JP2005322343A - 光ピックアップ及びコリメータレンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】対物レンズを保持するアクチュエータとの干渉を回避しつつ光学系の光路長の短縮化を図る。
【解決手段】光ディスク3の面方向と平行に光ビームを出射する発光素子31と、発光素子31から出射された光ビームを光ディスク3の面方向と直角方向に立ち上げる立上げミラー33と、光ディスク3のトラッキング方向及びフォーカシング方向に駆動されるアクチュエータ5に支持され、光ディスク3の信号記録面に、立上げミラー33によって光ディスク3の面方向と直角に立ち上げられた光ビームを集光させる対物レンズ4と、対物レンズ4と立上げミラー33との間に設けられ、光ビームを略平行にするコリメータレンズ34とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスクに対して情報信号の記録や再生を行うための光ピックアップに関し、特に光ピックアップの光学系に関する。
従来より、光ディスクに対して情報信号の記録及び/又は再生を行う光学ピックアップが提供されている。この種の光ピックアップ100には、例えば図9に示すように、発光手段としての半導体レーザ素子102と、半導体レーザ素子102からの光を平行光に変換するコリメータレンズ103と、コリメータレンズ103からの平行光を光ディスク101の面方向に対して垂直方向に反射させる光路折り曲げミラーとしての立上げミラー104と、立上げミラー104からの反射光を光ディスク上に照射する対物レンズ105と、この対物レンズを二軸方向に移動可能に保持する対物レンズアクチュエータとしての二軸アクチュエータ106と、光ディスク101からの戻り光を検出する光検出器107とを備える。そして、光ピックアップ100の光学系は、半導体レーザ素子102と光検出器107とを基板上にハイブリッドに配置した構造のいわゆるレーザカプラと呼ばれる光集積素子を用いる。
この光ピックアップ100は、さらに、光検出器107の検出信号に基づいて、二軸アクチュエータ106に保持されている対物レンズ105を光ディスク101のフォーカシング方向及びトラッキング方向に駆動制御するサーボ回路を有する。そして、光学ピックアップ100は、半導体レーザ素子102から出射された光ビームをコリメータレンズ103によって平行光に変換した後、立上げミラー104によって光ディスク101の面方向に対して垂直方向に光路を折曲げて、対物レンズ105により光ディスク101の信号記録面に照射し、この信号記録面で反射された戻り光を光検出器107の受光面で受けて、記録信号を検出するようにしている。
また、光ピックアップ100は、正確な記録再生信号の検出のために、半導体レーザ素子102からの光ビームが光ディスク101の信号記録面の正しい位置にスポットを形成する必要があることから、半導体レーザ素子102から出射された光ビームを光ディスク101の信号記録面に集光させる対物レンズ105を所定のサーボ信号に基づいて微動させるようにしている。この対物レンズ105のサーボとしては、光ディスク101の記録トラックに対して、このディスクの径方向に沿って対物レンズ105を微動させるトラッキングサーボと、光軸に沿って光ディスク101の信号記録面に近接離間させる方向に対物レンズ105を微動させるフォーカシングサーボとが行われている。
特開平9−204675号公報
ところで、このような構成の光ピックアップ100においては、光学倍率や光学部品の配置精度等の問題から半導体レーザ素子102の発光点からコリメータレンズ103まで、一定の距離を確保する必要がある。また、上述したように、かかる光ピックアップ100は、半導体レーザ素子102からの光ビームを平行光に変換するためのコリメータレンズ103が、半導体レーザ素子102と立上げミラー104との間に配設されている。
このため、半導体レーザ素子102からコリメータレンズ103までの距離を光ピックアップ100の投影面積内に確保しなければならず、半導体レーザ素子102から立上げミラー104までの距離が比較的長くなる。従って、光学ピックアップ100及びディスクドライブ装置全体が、光ディスク101に平行な面内にて大型化してしまう。
