JP2013129459A - 多重エアゾール容器および該多重エアゾール容器を用いた多重エアゾール製品 - Google Patents

多重エアゾール容器および該多重エアゾール容器を用いた多重エアゾール製品 Download PDF

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Abstract

【課題】内容物に関わらず耐久性の高いパウチを備えた多重エアゾール容器および該多重エアゾール容器を用いた多重エアゾール製品を提供する。
【解決手段】外部容器11と、その外部容器内に収容される収納部12aおよび連結部材12bとからなるパウチ12と、外部容器11およびパウチ12を閉じ、パウチ12と外部とを繋ぐ通路に設けられたハウジング13を有するバルブアッセンブリ14と、パウチ12内とハウジング13内とを連通するディップチューブ15とを備えた二重エアゾール容器10。ハウジング13の連結部の外面にパウチ12の連結部材12bが装着されて、ハウジング13とパウチ12の収納部とが連結されており、ディップチューブ15は、連結部材12bを貫通するように配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、多重エアゾール容器および該多重エアゾール容器を用いた多重エアゾール製品に関する。
二重エアゾール容器は、外部容器と、その内部に収容される内袋と、外部容器および内袋を閉じるエアゾールバルブとからなる。この二重エアゾール容器の内に内容物を充填し、内袋と外部容器との間に充填される噴射剤とを充填することによって二重エアゾール製品として販売される。そして、エアゾールバルブを開放することによって、内袋が収縮して内容物が外部に吐出される。
このような二重エアゾール容器において、例えば、特許文献1〜3に示すように、内袋として金属箔層を備えたシートを2枚貼り合わせて成形されるパウチが知られている。このようなパウチは、内容物の成分の透過を防止することに優れている。また、パウチは、シート同士が密接するようにして収縮していくため、内容物の残量を小さくできる。一方、パウチはシートからなるため、一般的にパウチをバルブのハウジングに直接溶着する、あるいは連結部材に溶着し、連結部材をエアゾールバルブと連結して用いる。
このような連結部材の材質としては、様々な内容物に対して安定であり、シートとの接着が強固であり、シートとの接着が容易にできることから合成樹脂が一般的に採用されている。
実開昭63−28684号公報 特許第4332444号 WO2011/067868A1
しかし、本発明者は、パウチ内に充填する内容物の種類によって、その内容物の成分が連結部材を透過し、内容物を劣化していることを突き止めた。
本発明は、内容物に関わらず耐久性の高いパウチを備えた多重エアゾール容器および該多重エアゾール容器を用いた多重エアゾール製品を提供することを目的としている。
本発明の多重エアゾール容器は、外部容器と、その内部に収容されるパウチと、その外部容器およびパウチを閉じ、パウチ内と外部とを繋ぐ通路に設けられたハウジングを有するバルブアッセンブリと、前記パウチ内とハウジング内とを連通するディップチューブとを備えた多重エアゾール容器であって、前記パウチとハウジングとを連結する筒状の連結部を有し、前記パウチ内とハウジング内とを連通する筒状のディップチューブを有し、前記連結部とディップチューブとは同軸上に配置され、前記連結部の少なくともパウチ外の空間に露出している部位の内部には、ディップチューブが挿入され、連結部およびディップチューブの二層構造となっていることを特徴としている。
このような多重エアゾール容器であって、ディップチューブが前記連結部と異なる種類の合成樹脂またはステンレススチールからなるものが好ましい。
前記外部容器内にパウチを2個備えているものが好ましい。
前記外部容器内に内袋を備えており、前記パウチが内袋内に収容されているものが好ましい。
本発明の多重エアゾール製品は、本発明の多重エアゾール容器に、第1内容物および第2内容物とからなる2液反応型の内容物を充填したことを特徴としている。
本発明の多重エアゾール容器は、外部容器と、その内部に収容されるパウチと、その外部容器およびパウチを閉じ、パウチ内と外部とを繋ぐ通路に設けられたハウジングを有するバルブアッセンブリと、前記パウチ内とハウジング内とを連通するディップチューブとを備えた多重エアゾール容器であって、前記パウチとハウジングとを連結する筒状の連結部を有し、前記パウチ内とハウジング内とを連通する筒状のディップチューブを有し、前記連結部とディップチューブとは同軸上に配置され、前記連結部の少なくともパウチ外の空間に露出している部位の内部には、ディップチューブが挿入され、連結部およびディップチューブの二層構造となっているため、ディップチューブによりパウチ外の空間に露出している連結部材から内容物が透過や浸透することを防止でき、内容物を安定して保存できる。
前記ディップチューブが前記連結部と異なる種類の合成樹脂またはステンレススチールである場合は内容物に応じて遮断効果の高い材質を選択することができ、特にステンレススチールの場合はこの部位からの内容物の透過や浸透を完全に阻止できる。
