JP2013108640A - 固体燃料ボイラシステムと固体燃料用バーナ - Google Patents
固体燃料ボイラシステムと固体燃料用バーナ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013108640A JP2013108640A JP2011251744A JP2011251744A JP2013108640A JP 2013108640 A JP2013108640 A JP 2013108640A JP 2011251744 A JP2011251744 A JP 2011251744A JP 2011251744 A JP2011251744 A JP 2011251744A JP 2013108640 A JP2013108640 A JP 2013108640A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier gas
- coarse powder
- gas pipe
- air
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Combustion Of Fluid Fuel (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
【解決手段】バーナ15を複数有する石炭焚ボイラ124で、バーナ15には粗粉炭と微粉炭を別系統で導入し、粗粉供給系はガス予熱器(AH)18を経て搬送ガスをバーナ15に導入する高温搬送ガス配管105とAH18の前流側で配管105から分岐した低温搬送ガス配管106とAH18の後流側で配管105から分岐して配管106に接続した高温搬送ガス配管109と配管109と配管106の接続部の後流側にある粗粉混合器5で混合した粗粉をバーナ15に供給する配管107,108を備え、微粉供給系はAH18を経てバーナ15に導入する高温搬送ガス配管105'と低温搬送ガス配管106'などと配管106'に接続した粗粉を粉砕するミル24を経て微粉をバーナ15に供給する配管107'を有する。
【選択図】図1
Description
請求項1記載の発明は、2以上の固体燃料バーナ(15,15,・・・)からなるバーナグループを複数グループ備えた固体燃料ボイラ(124)と、該ボイラ(124)からの排ガスと燃焼用ガス及び搬送ガスとを熱交換するガス予熱器(18)とを有する固体燃料ボイラシステムであって、各固体燃料バーナ(15)には、固体燃料の粗粉と微粉とをそれぞれ別系統で導入して燃焼させるための、粗粉供給系統と微粉供給系統とが接続されており、前記粗粉供給系統は、前記ガス予熱器(18)を経由して固体燃料搬送ガスを前記固体燃料バーナ(15)に導入する第1の粗粉用高温搬送ガス配管(105)と、前記ガス予熱器(18)の前流側で前記第1の粗粉用高温搬送ガス配管(105)から分岐した第1の粗粉用低温搬送ガス配管(106)と、前記ガス予熱器(18)の後流側で前記第1の粗粉用高温搬送ガス配管(105)から分岐して前記第1の粗粉用低温搬送ガス配管(106)に接続される第2の粗粉用高温搬送ガス配管(109)と、該第2の粗粉用高温搬送ガス配管(109)を前記第1の粗粉用低温搬送ガス配管(106)に接続した接続部の後流側に設けられる固体燃料の粗粉を混合するための粗粉混合器(5)と、該粗粉混合器(5)から固体燃料バーナ(15)に粗粉を供給する第2の粗粉用高温搬送ガス配管(107,108)とを備え、前記微粉供給系統は、前記ガス予熱器(18)を経由して固体燃料搬送ガスを前記固体燃料バーナ(15)に導入する第1の微粉用高温搬送ガス配管(105’)と、前記ガス予熱器(18)の前流側で前記第1の微粉用高温搬送ガス配管(105’)から分岐した第1の微粉用低温搬送ガス配管(106’)と、前記ガス予熱器(18)の後流側で前記第1の微粉用高温搬送ガス配管(105’)から分岐して前記第1の微粉用低温搬送ガス配管(106’)に接続される第2の微粉用高温搬送ガス配管(109’)と、該第2の微粉用高温搬送ガス配管(109’)を前記第1の微粉用低温搬送ガス配管(106’)に接続した接続部の後流側の第1の微粉用低温搬送ガス配管(106’)に設けられる搬送ガスファン(23)(実施形態の一次空気ファン(PAF)に対応)と、 搬送ガスファン(23)の後流側の前記第1の微粉用低温搬送ガス配管(106’)に接続した固体燃料の粗粉を微粉砕して前記固体燃料の微粉を生成し、搬送ガス流に供給する微粉砕機(24)と、該微粉砕機(24)から固体燃料バーナ(15)に微粉を供給する第2の微粉用高温搬送ガス配管(107’)とを備え、前記粗粉供給系統は、前記粗粉混合器(5)が前記複数のバーナグループ(15,15,・・・)それぞれに対応して数だけ複数個設けられ、前記微粉供給系統は、前記微粉砕機(24)が前記複数のバーナグループ(15,15,・・・)に対して1機設けられていることを特徴とする固体燃料ボイラシステムである。
