JP2006047214A - 農産物の内部品質計測方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 載置支持部4tに載置支持された断面形状が円形又はそれに類する形状の被計測物Mにその被計測物Mの内部品質計測用の光を斜め下向きに投射する投光部1、及び、光軸が水平方向又は略水平方向を向くように位置されて、投光部1から投射されて被計測物Mを透過した光を受光する受光部2を、被計測物Mの横方向両側に振り分けて配置して、投光部1により被計測物Mに光を投射し、受光部2により被計測物Mからの透過光を受光する農産物の内部品質計測方法であって、投光部1により、光を被計測物Mの外周面における上下方向の一部分に投射し、受光部2により、被計測物Mの外周面における投光部1からの光の投射部分の下端よりも下方側に対応する部分からの透過光を受光する。
【選択図】 図2
Description
前記投光部により前記被計測物に光を投射し、前記受光部により前記被計測物からの透過光を受光する農産物の内部品質計測方法に関する。
又、投光部により、被計測物に対して光を斜め下向きに投射することにより、計測対象の被計測物が同品種である場合等のように、被計測物の大きさが多少変化する場合であっても、その大きさの変化に拘らず被計測物の内部の広い範囲の情報が得られるようにしたものであり、そのことによっても、被計測物の内部品質情報の計測精度の向上を図るようにしている。
前記投光部により前記被計測物に光を投射し、前記受光部により前記被計測物からの透過光を受光するものであって、
第1特徴構成は、前記投光部により、光を前記被計測物の外周面における上下方向の一部分に投射し、
前記受光部により、前記被計測物の外周面における前記投光部からの光の投射部分の下端よりも下方側に対応する部分からの透過光を受光する点を特徴とする。
又、被計測物の外周面における受光部にて受光する受光部分を被計測物の外周面における投光部からの光の投射部分の下端よりも下方になるようにしても、被計測物は載置部に載置されていて、その載置部により、投光部より投射された光が被計測物の下方を受光部の側に回り込むのが抑制されるので、被計測物の下方を受光部の側に回りこんできた光を受光部にて受光するのを十分に抑制することが可能となるのである。
従って、被計測物の内部品質情報の計測精度を向上し得る農産物の内部品質計測方法を提供することができるようになった。
前記投光部により、光を前記被計測物の外周面における上下方向の中央部又は略中央部に投射し、
前記受光部により、前記被計測物の外周面における上下方向の中央部よりも下方側の部分からの透過光を受光する点を特徴とする。
又、受光部により、被計測物の外周面における上下方向の中央部よりも下方側の部分からの透過光を受光するようにすることにより、被計測物に対する受光部の光入射箇所の位置を一層低くすることが可能となって、被計測物の上方を受光部の側に回り込んで受光部の光入射箇所に対して被計測物の外周面の接線方向に向かう光の進行方向が受光部の光軸に対して交差する角度を一層大きくすることが可能となり、被計測物を透過せずに被計測物の上方を受光部の側に回りこんできた光を受光部にて受光するのを一段と抑制することが可能となる。
前記投光部及び前記受光部を、前記被計測物の大きさに合わせて昇降調節する点を特徴とする。
そのような場合、被計測物の大きさが大きくなる方向に大きく変わると、投光部及び受光部を上昇させ、被計測物の大きさが小さくなる方向に大きく変わると、投光部及び受光部を下降させる形態にて、被計測物の大きさが大きく変化すると、被計測物の大きさに合わせて、被計測物の外周面における受光部にて受光する受光部分が被計測物の外周面における投光部からの光の投射部分の下端よりも下方になる状態で、投光部及び受光部の高さを調節することにより、被計測物の上方を受光部の側に回りこんできた光を受光部にて十分に受光し難くなるようにして、被計測物の内部品質情報を精度良く計測することが可能となるのである。
従って、被計測物の大きさの大きな変化にも拘わらず、被計測物の内部品質情報の計測精度を向上することができるようになった。
前記投光部及び前記受光部を、前記被計測物の大きさに合わせて横方向に移動調節する点を特徴とする。