前記多重エアゾール容器が外部容器内にパウチを2個備えている場合は、2液式染毛剤などの2液反応型の内容物であっても、各内容物をパウチ内に閉じ込め、それぞれのパウチの連結部からの透過や浸透を防止できるため、安定して保存することができる。
前記多重エアゾール容器が外部容器内に内袋を備えており、前記パウチが内袋内に収容されている場合は、連結部がパウチ外(内袋内)の空間に露出し内容物と接触してもディップチューブにより透過・浸透を防止することができる。
本発明の多重エアゾール製品は、本発明の多重エアゾール容器に、第1内容物および第2内容物とからなる2液反応型の内容物を充填しているため、内容物の透過や浸透を防止でき、内容物を安定して保存することができる。
本発明の二重エアゾール容器の一実施形態を示す断面図である。 図1の二重エアゾール容器の一部拡大図である。 本発明の二重エアゾール容器の他の実施形態を示す断面図である。 本発明の二重エアゾール容器のさらに他の実施形態を示す断面図である。 本発明の二重エアゾール容器のさらに他の実施形態を示す断面図である。 図6a、bは図5の二重エアゾール容器のバルブホルダーを示す平面図、X−X 線断面図であり、図6cはそのエアゾールバルブであり、図6d、eはそのカバーの断面図、平面図である。 本発明の三重エアゾール容器のさらに他の実施形態を示す断面図である。 図7の三重エアゾール容器の一部拡大図である。 本発明の三重エアゾール容器のさらに他の実施形態を示す断面図である。
図1の二重エアゾール容器10は、外部容器11と、その外部容器内に収容される収納部12aおよび連結部材12bとからなるパウチ12と、外部容器11およびパウチ12を閉じ、パウチ12と外部とを繋ぐ通路に設けられたハウジング13を有するバルブアッセンブリ14と、パウチ12内とハウジング13内とを連通するディップチューブ15とを備えている。ディップチューブ15は、連結部材12bを貫通するように配置されている。
この二重エアゾール容器10のパウチ12に第1内容物A1を充填し、外部容器11と
パウチ12間の空間Sに第2内容物A2と噴射剤Pを充填することによって、2つの内容物を同時に吐出する二重エアゾール製品となる。
外部容器11は、底部11a、筒状の胴部11b、テーパー状の肩部11c、円筒状の首部11dおよびその上端に肉厚の口部11eを備えた合成樹脂製の耐圧容器である。首部11dおよび口部11eは同軸に並んでおり、内径を同じとしている。つまり、口部11eの外周面は、首部11dの外周面より半径方向外側に突出している。この口部11eの天面に後述するガスケット29が設けられ、外部容器11とバルブアッセンブリ14とをシールする。
この外部容器11は、ポリエチレンテレフタレート、ポリシクロヘキサンジメチレンテレフタレートなどのポリエステル、ナイロンなどのポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィンなどの透光性を有する合成樹脂からなる有底筒状のパリソンを軸方向に伸ばしながら内部に空気を吹き込んで膨らます2軸延伸ブロー成型によって成型されている。しかし、筒状のパリソンをダイレクトブロー成型で成型されてもよい。外部容器11が透光性を有する場合は、内容物の残量や状態を確認できるので好ましい。また、外部容器11は着色してもよく、紫外線吸収剤を合成樹脂に含有させることで内容物の安定性を向上させることができる。さらに、外部容器の内面および/または外面に炭素やシリカなどを蒸着してもよい。しかし、アルミニウム、ブリキ、ステンレススチール等の金属より成形してもよい。
パウチ12は、可撓性の収納部12aと、その開口部に取り付けられる連結部材12bとからなる。
収納部12aは、複数枚のシートを重ね合わせ、または、1枚のシートを折り合わせた後、周縁部を熱溶着や接着などにより貼り合わせて袋体が形成される。その材質は収納部12aに充填される内容物に応じて、あるいは、その使用に応じて適宜決定される。
袋体12aのシートとしては、たとえば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ナイロン(NY)、エバール(EVOH)などの単層シートまたはこれらを積層した積層シートなどの合成樹脂シート、前記樹脂シートにシリカ(Si)やアルミナ(Al23)、炭素(C)などを蒸着した蒸着樹脂シート、アルミニウム(Al箔)などの金属箔シート、金属箔シートと合成樹脂シートを積層した金属/樹脂シートなどがあげられ、特に、内容物の透過を防止する遮断効果が高い点から、PE/Al箔/PE、PE/Al箔/PET、PE/Al箔/PET/PEなどの金属/樹脂シートが好ましい。
連結部材12bは、図2aに示すように、下部に袋体の開口部を貼着する面を有する貼着部16aを備えており、上部にバルブアッセンブリのハウジング13と連結する筒状の連結部16bを備えている。貼着部16aと連結部16bとの間には環状段部16cが形成されている。また連結部材12bの内部には、ディップチューブ15を挿入するための上下に貫通する貫通孔16dが形成されている。
