JP2013080371A - 媒体処理装置、及び媒体処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】投入された投入物を搬送する搬送路16と、搬送された投入物に向けて照明光Laを発光する発光部22と、照明光Laが投入物で反射した反射光Lbを受光して投入物を撮影する撮影部23と、撮影部23で撮影した投入物の撮影画像を記憶する記憶部18と、撮影画像から抽出した投入物の輪郭に基づいて投入物が処理可能な媒体であるか否かを判定し、投入物が処理可能な硬貨30でなければ、投入物を異物として識別するとともに、クリップ40の形状を示す異物画像55を出力する制御部20と、異物画像55を表示する第2操作・表示部25とを備えた貨幣処理装置10であることを特徴とする。
【選択図】図5
Description
例えば、特許文献1に記載の硬貨残留検知装置では、硬貨出金口に接続した硬貨通路に設けた静電容量式非接触センサにより、硬貨通路上に残留する硬貨、あるいは硬貨出金口から挿入される指や棒などの異物を検知するとされている。
また、特許文献2に記載の自動取引装置は、異物を分離する必要があるため、分離できなかった異物が搬送路に混入するという問題がある。
貨幣識別部12は、光学検知部21、発光部22、撮影部23、及び磁気検知部24で構成し、投入された貨幣の真偽、及び金種を識別するための情報を取得して制御部20に出力する機能を有している。
なお、発光部22、撮影部23、及び磁気検知部24は、光学検知部21に対して搬送方向Cへ離間した位置に配置している。
貨幣一括収容部14は、金種別収容部13で収容しきれない貨幣を金種毎に分別することなく一括して収容する機能、及び制御部20の指示により、貨幣を搬送路16へ送り出す機能を有している。
具体的には、貨幣処理装置10における処理可能な貨幣が硬貨30(処理可能な媒体)である場合について、図5から図10を用いて詳しく説明する。
第1の撮影画像51は、図7の(a)に示すように、貨幣処理装置10が処理可能な硬貨30ではなく、書類等を止めるクリップ40(異物)が搬送方向Cに対して斜めに傾いた状態を撮影している。
第3の撮影画像53は、図9の(a)に示すように、クリップ40が硬貨30からはみ出すことなく重なり合った状態を撮影している。
具体的には、制御部20は、撮影画像を二値化画像に変換して、二値化画像の投入物と背景である搬送路16との境界をトレースして投入物の輪郭線を抽出した輪郭画像を作成する。
また、第2の撮影画像52から投入物の輪郭を抽出した第2の輪郭画像52aは、図8の(b)に示すように、略円状の輪郭線32と、輪郭線32の一部が略凸状に突出した輪郭線42を表示している。
また、第3の撮影画像53から投入物の輪郭を抽出した第3の輪郭画像53aは、図9の(b)に示すように、略円形の輪郭線33を表示している。
具体的には、まず、輪郭画像の横方向(搬送方向C)をX軸とし、X軸に直交する方向、つまり輪郭画像の縦方向をY軸とする仮想平面座標を輪郭画像上に形成する。
第1閾値は、真円指標が真円から遠いことを示す値であり、ここでは仮に「0.5」とする。一方、第2閾値は、真円指標が真円に近いことを示す値であるとともに、処理可能な硬貨30の真円指標と略同等とし、ここでは仮に「0.8」とする。
具体的には、輪郭画像において、中点の最頻値となった最外点で構成する輪郭線と、中点の最頻値以外の最外点で構成する輪郭線との接続点は、投入物の輪郭線における変曲点であるとともに、硬貨30と異物との接続点である可能性が高い。
差分量が大であれば(ステップS213:No)、制御部20は、撮影画像の投入物に異物が混入していると識別し、撮影画像の投入物を異物と判定する(ステップS214)。そして、制御部20は、撮影画像から差分量の大きい画素成分をトレースして、異物の形状を抽出する(ステップS215)。その後、制御部20は、抽出した異物の形状を異物画像として出力して、識別処理を終了する。
従って、貨幣処理装置10は、異物であるクリップ40の一部がはみ出すように硬貨30に重なった状態の投入物から確実にクリップ40を検出するとともに、クリップ40の除去を容易にすることができる。
また、第1閾値を「0.5」、及び第2閾値を「0.8」としたが、これに限定せず、処理可能な媒体に応じた適宜の数値としてもよい。なお、第2閾値は、処理可能な媒体の真円指標と略同等であることが好ましい。
なお、図11は紙幣処理の動作のフローチャートを示し、図12は投入物識別処理の動作のフローチャートを示している。
まず、利用者が投入した投入物を入出金機構部11が受付けると、制御部20は、図11に示すような紙幣処理を開始して、投入物の撮影処理を実行する(ステップS301)。この投入物撮影処理は、図5のステップS201の同様の処理のため、詳しい説明を省略する。
