JP2013075011A - 遊技機用フレキシブル配線基板およびそれを備えた遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液晶インターフェイス基板45とサブ液晶周辺基板46とを接続する、遊技機用フレキシブル配線基板としてのフラットケーブル60は、その表面に形成された第1配線パターン62と、その裏面の第1領域60Aに形成された第2配線パターン63とを含んでいる。フラットケーブル60の裏面の第2領域60Bには、配線パターンは形成されていない。
【選択図】図5
Description
一方、近年、パチンコ機に搭載される各種基板では、電子部品の実装密度が向上しており、ノイズ対策が重視されている。そのため、ノイズによる影響を抑制しつつ、伝送性能を高めるために、両面搭載型のフレキシブルフラットケーブル(フレキシブル配線基板)を採用することが考えられる。
本発明は、このような背景の下でなされたものであり、ノイズに配慮しつつ、配線パターンの断線の発生を抑制または防止することができる遊技機用フレキシブル配線基板およびそれを備えた遊技機を提供することを目的とする。
この構成によれば、フレキシブル配線基板の他方主面の第1領域には配線パターン(第2配線パターン)が形成されているが、当該他方主面の第2領域には配線パターンは形成されていない。そのため、フレキシブル配線基板における第2領域に対応する部分に含まれる配線が少量になり、これにより、フレキシブル配線基板の変形時に、第2領域に過度に高い応力が生じるのを抑制することができる。
以上により、ノイズに配慮しつつ、配線パターンの断線の発生を抑制または防止することができる。
前記の目的を達成するための請求項2記載の発明は、遊技機(1)に搭載される基板(45,46)間を接続するために用いられるフレキシブル配線基板(70)であって、前記フレキシブル配線基板の一方主面に形成された第1配線パターン(62)と、前記フレキシブル配線基板の他方主面における所定の第1領域に形成された第2配線パターン(73)とを含み、前記第2配線パターンは、前記他方主面における所定の第1領域(70A)と、前記他方主面において、前記第1領域に対し、前記フレキシブル配線基板の長手方向に関し異なる領域である第2領域(70B)とで、当該配線パターンの態様が異なっている、遊技機用フレキシブル配線基板である。
以上により、ノイズに配慮しつつ、配線パターンの断線の発生を抑制または防止することができる。
請求項3に記載のように、前記第2配線パターンは、前記第1領域に形成された第1グランドパターン(71)と、前記第2領域に形成され、前記第1グランドパターンよりも単位面積当たりの配線面積が小さい第2グランドパターン(72)とを含んでいてもよい。
請求項4に記載のように、前記フレキシブル配線基板には、前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとの導通をとるための導通手段(59A)が設けられていてもよい。
前記の目的を達成するための請求項6記載の発明は、遊技機本体(17A)に固定的に配設された第1基板(45)と、遊技動作に関連して移動可能な可動体に取り付けられた第2基板(46)と、前記第1および第2基板間を接続するために用いられ、可撓性を有するフレキシブル配線基板(70)とを含み、前記フレキシブル配線基板は、当該フレキシブル配線基板の一方主面に形成された第1配線パターン(62)と、当該フレキシブル配線基板の他方主面における所定の第1領域(70A)に形成された第2配線パターン(73)とを含み、前記第2配線パターンは、前記他方主面における所定の第1領域(70A)と、前記他方主面において、前記第1領域に対し、前記フレキシブル配線基板の長手方向に関し異なる領域である第2領域(70B)とで、当該配線パターンの態様が異なっている、遊技機である。
また、前述のように、第1基板は遊技機の所定位置に固定的に配設されており、第2基板は、遊技動作に関連して移動可能な可動体に取り付けられている。この場合、可動体の移動に伴って、フレキシブル配線基板における第2基板側の領域が大きく変位する。可動体が頻繁に変位する場合、フレキシブル配線基板における第2基板側の領域が繰り返し変形されるおそれがある。
図1は、本発明の第1実施形態に係る遊技機1の概略構成を示す斜視図である。この実施形態では、図1に示す遊技機1はパチンコ機である。
