JP2013128560A5 - - Google Patents

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本発明のランセットアッセンブリの好ましい態様では、ランセット係合部材が、インジェクター(穿刺部材を発射させるデバイス)の内部に設けられた「前方突出し部」に当接できるようになっている。従って、インジェクターの前端開口部からランセットケースを挿入してランセットアッセンブリをインジェクターに装填する際、ランセット係合部材の後端部がインジェクター内の前方突出し部に対して当接することになる。そして、更にランセットケースが挿入されると、その前方突出し部との当接に起因してランセット係合部材にはランセットケースに対して相対的に前方へと移動する力が働くことになり、それによって、ランセットキャップが押圧されてランセットボディから分離する。つまり、ランセットボディはランセットケース内に保持されているところ、その状態でランセット係合部材によってランセットキャップが前方へと押圧されると、ランセットキャップとランセットボディとの間に相対的に遠ざかる力が作用することになり、その結果、ランセットキャップとランセットボディとを繋いでいる連結部材が破壊される。より具体的に説明すると、ランセットボディはランセットケースに一時的に保持固定されているのでランセットケースと共に挿入方向に移動しようとするのに対し、ランセットケースに保持固定されていないランセットキャップは、前方へと移動するランセット係合部材に押される形態となり、両者にそれぞれ逆向きの力が働くことになる。従って、最終的には、その力が或る閾値を超えると、ランセットキャップとランセットボディとを繋いでいる連結部材が破壊されることになる。連結部材が破壊されると、ランセットキャップがランセットボディから分離することになるので穿刺部材の先端部が露出した状態が得られる。そして、引き続きランセットケースの挿入を継続すると、分離したランセットキャップは、ランセット係合部材に引き続き押される形態で、ランセットケース内にて穿刺軌道から逸れる位置にまで移動することになる。

Claims (19)