一方、近年のポータブルステレオ機器や薄型のモバイルノートパソコン、携帯型ゲーム機等の携帯機器においては、機器本体のさらなる小型化及び薄型化への要求が高まっており、かかる携帯機器に用いられるディスクドライブ装置及びこのディスクドライブ装置に用いられる光ピックアップにおいても、光学系全体のさらなる小型化への対応が求められ、その光路長も短縮化の要求が高い。
そこで、本発明は、光ピックアップの小型化の要求に応えるべくコリメータレンズを適切な位置に配置し、光路長の短縮化を図ることができる光ピックアップ及びこの光ピックアップの光学系に用いられるコリメータレンズを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明にかかる光ピックアップは、光ディスクの面方向と平行に光ビームを出射する発光素子と、上記発光素子から出射された光ビームを上記光ディスクの面方向と直角方向に立ち上げる立上げミラーと、上記光ディスクのトラッキング方向及びフォーカシング方向に駆動されるアクチュエータに支持され、上記光ディスクの信号記録面に、上記立上げミラーによって上記光ディスクの面方向と直角に立ち上げられた光ビームを集光させる対物レンズと、上記対物レンズと上記立上げミラーとの間に設けられ、光ビームを略平行にするコリメータレンズとを有するものである。
また、本発明にかかるコリメータレンズは、 光ディスクの信号記録面に光ビームを集光させる対物レンズと同一の光軸上に設けられ、上記対物レンズに平行光を照射する略円形のコリメータレンズであって、有効径を除く外周に沿って平坦状のフランジ部が形成され、該フランジ部は、上記対物レンズを上記光ディスクのフォーカシング方向及びトラッキング方向に移動可能に支持するアクチュエータ側の一部が切り欠かれていることを特徴とするものである。
このような光ピックアップ及びこの光ピックアップの光学系に用いられるコリメータレンズによれば、コリメータレンズのフランジ部の一部を切り欠くことにより、発光素子から立上げミラーまでの光路長の短縮化を図りつつ、対物レンズを保持するアクチュエータとコリメータレンズとの干渉を防止することができる。
以下、本発明が適用された光ピックアップ及びこの光ピックアップの光学系に用いられるコリメータレンズについて、図面を参照しながら詳細に説明する。本発明が適用された光ピックアップ1は、図1に示すように、半導体レーザ、光検出素子等から構成される光学ブロック2と、光ディスク3と対向する位置に配設され光ビームを光ディスクの信号記録面に収束させる対物レンズ4と、この対物レンズ4を駆動変位させる対物レンズ駆動装置5とを備え、これらがピックアップベース6に組み付けられて形成されている。そして、このような光ピックアップ1は、図示しないが記録及び/又は再生装置の装置本体を構成する筐体内に配設されるベースに設けられたピックアップ送り機構によって、ディスク回転駆動部に装着された光ディスク3の径方向に送り操作される。
対物レンズ4を駆動変位させる対物レンズ駆動装置5は、図2に示すように、軸摺動型の二軸アクチュエータであり、固定部となるベース11と、上述した対物レンズ4を保持すると共に、ベース11に対する可動部となるレンズホルダ12とを備えている。
ベース11は、磁性材料で形成されており、全体がヨークとしても機能する。このベース11の略中央部には、底板11bに対して略垂直となる支軸13が圧入やカシメ等により取り付けられている。この支軸13は、光ディスク3の信号記録面に対して光ビームを垂直に照射する対物レンズ4の光軸と平行となるように設けられている。ベース11の両端部には、支軸13を挟んで対向する一対のマグネット取付片14a,14bが設けられている。これら一対のマグネット取付片14a,14bには、互いに対向する面に、一対のマグネット15a,15bが取り付けられている。一対のマグネット15a,15bは、互いに向き合う面の磁極が同一となるように、すなわち互いのN極同士又はS極同士が向き合うように着磁されている。
