JP2013048682A - ピン留め具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ピンが挿入される内筒体と、その外周に設けた負荷状態のコイルバネと、コイルバネの外周を包囲する外筒体を備え、コイルバネの付勢力に抗する内筒体と外筒体の相対移動によりピン留め部材をピン留め位置とピン留め解除位置との間で移動・変位させるピン留め具において、内筒体と外筒体には互いに隣接するフランジを設け、両フランジの境界部の外周には弾性変形可能な軟質材料からなる環状の圧入部材を設けたピン留め具。
【選択図】図5
Description
上記課題を解決するための本願第1発明の構成は、ピンが挿入される内筒体と、その外周に設けた負荷状態のコイルバネと、前記コイルバネの外周を包囲する外筒体と、ピンを留めるピン留め部材とを備え、自然状態においてはコイルバネの付勢力によりピン留め部材がピン留め位置にあり、コイルバネの付勢力に抗する内筒体と外筒体との軸方向への相対移動によりピン留め部材がピン留め解除位置へ移動又は変位するように構成されたピン留め具において、
前記内筒体には外向フランジを設けると共に外筒体には前記外向フランジに隣接する内向フランジを設け、かつ外向フランジと内向フランジとの境界部の外周には弾性変形可能な軟質材料からなる環状の圧入部材を設けた、ピン留め具である。
上記課題を解決するための本願第2発明の構成は、下記(1)〜(4)の部材を備え、下記(5)のように構成されている、ピン留め具である。
上記課題を解決するための本願第3発明の構成は、下記(1)〜(4)の部材を備え、下記(6)のように構成されている、ピン留め具である。
上記課題を解決するための本願第4発明の構成は、前記第2発明又は第3発明に係るピン留め具が内筒体のT1側からピンを挿入する方式である、ピン留め具である。
上記課題を解決するための本願第5発明の構成は、前記第2発明又は第3発明に係るピン留め具が内筒体のT2側からピンを挿入する方式である、ピン留め具である。
上記課題を解決するための本願第6発明の構成は、前記第2発明〜第5発明のいずれかに係るピン留め具において、カバー部材が下記(7)又は(8)に該当する、ピン留め具である。
上記課題を解決するための本願第7発明の構成は、前記第2発明〜第6発明のいずれかに係るピン留め具において、カバー部材がシリコンゴムからなる、ピン留め具である。
上記課題を解決するための本願第8発明の構成は、前記第2発明〜第7発明のいずれかに係るピン留め具において、内筒体に設けた切欠き窓が、カバー部材の圧入部を外向フランジと内向フランジとの境界部に圧入させた際に生じるピン留めアームにおける下記(9)の相対移動及び(10)の変位を許容する軸方向と径方向の幅を持つ、ピン留め具である。
上記課題を解決するための本願第9発明の構成は、以下(a)〜(e)の構成を有する、ピン留め具である。
(b)前記外筒体内には、内側壁面にテーパー部が形成された案内筒を設け、
(c)この案内筒の内側空間には、下側端部に鍔部材を有し、この鍔部材と外筒体の前記内向フランジとの間に設けた圧縮状態のコイルバネによりピン挿入口方向に付勢されると共に、上側端部は外筒体の前記内向フランジを通過して外筒体の外部に露出し、この露出端部には内筒体の出し入れ操作用の外向フランジを形成した内筒体(球体押圧部材)と、基本的に案内筒のテーパー部に保持され、案内筒の鍔部材の下面に接触している複数のピン留め用の球体を配置し、
(d)内筒体の外向フランジと、この外向フランジに隣接する外筒体の内向フランジ部との境界部の外周には弾性変形可能な軟質材料からなる環状の圧入部材を設け、
(e)「ピンの直径+(球体の直径×2)」の数値に対応するテーパー部の内径位置において、ピンが複数の球体で形成される環の内側に挟持される。
上記課題を解決するための本願第10発明の構成は、前記第9発明に係るピン留め具において、案内筒におけるテーパー部の下方位置に下部円筒状内壁部が形成されており、この領域において球体が上下に自由運動可能な構成である、ピン留め具である。