  1. ランセットおよびランセット係合部材ならびにそれらを収容するランセットケースから成るランセットアッセンブリであって、
    ランセットは、ランセットボディ、ランセットキャップおよび穿刺部材を有して成り、金属製の穿刺部材が樹脂製のランセットボディおよびランセットキャップにまたがってこれらの中に存在し、ランセットキャップによって穿刺部材の先端部がカバーされていると共に、ランセットキャップとランセットボディとが連結部材を介して一体的に結合しており、
    ランセット係合部材とランセットキャップとは相互に当接可能状態で設けられており、
    ランセット係合部材がランセットに対して相対的に前方の穿刺方向へと移動すると、ランセット係合部材によってランセットキャップが押圧され、それによって、連結部材が破壊されてランセットキャップがランセットボディから分離し、穿刺部材の先端部が露出したランセットボディが得られることになり、
    引き続いてランセット係合部材が前方に移動すると、分離したランセットキャップは、ランセットケース内にて穿刺部材の穿刺軌道から逸れる位置にまで移動すること
    を特徴とするランセットアッセンブリ。
  2. ランセット係合部材は、穿刺方向に沿った中央軸の周りに中空部分を備えた中空構造を有しており、
    ランセットがランセット係合部材の中空部分に収まるように、ランセット係合部材とランセットとが相互に組み合わされていることを特徴とする、請求項1に記載のランセットアッセンブリ。
  3. ランセット係合部材が、対のキャップ押圧部を有して成り、その対のキャップ押圧部がランセットキャップの後端部分に対して当接可能な状態となっていることを特徴とする、請求項1または2に記載のランセットアッセンブリ。
  4. ランセットケースから露出することなくランセットおよびランセット係合部材がランセットケース内に収容されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のランセットアッセンブリ。
  5. 分離したランセットキャップを穿刺軌道から逸れる位置に案内するスロープ部がランセットケース内に設けられていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のランセットアッセンブリ。
  6. ランセットキャップが分離される前においては、ランセットケース内部に設けられた係止部Aとランセットボディの被係止部Bとの係合に起因して、ランセットボディの前方への移動が制限されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のランセットアッセンブリ。
  7. ランセット係合部材が、係止部Aと被係止部Bとの係合状態を解くための係合解除部を有して成り、
    ランセットキャップがランセットボディから分離した後では、前方へと移動するランセット係合部材の係合解除部が、係止部Aを外向きに押し広げることになり、それによって、ランセットケースの被止部Aとランセットボディの被係止部Bとの係合状態が解除されることを特徴とする、請求項6に記載のランセットアッセンブリ。
  8. ランセットケースの胴部において一部切欠き部分が設けられていると共に、ランセット係合部材にはインジケータ部が設けられており、
    分離したランセットキャップが穿刺軌道から逸れるまでランセット係合部材が前方に移動すると、インジケータ部がランセットケースの一部切欠き部分から露出することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のランセットアッセンブリ。
  9. ランセット係合部材の後端部が、穿刺部材を発射させるインジェクターの内部に設けられた前方突出し部に対して当接できるようになっており、
    ランセットケースをインジェクターの前端開口部から挿入してランセットアッセンブリをインジェクターに装填する際、ランセット係合部材の後端部がインジェクター内の前方突出し部に当接し、更にランセットケースが挿入されると、その前方突出し部の当接に起因してランセット係合部材にはランセットケースに対して相対的に前方へと移動する力が働くことになり、それによって、ランセットキャップが押圧されてランセットボディから分離し、
    分離したランセットキャップは、引き続いてランセットケースが更に挿入されると、ランセットケース内にて穿刺軌道から逸れる位置にまで移動することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載のランセットアッセンブリ。
  10. ランセットボディの後端部が、インジェクターに設けられているプランジャーと係合する係合部を有しており、
    ランセットアッセンブリをインジェクターに装填する際、ランセットボディの後端部とプランジャーの前端部とが係合し、それによって、ランセットケースの挿入に伴ってプランジャーが後退することになり、穿刺部材の発射に必要な力がプランジャーに蓄えられることを特徴とする、請求項9に記載のランセットアッセンブリ。
  11. ランセット係合部材が可撓性ロック部材を有して成ると共に、ランセットボディが凹部を有して成り、
    穿刺部材が発射された後においてランセット係合部材がランセットケースに対して相対的に前方へと移動すると、ランセット係合部材の可撓性ロック部材がランセットケースの内壁隆起部に押し当って可撓性ロック部材が内向きに変位した状態となり、それによって、可撓性ロック部材の少なくとも一部がランセットボディの凹部に位置付けられることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載のランセットアッセンブリ。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載のランセットアッセンブリと組み合わせて用いて、穿刺部材を発射させるインジェクターであって、
    ランセットボディの後端部と係合でき、ランセットボディを穿刺方向に発射させるプランジャー、
    インジェクターの前端開口部に設けられ、前方突出し部を内部に備えた筒形状のランセットアッセンブリ受容部材、および
    穿刺に際して外部から押圧されると、穿刺部材の発射を引き起こすトリガーレバーを有して成り、
    ランセットケースの一部がランセットアッセンブリ受容部材に収まるように、ランセットアッセンブリをインジェクターに装填できるようになっており、
    ランセットボディの前方への移動が制限された状態のランセットアッセンブリをインジェクターに装填するに際しては、ランセット係合部材がランセットアッセンブリ受容部材の前方突出し部に当接し、ランセットケースが引き続いて挿入されると、その前方突出し部の当接に起因してランセット係合部材ではランセットケースに対して相対的に前方に移動する力が働くことになり、それによって、ランセットキャップがランセットボディから分離して穿刺軌道から逸れる位置にまで移動できること
    を特徴とするインジェクター。
  13. インジェクターの前方側のハウジング内壁においてケースロック部材を更に有して成り、
    ケースロック部材は、その表面にインジェクター内部方向へと突出するストッパー部を有していると共に、ケースロック部材とインジェクターのハウジング側壁面との間にバネが設けられ、それによって、ケースロック部材においてはインジェクター内部方向に向かって力が作用しており、
    ランセットアッセンブリをインジェクターに装填するに際しては、ランセットケースの外壁面に設けられたロック用突起部がケースロック部材上を摺動し、ロック用突起部がストッパー部を乗り越えると、装填されたランセットケースがインジェクターから抜け落ちないように、ロック用突起部とストッパー部とが当接可能な状態となることを特徴とする、請求項12に記載のインジェクター。
  14. 装填されたランセットアッセンブリを排出するためのエジェクターを更に有して成り、
    穿刺後においてエジェクターを前方へと移動させると、エジェクターとランセット係合部材の後端部との当接に起因してランセット係合部材がランセットケース内で前方へと移動し、それによって、ランセット係合部材の前端部がランセットケース内壁部に押し当る結果となり、
    引き続いてエジェクターを前方へと移動させると、ランセットアッセンブリには全体として前方に押圧される力が働いてランセットアッセンブリがインジェクターから排出されること
    を特徴とする、請求項12または13に記載のインジェクター。
  15. エジェクターの全体形状が長尺状になっていると共に、エジェクターの前方への移動のために力を加える力起点部が長尺状のエジェクター後端部に設けられ、その力起点部がインジェクターのハウジングから露出可能に設けられていること
    を特徴とする、請求項14に記載のインジェクター。
  16. ランセット係合部材がエジェクターによって押圧されてランセットケース内で前方へと移動するに際しては、ランセット係合部材の可撓性ロック部材がランセットケースの内壁隆起部に押し当り、それによって、可撓性ロック部材が内向きに変位してランセットボディの凹部に可撓性ロック部材の少なくとも一部が位置付けられることを特徴とする、請求項11に従属する請求項14または15に記載のインジェクター。
  17. 穿刺部材が発射された後においてランセット係合部材がエジェクターによって押圧されてランセットケース内で前方へと移動すると、ランセット係合部材のインジケータ部がランセットケースの一部切欠き部分から更に多く露出することを特徴とする、請求項8に従属する請求項14〜16のいずれか1項に記載のインジェクター。
  18. エジェクターが、前方へと長尺状に突出した形態のロック解除部を有して成り、
    穿刺後においてエジェクターを前方へと移動させると、エジェクターのロック解除部がケースロック部材に押し当ることになり、それによって、ケースロック部材が外向きに動かされてロック用突起部とストッパー部との当接可能状態が解除されることを特徴とする、請求項13に従属する請求項14〜17のいずれか1項に記載のインジェクター。
  19. 請求項1〜11のいずれか1項に記載のランセットアッセンブリおよび請求項12〜18のいずれか1項に記載のインジェクターを有して成る穿刺デバイス。
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