支軸13に取り付けられるレンズホルダ12は、支軸13との摺動が円滑となるように、液晶ポリマー等の剛性が高く摩擦抵抗の小さい合成樹脂材料によってモールド成形されている。レンズホルダ12の略中央部には、支軸13が摺動自在に挿通されるスリーブ部16が設けられている。スリーブ部16は、支軸13に対して回動方向(図2中矢印A方向)、すなわちトラッキング方向と支軸13の軸線方向(図2中矢印B方向)、すなわちフォーカシング方向に摺動する部分であり、支軸13の外径より内径が僅かに大きくなるように形成されている。また、スリーブ部16が支軸13の軸線方向に摺動できるように、長さが支軸13の高さより短くなるように形成されている。
このスリーブ部16の外周部には、図示しないフォーカシングコイルが取り付けられている。また、このフォーカシングコイルの外周部には、マグネット15a,15bに対向するように図示しないトラッキングコイルが取り付けられている。
レンズホルダ12は、このスリーブ部16のスリーブ部16に支軸13が挿通されることによって、支軸13の軸線方向、すなわち図2中矢印B方向に摺動可能に支持されると共に、支軸13を中心とした回動方向、すなわち図2中矢印A方向に摺動可能に支持される。また、このスリーブ部16に支軸13が挿通されることによって、一方のトラッキングコイルと一方のマグネット15aとが所定の間隔で対向配置されると共に、他方のトラッキングコイルと他方のマグネット15bとが所定の間隔で対向配置される。
また、レンズホルダ12には、図2に示すように、フォーカシングコイルやトラッキングコイルに給電するためのフレキシブル配線基板19が取り付けられる。
レンズホルダ12の一端側には、図2に示すように、対物レンズ4を取り付けるためのレンズ取付部23が設けられている。このレンズ取付部23には、先端部に対物レンズ4が嵌合されるホルダ孔23aが形成されており、このホルダ孔23aに、支軸13の軸線と対物レンズ4の光軸とが平行となるように、対物レンズ4が保持される。
光学ブロック2は、少なくとも光ビームを出射する半導体レーザ31と、半導体レーザ31から出射された光ビームと光ディスク3の信号記録面で反射された戻りの光ビームを検出する光検出素子32とをハイブリッドに配置した構造のいわゆるレーザカプラ30と呼ばれる光集積素子と、このレーザカプラ30から出射された光ビームを光ディスク3側へ立ち上げる立上げミラー33と、立ち上げられた光ビームを平行光にするコリメータレンズ34とを備える。
このレーザカプラ30は、図3及び図4に示すように、表面領域に光検出用のフォトディテクタ等の光検出素子32a,32bが設けられた1個のシリコンチップ35上に、発光源である半導体レーザ31とマイクロプリズム36が取り付けられたレーザカプラチップ37を、例えば、フラットパッケージ38の収納凹部38a内に収容して構成されている。
レーザカプラチップ37のシリコンチップ35は、略矩形状に形成され、シリコンウェハ上に拡散等によってフォトディテクタ等の光検出素子32a,32bが作り込まれ、シリコンウェハを略矩形状にダイシングされることにより形成される。このシリコンチップ35には、長手方向の一端35a側に半導体レーザ31からの出射光をほぼ垂直に反射すると共に光ディスク3からの反射光を光検出素子32側へ透過させるマイクロプリズム36が設けられている。またシリコンチップ35の他端35b側には、マイクロプリズム36と正対された半導体レーザ31が搭載されたフォトダイオードチップ39が設けられている。このフォトダイオードチップ39には、半導体レーザ31の出力を制御する目的で、半導体レーザ31の後面から出射される光ビームをモニターするPINフォトダイオードが形成されている。
なお、シリコンチップ35は、フォトダイオードチップ39の近傍に、レーザカプラチップ37を収納するフラットパッケージ38の基板と接続するボンディングワイヤ用の図示しないワイヤパッドが設けられている。