遊技機1は、遊技店内に配列された遊技島への取付け(設置)のための略四角枠状の外枠2と、この外枠2に対し片開き(横開き)可能に取り付けられた内枠(遊技機本体)3とを備えている。外枠2の左右一方、たとえば左側のヒンジ4によって、内枠3はヒンジ4の回動軸まわりに回動可能に保持されている。
遊技領域Sの中央部には液晶表示部56を含むセンターユニット17が配設されている。液晶表示部56は、遊技機1の遊技中に、演出図柄を変動表示するためのものである。センターユニット17における液晶表示部56の周囲は、フレーム枠17A(遊技機本体。図4Aおよび図4Bも併せて参照)によって取り囲まれており、このフレーム枠17Aの前面には、たとえばハートなどの女の子らしさなどをモチーフとした装飾部材18が取り付けられている。センターユニット17内には、当該液晶表示部56を駆動する液晶基板35が内蔵されている。
図3Aは、遊技機1における電気的構成を示すブロック図である。図3Aでは、表示制御のための電気的構成のみを示している。
遊技機1は、遊技の動作制御(遊技制御)を司る主制御基板41と、演出制御を司る演出制御基板42と、液晶表示部56およびサブ液晶表示部37の表示を制御するための液晶制御基板43とを備えている。その他、遊技機1は、賞球払出装置(図示しない)による払出し動作を制御するための払出制御基板や、発射装置(図示しない)による遊技球の払出し動作を制御するための発射制御基板を備えているがこれらの基板の図示は省略する。各制御基板41,42,43には、たとえばCPU、RAMおよびROMを含む構成のマイクロコンピュータが実装されている。
主制御基板41と演出制御基板42とは、演出インターフェイス基板44および液晶インターフェイス基板45を介して接続されている。液晶インターフェイス基板45には液晶基板35が接続されているとともに、サブ液晶周辺基板(第2基板)46を介してサブ液晶基板39が接続されている。
図3Aに示す各種基板のうち、主制御基板41、演出制御基板42、液晶制御基板43および演出インターフェイス基板44は、遊技盤5の背面側に取り付けられている。さらに、液晶インターフェイス基板45は、遊技盤5に固定的に取り付けられたセンターユニット17(図4Aおよび図4B参照)の背面側に取り付けられている。
主制御基板41は、演出制御基板42に向けて演出制御コマンドCMDを出力する。主制御基板41からの演出制御コマンドCMDは、演出インターフェイス基板44を介して演出制御基板42に与えられる。
また、液晶インターフェイス基板45とサブ液晶周辺基板46との間の通信のインターフェイスが、V-by-One HSによって実現されている。すなわち、液晶インターフェイス基板45の送出側のインターフェイスおよびサブ液晶周辺基板46の受取り側のインターフェイスが、それぞれV-by-One HS方式である(送出側のインターフェイスとして、たとえばV-by-OneトランスミッタTHCV213(ザインエレクトロニクス社製)を採用することができ、また、受取り側のインターフェイスとして、たとえばV-by-OneレシーバーTHCV214(ザインエレクトロニクス社製)を採用することができる。
液晶インターフェイス基板45は液晶制御基板43と共通の液晶用基板ケース100内に収容保持されている。フラットケーブル60の両端部には、それぞれ第1および第2コネクタ67,68が接続されている。液晶用基板ケース100には、フラットケーブル60の第1コネクタ67を装着するための縦長の開口103が形成されており、この開口103を介して第1コネクタ67が、液晶用基板ケース100内に収容された液晶インターフェイス基板45のコネクタに結合されている。また、フラットケーブル60の第2コネクタ68は、サブ液晶周辺基板46のコネクタに結合されている。
フレーム枠17Aの枠底上面17Bには、それぞれ溝幅の狭い第1および第2ガイド溝51,52が形成されている。第1ガイド溝51は左右方向に延びている。また、第2ガイド溝52は、右方向に向かうに従って前方に向かうように傾斜しながら延びている。小型液晶ユニット36の本体底面の幅方向の左端部には、鉛直下方に向けて突出する第1係合突起53が形成されている。小型液晶ユニット36の本体底面の幅方向の右端部には、鉛直下方に向けて突出する第2係合突起54が形成されている。第1および第2係合突起53,54は、それぞれ第1ガイド溝51および第2ガイド溝52に嵌合している。これにより、小型液晶ユニット36が、第1姿勢(図4A参照)と第2姿勢(図4B参照)との間で姿勢変更可能に設けられている。また、小型液晶ユニット36には、ボールねじやモータなどによって構成される小型液晶ユニット駆動機構55が結合されている。この小型液晶ユニット駆動機構55の駆動により、小型液晶ユニット36が、第1姿勢(図4A参照)と第2姿勢(図4B参照)との間で移動される。