本発明は主に石炭(褐炭)を平均粒径で2mm程度に粗粉化して乾燥させてバーナに供給する。その際に石炭(褐炭)の燃焼を継続させるために、40μm粒子が数十%含まれる微粉炭が必要であり、燃焼継続に必要な量の微粉炭を微粉砕機で作りバーナに供給する。 また、粗粉の粒径が大きく、燃焼炉底部に落下するが、石炭は炉底部で置き火燃焼させて、熱回収を行うものである。
本発明は、乾燥処理されることで乾燥処理前の状態に比べて微粉砕し易くなった粗粉の一部を微粉炭機(ミル)で粉砕し、これを低温の搬送ガスでバーナまで搬送して着火させることで、搬送系統上での燃料の自然発火に対する安全性とバーナでの燃料の着火性とを確保する。
バーナ15の先端は空気が燃焼の初期段階で過剰に供給されるとNOx濃度の上昇を招くことから、ガイドスリーブ34で空気が燃焼の過剰供給を抑制している。
また、本発明は、燃料種も褐炭に限らず、水分が多く、粉砕動力が大きい固体燃料に広く適用できる。
石炭バンカ37内の50mmアンダーの褐炭は2段の粗粉砕機38で平均粒径数ミリ(例えば、2mm程度)に粉砕され、粗粉となる(詳細は図6参照)。その後、乾燥機39で10〜20%の水分含有量になるまで乾燥され、粗粉ホッパ1に貯留される。
粗粉の系統は粗粉ホッパ1の出口配管に設けられるロータリーバルブ2と燃料遮断弁3があり、それらを通過した粗粉は粗粉混合器5で空気と混合されてボイラ124のバーナ15へと運ばれる。
また、FDF6の出口の主搬送ガス配管105の冷空気は、空気予熱器18に入る前に分岐して第1の粗粉用低温搬送ガス配管106を通り、第1の粗粉用低温搬送ガス配管106に設けられた搬送用空気流量計9により空気流量を実測し、該実測値と後述する第4の粗粉用高温搬送ガス配管112の熱空気流量を計測する熱空気流量計12の測定値との合計を積算器116で積算し、該積算値とボイラ制御より発信される給炭量要求値(給炭量指令信号)115からの設定空気流量値との偏差を偏差器117で算出し、前記搬送用空気流量計9により計測された実測値が設定空気流量値となるように高値選択器118により第1の粗粉用低温搬送ガス配管106に設けられた搬送用空気流量調整ダンパ7を調整する。
なお、粗粉混合器5には粗粉ホッパ1からロータリーバルブ2と燃料遮断弁3を経由して粗粉が供給されることは図1で説明した通りである。
すなわち、搬送する石炭の量が低下すると空気もそれに見合って低下するが、石炭の搬送配管内での停滞を防止するために最低流量の空気を投入する必要がある。この場合、バーナ15へ入る前の空気温度設定が高いままだと、さらに空気を混合器13より投入することとなり、石炭に対する空気の比率が増すことで石炭濃度が低下し(薄くなり)、最悪失火することから、これを防止するために温度設定を下げ熱風混合器13への熱空気投入量を制限する。
前述した図2の粗粉の燃焼系統と異なるのは、図2の粗粉混合器5の代わりに粗粉を微粉にするためのミル(微粉砕機)24を設置したこと、及び前記ミル24での圧力損失分を補うために第1の粗粉用低温搬送ガス配管106’の空気遮断弁10’の前流側に一次空気ファン23を設置したこと、及び図2の熱風混合器13が設置されておらず、また熱風混合器13に熱風を送る第4の粗粉用高温搬送ガス配管112及びそれに関連する機器は設置していないことである。
図3の微粉の燃焼系統図で図2の熱風混合器13が設置されていない理由は、ミル24によって微粉炭が得られるので熱混合器13を設置しなくてもバーナ15の保炎性には問題がないためである。
また、粗粉はバーナ15ごとに供給するのに対して微粉は一台のミル24で全てのバーナ15に供給することができる。ただし、予備のミル24を1台と合わせて2台のミル24があれば良い。
すなわち、ミル24の入口温度を高くし過ぎると、石炭中の揮発分がガス化して可燃性ガスとなり危険な状態となるため、入口温度が150℃を超える場合はミル出口温度にバイアスを設けて150℃を超えないようにする。
