JP2007236463A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶パネル等の画像表示パネルのシールド部材に生じた静電気を、画像表示制御基板に設けられたグランド部に逃すようにし、かつ、画像表示パネルへの画像表示制御基板ボックスの脱着が簡単で、しかも、画像表示制御基板ボックスの取付位置の変更にも容易に対応しうる遊技機を提供する。
【解決手段】遊技機10は、液晶パネル20と液晶制御基板ボックス30とを備える。液晶パネル20はパネル本体51の背面に導電性のシールド板52を有する。液晶制御基板ボックス30はボックス本体に液晶制御基板62が収納される。液晶制御基板ボックス30には、一端が液晶制御基板62のグランド部に電気的に接続され、他端が液晶制御基板ボックス30から取り出されてシールド板52の背面に接触する電通部材65が設けられる。
【選択図】図9

Description

本発明は、遊技機に関するもので、詳しくは、遊技機の画像表示パネルの静電気ノイズ防止構造に関するものである。
近年、遊技者に抽選絵柄等を液晶画面で表示する遊技機が一般的になっている。この種の遊技機では、遊技者から見て遊技領域の正面中央付近に液晶パネルが配置され、その液晶画面にアニメーション等による抽選絵柄が表示されるようになっている。
液晶パネルには市販の汎用品が用いられることが多く、その一般的な構成としては、パネル本体の背面に金属板等の導電性のシールド部材が設けられる。パネル本体に内蔵された液晶制御用のドライバ基板等は、このシールド部材によって外部電磁波から保護される。
液晶パネルの背面には液晶制御基板ボックスが取り付けられる。液晶制御基板ボックスは、合成樹脂製のボックス本体に、液晶表示を制御するための液晶制御基板が収納されてなる。通常、ボックス本体と液晶制御基板とが一体になって液晶パネルの背面に固定される。
液晶制御基板にはグランド部が設けられており、このグランド部を介して静電気を遊技機のアースへ逃すことで、液晶制御基板の誤動作を防止している(特許文献1参照)
特開2003−126492号公報
ところで、最近では、遊技機の改良に伴い液晶パネルのサイズが遊技領域の中央付近から上下または左右に拡大する傾向にある。このように液晶パネルが拡大すると、従来は影響を受け難かった液晶パネルのドライバ基板等が、遊技機の他の構成部品に接近して静電気ノイズを受けることがある。例えば静電気の生じやすい遊技球の通路(球誘導桶)付近に液晶パネルが近づくと、静電気の影響で液晶表示の色ムラやドット欠け等の不具合が起こってしまう。
同様に、役物等の演出変更に伴って液晶パネルの位置が上下または左右に移動する場合にも、上記のような液晶表示の不具合が起こりうる。
これに対し、液晶パネルへの静電気ノイズを、前述した液晶制御基板のグランド部を利用して回避する構成が考えられる。すなわち、液晶制御基板のグランド部と液晶パネルのシールド部材とを電気的に接続し、シールド部材に生じた静電気をグランド部を介して遊技機のアースへ逃す構成である。
このような構成によれば、シールド部材が帯電しても、液晶制御基板のグランド部を介して電荷が速やかに取り除かれるため、上記のような液晶表示の不具合を回避することができる。
ところが、前述したように、液晶制御基板はボックス本体に収納されているため、液晶制御基板(グランド部)とシールド部材との間の配線の確保が問題となる。例えば、ボックス本体の内から外へリード線を取り出して液晶制御基板(グランド部)とシールド部材とを接続する構成では、液晶パネルへの液晶制御基板ボックスの脱着時などにリード線が邪魔になってその作業に支障を来すおそれがある。
また、ボックス本体にコネクタ連結口を設けて液晶制御基板(グランド部)とシールド部材とを専用のコネクタで直結する構成も考えられるが、このような構成では、液晶パネルと液晶制御基板ボックスとの相対的な位置関係がコネクタの位置に定まってしまうため、遊技機の機種変更等に伴う液晶制御基板ボックスの取付位置の変更に対応し辛くなる。特に、液晶パネルの上端付近は、球誘導桶などと干渉しやすい部分であるので、液晶パネルの背面でこのような部分に十分なスペースを取れるように液晶制御基板ボックスの取付位置を必要に応じて変更可能な構造を採用することが望ましい。
本発明は、このような現状に鑑みなされたもので、液晶パネル等の画像表示パネルのシールド部材に生じた静電気を、液晶制御基板等の画像表示制御基板に設けられたグランド部に逃すようにし、かつ、画像表示パネルへの液晶制御基板ボックス等の画像表示制御基板ボックスの脱着が簡単で、しかも、液晶制御基板ボックスの取付位置の変更にも容易に対応しうる遊技機を提供することを目的としている。
[第1発明]
前記課題を解決するために本発明の遊技機は、
画像表示パネルと、この画像表示パネルの画像表示を制御する画像表示制御基板ボックスとを備えた遊技機において、
前記画像表示パネルは、パネル本体の背面に導電性のシールド部材を有し、