連結部材12bの材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ナイロン、ポリアセタール等の合成樹脂が挙げられる。
バルブアッセンブリ14は、空間Sと外部およびパウチ12と外部とを独立して連通させるバルブ機構を備えている。詳しくは、外部容器11を閉じる筒状のホルダー部材21と、そのホルダー部材21の中心に保持され、パウチ12を閉じる筒状のハウジング13と、そのハウジングに上下動自在に挿入され、上下に2つの独立した下ステム孔22aおよび上ステム孔22bを有する棒状のステム22と、そのステム22の下ステム孔22aを閉じる第1ステムラバー23aと、そのステム22の上ステム孔22bを閉じる第2ステムラバー23bと、第1ステムラバー23aおよび第2ステムラバー23bを支持する
筒状の保持部材18と、ステム22を常時上方に付勢するバネ24と、ホルダー部材21の全体を覆い、ホルダー部材21を外部容器11に固定するカバー25とからなる。ステム22は、下ステム孔22aと外部とを連通する第1ステム内通路19aおよび上ステム孔22bと外部とを連通する第2ステム内通路19bが形成されている。このバルブアッセンブリ14は、ホルダー部材21、ハウジング13、ステム22、第1ステムラバー23a、第2ステムラバー23b、保持部材18、バネ24、カバー25の全部で一つのエアゾールバルブの機能を発揮する。
ホルダー部材21は、図2に示すように、外部容器11の開口部の内面11fに沿って挿入される円柱状の栓部26と、その栓部26の上端にその栓部より拡径して形成され、口部11eの上面に配置されるフランジ部27とを備えている。
また、口部11eの上面とフランジ部27の下面との間に、外部容器をシールするガスケット29を備えている。栓部26には、ハウジング13を挿入する中心孔26aが形成されている。中心孔26aの内面には、半径方向外側に突出した上下に延びる溝26bが形成されている。この溝26bは、栓部26とハウジング13との間に内容物Bの通路を形成する。
また栓部26は、後述するようにハウジング13内に挿入されるディップチューブ15の上端の部位までハウジング13を覆うように構成されている。つまり、栓部26の中心孔26aの下端は、ディップチューブ15の上端より下方に位置するように構成されている。この実施形態において、ハウジング13は外部容器11とパウチ12の間の空間Sに露出される部位を有さない。
ハウジング13は、バネ24を支持する環状の底部13aと、上部内面に形成された第2ステムラバー23bを保持する環状の第2ラバー保持部13bと、その下方に形成された第1ステムラバー23aを保持する環状の第1ラバー保持部13cと、上部外面に形成された半径方向外側に突出する環状のフランジ部13dと、そのフランジ部13dの下方に設けられた環状の段部13eと、下面に形成された下方に突出する筒状の連結部13fとからなる。また、ハウジング13の上部側面には、ハウジング内外を連通する側連通孔13gが形成されている。環状の段部13eには、側連通孔と連通するスリット13hが設けられている。
カバー25は、ハウジングのフランジ部13dを挟持するハウジング保持部25aと、ホルダー部材のフランジ部27および外部容器11の口部11eを上下に挟む固定部25bとからなる。
ディップチューブ15は、筒状のものであり、その材質としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリアセタール、ポリブチレンテレフタレートなどの合成樹脂、ステンレスなどの金属等のガスバリア性の高いものが用いられる。特に、ステンレスが好ましい。ディップチューブ15の外径は、連結部材12bの貫通孔16dの内面と当接するように構成するのが好ましい。これによりディップチューブ15と連結部材12bとの間に内容物Aが入り込まない。特に、ディップチューブ15と連結部材12bとの間にシール性を持たせるのが好ましい。
この二重エアゾール容器10において、収納部12a、ディップチューブ15、ハウジング13および第1ステムラバー23aによって区画される第1空間H1、ステム22の第1ステム内通路19aがパウチ12の収納部12a内と外部とを繋ぐ第1通路となる。また、ハウジング13とホルダー部材21の間(溝26b)からスリット13h、側連通孔13gを通り、ハウジング13、保持部材18、第1ステムラバー23aおよび第2ステムラバー23bによって区画される第2空間H2、ステムの第2ステム内通路19bが空間Sと外部とを繋ぐ第2通路となる。ステム22を押し下げると、収納部12aに充填されている第1内容物A1は第1通路を通って外部に吐出され、空間Sに充填されている
第2内容物A2と噴射剤Pは第2通路を通って吐出される。
なお、二重エアゾール容器に充填される内容物としては、混ぜることにより反応して効果を発揮する2液反応型の内容物があげられ、たとえば、2液式染毛剤や2液式パーマなどがあげられる。特に、アンモニアの遮断効果が高いパウチに染毛剤やパーマ剤の第1剤を充填することが好ましく、クリームやゲルなどの粘性を有する形態が好ましい。また空間Sは噴射剤とともに充填することができるため、フォーム状にして塗り伸ばしやすくするなど、使用感を向上させることができる。
