JP2006094967A - 遊技機用制御装置及びパチンコ機 - Google Patents

遊技機用制御装置及びパチンコ機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006094967A
JP2006094967A JP2004282595A JP2004282595A JP2006094967A JP 2006094967 A JP2006094967 A JP 2006094967A JP 2004282595 A JP2004282595 A JP 2004282595A JP 2004282595 A JP2004282595 A JP 2004282595A JP 2006094967 A JP2006094967 A JP 2006094967A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
board
control
led
gaming machine
control board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004282595A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamichi Abe
正道 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Universal Entertainment Corp
Original Assignee
Aruze Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aruze Corp filed Critical Aruze Corp
Priority to JP2004282595A priority Critical patent/JP2006094967A/ja
Publication of JP2006094967A publication Critical patent/JP2006094967A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 遊技機の製造時において遊技機内における数多くのLEDに接続されるハーネスの量の軽減とその引き回し作業を改善すると共に、遊技機用制御装置及び遊技機のコストを軽減する。
【解決手段】 主制御基板と、副制御基板と、当該副制御基板に接続された中継基板と、により構成された遊技機を制御するための制御装置であって、前記副制御基板は、前記主制御基板から送信される制御指令信号を受信し、当該制御指令信号に基づいて前記遊技機の画像表示制御及び音声出力制御を含む遊技の演出制御を行なう制御手段を有し、前記中継基板は、前記副制御基板から出力される1又は複数のシリアル信号を受信して前記遊技機の複数の所定箇所に設置された複数のLED又はランプを点灯制御するLED制御手段と、当該LED制御手段からの複数のLED駆動信号を出力する複数のLED用コネクタとを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機に搭載され、特に、パチンコ機の複数箇所に設置された数多くのLED又はランプの点灯制御を含む遊技の演出制御を行なう遊技機用制御装置及びこれを搭載したパチンコ機に関する。
最近の遊技機においては、遊技内容(ゲーム性)の多様化が図られるだけでなく、迫真力や臨場感を出して遊技の演出効果や興趣性を高めるべく、液晶表示装置、スピーカ、ランプ(LED)等の様々な装置を駆使して、多種多様な高度な遊技演出が行なわれるようになってきている。
これらの遊技機においては、遊技を実行するための各種装置と当該装置を駆動制御する制御装置とが備えられており、従来の遊技機用制御装置は、遊技処理動作全体を制御する基本回路(主制御基板)と、この基本回路とはそれぞれ別個に設けられて、画像表示装置と、音声出力装置(スピーカ)と、ランプ装置と、をそれぞれ個別に制御する複数のサブ制御基板と、から構成されていた(例えば、特許文献1参照)。
そして、この複数の個別のサブ基板は、主制御基板から送信される制御指令信号に基づいて、液晶表示装置における表示制御、スピーカによる音声出力制御及びLEDの点灯制御(ランプ演出)を行ない、遊技の演出効果や興趣性を向上させる高度な演出を行なうようにしている。
ここで、特許文献1に記載された従来の制御装置においては、遊技機の複数箇所に設置されている数多くのランプ(LED)の点灯制御するために専用のランプ制御基板を設け、このランプ制御基板は、主制御基板である基本回路からランプ制御コマンドを受信し、このランプ制御基板から直接、天枠ランプ、左枠ランプ、右枠ランプ、賞球ランプ、装飾ランプ等の数多くのランプ(LED)の夫々に対してハーネスを引き出して接続するようにしていた。
特開2004−105503号公報
しかし、最近の遊技機においては、遊技の演出効果と興趣性を向上させるために、遊技機内に設置するLEDの個数と設置箇所が益々増加するに至っている。これにより、制御基板から引き出されるLEDへのハーネスの本数が増加し、ハーネスの長さも長くて、遊技機製造コストの増大要因の一つとなっていた。