前記画像表示制御基板ボックスは、前記シールド部材の背面側に取り付けられるボックス本体と、このボックス本体に収納される画像表示制御基板とを有しており、しかも、
前記画像表示制御基板ボックスには、一端が前記画像表示制御基板のグランド部に電気的に接続され、他端がボックス本体の小孔から取り出されて前記画像表示パネルのシールド部材の背面に接触する電通部材が設けられており、
前記電通部材の他端は、前記画像表示パネルの背面に前記画像表示制御基板ボックスを合わせて固定するとき、前記シールド部材に接触して電通する構成とした。
このような構成によれば、画像表示パネルのシールド部材の静電気が電通部材を介して画像表示制御基板のグランド部に逃される。これにより、遊技機内の静電気が生じやすい場所に画像表示パネルが設置されても、液晶表示の色ムラ、ドット欠け等の不具合を回避することができる。
また、電通部材がボックス本体の外側でシールド部材に接触して除電通路を形成する構成であるから、この接触位置をズラすだけで、画像表示パネルへの画像表示制御基板ボックスの取付位置や向きを自在に変更することが可能になる。この結果、画像表示パネルへの画像表示制御基板ボックスの取付位置の変更に直ぐに対応することができる。
また、ボックス本体からアース用のリード線が外部に取り出されることもなく、画像表示パネルへの画像表示制御基板ボックスの脱着も簡単に行える。
なお、特許文献1には、主制御基板の基板ボックスにシールド部材を取り付けて、このシールド部材と主制御基板のグランド部とを電通部材(特許文献1の取付部材202,204、図5および図7参照)で電気的に接続するようにした構成が開示されている。このような構成では、基板ボックスに専用のシールド部材を予め取り付けておくことが必要になる。
これに対し、本発明の構成は、画像表示パネルのシールド部材を画像表示制御基板のシールド部材としてそのまま兼用するものであり、このため、画像表示制御基板ボックスの画像表示制御基板に別途専用のシールド部材を取り付ける必要がなく、部品点数を削減して製造コストを抑えることができるという利点がある。
なお、前記画像表示パネルは、シールド部材を有するものであればよく、液晶パネルの他、プラズマパネル、表面電界パネル等の薄型パネルを採用することができる。
[第2発明]
第1発明において、前記電通部材には、板バネ、コイルバネ等の弾性体を用いることが望ましい。
このような弾性体を採用すれば電通部材がその弾性力でシールド部材に押し付けられるため、電通部材とシールド部材との接触状態が安定し、両者の電気的な接続の信頼性を高めることができる。
[第3発明]
また、第1発明において、前記シールド部材は、前記画像表示パネルの背面を形成するフレーム材であることが望ましい。
このような構成によれば、画像表示パネルのフレーム材をシールド部材として用いるため、画像表示パネルの構成部品(フレーム材)の有効利用を図ることができる。また、画像表示パネルに別途シールド部材を取り付ける必要がないため、画像表示パネルと画像表示制御基板ボックスとの組み付け作業が簡単になる。
[第4発明]
第4発明の遊技機は、第1発明の構成を備えた遊技機であって、前記画像表示制御基板ボックスの中央付近から前記電通部材の他端が取り出されることを特徴としている。
基板ボックスの四隅付近には、基板ボックスにシールド部材を固定するためのネジ部が設けられることが多い(特許文献1参照)。このため、第1発明の構成例として、このようなネジ部で画像表示制御基板に電通部材の一端を固定し画像表示制御基板ボックスの四隅付近から電通部材の他端を取り出す構成を採用することが考えられる。
しかしながら、画像表示制御基板ボックスの四隅付近から電通部材を取り出す構成では、画像表示制御基板ボックスの取付位置がシールド部材から大きくズレた場合、シールド部材と電通部材との間に距離が空いてしまい、両者の間の接触が断たれてしまうおそれがある。
そこで、第4発明では、前記画像表示制御基板ボックスの中央付近から前記電通部材が取り出される構成を採用し、シールド部材と電通部材との接触範囲を広く確保するようにした。これにより、画像表示パネルの背面の広い範囲に画像表示制御基板ボックスを取り付けることが可能になる。
なお、前記電通部材は、画像表示制御基板ボックスの中央付近に単体若しくは複数設けることができる。複数の電通部材を適度な間隔を保って設けることで、シールド部材と電通部材との接触の信頼性を向上させることができる。
[第5発明]
第5発明の遊技機は、第1発明の構成を備えた遊技機であって、
前記画像表示パネルの背面で前記画像表示制御基板ボックスの取付位置を変更可能な画像表示制御基板ボックス移動手段を有することを特徴としている。
画像表示パネルの背面における画像表示制御基板ボックスの取付位置は、遊技機の他の周辺部品との位置関係に応じて自在に変更できることが望ましい。例えば遊技領域の上方へ画像表示パネルを移動させたとき、遊技機背面で画像表示制御基板ボックスが球誘導桶などの周辺部品に当たるような場合に、画像表示パネルに対して画像表示制御基板ボックスの取付位置を下方に移動させることができれば、設計の自由度が高まり、製造コストを抑えることができる。