この二重エアゾール容器10は、ハウジング13の連結部13fの外面にパウチ12の連結部材12bが装着されて、ハウジング13とパウチの収納部12aとが連結される。そして、ハウジング13の連結部13fの内面にはディップチューブ15が装着されており、ディップチューブ15が連結部材12bの貫通孔16dを貫通してハウジング13とパウチ12の収納部12aとが連通される。このように構成されているため、パウチ12内に充填される第1内容物A1と連結部材12bの内面とが当接しないように構成されており、連結部材12bから第1内容物A1の透過や浸透を防止できる。特に、連結部材12bにディップチューブ15が挿入されているため、連結部材12bの少なくとも外部容器11とパウチ12との間の空間Sに露出している部位において、空間Sと内容物の通路とは、少なくとも2部材(2層)を隔てることになる。
この実施の形態では、空間Sに第2内容物A2と噴射剤Pとを充填し、第1内容物A1と共に吐出できる二重エアゾール製品について説明したが、空間Sと外部とが連通しないバルブアッセンブリを用い、空間Sに噴射剤Pのみを充填してもよい。この場合も、連結部材12bから第1内容物A1の透過や浸透を防止することができるため、外部容器11から外部に透過や浸透を防止でき、内容物Aを安定して保管することができる。また、外部容器11が金属製容器である場合は、腐食を防止することができる。
図3の二重エアゾール容器10aは、図1の連結部材12bとハウジング13とが一体となったハウジング28を有し、ハウジング28が連結部28aを備えている。他の構成は、図1の二重エアゾール容器10と実質的に同じであり、外部容器11、収納部12aからなるパウチ12、ハウジング28を有するバルブアッセンブリ14、ディップチューブ15を備えている。
図4の二重エアゾール容器30は、外部容器31と、その外部容器内に収容される収納部12aおよび連結部材12bとからなるパウチ12と、外部容器31およびパウチ12を閉じ、パウチ12と外部とを繋ぐ通路に設けられたハウジング32を有するバルブアッセンブリ33と、パウチ12内とハウジング32内とを連通するディップチューブ15とを備えている。ディップチューブ15は、連結部材12bを貫通するように配置されている。パウチ12およびディップチューブ15は、図1のパウチ12およびディップチューブ15と実質的に同じでものである。この二重エアゾール容器30は、パウチの収納部12aに内容物Aを充填し、外部容器31とパウチ12の間の空間Sに噴射剤Pを充填することにより内容物Aを吐出することができる二重エアゾール製品となる。
外部容器31は、アルミニウム、ブリキなどの金属製であり、円盤状に成形したスラグをインパクト加工、絞り・しごき加工などにより有底筒状に成形し、さらに、ネッキング加工、ローリング加工などにより肩部31a、ビード部31bを成形したモノブロック缶、あるいは、ツーピース缶である。また、金属板を円筒状に成型して胴部とし、胴部の上下開口部にビード部を備えた目金部と底部とを二重巻締めにより固着したスリーピース缶を用いても良い。
バルブアッセンブリ33は、パウチ12を閉じる筒状のハウジング32と、そのハウジングに上下動自在に挿入される棒状のステム36と、そのステムのステム孔22cを閉じるリング状のステムラバー23と、ステム36を常時上方に付勢するバネ24と、ハウジ
ング32のフランジ部32cを挟持し、ハウジング32を外部容器31に固定するマウンテンカバー34とからなる。このバルブアッセンブリ33は、ハウジング32、ステム36、ステムラバー23、バネ24、マウンテンカバー34でエアゾールバルブの機能を発揮する。
ハウジング32は、バネ24を支持する環状の底部32aと、上部内面に形成されたステムラバー23を保持する環状のラバー保持部32bと、上部外面に形成された半径方向外側に突出する環状のフランジ部32cと、そのフランジ部32cの下方に設けられた環状の段部32dと、下面に形成された下方に突出する筒状の連結部32eとからなる。連結部32eの内面にディップチューブ15が挿入され、連結部32eの外面に連結部材12bが挿入される。
マウンテンカバー34は、ハウジングのフランジ部32cを挟持するハウジング保持部34aと、外部容器31のビード部31bとをガスケット35を介して巻き締められるマウント部34bとを有している。
この二重エアゾール容器30も、図1の二重エアゾール容器10と同様にパウチ12とハウジング32とが連結部材12bによって連結され、ディップチューブ15によって連通される。そのため、パウチ12内に充填される内容物Aは連結部材12bの内面と当接しないように構成されており、内容物Aの透過や浸透を防止し、金属製の外部容器31の腐食を防止することができる。