また、特許文献1に記載の制御装置のように、ランプ(LED)の点灯制御するために専用のランプ制御基板を設け、このランプ制御基板が、主制御基板から送信されてくる制御コマンドを受信するとなると、ランプ制御基板上にもランプ制御専用の高価なCPUを搭載しなければならない。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、遊技機の製造時において遊技機内における数多くのLEDに接続されるハーネスの量の軽減とその引き回し作業を改善すると共に、従来装置より安価な遊技機用制御装置及び遊技機を提供することを目的とする。
このため、請求項1は、主制御基板と、副制御基板と、当該副制御基板に接続された中継基板とにより構成された遊技機を制御するための制御装置であって、前記副制御基板は、前記主制御基板から送信される制御指令信号を受信し、当該制御指令信号に基づいて前記遊技機の画像表示制御及び音声出力制御を含む遊技の演出制御を行なう制御手段を有し、前記中継基板は、前記副制御基板から出力される1又は複数のシリアル信号を受信して前記遊技機の複数の所定箇所に設置された複数のLED又はランプを点灯制御するLED制御手段と、当該LED制御手段からの複数のLED駆動信号を出力するための複数のLED用コネクタとを備えたことを特徴とする。
この請求項1に記載された発明によれば、副制御基板から数多くのLEDを点灯制御/駆動する制御回路をLED制御手段として分離したので、このLED制御手段を、遊技機内の任意の箇所に設置することを可能にしたのである。さらに、前記中継基板は、副制御基板から出力される1又は複数のシリアル信号を受信し前記遊技機の複数の所定箇所に設置された複数のLED又はランプを点灯制御するものの、インテリジェンス性を有するCPU等の半導体回路素子やプログラムを必要としないことから安価に製造できるのである。
また、請求項2は、前記LED制御手段は、前記副制御基板から出力される前記シリアル出力信号をパラレル信号に変換するシリアル/パラレル変換回路と、当該シリアル/パラレル変換回路に接続された前記LED又はランプを駆動するドライバ回路と、から構成されたことを特徴とする。
この請求項2に記載された発明によれば、また、シリアル/パラレル変換回路とドライバ回路の素子の数を増加することにより、点灯制御するLED又はランプの数に応じて、このLED制御手段を搭載する中継基板を差し替えることが可能であり、複数種類の遊技機に共通して使用可能な制御装置を実現できることとなる。
また、請求項3に記載された発明は、前記複数のLED用コネクタは、少なくとも、その一つは前記遊技機の遊技盤上に設置されている第1のLED出力コネクタであり、他の一つは前記遊技機の演出枠上に設置されている第2のLED出力コネクタであることを特徴とする。
これにより、一つのコネクタから引き出されるハーネスの本数を大幅に削減すると共に、ハーネスの引き回し作業性を容易にしたのである。
また、請求項4に記載された発明は、前記中継基板は、前記遊技盤の裏側上部に設置されることを特徴とする。特にパチンコ機においては、遊技盤の裏側上部は、副制御基板の設置場所から近く、且つLEDの多くは、遊技機の遊技盤と演出枠の比較的上部に設置されることから、この箇所に中継基板を設置することにより、必要とするハーネスの総量を削減できるのである。
そして、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れかの項に記載された前記遊技機用制御装置を搭載したことを特徴とする遊技機であって、本遊技機は、パチンコである。
本発明の遊技機用制御装置は、副制御基板から数多くのLEDを点灯制御/駆動する制御回路をLED制御手段として分離したので、LED制御手段を搭載する中継基板を、遊技機内の任意の箇所に設置することを可能にした。さらに、この中継基板は、シリアル/パラレル変換回路とドライバ回路のみを必要として、CPUを必要としないことからその製造コストは安価である。
さらに、シリアル/パラレル変換回路とドライバ回路の素子の数を増加することにより、点灯制御するLED又はランプの数に応じて、このLED制御手段を搭載する中継基板を変更又は差し替えることにより、複数種類の遊技機に共通して使用可能な制御装置を実現できたのである。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の遊技用制御装置が適用される遊技機としてパチンコ機10の外観を示す。図に示すように、このパチンコ機10は、矩形枠状の本体枠の窓枠31に組み込まれた矩形板状の遊技盤32と、遊技盤32の下方に設けられた上皿33及び下皿34と、同下皿34の右側に設けられた発射ハンドル35とを有している。
また、この本体枠の前方には、演出枠38が取り付けられており、この演出枠38と遊技盤32は、蝶番等の開閉手段により本体枠に対して開閉可能に取り付けられているのである。そして、この演出枠38と遊技盤32には、遊技の演出効果を高めるべく多数のLEDが設置されているのである。
ところで、パチンコ機においては、その遊技盤32の前面側には、通常複数の障害釘が打ちこまれている。しかし、釘を打ち込むような構成とせず、遊技盤32を樹脂素材で成形し、この樹脂素材の遊技盤32に金属製の棒状体を遊技盤32の前方向に突出するように植設しても良い。
