JP2013105516A - 光学素子用のホルダ、光学素子ユニットおよび光ピックアップ装置 - Google Patents

光学素子用のホルダ、光学素子ユニットおよび光ピックアップ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光学素子を簡易かつ適正に取り付けることが可能な光学素子用のホルダおよびそれを用いた光ピックアップ装置を提供する。
【解決手段】回折格子ホルダHには、領域Rを規定する壁H11a〜11eが形成され、領域Rに係るように突部H15が形成されている。突部H15は、鍔部H13に形成され、鍔部H13が撓むことにより、領域Rから離れる方向に変位可能である。回折格子102の下面と左面を壁H11e、H11dに当接させた状態で、領域Rに回折格子102を嵌め込むと、鍔部H13が撓み、突部H15が回折格子102の上面に乗り上げる。この状態から、回折格子102の後面が支持面H16、H17に当接するまで、回折格子102を押し込む。鍔部H13の復帰力によって回折格子102が壁H11eに押し付けられ、位置決めされる。この状態で、凹部H19a、H19bに接着剤を付与する。
【選択図】図5

Description

本発明は、光学素子用のホルダ、当該ホルダに光学素子が装着された光学素子ユニット、および、当該光学素子ユニットを搭載する光ピックアップ装置に関する。
従来、光ピックアップ装置には、回折格子やハーフミラー等の種々の光学素子が設置されている。これら光学素子は、光ピックアップ装置のハウジングに精度良く取り付けられる必要がある。この場合、光学素子は、ホルダに装着された状態でハウジングに取り付けられる場合がある。たとえば、矩形状の回折格子をハウジングに設置する場合、回折格子をホルダに装着した後、ホルダがハウジングに取り付けられる(たとえば、特許文献1)。
特開2011−108322号公報
上記のようにホルダを用いて光学素子をハウジングに装着する場合、まずは、光学素子をホルダに精度良く装着する必要がある。光学素子がホルダに対してずれていると、ホルダをハウジングに精度良く装着しても、光学素子が適正な位置からずれてしまい、所期の光学特性が発揮されない。
本発明は、かかる問題を解消するためになされたものであり、光学素子を簡易かつ適正に取り付けることが可能な光学素子用のホルダ、当該ホルダに光学素子が装着されてなる光学素子ユニット、および、当該光学素子ユニットを搭載する光ピックアップ装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、光学素子を保持して設置部材に装着するためのホルダに関する。本態様において、前記ホルダは、可撓性を有する材料からなっている。前記ホルダには、前記光学素子が所定の隙間をもって嵌め込まれる輪郭の領域を規定する壁面と、前記壁面に垂直な方向に突出し、前記領域から離れる方向に変形可能な支持部に形成された突部と、前記光学素子が前記領域に嵌め込まれたときに、嵌め込み方向側にある前記光学素子の側面に当接する支持面と、が一体形成されている。前記突部は、前記突部に対向する前記壁面に前記光学素子の側面を当接させつつ前記領域に前記光学素子が嵌め込まれると、前記突部の先端が前記光学素子の端縁に当たるように形成される。前記突部の先端が前記光学素子の前記端縁に当たった状態から前記光学素子がさらに前記嵌め込み方向に押し込まれると、前記支持部が弾性的に変形して、前記突部が、前記光学素子の前記端縁を乗り越えて前記光学素子の側面に当接し、前記嵌め込み方向側にある前記光学素子の前記側面が前記支持面に当接する。
本態様のホルダによれば、突部に対向する壁面に光学素子の側面を当接させつつ壁面により規定された領域に光学素子を嵌め込むことにより、光学素子をホルダに保持させることができる。このとき、支持部が弾性的に変形し、その復元力によって、光学素子が壁面に押し付けられる。これにより、光学素子の位置ずれが抑制され、ホルダに対して光学素子が位置決めされる。また、嵌め込み方向側にある光学素子の側面がホルダ側の支持面に
当接することにより、嵌め込み方向において、光学素子が位置決めされる。このように、本態様によれば、光学素子を簡易かつ適正にホルダに取り付けることができる。
本態様のホルダにおいて、前記突部は、前記光学素子の嵌め込み方向に延びる注状の形状を有するのが望ましい。こうすると、嵌め込み方向(光学素子の厚み方向)の広い範囲において、突部が光学素子を押すようになるため、安定的に、光学素子を壁部に押し付けることができる。
また、この場合、前記光学素子が前記領域に嵌め込まれる際に前記光学素子の前記端縁が当接する前記突部の側面が、前記領域の内側に向かって次第に前記支持面に近づくように傾斜しているのが望ましい。こうすると、光学素子の前記端縁が突部の側面に当接した後に突部を変位させ易くなり、光学素子の取り付け作業が容易になる。
なお、前記領域の外周に沿って、前記支持面よりも前記嵌め込み方向に後退した溝部を形成するのが望ましい。こうすると、支持面と壁部との境界が、ホルダ成形時のなまりによって丸みを帯びても、この部分に光学素子が当接するのを回避できる。よって、光学素子をホルダに適正に取り付けることができる。
本態様のホルダにおいて、前記光学素子は、たとえば四角形の輪郭を有するものとされ得る。この場合、ホルダには、前記四角形の4つの辺にそれぞれ対応する壁面が形成され、前記突部は、前記壁面により規定される四角形の領域の一辺に掛かるように形成される。そして、前記光学素子は、前記四角形の領域の前記突部が掛かる辺に対向する第1の辺を規定する第1の壁面と、前記第1の辺に隣り合う第2の辺を規定する第2の壁面とに押し付けられるようにして、前記壁面の内側に嵌め込まれる。
この構成では、前記第1の辺と前記第2の辺との境界部分に、前記光学素子の角部と前記ホルダとの当接を回避するための逃がし部が形成されるのが望ましい。こうすると、前記第1の辺と前記第2の辺との境界部分において、ホルダ成形時のなまりによってホルダが丸みを帯びても、この部分に光学素子が当接するのを回避できる。よって、光学素子をホルダに適正に取り付けることができる。