具体的には、まず、輪郭画像の横方向(搬送方向C)をX軸とし、X軸に直交する方向、つまり輪郭画像の縦方向をY軸とする仮想平面座標を輪郭画像上に形成する。そして、抽出した輪郭のX軸方向における長さの絶対値と、Y軸方向における長さの絶対値を算出する。すなわち、投入物に外接する矩形のサイズを算出する。
また、処理可能な硬貨30と紙幣とにわけて説明したが、これに限定せず、円形状の媒体、及び矩形の媒体の両方を処理可能な媒体とする媒体処理装置であってもよい。
また、発光部22は、光学検知部21が投入物を検知した際に発光する構成としたが、これに限定せず、常時発光する構成としてもよい。
16…搬送路
18…記憶部
20…制御部
22…発光部
23…撮影部
25…第2操作・表示部
30…硬貨
40…クリップ
51…第1の撮影画像
52…第2の撮影画像
53…第3の撮影画像
55…異物画像
La…照明光
Lb…反射光
Claims (7)
- 投入された投入物を搬送する搬送手段と、
搬送された前記投入物に向けて照明光を発光する発光手段と、
該発光手段の前記照明光が前記投入物で反射した反射光を受光して前記投入物を撮影する撮影手段と、
該撮影手段で撮影した前記投入物の撮影画像を記憶する記憶手段と、
前記撮影画像から抽出した投入物の輪郭に基づいて前記投入物が処理可能な媒体であるか否かを判定し、前記投入物が前記処理可能な媒体でなければ、前記投入物を異物として識別するとともに、前記異物の形状を示す異物画像を出力する異物識別手段と、
前記異物画像を表示する表示手段とを備えた
媒体処理装置。 - 前記異物画像に基づいて、前記異物の大きさを算出する異物サイズ算出手段を備え、
前記表示手段を、
前記異物画像とともに、前記異物の大きさを表示する構成とした
請求項1に記載の媒体処理装置。 - 前記記憶手段に、
真円らしさを示す真円指標に対して、真円から遠いことを示す第1閾値、及び真円に近いことを示す第2閾値とを記憶し、
前記異物識別手段を、
前記撮影画像から抽出した前記投入物の輪郭に基づいて前記投入物の前記真円指標を算出する指標算出処理と、
前記第1閾値、及び前記第2閾値の少なくとも一方と、前記投入物の前記真円指標とを比較して、前記投入物が処理可能な媒体であるか否かを判定し、前記投入物が処理可能な媒体でない場合、前記投入物を異物とする判定処理と、
前記投入物が処理可能な媒体でない場合、前記異物の形状を示す異物画像を出力する異物形状出力処理を実行する構成とした
請求項1または2に記載の媒体処理装置。 - 前記判定処理を、
前記投入物の前記真円指標と前記第1閾値とを比較して、前記真円指標が前記第1閾値よりも真円から遠いことを示す値であれば、処理可能な媒体でないと判定するとともに、前記投入物を異物とする構成とし、
前記異物形状出力処理を、
前記投入物の撮影画像を異物画像として出力する構成とした
請求項3に記載の媒体処理装置。 - 前記判定処理を、
前記投入物の前記真円指標と、第1閾値、及び第2閾値とを比較して、前記真円指標が前記第1閾値と前記第2閾値との間であれば、処理可能な媒体でないと判定するとともに、前記投入物を異物とする構成とし、
前記異物形状出力処理を、
前記撮影画像にエッジ処理を施して、前記輪郭の変曲点からエッジ成分の高い部分をトレースして異物の形状を抽出した異物画像を出力する構成とした
請求項3または4に記載の媒体処理装置。 - 前記記憶手段に、
少なくとも1つの前記処理可能な媒体を撮影した基準テンプレート画像を記憶し、
前記判定処理を、
前記投入物の前記真円指標と前記第2閾値とを比較して、前記真円指標が前記第2閾値よりも真円に近いことを示す値であれば、
前記投入物の撮影画像と前記基準テンプレートとを画素ごとに比較して、画素の差分量が大きければ、処理可能な媒体でないと判定するとともに、投入物を異物とする構成とし、
前記異物形状出力処理を、
前記基準テンプレート画像と前記撮影画像の差分量の大きい画素をトレースして異物の形状を抽出した異物画像を出力する構成とした
請求項3から5のいずれか1つに記載の媒体処理装置。 - 投入された投入物を搬送して、搬送された前記投入物に向けて照明光を発光し、該照明光が前記投入物で反射した反射光を受光して前記投入物を撮影した撮影画像を記憶して、
前記撮影画像から抽出した投入物の輪郭に基づいて前記投入物が処理可能な媒体であるか否かを判定し、前記投入物が前記処理可能な媒体でなければ、前記投入物を異物として識別するとともに、前記異物の形状を示す異物画像を出力して表示する
媒体処理方法。
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