さらに、発射ハンドル35は本体枠に対して回動自在に設けられており、遊技者は、発射ハンドル35を操作することにより、遊技球を遊技盤32上に発射してパチンコ遊技を行なう。発射ハンドル35の裏側には、遊技玉発射用のモータ(図示せず)が設けられており、発射ハンドル35が遊技者によって時計回り方向へ回動操作されたときには、発射モータに電力が供給され、上皿33に貯留された遊技球が遊技盤32に順次発射される。発射された遊技球は、遊技盤32上に設けられたガイドレール36に案内されて遊技盤32の上部に移動し、その後、前述した複数の障害釘等との衝突によりその進行方向を変えながら遊技盤32の下方に向かって落下する。
遊技盤32の前面は、例えば20インチの液晶表示部32Aを形成しており、遊技状況に応じて遊技者に遊技情報を提供するための画像又は文字を表示するようになっている。遊技球が遊技盤32における所定位置を通過したことが検出されたときには、液晶表示部32Aにおいて普通図柄の変動表示が開始され、所定の時間経過した後、普通図柄の変動表示が停止される。
この普通図柄は、数字や記号等からなる情報であり、例えば「0」〜「9」の数字や「$」等の記号である。この普通図柄が所定の図柄、例えば「7」となって停止して表示されたときには、始動口40の左右両側に設けられている可動片41a、41bを駆動するために、遊技盤32の裏側側に設けられたソレノイドに電流が供給される。そして、始動口40に遊技球が入りやすくなるように可動片41a、41bが駆動され、始動口40が開放状態となるように制御される。なお、始動口40を開放状態とした後、所定の時間が経過したときには、可動片41a、41bを駆動して始動口40を閉塞状態とし、遊技球が入りにくくなるようにしている。
また、パチンコ遊技機10の上部の両サイドには、遊技状態を有効に演出する効果音を音声出力する音声出力装置としてのスピーカ46L、46Rと、演出表示のための複数のLED77a、77b、77c、77dによる演出枠ランプ表示装置77が設けられている。さらに、遊技盤32の下部には大当たり入賞装置42が設けられている。この大当たり入賞装置42の大入賞口43には、シャッタ44が配設されている。シャッタ44は、遊技者に有利な状況の一つである「大当たり」と呼ばれる遊技状態になった場合に、開放状態となるように遊技盤32の裏側側に設けられたソレノイドにより駆動される。そして、遊技球が所定時間或いは所定入賞球数に至るまで大入賞口42に入って、所要個数の賞球が出されると、シャッタ44が閉塞される。しかし、シャッタ44の開放時にそのうちの1球が特定領域に入球すると、シャッタ44は所定時間経過後或いは所定数入球後においても次の開放が約束され、これが所定限度回数まで繰り返えされることによって、遊技者にとって有利な遊技状態となる。
また、遊技盤32上には、この他、1又は複数の入賞口45、47等が設けられている。このようにして、上述した大入賞口43、始動口40、入賞口45、47等に遊技球が入ったときには、入賞口の種類に応じて予め設定されている数の遊技球が賞球として上皿33に払い出されるようになっている。さらに、遊技盤32上には、遊技状態の応じて遊技者に視覚的に情報を点灯する複数のLED78a、78b、78c、78d等からなる遊技盤ランプ78が設けられている。
図2は、本発明に係る遊技機用制御装置100の全体構成を示すものである。
図2に示すように、本遊技機用制御装置100は、主制御基板102と、副制御基板104と、LEDを制御するための中継基板135と、から構成されている。
前述したように、遊技機の中の例えばパチンコ機10には、遊技盤32上において遊技の演出効果を高めるための液晶表示部32Aが組み込まれており、膨大な画像データに基づいて、液晶表示部32Aにおける画像表示を制御すると共に、それに応じて複雑な効果音を発生するための音声データを制御する必要がある。また、遊技状況に応じて、画像表示や音声出力の同調して複数のLEDによるランプ演出を行なうようにしているため、LEDの点灯制御を行なう必要がある。
このため、パチンコ機10等の遊技機では、遊技全体の進行を制御する制御手段を、専ら遊技処理動作を制御するための主制御基板102上に設けておき、遊技機を構成する個別のモジュールを制御する制御手段(画像表示制御や音声制御等を司る演出制御回路)を、主制御基板102とは別の基板であって、主制御基板102から各種の制御指令コマンドを受けて実行する副制御基板104上に設けている。
図2に示すように、本遊技機用制御装置100は、さらに、この主制御基板102及び副制御基板104の他に、中継基板135を有し、この中継基板135には、副制御基板104から出力される1又は複数のシリアル信号を受信して遊技機の複数箇所に設置された数多くのLEDを点灯制御するLED制御手段と、当該LED制御手段からの複数のLED駆動信号を出力する複数のLED用コネクタとを搭載するようにしている。
このように、本遊技機用制御装置100は、主制御基板102と、副制御基板104と、中継基板135とから構成されており、主制御基板102は、シリアル又はパラレルの通信ラインを介して副制御基板104に接続されている。ここで、主制御基板102は、パチンコ機10における遊技の主たる制御を行ない、副制御基板104は、主制御基板102からの信号に基づいてパチンコ機10における演出表示、LED表示、音声出力等の制御処理を行なう。
主制御基板102は、回路基板上に配置されたメインCPUを主たる構成手段とし、このメインCPUは、バス(アドレスバス及びデータバス等)によってメインRAM及びメインROMに接続され、主にメインROMに格納されたプログラムに従って制御動作を行なう。メインRAMには、カウンタ等の変動データが格納される。