第5発明によれば、画像表示制御基板ボックス移動手段によって画像表示パネルの背面で画像表示制御基板ボックスの取付位置を自在に変更することができる。これにより、遊技機背面の周辺部品の存在状況に応じて最適な場所に画像表示パネルの配置を定めることができる。
また、画像表示制御基板ボックスを移動させても電通部材がシールド部材に接触すれば両者の除電通路が断たれることはなく、シールド部材の静電気ノイズ防止効果が損なわれることはない。すなわち、第5発明は、画像表示制御基板ボックスの取付位置の変更機能とシールド部材の静電気ノイズ防止機能という二つの機能を同時に併せもつ。
なお、画像表示制御基板ボックス移動手段の具体例としては、例えば、画像表示パネルに固定されるレール部材と、このレール部材に沿って移動可能でかつ画像表示制御基板ボックスに固定されるスライド部材との組み合わせからなる構成を挙げることができる。このような構成によれば、画像表示パネルの背面でレールに沿って画像表示制御基板ボックスを所望の位置にスライド移動させることができる。
その他、画像表示制御基板ボックスを上下または左右に非対称な形状とし、これを画像表示パネルの背面に上下または左右に反転可能に取り付けてもよい。このような構成によれば、周辺部品の存在状況に応じて画像表示制御基板ボックスの上下または左右の向きをいずれか一方に選択することで、これらの部品と画像表示制御基板ボックスとが互いに干渉し合うのを回避することができる。
[第6発明]
第6発明の遊技機は、第1発明の構成を備えた遊技機であって、
前記電通部材は、
前記画像表示制御基板に着脱可能に取り付けられ、前記グランド部に電気的に接続される平板部と、
この平板部から弓形に連なって前記基板ボックスの壁面を貫通し、前記シールド部材に接触する弓形部と、
この弓形部の先端に形成され、前記基板ボックスの外壁面にスライド可能に接触する返し部とからなる電通バネ板材であることを特徴とする。
このような構成によれば、電通バネ板材の平板部が画像表示制御基板のグランド部に、弓形部(弓形凸面)がシールド部材にそれぞれ電気的に接続されるため、シールド部材の電荷が電通バネ板材を介して画像表示制御基板のグランド部に逃される。
また、電通バネ板材の弓形部(弓形凸面)をシールド部材に押し付けながら、画像表示制御基板ボックスの外壁面に返し部をスライド移動させることができるため、弓形部を容易に弾性変形させることができ、電通バネ板材とシールド部材との接触状態を極めて良好に保つことができる。また、電通バネ板材の取り付けおよび取り外し作業が容易で、電通バネ板材や基板ボックスのリサイクルも容易になる。
[第7発明]
画像表示制御基板ボックスの内から外へ電通バネ板材を取り出すためには、ボックス本体の壁面に電通バネ板材を通すスリットを設けるとよい。この場合、スリット幅が狭い程、スリットから基板ボックス内に異物が入り込むのを抑えることができる。
しかしながら、スリット幅が狭くなると、電通バネ板材の弓形部がスリットに垂直に近い状態でボックス本体の壁面に通されることになり、電通バネ板材に無理な負荷がかかりやすくなる。例えば画像表示制御基板ボックスの外側でシールド部材に電通バネ板材の弓形部を強く押し付けると、その弓形凸面が押し潰されて変形(塑性変形)し、元の形状に戻らないおそれもある。
そこで、第7発明の遊技機は、第6発明の構成を備えた遊技機であって、
前記ボックス本体は、前記電通バネ板材を通すためのスリットを備えており、このスリットの開口縁部に、前記電通バネ板材の弓形部に沿って傾斜するガイド斜面を設ける構成とした。
このような構成によれば、ボックス本体のスリットに電通バネ板材を通した状態で、その弓形部の板面をガイド斜面に沿って傾けることができる。この結果、スリット幅を狭くしても、ガイド斜面に沿って弓形部を傾けて容易に電通バネ板材を弾性変形させることができ、電通バネ板材の弓形部がシールド部材に押し潰されて変形するのを防止することができる。
[第8発明]
画像表示制御基板のグランド部と電通バネ板材とを電気的に接続する場合、画像表示制御基板の表面にグランド部の端子を露出させ、このグランド端子に電通バネ板材の平板部を重ねて止める構成が考えられる。このような構成により、グランド端子と電通バネ板材との接触面に導電通路を確保することができる。
しかしながら、電通バネ板材の平板部にグランド端子を接触させる場合、グランド端子の形状によっては両者の接触面にズレが生じて電気的な接続の信頼性が低下するおそれもある。
そこで、第8発明の遊技機は、第6発明の構成を備えた遊技機であって、
前記画像表示制御基板の表面にグランド部の端子を露出させ、このグランド端子に電通バネ板材の平板部を重ねて止める構成を備えており、
前記グランド端子は、前記電通バネ板材の平板部の板面に接触する放射状凸条部を有する構成とした。
