JP2013118858A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】穀粒を貯留する穀粒タンク9が、機体内方側に引退した作業位置と横側外方に張り出すメンテナンス位置とにわたり縦軸芯周りで回動自在に機体フレーム1に支持され、穀粒タンク9に貯留される穀粒の重量を計測する重量計測手段25が穀粒タンク9の荷重を受け止めて重量を計測可能なように機体フレーム1に支持され、メンテナンス位置から作業位置に向けて回動するに伴って、穀粒タンク9の下端支持部27を受け止め支持しながら重量計測位置まで案内する受け止め案内体26が備えられている。
【選択図】図5
Description
すなわち、穀粒タンクの機体後部側端部が縦軸芯周りで回動自在に支持されて作業位置とメンテナンス位置とに切り換え自在に設けられ、穀粒タンクにおける機体前側端部の下端に形成された下端支持部が位置する箇所に機体フレームに支持する状態で重量センサが備えられ、穀粒タンクの下端支持部を重量センサの上部に直接に載置させる状態で受け止めて、貯留された穀粒の重量を計測するように構成したものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
前記穀粒タンクに貯留される穀粒の重量を計測する重量計測手段が、前記作業位置に位置する前記穀粒タンクの荷重を受け止めて重量を計測可能な状態で前記機体フレームに備えられ、
前記穀粒タンクが前記メンテナンス位置から前記作業位置に向けて回動するに伴って、前記穀粒タンクの下端支持部を受け止め支持しながら前記重量計測手段にて重量計測が可能な重量計測位置まで案内する受け止め案内体が備えられている点にある。
前記穀粒タンクの底部が前記底部スクリューに向けて穀粒が流下案内されるように下窄まり状の傾斜姿勢にて形成され、
前記下端支持部が、前記機体前後方向視での左右幅方向の略中央部の下方に位置する状態で備えられている点にある。
図1及び図2に示すように、コンバインは、自脱型に構成され、左右一対のクローラ走行装置2を備えるとともに、機体前部に収穫対象の植立穀稈を刈り取り刈取穀稈を機体後方に向けて搬送する刈取部5が備えられ、その後方に、操縦部4、刈取穀稈を脱穀・選別する脱穀装置6、脱穀装置6にて選別回収された穀粒を貯留する穀粒タンク9、排ワラを処理する排ワラ処理装置7等が装備されている。そして、エンジン3、操縦部4、脱穀装置6、穀粒タンク9等が機体フレーム1にて載置支持される構成となっている。
図4に示すように揚穀装置12の駆動軸12aの上端部には、穀粒を穀粒タンク9内に向けて跳ね飛ばす回転羽根12bが設けられ、穀粒を極力均した状態で穀粒タンク9内に貯留させることができるように構成されている。
内筒体39bは、筒内径及び筒外径が基端側のファイバ接続部に近づくほど小径となる略円錐形状に形成されるとともに、周壁の厚みが計測用プローブ38に近づくほど小となるように形成されており、内筒体39bの内周面及び外周面は光の反射が可能な鏡面に仕上げられている。外筒体39aも同様に、筒内径及び筒外径が基端側のファイバ接続部に近づくほど小径となる略円錐形状に形成され、外筒体39aの内周面は、光の反射が可能な鏡面に仕上げられている。そして、内筒体39bの先端部と外筒体39aの先端部とにより形成される環状の開口部を投光部Oとして、内筒体3bの内部側の先端開口部を受光部Iとして、夫々機能させるようにしている。
この制御装置57による底板50の開閉操作について説明すると、開状態に切り換えるときは、閉状態にある底板50を開状態に向けて揺動させるように電動モータ56を作動させ、その後、開状態検出スイッチ58がオンすると、電動モータ56の作動を停止させる。逆に、閉状態に切り換えるときは、開状態にある底板50を閉状態に向けて揺動させるように電動モータ56を作動させ、その後、閉状態検出スイッチ59がオンすると、電動モータ56の作動を停止させる。
(1)上記実施形態では、穀粒タンク9の下端支持部27が受け止め案内体26上を転動可能なローラにて構成されるものを示したが、穀粒タンク9の下端支持部27として、ローラに代えて、摺動自在な板状の案内面を備える構成としてもよい。
又、受け止め案内体26が荷重受け止め状態と退避状態とに切り換わる構成ではなく、受け止め案内体26が荷重受け止め状態に位置固定状態で備えられる構成としてもよい。
6 脱穀装置
9 穀粒タンク
9D 底部
15 底部スクリュー
16 縦送りスクリューコンベア
18 横送りスクリューコンベア
25 重量計測手段
25A 重量検知部
26 受け止め案内体
27 下端支持部(ローラ)
31 上部案内面
H 報知手段
P2 縦軸芯
Z 重量計測位置
Claims (7)
- 刈取穀稈を脱穀装置にて脱穀処理して、脱穀処理された穀粒を前記脱穀装置から穀粒タンクに搬送して貯留するように構成され、且つ、前記穀粒タンクが、機体内方側に引退して穀粒を回収する作業位置と横側外方に張り出すメンテナンス位置とにわたり縦軸芯周りで回動自在に機体フレームに支持されているコンバインであって、
前記穀粒タンクに貯留される穀粒の重量を計測する重量計測手段が、前記作業位置に位置する前記穀粒タンクの荷重を受け止めて重量を計測可能なように前記機体フレームに支持される状態で備えられ、
前記穀粒タンクが前記メンテナンス位置から前記作業位置に向けて回動するに伴って、前記穀粒タンクの下端支持部を受け止め支持しながら前記重量計測手段にて重量計測が可能な重量計測位置まで案内する受け止め案内体が備えられているコンバイン。 - 前記穀粒タンクが前記作業位置に位置している状態において、前記穀粒タンクの下端支持部が前記受け止め案内体を介して前記重量計測手段に受け止め支持されるように構成されている請求項1記載のコンバイン。
- 前記受け止め案内体の上部案内面が、前記穀粒タンクが前記メンテナンス位置から前記作業位置に向けて回動するに伴って前記下端支持部が上方に変位するように傾斜姿勢に形成されている請求項1又は2記載のコンバイン。
- 前記受け止め案内体が、前記重量計測手段の上部に備えられる重量検知部に対して上方から載置する荷重受け止め状態と、前記重量計測手段の上方を開放するように外方に退避する退避状態とに切り換え自在に設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンバイン。
- 前記穀粒タンクの下端支持部が前記受け止め案内体上を転動可能なローラにて構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載のコンバイン。
- 前記穀粒タンク内の底部における機体前後方向視での左右幅方向の中央部よりも横側外方側に片寄った箇所に前後向きの穀粒搬送用の底部スクリューが備えられ、その底部スクリューの終端部から縦送りスクリューコンベア及び横送りスクリューコンベアを介して穀粒を外部に排出するように構成され、
前記穀粒タンクの底部が前記底部スクリューに向けて穀粒が流下案内されるように下窄まり状の傾斜姿勢にて形成され、
前記下端支持部が、前記機体前後方向視での左右幅方向の略中央部の下方に位置する状態で備えられている請求項1〜5のいずれか1項に記載のコンバイン。 - 前記重量計測手段の検出情報に基づいて、前記穀粒タンク内の貯留穀粒の重量が設定重量になったことを報知する報知手段が備えられている請求項1〜6のいずれか1項に記載のコンバイン。
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