上記課題を解決するための本願第11発明の構成は、前記第9発明に係るピン留め具において、外筒体が上側ハウジングと下側ハウジングから成る2部材で構成されており、下側ハウジングには前記ピン挿入口が、上側ハウジングには前記内向フランジが形成されている、ピン留め具である。
第1発明のピン留め具において、自然状態ではコイルバネの付勢力によりピン留め部材がピン留め位置にあり、そのため、ピン留め具がピン留め状態にある。そして、環状の圧入部材を内筒体の外向フランジと外筒体の内向フランジとの境界部にクサビのように押し込むだけで、コイルバネの付勢力に抗して内筒体と外筒体が軸方向への相対移動を起こすため、ピン留め部材がピン留め解除位置へ移動又は変位して、ピン留め具がピン留め解除状態となる。
第2発明においても、基本的に第1発明と同等の作用・効果を奏するが、より具体的には、以下の作用・効果がある。
第3発明のピン留め具においては、下記の点を除いては、第2発明と同等の作用・効果を奏する。
本発明に係るピン留め具においては、内筒体のT1側からピンを挿入する(T1側をピン挿入側とする)方式が特に好ましい。しかし、内筒体のT2側からピンを挿入する(T2側をピン挿入側とする)方式も可能である。
カバー部材は、第6発明の(7)に規定するように、圧入部のみからなるリング体(小さな輪ゴムのようなもの)であっても良い。この場合、カバー部材の製造、組付けが極めて簡単である。又、第6発明の(8)に規定するように、圧入部を含むと共に内筒体、コイルバネ、外筒体の一部ないし大部分の外周を包囲する筒体であっても良い。この場合、ピン留め具からカバー部材が外れ難く、ピン留め具の外観を整えることも容易である。
カバー部材を構成する「弾性変形可能な軟質材料」の種類は限定されないが、第7発明に規定するシリコンゴムからなるカバー部材が特に好ましい。
内筒体に設ける切欠き窓は、前記したピン留め解除操作時のピン留めアームの動きを実質的に許す形状である限りにおいて限定されないが、特に好ましくは第8発明の(9)の相対移動及び(10)の変位を許容する軸方向と径方向の幅を持つように形成される。
第9発明においても、基本的に第1発明と同等の作用・効果を奏するが、より具体的には、以下の作用・効果がある。
第9発明のピン留め具においては、好ましくは、第10発明のように案内筒におけるテーパー部の下方位置に下部円筒状内壁部を形成しても良いし、第11発明のように外筒体を上側ハウジングと下側ハウジングから成る2部材で構成しても良い。
11 ピン
12 本体
13 凹部
20、201 カバー部材
23、231 圧入部
30、61、611 外筒体
31、311、63、631 内向フランジ
32 側面
40、401、67 内筒体
41 湾曲面
42、421、70 外向フランジ
43 側面
44、441 切欠き窓
50、501、69 コイルバネ
51、511 揺動アーム
52、521 ピン留めアーム
62 ピン挿入口
64 テーパー部
65 案内筒
66、66、・・・ 球体
68 鍔部材
71 圧入部材
本発明に係るピン留め具は、身体装飾品や、その他の比較的小さなサイズの種々の物品に設けられたピンを留めるピン留め具である。
本実施形態のピン留め具は、ピンが挿入される内筒体と、その外周に設けた負荷状態のコイルバネと、前記コイルバネの外周を包囲する外筒体と、ピンを留めるピン留め部材とを備え、自然状態においてはコイルバネの付勢力によりピン留め部材がピン留め位置にあり、コイルバネの付勢力に抗する内筒体と外筒体との軸方向への相対移動によりピン留め部材がピン留め解除位置へ移動又は変位するように構成されたピン留め具において、前記内筒体には外向フランジを設けると共に外筒体には前記外向フランジに隣接する内向フランジを設け、かつ外向フランジと内向フランジとの境界部の外周には弾性変形可能な軟質材料からなる環状の圧入部材を設けたものである。