そのため、小型液晶ユニット36が第1姿勢にあるときと第2姿勢にあるときとでは、サブ液晶周辺基板46の位置、とくにサブ液晶周辺基板46における、第2コネクタ68と結合するためのサブ液晶周辺基板46側のコネクタの位置が大きく変化する。この場合、図4Aおよび図4Bに示すように、液晶インターフェイス基板45とサブ液晶周辺基板46とを接続するフラットケーブル60は、小型液晶ユニット36の移動に伴って変形する(撓む)。とくに、フラットケーブル60におけるサブ液晶周辺基板46側の領域の変形量(撓み量)が大きい。小型液晶ユニット36が頻繁に移動する場合、フラットケーブル60におけるサブ液晶周辺基板46側の領域が繰り返し変形されるおそれがある。
また、基板ケース100と演出用基板ケース101という2つのケースを設ける構成でなく、基板ケースを1つ設ける構成であってもよい。この場合、複数の演出装置(液晶表示部56やランプ、スピーカ14等)制御用の複数の制御基板(各制御基板には制御手段(CPU)が実装)を1つの基板ケースに収容する構成(各演出装置に対応して制御基板を設ける構成)を採用してもよいし、複数の制御手段(CPU)が実装された1枚の基板を基板ケース内に収容する構成(1つの制御基板ですべての演出装置の制御を司るように構成)を採用してもよい。前者の場合の一例として、たとえば液晶制御基板43および演出制御基板42等を1つの基板ケースに収容する構成を例示することができる。
図5(a)はフラットケーブル60の平面図であり、図5(b)はフラットケーブル60の底面図である。図5(a),(b)に示すように、フラットケーブル60は、絶縁フィルム等からなる帯状の絶縁シート61と、絶縁シート61の表面(一方主面)に配置された第1配線パターン62と、絶縁シート61の裏面(他方主面)の一部分に配置された第2配線パターン63とを含む両面搭載型のフラットケーブルである。第1配線パターン62は、絶縁シート61の表面における絶縁部分を除く全域にわたって配置されている。絶縁シート61としては、ポリイミド樹脂フィルムやPET(Polyethylene terephthalate)フィルムなどを例示することができる。
電源供給配線64とグランドパターン65との間に、複数本の信号線66が互いに平行に並置されている。この実施形態では、6本の信号線66を、たとえば0.5mmの間隔を空けて並列に配置している。信号線66は、直線状の金属箔(たとえば銅箔)を用いて形成されている(図5(a)では、6本の信号線66のみを示している)。これら複数本の信号線66としては、1本の差動信号(V-by-One HS方式)用の信号線、イネーブル信号用の信号線、クロック信号用の信号線、データ信号の信号線、リセット信号用の信号線等が設けられている。
換言すると、フラットケーブル60の第1領域60Aに対応する領域は表裏面双方に配線パターンが配置された両面配線領域であるが、フラットケーブル60の第2領域60Bに対応する領域は片面配線領域である。そして、図6に示すように、この両面配線領域の適所には、第1配線パターン62のグランドパターン65と第2配線パターン63との導通をとるためのビア59Aが設けられている。具体的には、絶縁シート61には、当該絶縁シート61を貫通するスルーホール59が、フラットケーブル60の長手方向に間隔を空けて形成され、各スルーホール59にはビア59Aが埋設されている。
以上のようにこの実施形態によれば、フラットケーブル60の裏面の第1領域60Aに配線パターン(第2配線パターン63)が配置されているが、当該裏面の第2領域60Bには配線パターンは形成されていない。そのため、フラットケーブル60における第2領域60Bに対応する部分にある配線は少なく、これにより、フラットケーブル60の変形時(撓み時)に、第2領域60Bに過度に高い応力が生じるのを抑制することができる。
以上により、ノイズに配慮しつつ、配線パターンの断線の発生を抑制または防止することができる。
とくに、フラットケーブル60におけるサブ液晶周辺基板46側の領域である第2領域60Bは、フラットケーブル60における繰り返し変形される領域である。フラットケーブル60の第2領域60Bに対応する領域だけ配線を少なくするので、ノイズ抑制効果は高く維持しつつ、配線パターンの断線の発生を効果的に抑制することができる。