このような構成によれば、グランド端子の放射状凸条部に電通部材の平板部が接触するため、両者の接触面の間の摩擦抵抗が大きくなり、接触面にズレが生じにくくなる。また、グランド端子の放射状凸条部は、平板部に放射線状に接触するため、グランド端子の中心から全周方向に接触面のズレを抑えることができる。この結果、電通部材とグランド端子との電気的な接続の信頼性を高めることができる。
なお、第8発明において、画像表示制御基板のグランド端子に電通部材の平板部を重ねて止める手段としては、ネジ等の止め具を用いる他、ボックス本体の内壁に台座を設けて、この台座とグランド端子との間に平板部を挟持するようにしてもよい(図15参照)。
[第1〜8発明]
本発明(第1〜8発明)は、画像表示パネルを有する各種遊技機に適用することができる。例えば、パチンコ機、アレンジボール機、雀球遊技機、スロットルマシン等の遊技機に適用すると効果的である。
本発明(第1〜8発明)は、必要に応じて単独で適用してもよいし、各発明を組み合わせて適用してもよい。また、本明細書に記載される他の発明を組み合わせてもよい。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、パチンコ遊技機に本発明を適用したものである。
[遊技機の構成]
図1に示すように、遊技機10は、外枠12、本体枠13およびガラス枠14を備えている。本体枠13の前方(正面側)の開口枠部に遊技盤15が脱着可能に取り付けられている。本体枠13とガラス枠14とはヒンジ16により遊技機10の正面側に開閉するようになっている。
遊技盤15の下方には遊技球の発射用のハンドル18が設けられる。ハンドル18の回動操作によって遊技球が発射レール19に打ち出され、遊技盤15の遊技領域Pに放出される。
遊技領域Pには、その中央付近にアニメーション等の抽選図柄を表示する液晶パネル(画像表示パネル)20が設けられる。液晶パネル20の前面は液晶画面を保護するための透明カバーで覆われている。
遊技領域Pの液晶パネル20を囲む位置には、遊技球の落下方向を変化させる誘導釘、風車等(図示省略)が設けられ、これらの遊技球の誘導路に、抽選図柄表示を開始させる始動口21、一般入賞口22、大当たり時に開閉して遊技球の入賞を促すアタッカ装置23等が配置されている。
図2は、遊技機10の背面を示している。遊技機10の背面には、遊技球を貯留するための球タンク31、遊技球を球タンク31から払出装置33に導くタンクレール(球誘導桶)32、入賞数および貸出数に応じて遊技球を受け皿側へ払い出す払出装置33、払出制御基板34aを収納する払出制御基板ボックス34、カードユニット接続用のインタフェース基板を収納するインターフェース基板ボックス35、遊技球を発射レールに打ち出す発射装置36、発射制御基板37aを収納する発射制御基板ボックス37等がそれぞれ所定の場所に配置される。払出制御基板ボックス34の奥側であって図示されない位置には各基板への配電を行うための電源基板を収納する電源基板ボックスが設けられる。
遊技盤15の背面側には、裏カバー38が取り付けられており、この裏カバー38の内側に液晶制御基板ボックス30が設けられる(図3および図4参照)。遊技盤15の中央の開口枠部に液晶パネル20と液晶制御基板ボックス30とが一体的に取り付けられ、遊技盤15の正面には液晶パネル20の液晶画面、遊技盤15の背面には液晶制御基板ボックス30がそれぞれ見えることになる。
液晶制御基板ボックス30の下方には、主制御基板ボックス41が取り付けられる。主制御基板ボックス41に収納される主制御基板41aは、遊技機10の遊技全体を制御する。主制御基板ボックス41の奥側であって図3では示されない位置に副制御基板ボックス42が取り付けられている。
遊技機10の配線系統は、図5に示すように、主制御基板41aおよび副制御基板42aを中心に構成される。主制御基板41aは、払出制御基板34a、発射制御基板37a、入賞スイッチ43等に接続されて遊技全体を制御する。副制御基板42aは、後述の液晶制御基板62の他、図示されない装飾ランプ44、音響スピーカ45等に接続され、主制御基板41aよりコマンドを受けて遊技画面の表示、ランプ点灯、効果音等の遊技演出を制御する。なお、図5において、各ブロック間の矢印は、入力信号および出力信号の向きを示している。
主制御基板41aから払出制御基板34a、発射制御基板37a、副制御基板42a等に遊技機10の遊技状態に応じて各種のコマンド信号が送られる。また、遊技球の入賞時等には、入賞スイッチ43等からそれぞれ検出信号が主制御基板41aへ送られる。
一方、主制御基板41aから副制御基板42aに図柄コード、抽選コード等の遊技コマンド信号が送られると、副制御基板42aは、この遊技コマンド信号を処理して液晶制御基板62、装飾ランプ44、音響スピーカ45等に作動信号を送る。副制御基板42aからの作動信号に応じて液晶制御基板62が液晶パネル20に変動図柄の信号を送ると、これに同期するように装飾ランプ44が所定のタイミングで点灯し、音響スピーカ45から効果音が流れる。
本実施形態では、遊技機10の液晶パネル20と液晶制御基板ボックス30との取付構造に本発明を適用している。以下、これらの構成および作用について説明する。
