JP2013112386A - 紙容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも外面側から、印刷層1、紙層2、熱可塑性樹脂層3が順次積層された積層材100からなる紙容器において、紙層2と熱可塑性樹脂層3の間に易剥離層4がパターンコートされ、易剥離層4がパターンコートされた領域4Xに点線からなる第1のハーフカット線70aが形成され、易剥離層4がパターンコートされていない領域に連続した線からなる第2のハーフカット線70bが形成され、第1のハーフカット線70aと第2のハーフカット線70bで囲まれた部分を切り取って剥離片70とする。
【選択図】図3
Description
坪量320g/m2のクリアウォーター製ノーコート紙(紙層2)の一方の面に第2の熱可塑性樹脂層5として、厚さ20μmの低密度ポリエチレン(日本ポリエチレン株式会社製LC520)を押出コーティング法により積層した。更に、低密度ポリエチレン(第2の熱可塑性樹脂層5)の上にグラビアロールにて印刷層1を印刷した。得られた積層材に対して、ロータリーダイカットにて印刷層1から紙層2まで第1のハーフカット線70aおよび第2のハーフカット線70bを形成した。そして、坪量320g/m2のクリアウォーター製ノーコート紙(紙層2)の他方の面にポリコートP−91を乾燥重量で2.0g/m2となるように塗布して易剥離層4を形成し、坪量320g/m2のクリアウォーター製ノーコート紙(紙層2)の他方の面に熱可塑性樹脂層3として厚さ40μmの低密度ポリエチレン(日本ポリエチレン株式会社製LC520)を押出コーティング法により積層し、積層材100Aを得た。なお、剥離片70は図4(a)の形状とした。
実施例1のポリコートP−91を乾燥重量で5.0g/m2となるように塗布した以外は、実施例1と同様にして積層材100Aを得た。
実施例1のポリコートP−91を乾燥重量で10.0g/m2となるように塗布した以外は、実施例1と同様にして積層材100Aを得た。
坪量400g/m2のクリアウォーター製ノーコート紙(紙層2)の一方の面に第2の熱可塑性樹脂層5として厚さ20μmの低密度ポリエチレン(日本ポリエチレン株式会社製LC520)を押出コーティング法により積層した。更に、低密度ポリエチレン(第2の熱可塑性樹脂層5)の上にグラビアロールにて印刷層1を印刷した。得られた積層材に対して、ロータリーダイカットにて印刷層1から紙層2まで第1のハーフカット線70aおよび第2のハーフカット線70bを形成した。一方、二液硬化型ウレタン系接着剤を用いて、厚さ6μmのアルミニウム箔(中間層6a)と厚さ12μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(中間層6b)とをドライラミネーション法により積層し、ラミネートフィルムを作製した。そして、坪量400g/m2のクリアウォーター製ノーコート紙(紙層2)の他方の面にスチレン−アクリル酸共重合エマルジョン水系組成物を乾燥重量で2.0g/m2となるように塗布して易剥離層4を形成した後、坪量400g/m2のクリアウォーター製ノーコート紙(紙層2)の他方の面とアルミニウム箔(中間層6a)の面を対向させ、その間に厚さ20μmのエチレン−メタクリル酸共重合体(接着樹脂層7)を295℃で溶融押出してサンドイッチラミネートした。最後に、ポリエチレンテレフタレートフィルムの面に2液硬化型のウレタン系アンカーコート剤を塗布した後、厚さ60μmの低密度ポリエチレン(熱可塑性樹脂層3)を押出ラミネーション法により積層し、積層材100Bを得た。なお、剥離片70は図4(a)の形状とした。
実施例4のスチレン−アクリル酸共重合エマルジョン水系組成物を乾燥重量で5.0g/m2となるように塗布した以外は、実施例4と同様にして積層材100Bを得た。
実施例4のスチレン−アクリル酸共重合エマルジョン水系組成物を乾燥重量で10.0g/m2となるように塗布した以外は、実施例4と同様にして積層材100Bを得た。
実施例1のポリコートP−91を塗布しなかった以外は、実施例1と同様にして積層材を得た。
実施例4のスチレン−アクリル酸共重合エマルジョン水系組成物を塗布しなかった以外は、実施例4と同様にして積層材を得た。
実施例1〜6および比較例1〜2の積層材の接着強度を測定した。具体的には、実施例1〜6および比較例1〜2と同様にして積層材をそれぞれ作製し、これらから幅15mm、長さ100mmの試験片を切り出し、切り出した試験片の一端から測定対象とする層間を50mm剥がし、テンシロン引張り試験機の両チャックにそれぞれチャッキングした。25℃雰囲気下、50mm/minの引張り速度で180度方向に剥がし、最大荷重を測定した。測定は5回行い、その算術平均を接着強度として結果を表1に示した。
2 紙層
3 熱可塑性樹脂層
4 易剥離層
4X 易剥離層がパターンコートされた領域
5 第2の熱可塑性樹脂層
6a 中間層
6b 中間層
7 接着樹脂層
10 紙容器
10a ブランク材
20 上部
21,23 妻屋根部
22,24 切妻屋根部
30 胴部
31,32,33,34 側面