これら図7〜図9において、図1〜6に示す実施形態(第1実施形態)に示された各部に対応する部分には、第1実施形態と同一の参照符号を付して示し、説明を省略する。
図7(a)はフラットケーブル70の平面図であり、図7(b)はフラットケーブル70の底面図である。図7(b)に示すように、フラットケーブル70が、第1実施形態に係るフラットケーブル60と相違する主たる点は、フラットケーブル70の裏面の第2領域70Bに配線パターンを全く設けないのではなく、この裏面の第2領域70Bに、単位面積当たりの配線面積の少ないグランドパターン(配線パターン)72を形成するようにした点にある。以下、具体的に説明する。
第2配線パターン73は、フラットケーブル70の裏面の第1領域70Aに形成された第1グランドパターン71と、フラットケーブル70の裏面の第2領域70Bに形成された第2グランドパターン72とを備えている。第2グランドパターン72の単位面積当たりの配線面積は、第1グランドパターン71の単位面積当たりの配線面積よりも小面積にされている。
また、たとえば第1および第2グランドパターン71,72の形成は同時に行われることが望ましい。具体的には絶縁シート61の全域に金属箔を蒸着させた後、不要箇所をエッチングにより除去することにより第1および第2グランドパターン71,72を形成してもよい。しかしながら、第1グランドパターン71が形成されている絶縁シート61の裏面に、絶縁シート61とは異なるシートに形成された第2グランドパターン72(たとえば、導体パターンを付したシール)を貼り付けるようにすることもできる。
図8は、サブ液晶周辺基板46のコネクタ80の概略構成を示す斜視図である。
サブ液晶周辺基板46には、たとえば雄コネクタからなるサブ液晶周辺用のサブ周辺コネクタ80が実装されている。このサブ周辺コネクタ80に、フラットケーブル70のたとえば雌コネクタからなる第2コネクタ68が差し込まれる。サブ周辺コネクタ80は合成樹脂製のハウジング81を備えている。このハウジング81の周囲(ハウジング81における液晶周辺基板46と対向する面以外の三面)は、金属製のシェル82によって被覆されているとともに、このシェル82がサブ液晶周辺基板46のパターンとの間で電気的接続されている。サブ周辺コネクタ80は、一列または複数列(図8では一列)に配列された複数本の第1接触子(接触ピン)83を備えている。この第1接触子83はサブ液晶周辺基板46の表面のパターンとの間で導通が保たれている。
第2コネクタ68は断面略矩形の直方体形状のハウジング68Aを備えておる。ハウジング68A内には、複数の第2接触子(図示しない)が収容配置(配列)されている。第2接触子は、第1配線パターン62の電源供給配線64や信号線66と導通されている。また、ハウジング68Aの上辺には、前方(フラットケーブル70の長手方向に沿い、かつフラットケーブル70の内側から端部へと向かう方向)へと延びる上導通片86が設けられている。上導通片86は、第1配線パターン62のグランドパターン65と電気的接続されている。また、ハウジング68Aの下辺には、前方(フラットケーブル70の長手方向に沿い、かつフラットケーブル70の内側から端部へと向かう方向)へと延びる下導通片87が設けられている。下導通片87は、第2グランドパターン72と電気的接続されている。
以上、この発明の2つの実施形態について説明したが、本発明はさらに他の形態で実施することもできる。
また、第2実施形態において、第1配線パターン62のグランドパターン65と、第2グランドパターン72との導通は、第1実施形態のスルーホール59およびビア59Aと同等のスルーホールおよびビアによっても達成される。
また、第2領域は、変形部位に対応するのではなく、静止状態で撓む部位に対応して形成されていてもよい。
また、前述の各実施形態では、第2基板にサブ液晶周辺基板46を採用した場合を例に挙げて説明したが、サブ液晶周辺基板46が設けられない場合には、サブ液晶基板39を第2基板として採用することもできる。
また、前述の実施形態では、遊技機1としてパチンコ機に適用した例を示したが、パチスロ機等の他の遊技機にも適用可能であることは言うまでもない。この場合、たとえばパチスロ機の液晶表示部(または周りの役物。可動部)に設けられる基板と、他の基板との接続にこのようなフレキシブル配線基板を用いることができる。
17A フレーム枠(遊技機本体)
36 小型液晶ユニット(可動体)
45 液晶インターフェイス基板(第1基板)
46 サブ液晶周辺基板(第2基板)
59A ビア(導通手段)