[液晶パネルの構成]
図6および図7に液晶パネル20と液晶制御基板ボックス30の組み立て分解斜視図を示した。
液晶パネル20は、パネル本体51の背面にシールド板52が取り付けられている(図6参照)。シールド板52は、鉄等の導電性金属からなり、外部電磁波から液晶表示部を遮蔽し保護する機能をもっている。
パネル本体51背面の右上隅付近には、液晶表示部の表示を制御するドライバ基板53が内蔵されている。ドライバ基板53は、帯状のシールドフィルム54で覆われており、液晶表示部と同様に外部電磁波から遮蔽され、誤動作が防止されている。
シールドフィルム54は、アルミ箔等の導電材料からなるもので、シールド板52の上端部に接触して電気的な導通状態を保っている。すなわち、シールド板52とシールドフィルム54とが互いに接触し合うことで、シールド部材としてパネル本体51を外部電磁波から保護している。
パネル本体51の液晶表示部は、液晶層、偏光板、バックライト等を備えた従来周知の構造であり、所定解像度のカラー表示によって抽選図柄を遊技者に表示する。
なお、液晶パネル20としてはパソコン用モニタ等に用いられる汎用品を用いることができ、例えば12インチ、15インチ等の既製サイズの液晶パネルを採用することができる。
[液晶制御基板ボックスの構成]
液晶制御基板ボックス30は、透明な樹脂製のボックス本体に液晶制御基板62が収納される(図8〜図10参照)。ボックス本体は、ケース30Aとケースカバー30Bとに二分割されるもので、ケース30Aの内側に液晶制御基板62の装着部が形成される。この装着部に液晶制御基板62を固定した上で、ケース30Aにケースカバー30Bを被せてロックする。こうすることで、液晶制御基板ボックス30内に液晶制御基板62が収納されることになる。
液晶制御基板ボックス30の四隅にはボス部63が設けられる(図7参照)。これらのボス部63は、液晶パネル20の四隅のネジ孔に一致した位置に形成されており、これらのネジ孔にボス部63がネジで固定される。
液晶制御基板62には、CPU、VDP、ROM、RAM等の電子部品(図示省略)が取り付けられる。液晶制御基板62の内部には多層構造の回路パターンが形成されており、これらの電子部品が所定のパターンに接続される。液晶制御基板62の表面には、回路パターンの露出を防ぐための絶縁膜が覆われる。
液晶制御基板62のパターン層のうち一部はグランドパターン(グランド部)として用いられる。グランドパターン(グランド部)は、基板上の電子部品等の基準電位であり、遊技機10のアースに電源を介して接続され、通常0ボルトの電位である。
なお、グランドパターン(グランド部)は、主制御基板41a、副制御基板42a、払出制御基板34a、発射制御基板37a等の制御基板にも設けられており、これらの基板のグランドパターンと液晶制御基板62のグランドパターンとがアース配線で接続される。つまり、液晶制御基板62のグランドパターン(グランド部)の電荷は、他の制御基板のグランドパターン(グランド部)を経由して遊技機10のアースへ逃されることになる。
図10に示すように、液晶制御基板62の中央付近には、二個の貫通孔H1,H1が設けられ、これらの貫通孔H1,H1の孔縁部にグランドパターン(グランド部)の端子(グランド端子G,G)が設けられる。これらのグランド端子G,Gは、ハンダペースト等により形成されるもので、貫通孔H1,H1の内壁部でグランドパターン(グランド部)に接触し、その壁面に沿って基板表面に露出している。後述する電通バネ板材65は、グランド端子G,Gの基板上の露出部に接触することになる。
液晶制御基板ボックス30の壁面には複数の細孔Kが設けられる(図6〜図9参照)。これらの細孔Kは、液晶制御基板ボックス30内の通気性を高める役割を果たす。
液晶制御基板ボックス30のケースカバー30Bの中央付近には送風ファン66(図6参照)が取り付けられており、液晶制御基板ボックス30の細孔Kからこの送風ファン66が送風を送り込んで液晶制御基板62の電子部品等を冷却する。
[電通バネ板材の構成]
次に、電通バネ板材65の構成について説明する。
液晶制御基板ボックス30の中央付近には2個の電通バネ板材65が取り付けられている(図7および図10参照)。電通バネ板材65は、銅、鉄等の導電性の金属板からなるもので、その一端が液晶制御基板ボックス30内で液晶制御基板62のグランド端子Gに接触し、他端が液晶制御基板ボックス30の外側に取り出されて液晶パネル20のシールド板52に接触している(図11参照)。
図12および図13に示すように、電通バネ板材65は、矩形の帯板が弓形に曲げられてなる。平板部65aから弓形部65bに連なり、その先端に返し部65cが連なる。弓形部65bの弓形凸面Mを撓ませることで、電通バネ板材65が長さ方向に伸縮するようになっている。
平板部65aの中央には円形の貫通孔H2が設けられる。この貫通孔H2は、後述する液晶制御基板ボックス30の台座71に設けられた係止ピン71aに嵌合可能な孔径をもつ。