また第1の粗粉用低温搬送ガス配管106’中の搬送用空気は一次空気ファン23に入り、昇圧されて空気遮断弁10の通過後にミル24に供給される。
バーナ15の中央の一次燃料ノズル45に粗粉と一次空気(搬送空気)の混合流が入り、ベンチュリ29で前記混合流に絞りを入れることで均一化された石炭粗粉がバーナ15の先端へ供給される。一方、微粉と一次空気の混合流は前記一次燃料ノズル45の外周部に設けられた二次燃料ノズル49に供給され、保炎リング35の直前でバーナ15の先端部に噴出される。微粉は保炎リング35の後方で巻き返し、安定した火炎を形成し、微粉より内側にある粗粉を蒸し焼きにすることで粗粉子もガス化し、燃焼され易くなる。
空気が燃焼の初期段階で過剰に供給されるとNOx濃度の上昇を招くことからバーナ15の先端部は燃焼用空気を外向きに拡大して流すガイドスリーブ34を設けて空気が固体燃料燃焼時に過剰に供給されるのを抑制している。
また、バーナ15の中央には起動時及び非常時用の油バーナ36を設置可能にしている。
粗粉中に微粉が多い場合は微粉の燃焼系統に配置する微粉炭機24の設置を省略して、サイクロンセパレータ41で分離した微粉を使用しても良い。
一方、粗粉はサイクロンセパレータ41の下部より抜出されて熱風混合器13に送られる。
(乾燥コンベア装置の構成)
図6は、本発明の実施形態に係る乾燥コンベア装置全体の系統図である。
この乾燥コンベア装置は同図に示すように、乾燥コンベア装置本体39と、その乾燥コンベア装置本体39に、例えば石炭(褐炭)などの未乾燥の粗粒子52を供給する粗粒子供給手段53と、乾燥コンベア装置本体39に乾燥用の温風を供給する温風供給手段54と、飛散した乾燥済みの微粒子を捕集する飛散粒子捕集手段55とから主に構成されている。
前記乾燥コンベア装置本体39の構成などについては、後で説明する。
前記飛散粒子捕集手段55は、サイクロンセパレータ68と、その下に設けられたロータリーシール69を有している。
(乾燥コンベア装置の動作)
図6に示すように、原料サイロ37に貯留されている例えば水分含有率が40〜50重量%程度の褐炭からなる原料56が粉砕機38で粉砕されて、粒子の大きさが1mm程度の粗粒子52となり、乾燥前ホッパ59に貯留されている。そして、下側の第2のゲート弁61を閉じた状態で上側の第1のゲート弁60を開けると、乾燥前ホッパ59内の粗粒子52の一部が第1のゲート弁60を通り、計量管部62(図7参照)内に充填され、計量管部62の容積に相当する粗粒子52の計量がなされる。計量管部62内に粗粒子52を充填した後、第1のゲート弁60を閉じる。これらゲート弁60,61の開閉動作は、個別に付設されたシリンダ63(図7参照)によってなされる。
流動化して吹き上がった粗粒子52がエプロン75から吹き出ないように、前記吹き抜け防止部材91a,91bが設けられている。
3 燃料遮断弁 4 シール空気
5 粗粉混合器 6 FDF(押込送風機)
7,7’ 搬送空気流量調整ダンパ 8,8’ 搬送空気温度調整ダンパ
9,9’ 搬送空気流量 10,10’ 空気遮断弁
11 混合器出口温度 12 熱空気流量計
13 熱風混合器 14 バーナ入口温度
15 バーナ 16 AAP(アフターエアポート)
17 置き火燃焼用コンベア 18 ガス予熱器(エアヒータ;AH)
19 EP(電気集塵機) 20 IDF(誘引送風機)
21 緊急パージ蒸気 22 緊急パージ蒸気遮断弁
23 一次空気ファン 24 ミル(微粉砕機)
26 パージ弁 27 ミル出口温度
28 ミル入口温度 29 ベンチュリ
30 二次空気 31 二次ベーン
32 三次空気 33 三次レジスタ
34 ガイドスリーブ 35 保炎リング
36 油バーナ 37 石炭バンカ
38 粗粉砕機 39 乾燥機
40 ミル出口ダンパ 41 サイクロンセパレータ
42 熱風混合ダンパ 43 バーナ空気比例制御弁
44 酸素制御弁 45 一次燃料ノズル
46 微粉搬送配管 47 微粉圧調整ダンパ
48 微粉圧力計 49 二次燃料ノズル
50 二次空気ノズル 51 三次空気ノズル
52 粗粒子 53 粗粒子供給手段
54 温風供給手段 55 飛散粒子捕集手段
56 原料 59 乾燥前ホッパ
60 第1のゲート弁 61 第2のゲート弁
62 計量管部 63 シリンダ
64 吸引ダンパ 65 送風機
66 熱交換器 68 サイクロンセパレータ