図5の二重エアゾール容器40は、2つの内容物を独立して収納するものである。二重エアゾール容器40は、外部容器41と、その外部容器内に収容される第1パウチ42aおよび第2パウチ42bと、外部容器41、第1パウチ42aおよび第2パウチ42bを閉じ、第1パウチ42aと外部とを繋ぐ第1通路に設けられた第1ハウジング43aおよび第2パウチ42bと外部とを繋ぐ第2通路に設けられた第2ハウジング43bを有するバルブアッセンブリ44と、第1パウチ42aと第1ハウジング43aとを連通する第1ディップチューブ45aおよび第2パウチ42bと第2ハウジング43bとを連通する第2ディップチューブ45bとを備えている。外部容器41は、図1の外部容器11と実質的に同じものである。第1パウチ42aおよび第2パウチ42bは、図1のパウチ12と実質的に同じものである。また、第1ディップチューブ45aおよび第2ディップチューブ45bは、図1のディップチューブ15と実質的に同じものである。
この二重エアゾール容器40は、第1パウチ42aに内容物A1を充填し、第2パウチ42bに内容物A2を充填し、外部容器41とパウチ42a、42b間の空間Sに噴射剤Pを充填して、2つの内容物を同時にまたは別々に吐出する二重エアゾール製品とする。内容物としては、2液式染毛剤、2液式パーマ剤などがあげられ、クリームやゲルなどの粘性を有する形態が好ましい。
バルブアッセンブリ44は、外部容器41を閉じるバルブホルダー46と、そのバルブホルダー46に保持され、第1パウチ42aを閉じる第1エアゾールバルブ47aおよび第2パウチ42bを閉じる第2エアゾールバルブ47bと、バルブホルダー46、第1エアゾールバルブ47aおよび第2エアゾールバルブ47bを覆うようにしてそれぞれのエアゾールバルブ47a、47bをバルブホルダー46に固定し、かつ、バルブホルダー46を外部容器41の開口部に固定するマウンテンカバー48とからなる。
バルブホルダー46は、図5および図6a、bに示すように、外部容器41の開口部の内面11fに沿って挿入される円柱状の栓部51と、外部容器41の上部に配置される円柱状の蓋部52と、蓋部の下端に形成され、半径方向外側に突出するフランジ部53とを有する。フランジ部53は、外部容器41の口部11eの上面に配置される(図5参照)。栓部51の外周には、O−リング55を保持する環状凹部51aが形成されている(図5参照)。
またバルブホルダー46には、栓部51から蓋部52にかけて上下に貫通して形成された2つの筒状のホルダー部56が形成されており、蓋部52の上面には、上方に向かって延びる位置決め突起57が形成されている。
ホルダー部56は、栓部51から蓋部52にかけて上下に貫通する貫通孔56aと、その外側に設けられる環状の係止溝56bと、貫通孔56a内に下方に向かって縮径するように設けられた環状の段部56cとを備えている。
突起57は、蓋部52の上面から突出する外形が円柱状の突起である。この突起57は、バルブアッセンブリおよび二重エアゾール容器の方向(位置)合わせ手段および方向確認手段である。
第1エアゾールバルブ47aおよび第2エアゾールバルブ47bは同じものであり、それぞれ第1パウチ42aの連結部材12bおよび第2パウチ42bの連結部材12bと連結されるものであり、それぞれのパウチから送り出される内容物の流れを制御する。具体的に、図6cに示すように、下部に連結部材12bが連結される筒状のハウジング43a(43b)と、そのハウジング43a(43b)内に上下動自在に挿入されるステム36と、そのステムのステム孔22cを閉じるステムラバー23と、ステム36を常時上方に付勢するバネ24と、ハウジング43a(43b)の全体を覆うカバー58とからなる。ステム36、ステムラバー23およびバネ24は、図4のステム36、ステムラバー23およびバネ24と実質的に同じである。
第1ハウジング43aは、バネ24を支持する環状の底部59aと、上部内面に形成されたステムラバー23を保持する環状のラバー保持部59bと、上部外面に形成された半径方向外側に突出する環状のフランジ部59cと、そのフランジ部59cの下方に設けられた環状の溝部59dと、下面に形成された下方に突出する筒状の連結部59eとからなる。この環状の溝部59dには、リング状のシール部材60が保持される。
このエアゾールバルブ47a(47b)は、カバー58の上部側面58aをハウジング43a(43b)方向に環状にカシメることによりステム36およびステムラバー23をハウジング43a(43b)に固定し、ステム孔22cをステムラバー23により常時シールする。カバーの下端58bは真っ直ぐ下方に延ばしている。
このエアゾールバルブ47a(47b)は、バルブホルダー46のホルダー部の貫通孔56aに挿入される。その際、エアゾールバルブ47a(47b)のカバー58の下端58bは係止溝56bに挿入され、エアゾールバルブ47a(47b)のシール部材60は段部56cに当接され、貫通孔56aとエアゾールバルブ47a(47b)との間はシールされる。そのため、このエアゾールバルブ47a、bのハウジング43a、bは、外部容器41とパウチ12の間の空間Sに露出される部位を有さない。そして、栓部51の貫通孔56aの下端は、ディップチューブ15の上端より下方に位置するように構成されている。