また、この構成では、前記四角形の領域の前記突部が掛かる前記辺を規定する壁面が、第3の壁面と第4の壁面に分離されるよう構成され得る。この場合、前記突部が前記第3の壁面に形成され、前記第3の壁面と前記第4の壁面とを分離する空間が、前記第3の壁面と前記第4の壁面の間から前記第3の壁面に対して前記突部と反対側の領域へと連通して設けられることにより、前記第3の壁面と前記空間との間に前記支持部が形成されるよう構成され得る。こうすると、一体成形時にホルダに設けられる空間を調整することにより、突部を弾性的に変位させることができ、簡素な構成により、光学素子を保持するための機構を実現することができる。
本態様に係るホルダは、前記領域を挟む位置に形成され、空間によって区画されることにより前記嵌め込み方向に可撓性を有する板状の第1および第2の腕部と、前記第1および第2の腕部の片方の面にそれぞれ形成され、前記ホルダが前記設置部材に装着される際に、前記設置部材の当接面に当接する第1および第2の突部と、をさらに備える構成とされ得る。この場合、前記ホルダが前記設置部材に設置されると、前記第1および第2の突部が前記当接面に当接することにより前記第1および第2の腕部が弾性変形し、変形した前記第1および第2の腕部の弾性復帰力により、前記ホルダの側面が、前記設置部材の保持部に押し付けられる。この構成によれば、一体成形時にホルダに設けられる空間を調整することにより、第1および第2の腕部を弾性的に変位させることができ、簡素な構成により、光学素子を設置部材に保持させるための機構を実現することができる。
この構成において、ホルダは、前記ホルダが前記設置部材に設置されると前記設置部材側の受け部に載置され、中心軸が前記嵌め込み方向に平行となるよう形成された円柱状の支軸部を、さらに備える構成とされ得る。この場合、前記ホルダが前記設置部材に設置されると、前記支軸部が前記受け部に載置され、前記ホルダが、前記支軸部を軸として揺動可能に前記設置部材に保持される。こうすると、設置部材に設置した後にホルダを揺動させて、光学素子の位置調整を行うことができる。しかも、この場合、前記第1および第2の腕部の弾性復帰力によってホルダの側面が設置部材の保持部に押し付けられているため、ホルダの側面と保持部材との間の摩擦力によって、ホルダが各調整位置に仮止めされる。よって、ホルダの調整を円滑に行うことができる。
本発明の第2の態様は、光学素子とそのホルダが一体化された光学素子ユニットに関する。本態様に係る光学素子ユニットは、上記第1の態様に係る光学素子用のホルダと、前記ホルダに装着される光学素子と、を備える。
本態様によれば、上記第1の態様と同様の効果が奏され得る。
本発明の第3の態様は、光ピックアップ装置に関する。本態様に係る光ピックアップ装置は、第1の態様に係る光学素子用のホルダと、レーザ光源から出射されたレーザ光をディスクに照射するための光学系と、前記光学系が設置される前記設置部材としてのハウジングと、を備える。ここで、前記光学系を構成する少なくとも一つの光学素子が前記ホルダに保持され、前記光学素子を保持した前記ホルダが前記ハウジングのホルダ装着部に取り付けられる。
本態様によれば、上記第1の態様と同様の効果が奏され得る。
以上のとおり、本発明によれば、光学素子を簡易かつ適正に取り付けることが可能な光学素子用のホルダ、当該ホルダに光学素子が装着されてなる光学素子ユニット、および、当該光学素子ユニットを搭載する光ピックアップ装置を提供することができる。
本発明の特徴は、以下に示す実施の形態により更に明らかとなろう。ただし、以下の実施の形態は、あくまでも本発明の一つの実施形態であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以下の実施の形態により何ら制限されるものではない。
実施の形態に係る光ピックアップ装置の光学系を示す図である。 実施の形態に係る光ピックアップ装置の構成を示す図である。 実施の形態に係る光ピックアップ装置の構成を示す図である。 実施の形態に係るホルダの構成示す図である。 実施の形態に係るホルダの構成示す図である。 実施の形態に係るホルダの構成示す図である。 実施の形態に係るホルダに対する回折格子の取り付け工程を説明する図である。 実施の形態に係る穴と溝の作用を説明する図である。 実施の形態に係るハウジングに対するホルダの取り付け工程を説明する図である。 実施の形態に係るハウジングに対するホルダの取り付け工程を説明する図である。
本実施の形態は、BD(ブルーレイディスク)、CD(Compact Disc)およびDVD(Digital Versatile Disc)にレーザ光を照射する光ピックアップ装置に本発明を適用したものである。
図1(a)、(b)に、実施の形態に係る光ピックアップ装置の光学系を示す。図1(a)は光学系の上面図、図1(b)は対物レンズアクチュエータ周辺部分を側面側から見た内部透視図、図1(c)は半導体レーザ101におけるレーザ素子の配置状態を示す図である。
図1(a)を参照して、光ピックアップ装置は、半導体レーザ101と、回折格子102と、平板状の偏光ビームスプリッタ(PBS)103と、λ/4板104と、コリメータレンズ105と、レンズアクチュエータ106と、立ち上げミラー107と、対物レンズ108と、回折光学素子109と、光検出器110を備える。
半導体レーザ101は、波長400nm程度のレーザ光(以下、「BD光」という)と、波長650nm程度のレーザ光(以下、「DVD光」という)と、波長780nm程度のレーザ光(以下、「CD光」という)を同一方向に出射する。
図1(c)に示すように、半導体レーザ101は、一つのCAN内に、BD光、DVD光、CD光をそれぞれ出射するレーザ素子101a、101b、101cを備える。レーザ素子101b、101cは、発光点の間隔がw2となるように一体的に形成され、レーザ素子101aは、その発光点とレーザ素子101bの発光点との間隔がw1(w1>w2)となるように形成されている。レーザ素子101a、101b、101cは、各発光点が一直線上に並ぶように形成されている。半導体レーザ101以降の光学系は、その光軸がDVD光の光軸に整合するように調整されている。
回折格子102は、半導体レーザ101から出射されたBD光、DVD光、CD光のうちBD光のみをメインビームと2つのサブビームに分割する。DVD光とCD光も回折格子102による回折作用を受けるが、これら光のサブビームの強度は、極めて小さくなっている。回折格子102は、光軸方向に見たときの輪郭が平行四辺形の板状の光学素子である。