69 ロータリーシール 70 ハウジング
71 エプロンコンベア 72 駆動プーリ
73 テンションプーリ(従動プーリ) 74 設定器
75 エプロン 76 底板
77 背面板 78a,78b 補強板
79 温風吹き出し孔 81 被検出部
82 収容空間 83 排出口
84a 供給側閉塞板 84b 排出側閉塞板
85,85a,85b,85c,85d 風箱
86 底板 87a,87b 側板
88 温風導入管 89 落下粒子排出孔
90 温風供給管 91a,91b 吹き抜け防止部材
92 空気噴出ノズル 93 位置センサー
94 清掃用チェーンコンベア 95 駆動プーリ
96 従動プーリ 97 微粒子捕集配管
98 微粒子戻し配管 99 温風
100 空間部
105,105’ 主搬送ガス配管
106,106’ 第1の粗粉用低温搬送ガス配管
107,107’ 第2の粗粉用高温搬送ガス配管
108 第3の粗粉用高温搬送ガス配管
109,109’ 第1の粗粉用高温搬送ガス配管
110,110’ 緊急パージ蒸気配管
111,111’ 排ガスライン
112 第4の粗粉用高温搬送ガス配管
113 分岐低温搬送ガス配管 114 粗粉供給配管
115,115’ 給炭量要求値(給炭量指令信号)
116 積算器 117,117’ 偏差器
118,118’ 高値選択器又はその信号
119,119’ 偏差算出器 120 積算器
121 温度設定指令器 122 積算器
123 熱風量指令器 124 ボイラ
Claims (7)
- 2以上の固体燃料バーナ(15,15,・・・)からなるバーナグループを複数グループ備えた固体燃料ボイラ(124)と、該ボイラ(124)からの排ガスと燃焼用ガス及び搬送ガスとを熱交換するガス予熱器(18)とを有する固体燃料ボイラシステムであって、
各固体燃料バーナ(15)には、固体燃料の粗粉と微粉とをそれぞれ別系統で導入して燃焼させるための、粗粉供給系統と微粉供給系統とが接続されており、
前記粗粉供給系統は、
前記ガス予熱器(18)を経由して固体燃料搬送ガスを前記固体燃料バーナ(15)に導入する第1の粗粉用高温搬送ガス配管(105)と、
前記ガス予熱器(18)の前流側で前記第1の粗粉用高温搬送ガス配管(105)から分岐した第1の粗粉用低温搬送ガス配管(106)と、
前記ガス予熱器(18)の後流側で前記第1の粗粉用高温搬送ガス配管(105)から分岐して前記第1の粗粉用低温搬送ガス配管(106)に接続される第2の粗粉用高温搬送ガス配管(109)と、
該第2の粗粉用高温搬送ガス配管(109)を前記第1の粗粉用低温搬送ガス配管(106)に接続した接続部の後流側に設けられる固体燃料の粗粉を混合するための粗粉混合器(5)と、
該粗粉混合器(5)から固体燃料バーナ(15)に粗粉を供給する第2の粗粉用高温搬送ガス配管(107,108)と
を備え、
前記微粉供給系統は、
前記ガス予熱器(18)を経由して固体燃料搬送ガスを前記固体燃料バーナ(15)に導入する第1の微粉用高温搬送ガス配管(105’)と、
前記ガス予熱器(18)の前流側で前記第1の微粉用高温搬送ガス配管(105’)から分岐した第1の微粉用低温搬送ガス配管(106’)と、
前記ガス予熱器(18)の後流側で前記第1の微粉用高温搬送ガス配管(105’)から分岐して前記第1の微粉用低温搬送ガス配管(106’)に接続される第2の微粉用高温搬送ガス配管(109’)と、
該第2の微粉用高温搬送ガス配管(109’)を前記第1の微粉用低温搬送ガス配管(106’)に接続した接続部の後流側の第1の微粉用低温搬送ガス配管(106’)に設けられる搬送ガスファン(23)と、
搬送ガスファン(23)の後流側の前記第1の微粉用低温搬送ガス配管(106’)に接続した固体燃料の粗粉を微粉砕して前記固体燃料の微粉を生成し、搬送ガス流に供給する微粉砕機(24)と、
該微粉砕機(24)から固体燃料バーナ(15)に微粉を供給する第2の微粉用高温搬送ガス配管(107’)と
を備え、
前記粗粉供給系統は、前記粗粉混合器(5)が前記複数のバーナグループ(15,15,・・・)それぞれに対応して数だけ複数個設けられ、