マウンテンカバー48は、図5および図6d、eに示すように、バルブホルダー46およびエアゾールバルブ47a(47b)を覆う円筒状のカバー部48aと、バルブホルダー46のフランジ部53と外部容器41の口部11eとを固定し、カバー部48aより大きい径の円筒状の固定部48bとを有する。
カバー部48aは、その上底にエアゾールバルブのステム36および位置決め突起57を通す3つの挿通孔48cを有している。また、カバー部48aは、その上底の下面とエアゾールバルブ47a(47b)のカバー58の上面、および、その上底の下面と突起57付近においてバルブホルダー46の上面とが当接するように下方に押し付けられた状態でカシメられており、上面に凹み部48dが形成されている。
このように構成されているため、第1パウチ42aの収納部12aから第1ディップチ
ューブ45a、第1ハウジング43a、ステム36が第1パウチ42aの収納部12a内と外部とを繋ぐ第1通路となり、第2パウチ42bの収納部12aから第2ディップチューブ45b、第2ハウジング43b、ステム36が第2パウチ42bの収納部12a内と外部とを繋ぐ第2通路となる。
つまり、それぞれのハウジング43a(43b)の連結部59eの外面にそれぞれのパウチの連結部材12bが装着されて、ハウジング43a(43b)とパウチ42a(42b)とが連結される。一方、それぞれのハウジング43a(43b)の連結部59eの内面にディップチューブ45a(45b)が装着されて、ハウジング43a(43b)とパウチ42a(42b)とが連通される。このように構成されているため、パウチ42a(42b)内に充填される内容物A1、A2は連結部材12bの内面と当接せず、内容物の透過や浸透を防止できる。さらに、長期間保存することによって、一方の内容物の成分がパウチから透過しても、その成分が他方のパウチ内に侵入することを防止する。そのため、2つの内容物A1、A2が混合されることによるさらなる製品の劣化を防止することができる。
図7の三重エアゾール容器70は、外部容器71と、その外部容器内に収容される可撓性を有する中容器72と、その中容器内に収容されるパウチ12と、外部容器71、中容器72およびパウチ12を閉じるバルブアッセンブリ73と、パウチ12とバルブアッセンブリのハウジングとを連通するディップチューブ15とを備えている。パウチ12、ディップチューブ15は、図1のパウチ12、ディップチューブ15と実質的に同じものである。
この三重エアゾール容器70は、パウチ12内に第1内容物A1が充填され、外部容器71と中容器72との間の第1空間S1に第2内容物A2が充填され、中容器72とパウチ12との間の第2空間S2に噴射剤Pが充填されて、内容物A1とA2を同時に吐出する三重エアゾール製品となる。
外部容器71は、図1の外部容器11と同様に、底部11a、筒状の胴部11b、テーパー状の肩部11c、筒状の首部11dおよびその上端に肉厚の口部11eを備えた合成樹脂製の耐圧容器である。
中容器72は、第2内容物A2を充填する前の状態では外部容器71の内面と当接する形状、つまり、外部容器71の内面と実質的に同一形状(略同一の形状)を呈している。そして、第2内容物A2が充填されることにより中容器72は圧縮される。図7の中容器72は、若干潰されたものである。中容器72は、底部72a、筒状の胴部72b、テーパー状の肩部72c、筒状の首部72dおよび首部の上端に半径方向外側に突出したフランジ部72eを備えた合成樹脂製の可撓性を有する容器である。図8に示すように、フランジ部72eの一部外縁にスリット72fが複数環状に形成されている。しかし、フランジ部72eの外縁全体が外部容器のフランジ部11eの外縁より若干内側となるように設計してもよい。また、フランジ部72eの下面に半径方向に延びる下溝72gが複数本形成されており、首部の外周面に上下方向に延びる外溝72hが複数本形成されている。前記外溝72h、下溝72g、スリット72fは、外部容器内の空間S1と連通するように形成される。また中容器の首部72dおよび口部72eの内周面は、後述するバルブアッセンブリ73のハウジングの外周と密に嵌合するように寸法が設計されている。
中容器72も外部容器71と同様に、ポリエチレンテレフタレート、ポリシクロヘキサンジメチレンテレフタレートなどのポリエステル、ナイロンなどのポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン等の合成樹脂からなる有底筒状のパリソンを2軸延伸ブロー成型によって成型することができ、特に、外部容器のパリソンの中に中容器のパリソンを入れて同時にブロー成型することもできる。
バルブアッセンブリ73は、第1空間S1と外部およびパウチ12と外部とを独立して連通させるバルブ機構を備えており、かつ、第2空間S2を密封する。詳しくは、筒状のホルダー部材75と、それに保持される筒状のハウジング76と、そのハウジング76内に上下動自在に挿入され、上下に2つの独立した下ステム孔77aおよび上ステム孔77bを有するステム77と、そのステムの下ステム孔77aを閉じる第1ステムラバー78と、そのステムの上ステム孔77bを閉じる第2ステムラバー79と、第1ステムラバー78および第2ステムラバー79を支持する筒状の保持部材80と、ステム77を常時上方に付勢するバネ81と、ハウジング76の全体を覆い、ハウジング76を外部容器71に固定するマウンテンカバー82とを有している。