[電通バネ板材とグランド部の接続]
図11に示すように、液晶制御基板ボックス30のケース30Aには、その底壁から垂直に延びる柱状の台座71が一体的に形成される。台座71の先端部には係止ピン71aが延びている。電通バネ板材65の一端(平板部65a)は、液晶制御基板ボックス30の台座71に支持される。
電通バネ板材65に液晶制御基板62のグランド部を接続する場合、台座71に電通バネ板材65の平板部65aを載せ、同時に係止ピン71aに平板部65aの貫通孔H2を通した状態とする(図14参照)。そして、台座71上に液晶制御基板62をセットして貫通孔H1に係止ピン71aを通してネジ止めする。こうすることで、液晶制御基板62と台座71との間に電通バネ板材65の一端(平板部65a)が挟まれて固定され、貫通孔H1の周縁部のグランド端子Gが電通バネ板材65に接触する。すなわち、電通バネ板材65の一端(平板部65a)がグランド端子Gを介してグランド部に電気的に接続されることになる。
ここで、図15に示すように、グランド端子Gは、貫通孔H1を中心に均一な長さで外径方向に連なる放射状凸条部73を有している。液晶制御基板62と台座71との間に電通バネ板材65の平板部65aを挟むとき、これらの放射状凸条部73に平板部65aの板面が線接触して押さえ付けられるため、両者の接触面がズレにくくなり、グランド端子Gと電通バネ板材65との電気的な接続の信頼性を高めることができる。
また、放射状凸条部73は、放射状の接触面で電通バネ板材65に押し付けられるから、電通バネ板材65が前後・左右・斜め方向へのズレにくくなる。これにより、電通バネ板材65のグラ付きやガタ付きが防止され、その取付状態を安定させることができる。
[電通バネ板材とシールド部材の接続]
電通バネ板材65の弓形部65bは、ケース30AのスリットSを通して液晶制御基板ボックス30の外側に延びた状態となる(図11参照)。電通バネ板材65の返し部65cは開放端であり、液晶制御基板ボックス30の外壁面に接触している。
図16(A)に示すように、液晶パネル20に液晶制御基板ボックス30を取り付ける前は、電通バネ板材65に負荷がかかっていないため、弓形部65bが成形時の形状のままでその弓形凸面が大きく下方に膨らむ。
このような状態から、液晶パネル20に液晶制御基板ボックス30を重ね合わせ、液晶パネル20のネジ孔に液晶制御基板ボックス30のボス部を固定すると、図16(B)に示すように、電通バネ板材65の弓形部65bが液晶パネル20のシールド板52に押さえられて弾性変形し、同時に返し部65cが液晶制御基板ボックス30の外壁面に摺接しながら外側へズレる。このように電通バネ板材65が弾性変形しつつシールド板52に面接触することで、電通バネ板材65とシールド板52とが電気的に接続される。
図17にスリットSの拡大断面図を示した。スリットSの開口縁部には、電通バネ板材65の弓形部65bの挿入角度に合わせてガイド斜面30h,30hが形成されている。これらのガイド斜面30h,30hは、液晶制御基板ボックス30の壁面に対し45゜程度の傾斜をもつ。
電通バネ板材65がシールド板52に押し当てられるとき、弓形部65bの撓みに応じて上下のガイド斜面30h,30hのいずれかまたは両方に弓形部65bの板面がスライド接触する。
図11の破線は、比較例としてガイド斜面30h,30hが存在しない場合の電通バネ板材65の外形線を描いたものである。この場合、液晶制御基板ボックス30の壁面にほぼ垂直にスリットSが開口することになるため、電通バネ板材65の弓形部65bがスリットSの開口部からほぼ真下に延びてシールド板52に当たり、その板面に沿って折れ曲がる。このため、電通バネ板材65の弓形部65bに過大な負荷がかかって、この部分が潰れたまま元に戻らないこと(塑性変形)が起こりうる。
これに対し、本実施形態では、スリットSの開口縁部にガイド斜面30h,30hを設けてスリットSに電通バネ板材65を傾けた状態で通す。これにより、シールド板52に電通バネ板材65を押し付ける際に、その弾性変形がスムーズになり、弓形部65bに無理な負荷がかかりにくくなる。この結果、弓形部65bの弓形凸面が潰れて変形することが防止される。
[電通バネ板材の取付]
液晶制御基板ボックス30に電通バネ板材65を取り付ける場合、ケース30Aの図11で下側からスリットSに電通バネ板材65の平板部65aを通し、この平板部65aを台座71の上方付近まで引っ張り出して係止ピン71aに貫通孔H2を引っ掛ける。そして、スリットSのガイド斜面30hに電通バネ板材65の弓形部65bを押し当てて支持する。
このように本実施形態の構成では、電通バネ板材65の平板部65aおよび弓形部65bを、それぞれ係止ピン71aとガイド斜面30hとの2箇所で支持することにより、ケース30Aから電通バネ板材65が落ちることがない。すなわち、ネジ等を使うことなく、ケース30Aに電通バネ板材65を簡単に仮り止めすることができる。
この結果、液晶制御基板ボックス30の製造時の組立け作業が極めて容易になり、製造コストの削減に役立つ。また、ケース30Aと電通バネ板材65との分別作業が簡単になって廃棄時のリサイクルにも好都合となる。