前記微粉供給系統は、前記微粉砕機(24)が前記複数のバーナグループ(15,15,・・・)に対して1機設けられていることを特徴とする固体燃料ボイラシステム。 - 所定の間隔をおいて配置された一組の駆動用軸体(72,73)と、該一組の駆動用軸体(72,73)間に架設されて、前記駆動用軸体(72,73)周りに周回させて被搬送物を収容して搬送し、かつその底部に乾燥用気体を噴出させる気体噴出部(79)を設けた被搬送物の流動層形成用の搬送部材(75)を備え、該搬送部材(75)の下方から搬送部材(75)内に向けて前記乾燥用気体を供給する風箱(85)を設けたコンベア装置(39)を、固体燃料を粗粉砕して得た粗粉の水分量を低減用のコンベア装置として前記複数の粗粉混合器(5)及び前記微粉炭機(24)ごとに備えたことを特徴とする請求項1記載の固体燃料ボイラシステム。
- 第2の粗粉用高温搬送ガス配管(107,108)は熱風混合器(13)を介して接続する第3の粗粉用高温搬送ガス配管(107)と第4の粗粉用高温搬送ガス配管(108)からなり、熱風混合器(13)には前記第2の粗粉用高温搬送ガス配管(109)から分岐した第5の粗粉用高温搬送ガス配管(112)が接続されたことを特徴とする請求項1記載の固体燃料ボイラシステム。
- 前記微粉供給系統の設置を省略して、第2の粗粉用高温搬送ガス配管(107)と熱風混合器(13)の間に微粉を分離するサイクロンセパレータ(41)を設け、サイクロンセパレータ(41)で分離された微粉を直接固体燃料バーナ(15)に搬送する微粉圧調整ダンパ(47)を有する微粉搬送配管(46)をサイクロンセパレータ(41)と固体燃料バーナ(15)の間に設けたことを特徴とする請求項3記載の固体燃料ボイラシステム。
- 前記第5の粗粉用高温搬送ガス配管(112)には熱風混合ダンパ(42)を設け、前記第5の粗粉用高温搬送ガス配管(112)との接続部より後流側の第2の粗粉用高温搬送ガス配管(109)に搬送空気温度調節ダンパ(8)を設け、該第2の粗粉用高温搬送ガス配管(109)との接続部より前流側の前記第1の粗粉用低温搬送ガス配管(106)に搬送空気流量調整ダンパ(7)を設け、
該第2の粗粉用高温搬送ガス配管(109)との接続部より後流側の前記第1の粗粉用低温搬送ガス配管(106)に搬送空気流量を計測する搬送空気流量計(9)を設け、
前記熱風混合ダンパ(42)より後流側の第5の粗粉用高温搬送ガス配管(112)に第5の粗粉用高温搬送ガス配管(112)内の熱空気流量を計測する熱空気流量計(12)を設け、
粗粉混合器(5)の出口側にある第3の粗粉用高温搬送ガス配管(107)に粗粉混合器出口温度を計測する粗粉混合器出口温度計(11)を設け、
第4の粗粉用高温搬送ガス配管(108)にバーナ入口温度を計測するバーナ入口温度計(14)を設け、
前記搬送空気温度調節ダンパ(8)の開度を前記粗粉混合器出口温度計(11)の計測値に基づき制御し、
前記熱風混合ダンパ(42)の開度を給炭量指令値と最低空気流量との偏差値(119)に基づき算出される熱風量指令値(123)と前記バーナ入口温度計(14)の計測値の積算値(120)に基づき制御し、
搬送空気流量調整ダンパ(7)の開度を
(イ)搬送熱空気流量計(12)の計測値と空気流量計(9)の計測値の積算値(116)と給炭量指令値(115)との偏差値である第1の偏差信号(117)により算出される指令信号値(118)及び
(ロ)空気流量計(9)の計測値と最低空気流量との偏差である第2の偏差信号(119)により算出される指令信号値(118)に基づき、最低空気量を下限として必要空気量が得られるように制御する御機構を備えた
ことを特徴とする請求項1記載の固体燃料ボイラシステム。 - 中央部に粗粉炭と一次空気の混合物が流れ、内壁部に前記混合流に絞りを入れるためのベンチュリ(29)を有する一次燃料ノズル(45)を設け、
該一次燃料ノズル(45)の外周に微粉炭と一次空気の混合流が流れる二次燃料ノズル(49)を設け、
前記一次燃料ノズル(45)の出口部先端より先に二次燃料ノズル(49)の出口部先端を配置し、
該二次燃料ノズル(49)の出口部先端の外周に保炎器(35)を設け、
前記二次燃料ノズル(49)の外周には内部に二次ベーン(31)を有し、出口部が順次拡大するガイドスリーブを有する二次空気ノズル(50)を設け、
該二次空気ノズル(50)の外周には三次レジスタを有する三次空気ノズル(51)を設けた
