また、摺動孔12aを塞ぐように載置された燃料吸入弁24と、摺動孔12aの内周面の上方に形成された燃料吐出路12bに配置された燃料吐出弁26と、プランジャ13とにより摺動孔12aを区画することで加圧室14を形成している。そして、プランジャ13の下降工程において加圧室14の内部に負圧が発生したときに燃料吸入弁24が開弁し、低圧フィードポンプ5により送給された低圧燃料が加圧室14に供給される。一方、プランジャ13の上昇工程においては燃料吸入弁24が閉弁するとともに加圧室14内の燃料が昇圧され燃料吐出弁25が開弁することによって、高圧となった燃料が下流側のコモンレール3に圧送される。
尚、本発明の燃料供給ポンプの全体的な構成について図2を例示し説明したが、燃料供給ポンプはこれに限定されるものではなく、例えば、プランジャの往復動がカムリングの公転で得られる構成の燃料供給ポンプであってもよく、更に、カム軸の軸方向に複数の加圧室を配列した燃料供給ポンプであっても良い。
尚、本発明の燃料供給ポンプの全体的な構成について図2を例示し説明したが、燃料供給ポンプはこれに限定されるものではなく、例えば、プランジャの往復動がカムリングの公転で得られる構成の燃料供給ポンプであってもよく、更に、カム軸の軸方向に複数の加圧室を配列した燃料供給ポンプであっても良い。
図3〜図7には本発明の燃料供給ポンプで実施されるタペットガイド構造の実施例が示されており、それぞれの実施例1〜5について以下に説明する。
実施例1のタペットガイド構造(1)
図3は、図2の燃料供給ポンプの要部であるタペット18とガイドリング26の斜視図であり、実施例1のタペットガイド構造を示している。実施例1のタペットガイド構造について図2も参照しつつ説明する。
図3は、図2の燃料供給ポンプの要部であるタペット18とガイドリング26の斜視図であり、実施例1のタペットガイド構造を示している。実施例1のタペットガイド構造について図2も参照しつつ説明する。
ガイドリング26は、ポンプハウジング11のシリンダ孔11aと略同等の外径であり、圧入によりシリンダ孔11aに固定されている。ガイドリング26の円筒部にはシリンダ孔11aの下方に向かって垂直に突出する形状でガイドリング側案内部26aが円周方向に等間隔に2箇所設けられている。また、タペット18においてもタペット本体部16の円筒部に垂直に切り欠いた形状で、ガイドリング26の2箇所のガイドリング側案内部26aと軸方向で嵌合可能にタペット側案内部16aが2箇所設けられている。
タペット側案内部16aの切り欠き部分の深さとガイドリング側案内部26aの突出部分の長さは燃料供給ポンプ1のポンピングストロークよりも長く設けられている。そのため、ガイドリング26のシリンダ孔11aへの固定位置を適宜調整することで、タペット18が下死点から上死点まで移動する間、ガイドリング側案内部26aによりタペット側案内部16aは常にガイドされる。
従って、ガイドリング26とタペット18の円筒面の円周上に等間隔に少なくとも2箇所のタペット側案内部26aとガイドリング側案内部16aが設けられている実施例1のタペットガイド構造においては、片側だけでタペットをガイドする構造のもに比べタペットの重量バランスが良く、タペットがシリンダ孔を往復動するときの摺動抵抗がより均等に保たれることになるため摺動バランスの不均衡が改善されることになる。これによりタペット摺動時のシリンダ孔への偏当りが抑制されることから、燃料供給ポンプが高速で運転される場合であっても、安定したタペットの往復動が行われるため摺動不良を防止することができる。
また、ポンプハウジング11内部のシリンダ孔11aの内周面に軸方向のタペットガイド溝を設ける必要が無いことからガイド構造を簡単に形成することが可能である。したがって、タペットガイド溝を形成するための高価な専用加工装置を必要としないことから燃料供給ポンプ全体としての製造コストの低廉化を図ることができる。
また、実施例1のタペットガイド構造においては、ポンプハウジングを貫通する案内ピンは無くポンプハウジングに貫通孔を設ける必要が無いため貫通孔から潤滑油がポンプの外部に漏洩する懸念が無い。
また、実施例1のタペットガイド構造においては、ポンプハウジングを貫通する案内ピンは無くポンプハウジングに貫通孔を設ける必要が無いため貫通孔から潤滑油がポンプの外部に漏洩する懸念が無い。