そのような場合、被計測物の大きさが大きくなる方向に大きく変わると、投光部及び受光部夫々を被計測物から離れる方向に横方向に移動調節し、被計測物の大きさが小さくなる方向に大きく変わると、投光部及び受光部夫々を被計測物に近づく方向に横方向に移動調節する形態で、被計測物の大きさが大きく変化すると、被計測物の大きさに合わせて、投光部及び受光部を横方向に移動調節することにより、投光部により、光を被計測物の表面での乱反射を極力抑制して回り込み光の発生を極力抑制する状態で投射し、受光部により、被計測物からの透過光を適切に受光しながら回り込み光を極力受光しないようにして、被計測物の内部品質情報を精度良く計測することが可能となるのである。
従って、被計測物の大きさの大きな変化にも拘わらず、被計測物の内部品質情報の計測精度を向上することができるようになった。
先ず、本発明に係る農産物の内部品質計測方法を実施する内部品質計測装置を説明する。
図1に示すように、本発明に係る農産物の内部品質計測装置は、蜜柑等の果菜類の如き断面形状が円形又はそれに類する形状の被計測物の糖度や酸度等の内部品質を計測するものであり、被計測物Mを載置支持部としての受皿4tに載置支持した状態で計測箇所Pを経由して搬送する搬送コンベア4と、前記計測箇所Pに水平方向両横側方に振り分けた配置した投光部1及び受光部2と、内部品質計測装置の運転の制御及び被計測物Mの内部品質情報を求める制御部3等を備えて構成されている。
詳細は後述するが、前記投光部1は、受皿4tに載置支持された状態で計測箇所Pに位置する被計測物Mにその被計測物Mの内部品質計測用の光を斜め下向きに投射するように構成され、前記受光部2は、光軸が水平方向を向くように位置して、投光部1から投射されて被計測物Mを透過した光を受光するように構成されている。
図1に示すように、搬送コンベア4は、無端回動チェーン(図示省略)に設定間隔をあけて被計測物載置用の前記受皿4tを取り付けて回動駆動する構成となっており、被計測物Mをそれら複数の受皿4tに載置した状態で、計測箇所Pを順次通過していくように一列で縦列状に搬送するように構成されている。
図2ないし図5に示すように、この投光部1は、2個の光源5を備えるとともに、その2個の光源5からの光を互いに異なる投射用の光軸にて計測箇所Pに位置する被計測物Mに投射するように構成されている。又、各光源5による2本の投射用の光軸が計測箇所Pに位置する被計測物Mの表面部又はその近傍にて交差するように構成されている。
すなわち、搬送コンベア4による搬送方向に沿って離間させた2個のハロゲンランプからなる光源5が設けられ、これら2個の光源5の夫々に対応させて次のような光学系が備えられている。つまり、光源5が発光する光を反射させて被計測物Mの表面に焦点を合わせるための凹面形状の光反射板6が備えられ、この光反射板6にて集光される光の焦点位置近くに対応するように位置させて、大きめの絞り孔7aを通過させることで集光された後の光の径方向外方側への広がりを抑制する絞り板7、絞り板7を通過した光を通過させる状態、小さめの絞り孔8aを通して通過させる状態、及び、光を遮断する状態の夫々に切り換え自在な光量調節板8、集光された光源5からの光を平行光に変更させるコリメータレンズ9、平行光に変化した光を反射して屈曲させる反射板10、この反射板10にて反射された光を集光させる集光レンズ11の夫々が1個の光源5に対する光学系として備えられている。前記各光量調節板8は、電動モータ12によって一体的に揺動操作され、前記各状態に切り換え自在に構成されている。
そして、この投光部1は上記したような各部材がケーシング13に内装されてユニット状に組み立てられた構成となっている。
ケーシング13をその取付基板13sが垂直方向に沿う姿勢にて支持部材40に吊り下げ支持した状態において、前記反射板10は、コリメータレンズ9からの平行光を水平方向に対して斜め下向きに向けて反射するように垂直方向に対して下向きの傾斜状になるように配置され、前記集光レンズ11は、前記反射板10にて斜め下向きに反射される光を斜め下向きに向けて透過させて集光するように、垂直方向に対して斜め下向きの傾斜状になるように配置されている。
そして、ケーシング13をその取付基板13sが垂直方向に沿う姿勢にて支持部材40に吊り下げ支持した状態で、投光部1により光を斜め下向きに投射することができるように構成されている。
ちなみに、この実施形態では、前記投光部1により光を斜め下向きに投射するに当たって、その投射方向の水平方向に対する下向きの角度は7°程度に設定してある。