[液晶パネルの除電作用]
本実施形態では、遊技盤15の中央付近に比較的大きなサイズの液晶パネル20が配置されるため、液晶パネル20の上端がタンクレール32に接近した位置になる(図2および図3参照)。タンクレール32の周辺は、遊技時に遊技球がぶつかり合って帯電しやすい場所であり、液晶パネル20の上部はこのような静電気ノイズを受けやすい環境にある。
しかしながら、本実施形態の遊技機10では、液晶パネル20の上端付近に静電気が生じても、シールド板52から電通バネ板材65を介して直ぐに液晶制御基板62のグランド部に逃される。これにより、液晶パネル20のドライバ基板53等が静電気の影響を受けることなく、誤動作が防止され、液晶画面に色ムラやドット欠けといった不具合が起きることがない。
タンクレール32に限らず払出装置33などの他の周辺部品が静電気を発生する際にも、同様に静電気がシールド板52から電通バネ板材65を介して液晶制御基板62のグランド部に逃されるため、液晶パネル20の静電気ノイズを防止することができる。
[液晶パネルへの液晶制御基板ボックスの取付範囲]
前述したように、本実施形態の遊技機10は、液晶パネル20のシールド板52に電通バネ板材65を接触させて除電通路とする。このため、シールド板52と電通バネ板材65との接触範囲内で液晶パネル20の背面の比較的広い範囲に液晶制御基板ボックス30を取り付けることができる。すなわち、本実施形態では、電通バネ板材65とシールド板52との接点を一箇所に固定する必要がなく、両者が接触する範囲であれば、必要に応じて液晶制御基板ボックス30の取付位置をズラすことが可能である。
本実施形態における液晶パネル20と液晶制御基板ボックス30との位置関係は、図18に示すように、液晶パネル20の背面の上端直ぐ下の位置に寄せて液晶制御基板ボックス30が取り付けられている。このような位置関係では、異なる機種の設計において同一の液晶パネル20と液晶制御基板ボックス30とを用いつつ盤面全体のデザインや他の役物の配置スペースの都合で遊技領域Pの上方へ液晶パネル20の取付位置を移動させる必要がある場合に、遊技機10の背面でタンクレール32に液晶制御基板ボックス30が当たって邪魔になることがある。
このような場合、図19に示すように、液晶制御基板ボックス30を距離L1だけ下方にズラして液晶パネル20に取り付けることで、タンクレール32に液晶制御基板ボックス30が当たるのを回避しつつ、液晶パネル20を遊技領域Pの上方に移動させることができる。
液晶パネル20を大型化する場合に、タンクレール32が液晶制御基板ボックス30の邪魔になるときにも同様に液晶パネル20の液晶制御基板ボックス30の取付位置の変更によって対応することができる。
このとき電通バネ板材65は、図18の位置から僅かに下がった位置でシールド板52と撓みながら接触するため、除電通路が断たれることはない。
このように本実施形態では、液晶パネル20のシールド板52に電通バネ板材65が接触する範囲で液晶制御基板ボックス30の取付位置を自在に選定することで、機種変更や設計変更に容易に対応することができる。
[液晶制御基板ボックス移動手段の構成例]
前述したように本実施形態の遊技機10は、液晶パネル20の背面の比較的広い範囲に液晶制御基板ボックス30を取り付けることができる。
このような構造上のメリットを有効に生かすために、面倒な作業を伴うことなく簡単な操作で液晶制御基板ボックス30の取付位置を切り替える液晶制御基板ボックス移動手段を採用してもよい。
液晶制御基板ボックス移動手段の構成例としては、図18の状態から液晶制御基板ボックス30の取付位置を切り替えるための専用のネジ孔を予め液晶パネル20に開けておく構成を挙げることができる。
例えば図18の状態では、液晶パネル20には、液晶制御基板ボックス30のネジa1〜a4位置にネジ孔が設けてある。これらのネジ孔に加え、図19に示す液晶制御基板ボックス30のネジb1〜b4位置に予めネジ孔を設けておけば、液晶制御基板ボックス30をL1だけ液晶パネル20の上端より下側へズラして取り付けることが可能になる。
また、図20に示すように、液晶パネルのネジc1〜c4位置にネジ孔を設けてもよい。この場合、液晶パネル20に液晶制御基板ボックス30を上下反転させて取り付けることが可能になり、図18の状態からL2だけ液晶制御基板ボックス30を下方にズラすことが可能になる。
その他、図18〜図20の状態をそれぞれ切り替え可能になるように液晶パネル20に専用のネジ孔を液晶パネル20にそれぞれ設けてもよいことはもちろんである。
液晶制御基板ボックス移動手段の他の構成例としては、図21に示すように、レール部材81とスライド部材82との組み合わせ構造を採用してもよい。この場合、液晶パネル20の両端にレール部材81を固定し、このレール部材81に沿って移動可能なスライド部材82を設ける。そして、このスライド部材82に液晶制御基板ボックス30をネジd1〜d4で固定する。
