JP3228360U - 装身具用引輪 - Google Patents

装身具用引輪 Download PDF

Info

Publication number
JP3228360U
JP3228360U JP2020002852U JP2020002852U JP3228360U JP 3228360 U JP3228360 U JP 3228360U JP 2020002852 U JP2020002852 U JP 2020002852U JP 2020002852 U JP2020002852 U JP 2020002852U JP 3228360 U JP3228360 U JP 3228360U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulling wheel
notch
pulling
ring
shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020002852U
Other languages
English (en)
Inventor
和紀 目黒
和紀 目黒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANWA PRECISION INDUSTRIAL CO., LTD.
Original Assignee
SANWA PRECISION INDUSTRIAL CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANWA PRECISION INDUSTRIAL CO., LTD. filed Critical SANWA PRECISION INDUSTRIAL CO., LTD.
Priority to JP2020002852U priority Critical patent/JP3228360U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3228360U publication Critical patent/JP3228360U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Adornments (AREA)

Abstract

【課題】引輪の操作性を向上させながら、製造コストを抑えることが可能な装身具用引輪を提供する。【解決手段】略環状の一部に切欠部11を有すると共に、欠部の一端から形成された切欠溝12を有する引輪本体10と、引輪本体内に内蔵されて切欠部を開閉する方向に摺動すると共に、引輪本体の切欠溝から外部に突出するツマミ部21を有する摺動ピン20と、を備え、引輪本体に内装された弾発スプリングの付勢力で摺動ピンの先端部分を引輪本体の開口部を常時閉鎖する向きに押圧する装身具用引輪において、ツマミ部の太さと同等の太さの貴金属線材にて環状に形成され、且つ切欠部31により略C字形状を成す操作環体30を形成し、操作環体の切欠部をツマミ部にレーザー溶着したことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、ネックレスやブレスレット等の装身具に使用される引輪に係るもので、操作性を備えた引輪を安価に提供することが可能な装身具用引輪に関する。
装身具の留め具に使用されている引輪は、全体が環状をなしており、環の外周に設けてあるツマミ部を、内蔵されたコイルスプリング等の付勢部材の付勢力に抗して爪で引くことで引環の一部が開放する構成である。ところが、従来の引輪のツマミ部が小さいので、極めて操作性が悪いという問題があった。
そこで、当出願人は、特許文献1に記載のごとく、操作性に優れた装身具用の引輪を提供している。この引輪は、レーザー溶接が可能な金属材にて爪掛け用装飾体を形成し、ツマミ部とする摺動ピンに爪掛け用装飾体をレーザー溶接したものである。この爪掛け用装飾体によってツマミ部の操作性を向上させ、しかも、レーザー溶接により極めて耐久性に優れた引輪になっている。
その後、ツマミ部を改良して操作性を向上させようとする引輪が種々提案されている。例えば、特許文献2の留め金具の製造方法は、金属板を打ち抜いて開閉部材とツマミ部とを同一面状に形成し、このツマミ部を開閉部材の開閉摺動方向に対して略90度曲げて形成する引輪の製造方法が示されている。
また、引輪のツマミ部に宝石類又は加工貴金属類などの装飾玉を一体に取り付けた引輪式止め金具が特許文献3に記載されている。すなわち、ツマミ部に加工貴金属類をロウ付けや、レーザー溶接により固定したり、接着剤を使用してツマミ部に宝石類を固定したりするものである。
実用新案登録第3166723号公報 特許第4634976号公報 実用新案登録第3128197号公報
ところが、特許文献1や特許文献2の引輪は、引輪の操作性を向上させることができるとしても、ツマミ部を大きく形成することで引輪の重量が増加してしまうものであった。すなわち、装身具に使用される引輪は、金などの貴金属が使用されているので、引輪の重量が増加すると引輪自体の製造コストが高くなる不都合がある。
一方、特許文献3の引輪は、宝石類又は加工貴金属類などの装飾玉を一体に取り付けた特殊な構成で引輪自体を装飾品とするものなので、引輪として極めて高価になるものである。このように、従来の引輪は操作性を良好にすると、製造コストが高くなる不都合があった。
そこで本考案は上述の課題を解消すべく案出されたもので、引輪の操作性を向上させながら、製造コストを抑えて安価な提供が可能になる装身具用引輪の提供を目的とするものである。
本考案の第1の手段は、略環状の一部に切欠部11を有すると共に、該切欠部11の一端から形成された切欠溝12を有する引輪本体10と、
該引輪本体10内に内蔵されて切欠部を開閉する方向に摺動すると共に、引輪本体10の切欠溝12から外部に突出するツマミ部21を有する摺動ピン20と、を備え、