尚、ガイドリング26をシリンダ孔11aへ圧入する実施例1の構成においては、ガイドリング26の材質をポンプハウジング11の材質と同一とすることで燃料供給ポンプ1の駆動時においてポンプハウジング11に温度変化が起きた場合であっても、ポンプハウジング11のシリンダ孔11aに圧入固定されたガイドリング26は、ポンプハウジング11と同様に膨張収縮するため緊縛力を保持することからガイドリング26の圧入の緩みや抜けを防止することができる。
実施例2のタペットガイド構造(2)
図4には、シリンダ孔111aに対するガイドリング126の周方向の回動を防止する回動防止手段100が示されている。図4(a)、(b)には、ガイドリング126の上面および側面の平面図が示され、図4(c)には、ガイドリング126が組付けられた燃料噴射ポンプ1の要部の断面図が示されている。
図4には、シリンダ孔111aに対するガイドリング126の周方向の回動を防止する回動防止手段100が示されている。図4(a)、(b)には、ガイドリング126の上面および側面の平面図が示され、図4(c)には、ガイドリング126が組付けられた燃料噴射ポンプ1の要部の断面図が示されている。
回動防止手段100は、ガイドリング126の円筒部のシリンダヘッド12側において径方向に突出するように等間隔に2箇所設けられた突出部126bと、シリンダ孔111aのシリンダヘッド12側の開口部において、突出部126bを嵌合可能に設けられた2箇所の溝部111cによって構成されている。
ガイドリング126の突出部126bは、ガイドリング126の円筒部から下方に向かって垂直に突出する2箇所のガイドリング側案内部126aと同位相に設けられている。また、シリンダ孔111aの2箇所の溝部111bは、シリンダ孔111aの開口部においてカム軸21の中心線と平行な位置に設けられている。したがって、突出部126bを溝部111cに嵌合することにより、燃料供給ポンプの組立て時には、ガイドリング126を間違った向きでシリンダ孔111aに組付けること防止し、燃料供給ポンプの駆動時には、ガイドリング126がタペット118と共に回動することを防止することができる。
実施例2のタペットガイド構造の回動防止手段100においては、突出部126bが溝部111cに係止される構成のため、ガイドリング126はシリンダ孔の軸方向の位置も固定されることから、ガイドリング126をシリンダ孔111aに組み付ける際に圧入固定しなくても良く、メンテナンス時にガイドリング126の脱着が容易にできる。
尚、当該実施例2の回動防止手段100においてはガイドリング126とシリンダ孔111aにそれぞれ2箇所の突出部126bと溝部111cを設ける構成としていたが、回動防止手段100は、少なくとも1箇所の突出部126bと溝部111cを持つ構成であれば、ガイドリング126のシリンダ孔に対する周方向の回動を防止することは可能である。
また、回動防止手段100は、ガイドリング126の径方向に突出する突出部126bを設けているが、ガイドリングの円筒部に切欠きや溝を設ける構成として、シリンダ孔111aの溝部111cと共にキーやピンを嵌め合わせる構成としても良い。
尚、当該実施例2の回動防止手段100においてはガイドリング126とシリンダ孔111aにそれぞれ2箇所の突出部126bと溝部111cを設ける構成としていたが、回動防止手段100は、少なくとも1箇所の突出部126bと溝部111cを持つ構成であれば、ガイドリング126のシリンダ孔に対する周方向の回動を防止することは可能である。
また、回動防止手段100は、ガイドリング126の径方向に突出する突出部126bを設けているが、ガイドリングの円筒部に切欠きや溝を設ける構成として、シリンダ孔111aの溝部111cと共にキーやピンを嵌め合わせる構成としても良い。
実施例3のタペットガイド構造(3)
図5には、圧入固定する必要のないガイドリング226が示されている。図5(a)、(b)には、ガイドリング226の上面および側面の平面図が示され、図5(c)には、ガイドリング226が組付けられた燃料噴射ポンプ1の要部の断面図が示されている。
