JP6650911B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
前記穀粒存在空間が、脱穀処理された穀粒を貯留する穀粒タンクの内部空間であり、
脱穀処理された穀粒が、前記穀粒タンクの上部に形成された供給口から、回転羽根により前記穀粒タンク内に跳ね飛ばし供給され、かつ、前記供給口から跳ね飛ばされた穀粒の一部が、前記穀粒タンク内部の前記光透過部に対応する箇所に設けられた受け止め保持部によって受け止められるように構成され、
前記受け止め保持部は、前記穀粒タンクにおける前記供給口が設けられた側壁部とは異なる側壁部に設けられ、かつ、穀粒を受け止め保持する保持状態と穀粒を前記穀粒タンク内に排出する排出状態とに切り換え可能であり、
前記受け止め保持部は、上部に穀粒を取り込む開口が形成されるとともに、底部に排出口が形成され、
前記受け止め保持部に、前記排出口を閉じて穀粒を保持する閉状態と前記排出口を開放して穀粒を排出する開状態とに切り換え自在な底板と、前記受け止め保持部に穀粒が所定量以上供給されたことを検出する供給状態検出手段と、が備えられ、
前記供給状態検出手段によって前記受け止め保持部に所定量以上の穀粒が供給されたことが検出されると、前記内部品質計測手段による計測が実行され、前記底板は、前記内部品質計測手段による計測が終了すると前記開状態に切り換わり、穀粒を排出させた後に前記閉状態に戻される点にある。
図1及び図2に示すように、コンバインは、自脱型に構成され、左右一対のクローラ走行装置2を備えるとともに、機体前部に収穫対象の植立穀稈を刈り取り刈取穀稈を機体後方に向けて搬送する刈取部5が備えられ、その後方に、操縦部4、刈取穀稈を脱穀・選別する脱穀装置6、脱穀装置6にて選別回収された穀粒を貯留する穀粒タンク9、排ワラを処理する排ワラ処理装置7等が装備されている。そして、エンジン3、操縦部4、脱穀装置6、穀粒タンク9等が機体フレーム1にて載置支持される構成となっている。
図4に示すように揚穀装置12の駆動軸12aの上端部には、穀粒を穀粒タンク9内に向けて跳ね飛ばす回転羽根12bが設けられ、穀粒を極力均した状態で穀粒タンク9内に貯留させることができるように構成されている。
この内部品質計測装置36は、穀粒タンク9の外部から光透過部35を通して内方に向けて光を投射する投光部Oと、穀粒タンク9の内部に位置する穀粒から光透過部35を通して外方に向けて放出される光を受光する受光部Iとを備えた反射型の内部品質計測装置36にて構成されている。
内筒体39bは、筒内径及び筒外径が基端側のファイバ接続部に近づくほど小径となる略円錐形状に形成されるとともに、周壁の厚みが計測用プローブ38に近づくほど小となるように形成されており、内筒体39bの内周面及び外周面は光の反射が可能な鏡面に仕上げられている。外筒体39aも同様に、筒内径及び筒外径が基端側のファイバ接続部に近づくほど小径となる略円錐形状に形成され、外筒体39aの内周面は、光の反射が可能な鏡面に仕上げられている。そして、内筒体39bの先端部と外筒体39aの先端部とにより形成される環状の開口部を投光部Oとして、内筒体3bの内部側の先端開口部を受光部Iとして、夫々機能させるようにしている。
この制御装置57による底板50の開閉操作について説明すると、開状態に切り換えるときは、閉状態にある底板50を開状態に向けて揺動させるように電動モータ56を作動させ、その後、開状態検出スイッチ58がオンすると、電動モータ56の作動を停止させる。逆に、閉状態に切り換えるときは、開状態にある底板50を閉状態に向けて揺動させるように電動モータ56を作動させ、その後、閉状態検出スイッチ59がオンすると、電動モータ56の作動を停止させる。
(1)上記実施形態では、反射型の内部品質計測装置36にて穀粒の内部品質を計測するものを示したが、このような構成に代えて、透過型の内部品質計測装置にて構成されるものでもよい。例えば、穀粒タンク9の壁部9Bに一部外方に突出する突起部を両側を透明体にて形成して左右両側に投光部Oと受光部Iとを対向配置させるようしたり、又、投光部Oを受光部Iが備えられる壁部とは異なる別の壁部に備える構成としてもよい。
9B 前側縦壁部
12b 回転羽根
14 供給口
35 光透過部
36 内部品質計測手段
48 受け止め保持部
50 底板
52 排出口
60 供給状態検出手段
Q 穀粒存在空間
Claims (1)
- 刈取穀稈を脱穀処理して得られた穀粒を回収するように構成されているコンバインであって、
脱穀処理された穀粒が存在する穀粒存在空間を形成する壁部の外方側に設置される状態で、前記穀粒存在空間に存在する穀粒の内部品質を前記壁部のうち前側縦壁部に備えられた光透過部を通して計測可能な光学式の内部品質計測手段が備えられ、
前記穀粒存在空間が、脱穀処理された穀粒を貯留する穀粒タンクの内部空間であり、
脱穀処理された穀粒が、前記穀粒タンクの上部に形成された供給口から、回転羽根により前記穀粒タンク内に跳ね飛ばし供給され、かつ、前記供給口から跳ね飛ばされた穀粒の一部が、前記穀粒タンク内部の前記光透過部に対応する箇所に設けられた受け止め保持部によって受け止められるように構成され、
前記受け止め保持部は、前記穀粒タンクにおける前記供給口が設けられた側壁部とは異なる側壁部に設けられ、かつ、穀粒を受け止め保持する保持状態と穀粒を前記穀粒タンク内に排出する排出状態とに切り換え可能であり、
前記受け止め保持部は、上部に穀粒を取り込む開口が形成されるとともに、底部に排出口が形成され、
前記受け止め保持部に、前記排出口を閉じて穀粒を保持する閉状態と前記排出口を開放して穀粒を排出する開状態とに切り換え自在な底板と、前記受け止め保持部に穀粒が所定量以上供給されたことを検出する供給状態検出手段と、が備えられ、
前記供給状態検出手段によって前記受け止め保持部に所定量以上の穀粒が供給されたことが検出されると、前記内部品質計測手段による計測が実行され、前記底板は、前記内部品質計測手段による計測が終了すると前記開状態に切り換わり、穀粒を排出させた後に前記閉状態に戻されるコンバイン。
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JP2017140140A Active JP6650911B2 (ja) | 2017-07-19 | 2017-07-19 | コンバイン |
Country Status (1)
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2017
- 2017-07-19 JP JP2017140140A patent/JP6650911B2/ja active Active
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