引輪本体10に内装された弾発スプリングの付勢力で摺動ピン20の先端部分を引輪本体10の開口部11を常時閉鎖する向きに押圧する装身具用引輪において、
ツマミ部21の太さと同等の太さの貴金属線材にて環状に形成され、且つ切欠部31により略C字形状を成す操作環体30を形成し、該操作環体30の切欠部31をツマミ部21にレーザー溶着したことにある。
第2の手段の前記操作環体30は、直径0.3mm〜0.8mmの貴金属線材を丸めて形成されるものである。
第3の手段の前記操作環体30は、直径0.6mm〜1.5mmの芯金に貴金属線材を巻き付けて略C字形状に形成されるものである。
第4の手段の前記操作環体30は、略C字形状に形成された前記貴金属線材の表面に略C字形状に沿った平面状の装飾面が形成されるものである。
請求項1に記載のごとく、ツマミ部21を形成する線材の太さと同等の太さの貴金属線材にて環状に形成され、且つ切欠部31により略C字形状を成す操作環体30を形成し、該操作環体30の切欠部31をツマミ部21にレーザー溶着したことにより、引輪の操作性を向上させながら、製造コストを抑えて安価な提供が可能になるものである。しかも、シンプルなデザインの引輪となり、量産されている一般の引輪として利用することができる。
請求項2のように、操作環体30は、直径0.3mm〜0.8mmの貴金属線材を丸めて形成されているので、従来改良のツマミ部に比べて極めて少ない量の貴金属線材でも稼働時の変形を防ぐことができる。この結果、操作性を向上させた引輪の重量の増加を極力抑えることができるので、極めて安価な提供が可能になった。
請求項3のごとく、操作環体30は、直径0.6mm〜1.5mmの芯金に直径0.3mm〜0.8mmの貴金属線材を巻き付けて略C字形状に形成しているので、操作環体30の指でつまむ面積が数倍に変化する。したがって、操作環体30は指になじみ易いサイズとなり、より使い易くなっている。
請求項4のように、操作環体30は、略C字形状に形成された前記貴金属線材の表面に略C字形状に沿った平面状の装飾面が形成されることで、より使いやすく、美観も向上させることが可能になる。
このように本考案によると、引輪の操作性を向上させながら、製造コストを抑えて安価な提供が可能になるなどといった当初の目的を達成したものである。
本考案の一実施例を示す斜視図である。 本考案の一実施例を示す側面図である。 従来の装身具用引き輪を示す正面図である。
以下、本考案を図示例に基づいて説明する。本考案引輪は、ネックレス等の装飾品の端部相互を連結する引輪であり、引輪本体10と摺動ピン20とを備える装身具用引輪である(図1参照)。
引輪本体10は、略環状の一部に切欠部11を有する環状部材で、この切欠部11の一端から引輪本体10の外周に沿って形成された切欠溝12を有する(図1参照)。
摺動ピン20は、引輪本体10内に内蔵される杆状部材で、引輪本体10切欠部11を開閉する方向に摺動する。更に、この摺動ピン20に、引輪本体10の切欠溝12から外部に突出するツマミ部21を設けている(図1参照)。そして、引輪本体10に内装された弾発スプリング(図示せず)の付勢力で摺動ピン20の先端部分を引輪本体10の開口部11を常時閉鎖する向きに押圧している。
本考案では、ツマミ部21の太さと同等の太さの貴金属線材にて、略C字形状を成す操作環体30を形成している。
この操作環体30は、直径0.3mm〜0.8mmの貴金属線材をリング形状に丸めて形成されたものである。例えば、この貴金属線材を直径0.6mm〜1.5mmの芯金に線材を巻き付けて螺旋状になった線材側面をカッター砥石にて切断することで、切欠部31を有する略C字形状の操作環体30を形成する。また、この操作環体30を構成する貴金属線材の製造方法はこの例に限らず、どのような製造方法でもよい。
このとき、従来使用されている一般的な摺動ピン20のツマミ部21の太さは、0.5mm〜0.7mm程度である(図3参照)。したがって、操作環体30の切欠部31を開きツマミ部21が入る程度のC字形状に形成している(図2参照)。また、操作環体30の貴金属線材の太さをツマミ部21の太さと同等の太さに形成する他、直径0.3mm〜0.8mmとしてツマミ部21の太さよりわずかに前後させることが可能である。この範囲より貴金属線材が細いと強度が劣り、太くなると重量が重くなりコスト高になる。
また、断面円形状の貴金属線材をそのまま使用するほか、貴金属線材をプレス等によって潰して平面状の装飾面(図示せず)を形成することも可能である。
更に、操作環体30の切欠部31で摺動ピン20のツマミ部21を挟み込むように装着し、上部からその接点2か所をレーザー溶接機にて溶接して操作環体30を固定する(図1参照)。溶接個所は、接合強度を保つために、一つの接点につき2か所、合計4か所を溶接することが望ましい。尚、レーザーの出力はその溶接の目的強度、すなわち引輪の開閉に対して十分な強度を保つよう設定する。
図中、符号40は、引き輪本体10に固着される鎖取付部で、この鎖取付部40は、例えば、帯板を略U状に折曲して、その両端部分で引き輪本体10を挟むようにして固着(溶着、ロウ付け等)されている(図1参照)。そして、この鎖取付部40には、装飾鎖60の一端部分が連結されるようになる。また、図中符号50は、装飾鎖60の他端に接続される適宜金属製の掛止板で、この掛止板50には、引き輪本体10が遊挿可能な円孔が穿設されている。
尚、本考案引輪の具体的構成は図示例に限られるものではなく、引輪本体10、摺動ピン20、操作環体30の構成、形状、寸法、材質、数、連結位置等は図示例のもの等に限定されることなく適宜自由に設定、変更できるものである。
10 引輪本体
11 切欠部
12 切欠溝
20 摺動ピン
21 ツマミ部
30 操作環体
31 切欠部
40 鎖取付部
50 掛止板
60 装飾鎖