副制御基板104は、主制御基板102から送信される制御指令信号(インストラクション)を受信するCPU121と、CPU121の周辺回路であるクロック信号を発生するCLK回路124やリセット回路(図示せず)等のCPU周辺回路を備える。
この副制御基板104上は、回路基板上に配置されたCPU(サブ)121を主たる構成手段とし、このCPU121は、バス134(アドレスバス、データバス及び複数の制御線)によってROM122及びRAM123に接続され、主にROM122に格納されたプログラムに従って制御動作を行なう。RAM123には、例えば、遊技の状況に応じて発生する時間データや回数カウンタ値等のテンポラリなデータや操作設定値等が格納される。
副制御基板104は、さらに、液晶表示装置31Aを表示制御するための画像制御手段126、131、125と、音声出力装置46R、46Lを駆動制御するための音声制御手段127、128、132と、複数個のLED77、78を点灯制御するLED制御手段129、130とを搭載する。
ここで、画面制御手段は、その主たる構成として、液晶表示部32Aで表示する各種画像データを記憶する画像ROM131と、画像ROM131から必要な画像データを読み出して出力するVDP(Video Data Processor)126と、VDP126から出力されたディジタル信号の画像データをアナログ値に変換するD/Aコンバータ125と、から構成される。さらに、通常、VDP126をイニシャライズする初期リセット回路(図示せず)を備える。ここで、副制御基板104にはコネクタ120aが設けられ、ここで液晶表示部32Aと接続される。
副制御基板104に搭載される音声制御手段は、その主たる構成として、種々の音源データを格納した音源ROM132と、この音源ROM132に格納されている各種音源データを選択して読み出すDSP(Digital Signal Processor)127と、このDSP127から出力された音声信号を増幅する増幅器(AMP)128とにより構成される。そして、スピーカ46L、46Rは、副制御基板104上に設けられたコネクタ120bを介して副制御基板104に接続される。
図2では、駆動するスピーカ46R、46Lの本数は2本としているが、当然のことながら必要に応じて4本以上にすることも可能である。また、臨場感溢れる4チャンネル音源のサウンド駆動も可能である。音声制御手段は、AMP128がアナログ入力方式の増幅器の場合、この外に、DSP127からの音声出力端子から出力されたディジタル音声出力信号をアナログ信号に変換するディジタル/アナログ変換器(図示せず)を必要とする。
また、副制御基板104には、LEDの装飾用点灯パターンを記憶する装飾データROM133を備え、この装飾データROM133から出力されたデータに応じて、後に説明するように複数のLED又は装飾用LEDを点灯駆動するのである。
さらに、副制御基板104には、外部の装置との間で信号の送受信をインターフェースするI/Oポート139を備えている。このI/Oポート139は、コネクタ120Cを介して外部の装置に接続され、信号の送受信を行なうようにしている。
ところで、本遊技機用制御装置100においては、前述したように、副制御基板104内に配置されていたLED制御手段を、副制御基板104から切り離して別基板である中継基板に搭載する構成としている。すなわち、LED制御手段を構成するシリアル/パラレル変換回路129とドライバ回路130を別基板135上に配置し、この別基板135を、副制御基板104と複数のLED間を中継して接続する中継基板135としたのである。
従って、中継基板135は、副制御基板104上のI/Oポート139からLEDを点灯制御するための信号を1又は複数のシリアル信号として受信するようにしている。このため、中継基板135には、副制御基板104からのシリアル信号を受けるためのコネクタ140aが設けられる。そして、中継基板135は、コネクタ140aに入力される副制御基板104から送信されるシリアル信号とCLK等の制御信号に基づいて当該シリアル出力信号をパラレル信号に変換し、このパラレル化された夫々の信号によって複数のLEDをドライブするのである。
ところで、中継基板135には、前述したシリアル/パラレル変換回路129、ドライバ回路130及び副制御基板104から信号を受けるためのコネクタ140aの他に、パチンコ機の演出枠ランプ基板136にLED駆動信号を出力するための第1LED出力コネクタ140bと、遊技盤ランプ基板137にLED駆動信号を出力するための第2LED出力コネクタ140bと、の少なくとも二つのLED用出力コネクタを装備している。
そして、演出枠ランプ基板136と遊技盤ランプ基板137には、中継基板135の第1LED出力コネクタ140bから出力されるLED駆動信号を入力するためのコネクタ141と、中継基板135の第2LED出力コネクタ140cから出力されるLED駆動信号を入力するためのコネクタ142とが、備えられ、演出枠上に設置された多くのLEDに対してはコネクタ141からハーネスが引き出されて接続され、他方、遊技盤上に設置された多くのLEDに対してはコネクタ142からハーネスが引き出されて接続されることとなる。
これにより、LEDに接続されるハーネスは分散されることとなり、一つのコネクタから引き出されるハーネスの本数が大幅に削減されると共に、遊技機におけるハーネスの引き回し作業が軽減されるのである。また、演出枠ランプ基板136と遊技盤ランプ基板137を、それぞれ演出枠と遊技盤においてLEDが多く配置されている近くに設けることにより、必要とされるハーネス長を少なくできるのである。