レーザカプラチップ37を収納したフラットパッケージ38は、透明ガラス40等でシールされ、さらに光ビームを0次光と±1次光に分割するグレーティング41が搭載される。
このようなレーザカプラ30の半導体レーザ31から出射された出射光は、マイクロプリズム36の傾斜端面36aによって立ち上げられた後、グレーティング41によって0次光と±1次光に分割されて立上げミラー33へ照射される。次いで、出射光は、立上げミラー33の反射面33aで光ディスク3側へ立ち上げられ、コリメータレンズ34で平行光とされた後、対物レンズ4へ入射する。そして、出射光は、対物レンズ4によって光ディスク3の信号記録面に収束されて照射される。
また、光ディスク3の信号記録面で反射された戻りの反射光は、対物レンズ4、コリメータレンズ34、立上げミラー33を経てレーザカプラ30内に入射される。そして、反射光はレーザカプラ30内に設けられたマイクロプリズム36を透過し、光検出素子32に照射される。
立上げミラー33は、光路折り曲げ手段であって、レーザカプラ30より出射された光ビームを光ディスク3側に向かって反射させると共に、光ディスク3からの戻り光をレーザカプラ30側へ反射させる。このとき、立上げミラー33は、その傾斜方向が、光ディスク3のトラック方向,即ちトラックの接線方向に対して、45度の角度をなすように配置されている。これによって、光検出素子32a,32bは、非点収差法によりフォーカスエラーを検出し、位相比較法によりトラッキングエラーを検出することができる。
本発明が適用されたコリメータレンズ34は、立上げミラー33で反射された光ビームを平行光に変換するものである。このコリメータレンズ34は、立上げミラー33により折り曲げられた光路、すなわち、光ディスク3の信号記録面に対して垂直な光路内で、立上げミラー33及び対物レンズ4の間に配設されている。コリメータレンズ34が係る位置に配設されることにより、受発光部となるレーザカプラ30と立上げミラー33までの光路長が短く設計することができ、光ピックアップ1の小型化を図ることができる。また、コリメータレンズ34が立上げミラー33と対物レンズ4との間に配設されることにより、上述した対物レンズ駆動装置5の支軸13を比較的長く形成することができ、対物レンズ4を保持するレンズホルダ12を安定して摺動、保持することができる。
このコリメータレンズ34は、図1及び図5に示すように、凸レンズであって、周縁部が円形に張り出したフランジ部43が形成されている。そして、コリメータレンズ34は、このフランジ部43の一部が切り欠かれている。この切欠き部43aは、上述した対物レンズ駆動装置5に保持されたレンズホルダ12の摺動領域に対応して形成されている。
すなわち、光路長の短縮化への対応により、受発光部となるレーザカプラ30から立上げミラー33までの光路長とともに、レーザカプラ30から対物レンズ駆動装置5までも含めた光学系全体の小型化への要求が高まっている。このため、立上げミラー33と対物レンズ4との間に配設されたコリメータレンズ34と対物レンズ駆動装置5との距離も可及的に近接して配設される。これにより、対物レンズ4を保持するレンズホルダ12のフォーカシング方向の移動領域や対物レンズ駆動装置5のヨークやコイル、マグネット等とコリメータレンズ34が干渉してしまう。したがって、本発明が適用された光ピックアップ1においては、コリメータレンズ34のフランジ部43のレンズホルダ12等と干渉する一部を切り欠くことにより、光路長の短縮化を図りつつ、レンズホルダ及びコリメータレンズ34との干渉を防止することができる。
また、コリメータレンズ34は、フランジ部43の一部を切り欠くものとしたことから、金型を用いたレンズ成形において、金型製造上の精度誤差の発生を低減させている。すなわち、コリメータレンズ34のフランジ部43は、光ビームが透過する有効径を除く外周部分に設けられるとともに平坦に形成されている。したがって、コリメータレンズ34を成形する金型のフランジ部43に対応する部分は、光ビームが透過する球面部に対応する部分よりも精度が比較的出しやすい。また、切欠き部43aに対応する部分も同様に金型の精度を容易に出すことができる。