本実施形態のピン留め具は、少なくとも、内筒体、コイルバネ、外筒体及びカバー部材によって構成される。
内筒体は、ピンが挿入される筒体であって、その軸方向の片側(T1側)の端部には径方向の外側へ膨出、湾曲又は屈曲する外向フランジを形成したものである。内筒体は金属その他の硬質で丈夫な材料からなることが好ましい。
コイルバネは、引張りバネの状態で、内筒体の外周に巻回すように設けるものである。コイルバネの内径は、内筒体の外径に比較してやや小さくても良く、ほぼ同等でも良く、やや大きくても良い。コイルバネの外径は、後述する外筒体の内径に比較して、下記の揺動アームを設定できる程度には小さい。
外筒体は、コイルバネと、内筒体における外向フランジ以外の部分との外周を包囲する筒体であって、そのT1側の端部には内筒体の外向フランジに対してT2側から接する内向フランジを径方向の内側へ膨出、湾曲又は屈曲して形成している。この内向フランジも、後述するカバー部材における圧入部の押込み及び退避をスムーズに行わせるために、前記外向フランジのT2側の面と対称的に、断面円弧状の湾曲面とすることが好ましい。外筒体は金属その他の硬質で丈夫な材料からなることが好ましい。
カバー部材は外筒体の外周に設けた弾性変形可能な軟質材料からなる部材であって、少なくとも、外向フランジと内向フランジとの境界部外周に接する環状の圧入部を備える。即ち、カバー部材は圧入部のみからなる小さな輪ゴムのようなリング体であっても良く、圧入部を含むと共に内筒体、コイルバネ、外筒体の一部又は全部の外周を包囲する筒体であっても良い。
本実施形態のピン留め具は、以下に述べるコイルバネの構成、及びピン留め具におけるその取付けの形態を除いては、第2の実施形態に係るピン留め具と同様である。
本実施形態のピン留め具においては、外筒体が、下端側にピン挿入口を備え、上端側に上部開口を有する内向フランジを備えたハウジングとして形成されている。この外筒体内には、内側壁面に上側に向かい拡径するテーパー部が形成された案内筒を設けている。案内筒の内側空間には、複数のピン留め用の球体と、内筒体(球体押圧部材)が配置されている。
ピン留め具の部品
本発明のピン留め具は図2に示すピン11をピン留めするためのものであり、図5に示すようにピンを内筒体のT1側の開口部から挿入する方式の設計である。
図2に示すように、ピン11は本体12に取付けられている。ここに「本体」とは、タイタック、ピンブローチ、ピアス、ネックレスその他の身体装飾品における宝石等をあしらった装飾部材であり、又はおもちゃ、日用雑貨等の身体装飾品以外の比較的小さなサイズの各種の物品であり、あるいは、単にピン11を支持するためのベース部材である。ピン11の先端部付近には、後述するピン留めアーム52を食い込ませるための凹部13を形成しているが、このような凹部13の形成は不可欠ではない。
図3(b)に示す内筒体40は、ピン11の太さよりも幾分大きい内径を有する金属製の円筒体である。
コイルバネ50は、引っ張りバネの状態において内筒体40の外周に巻回すように設けるものであり、コイルの内径は内筒体40の外径に比較してやや大きく、コイルの外径は、外筒体30の内径に比較して、次に述べる揺動アーム51を設定できる程度に小さい。
図3(a)に示す外筒体30はコイルバネ50と内筒体40における外向フランジ42以外の部分の外周を包囲する金属製の円筒体である。外筒体30のT1側(図の右側)の端部には、径方向の内側へ湾曲して形成された内向フランジ31を設けている。そのため内向フランジ31のT1側の側面32は断面円弧状の湾曲面とされている。
カバー部材20はシリコンゴムからなり、外筒体30の外周に設ける部材である。カバー部材20は、図2(b)に示すように、T2側(図の左側)の端部からT1側(図の右側)の端部に向かって次第に大径となる円筒状に形成されている。カバー部材20のT2側の端部には内向きのストッパーフランジ21が形成され、カバー部材20の適宜な部位の内周面には、前記外筒体30の外向きのフランジ33に係合するためのリング状の溝22が形成されている。