図5には、圧入固定する必要のないガイドリング226が示されている。図5(a)、(b)には、ガイドリング226の上面および側面の平面図が示され、図5(c)には、ガイドリング226が組付けられた燃料噴射ポンプ1の要部の断面図が示されている。
ガイドリング226のシリンダヘッド212側の端部には、プランジャスプリング215をシート可能なシートフランジ部226bが設けられている。そして、シートフランジ部226bには、シリンダヘッド212のプランジャバレル部212cを挿通可能な挿通孔226cが設けられている。
ガイドリング226は、シートフランジ部226bがプランジャスプリング215とシリンダヘッド212に挟持されて組み付けられることで、予め決められた寸法形状に基づきシリンダ孔の適宜な位置に配置される。従って、ガイドリング226はシリンダ孔に圧入固定する必要がなくシリンダ孔211aに挿入するだけで良い。
また、シリンダヘッド212の組み付け時において、シリンダ孔211aに挿入されたガイドリング226は、インロー(調芯嵌め合い)としても機能する。シリンダヘッド212のポンプハウジング211との接合面に設けられたガイドリング受容凹部212dにガイドリング226が嵌合することでシリンダヘッド212の摺動孔212aとポンプハウジング211のシリンダ孔211aとを同軸に組付けることが可能である。
尚、当該実施例3においては、ガイドリング226にインローの機能を持たせる構成としたが、実施例1のシリンダヘッド12のようにシリンダヘッド側にインローを設ける構成としても良い。
また、シリンダヘッド212の組み付け時において、シリンダ孔211aに挿入されたガイドリング226は、インロー(調芯嵌め合い)としても機能する。シリンダヘッド212のポンプハウジング211との接合面に設けられたガイドリング受容凹部212dにガイドリング226が嵌合することでシリンダヘッド212の摺動孔212aとポンプハウジング211のシリンダ孔211aとを同軸に組付けることが可能である。
尚、当該実施例3においては、ガイドリング226にインローの機能を持たせる構成としたが、実施例1のシリンダヘッド12のようにシリンダヘッド側にインローを設ける構成としても良い。
実施例4のタペットガイド構造(4)
図6には、ガイドリングが一体に設けられたシリンダヘッド312が示されている。シリンダヘッド312には、プランジャバレル部312cを囲うように円筒状のガイドリング部326がプランジャバレル部312cと同軸に設けられている。ガイドリング部326の内径は、プランジャスプリング315を収納するため、プランジャスプリング315よりも大径であり、ガイドリング部326の外径は、シリンダヘッド312をポンプハウジング311のシリンダ孔311aに組み付ける際にガイドリング部326がインローとなるため、シリンダ孔311aと略同じ径で設けられている。
図6には、ガイドリングが一体に設けられたシリンダヘッド312が示されている。シリンダヘッド312には、プランジャバレル部312cを囲うように円筒状のガイドリング部326がプランジャバレル部312cと同軸に設けられている。ガイドリング部326の内径は、プランジャスプリング315を収納するため、プランジャスプリング315よりも大径であり、ガイドリング部326の外径は、シリンダヘッド312をポンプハウジング311のシリンダ孔311aに組み付ける際にガイドリング部326がインローとなるため、シリンダ孔311aと略同じ径で設けられている。
ガイドリング部326には、シリンダ孔の下方に向かって垂直に突出する形状でガイドリング側案内部326aが等間隔に2箇所設けられており、他の実施例と同様にタペット318に設けられたタペット側案内部316aをガイドリング側案内部326aでガイドするように構成されている。
尚、ガイドリング部326をシリンダヘッド312に一体に成形する方法としては鋳造により一体成形することが望ましいが、ガイドリング部326とシリンダヘッド312を個々に成形し、溶接により一体化することもできる。
尚、ガイドリング部326をシリンダヘッド312に一体に成形する方法としては鋳造により一体成形することが望ましいが、ガイドリング部326とシリンダヘッド312を個々に成形し、溶接により一体化することもできる。