ことを特徴とする固体燃料用バーナ。 - 請求項1記載の固体燃料ボイラシステムのバーナとして用いることを特徴とする請求項6記載の固体燃料用バーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011251744A JP5888726B2 (ja) | 2011-11-17 | 2011-11-17 | 固体燃料ボイラシステムと固体燃料用バーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011251744A JP5888726B2 (ja) | 2011-11-17 | 2011-11-17 | 固体燃料ボイラシステムと固体燃料用バーナ |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013108640A true JP2013108640A (ja) | 2013-06-06 |
JP2013108640A5 JP2013108640A5 (ja) | 2014-12-18 |
JP5888726B2 JP5888726B2 (ja) | 2016-03-22 |
Family
ID=48705578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011251744A Expired - Fee Related JP5888726B2 (ja) | 2011-11-17 | 2011-11-17 | 固体燃料ボイラシステムと固体燃料用バーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5888726B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015017789A (ja) * | 2013-07-12 | 2015-01-29 | 株式会社Ihi | ボイラ装置 |
CN104848243A (zh) * | 2015-05-04 | 2015-08-19 | 浙江大学 | 一种使用中间仓储式制粉系统的半乏气送粉方法和锅炉 |
JP2017138016A (ja) * | 2016-02-01 | 2017-08-10 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | ボイラ及びボイラへの燃料供給方法 |
CN107420933A (zh) * | 2017-08-30 | 2017-12-01 | 西安西热锅炉环保工程有限公司 | 用于球磨机热风送粉系统的乏气‑热一次风换热器系统 |
CN108757944A (zh) * | 2018-08-07 | 2018-11-06 | 深圳众诚联合能源科技有限公司 | 一种基于气流运动姿态调整技术的回转空预器密封装置 |
CN111412483A (zh) * | 2020-04-27 | 2020-07-14 | 国电南京电力试验研究有限公司 | 一种磨制高水分褐煤的中速磨制粉系统 |
CN114811556A (zh) * | 2021-01-22 | 2022-07-29 | 周腊梅 | 一种节能环保锅炉及锅炉燃烧方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105861012A (zh) * | 2016-06-16 | 2016-08-17 | 北京神雾环境能源科技集团股份有限公司 | 煤热解装置与煤粉锅炉联用系统及处理煤的方法 |
CN106439892A (zh) * | 2016-09-30 | 2017-02-22 | 上海垒锦环境科技中心 | 煤和污泥耦合燃烧发电的混合制粉系统 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH044486B2 (ja) * | 1982-11-26 | 1992-01-28 | ||
JPH07260106A (ja) * | 1994-03-18 | 1995-10-13 | Hitachi Ltd | 微粉炭燃焼バーナ及び微粉炭燃焼装置 |
JPH09170714A (ja) * | 1995-12-18 | 1997-06-30 | Babcock Hitachi Kk | 微粉炭焚バーナ |
JP2002327915A (ja) * | 2001-05-01 | 2002-11-15 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 微粉炭焚ボイラ設備のミル一次空気流量制御装置 |
JP2005291534A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Babcock Hitachi Kk | バイオマス燃料の燃焼装置及び方法 |