PBS103は、回折格子102側から入射されたレーザ光を反射する。PBS103は、薄板状の平行平板となっており、その入射面に、偏光膜が形成されている。半導体レーザ101は、BD光、DVD光、CD光の偏光方向がPBS103に対してS偏光となるように配置されている。
λ/4板104は、PBS103によって反射されたレーザ光を円偏光に変換するとともに、ディスクからの反射光を、ディスクへ向かうときの偏光方向に直交する直線偏光に変換する。これにより、ディスクによって反射されたレーザ光はPBS103を透過して光検出器110へと導かれる。
コリメータレンズ105は、PBS103によって反射されたレーザ光を平行光に変換する。レンズアクチュエータ106は、λ/4板104とコリメータレンズ105を、コリメータレンズ105の光軸方向に駆動する。
レンズアクチュエータ106は、移動部材106aと、シャフト106bと、ギア106cと、モータ106dとを備える。移動部材106aは、λ/4板104とコリメータレンズ105を保持している。移動部材106aは、コリメータレンズ105の光軸方向
に移動可能にシャフト106bに支持されている。また、移動部材106aにはギア(図示せず)が配され、このギアが、ギア106cに噛み合っている。ギア106cは、モータ106dの駆動軸に連結されている。モータ106dが駆動されることにより、移動部材106aに保持されたコリメータレンズ105がλ/4板104とともに移動する。こうして、コリメータレンズ105が制御信号に応じて移動されることにより、レーザ光に生じる収差が補正される。
立ち上げミラー107は、コリメータレンズ105を介して入射されたレーザ光を対物レンズ108に向かう方向に反射する。対物レンズ108は、対物レンズホルダ121に保持され、対物レンズホルダ121は、対物レンズアクチュエータ122によって、フォーカス方向およびトラッキング方向に駆動される。このように対物レンズホルダ121が駆動されることにより、対物レンズ108が、フォーカス方向およびトラッキング方向に駆動される。
ディスクからの反射光は、λ/4板104によりPBS103に対してP偏光となる直線偏光に変換される。これにより、ディスクからの反射光は、PBS103を透過する。PBS103は、BD光、DVD光、CD光の光軸に対して45度傾くように配置されている。このため、BD光、DVD光、CD光が収束状態でPBS103を透過すると、これらの光に非点収差が導入される。
回折光学素子109は、BD光、DVD光、CD光を回折させる。回折光学素子109は、BD光に対しては+1次の回折効率が高く、DVD光、CD光に対しては0次の回折効率が高くなるよう設計されている。BD光の+1次の回折光は、回折光学素子109によってDVD光の光軸に近づく方向に曲げられ、光検出器110の受光面上において、DVD光の照射位置に照射される。
光検出器110には、DVD光とCD光の0次の回折光が照射される位置に、それぞれ、4分割センサが配置されている。BD光のメインビーム(+1次回折光)は、上記のように回折光学素子109により回折されることにより、DVD光を受光する4分割センサに照射される。さらに、光検出器110には、BD光の2つのサブビーム(+1次回折光)が照射される位置に4分割センサが配置されている。光検出器110のセンサレイアウトは、各センサからの出力により、再生RF信号、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号が生成されるよう設定されている。
図2は、光ピックアップ装置をビーム出射側から見たときの斜視図である。図2には、図1(a)、(b)に示す構成のうち、対物レンズ108、対物レンズホルダ121、対物レンズアクチュエータ122が示されている。その他の光学系は、ハウジングMの裏面に装着されている。ハウジングMは、PPS(ポリフェニレンスルファイド)により形成されている。
図3は、光ピックアップ装置を裏側から見たときの斜視図である。図3には、図1(a)、(b)に示す構成のうち、半導体レーザ101、回折格子102、PBS103、λ/4板104、移動部材106a、シャフト106b、ギア106c、モータ106d、立ち上げミラー107が示されている。
図3に示すように、ハウジングMは、周囲に側壁を有する有底の箱型形状となっている。すなわち、ハウジングMに裏側には、周囲を側壁によって覆われた凹部が形成されており、この凹部内に、凹部内の領域を区画する壁が設けられることによって、光学系の各部材を設置するための受け部が形成されている。光学系の各部材は、直接またはホルダに収容された状態で、対応する受け部に設置される。回折格子102は、回折格子ホルダHに
収容された状態で、ハウジングMに取り付けられる。
図4ないし図6は、回折格子ホルダHの構成を示す図である。図4は、回折格子ホルダHを前側から見た斜視図、図5は、回折格子ホルダHを前側から見た平面図、図6(a)は、回折格子ホルダHを前側から見た斜視図、図6(b)は、回折格子ホルダHを後側から見た斜視図である。図4ないし図6には、上下左右前後の方向が、互いに直交する矢印によって示されている。
図4を参照して、回折格子ホルダHは、可撓性を有する材料により一体形成されている。たとえば、回折格子ホルダHは、ポリカーボネートにガラス繊維を混ぜ込んだ材料により形成される。回折格子ホルダHの外形は、左右対称となっている。回折格子ホルダHは、金型を用いて形成される。
回折格子ホルダHには、中央に、回折格子102を嵌め込むための壁H11a〜H11eが形成されている。図2に示すように、壁H11a〜H11eは、回折格子102の輪郭よりもやや大きい平行四辺形の領域Rを規定するように形成されている。壁H11a〜11eで囲まれた領域には、BD光、DVD光、CD光を通すための開口H12が形成されている。壁H11aと壁H11bは、左右方向に互いに離れており、壁H11aと壁H11bとの間に、壁H11aから左方向に延びる鍔部H13が形成されている。鍔部H13の後端には、左右方向に延びる板部H14が連設されている。