また、本遊技機用制御装置においては、点灯制御するLEDの数に応じて、中継基板135を変更又は差し替えることにより、複数種類の遊技機に共通して使用可能な副制御基板104を実現できることとなる。
図3は、図2に記載したLED制御手段を構成する「シリアル/パラレル変換回路」129と、「ドライバ回路13」の回路構成の第1の具体例を示す。
この第1の具体例は、副制御基板104から1本のシリアル信号を受信して、遊技機10(図1)の遊技盤32及び演出枠38上に設置された全てのLED77、78の点灯制御を行なうものである。ここで、シリアル/パラレル変換回路129とドライバ回路13は、点灯制御するLEDの数に応じて連接するRS型フリップフロップやドライバの等の数を増加することにより対処可能であることは言うまでもない。
図3に示したLED制御手段の例においては、図2に示した演出枠ランプ基板136に接続される第1LED出力コネクタ140bから出力されるLED点灯信号と、遊技盤ランプ基板137に接続される第2LED出力コネクタ140cから出力されるLED点灯信号とが、副制御基板104からシリアルデータ入力として入力される。
このシリアルデータの各ビットは、CLK(クロック)信号の各周期のハイレベルの状態の時に出力され、点灯制御すべきLEDの個数分のクロック信号の伝送で終了する。そして、制御線の一つであるOE(Output Enable)をローレベルからハイレベルにすることによって、全てのLED点灯信号が一斉にドライバ回路130に出力されて、LEDの点灯又は非点灯の制御が行なわれるのである。また、制御線の一つであるCLER(クリア)をローレベルからハイレベルにすることにより、シリアル/パラレル変換回路129内のデータを一斉にクリアすることができるのである。
図4は、図2に記載したLED制御手段を構成する「シリアル/パラレル変換回路」129と、「ドライバ回路」13」の回路構成の第2の具体例を示す。
この第2の具体例は、副制御基板104から2本のシリアル信号を受信して、遊技機10(図1)の遊技盤32上及び演出枠38上に設置された全てのLED77、78の点灯制御を行なうものである。ここで、上記した2本のシリアル信号のうち第1シリアルデータ入力は、遊技盤32上に設置されたLEDの点灯制御のためのものであり、第2シリアルデータ入力は、演出枠38上に設置されたLEDの点灯制御のためのものである。前述した第1の具体例と同様、シリアル/パラレル変換回路129とドライバ回路13は、遊技盤32と演出枠38上にそれぞれ設置されるLEDの数に応じて、連接するRS型フリップフロップやドライバの等の数が増減される。
図4に示したLED制御手段の第2の具体例においては、図2に示した演出枠ランプ基板136に接続される第1LED出力コネクタ140bから出力されるLED点灯信号と、遊技盤ランプ基板137に接続される第2LED出力コネクタ140cから出力されるLED点灯信号とが、副制御基板104から異なるシリアルデータ入力として入力されるので、図3に示した第2の具体例に比較して、より高速のLED点灯制御が可能となる。また、演出枠ランプ基板136又は遊技盤ランプ基板137に設置された2つのLED群の何れか一方が、その点灯状態を頻繁に変化する場合には有利である。
図5は、LED制御手段を搭載する中継基板135の外観の例を示すものである。ここで、図5(a)は、中継基板135の上面図とこの中継基板135の上部に嵌合されるカバー51の例を示し、図5(b)は、中継基板135の上にカバー51が嵌合された状態を示す。
図5に示すように、中継基板135には、副制御基板104からのシリアル信号と制御信号及び電源の供給を受けるためのコネクタ104aと、演出枠ランプ基板136に対してLED駆動信号を出力するためのコネクタ104bと、遊技盤ランプ基板137に対してLED駆動信号を出力するためのコネクタ104cの3つのコネクタが搭載される。また、中継基板135には、図3又は図4に示したように、半導体回路として、シリアル/パラレル変換回路129とドライバ回路130を備える。
図5(a)に示すように、中継基板135のカバー51には、カバー51を被せた時に、中継基板135上に配置された3つのコネクタ104a、104b、104cの位置に合致する箇所にそれぞれ矩形状の切欠穴を設けたので、図5(b)に示したように、中継基板135にカバー51を嵌合させた後に、LED出力用のハーネスを束ねたコネクタの嵌め込みを可能にしている。
図6は、遊技機10内における中継基板135の設置場所を示すものである。図6に示すように、中継基板135は、図1に示したパチンコ機10の遊技盤32の裏側上部に設置するようにしている。パチンコ機10の遊技盤32の裏側上部は、外部端子基板や副制御基板の設置箇所から近く、且つLEDの多くは、遊技機の遊技盤と演出枠の比較的上部に設置されることから、この箇所に中継基板を設置することにより、必要とするハーネスの総量を削減できるのである。
以上詳しく説明したように、本発明に係る遊技機用制御装置においては、副制御基板135から数多くのLEDを点灯制御/駆動する制御回路をLED制御手段として分離したので、このLED制御手段を、遊技機内の任意の箇所に設置することを可能にしたのである。さらに、中継基板135は、CPUやプログラムを必要としないことから安価に製造できるのである。