図2及び図3に示すように、この受光部2は、被計測物Mを透過した光を受け入れる光導入部I、及び、その光導入部Iにて導入される光を分光する分光器18等を備えて構成されている。
又、分光部2には、バンドパスミラー15をそのまま直進状態で通過した光の光量を検出する光量検出センサ19も備えてある。
そして、前記光導入部Iは、取付基板28sが垂直方向に沿う姿勢でケーシング28が支持部材41に吊り下げ支持された状態で、被計測物Mからの透過光を受け入れる光軸が水平方向を向くように、前記取付基板28sに支持されている。
図1及び図8に示すように、装置枠体Fの上部側箇所から位置固定状態で4本の固定支持棒31が垂下される状態で設けられ、これら4本の固定支持棒31の下端部には支持台32が取り付けられている。そして、この4本の固定支持棒31に対して4箇所の摺動支持部33により上下方向にスライド移動自在に昇降台34が支持されている。又、装置枠体Fの上部側箇所から垂下状態に支持された送りネジ35が電動モータ36にて回動自在に設けられ、昇降台34に備えられた雌ネジ部材37がこの送りネジ35に螺合しており、送りネジ35を電動モータ36にて回動操作することで昇降台34が任意の位置に上下移動調節可能な構成となっている。尚、送りネジ35は手動操作ハンドル38でも回動自在に構成されている。
前記昇降台34には、図1及び図8に示すように、投光部1と受光部2の並び方向に沿って延びる2本のガイド棒39が設けられており、ユニット状に組み付けられた投光部1及び受光部2の夫々が着脱自在に取付けられる前記一対の取付部としての支持部材40、41が各ガイド棒39にスライド移動自在に支持される構成となっている。前記各ガイド棒39は長手方向両端側で連結具39aにて連結されている。又、前記昇降台34には、投光部1と受光部2の並び方向に沿って延びる2本の送りネジ42、43が夫々水平位置調整用電動モータ44、45によって回動操作可能に設けられ、各支持部材40、41に備えられた雌ネジ部46、47が各送りネジ42、43に螺合しており、電動モータ44、45にて前記各送りネジ42、43を各別に正逆回動させることで、前記各支持部材40、41が各別に搬送コンベア4の搬送方向と直交する水平方向に沿って位置調節可能な構成となっている。従って、各支持部材40、41に夫々各別に取付けられる投光部1及び受光部2は電動モータ44、45にて前記各送りネジ42、43を各別に正逆回動させることで前記水平方向、すなわち、計測箇所Pに対して接近並びに離間する方向での相対位置を変更調節することが可能となる。
このように投光部1を支持部材40に取り付けた状態では、上述のように、取付基板13sが垂直方向を向く姿勢となり、投光部1から光が斜め下向きに投射されることになる。
又、上述のように受光部2を支持部材41に取り付けた状態では、上述のように、取付基板28sが垂直方向を向く姿勢となり、受光部2にて被計測物Mからの透過光を受け入れる光軸が水平方向を向くようになる。
そして、投光部1により、光を被計測物Mの外周面における上下方向の一部分に投射し、受光部2により、被計測物Mの外周面における投光部1からの光の投射部分の下端よりも下方側に対応する部分からの透過光を受光するように、投光部1を支持部材40に取り付ける位置決め孔13h、及び、受光部2を支持部材41に取り付ける位置決め孔28hを夫々、上下方向に複数のものからいずれかを選択することになる。
つまり、受光部2の光入射箇所である光入射筒20が、被計測物Mの外周面における投光部1からの光の投射部分の下端よりも低くなるように、投光部1を支持部材40に取り付ける位置決め孔13h、及び、受光部2を支持部材41に取り付ける位置決め孔28hを夫々、上下方向に複数のものからいずれかを選択することになる。
動作制御手段101は、被計測物Mに対する通常の計測に先立って、投光部1からの光を被計測物Mに代えて前記リファレンスフィルター49に投射して、そのリファレンスフィルター49からの透過光を、受光部2にて分光してその分光した光を受光して得られた分光スペクトルデータを基準分光スペクトルデータとして求める基準データ計測モードと、搬送コンベア4により搬送される被計測物Mに対して、投光部1から光を投射して計測分光スペクトルデータを得て、この計測分光スペクトルデータと前記基準分光スペクトルデータとに基づいて被計測物Mの内部品質を解析する通常データ計測モードとに切り換え自在に構成されている。