図5(a)に基づきピン留め具10の組付けについて以下に説明する。ピン留め具10の組付け工程は、以下の(ア)〜(エ)の3工程からなる。
以上の組付け状態のピン留め具10において、コイルバネ50は引っ張りバネの状態にあるため、内筒体40の外向フランジ42と外筒体30の内向フランジ31は常時接触している。その状態においては、図6(a)に示すように、コイルバネ50の延設部分であるピン留めアーム52は、内筒体40のほぼ軸心位置を通過するというピン留め位置にある。
本実施例に係るピン留め具とその使用状態を図7に基づいて説明する。図7は、本実施例に係るピン留め具101のピン留め解除状態を示すものであり、第1実施例における図5(b)に相当する。
本実施例のピン留め具60においては、図8(a)に示すように、外筒体61が、下端側にピン72に対するピン挿入口62を備え、上端側に上部開口を有する内向フランジ63を備えたハウジングとして形成されている。この外筒体61内には、内側壁面に上側に向かい拡径するテーパー部64が形成された案内筒65を設けている。案内筒65の内側空間には、複数のピン留め用の球体66、66・・・と内筒体(球体押圧部材)67が配置されている。
Claims (11)
- ピンが挿入される内筒体と、その外周に設けた負荷状態のコイルバネと、前記コイルバネの外周を包囲する外筒体と、ピンを留めるピン留め部材とを備え、自然状態においてはコイルバネの付勢力によりピン留め部材がピン留め位置にあり、コイルバネの付勢力に抗する内筒体と外筒体との軸方向への相対移動によりピン留め部材がピン留め解除位置へ移動又は変位するように構成されたピン留め具において、
前記内筒体には外向フランジを設けると共に外筒体には前記外向フランジに隣接する内向フランジを設け、かつ外向フランジと内向フランジとの境界部の外周には弾性変形可能な軟質材料からなる環状の圧入部材を設けたことを特徴とするピン留め具。 - 下記(1)〜(4)の部材を備え、下記(5)のように構成されていることを特徴とするピン留め具。
(1)ピンが挿入される筒体であって、その軸方向片側(T1側)の端部には径方向の外側へ膨出、湾曲又は屈曲する外向フランジを形成すると共に、その壁部の適宜な部位に切欠き窓を設けた内筒体。
(2)前記内筒体の外周に設けた引張り状態のコイルバネであって、下記の揺動アームに対して引張り方向の強い力を受けた時に、揺動アームが下記のピン留めアームの延設方向に対する直角方向へ傾動するように設計されたコイルバネ。
(3)前記コイルバネの外周を包囲する筒体であって、前記T1側の端部には前記内筒体の外向フランジに対してT1側とは反対側(T2側)から接する内向フランジを径方向の内側へ膨出、湾曲又は屈曲して形成した外筒体。
(4)前記外筒体の外周に設けた弾性変形可能な軟質材料からなる部材であって、少なくとも前記外向フランジと内向フランジとの境界部外周に接する環状の圧入部を備えるカバー部材。
(5)前記コイルバネのT1側の端部を内筒体外周部に固定させ、コイルバネのT2側の端部からは、コイルの軸方向沿いにT1側へ折返されてコイル外側を通過する直線状の揺動アームを設け、この揺動アームの先端からは、前記切欠き窓を通過して内筒体のほぼ軸線位置を横断するピン留めアームを延設しており、このピン留めアームがコイルバネの引張り力によって常に外筒体の内向フランジに押圧されている。 - 下記(1)〜(4)の部材を備え、下記(6)のように構成されていることを特徴とするピン留め具。
(1)ピンが挿入される筒体であって、その軸方向片側(T1側)の端部には径方向の外側へ膨出、湾曲又は屈曲する外向フランジを形成すると共に、その壁部の適宜な部位に切欠き窓を設けた内筒体。
(2)前記内筒体の外周に設けた圧縮状態のコイルバネであって、下記の揺動アームに対して圧縮方向の強い力を受けた時に、揺動アームが下記のピン留めアームの延設方向に対する直角方向へ傾動するように設計されたコイルバネ。