鍔部H13には、前後方向に延びる三角注状の突部H15が形成されている。突部H15の後端は、板部H14に繋がっている。突部H15には、前後方向と左右方向に平行な平面部H15aが形成されている。また、突部H15の前端には、下方向に向かうほど後ろ側に後退した斜面H15bが形成されている。図5に示すように、突部H15は、領域Rに係るように形成されている。また、鍔部H13の上側と左側に隙間があるため、突部H15は、鍔部が上方向に撓むことにより、上方向に変位可能となっている。
突部H15の高さは、後述のように回折格子102を嵌め込むときに、回折格子102の端縁に押されて退避する高さに設定される。なお、回折格子102の端縁に押されて退避する際に、突部H15の先端がやや潰れても良い。
壁H11a〜11eで囲まれた領域には、上下左右方向に平行な支持面H16、H17が形成されている。支持面H16、H17は、同一平面上に配置される。すなわち、壁H11a〜11eで囲まれた領域は、前側が開放された箱形状となっており、支持面H16、H17は、この箱形状の底面に対応する。支持面H16、H17は、回折格子102を回折格子ホルダHに装着する際に、回折格子102の後面を支持する。支持面H16、H17を基準とする壁H11a〜11eの高さは、回折格子102の厚みと同じかそれよりも若干小さく設定される。ここでは、支持面H16、H17を基準とする壁H11a〜11eの高さが、回折格子102の厚みよりも若干小さく設定されているため、回折格子102の後面を支持面H16、H17に当接させると、回折格子102の前面が、壁H11a〜11eの前端よりも前側にやや飛び出した状態となる。
壁H11a〜11eで囲まれた領域には、図5に示すように、領域Rの輪郭に沿って溝H18が形成されている。図4に示すように、溝18の底面は、支持面H16、H17よりも、ステップ状に後ろ側に後退している。また、領域Rの対角の位置には、凹部H19a、19bが形成され、これら対角の位置に挟まれた頂角の位置に凹部H20が形成されている。凹部H19a、19bの底面は、支持面H16、H17よりも前側にあり、凹部20の底面は、前後方向において、溝H18の底面と同じ位置にある。
回折格子ホルダHには、左右対称な位置に、下方向に延びる腕部H21、H22が形成されている。腕部H21、H22の前面は、前後方向において、同じ位置にある。また、腕部H21、H22の前面は、前後方向において、回折格子ホルダHの下部の面Pa、Pbと同じ位置にある。腕部H21、22の前面には、それぞれ、球面状の突部H21a、H22aが形成されている。突部H21a、H22aは、左右対称な位置にあり、突部H21a、H22aの突出量は、互いに同じである。
図4に示すように、腕部H21の左側と下側には隙間が設けられており、且つ、腕部H21の前面が後面側に抉られて腕部H21の前後方向の厚みが薄くなっているため、腕部H21は前後方向に撓み得る。同様に、腕部H22の右側と下側には隙間が設けられており、且つ、腕部H22の前面が後面側に抉られて腕部H22の前後方向の厚みが薄くなっているため、腕部H22は前後方向に撓み得る。
回折格子ホルダHの下端には、斜面H31、H32が形成され、斜面H31、H32に続いて、曲面H33、H34が形成されている。さらに、斜面H31、H32の間に、円柱状の支持部H35が形成されている。斜面H31、H32、曲面H33、H34および支持部H35は、上下方向および前後方向に平行な面に対して対称な形状となっている。
図6(b)を参照して、回折格子ホルダHの後面は、前後方向に垂直な平面となっている。腕21、22の後面は、前後方向において同じ位置にあり、且つ、回折格子ホルダHの後面よりも前側にある。
図7(a)〜(c)は、回折格子ホルダHに対する回折格子102の取り付け工程を説明する図である。
図7(a)に示すように、回折格子102は、前側から、壁H11a〜H11eに囲まれた領域に嵌め込まれる。このとき、回折格子102は、下面が壁H11eに当接し、左面が壁H11dに当接するように嵌め込まれる。こうして回折格子102が嵌め込まれると、図7(b)に示すように、回折格子102の上縁部が、突部H15の傾斜面H15bに当たる。この状態から、回折格子102をさらに押し込むと、図7(c)に示すように、鍔部H13が上方向に撓み、突部H15が上方向(矢印方向)に変位する。これにより、突部H15の下端が回折格子102の上面に乗り上げる。
その後、回折格子102の後面が支持面H16、H17の全面に適正に当接するまで、回折格子102がさらに押し込まれる。この状態で、左面が壁H11dに当接するよう、再度、回折格子102の左面が壁11dに押し付けられる。なお、回折格子102が壁11a〜11eに囲まれた領域に嵌め込まれる際、図7(c)に示すように、突部15bの先端が回折格子102の上面によって、やや潰される。
こうして、回折格子102が回折格子ホルダHに取り付けられると、回折格子102は、鍔部H13の復帰力によって、下方向に向かう力を受ける。この力によって、回折格子102の下面が壁H11eに押し付けられ、これにより、回折格子102は、回折格子ホルダHに対して、上下左右方向に位置決めされる。しかる後、凹部H19aと回折格子102の右面との境界(図7(b)の破線円で示す位置)と、凹部H19bと回折格子102の左面との境界(図7(b)の破線円で示す位置)に、それぞれ、接着剤が流し込まれ、回折格子102が回折格子ホルダHに固着される。これにより、回折格子ホルダHに対する回折格子102の装着が完了し、回折格子ホルダHに回折格子102が装着された光学素子ユニットが形成される。
図8(a)は、回折格子102を回折格子ホルダHに取り付ける際の凹部H20の作用
を示す図である。図8(a)には、回折格子102の右下の角部分が示されている。図8(b)は、凹部H20が形成されていない場合の比較例を示す図である。
図8(b)の比較例のように、凹部H20が形成されていないと、回折格子ホルダHの成形時のなまり(つまり、金型の加工精度)により、壁H11dと壁H11eとの境界が、鋭角にならずに曲面になる。このため、回折格子102の左下の角がこの曲面に当接し、回折格子102の左下の角部分において、回折格子102と壁H11d、H11eとの間に隙間が生じる。その結果、回折格子102が面内方向に僅かに回転し、回折格子102を適正な装着位置に位置づけることができなくなる。また、図8(b)の状態から、回折格子102の下面と左面を壁H11d、H11eに当接させようとすると、回折格子102の左下の角の部分が欠けてしまう。