また、本遊技機用制御装置においては、シリアル/パラレル変換回路とドライバ回路の素子の数を増加することにより、点灯制御するLED又はランプの数に応じて、このLED制御手段を搭載する中継基板を差し替えることにより、複数種類の遊技機に共通して使用可能な制御装置を実現できるのである。さらに、中継基板135上に複数のLED出力コネクタを備えることにより、ハーネスの引き回し作業性を容易にすると共に、ハーネスの本数を削減することを実現したのである。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できることは言うまでもない。例えば、前述した実施形態においては、パチンコ機に対して本発明が適用されているが、本発明は、パチンコ機以外の他の遊技機用制御装置においても適用することが可能である。
本発明は、パチンコ機等の遊技機用制御装置に適用するものであって、特に、遊技機の製造時において遊技機内における数多くのLEDに接続されるハーネスの量の軽減とその引き回し作業を改善すると共に、より安価な遊技機用制御装置及び遊技機を実現するものであって、産業上の利用可能性を有する。
本発明の遊技用制御装置が適用される遊技機としてパチンコ機の外観(正面図)を示す。 本遊技機用制御装置の全体構成を示すものである。 LED制御手段を構成するシリアル/パラレル変換回路とドライバ回路の回路構成の第1の具体例を示す。 LED制御手段を構成するシリアル/パラレル変換回路とドライバ回路の回路構成の第2の具体例を示す。 LED制御手段を搭載する中継基板135の外観の例を示す。図5(a)は、中継基板の上面図とその上部に嵌合されるカバー51の例を示し、図5(b)は、中継基板の上にカバーが嵌合された状態を示す。 遊技機10内における中継基板135の設置場所を示す。
符号の説明
10 パチンコ機(遊技機)
32A 液晶表示装置
77、78 LED(ランプ)
100 本遊技機用制御装置
102 主制御基板
104 副制御基板
110 電源基板
121 CPU(サブ)
126 画像制御手段を構成するVDP
127 音声制御手段を構成するDSP
129 シリアル/パラレル変換回路
130 ドライバ回路
135 中継基板
136 演出枠ランプ基板
137 遊技盤ランプ基板

Claims (5)

  1. 主制御基板と、副制御基板と、当該副制御基板に接続された中継基板と、により構成された遊技機を制御するための制御装置であって、
    前記副制御基板は、前記主制御基板から送信される制御指令信号を受信し、当該制御指令信号に基づいて前記遊技機の画像表示制御及び音声出力制御を含む遊技の演出制御を行なう制御手段を有し、
    前記中継基板は、前記副制御基板から出力される1又は複数のシリアル信号を受信して前記遊技機の複数の所定箇所に設置された複数のLED又はランプを点灯制御するLED制御手段と、当該LED制御手段からの複数のLED駆動信号を出力するための複数のLED用コネクタと、を備えたことを特徴とする遊技機用制御装置。
  2. 前記LED制御手段は、前記副制御基板から出力される前記シリアル出力信号をパラレル信号に変換するシリアル/パラレル変換回路と、当該シリアル/パラレル変換回路に接続された前記LED又はランプを駆動するドライバ回路と、から構成されたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機用制御装置。
  3. 前記複数のLED用コネクタは、少なくとも、その一つは前記遊技機の遊技盤上に設置されている第1のLED出力コネクタであり、他の一つは前記遊技機の演出枠上に設置されている第2のLED出力コネクタである、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機用制御装置。
  4. 前記中継基板は、前記遊技盤の裏側上部に設置されることを特徴とする請求項3に記載の遊技機用制御装置。
  5. 請求項1乃至4の何れかの項に記載された前記遊技機用制御装置を搭載したことを特徴とするパチンコ機。
JP2004282595A 2004-09-28 2004-09-28 遊技機用制御装置及びパチンコ機 Pending JP2006094967A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004282595A JP2006094967A (ja) 2004-09-28 2004-09-28 遊技機用制御装置及びパチンコ機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004282595A JP2006094967A (ja) 2004-09-28 2004-09-28 遊技機用制御装置及びパチンコ機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006094967A true JP2006094967A (ja) 2006-04-13

Family

ID=36235352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004282595A Pending JP2006094967A (ja) 2004-09-28 2004-09-28 遊技機用制御装置及びパチンコ機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006094967A (ja)