実施例5のタペットガイド構造(5)
図7には、タペット側案内部416aとガイドリング側案内部426aが必要以上に接触することが無いタペットガイド構造が示されている。図2の燃料供給ポンプに実施例5のタペットガイド構造を適用したものについて図7および図2を参照して説明する。
図7には、タペット側案内部416aとガイドリング側案内部426aが必要以上に接触することが無いタペットガイド構造が示されている。図2の燃料供給ポンプに実施例5のタペットガイド構造を適用したものについて図7および図2を参照して説明する。
実施例5のタペットガイド構造によるとタペット側案内部416aとガイドリング側案内部426aはテーパー形状で構成されているため、特にタペット418のリフト時の初期段階においては、タペット418が異常な回動をしない限りタペット側案内部416aがガイドリング側案内部426aに接触することがない。換言すれば、タペット418に異常な回動が起きた場合のみガイドリング側案内部426aがタペット側案内部416aに接触しガイドする構成となっている。
ローラ417を有するタペット418の場合、ローラ417がタペット本体部416とカム20の間で常に転がり接触する状態であれば、ローラ417にはカム軸21の中心線と平行にカム20の面と線接触する状態を維持するようにモーメント力が働くことになる。この状況であれば、例えば、カム室11bの潤滑油等に微小な異物が混入し、タペット本体部416とローラ417の間に異物を咬み込んでタペット418が瞬間的に多少の回動をおこしたとしても、上記モーメント力によりタペット418は正常な位置に修正復帰することが出来る。
つまり、上記モーメント力では修正されないほどのタペット418の回動はタペットガイド構造により規制される必要があるが、上記モーメント力により修正されるような僅かなタペット418の回動であれば許容しても良い。
つまり、上記モーメント力では修正されないほどのタペット418の回動はタペットガイド構造により規制される必要があるが、上記モーメント力により修正されるような僅かなタペット418の回動であれば許容しても良い。
従って、瞬間的に起きるタペット418の小さな回動までタペットガイドにより規制する必要がないことから、実施例5のタペットガイド構造のようにテーパー形状のタペット側案内部416aを設けることで、タペット418の回動が起きやすい下死点近辺ではタペット418の多少の回動が許容されるため、タペット側案内部416aとガイドリング側案内部426aが必要以上に接触せず、タペット418の摺動が阻害されない。更に、これによりタペット側案内部416aとガイドリング側案内部426aの摩耗も緩和されることになる。
また、実施例5のテーパー形状のタペットガイド構造であれば、タペット418が上昇しタペット418にかかる力が強くなる上死点近辺では確実に正常な位置にガイドされるるため、タペット418が回動した状態で駆動されることが無く、ローラ417とカム21の間の異常摩耗も防止される。
また、実施例5のテーパー形状のタペットガイド構造であれば、タペット418が上昇しタペット418にかかる力が強くなる上死点近辺では確実に正常な位置にガイドされるるため、タペット418が回動した状態で駆動されることが無く、ローラ417とカム21の間の異常摩耗も防止される。
タペット側案内部416aがガイドリング側案内部426aにガイドされる状況において、ガイドリング側案内部426aのテーパー形状をタペット側案内部416aのテーパー形状と同様の形状とすることで、ガイド部分が面当たりとなり摩耗が一点に集中することが防止される。
尚、タペット側案内部416aおよびガイドリング側案内部426aのテーパー形状は、タペット418の回動の最大許容範囲に基づき適宜に設計検討されるものである。
尚、タペット側案内部416aおよびガイドリング側案内部426aのテーパー形状は、タペット418の回動の最大許容範囲に基づき適宜に設計検討されるものである。
以上説明したように、本発明の燃料供給ポンプによれば、タペットの摺動バランスに配慮されたタペットガイド構造としているためタペット摺動時のシリンダ孔への偏当りが抑制されることになり、燃料供給ポンプが高速で運転される場合であっても、安定したタペットの往復動が行われるため摺動不良を防止することができる。
