JP2013070536A - 電力変換装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電力変換装置1は、複数の電子部品からなる装置本体部10と、正極バスバー2aおよび負極バスバー2bと、端子台3と、収納ケース4と、外部機器用コネクタ5とを備える。外部機器用コネクタ5は、収納ケース4に形成されている。直流電源から供給される直流電力の一部を用いて稼動する外部機器が、外部機器用コネクタ5に接続する。正極バスバー2aおよび負極バスバー2bと、外部機器用コネクタ5との間の電流経路上に、外部機器に過電流が流れた場合に溶断するヒューズ6が設けられている。ヒューズ6は、端子台3に固定されている。
【選択図】図8
Description
複数の電子部品からなる装置本体部と、
上記直流電力を供給する直流電源と上記装置本体部とを電気的に接続する正極バスバーおよび負極バスバーと、
上記正極バスバーと上記負極バスバーとにそれぞれ形成された、上記直流電源の端子に締結するための締結部を載置する端子台と、
上記装置本体部と上記正極バスバーと上記負極バスバーと上記端子台とを収納する収納ケースと、
該収納ケースに形成された外部機器用コネクタとを備え、
該外部機器用コネクタは、上記正極バスバーおよび上記負極バスバーと導通しており、上記直流電源から供給される上記直流電力の一部を用いて稼動する外部機器が上記外部機器用コネクタに接続し、
上記正極バスバーおよび上記負極バスバーと、上記外部機器用コネクタとの間の電流経路上に、上記外部機器に過電流が流れた場合に溶断するヒューズが設けられ、該ヒューズが上記端子台に固定されていることを特徴とする電力変換装置にある(請求項1)。
この場合には、ヒューズを上記締結部の近傍に配置できるため、端子台を小型化することができる。
この場合には、上記配列方向に直交する方向(締結部からヒューズに向う方向)における、端子台の長さを短くすることができる。そのため、端子台をより小型化することができる。
この場合には、締結部を締結する際に用いる開口部と、ヒューズを交換する際に用いる開口部とを共通化することができる。そのため、収納ケースに形成する開口部の数およびカバーの数を少なくすることができる。これにより、部品点数を低減でき、電力変換装置の製造コストを低減することが可能になる。
この場合には、締結部を締結するための開口部と、ヒューズを交換するための開口部とが共通化されることに伴って、インターロック部を共通化することができる。そのため、インターロック部の数を低減でき、電力変換装置を低コストで製造することができる。
この場合には、締結部を締結する際に用いる開口部と、ヒューズを交換する際に用いる開口部と、上記交流締結部を締結する際に用いる開口部とを共通化することができる。そのため、収納ケースに形成する開口部の数およびカバーの数を少なくすることができる。これにより、部品点数を低減でき、電力変換装置の製造コストを低減することが可能になる。
この場合には、上記配列方向における、収納ケースの長さを短くすることができる。そのため、収納ケースを小型化することが可能になる。
このようにすると、ヒューズの長手方向が上記配列方向に平行であるため、端子台の、上記幅方向における長さを短くすることができる。また、一方のバスバーと上記外部用バスバーとの間に他方のバスバーが介在しているため、上記配列方向における、端子台の長さを短くすることができる。このように、幅方向および配列方向における端子台の長さを短くすることができるため、端子台を小型化することが可能になる。
上記電力変換装置に係る実施例について、図1〜図10を用いて説明する。図8に示すごとく、本例の電力変換装置1は、複数の電子部品81,82からなる装置本体部10と、正極バスバー2aおよび負極バスバー2b(図1、図4参照)と、端子台3と、収納ケース4と、外部機器用コネクタ5とを備える。
端子台3は、正極バスバー2aと負極バスバー2bとにそれぞれ形成された、直流電源8の端子に締結するための締結部20(20a,20b)を載置している。
収納ケース4は、装置本体部10と正極バスバー2aと負極バスバー2bと端子台3とを収納している。
正極バスバー2aおよび負極バスバー2bと、外部機器用コネクタ5との間の電流経路上に、外部機器50に過電流が流れた場合に溶断するヒューズ6が設けられている。ヒューズ6は、端子台3に固定されている。
図2に示すごとく、正側締結部20aと、負極バスバー2bの締結部20(負側締結部20b)との配列方向(X方向)に対して、ヒューズ6の長手方向が平行になっている。
このようにすると、締結部20を締結する際に用いる開口部と、ヒューズ6を交換する際に用いる開口部とを共通化することができる。そのため、収納ケース4に形成する開口部40の数およびカバー12の数を少なくすることができる。これにより、部品点数を低減でき、電力変換装置1の製造コストを低減することが可能になる。
このようにすると、締結部20を締結する際に用いる開口部と、ヒューズ6を交換する際に用いる開口部と、交流締結部21を締結する際に用いる開口部とを共通化することができる。そのため、収納ケース4に形成する開口部40の数およびカバー12の数を少なくすることができる。これにより、部品点数を低減でき、電力変換装置1の製造コストを低減することが可能になる。