60 フラットケーブル(フレキシブル配線基板)
60A 第1領域
60B 第2領域
62 第1配線パターン
63 第2配線パターン
70 フラットケーブル(フレキシブル配線基板)
70A 第1領域
70B 第2領域
62 第1配線パターン
71 第1グランドパターン
72 第2グランドパターン
73 第2配線パターン
また、第2領域のグランドパターン(第2グランドパターン)を、たとえば網目状に形成することができる。これにより、フレキシブル配線基板における第2領域に対応する部分に含まれる配線の量を低減させることができ、フレキシブル配線基板の第2領域に過度に高い応力が加わるのを、より一層抑制することができる。
以上により、ノイズに配慮しつつ、配線パターンの断線の発生を抑制または防止することができる。
また、前述のように、第1基板は遊技機の所定位置に固定的に配設されており、第2基板は、遊技動作に関連して移動可能な可動体に取り付けられている。この場合、可動体の移動に伴って、フレキシブル配線基板における第2基板側の領域が大きく変位する。可動体が頻繁に変位する場合、フレキシブル配線基板における第2基板側の領域が繰り返し変形されるおそれがある。
Claims (7)
- 遊技機に搭載される基板間を接続するために用いられるフレキシブル配線基板であって、
前記フレキシブル配線基板の一方主面に形成された第1配線パターンと、
前記フレキシブル配線基板の他方主面における所定の第1領域に形成された第2配線パターンとを含み、
前記他方主面における、前記第1領域に対し前記フレキシブル配線基板の長手方向に関し異なる領域である第2領域には、配線パターンは形成されていない、遊技機用フレキシブル配線基板。 - 遊技機に搭載される基板間を接続するために用いられ、可撓性を有するフレキシブル配線基板であって、
前記フレキシブル配線基板の一方主面に形成された第1配線パターンと、
前記フレキシブル配線基板の他方主面における所定の第1領域に形成され、第2配線パターンとを含み、
前記第2配線パターンは、前記他方主面における所定の第1領域と、前記他方主面において、前記第1領域に対し、前記フレキシブル配線基板の長手方向に関し異なる領域である第2領域とで、当該配線パターンの態様が異なっている、遊技機用フレキシブル配線基板。 - 前記第2配線パターンは、前記第1領域に形成された第1グランドパターンと、前記第2領域に形成され、前記第1グランドパターンよりも単位面積当たりの配線面積が小さい第2グランドパターンとを含む、請求項2記載の遊技機用フレキシブル配線基板。
- 前記フレキシブル配線基板には、前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとの導通をとるための導通手段が設けられている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の遊技機用フレキシブル配線基板。
- 遊技機本体の所定位置に固定的に配設された第1基板と、
遊技動作に関連して移動可能な可動体に取り付けられた第2基板と、
前記第1および第2基板間を接続するために用いられ、可撓性を有するフレキシブル配線基板とを含み、
前記フレキシブル配線基板は、当該フレキシブル配線基板の一方主面に形成された第1配線パターンと、当該フレキシブル配線基板の他方主面における所定の第1領域に形成された第2配線パターンとを含み、
前記他方主面における、前記第1領域に対し前記フレキシブル配線基板の長手方向に関し異なる領域である第2領域には、配線パターンは形成されていない、遊技機。 - 遊技機本体の所定位置に固定的に配設された第1基板と、
遊技動作に関連して移動可能な可動体に取り付けられた第2基板と、
前記第1および第2基板間を接続するために用いられ、可撓性を有するフレキシブル配線基板とを含み、
前記フレキシブル配線基板は、当該フレキシブル配線基板の一方主面に形成された第1配線パターンと、当該フレキシブル配線基板の他方主面における所定の第1領域に形成された第2配線パターンとを含み、
前記第2配線パターンは、前記他方主面における所定の第1領域と、前記他方主面において、前記第1領域に対し、前記フレキシブル配線基板の長手方向に関し異なる領域である第2領域とで、当該配線パターンの態様が異なっている、遊技機。 - 前記第2領域は、前記フレキシブル配線基板における前記第2基板側の領域に形成されている、請求項5または6記載の遊技機。
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