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008079985A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Sankyo Kk 遊技機
JP2008259639A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2009050308A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2009056022A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2009226030A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2012035135A (ja) * 2011-11-22 2012-02-23 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2012035133A (ja) * 2011-11-22 2012-02-23 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2012035134A (ja) * 2011-11-22 2012-02-23 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2012050868A (ja) * 2011-11-10 2012-03-15 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2012050869A (ja) * 2011-11-10 2012-03-15 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2012061329A (ja) * 2011-11-22 2012-03-29 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2012106044A (ja) * 2012-02-28 2012-06-07 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2012106045A (ja) * 2012-02-28 2012-06-07 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2012183422A (ja) * 2012-07-04 2012-09-27 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2012192253A (ja) * 2012-07-12 2012-10-11 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2012192252A (ja) * 2012-07-12 2012-10-11 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2013081861A (ja) * 2013-02-14 2013-05-09 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2014079332A (ja) * 2012-10-15 2014-05-08 Heiwa Corp 遊技機
JP2014108132A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2015091487A (ja) * 2015-02-13 2015-05-14 株式会社藤商事 遊技機
JP2015093079A (ja) * 2013-11-12 2015-05-18 株式会社三共 遊技機
JP2016128137A (ja) * 2016-04-15 2016-07-14 株式会社三共 遊技機

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008079985A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Sankyo Kk 遊技機
JP4527095B2 (ja) * 2006-09-28 2010-08-18 株式会社三共 遊技機
JP2008259639A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2009050308A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2009056022A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2009226030A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2012050869A (ja) * 2011-11-10 2012-03-15 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2012050868A (ja) * 2011-11-10 2012-03-15 