ホルダー部材75は、図8に示すように、中容器72の首部72dを介して外部容器71の開口部の内面11fに沿って挿入され、その内面でハウジング76を保持する筒状の栓部86と、半径方向外側に突出しており、中容器72のフランジ部72eを介して外部容器71の口部71eの上に設けられるフランジ部87とを有する。栓部86の外周には、O−リング85を保持する環状凹部86aが形成されている。
栓部86には、ハウジング76を挿入する中心孔86bが形成されている。この栓部86は、後述するようにハウジング76内に挿入されるディップチューブ15の上端の部位までハウジング76を覆うように構成されている。つまり、栓部86の中心孔86bの下端は、ディップチューブ15の上端より下方に位置するように構成されている。このハウジング76は中容器72とパウチ12の間の空間S2に露出される部位を有さない。
またホルダー部材75のフランジ部87の一部外縁に、切欠き75aが形成されており、それと連続してフランジ部87の上面に半径方向に延びる連通溝75bが形成されている。この切欠き75aは、中容器72のスリット72fと連通するように形成される。
ハウジング76は、バネ81を支持する環状の底部76aと、上部内面に形成された第2ステムラバー79を保持する環状の第2ラバー保持部76bと、その下方に形成された第1ステムラバー78を保持する環状の第1ラバー保持部76cと、上部外面に形成された半径方向外側に突出する環状のフランジ部76dと、そのフランジ部76dの下方に設けられた環状の段部76eと、下面に形成された下方に突出する筒状の連結部76fとからなる。また、ハウジング76の上部側面には、ハウジング内外を連通する側連通孔76gが形成されている。環状の段部76eには、リング状のシール部材91が保持される。連結部76fの内部にはディップチューブ15が挿入して連結され、連結部76fの外周にはパウチ12の連結部材12bが連結される。
ステム77は、上下に2つの独立した下ステム孔77aおよび上ステム孔77bを有しており、内部にそれぞれのステム孔77a、77bと独立して外部に連通する第1ステム内通路77c、第2ステム内通路77dを有する。
第1ステムラバー78および第2ステムラバー79は、ステム77を通すものであり、それぞれ上下のステム孔77a、bを塞ぐ位置に設けられるリング状のシール材である。
保持部材80は、筒状のものであり、第1ステムラバー78と第2ステムラバー79との間に設けられ、ステム77を押し下げたときに第1ステムラバー78と第2ステムラバー79が安定した形状に撓むように保持するものである。また、側連通孔76gと保持部材80内とを連通するように側面には、連通孔80aが形成されている。
カバー82は、ハウジングのフランジ部76dを挟持するハウジング保持部82aと、ホルダー部材のフランジ部87および外部容器71の口部11eを上下に挟む固定部82bとからなる。
バルブアッセンブリ73は、ハウジング76および第1ステムラバー78によってバルブ内第1空間H1を形成し、ハウジング76、保持部材80、第1ステムラバー78および第2ステムラバー79によってバルブ内第2空間H2を形成する。つまり、パウチ12
の収納部12aからディップチューブ15、ハウジングのバルブ内第1空間H1、ステム77の第1ステム内通路77cがパウチ12の収納部12a内と外部とを繋ぐ第1通路となり、空間S1から中容器の首部の外溝72h、フランジ部の下溝72g、スリット72f、ホルダー部材の切欠き75a、連通溝75b、ハウジングの側連通孔76g、バルブ内第2空間H2、ステムの第2ステム内通路77dが空間S1と外部とを繋ぐ第2通路となる。
この三重エアゾール容器70も、ハウジング76の連結部76fの外面にパウチの連結部材12bが装着されて、ハウジング76とパウチ12とが連結される。一方、ハウジング76の連結部76fの内面にディップチューブ15が装着されて、ハウジング76とパウチ12とが連通される。そのため、パウチ12内に充填される第1内容物A1は連結部材12b内を通らず、第1内容物A1の透過を防止できる。さらに、長期間保存することによって、第1空間S1の第2内容物A2の成分が中容器を透過して第2空間S2に侵入しても、その成分がパウチ12内に侵入することを防止する。そのため、2つの内容物A1、A2が混合されることによるさらなる製品の劣化を防止することができる。
図9の三重エアゾール容器95は、図4の二重エアゾール容器30のパウチ12と外部容器31との間に中容器96を設けたものである。この三重エアゾール容器95のパウチ12内に第1内容物A1を充填し、外部容器31と中容器96との間の第1空間S1に噴射剤Pを充填し、中容器96とパウチ12との間の第2空間S2に第2内容物A2を充填することにより、2種類の内容物を同時に吐出する三重エアゾール製品となる。
