JP7258581B2 - 粉砕機及びボイラシステム並びに粉砕機の運転方法 - Google Patents
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Description
また、回転テーブルから粉砕固体燃料が直接飛散して、ダクト内の別位置(堆積微粉炭除去用アシストガス配管より搬送用ガス流れの上流側を含む)にも堆積する可能性がある。
特に、固体燃料がバイオマス燃料のときには、粉砕固体燃料がより軽量なために、粉砕固体燃料の巻き上がりや直接飛散などで、ダクト内へ侵入し易かった。
本発明の一態様に係る粉砕機は、外殻を為す筐体と、前記筐体の内部に設けられ、固体燃料を粉砕する粉砕部と、出口開口が前記筐体の内部に連通するように前記筐体に接続されていて、前記粉砕部で粉砕した固定燃料を前記筐体の外部へ搬送する搬送用ガスを前記筐体の内部に供給する搬送用ガス供給ダクトと、前記搬送用ガス供給ダクト内に設けられ、前記出口開口に向かって第1アシスト流体を噴出する第1アシスト流体噴出部と、前記搬送用ガス供給ダクト内に設けられ、前記搬送用ガス供給ダクトの断面を覆うように第2アシスト流体を噴出する第2アシスト流体噴出部と、を備える。
上記構成では、搬送用ガス供給ダクトに堆積する粉砕固体燃料の堆積の分布状態に応じて、第2アシスト流体噴射部が設けられる所定の間隔が設定されている。第2アシスト流体噴射部が設けられる間隔が狭い箇所では、より密に第2アシストガスが噴出される。このため、第2アシスト流体噴射部が設けられる間隔が広い箇所よりも、粉砕固体燃料の遮断性が高くなる。よって、堆積状態が異なる分布に応じた遮断性とすることができる。また、例えば、堆積量が多い交差方向の位置において、第2アシスト流体噴射部を設ける間隔を短くした場合には、より好適に粉砕固体燃料の侵入を抑制することができる。
上記構成では、後方側よりも前方側において、第2アシスト流体噴射部の間隔が短い。これにより、堆積量が多くなり易い前方側において、粉砕固体燃料の遮断性を高くすることができる。したがって、より好適に粉砕固体燃料の侵入を抑制することができる。
本実施形態に係るボイラシステム1は、図1に示すように、固体燃料粉砕装置100とボイラ200とを備えている。
固体燃料粉砕装置100は、一例として石炭やバイオマス燃料等の固体燃料を粉砕し、微粉燃料を生成してボイラ200のバーナ部220へ供給する装置である。ボイラシステム1は、1台の固体燃料粉砕装置100を備えるものであるが、1台のボイラ200の複数のバーナ部220のそれぞれに対応する複数台の固体燃料粉砕装置100を備えるシステムとしてもよい。
なお、本実施形態では、上方とは鉛直上側の方向を、上部や上面などの“上”とは鉛直上側の部分を示している。また同様に“下”とは鉛直下側の部分を示している。
ここで、バイオマス燃料とは、再生可能な生物由来の有機性資源であり、例えば、間伐材、廃材木、流木、草類、廃棄物、汚泥、タイヤ及びこれらを原料としたリサイクル燃料(ペレットやチップ)などであり、ここに提示したものに限定されることはない。バイオマス燃料は、バイオマスの成育過程において二酸化炭素を取り込むことから、地球温暖化ガスとなる二酸化炭素を排出しないカーボンニュートラルとされるため、その利用が種々検討されている。
ハウジング11は、鉛直方向に延びる筒状に形成されるとともに、回転テーブル12とローラ13と分級部16と、燃料供給部17とを収容する筐体である。ハウジング11の内周面11aは、略円筒状であり、ハウジング11の上下方向に延びる中心軸線C(図2参照)は、後述する回転テーブル12及び分級部16の中心軸線(回転軸線)Cと略一致している。
ハウジング11の天井部42の中央部には、燃料供給部17が取り付けられている。この燃料供給部17は、バンカ21から導かれた固体燃料をハウジング11内に供給するものであり、ハウジング11の中心位置に上下方向に沿って配置され、下端部がハウジング11内部まで延設されている。
