JP2013070548A - モータ制御装置、圧縮機およびヒートポンプ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電流演算手段は、モータの巻線電流に基づいてd軸電流およびq軸電流を求める。速度制御手段は、回転速度が指令回転速度に一致するように指令d軸電流および指令q軸電流を生成する。電流制御手段は、d軸電流およびq軸電流が指令d軸電流および指令q軸電流に一致するように制御する。トルクデータ演算手段は、モータの回転角度に応じて記憶手段から基準負荷トルクデータを読み出し、その基準負荷トルクデータからゼロ点設定値を減算するとともにゲインを与えた負荷トルクデータを求める。変化傾向判断手段は、速度変動幅演算手段が求める回転速度の変動幅の変化傾向を判断する。ゲイン調整手段は、回転速度の変動幅が減少傾向であると判断されるようにゲインの値を調整する。補正手段は、負荷トルクデータをモータのトルク定数で除算した電流に基づいて指令q軸電流補正値を演算し、その指令q軸電流補正値により指令q軸電流を補正する。
【選択図】図1
Description
図3は、エアコンディショナの冷凍サイクルの概略構成を示している。図3に示すように、エアコンディショナEのヒートポンプ装置1を構成する圧縮機2(負荷に相当)は、圧縮部3とモータ4とを同一の鉄製密閉容器5内に収容して構成され、モータ4のロータシャフトが圧縮部3に連結されている。圧縮機2、四方弁6、室内側熱交換器7(第1熱交換器に相当)、減圧装置8および室外側熱交換器9(第2熱交換器に相当)は、冷媒通路(熱伝達媒体流路に相当)であるパイプにより閉ループを構成するように接続されている。なお、圧縮機2は、例えばロータリ型のコンプレッサであり、モータ4は、例えば三相IPM(Interior Permanent Magnet)モータである。
Ed=Vd−R・Id−Ld・p・Id+ωe・Lq・Iq …(1)
ここで、pは微分演算子である。回転位置推定部23において、この誘起電圧推定値Edに対するPID演算が実行されることにより、その結果が回転子の推定回転速度ωeとして出力される。この推定方法によれば、d軸方向の誘起電圧推定値Edはゼロに収束する。推定回転速度ωeが積分されることにより、その値が推定回転角度θeとして出力される。推定回転速度ωeは、速度制御部24およびq軸電流補正部28に与えられる。推定回転角度θeは、回転角度補正部27、dq/αβ座標変換器31およびαβ/dq座標変換器34に与えられる。
複数の駆動条件(冷房運転−低速駆動、冷房運転−高速駆動、暖房運転−低速駆動、暖房運転−高速駆動など)における圧縮機2の負荷トルクの変動分にそれぞれ対応する複数の基準負荷トルクデータを記憶部54に記憶させておき、このうち圧縮機2の駆動状態に最も近い種類のものをトルクデータ演算部55が読み出すようにしてもよい。このようにすれば、実運転時における負荷の様々な駆動条件を一層考慮したトルク変動補償を行うことが可能となる。
回転角度補正部27は、トルク変動補償の精度に問題がない場合には設けなくてもよい。その場合、補正推定回転角度θe’の代わりに回転位置推定部23から出力される推定回転角度θeをq軸電流補正部28に直接入力する構成とすればよい。
回転角度補正部27を設ける構成に替えて、記憶部54に記憶される基準負荷トルクデータ中の回転角度を所定角度だけ進める構成としてもよい。
これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
Claims (5)
- トルクが周期的に変動する負荷を駆動するモータを制御するモータ制御装置であって、
前記モータの巻線に流れる電流を検出する電流検出手段と、
前記検出した電流に基づいて励磁成分電流であるd軸電流とトルク成分電流であるq軸電流とを求める電流演算手段と、
前記モータの回転速度が外部より与えられる指令回転速度に一致するように指令d軸電流および指令q軸電流を生成する速度制御手段と、
前記d軸電流および前記q軸電流がそれぞれ前記指令d軸電流および前記指令q軸電流に一致するように制御する電流制御手段と、
前記負荷を所定の条件で駆動した場合における各回転角度毎の前記負荷のトルクを示す基準負荷トルクデータが記憶された記憶手段と、
前記モータの回転角度に応じて前記記憶手段から前記基準負荷トルクデータを読み出し、その基準負荷トルクデータから一定のゼロ点設定値を減算するとともに、所定のゲインを与えた負荷トルクデータを求めるトルクデータ演算手段と、
前記モータの回転速度の変動幅を求める速度変動幅演算手段と、
前記回転速度の変動幅の変化傾向を判断する変化傾向判断手段と、
前記変化傾向判断手段により前記回転速度の変動幅が減少傾向であると判断されるように前記ゲインの値を調整するゲイン調整手段と、
前記負荷トルクデータを前記モータのトルク定数で除算した電流に基づいて指令q軸電流補正値を演算し、その指令q軸電流補正値により前記指令q軸電流を補正する補正手段と、
を備えていることを特徴とするモータ制御装置。 - 前記モータの回転角度を入力し補正した回転角度を出力する回転角度補正手段を備え、
前記トルクデータ演算手段は、前記補正された回転角度に応じて前記記憶手段から前記基準負荷トルクデータを読み出すことを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。 - 前記記憶手段には、複数種類の前記基準負荷トルクデータが記憶されており、
前記トルクデータ演算手段は、前記記憶手段から前記負荷の駆動条件に最も近い種類の前記基準負荷トルクデータを読み出すことを特徴とする請求項1または2に記載のモータ制御装置。 - 請求項1〜3のいずれか一つに記載のモータ制御装置により制御されるモータと、
前記モータに接続され、そのモータの回転駆動により熱伝達媒体を圧縮する圧縮部と、
を備えていることを特徴とする圧縮機。 - 請求項4に記載の圧縮機、第1熱交換器、減圧装置および第2熱交換器が熱伝達媒体流路により接続されていることを特徴とするヒートポンプ装置。
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