(3)前記コイルバネの外周を包囲する筒体であって、前記T1側の端部には前記内筒体の外向フランジに対してT1側とは反対側(T2側)から接する内向フランジを径方向の内側へ膨出、湾曲又は屈曲して形成した外筒体。
(4)前記外筒体の外周に設けた弾性変形可能な軟質材料からなる部材であって、少なくとも前記外向フランジと内向フランジとの境界部外周に接する環状の圧入部を備えるカバー部材。
(6)前記コイルバネのT2側の端部を内筒体外周部に固定させ、コイルバネのT1側の端部からは、コイルの軸方向沿いにT1側へ屈曲された直線状の揺動アームを設け、この揺動アームの先端からは、前記切欠き窓を通過して内筒体のほぼ軸線位置を横断するピン留めアームを延設しており、このピン留めアームがコイルバネの押圧力によって常に外筒体の内向フランジに押圧されている。 - 前記内筒体のT1側からピンを挿入する方式であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のピン留め具。
- 前記内筒体のT2側からピンを挿入する方式であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のピン留め具。
- 前記カバー部材が下記(7)又は(8)に該当することを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれかに記載のピン留め具。
(7)カバー部材が、前記圧入部のみからなるリング体である。
(8)カバー部材が、前記圧入部を含むと共に内筒体、コイルバネ、外筒体の一部ないし大部分の外周を包囲する筒体である。 - 前記カバー部材がシリコンゴムからなることを特徴とする請求項2〜請求項6のいずれかに記載のピン留め具。
- 前記内筒体に設けた切欠き窓が、カバー部材の圧入部を外向フランジと内向フランジとの境界部に圧入させた際に生じるピン留めアームにおける下記(9)の相対移動及び(10)の変位を許容する軸方向と径方向の幅を持つことを特徴とする請求項2〜請求項7のいずれかに記載のピン留め具。
(9)内筒体と外筒体の軸方向への相対移動に伴うピン留めアームの内筒体に対する相対移動。
(10)内筒体と外筒体の軸方向への相対移動時における揺動アームの径方向への揺動に伴うピン留めアームの径方向への変位。 - 以下(a)〜(e)の構成を有することを特徴とするピン留め具。
(a)外筒体を、下端側にピン挿入口を備え上端側に上部開口を有する内向フランジを備えたハウジングとして形成し、
(b)前記外筒体内には、内側壁面にテーパー部が形成された案内筒を設け、
(c)この案内筒の内側空間には、下側端部に鍔部材を有し、この鍔部材と外筒体の前記内向フランジとの間に設けた圧縮状態のコイルバネによりピン挿入口方向に付勢されると共に、上側端部は外筒体の前記内向フランジを通過して外筒体の外部に露出し、この露出端部には内筒体の出し入れ操作用の外向フランジを形成した内筒体(球体押圧部材)と、基本的に案内筒のテーパー部に保持され、案内筒の鍔部材の下面に接触している複数のピン留め用の球体を配置し、
(d)内筒体の外向フランジと、この外向フランジに隣接する外筒体の内向フランジ部との境界部の外周には弾性変形可能な軟質材料からなる環状の圧入部材を設け、
(e)「ピンの直径+(球体の直径×2)」の数値に対応するテーパー部の内径位置において、ピンが複数の球体で形成される環の内側に挟持される。 - 前記案内筒におけるテーパー部の下方位置に下部円筒状内壁部が形成されており、この領域において球体が上下に自由運動可能な構成であることを特徴とする請求項9に記載のピン留め具。
- 前記外筒体が上側ハウジングと下側ハウジングから成る2部材で構成されており、下側ハウジングには前記ピン挿入口が、上側ハウジングには前記内向フランジが形成されていることを特徴とする請求項9に記載のピン留め具。
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