回転テーブル12は、平面視円形の部材であり、燃料供給部17の下端部が対向するように配置されている。また、回転テーブル12は、外周端がハウジング11の内周面11aと所定距離離間するように配置されている。回転テーブル12の上面は、例えば、中心部が低く、外側に向けて高くなるような傾斜形状をなし、外周部が上方に曲折した形状をなしていてもよい。燃料供給部17は、固体燃料(本実施形態では例えば石炭やバイオマス燃料)を上方から下方の回転テーブル12に向けて供給する。回転テーブル12は供給された固体燃料をローラ13との間で粉砕する。
回転テーブル12の外周側には、一次空気ダクト27から流入する一次空気29をハウジング11内の回転テーブル12の上方の空間に流出させる吹出口25(図2参照)が設けられている。吹出口25は、回転テーブル12の外周端とハウジング11の内周面11aとの間の隙間によって構成されている。吹出口25の上部にはベーン26(図2参照)が設置されており、吹出口25から吹き出した一次空気29に旋回力を与える。ベーン26により旋回力が与えられた一次空気29は、旋回する速度成分を有する気流となって、回転テーブル12上で粉砕された粉砕固体燃料をハウジング11内の上方の分級部16へと導く。なお、一次空気29に混合した粉砕固体燃料のうち、所定粒径より大きいものは分級部16により分級されて、または、分級部16まで到達することなく、落下して回転テーブル12に戻されて、再び粉砕される。
図1では、ローラ13が代表して1つのみ示されているが、回転テーブル12の上面を押圧するように、回転テーブル12の周方向に一定の間隔を空けて、複数のローラ13が対向して配置される。本実施形態では、例えば外周部上に120°の角度間隔を空けて、3つのローラ13が周方向に均等に配置される例について説明する。3つのローラ13が回転テーブル12の上面と接する部分(押圧する部分)は、回転テーブル12の回転中心からの距離が等距離となる。
分級部16は、ハウジング11の上部に設けられ、中空状の略逆円錐形状の外形を有している。分級部16は、その外周位置に上下方向に延在する複数の分級羽根16aを備えている。各分級羽根16aは、分級部16の中心軸線C(図2参照)周りに所定の間隔(均等間隔)を空けて並列に設けられている。また、分級部16は、ローラ13により粉砕された粉砕固体燃料を所定粒径(例えば、石炭では70~100μm)よりも大きいもの(以下、所定粒径を超える粉砕された固体燃料を「粗粉燃料」という。)と所定粒径以下のもの(以下、所定粒径以下に粉砕された固体燃料を「微粉燃料」という。)に分級する装置である。分級部16のうち、全体が回転することによって分級する回転式分級機は、ロータリセパレータとも称されている。分級部16に対しては、モータ18によって回転駆動力が与えられる。
分級部16によって分級された微粉燃料は、出口19から供給流路100bへ排出され、一次空気29とともに搬送される。供給流路100bへ流出した微粉燃料は、ボイラ200のバーナ部220へ供給される。
通常、ミル10の内部には、粉砕した固体燃料である微粉燃料を搬送するための一次空気29が供給されて、圧力が高くなっている。バンカ21の直下にある上下方向に延在する管であるダウンスパウト部24には内部に燃料が積層状態で保持されていて、ダウンスパウト部24内に積層された燃料層により、ミル10側の一次空気29と微粉燃料が逆流入しないようなシール性を確保している。
ミル10へ供給する固体燃料の供給量は、搬送部22のベルトコンベアのベルト速度で調整されてもよい。
送風部30は、ハウジング11へ送風される一次空気29を適切な温度に調整するために、熱ガス送風機30aと、冷ガス送風機30bと、熱ガスダンパ30cと、冷ガスダンパ30dとを備えている。
一次空気29の流量は、熱ガス送風機30aが送風する一次空気29の流量と冷ガス送風機30bが送風する一次空気29の流量の合計の流量となり、一次空気29の温度は、熱ガス送風機30aが送風する一次空気29と冷ガス送風機30bが送風する一次空気29の混合比率で決まり、制御部50によって制御される。