このものも図4の二重エアゾール容器30と同様に、パウチ12とハウジング32とが連結部材12bによって連結され、ディップチューブ15によって連通される。そのため、パウチ12内に充填される第1内容物A1は連結部材12bの内面と当接しないように構成されており、第1内容物A1の透過や浸透を防止できる。また、第2内容物A2が連結部材12bを透過してもディップチューブにより遮断され、2つの内容物を安定して保存することができる。
A 内容物
A1 第1内容物
A2 第2内容物
P 噴射剤
S 空間
S1 第1空間
S2 第2空間
10、10a 二重エアゾール容器
11 外部容器
11a 底部
11b 胴部
11c 肩部
11d 首部
11e 口部
11f 外部容器の開口部の内面
12 パウチ
12a 収納部
12b 連結部材
13 ハウジング
13a 底部
13b 第2ラバー保持部
13c 第1ラバー保持部
13d フランジ部
13e 段部
13f 連結部
13g 側連通孔
13h スリット
14 バルブアッセンブリ
15 ディップチューブ
16a 貼着部
16b 連結部
16c 環状段部
16d 貫通孔
18 保持部材
19a 第1ステム内通路
19b 第2ステム内通路
21 ホルダー部材
22 ステム
22a 下ステム孔
22b 上ステム孔
22c ステム孔
23 ステムラバー
23a 第1ステムラバー
23b 第2ステムラバー
24 バネ
25 カバー
25a ハウジング保持部
25b 固定部
26 栓部
26a 中心孔
26b 溝
27 フランジ部
28 ハウジング
28a 連結部
29 ガスケット
30 二重エアゾール容器
31 外部容器
31a 肩部
31b ビード部
32 ハウジング
32a 底部
32b ラバー保持部
32c フランジ部
32d 段部
32e 連結部
33 バルブアッセンブリ
34 マウンテンカバー
34a ハウジング保持部
34b マウント部
35 ガスケット
36 ステム
40 二重エアゾール容器
41 外部容器
42a 第1パウチ
42b 第2パウチ
43a 第1ハウジング
43b 第2ハウジング
44 バルブアッセンブリ
45a 第1ディップチューブ
45b 第2ディップチューブ
46 バルブホルダー
47a 第1エアゾールバルブ
47b 第2エアゾールバルブ
48 マウンテンカバー
48a カバー部
48b 固定部
48c 挿通孔
48d 凹み部
51 栓部
51a 環状凹部
52 蓋部
53 フランジ部
55 O−リング
56 ホルダー部
56a 貫通孔
56b 係止溝
56c 段部
57 位置決め突起
58 カバー
58a 上部側面
58b 下端
59a 底部
59b ラバー保持部
59c フランジ部
59d 溝部
59e 連結部
60 シール部材
70 三重エアゾール容器
71 外部容器
72 中容器
72a 底部
72b 胴部
72c 肩部
72d 首部
72e フランジ部
72f スリット
72g 下溝
72h 外溝
73 バルブアッセンブリ
75 ホルダー部材
75a 切欠き
75b 連通溝
76 ハウジング
76a 底部
76b 第2ラバー保持部
76c 第1ラバー保持部
76d フランジ部
76e 段部
76f 連結部
76g 側連通孔
77 ステム
77a 下ステム孔
77b 上ステム孔
77c 第1ステム内通路
77d 第2ステム内通路
78 第1ステムラバー
79 第2ステムラバー
80 保持部材
80a 連通孔
81 バネ
82 マウンテンカバー
82a ハウジング保持部
82b 固定部
85 O−リング
86 栓部
86a 環状凹部
86b 中心孔
87 フランジ部
91 シール材
95 三重エアゾール容器
96 中容器
H1 バルブ内第1空間
H2 バルブ内第2空間

Claims (5)

  1. 外部容器と、
    その内部に収容されるパウチと、
    その外部容器およびパウチを閉じ、パウチ内と外部とを繋ぐ通路に設けられたハウジングを有するバルブアッセンブリと、
    前記パウチ内とハウジング内とを連通するディップチューブとを備えた多重エアゾール容器であって、
    前記パウチとハウジングとを連結する筒状の連結部を有し、
    前記パウチ内とハウジング内とを連通する筒状のディップチューブを有し、
    前記連結部とディップチューブとは同軸上に配置され、
    前記連結部の少なくともパウチ外の空間に露出している部位の内部には、ディップチューブが挿入され、連結部およびディップチューブの二層構造となっている、
    多重エアゾール容器。
  2. 前記ディップチューブが前記連結部と異なる種類の合成樹脂またはステンレススチールからなる、
    請求項1記載の多重エアゾール容器。
  3. 前記外部容器内にパウチを2個備えている、
    請求項1記載の多重エアゾール容器。
  4. 前記外部容器内に内袋を備えており、
    前記パウチが内袋内に収容されている、
    請求項1記載の多重エアゾール容器。
  5. 請求項1〜4記載の多重エアゾール容器に、
    第1内容物および第2内容物とからなる2液反応型の内容物を充填した、
    多重エアゾール製品。
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