JP2010037134A (ja) * | 2008-08-04 | 2010-02-18 | Taiyo Nippon Sanso Corp | 無機質球状化粒子の製造方法 |
WO2011047446A1 (en) * | 2010-01-04 | 2011-04-28 | Rodolfo Antonio M Gomez | Advanced coal upgrading process for a power station |
-
2011
- 2011-11-17 JP JP2011251744A patent/JP5888726B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH044486B2 (ja) * | 1982-11-26 | 1992-01-28 | ||
JPH07260106A (ja) * | 1994-03-18 | 1995-10-13 | Hitachi Ltd | 微粉炭燃焼バーナ及び微粉炭燃焼装置 |
JPH09170714A (ja) * | 1995-12-18 | 1997-06-30 | Babcock Hitachi Kk | 微粉炭焚バーナ |
JP2002327915A (ja) * | 2001-05-01 | 2002-11-15 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 微粉炭焚ボイラ設備のミル一次空気流量制御装置 |
JP2005291534A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Babcock Hitachi Kk | バイオマス燃料の燃焼装置及び方法 |
JP2010037134A (ja) * | 2008-08-04 | 2010-02-18 | Taiyo Nippon Sanso Corp | 無機質球状化粒子の製造方法 |
WO2011047446A1 (en) * | 2010-01-04 | 2011-04-28 | Rodolfo Antonio M Gomez | Advanced coal upgrading process for a power station |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015017789A (ja) * | 2013-07-12 | 2015-01-29 | 株式会社Ihi | ボイラ装置 |
CN104848243A (zh) * | 2015-05-04 | 2015-08-19 | 浙江大学 | 一种使用中间仓储式制粉系统的半乏气送粉方法和锅炉 |
CN104848243B (zh) * | 2015-05-04 | 2018-06-01 | 浙江大学 | 一种使用中间仓储式制粉系统的半乏气送粉方法和锅炉 |
JP2017138016A (ja) * | 2016-02-01 | 2017-08-10 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | ボイラ及びボイラへの燃料供給方法 |
CN107420933A (zh) * | 2017-08-30 | 2017-12-01 | 西安西热锅炉环保工程有限公司 | 用于球磨机热风送粉系统的乏气‑热一次风换热器系统 |
CN108757944A (zh) * | 2018-08-07 | 2018-11-06 | 深圳众诚联合能源科技有限公司 | 一种基于气流运动姿态调整技术的回转空预器密封装置 |
CN108757944B (zh) * | 2018-08-07 | 2023-12-19 | 深圳众诚联合能源科技有限公司 | 一种基于气流运动姿态调整技术的回转空预器密封装置 |
CN111412483A (zh) * | 2020-04-27 | 2020-07-14 | 国电南京电力试验研究有限公司 | 一种磨制高水分褐煤的中速磨制粉系统 |
CN114811556A (zh) * | 2021-01-22 | 2022-07-29 | 周腊梅 | 一种节能环保锅炉及锅炉燃烧方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5888726B2 (ja) | 2016-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5888726B2 (ja) | 固体燃料ボイラシステムと固体燃料用バーナ | |