尚、上記実施例1のタペットガイド構造のガイドリング26のシンリンダ孔への固定は、圧入により固定しているが、固定方法についてはこれに限定されるものではなく螺子やピン等による固定、溶接や接着材による固定等の種々の方法で固定することができる。
また、上記実施例2のタペットガイド構造においては、回動防止手段100をガイドリング126とポンプハウジング111との間で構成していたが、ガイドリング126とシリンダヘッド112との間で位置決めピン等を用いて構成されても良い。
また、全ての実施例においてガイドリングに凸状のガイドリング側案内部を、タペットに凹状のタペット側案内部を設ける構成としているが、これに限定されるものではなく凹凸を逆にして、ガイドリングに凹状のガイドリング側案内部を、タペットに凸状のタペット側案内部を設ける構成としても良い。
また、上記実施例2のタペットガイド構造においては、回動防止手段100をガイドリング126とポンプハウジング111との間で構成していたが、ガイドリング126とシリンダヘッド112との間で位置決めピン等を用いて構成されても良い。
また、全ての実施例においてガイドリングに凸状のガイドリング側案内部を、タペットに凹状のタペット側案内部を設ける構成としているが、これに限定されるものではなく凹凸を逆にして、ガイドリングに凹状のガイドリング側案内部を、タペットに凸状のタペット側案内部を設ける構成としても良い。
1:燃料供給ポンプ、2:インジェクタ、3:コモンレール、4:燃料タンク、5:低圧フィードポンプ部、6:流量制御弁、7:フィルタ、11:ポンプハウジング、11a:シリンダ孔、11b:カム室、12:シリンダヘッド、12a:摺動孔、12b:燃料吐出路、12c:プランジャバレル部、13:プランジャ、14:加圧室、15:プランジャスプリング、16:タペット本体部、16a:タペット側案内部、17:ローラ、18:タペット、19:プランジャスプリングシート、20:カム、21:カム軸、22:スクリュープラグ、23:燃料シールリング、24:燃料吸入弁、25:燃料吐出弁、26:ガイドリング、26a:ガイドリング側案内部、100:回動防止手段、126b:突出部、111c:溝部、212d:ガイドリング受容凹部、226b:シートフランジ部、226c:挿通孔、326:ガイドリング部
Claims (5)
- ポンプハウジングと、前記ポンプハウジングに形成されたシリンダ孔に嵌合されたシリンダヘッドと、前記シリンダヘッドに形成された摺動孔に摺動自在に嵌装されたプランジャと、前記シリンダ孔に摺動自在に嵌装されたタペットと、前記シリンダ孔と連通するように前記ポンプハウジング内に形成されたカム室に回転自在に支持されたカム軸と、前記カム軸に一体に形成されたカムと、前記シリンダヘッドと前記タペットに挟持されたプランジャスプリングと、を備えた燃料供給ポンプにおいて、
前記タペットは円筒状のタペット本体部とローラから成り、前記シリンダ孔内には円筒状のガイドリングが固定され、前記タペット本体部と前記ガイドリングの円筒部には軸方向で嵌合可能なタペット側案内部とガイドリング側案内部が等間隔に少なくとも2箇所設けられていることを特徴とする燃料供給ポンプ。
- 前記ガイドリングと、前記ポンプハウジングまたは/および前記シリンダヘッドとの間で構成される前記ガイドリングの回動防止手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の燃料供給ポンプ。
- 前記ガイドリングには、前記プランジャスプリングをシートするシートフランジ部を備え、前記シートフランジ部が前記プランジャスプリングと前記シリンダヘッドに挟持されていることを特徴とする請求項1〜2記載の燃料供給ポンプ。
- 前記ガイドリングは前記シリンダヘッドと一体に成形されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料供給ポンプ。
- 前記タペット側案内部の形状がテーパー形状であることを特徴とする請求項1〜4に記載の燃料供給ポンプ。
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