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2012035133A (ja) * 2011-11-22 2012-02-23 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2012035134A (ja) * 2011-11-22 2012-02-23 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2012035135A (ja) * 2011-11-22 2012-02-23 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2012061329A (ja) * 2011-11-22 2012-03-29 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2012106044A (ja) * 2012-02-28 2012-06-07 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2012106045A (ja) * 2012-02-28 2012-06-07 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2012183422A (ja) * 2012-07-04 2012-09-27 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2012192253A (ja) * 2012-07-12 2012-10-11 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2012192252A (ja) * 2012-07-12 2012-10-11 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2014079332A (ja) * 2012-10-15 2014-05-08 Heiwa Corp 遊技機
JP2014108132A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2013081861A (ja) * 2013-02-14 2013-05-09 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2015093079A (ja) * 2013-11-12 2015-05-18 株式会社三共 遊技機
JP2015091487A (ja) * 2015-02-13 2015-05-14 株式会社藤商事 遊技機
JP2016128137A (ja) * 2016-04-15 2016-07-14 株式会社三共 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006094967A (ja) 遊技機用制御装置及びパチンコ機
JP6328587B2 (ja) 遊技機
JP2014226313A (ja) 遊技機
JP2014117505A (ja) 遊技機
JP2002143497A (ja) 弾球遊技機
JP5971818B2 (ja) 遊技機
JP2006141816A (ja) 遊技機用制御装置
JP5083754B2 (ja) 遊技機用制御装置及び当該遊技機用制御装置を備えた遊技機
JP6063704B2 (ja) 遊技機
JP2009247441A (ja) パチンコ遊技機
JP2014226316A (ja) 遊技機
JP6438066B2 (ja) 遊技機
JP4933912B2 (ja) 遊技機
JP2016179368A (ja) 遊技機
JP2004174098A (ja) 遊技機
JP4854724B2 (ja) 遊技機
JP2008200417A (ja) 遊技機用制御装置及び当該遊技機用制御装置を備えた遊技機
JP2004230145A (ja) 弾球遊技機
JP4393136B2 (ja) 弾球遊技機
JP6572272B2 (ja) 遊技機
JP2013150740A (ja) 遊技機
JP6701123B2 (ja) 遊技機
JP2017035583A (ja) 遊技機
JP4990405B2 (ja) 遊技機
JP6313376B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Effective date: 20060814

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

A621 Written request for application examination

Effective date: 20070709

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20090610

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20090619

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20091023

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02