通常用計測条件における上下位置調整用電動モータ36の制御情報は、投光部1の上下方向の位置を、計測箇所Pに位置する被計測物Mの外周面における投光部1からの光の投射部分が被計測物Mの略赤道部分(即ち、被計測物Mの外周面における上下方向の略中央)となるような位置に調整するための制御情報であり、被計測物Mの品種に応じて、各品種の被計測物Mの大きさに合わせて設定してある。
この通常データ計測モードにおいては、上下位置調整用電動モータ36及び水平位置調節用電動モータ44、45を被計測物Mの品種に応じた通常用計測条件にて作動させる。そして、図11に示すように、通過検出センサ50による検出情報に基づいて、被計測物Mが前記計測箇所Pを通過する周期を検出し、その周期に同期させる状態で、分光した光を受光して電荷蓄積動作を設定時間実行する電荷蓄積処理と、蓄積した電荷を送り出す送出処理とを設定周期で繰り返すように、受光センサ23の動作を制御する。
つまり、各被計測物Mが計測箇所Pを通過すると予測される時間帯において、受光センサ23が設定時間だけ電荷蓄積処理を実行し、被計測物Mが計測箇所Pに存在しないと予測される各被計測物M同士の中間位置付近が計測箇所Pに位置するようなタイミングで蓄積した電荷を送り出す送出処理を実行するように、受光センサ23の動作を制御する。従って、この装置では、受光センサ23による電荷蓄積時間は常に一定で動作する構成となっている。尚、1秒間に7個づつ被計測物が通過するような処理能力とした場合には、電荷蓄積処理を実行する設定時間は、約140msec程度になる。
この開放維持時間Txは、被計測物Mの品種の違いに応じて変更させる構成となっている。説明を加えると、例えば、温州蜜柑であれば光が比較的透過しやすいので比較的短い時間(10msec程度)に設定し、伊予柑であれば光が透過し難いので長めの時間(30msec程度)に設定する。
このような品種の違いによる動作条件の設定は、作業員が切換操作具Cにて人為的に行う構成となっている。つまり、図12に示すように、切換操作具Cの設定情報が制御部3に入力され、制御部3はその設定情報に従って開放維持時間Txを変更調整する構成となっている。
具体的に説明すると、図13に前記光量検出センサ19の検出値の時間経過に伴う変化状態を示している。被計測物Mが到達するまでは投光部1から投射される光によってほぼ最大値が出力されているが、被計測物Mが計測箇所Pに至ると計測用光が遮られて光量検出センサ19の検出値(受光量)が減少し始めて検出値が予め設定した設定値以下にまで減少したとき(t1)に、被計測物Mが計測箇所Pに到達したものと判断して、その時点から設定時間が経過したとき(t2)に、シャッター機構17を開放状態に切り換える。そして、前記開放維持時間Txだけ開放状態を維持した後に、シャッター機構17を遮蔽状態に切り換えるのである。
つまり、上記したようにして得られた計測分光スペクトルデータを、前記基準データ計測モードにて求められた基準分光スペクトルデータ、及び、暗電流データを用いて正規化して、分光された各波長毎の吸光度スペクトルデータを得るとともに、その吸光度スペクトルデータの二次微分値を求める。そして、その二次微分値及び予め設定されている検量式により、被計測物Mに含まれる糖度に対応する成分量や酸度に対応する成分量を算出する解析演算処理を実行するように構成されている。つまり、前記制御部3の前記解析手段100が、前記被計測物のデータと前記基準体としてのリファレンスフィルター49のデータとに基づいて、被計測物Mの内部品質情報を求めるように構成されている。
d=log[(Rd−Da)/(Sd−Da)]
そして、制御部3は、このようにして得られた吸光度スペクトルデータdを二次微分した値のうち特定波長の値と、下記の数2に示されるような検量式とを用いて、被計測物Mに含まれる糖度や酸度に対応する成分量を算出するための検量値を求めるのである。
Y=K0+K1・A(λ1)+K2・A(λ2)
Y ;成分量に対応する検量値
K0,K1,K2 ;係数
A(λ1),A(λ2) ;特定波長λにおける吸光度スペクトルの二次微分値