これに対し、図8(a)のように凹部H20を形成すると、回折格子102の左下の角が凹部H20内に逃がされるため、回折格子ホルダHの成形時のなまりが生じても、回折格子102の左下の角が回折格子ホルダHに当接することが無い。これにより、回折格子102の下面および左面を壁H11d、H11eに隙間なく沿わせることができ、回折格子102を適正な装着位置に位置づけることができる。
図8(c)は、回折格子102を回折格子ホルダHに取り付ける際の溝H18の作用を示す図である。図8(c)には、回折格子102の右側後端の角部分が示されている。図8(d)は、溝H18が形成されていない場合の比較例を示す図である。
図8(d)の比較例のように、溝H18が形成されていないと、回折格子ホルダHの成形時のなまりにより、支持面H16と壁H11eとの境界が、鋭角にならずに曲面になる。このため、回折格子102の右側後端の角がこの曲面に当接し、回折格子102の右側後端の角部分において、回折格子102と支持面H16との間に隙間が生じる。その結果、回折格子102が前後方向に僅かに回転し、回折格子102を適正な装着位置に位置づけることができなくなる。
これに対し、図8(c)のように溝H18を形成すると、回折格子102の右側後端の角と溝H18との間に隙間が生じるため、回折格子ホルダHの成形時のなまりが生じても、回折格子102の右側後端の角が回折格子ホルダHに当接することが無い。これにより、回折格子102の後面を支持面H16に隙間なく沿わせることができ、回折格子102を適正な装着位置に位置づけることができる。なお、ここでは、壁H11a〜H11eに囲まれた領域に沿って形成された溝H18の内、溝H18の右側の部分に関する作用を説明したが、溝H18の上側、左側、下側の部分においても、上記と同様の作用が実現される。
図9は、ハウジングMにおける回折格子ホルダHの取り付け部分を示す図である。図9(a)は、回折格子ホルダHが装着される前のハウジングMの状態を示す図、図9(b)は、回折格子ホルダHが装着された後のハウジングMの状態を示す図である。
図9(a)を参照して、ハウジングMには、回折格子ホルダHの後面が押し付けられる支持面M11が形成され、この支持面H11に、半導体レーザ101からの光を通すための開口M12が形成されている。さらに、支持面M11に対向し、且つ、支持面M11に平行な2つの当接面M13、M14(当接面M14は、図9(a)には図示せず。図10参照)が形成されている。当接面M13、M14は、前後方向において同じ位置にある。
支持面M11と当接面M13、M14との間隔は、図4の面Pa、Pbと回折格子ホルダHの後面との距離(回折格子ホルダHの下部の厚み)に比べて僅かに大きくなっている
。また、ハウジングMには、左右に向き合う壁M15、M16が形成され、さらに、回折格子102を透過した光を通すための切り欠きM17が形成されている。回折格子ホルダHは、図9(b)に示す位置まで、支持面M11と当接面M13、M14との間に挿入される。
図10は、回折格子ホルダHをハウジングMに取り付ける工程を説明する図である。図10は、回折格子ホルダHの取り付け部分を前側から透視した図である。図10(a)は、回折格子ホルダHを支持面M11と当接面M13、M14との間に挿入し終わる前の状態を示し、図10(b)は、回折格子ホルダHを支持面M11と当接面M13、M14との間に挿入し終わった状態を示している。
図10(a)に示すように、ハウジングMには、斜面M18、M19と、前後に延びる円柱状の凹部M20が形成され、さらに、斜面M18、M19と壁M15、M16との境界に、それぞれ、曲面M21、M22が形成されている。ここで、凹部M20は、支持部H35の外周面と同様の形状を有している。すなわち、支持部H35が円柱形状であるため、支持部H35の側面に当接するように、円柱面状に凹んだ形状となっている。
回折格子ホルダHを支持面M11と当接面M13、M14との間に挿入すると、回折格子ホルダHの腕部H21、H22に形成された突部H21a、H22aが、それぞれ、当接面M13、M14に上端に当たる。この状態から、さらに回折格子ホルダHを挿入すると、腕部H21、H22がそれぞれ後方に撓み、図10(a)に示すように、突部H21a、H22aが、それぞれ、当接面M13、M14上に乗り上がる。その後、さらに、回折格子ホルダHを挿入すると、図10(b)に示すように、支持部H35が凹部M20に嵌まり込む。これにより、回折格子ホルダHの挿入が終了する。
図10(b)の状態において、回折格子ホルダHは、腕部H21、H22の復帰力によって、後面が、ハウジングMの支持面M11に押し付けられる。これにより、回折格子ホルダHは、前後方向に位置決めされる。また、支持部H35が凹部M20に嵌まり込むことにより、回折格子ホルダHは、左右方向に位置決めされる。
なお、図10(b)の状態において、回折格子ホルダHの左右の側面と、壁M16および壁M15との間には隙間があり、また、回折格子ホルダHの斜面H31、H32とハウジングMの斜面M18、M19との間にも隙間がある。このため、回折格子ホルダHは、支持部H35を軸として面内方向に回転可能である。
図10(b)の状態において、半導体レーザ101からレーザ光を出射させて、支持部H35を軸とした回折格子ホルダH(回折格子102)の回転位置が調整される。このとき、回折格子ホルダHは、腕部H21、H22の復帰力によって、後面がハウジングMの支持面M11に適度に押し付けられて摩擦力が生じているため、支持部H35を軸とした回折格子ホルダHの回動位置を、円滑に微調整することができる。回折格子ホルダHの後面をハウジングMの支持面M11に押し付ける力は、腕部H21、H22の厚みを調整することにより調整される。こうして、回転位置の調整が終わると、回折格子ホルダHとハウジングMとが接着され、回折格子ホルダHがハウジングMに固着される。これにより、ハウジングMに対する回折格子102の設置が完了する。
<実施の形態の効果>
本実施の形態によれば、以下の効果が奏され得る。
