JP2013102425A5 - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

Description

本発明は、原稿領域を検出する画像処理装置および画像処理方法に関する。

本発明の目的は、このような従来の問題点を解決することにある。本発明は、上記の点に鑑み、原稿領域を高精度に検出する画像処理装置および画像処理方法を提供することを目的とする。

上記課題を解決するため、本発明に係る画像処理装置は、画像読取装置の原稿台に置かれた原稿に対応する第１のデータと、前記原稿台を覆うカバーに対応する第２のデータとを含む画像データを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記画像データに含まれる対象画素について、複数種類の光学的な特性のそれぞれに対応する信号値を特定する特定手段と、前記特定手段により前記対象画素に対して特定された前記複数種類の光学的な特性のそれぞれに対応する前記信号値のうちの、少なくとも２つの種類に対応する信号値を互いに比較することにより、前記画像データに対応する画像における前記第１のデータに対応する原稿領域を判定する判定手段と、を備えることを特徴とする。

Claims (11)

1. 画像読取装置の原稿台に置かれた原稿に対応する第１のデータと、前記原稿台を覆うカバーに対応する第２のデータとを含む画像データを取得する取得手段と、
   前記取得手段により取得された前記画像データに含まれる対象画素について、複数種類の光学的な特性のそれぞれに対応する信号値を特定する特定手段と、
   前記特定手段により前記対象画素に対して特定された前記複数種類の光学的な特性のそれぞれに対応する前記信号値のうちの、少なくとも２つの種類に対応する信号値を互いに比較することにより、前記画像データに対応する画像における前記第１のデータに対応する原稿領域を判定する判定手段と、
   を備えることを特徴とする画像処理装置。
2. 前記少なくとも２つの種類に対応する信号値は、前記対象画素に対応するＲＧＢ信号のＲ信号値とＧ信号値であり、
   前記判定手段は、前記Ｒ信号値と前記Ｇ信号値とを互いに比較することで、前記画像データのうちの前記第１のデータに対応する前記原稿領域を判定する、
   ことを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
3. 前記判定手段は、前記画像における、前記Ｇ信号値より前記Ｒ信号値の方が大きい対象画素に対応する領域を、前記原稿領域と判定する、
   ことを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
4. 前記カバーの表面の色は、白色を含むことを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載の画像処理装置。
5. 前記判定手段は、さらに前記画像データの彩度または輝度を閾値と比較することで、前記画像データのうちの前記第１のデータに対応する前記原稿領域を判定する、
   ことを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載の画像処理装置。
6. 前記判定手段は、前記比較することにより、前記対象画素が前記原稿領域に含まれる画素であるかを判定して、前記原稿領域を判定する、
   ことを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載の画像処理装置。
7. 前記判定手段は、前記原稿領域に含まれる画素であると判定された前記対象画素が予め定められた数以上集合している領域を前記原稿領域と判定する、
   ことを特徴とする請求項６に記載の画像処理装置。
8. 前記画像読取装置を含み、前記取得手段は前記画像読取装置による前記原稿の読取で得られた前記画像データを取得する、
   ことを特徴とする請求項１乃至７のいずれか１項に記載の画像処理装置。
9. 前記画像読取装置は、前記原稿台に置かれた前記原稿に対応する第１の領域と、前記カバーに対応する第２の領域を光学的に読み取ることを特徴とする請求項１乃至８のいずれか１項に記載の画像処理装置。
10. 画像読取装置の原稿台に置かれた原稿に対応する第１のデータと、前記原稿台を覆うカバーに対応する第２のデータとを含む画像データを取得する取得工程と、
    前記取得工程において取得された前記画像データに含まれる対象画素について、複数種類の光学的な特性のそれぞれに対応する信号値を特定する特定工程と、
    前記特定工程において前記対象画素に対して特定された前記複数種類の光学的な特性のそれぞれに対応する前記信号値のうちの、少なくとも２つの種類に対応する信号値を互いに比較することにより、前記画像データに対応する画像における前記第１のデータに対応する原稿領域を判定する判定工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
11. 請求項１乃至９のいずれか１項に記載の画像処理装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。