説明を加えると、前記サンプルとして数十個〜数百個の被計測物を用意して、各サンプルについて前記内部品質計測装置を用いて各波長毎の分光スペクトルデータを得る。更に、前記各サンプルについて、例えば破壊分析等に基づいて被計測物の化学成分を特別な検査装置によって精度よく検出する実成分量の検出処理を実行して、被計測物の実成分量を得る。そして、上記したようにして得られた各サンプル毎の分光スペクトルデータを用いて、前記実成分量の検出結果と対比させながら、重回帰分析の手法を用いて、スペクトルデータと特定の成分についての成分量との関係を示す前記検量式を求めるのである。
次に別実施形態を説明する。
(イ) 上記の実施形態においては、被計測物Mの外周面における投光部1からの光の投射部分を、被計測物Mの略赤道部分に、被計測物Mの外周面における受光部2により被計測物Mからの透過光を受光する受光部分を、被計測物Mの外周面における赤道部分よりも下方側に夫々設定する場合について例示したが、前記投射部分及び前記受光部分夫々の上下方向での位置は、前記受光部分を前記投射部分の下端よりも下方にする条件で、種々に変更可能である。
例えば、前記投射部分及び前記受光部分の両方を被計測物Mの外周面における赤道部分よりも上方側に設定しても良い。あるいは、前記投射部分を被計測物Mの外周面における赤道部分よりも上方側に、前記受光部分を被計測物Mの外周面における赤道部分よりも下方側に設定しても良い。あるいは、前記投射部分及び前記受光部分の両方を被計測物Mの外周面における赤道部分よりも下方側に設定しても良い。
この場合は、受光部2における光導入部I及び分光器18を設けたケーシング28は定位置に固定状態に設けて、前記光ファイバーの先端の被計測物Mからの透過光を受け入れる光受入部を支持部材41に支持させることにより、前記光受入部を上下位置調節機構29にて昇降自在に、水平位置調節機構30にて水平方向に移動調節自在に構成する。
この場合は、投光部1からの光のうち、被計測物Mの上方を受光部2の側に回りこんできた光を受光部2にて受光しないようにするための投光部1及び受光部2夫々の高さの調節を、被計測物Mの大きさに合わせて、自動的に行うことが可能となる。
2 受光部
4t 載置支持部
M 被計測物
Claims (4)
- 載置支持部に載置支持された断面形状が円形又はそれに類する形状の被計測物にその被計測物の内部品質計測用の光を斜め下向きに投射する投光部、及び、光軸が水平方向又は略水平方向を向くように位置されて、前記投光部から投射されて前記被計測物を透過した光を受光する受光部を、前記被計測物の横方向両側に振り分けて配置して、
前記投光部により前記被計測物に光を投射し、前記受光部により前記被計測物からの透過光を受光する農産物の内部品質計測方法であって、
前記投光部により、光を前記被計測物の外周面における上下方向の一部分に投射し、
前記受光部により、前記被計測物の外周面における前記投光部からの光の投射部分の下端よりも下方側に対応する部分からの透過光を受光する農産物の内部品質計測方法。 - 前記投光部により、光を前記被計測物の外周面における上下方向の中央部又は略中央部に投射し、
前記受光部により、前記被計測物の外周面における上下方向の中央部よりも下方側の部分からの透過光を受光する請求項1記載の農産物の内部品質計測方法。 - 前記投光部及び前記受光部を、前記被計測物の大きさに合わせて昇降調節する請求項1又は2記載の農産物の内部品質計測方法。
- 前記投光部及び前記受光部を、前記被計測物の大きさに合わせて横方向に移動調節する請求項1〜3のいずれか1項に記載の農産物の内部品質計測方法。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113418871A (zh) * | 2021-05-08 | 2021-09-21 | 中国农业大学 | 一种便携式谷物品质快速无损检测鉴定装置 |
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2004
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CN113418871A (zh) * | 2021-05-08 | 2021-09-21 | 中国农业大学 | 一种便携式谷物品质快速无损检测鉴定装置 |
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