突部15に対向する壁H11eの内側面に回折格子102の下面を当接させつつ壁11a〜11eに回折格子102を嵌め込むことにより、回折格子102を回折格子ホルダH
に保持させることができる。このとき、鍔部H13が変形し、その復元力によって、回折格子102の下面が壁H11eに押し付けられる。これにより、回折格子102の位置ずれが抑制され、回折格子ホルダHに対して回折格子102が位置決めされる。この状態で、回折格子102と回折格子ホルダHとの間に接着材を付与することで、回折格子102が回折格子ホルダHに固定される。このように、本実施の形態によれば、回折格子102を簡易かつ適正に回折格子ホルダHに取り付けることができる。
突部H15は、前後方向に延びる三角柱状の形状を有するため、回折格子102の厚み方向の広い範囲において、突部H15が回折格子102を押すようになる。このため、安定的に、回折格子102を壁H11eに押し付けることができる。
突部15の前端が斜面H15bとなっているため、回折格子102を嵌め込む際に、突部15が回折格子102の側面に乗り上げ易くなり、回折格子102の取り付け作業が容易になる。
領域Rの輪郭に沿って溝H18が形成されているため、図8(c)、(d)を参照して説明したように、支持面H16、H17と壁H11a〜H11eとの境界が、ホルダ成形時のなまりによって丸みを帯びても、この部分に回折格子102が当接するのを回避できる。よって、回折格子102を回折格子ホルダHに適正に取り付けることができる。
壁H11dと壁H11eとの境界に凹部H20が形成されているため、図8(a)、(b)を参照して説明したように、壁H11dと壁H11eとの境界が、ホルダ成形時のなまりによって丸みを帯びても、この部分に回折格子102が当接するのを回避できる。よって、回折格子102を回折格子ホルダHに適正に取り付けることができる。
一体成形時に回折格子ホルダHに設けられる空間を調整することにより、突部H15を弾性的に変位させることができ、また、腕部H21、H22を弾性的に変形されることができる。よって、簡素な構成により、回折格子102を保持するための機構および回折格子ホルダHをハウジングMに保持させる機構を実現することができる。
ハウジングMに回折格子ホルダH設置した後、支持部H35を軸として回折格子ホルダHを揺動させて、回折格子102の位置調整を行うことができる。しかも、このとき、腕部H21、H22の弾性復帰力によって回折格子ホルダHの後面がハウジングMの支持面M11に押し付けられているため、回折格子ホルダHの後面と支持面M11との間の摩擦力によって、回折格子ホルダHが各調整位置に仮止めされる。よって、回折格子ホルダHの調整を円滑に行うことができる。
ここで、回折格子102と回折格子ホルダHの構造上の特徴を、再度、補足的に説明しておく。
回折格子102は、前面および後面と、前面の周囲および後面の周囲をつなぐ4つの側面とを有する6面体から成る。通常、回折格子102の前面と後面は、矩形または平行四辺形からなる。図7の回折格子102において、2つの長辺のうち、突部H15側(上側)の長辺を第1の長辺、これと対向する下側の長辺を第2の長辺とし、2つの短辺のうち、凹部H20がある左側の短辺を第1の短辺、これに対向する右側の短辺を第2の短辺とする。
この回折格子102は、図4に示す実装空間を有する回折格子ホルダHに配置される。この回折格子ホルダHには、後面から所定の厚みを有する底板があり、この底板の前面が支持面H16、H17となっている。また、前記底板の前面(支持面H16、H17)か
ら、垂直に立ち上がる当接壁(壁H11a〜H11e)が、前記回折格子102の4つの側面を支持するように、所定の厚みを持って立ち上がっている。
回折格子ホルダHには、凹部H20の位置において角部を構成する第1の短辺用の当接壁(壁H11d)と、第2の長辺用の当接壁(壁H11e)が形成されており、また、第2の短辺側には、第2の短辺用の当接壁(壁H11c)が形成されている。更には、突部H15を内側に持つ第1の長辺用の当接壁(壁H11a、H11b)が形成されている。
この4つの当接壁を囲んだ回折格子配置領域は、底板(支持面H16、H17)が露出し、その底板の中央には、前記底板をくり貫いた開口部(開口H12)が設けられている。
また、第1の長辺用の当接壁(壁H11a、H11b)は、左右方向に分離されて二つになっており、その分離部分は、底板の裏側まで到達している。この分離部分によって、第1の長辺用の当接壁(壁H11a、H11b)は完全に分離され、そこから開口部(開口H12)に分離部分が繋がっている。この分離部分は空間であるが、その形状は、L型である。突部H15が設けられた右側の当接壁(壁H11a)は、第2の短辺用の当接壁(壁H11c)へと繋がっており、第1の長辺に沿って延在している。なお、第1の短辺用の当接壁(壁H11d)へと繋がる左側の当接壁(壁H11b)に突部H15が設けられても良い。
突部H15を有する第1の長辺用当接壁(壁H11a)は、上述の分離部分により、左側の第1の長辺用当接壁(壁H11b)および回折格子配置領域の左側と完全に分離され、バネの様な弾性を有した可撓な部位となる。この部位は、ちょうど板バネが分断されて、一方が上下方向に移動する機械スイッチの如き動作が可能となる。
なお、突部H15のある第1の長辺用の当接壁(壁H11a)の後ろ側に位置する底板(鍔部H13)は、削除されても良い。
回折格子102は、第1の短辺用の当接壁(壁H11d)の壁面と、第2の長辺用の当接壁(壁H11e)の壁面を基準面として装着されるため、回折格子102の第1の短辺に対応する側面と、第2の長辺に対応する側面が、これらの壁面に当接される。凹部H20は、回折格子102の角が鋭角であり、機械的に弱いこと、および、図8(b)に示すアール部によりこれらの側面が上記基準となる壁面に完全に当接できないとの理由により、回折格子102の角から離れる方向に凹ませている。なお、凹部H20を設ける代わりに、凹部H20に対応する部分を後面へと完全にくり貫いても良い。回折格子配置領域は、回折格子102に比べて、縦・横ともに若干大きく設計されているため、図7(b)の如く、回折格子102と、第1の長辺用の当接壁および第2の短辺用の当接壁との間に隙間が構成され、これにより、回折格子配置領域に対する回折格子102の配置が容易となる。