50 底部
51,52,53,54 底面
70 剥離片
70a 第1のハーフカット線
70b 第2のハーフカット線
100,100A,100B 積層材
L21 妻屋根部の底面部と左上面部を連設する折線
Claims (5)
- 少なくとも外面側から、印刷層、紙層、熱可塑性樹脂層が順次積層された積層材からなる紙容器において、
前記紙層と前記熱可塑性樹脂層の間に易剥離層がパターンコートされ、
前記易剥離層がパターンコートされた領域に点線からなる第1のハーフカット線が少なくとも始端と終端を除いて形成され、前記易剥離層がパターンコートされていない領域に連続した線からなる第2のハーフカット線が前記第1のハーフカット線の前記始端と前記終端を繋ぐように形成され、
前記第1のハーフカット線および前記第2のハーフカット線は前記積層材の外面側から前記熱可塑性樹脂層まで達しない深さで形成されており、
前記第1のハーフカット線と前記第2のハーフカット線で囲まれた部分を切り取って剥離片とすることを特徴とする紙容器。 - 少なくとも外面側から、印刷層、紙層、熱可塑性樹脂層が順次積層された積層材からなる紙容器において、
前記紙層と前記熱可塑性樹脂層の間に易剥離層がパターンコートされ、
前記易剥離層がパターンコートされた領域に点線からなる第1のハーフカット線が全て含まれるように形成され、前記易剥離層がパターンコートされていない領域に連続した線からなる第2のハーフカット線が前記第1のハーフカット線の始端と終端を繋ぐように形成され、
前記第1のハーフカット線および前記第2のハーフカット線は前記積層材の外面側から前記熱可塑性樹脂層まで達しない深さで形成されており、
前記第1のハーフカット線と前記第2のハーフカット線で囲まれた部分を切り取って剥離片とすることを特徴とする紙容器。 - 少なくとも外面側から、印刷層、紙層、熱可塑性樹脂層が順次積層された積層材からなる紙容器において、
前記紙層と前記熱可塑性樹脂層の間に易剥離層がパターンコートされ、
前記易剥離層がパターンコートされた領域に点線からなる第1のハーフカット線が全て含まれるように形成され、連続した線からなる第2のハーフカット線が前記第1のハーフカット線の始端と終端を繋ぐように形成されるとともに、前記易剥離層がパターンコートされた領域に前記第2のハーフカット線の始端と終端、または、全部が含まれるよう形成され、
前記第1のハーフカット線および前記第2のハーフカット線は前記積層材の外面側から前記熱可塑性樹脂層まで達しない深さで形成されており、
前記第1のハーフカット線と前記第2のハーフカット線で囲まれた部分を切り取って剥離片とすることを特徴とする紙容器。 - 少なくとも外面側から、印刷層、紙層、熱可塑性樹脂層が順次積層された積層材からなる紙容器において、
前記紙層と前記熱可塑性樹脂層の間に易剥離層がパターンコートされ、
該易剥離層がパターンコートされた領域に点線からなるハーフカット線で囲まれた剥離片が形成され、
前記ハーフカット線は前記積層材の外面側から前記熱可塑性樹脂層まで達しない深さで形成されることを特徴とする紙容器。 - 少なくとも外面側から、印刷層、紙層、熱可塑性樹脂層が順次積層された積層材からなる紙容器において、
前記紙層と前記熱可塑性樹脂層の間に易剥離層がパターンコートされ、
該易剥離層がパターンコートされた領域に外周の40%以下が含まれるように連続した線からなるハーフカット線で囲まれた剥離片が形成され、
前記ハーフカット線は前記積層材の外面側から前記熱可塑性樹脂層まで達しない深さで形成されることを特徴とする紙容器。
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JP2011261509A JP5970792B2 (ja) | 2011-11-30 | 2011-11-30 | 紙容器 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101447003B1 (ko) | 2014-01-17 | 2014-10-06 | 광동제약 주식회사 | 경품 쿠폰이 형성된 케이스 제조 방법 및 케이스 |
JP2016084156A (ja) * | 2014-10-27 | 2016-05-19 | 凸版印刷株式会社 | 液体紙容器用積層体及びそれを用いた液体用紙容器 |
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US3520464A (en) * | 1968-03-11 | 1970-07-14 | William A Pugh Sr | Lift and pull ring container |
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2011
- 2011-11-30 JP JP2011261509A patent/JP5970792B2/ja active Active
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