また、熱ガス送風機30aが送風する一次空気29に、ガス再循環通風機を介して電気集塵機など環境装置を通過したボイラ200から排出された燃焼ガスの一部を導き、混合気とすることで、一次空気流路100aから流入する一次空気29の酸素濃度を調整してもよい。
また、本実施形態の状態検出部40は、例えば、温度計測手段であり、ローラ13により粉砕された固体燃料を分級部16へ供給するための一次空気29を、ハウジング11の内部に送風する送風部30により温度調整される一次空気29のハウジング11での温度を検出して、上限温度を超えないように送風部30を制御する。なお、一次空気29は、ハウジング11内において、粉砕物を乾燥しながら搬送することによって冷却されるので、ハウジング11の上部空間の温度は、例えば約60~80度程度となる。
ボイラ200は、火炉210とバーナ部220とを備えている。
ボイラ200の各熱交換器への給水は、エコノマイザ(図示省略)において加熱された後に、蒸発器(図示省略)及び過熱器(図示省略)によって更に加熱されて高温高圧の蒸気が生成され、蒸気タービン(図示省略)へと送られて発電機(図示省略)を回転駆動して発電が行われる。
一次空気ダクト27は、一次空気流路100a(図1参照)から一次空気29が導入される。一次空気ダクト27は、例えば横断面が略矩形状とされた角筒形状をしている。また、図3に示すように、一次空気ダクト27の一端には、ハウジング11内に開口するダクト出口(出口開口)28が設けられている。すなわち、ダクト出口28は、ハウジング11の内部に連通している。一次空気ダクト27は、水平面に対して所定の傾斜角度θ1を有するように傾斜してもよい(図2参照)。また、一次空気ダクト27は、ハウジング11の側面部11bに連通している。一次空気ダクト27は、一次空気流路100a(図1参照)からの一次空気29をダクト出口28から排出することでハウジング11内に一次空気29を供給する。一次空気ダクト27からハウジング11内に供給された一次空気29は、吹出口25から吹出して、ローラ13及び回転テーブル12によって粉砕された粉砕固体燃料を分級部16へと気流搬送する。更に分級部16で、所定の粒径より小さい微粉燃料と所定の粒径より大きい微粉燃料とに分級して、所定粒径よりも小さい微粉燃料を一次空気29の流れによって、ハウジング11の外部へ出口19から搬出する。その際、所定粒径より大きい微粉燃料は、分級部16に阻害され、落下して再び回転テーブル12の上に戻されて再粉砕が行われる。出口19からハウジング11の外部へ搬出された微粉燃料は、バーナ部220に供給されて燃焼される。
また、本実施形態では、同一のアシストガス配管60内には、第1アシスト流体と第2アシスト流体が流通している場合を記載するが、第1アシスト流体と第2アシスト流体は別々のアシストガス配管を流通してもよい。
図6のP1は、ミル10を停止した時間である。ミル10を停止すると、第1アシストガス噴出ノズル61及び第2アシストガス噴出ノズル62他からハウジング11内に蒸気を噴出する(酸素濃度低下運転)。噴出する蒸気流量が所定の流量となると、当該流量を維持するように蒸気の噴出を行う。この時、ハウジング11内に設けた酸素濃度計(図示省略)が計測した酸素濃度を確認し、酸素濃度が所定の値以下となった後、もしくは所定時間経過後に第1アシストガス噴出ノズル61及び第2アシストガス噴出ノズル62他による蒸気の噴出を停止する(P2)。P2から所定時間経過後(例えば、10分から30分後)に、酸素濃度が所定の値以下となっていない場合には、再度第1アシストガス噴出ノズル61及び第2アシストガス噴出ノズル62から蒸気を噴出し、酸素濃度を所定の値以下に維持する(P3)。その後、所定時間経過後に、第1アシストガス噴出ノズル61及び第2アシストガス噴出ノズル62による蒸気の噴出を停止する(P4)。そして、P4から所定時間経過後(例えば、30分後)にクリアリング運転を開始するまでハウジング11内の酸素濃度が所定の値以下となる状態を維持するため、蒸気の追加(P3)と蒸気の追加の停止(P4)とを繰り返す。なお、酸素濃度計は必須ではなく、酸素濃度計を設けずに、予備試験で酸素濃度低下に必要な蒸気供給量を監視してもよい。なお、酸素濃度を低下させる際は、所望の蒸気流量を噴出できるならば、第1アシストガス噴出ノズル61もしくは第2アシストガス噴出ノズル62のいずれか一方のみから蒸気を噴出しても良い。