さらに、回折格子102の後面にも角部があるため、底板(支持面H16、H17)に、逃げ(溝H18)が作られている。この逃げ(溝H18)は、底板を、その上面(支持面H16、H17)から後側に向かって掘るように形成され、回折格子102の側面の外側から内側へと亘る幅で、回折格子102の周囲をぐるりと回るように形成されている。図7(b)では、逃げ(溝H18)は、4つの当接壁の直下の位置から回折格子102の内側まで入り込むように形成されている。こうすることで、回折格子102の後面周囲の角部は、逃げ(溝H18)により、底板に当接しないため、欠け等の発生を抑止できる。
また、前記底板の上側または当接壁の上側からは、腕部(腕部H21、H22)が伸び
ている。この腕部は、突部H15がある回折格子ホルダHの上側から、下側に向かって伸びている。左側の腕部(腕部H22)を第1の腕部、右側の腕部(腕部H21)を第2の腕部とする。たとえば、第1の腕部(腕部H22)は、その右側と下側に、L字状の分離領域が設けられている。この分離領域は、回折格子ホルダHの前側から後側までくり貫かれているため、少なくとも前後に微動するバネ性の弾性を有する腕となる。第2の腕部(腕部H21)も、第1の腕部(腕部H22)と同様、前後にL字型にくり貫かれ、前後に弾性を有する腕となる。
一方、4つの当接壁の外周には、補強の区画壁(第1の長辺用の区画壁、第2の長辺用の区画壁、第1の短辺用の区画壁、第2の短辺用の区画壁)が4辺に渡り設けられている。これらの区画壁の前面が、回折格子ホルダHの最前面となっており、回折格子ホルダHは、これらの区画壁の部分において、最も肉厚となっている。当接壁の前面は、区画壁から後ろ側に若干後退した位置にある。第1の腕部(腕部H22)と、第2の腕部(腕部H21)は、これらの区画壁から一体的に設けられている。つまり、第1の腕部(腕部H22)は、第1の短辺用区画壁の上側から、分離領域(隙間)を挟むようにして、下側に伸びており、第2の腕部(腕部H21)は、第2の短辺用区画壁の上側から、分離領域(隙間)を挟むようにして、下側に伸びている。これらの腕部は、区画壁の前側がえぐられて形成されており、その厚みが薄くなっている。なお、これらの腕部は、区画壁の後側または前側と後側の両方がえぐられて形成されても良い。腕部の厚みは、回折格子ホルダHの裏面から区画壁上面までの厚み(回折格子ホルダHの最も肉厚部分の厚み)よりも小さく、回折格子ホルダHの裏面から区画壁上面までの厚みの1/3以上である。
さらには、これらの腕部の下部には、その上面に突部(突部H21a、H22a)が設けられている。この突部は、球を分断した球状体でなっているが、突部H15と同様、その形状は、限定されない。
また、第2の長辺用の区画壁の中央には、軸が前後に向かう円筒状の支持部(支持部H35)が設けられている。そして、この支持部H35からは、第2の長辺用の区画壁と段差を有する厚みの薄い挿入部(面Pa、Pbと回折格子ホルダHの後面とに挟まれた部分)が腕部(腕部H21、H22)の下側まで延在している。この薄い挿入板と腕部は同じ厚さか、または、腕部が若干挿入板よりも薄く形成される。よって、図9(b)に示したように、回折格子102が装着された回折格子ホルダーHが、ハウジングMに形成された互いに向き合う当接壁(支持面M11)と当接壁(当接面M13、M14)との間に挿入されると、当接壁(当接面M13、M14)に前記突部(突部H21a、H22a)が当接する。
以上、これら回折格子ホルダHは、樹脂で一体形成され、金型により量産が可能となり、しかも、金属等のバネを使わずに保持機構が構成される。つまり、かかる樹脂成型品に分離領域を設け、さらに、各部位の厚みを調整することで、突部(突部H15、H21a、H22a)が可撓となっている。かかる構成により、回折格子102を保持するための機構、あるいは、回折格子ホルダH自体がハウジングMに保持される機構が、実現される。また、回折格子ホルダHは、樹脂一体物であるため、コストの低減と軽量化が可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に何ら制限されるものではなく、また、本発明の実施の形態も上記以外に種々の変更が可能である。
たとえば、上記実施の形態では、回折格子102のためのホルダHに本発明を適用した例が示されたが、本発明は、回折格子102に限らず、回折光学素子109等、光ピックアップ装置内の他の光学素子のためのホルダにも、適宜、適用可能である。
また、上記実施の形態では、回折格子102の輪郭が平行四辺形であったが、これに限らず、回折格子102の形状が、正方形や長方形等、他の形状であっても良い。
また、上記実施の形態では、突部H15が三角柱状の形状であったが、これに限らず、突部H15の形状は、四角柱状の形状や半円柱状の形状、円柱を長手方向に切断した形状等、他の形状であっても良い。また、突部H21a、H22aのように球の一部をカットした形状の突部を、前後方向に少なくとも一カ所設けても良い。さらに、上記実施の形態では、突部H15が、壁H11aの一部となる鍔部H13に形成されたが、他の壁部の位置から突出するように突部H15が設けられても良い。また、突部H15は、必ずしも壁H11a〜H11eの壁面と同一平面となるように延設された部分に形成されなくても良く、たとえば、壁H11a〜H11eから外側に後退した部分に形成されても良い。
さらに、上記実施の形態では、5つの壁H11a〜H11eによって領域Rが規定されたが、領域Rを規定する壁の数は、これに限らず、たとえば、壁H11eが左右方向に分離されている等、6つ以上であっても良い。
また、上記実施の形態では、腕部H21、H22が略真下に延びるように形成されたが、上下方向に対して傾くように腕部H21、H22が形成されても良く、また、腕部H21、H22が延びる方向も、互いに平行でなく、たとえば、それぞれ、端部が中央に近づくように傾いていても良い。さらに、上記実施の形態では、腕部H21、H22は、下方向に延びていたが、上方向に延びていても良い。また、腕部H21、H22に形成される突部H21a、H21bの形状、位置も適宜修正可能である。
この他、回折格子ホルダHをハウジングMに装着するための構造や、光ピックアップ装置の光学系の構成等も、適宜、種々の変更が可能である。また、本発明は、光ピックアップ装置以外の光学装置における光学素子のためのホルダにも適用可能である。