このような構成によれば、レール部材81に沿って液晶制御基板ボックス30を上下に自在に移動させることができ、しかも、液晶パネル20の背面の比較的広い範囲でシールド板52に電通バネ板材65を接触させることができる。レール部材81の長さを液晶パネル20より長くすることで、液晶パネル20からはみ出た位置に液晶制御基板ボックス30を取り付けることも可能になる。
その他、液晶パネル20のネジ孔を長孔状にしてこの長孔の長さ方向にネジの固定位置をズラすことで、液晶制御基板ボックス30を上下に移動させてもよい。また、レール部材81にラックを設けて、このラックにスライド部材82をギアで連結し、液晶制御基板ボックス30の取付位置を段階的に切り替えるようにすることも可能である。
さらに、前述の構成例では、液晶パネル20に対し液晶制御基板ボックス30を上下方向に移動させる例について説明したが、左右方向に移動させることも可能である。
[他の変形例]
本発明の遊技機の構成は、前記実施形態に限定されることなく、種々の変更を伴ってもよい。例えば、電通バネ板材65には弓形状の板バネを採用しているが、板バネの形状はΛ状やΩ状等であってもよい。また、板バネに代えてコイルスプリングを用いることもできる。グランド端子Gの形状は、放射状に限定されることなく、円形、多角形その他の形状を採用してもよい。
本発明の実施形態による遊技機を示す斜視図である。 同遊技機の背面斜視図である。 同遊技機の遊技盤を示す背面斜視図である。 同遊技機の液晶パネルに液晶制御基板ボックスを取り付けた状態を示す背面斜視図である。 同遊技機の配線系統を説明するためのブロック図である。 同遊技機の液晶パネルおよび液晶制御基板ボックスを背面側から見た組立分解斜視図である。 同遊技機の液晶パネルおよび液晶制御基板ボックスを正面側から見た組立分解斜視図である。 同遊技機の液晶パネルに液晶制御基板ボックスを取り付けた状態を示すもので、(A)は平面図、(B)は正面図である。 図8に示す[9]−[9]線断面図である。 同遊技機の液晶制御基板ボックスを示すもので、ボックス本体にに液晶制御基板を装着した状態を示す平面図である。 同遊技機の液晶パネルおよび液晶制御基板ボックスを示す部分拡大断面図である。 同遊技機の電通バネ板材を示す斜視図である。 同遊技機の電通バネ板材を示すもので、(A)は側面図、(B)は底面図である。 同液晶制御基板ボックスの液晶制御基板および台座を示す部分拡大断面図である。 同液晶制御基板のグランド端子を示す平面図である。 同遊技機の液晶パネルと液晶制御基板ボックスの取付方法を説明するもので、(A)は取付前、(B)は取付後の状態を示す部分拡大断面図である。 同液晶制御基板ボックスのボックス本体および電通バネ板材を示す部分拡大断面図である。 同遊技機の液晶パネルと液晶制御基板ボックスとの取付位置の関係を説明するための模式図である。 図18の液晶制御基板ボックスを下方へ移動させて液晶パネルに取り付けた状態を示す模式図である。 図18の液晶制御基板ボックスを上下反転させた液晶パネルに取り付けた状態を示す模式図である。 図18の液晶制御基板ボックスにレール部材とスライド部材(液晶制御基板ボックス移動手段)を付加した構成例を説明するための模式図である。
符号の説明
10 遊技機
12 外枠
13 本体枠
14 ガラス枠
15 遊技盤
16 ヒンジ
20 液晶パネル(画像表示パネル)
30 液晶制御基板ボックス(画像表示制御基板ボックス)
30A ケース(ボックス本体)
30B ケースカバー(ボックス本体)
41 主制御基板ボックス
42 副制御制基板ボックス
51 パネル本体
52 シールド板(シールド部材)
53 ドライバ基板
54 シールドフィルム(シールド部材)
62 液晶制御基板(画像表示制御基板)
63 ボス部
65 電通バネ板材(電通部材)
65a 平板部
65b 弓形部
65c 返し部
71 台座
71a 係止ピン
73 放射状凸条部
H1 貫通孔
H2 貫通孔
S スリット(小孔)
G グランド端子

Claims (1)

  1. 画像表示パネルと、この画像表示パネルの画像表示を制御するための画像表示制御基板ボックスとを備えた遊技機において、
    前記画像表示パネルは、パネル本体の背面に導電性のシールド部材を有し、
    前記画像表示制御基板ボックスは、前記シールド部材の背面側に取り付けられるボックス本体と、このボックス本体に収納される画像表示制御基板とを有しており、しかも、
    前記画像表示制御基板ボックスには、一端が前記画像表示制御基板のグランド部に電気的に接続され、他端がボックス本体の小孔から取り出されて前記画像表示パネルのシールド部材の背面に接触する電通部材が設けられており、
    前記電通部材の他端は、前記画像表示パネルの背面に前記画像表示制御基板ボックスを合わせて固定するとき、前記シールド部材に接触して電通するものであることを特徴とする遊技機。
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