本実施形態では、第1アシストガス噴出ノズル61から蒸気を噴出することで、一次空気ダクト27に堆積した固体残留燃料(図3のF1参照)をダクト出口28からハウジング11の内部へ排出することができる。
本実施形態では、後方側の領域(図4の領域A)よりも前方側(図4の領域B)において、第2アシストガス噴出ノズル62の設置間隔が短い。これにより、堆積量が多くなり易い前方側において、微粉燃料を含む固体残留燃料の遮断性を高くすることができる。したがって、より好適に微粉燃料を含む固体残留燃料の侵入を抑制することができる。
例えば、上記実施形態では、一本のアシストガス配管60に、第1アシストガス噴出ノズル61と第2アシストガス噴出ノズル62の両方を設ける例について説明したが、本発明はこれに限定されない。第1アシストガス噴出ノズル61が設けられる配管と、第2アシストガス噴出ノズル62が設けられる配管とを別の配管としてもよい。このように構成することで、第1アシストガス噴出ノズル61と、第2アシストガス噴出ノズル62とを異なる位置に設けることができる。また、第1アシストガス噴出ノズル61から噴出される流体と、第2アシストガス噴出ノズル62から噴出される流体とを異なる流体とすることができる。第1アシストガス噴出ノズル61が設けられる配管と、第2アシストガス噴出ノズル62が設けられる配管とを別の配管とする場合には、第1アシストガス噴出ノズル61から噴出される蒸気の流れを妨げないように、第2アシストガス噴出ノズル62が設けられる配管は一次空気29流れにおける上流側に設けることが好ましい。
10 :ミル(粉砕機)
11 :ハウジング(筐体)
11a :内周面
11b :側面部
11d :底面部
12 :回転テーブル
13 :ローラ(粉砕ローラ)
14 :駆動部
16 :分級部
16a :分級羽根
17 :燃料供給部
18 :モータ
19 :出口
20 :給炭機
21 :バンカ
22 :搬送部
23 :モータ
24 :ダウンスパウト部
25 :吹出口
26 :ベーン
27 :一次空気ダクト(搬送用ガス供給ダクト)
28 :ダクト出口(出口開口)
29 :一次空気(搬送用ガス)
30 :送風部
30a :熱ガス送風機
30b :冷ガス送風機
30c :熱ガスダンパ
30d :冷ガスダンパ
40 :状態検出部
41 :底部
42 :天井部
45 :ジャーナルヘッド
47 :支持アーム
48 :支持軸
49 :押圧装置
50 :制御部
60 :アシストガス配管
61 :第1アシストガス噴出ノズル(第1アシスト流体噴射部)
62 :第2アシストガス噴出ノズル(第2アシストガス噴射部)
70 :スクレーパ
71 :アーム部
72 :掃出部
73 :スピレージシュート
74 :排出管
75 :スピレージホッパ
100 :固体燃料粉砕装置
100a :一次空気流路
100b :供給流路
200 :ボイラ
210 :火炉
220 :バーナ部
Claims (10)
- 外殻を為す筐体と、
前記筐体の内部に設けられ、固体燃料を粉砕する粉砕部と、
出口開口が前記筐体の内部に連通するように前記筐体に接続されていて、前記粉砕部で粉砕した固定燃料を前記筐体の外部へ搬送する搬送用ガスを前記筐体の内部に供給する搬送用ガス供給ダクトと、
前記搬送用ガス供給ダクト内に設けられ、前記出口開口に向かって第1アシスト流体を噴出する第1アシスト流体噴出部と、