一方、フランジ部以外の球面部分に切欠き部を形成する場合や、フランジ部を備えず、球面部の一部に切欠き部を形成する場合には、金型を非球面形状に形成するのみならず、当該非球面形状の一部に切欠き部に対応する形状の切り欠き形状を形成する必要があり、金型製造上の精度を出しにくい。
また、コリメータレンズを円形にモールド成形した後に外周の一部をカットして切欠き部を形成する場合には、カット工程においてコリメータレンズの球面部に加わる圧力によって歪みが発生するおそれがある。
以上より、本発明が適用されたコリメータレンズ34は、平坦に形成されるフランジ部43に切欠き部43aを形成するものであるため、金型製造上の精度を容易に出すことができる。なお、この切欠き部43aは、フランジ部43の対物レンズ駆動装置5側の一部に設けられる他、図6に示すように、対物レンズ駆動装置5側とその対向部にも設けることができる。また、切欠き部43aは、図7に示すように、直線状に形成してもよい。この切欠き部43aは、対物レンズ4が光ディスク3のトラッキング方向に移動する際のレンズホルダ12の移動方向と平行に切り欠かれることにより、レンズホルダ12との干渉を防止する。なお、この場合、コリメータレンズ34の球面部に対応する部分も切り欠かれているが、直線状とされることにより、比較的容易に金型の精度を出すことができる。
ところで、以上のようなコリメータレンズ34を備える光ピックアップ1は、図8に示すように、光検出素子32で光電変換された電気信号が供給されるRFアンプ51と、フォーカシング信号やトラッキング信号を生成するサーボ回路52とを備える。RFアンプ51は、光検出素子32からの電気信号に基づいて、RF信号を生成すると共に、非点収差法等によりフォーカシングエラー信号を生成し、更に、3ビーム法やプッシュプル法によりトラッキングエラー信号を生成する。そして、RFアンプ51は、RFアンプを信号処理回路に供給し、フォーカシングエラー信号とトラッキングエラー信号をサーボ回路52に供給する。サーボ回路52は、フォーカシングエラー信号に基づき、このフォーカシングエラー信号が0となるように、フォーカシングサーボ信号を生成する。そして、サーボ回路52は、フォーカシングサーボ信号に応じた電流を対物レンズ駆動装置5のフォーカシングコイルに供給する。また、サーボ回路52は、トラッキングエラー信号に基づき、このトラッキングエラー信号が0となるように、トラッキングサーボ信号を生成する。そして、サーボ回路52は、トラッキングサーボ信号に応じた電流を対物レンズ駆動装置5のトラッキングコイルに供給する。
光ピックアップ1は、情報信号の記録や再生のため、記録及び/又は再生装置のディスク回転駆動部によって光ディスク3が回転されると、光ディスク3の径方向に送り操作される。光ピックアップ1は、半導体レーザ31より光ビームを出射する。すると、この出射光は、レーザカプラ30に設けられたグレーティング41で0次光と±1次光に分離され、立上げミラー33及びコリメータレンズ34を介して対物レンズ4に入射され、光ディスク3の信号記録面に収束されて照射される。そして、光ディスク3の信号記録面で反射された戻りの反射光は、出射光と同一経路を経てレーザカプラ30に入射し、マイクロプリズム36の反射面36aで半導体レーザ31から出射された出射光と分離され、マイクロプリズム36を透過して光検出素子32に照射される。そして、光検出素子32は、この反射光を光電変換し、電気信号をRFアンプ51に供給する。
RFアンプ51は、この電気信号に基づいてRF信号とフォーカシングエラー信号とトラッキングエラー信号とを生成し、RF信号を信号処理回路に供給し、フォーカシングエラー信号とトラッキングエラー信号をサーボ回路52に供給する。サーボ回路52は、フォーカシングエラー信号に基づいてフォーカシングサーボ信号を生成し、フォーカシングサーボ信号に応じた電流を対物レンズ駆動装置5のフォーカシングコイルに供給すると共に、トラッキングエラー信号に基づいてトラッキングサーボ信号を生成し、トラッキングサーボ信号に応じた電流をトラッキングコイルに供給する。