このようにすると、締結部20a,20bを締結するための開口部と、ヒューズ6を交換するための開口部と、交流締結部21を締結するための開口部とが共通化されることに伴って、インターロック部11を共通化することができる。そのため、インターロック部11の数を低減でき、電力変換装置1を低コストで製造することができる。
このようにすると、直流電源8の端子と、交流負荷89の端子890(図7参照)とを、それぞれ同一方向(Y方向)に差し込むことができ、端子の差し込み作業を効率化することができる。
このようにすると、X方向における収納ケース4の長さを短くすることができる。そのため、収納ケース4を小型化することが可能になる。
このようにすると、ヒューズ6がX方向に平行に配置されているため、端子台3の、Y方向における長さを短くすることができる。また、正極バスバー2aと外部用バスバー7との間に負極バスバー2bが介在しているため、X方向における、端子台3の長さを短くすることができる。このように、Y方向およびX方向における端子台3の長さを短くすることができるため、端子台3を小型化することが可能になる。
10 装置本体部
2a 正極バスバー
2b 負極バスバー
20 締結部
21 交流締結部
3 端子台
4 収納ケース
5 外部機器用コネクタ
6 ヒューズ
8 直流電力
Claims (8)
- 直流電力と交流電力との間で電力変換を行う電力変換装置であって、
複数の電子部品からなる装置本体部と、
上記直流電力を供給する直流電源と上記装置本体部とを電気的に接続する正極バスバーおよび負極バスバーと、
上記正極バスバーと上記負極バスバーとにそれぞれ形成された、上記直流電源の端子に締結するための締結部を載置する端子台と、
上記装置本体部と上記正極バスバーと上記負極バスバーと上記端子台とを収納する収納ケースと、
該収納ケースに形成された外部機器用コネクタとを備え、
該外部機器用コネクタは、上記正極バスバーおよび上記負極バスバーと導通しており、上記直流電源から供給される上記直流電力の一部を用いて稼動する外部機器が上記外部機器用コネクタに接続し、
上記正極バスバーおよび上記負極バスバーと、上記外部機器用コネクタとの間の電流経路上に、上記外部機器に過電流が流れた場合に溶断するヒューズが設けられ、該ヒューズが上記端子台に固定されていることを特徴とする電力変換装置。 - 請求項1に記載の電力変換装置において、上記ヒューズの一端は、上記正極バスバーの締結部と上記負極バスバーの締結部とのいずれか一方に取り付けられていることを特徴とする電力変換装置。
- 請求項2に記載の電力変換装置において、上記正極バスバーの上記締結部と上記負極バスバーの上記締結部との配列方向に対して、上記ヒューズの長手方向が平行になるよう構成されていることを特徴とする電力変換装置。
- 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電力変換装置において、上記収納ケースには、上記締結部および上記ヒューズに向って開口した1個の開口部が形成されており、該開口部にカバーが装着されていることを特徴とする電力変換装置。
- 請求項4に記載の電力変換装置において、上記カバーの着脱を検知するインターロック部が設けられ、上記カバーが上記開口部から取り外されたことを上記インターロック部が検知した場合に、上記装置本体部の稼動を停止するよう構成されていることを特徴とする電力変換装置。
- 請求項4または請求項5に記載の電力変換装置において、上記装置本体部と交流負荷とを電気的に接続する複数の交流バスバーを備え、該交流バスバーに形成した、上記交流負荷の端子に締結するための交流締結部が上記端子台に載置されており、上記開口部は、上記締結部と上記ヒューズと上記交流締結部とに向って開口していることを特徴とする電力変換装置。
- 請求項6に記載の電力変換装置において、上記収納ケースは複数の端子挿入穴を有し、該複数の端子挿入穴には、上記直流電源の端子を挿入するための直流用端子挿入穴と、上記交流負荷の端子を挿入するための交流用端子挿入穴とがあり、上記複数の端子挿入穴と上記外部機器用コネクタとは、上記収納ケースの同一壁面に形成され、上記外部機器用コネクタは、上記複数の端子挿入穴に対して、該複数の端子挿入穴の配列方向に直交する方向に隣接する位置に形成されていることを特徴とする電力変換装置。
- 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の電力変換装置において、上記正極バスバーおよび上記負極バスバーの2個のバスバーは、上記締結部から該締結部の板厚方向に延出し上記装置本体部に接続される延出板部をそれぞれ備え、上記2個のバスバーのうち一方のバスバーに形成された上記締結部には、該延出板部の延出方向と上記2個のバスバーの配列方向との双方に直交する幅方向における、上記延出板部を形成した側とは反対側の端部に、上記ヒューズの一端が接続しており、該ヒューズの他端は上記外部機器用コネクタと導通する外部用バスバーに接続しており、該外部用バスバーは上記延出方向に延び、上記ヒューズの長手方向は上記配列方向に平行であり、上記幅方向から見た場合に、上記一方のバスバーと上記外部用バスバーとの間に、他方のバスバーが介在していることを特徴とする電力変換装置。
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