本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
102 … 回折格子(光学素子)
H … 回折格子ホルダ(ホルダ)
H11a … 壁(壁面、第3の壁面)
H11b … 壁(壁面、第4の壁面)
H11c … 壁(壁面)
H11d … 壁(第2の壁面)
H11e … 壁(第1の壁面)
H15 … 突部
H15b … 斜面
H16、H17 … 支持面
H18 … 溝(溝部)
H13 … 鍔部(支持部)
H20 … 凹部(逃がし部)
H21、H22 … 腕部(腕)
H21a、H22a … 突部
H35 … 支持部(支軸部)
M … ハウジング
M11 … 支持面(保持部)
M13 … 当接面
M20 … 凹部(凹部)

Claims (11)

  1. 光学素子を保持して設置部材に装着するためホルダにおいて、
    前記ホルダは、可撓性を有する材料からなっており、
    前記光学素子が所定の隙間をもって嵌め込まれる領域を規定する壁面と、
    前記壁面に垂直な方向に突出し、前記領域から離れる方向に変形可能な支持部に形成された突部と、
    前記光学素子が前記領域に嵌め込まれたときに、嵌め込み方向側にある前記光学素子の側面に当接する支持面と、が前記ホルダに一体形成され、
    前記突部は、前記突部に対向する前記壁面に前記光学素子の側面を当接させつつ前記領域に前記光学素子が嵌め込まれると、前記突部の先端が前記光学素子の端縁に当たるように形成され、前記突部の先端が前記光学素子の前記端縁に当たった状態から前記光学素子がさらに前記嵌め込み方向に押し込まれると、前記支持部が弾性的に変形して、前記突部が、前記光学素子の前記端縁を乗り越えて前記光学素子の側面に当接し、前記嵌め込み方向側にある前記光学素子の前記側面が前記支持面に当接する、
    ことを特徴とする光学素子用のホルダ。
  2. 請求項1に記載の光学素子用のホルダにおいて、
    前記突部は、前記光学素子の嵌め込み方向に延びる注状の形状を有する、
    ことを特徴とする光学素子用のホルダ。
  3. 請求項2に記載の光学素子用のホルダにおいて、
    前記光学素子が前記領域に嵌め込まれる際に前記光学素子の前記端縁が当接する前記突部の側面が、前記領域の内側に向かって次第に前記支持面に近づくように傾斜している、ことを特徴とする光学素子用のホルダ。
  4. 請求項1ないし3の何れか一項に記載の光学素子用のホルダにおいて、
    前記領域の外周に沿って、前記支持面よりも前記嵌め込み方向に後退した溝部が形成されている、
    ことを特徴とする光学素子用のホルダ。
  5. 請求項1ないし4の何れか一項に記載の光学素子用のホルダにおいて、
    前記光学素子は、四角形の輪郭を有し、
    前記四角形の4つの辺にそれぞれ対応する壁面が形成され、
    前記突部は、前記壁面により規定される四角形の領域の一辺に掛かるように形成され、
    前記光学素子は、前記四角形の領域の前記突部が掛かる辺に対向する第1の辺を規定する第1の壁面と、前記第1の辺に隣り合う第2の辺を規定する第2の壁面とに押し付けられるようにして、前記壁面の内側に嵌め込まれる、
    ことを特徴とする光学素子用のホルダ。
  6. 請求項5に記載の光学素子用のホルダにおいて、
    前記第1の辺と前記第2の辺との境界部分に、前記光学素子の角部と前記ホルダとの当接を回避するための逃がし部が形成されている、
    ことを特徴とする光学素子用のホルダ。
  7. 請求項5または6に記載の光学素子用のホルダにおいて、
    前記四角形の領域の前記突部が掛かる前記辺を規定する壁面が、第3の壁面と第4の壁面に分離されているとともに、前記突部が前記第3の壁面に形成され、前記第3の壁面と前記第4の壁面とを分離する空間が、前記第3の壁面と前記第4の壁面の間から前記第3の壁面に対して前記突部と反対側の領域へと連通して設けられることにより、前記第3の
    壁面と前記空間との間に前記支持部が形成されている、
    ことを特徴とする光学素子用のホルダ。
  8. 請求項1ないし7の何れか一項に記載の光学素子用のホルダにおいて、
    前記領域を挟む位置に形成され、空間によって区画されることにより前記嵌め込み方向に可撓性を有する板状の第1および第2の腕部と、
    前記第1および第2の腕部の片方の面にそれぞれ形成され、前記ホルダが前記設置部材に装着される際に、前記設置部材の当接面に当接する第1および第2の突部と、をさらに備え、
    前記ホルダが前記設置部材に設置されると、前記第1および第2の突部が前記当接面に当接することにより前記第1および第2の腕部が弾性変形し、変形した前記第1および第2の腕部の弾性復帰力により、前記ホルダの側面が、前記設置部材の保持部に押し付けられる、
    ことを特徴とする光学素子用のホルダ。
  9. 請求項8に記載の光学素子用のホルダにおいて、
    前記ホルダが前記設置部材に設置されると前記設置部材側の受け部に載置され、中心軸が前記嵌め込み方向に平行となるよう形成された円柱状の支軸部を、さらに備え、
    前記ホルダが前記設置部材に設置されると、前記支軸部が前記受け部に載置され、前記ホルダが、前記支軸部を軸として揺動可能に前記設置部材に保持される、
    ことを特徴とする光学素子用ホルダ。
  10. 請求項1ないし9の何れか一項に記載の光学素子用のホルダと、
    前記ホルダに装着される光学素子と、を備える、
    ことを特徴とする光学素子ユニット。
  11. 請求項1ないし8の何れか一項に記載の光学素子用のホルダと、
    レーザ光源から出射されたレーザ光をディスクに照射するための光学系と、
    前記光学系が設置される前記設置部材としてのハウジングと、を備え、
    前記光学系を構成する少なくとも一つの光学素子が前記ホルダに保持され、前記光学素子を保持した前記ホルダが前記ハウジングのホルダ装着部に取り付けられる、
    ことを特徴とする光ピックアップ装置。
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