Claims (4)

  1. 略環状の一部に切欠部を有すると共に、該切欠部の一端から形成された切欠溝を有する引輪本体と、該引輪本体内に内蔵されて切欠部を開閉する方向に摺動すると共に、引輪本体の切欠溝から外部に突出するツマミ部を有する摺動ピンと、を備え、引輪本体に内装された弾発スプリングの付勢力で摺動ピンの先端部分を引輪本体の開口部を常時閉鎖する向きに押圧する装身具用引輪において、
    ツマミ部の太さと同等の太さの貴金属線材にて環状に形成され、且つ切欠部により略C字形状を成す操作環体を形成し、該操作環体の切欠部をツマミ部にレーザー溶着したことを特徴とする装身具用引輪。
  2. 前記操作環体は、直径0.3mm〜0.8mmの貴金属線材を丸めて形成された請求項1記載の装身具用引輪。
  3. 前記操作環体は、直径0.6mm〜1.5mm程度の芯金に貴金属線材を巻き付けて略C字形状に形成された請求項1又は2記載の装身具用引輪。
  4. 前記操作環体は、略C字形状に形成された前記貴金属線材の表面に略C字形状に沿った平面状の装飾面が形成された請求項1又は2記載の装身具用引輪。
JP2020002852U 2020-07-10 2020-07-10 装身具用引輪 Active JP3228360U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020002852U JP3228360U (ja) 2020-07-10 2020-07-10 装身具用引輪

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020002852U JP3228360U (ja) 2020-07-10 2020-07-10 装身具用引輪

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3228360U true JP3228360U (ja) 2020-10-22

Family

ID=72829111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020002852U Active JP3228360U (ja) 2020-07-10 2020-07-10 装身具用引輪

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3228360U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5203183A (en) Rotatable earring and method for making the same
JP5279845B2 (ja) ピン留め具
US5983669A (en) Spring for earring clip and method of making same
JP3228360U (ja) 装身具用引輪
US3208239A (en) Pierced earring
US2222053A (en) Spring ring
JPWO2007043212A1 (ja) ピン留め式の留め具
KR101286365B1 (ko) 전 구성 부품이 동일한 귀금속재로 이루어진 귀금속재 귀걸이의 제조방법
US5755017A (en) Earring clip
JP4592116B1 (ja) クリップ式イヤリング
JP6111395B2 (ja) イヤリングとイヤリング装着具との組合せセット
JP3233026U (ja) イヤーカフ
JP5419227B2 (ja) 止め具、止め装置、及び、これを用いた装身具
JP3210272U (ja) 身飾品の留め具
US2516652A (en) Earring construction
KR101588832B1 (ko) 액세서리 연결구조체
JPH09224722A (ja) 身装品の構造
JP2022170220A (ja) イヤーカフおよびその製造方法
JP3167615U (ja) 引き輪式留め具
JP6688495B1 (ja) 装身具
JP3026157B2 (ja) 耳飾り
JP3222729U (ja) クリップ式耳飾り
JP3112368U (ja) 引輪金具
JP3166723U (ja) 装身具用引き輪の装飾構造
KR200357322Y1 (ko) 귀걸이

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3228360

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250