フォーカシングコイルに対して電流が供給されると、一対のマグネットに発生する磁界との作用によって駆動力が発生し、対物レンズ駆動装置5の支軸13の軸線方向に沿って、すなわちフォーカシング方向である図2中矢印B方向にレンズホルダ12に取り付けられた対物レンズ4を変位させることができる。また、トラッキングコイルに対して電流が供給されると、一対のマグネットに発生する磁界との作用によって駆動力が発生し、支軸13の回動方向に、すなわちトラッキング方向である図2中矢印A方向にレンズホルダ12に取り付けられた対物レンズ4を変位させることができる。
このように、対物レンズ4を保持するレンズホルダ12がフォーカシング方向又はトラッキング方向に移動される場合にも、本発明が適用されたコリメータレンズ34及びこのコリメータレンズ34を用いた光ピックアップ1によれば、コリメータレンズ34の外周部に平坦に設けられたフランジ部43に切欠き部43aが形成されているため、レンズホルダ12の移動領域とコリメータレンズ34とが干渉しない。したがって、光ビームの受光発光部となるレーザカプラ30から立上げミラー33までの光路長を短くすると共に、対物レンズ駆動装置5と光ピックアップ1の光学系とを近接した位置に配置することができ、光ピックアップ全体の小型化を図ることができる。
本発明が適用された光ピックアップの光学系を示す断面図である。 対物レンズ駆動装置を示す斜視図である。 レーザカプラチップを示す斜視図である。 レーザカプラを示す斜視図である。 本発明が適用されたコリメータレンズを示す平面図である。 本発明が適用された他のコリメータレンズを示す平面図である。 本発明が適用された他のコリメータレンズを示す平面図である。 本発明が適用された光ピックアップの一部を示す回路図である。 従来の光ピックアップの光学系を示す断面図である。
符号の説明
1 光ピックアップ、2 光学ブロック、3 光ディスク、4 対物レンズ、5 対物レンズ駆動装置、6 ピックアップベース、12 レンズホルダ、13 支軸、23 レンズ取付部、30 レーザカプラ、31 半導体レーザ、32 光検出素子、33 立上げミラー、34 コリメータレンズ、43 フランジ部、43a 切欠き部

Claims (5)

  1. 光ディスクの面方向と平行に光ビームを出射する発光素子と、
    上記発光素子から出射された光ビームを上記光ディスクの面方向と直角方向に立ち上げる立上げミラーと、
    上記光ディスクのトラッキング方向及びフォーカシング方向に駆動されるアクチュエータに支持され、上記光ディスクの信号記録面に、上記立上げミラーによって上記光ディスクの面方向と直角に立ち上げられた光ビームを集光させる対物レンズと、
    上記対物レンズと上記立上げミラーとの間に設けられ、光ビームを略平行にするコリメータレンズとを有する光ピックアップ。
  2. 上記コリメータレンズは、略円形に形成され、有効径を除く外周に平坦に形成されたフランジ部の一部が切り欠かれていることを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  3. 上記コリメータは、上記フランジ部の一部が直線状に切り欠かれていることを特徴とする請求項2記載の光ピックアップ。
  4. 光ディスクの信号記録面に光ビームを集光させる対物レンズと同一の光軸上に設けられ、上記対物レンズに平行光を照射する略円形のコリメータレンズであって、
    有効径を除く外周に沿って平坦状のフランジ部が形成され、該フランジ部は、上記対物レンズを上記光ディスクのフォーカシング方向及びトラッキング方向に移動可能に支持するアクチュエータ側の一部が切り欠かれていることを特徴とするコリメータレンズ。
  5. 上記コリメータレンズは、上記フランジ部の一部が直線状に切り欠かれていることを特徴とする請求項4記載のコリメータレンズ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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