前記搬送用ガス供給ダクト内に設けられ、前記搬送用ガス供給ダクトの断面を覆うように第2アシスト流体を噴出する第2アシスト流体噴出部と、を備え、
前記第1アシスト流体噴出部は、前記第2アシスト流体噴出部よりも前記出口開口側に設けられている粉砕機。 - 外殻を為す筐体と、
前記筐体の内部に設けられ、固体燃料を粉砕する粉砕部と、
出口開口が前記筐体の内部に連通するように前記筐体に接続されていて、前記粉砕部で粉砕した固定燃料を前記筐体の外部へ搬送する搬送用ガスを前記筐体の内部に供給する搬送用ガス供給ダクトと、
前記搬送用ガス供給ダクト内に設けられ、前記出口開口に向かって第1アシスト流体を噴出し、前記搬送用ガス供給ダクトに堆積した固体燃料を前記出口開口から前記筐体の内部へ排出する第1アシスト流体噴出部と、
前記搬送用ガス供給ダクト内に設けられ、前記搬送用ガス供給ダクトの断面を覆うように第2アシスト流体を噴出し、前記搬送用ガス供給ダクトの内部方向へ向かう固体燃料を遮断する第2アシスト流体噴出部と、を備える粉砕機。 - 前記第2アシスト流体噴出部は、前記筐体と前記搬送用ガス供給ダクトとの接続部分に向かって前記第2アシスト流体を噴出する請求項1または請求項2に記載の粉砕機。
- 前記第2アシスト流体噴出部は、複数設けられていて、
複数の前記第2アシスト流体噴出部は、前記搬送用ガス供給ダクト内を流通する搬送用ガスの流れ方向と交差する方向に沿って所定の間隔で並んで設けられていて、
前記所定の間隔は、前記搬送用ガス供給ダクトに堆積する前記粉砕部で粉砕された固体燃料の堆積状態の分布に応じて設定されている請求項1から請求項3のいずれかに記載の粉砕機。 - 前記粉砕部は、略鉛直方向に沿う回転軸を中心として前記筐体に対して回転可能に支持される回転テーブルと、前記回転テーブル上で固体燃料を粉砕する粉砕ローラと、を有し、
前記所定の間隔は、前記回転テーブルの回転運動の進行方向の後方側よりも、前記進行方向の前方側の方が短くなっている請求項4に記載の粉砕機。 - 前記第2アシスト流体噴出部は、前記出口開口側に、鉛直方向に対して5度から45度の角度を為すように、第2アシストガスを噴出する請求項1から請求項5のいずれかに記載の粉砕機。
- 前記第1アシスト流体噴出部及び前記第2アシスト流体噴出部は、同一のアシストガス配管に設けられている請求項1から請求項6のいずれかに記載の粉砕機。
- 請求項1から請求項7のいずれかに記載の粉砕機と、
前記粉砕機で粉砕された固体燃料を燃焼し、蒸気を生成するボイラと、を備え、
前記第2アシスト流体は、前記ボイラで生成された蒸気であるボイラシステム。 - 外殻を為す筐体に接続され、前記筐体内に粉砕部で粉砕された固体燃料を前記筐体の外部へ搬送する搬送用ガスを供給する搬送用ガス供給ダクト内に設けられた第1アシスト流体噴出部から、前記搬送用ガス供給ダクトの出口開口に向かって第1アシスト流体を噴出する工程と、
前記搬送用ガス供給ダクト内に設けられた第2アシスト流体噴出部から、前記搬送用ガス供給ダクトの断面を覆うように第2アシスト流体を噴出する工程と、を備え、
前記第1アシスト流体噴出部は、前記第2アシスト流体噴出部よりも前記出口開口側に設けられている粉砕機の運転方法。 - 外殻を為す筐体に接続され、前記筐体内に粉砕部で粉砕された固体燃料を前記筐体の外部へ搬送する搬送用ガスを供給する搬送用ガス供給ダクト内に設けられた第1アシスト流体噴出部から、前記搬送用ガス供給ダクトの出口開口に向かって第1アシスト流体を噴出し、前記搬送用ガス供給ダクトに堆積した固体燃料を前記出口開口から前記筐体の内部へ排出する工程と、
前記搬送用ガス供給ダクト内に設けられた第2アシスト流体噴出部から、前記搬送用ガス供給ダクトの断面を覆うように第2アシスト流体を噴出し、前記搬送用ガス供給ダクトの内部方向へ向かう固体燃料を遮断する工程と、を備えた粉砕機の運転方法。
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