CN203384970U (zh) | 粉煤生物质混烧燃烧器 | |
CN203116003U (zh) | 生物质专烧燃烧器和生物质混烧锅炉 | |
US20140290251A1 (en) | Drying Conveyer, and Thermal Electric Power Generation System Provided with Same | |
JP5594941B2 (ja) | バイオマス粉砕装置、及び該装置の制御方法 | |
JP5014044B2 (ja) | 固体燃料粉砕供給装置と方法 | |
JP6180218B2 (ja) | 固体燃料燃焼装置 | |
CN109751614B (zh) | 固体燃料供给装置及其运转方法以及燃烧设备 | |
KR20100014491A (ko) | 중회분 건조 추출/ 냉각용 및 고 미연소 성분 잔류물 연소 제어용 플랜트 및 방법 | |
JP5682252B2 (ja) | 石炭・バイオマス混焼装置 | |
EA015721B1 (ru) | Система удаления и воздушно/водяного охлаждения больших количеств плотной золы | |
JP7362253B2 (ja) | 固体燃料粉砕装置及びこれを備えた発電プラント並びに固体燃料粉砕装置の制御方法 | |
JP2014037897A (ja) | バイオマス供給装置及びボイラシステム | |
JPH0814531A (ja) | 固体燃焼物の供給装置 | |
CN112138776B (zh) | 粉碎装置及锅炉系统以及粉碎装置的运转方法 | |
CN111219730B (zh) | 固体燃料供给装置及方法以及粉碎机、锅炉 | |
JP7258581B2 (ja) | 粉砕機及びボイラシステム並びに粉砕機の運転方法 | |
JP7475876B2 (ja) | 排出装置、固体燃料粉砕装置及びボイラシステム並びに排出装置の運転方法 | |
JP2023095072A (ja) | 排出装置、固体燃料粉砕装置および排出装置の制御方法 | |
CN104781606B (zh) | 用于运行蒸汽发生器的方法 | |
JP7316074B2 (ja) | 微粉燃料焚きボイラ | |
CN212092538U (zh) | 粉碎机及具备该粉碎机的固体燃料粉碎装置以及锅炉系统 | |
JP7224810B2 (ja) | 固体燃料粉砕装置及びこれを備えた発電プラント並びに固体燃料粉砕の制御方法 | |
JP7266998B2 (ja) | 灰処理装置および方法並びにボイラ | |
JPH05256424A (ja) | ゴミ燃焼方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20140616 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141029 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141029 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20141219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150610 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150707 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150902 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160112 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160210 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5888726 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |