JP2013043895A - 発泡成形用ポリアミド樹脂組成物、およびこれより得られる発泡成形体 - Google Patents
発泡成形用ポリアミド樹脂組成物、およびこれより得られる発泡成形体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013043895A JP2013043895A JP2011180527A JP2011180527A JP2013043895A JP 2013043895 A JP2013043895 A JP 2013043895A JP 2011180527 A JP2011180527 A JP 2011180527A JP 2011180527 A JP2011180527 A JP 2011180527A JP 2013043895 A JP2013043895 A JP 2013043895A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyamide resin
- resin composition
- fibrous
- monodispersed
- clay mineral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
【解決手段】ポリアミド樹脂(A)、繊維状粘土鉱物(B)からなるポリアミド樹脂組成物であり、繊維状粘土鉱物(B)がポリアミド樹脂(A)中に下記(I)および(II)の状態で分散していることを特徴とする発泡成形用ポリアミド樹脂組成物。(I)単分散した一本の繊維状結晶の繊維長が0.01〜40μm、かつ単分散した繊維状結晶が凝集した凝集物の最大外寸が0.01〜40μmである。(II)単分散した繊維状結晶同士間の最短距離、単分散した繊維状結晶が凝集した凝集物同士間の最短距離、および単分散した一本の繊維状結晶と単分散した繊維状結晶が凝集した凝集物との間の最短距離がいずれも1〜100nmである。
【選択図】図1
Description
また、軽量化を高める手法として、たとえば特許文献4には膨潤性フッ素雲母および発泡剤をからなるポリアミド樹脂が開示されているが、発泡倍率を高めることができず軽量化としては不十分であった。
(I)単分散した一本の繊維状結晶の繊維長が0.01〜40μm、かつ単分散した繊維状結晶が凝集した凝集物の最大外寸が0.01〜40μmである。
(II)単分散した繊維状結晶同士間の最短距離、単分散した繊維状結晶が凝集した凝集物同士間の最短距離、および単分散した一本の繊維状結晶と単分散した繊維状結晶が凝集した凝集物との間の最短距離がいずれも1〜100nmである。
(2)275℃×5kg条件下で測定される溶融粘度が5〜150g/10分であることを特徴とする(1)の発泡成形用ポリアミド樹脂組成物。
(3)ポリアミド樹脂(A)と繊維状粘土鉱物(B)の配合割合が質量比で(A)/(B)=99/1〜70/30であることを特徴とする(1)または(2)の発泡成形用ポリアミド樹脂組成物。
(4)繊維状粘土鉱物(B)がセピオライトおよび/またはパリゴルスカイトであることを特徴とする(1)〜(3)の発泡成形用ポリアミド樹脂組成物。
(5)(1)〜(4)の発泡成形用ポリアミド樹脂組成物と発泡剤(C)とからなる発泡性ポリアミド樹脂組成物。
(6)(5)の発泡性ポリアミド樹脂組成物より得られる発泡成形体。
(7)射出コアバック式の射出成形方法を用いて成形することを特徴とする(6)の発泡成形体。
(8)発泡セルを有するコア部が発泡セルを有さないスキン部で包含されてなり、発泡の実倍率が1.15〜3.00であることを特徴とする(6)または(7)の発泡成形体。
繊維状粘土鉱物は、八面体の酸化マグネシウム層を中心層として、その両側に正四面体の珪酸塩層が配された三層構造を有するものである。この三層構造はX軸方向(繊維長方向)に沿って伸びているため、繊維状粘土鉱物の結晶は繊維状(繊維状結晶)となる。また複数の繊維状結晶が繊維方向に沿って凝集することもある。
(II)単分散した繊維状結晶同士間の最短距離、単分散した繊維状結晶が凝集した凝集物同士間の最短距離、および単分散した一本の繊維状結晶と単分散した繊維状結晶が凝集した凝集物との間の最短距離がいずれも1〜100nmであり、好ましくは10〜50nmである。
設定発泡倍率(X)=(初期深さ+ダイプレートの後退距離)/(初期深さ)
中でも、低比重でありながら曲げ特性に優れることを生かして、耐久消費材用途で用いることが可能であり、自動車部品、電気電子部品に好適に用いることができる。
自動車部品用途においては、エンジンカバー、エアインテークマニホールド、スロットルボディ、エアインテークパイプ、ラジエタータンク、ラジエターサポート、ラジエターホース、ラジエターグリル、タイミングベルトカバー、ウォーターポンプレンレット、ウォーターポンプアウトレット、クーリングファン、ファンシュラウド等のエンジン周辺部品、ワイヤーハーネス、リレーブロック、センサーハウジング、エンキャプシュレーション、イグニッションコイル、ディストリビューター、サーモスタットハウジング、クイックコネクター、ランプリフレクタ、ランプハウジング、ランプエクステンション、ランプソケット等の電装系部品、リアスポイラー、ホイールカバー、ホイールキャップ、カウルベントグリル、エアアウトレットルーバー、エアスクープ、フードバルジ、フェンダー、バックドア、シフトレバーハウジング、ウインドーレギュレータ、ドアロック、ドアハンドル、アウトサイドドアミラーステー等の各種内外装部品等で好適に用いることができる。
電気電子部品用途においては、コネクタ、LEDリフレクタ、スイッチ、センサー、ソケット、コンデンサー、ジャック、ヒューズホルダー、リレー、コイルボビン、抵抗器、IC、LEDのハウジング等が挙げられる。
実施例および比較例で用いた原料を示す。
(1)ポリアミド樹脂を構成するモノマー成分
・ε−カプロラクタム(宇部興産社製)
・ポリアミド6樹脂(ユニチカ社製A1030BRL)、相対粘度2.5、比重1.13
・ポリアミド66樹脂(ユニチカ社製E2000)、相対粘度2.7、比重1.14
・非晶性ポリアミド樹脂(DSM社製X21−F07)、相対粘度2.0、比重1.18
・セピオライト(TOLSA社製PANGEL HV)、熱重量減少率12質量%、
長さ:0.2〜2μm、幅:0.1〜0.3μm,厚さ:0.05〜0.1μm
・パリゴルスカイト(昭和KDE社製POLEISY)、熱重量減少率6質量%、粒径45〜150μm
・合成フッ素雲母(コープケミカル社製ME−100)、平均粒径6.0μm、陽イオン交換容量110ミリ当量/100g
・ガラス繊維(オーウェンスコーニング社製MAFT692)、繊維径13μm
・c−1:アゾジカルボンアミド(永和化成工業社製ビニホールAC#3)
・c−2:炭酸水素ナトリウム含有マスターペレット(ポリスチレン樹脂に永和化成工業社製ビニホール405を40%含有させたもの)
・c−3:アゾジカルボンアミド含有マスターペレット、直鎖状低密度ポリエチレン/ア
ゾジカルボンアミド/無水マレイン酸変性エチレンーαオレフィンコポリマー=40/20/40(質量部)混合品である。以下の手順にて作製を行った。
[発泡剤マスターペレットc−3の作製]
直鎖状低密度ポリエチレン(プライムポリマー社製SP0540)40質量部、発泡剤
(c−1)20質量部をドライブレンドし混合物を得た後、前記2軸押出機の基部より混合物を投入し、次いでサイドフィーダーより無水マレイン酸変性エチレンーαオレフィンコポリマー(三井化学社製MH7010)40質量部を投入、溶融混錬を行い、発泡剤マスターペレット(c−3)を得た。溶融混練は、シリンダー温度150℃、スクリュー回転数150rpm、吐出20kgで行った。
・c−4:アゾジカルボンアミド含有マスターペレット、ポリアミド6樹脂/アゾジカル
ボンアミド/パラフィンワックス=70/20/10(質量部)混合品である。以下の手順にて作製を行った。
[発泡剤マスターペレットc−4の作製]
平均粒子径450μmのナイロンパウダー(ポリアミド6樹脂)をボールミルで粉砕したもの)70質量部、発泡剤(c−1)20質量部およびパラフィンワックス(日本精蝋社製LUVAX1266)10質量部をドライブレンドし、100mm×100mm×3mmのステンレス鋳型に投入し、90℃に加熱した熱プレス機にて圧力0.3MPaで2分間加圧し、発泡剤含有のプレートを得た。このプレートを3mm×3mmに切断し、発泡剤マスターペレット(c−4)を得た。
以下に各種試験方法を示す。得られたポリアミド樹脂組成物につき、「樹脂ペレット」、必要に応じ「未発泡の成形体」(ソリッド成形体という)、「発泡成形体」のいずれかを作製して物性評価を行った。
乾燥したポリアミド樹脂組成物の樹脂ペレットを磁性ルツボに精秤し、500℃で3時間加熱し、加熱後の残渣を無機灰分として、次式にしたがって無機灰分率を求めた。
[無機灰分率]=(残渣質量)/(加熱前のポリアミド樹脂組成物の質量)×100
ポリアミド樹脂組成物の樹脂ペレットを1g準備し、乾式自動密度計(島津製作所社製アキュピックII 134型)を用い、気体置換型ピノメータ法により測定した。
乾燥したポリアミド樹脂組成物の樹脂ペレットを、96質量%硫酸中に濃度が1g/dlになるように溶解させ、G−3ガラスフィルターによりポリアミド成分以外を濾別した後測定に供した。測定はウベローデ型粘度計を用い25℃雰囲気下で行った。ガラス繊維を含有するポリアミド樹脂組成物についてはガラス繊維分を補正した後、同様に測定した。
乾燥したポリアミド樹脂組成物の樹脂ペレットを10g準備した。オリフィス径が1mmであるフローテスター(島津製作所社製CFT−500型)を用い、JIS K7199に従って測定を行った。275℃に加熱したシリンダーに、成形体の切片を入れ、3分間予熱した後、5kgf荷重下で測定を行った。なお、測定は一水準あたり3回行い、その平均値を算出した。
ソリッド成形体は、上記ポリアミド樹脂組成物の樹脂ペレットを用い、射出成形機(FANUC社製S−2000i型)を用いて、シリンダー温度250℃、金型温度80℃で射出成形し成形体を得た後、下記評価を行った。長さ127mm、幅12.7mm、厚み3.2mmのキャビティを有する金型を用いた。
前記ソリッド成形体を、流動方向に平行な面に沿ってウルトラミクロトーム(LEICA社製EMUC6型)を用いて切断し、該切断面の繊維状粘土鉱物の単分散した繊維状結晶か、または単分散した繊維状結晶が凝集した凝集物を透過型電子顕微鏡(JEOL社製LEM−1230型)により、800倍で観察した。観察された繊維状粘土鉱物の単分散した繊維状結晶の繊維長、かつ単分散した繊維状結晶が凝集した凝集物の最大外寸をすべて測定した。それらの中で最大の数値を採用した。
前記ソリッド成形体を、流動方向に平行な面に沿ってウルトラミクロトーム(LEICA社製EMUC6型)を用いて切断し、該切断面の繊維状粘土鉱物の単分散した繊維状結晶か、または単分散した繊維状結晶が凝集した凝集物を透過型電子顕微鏡(JEOL社製LEM−1230型)により10万倍で観察した。単分散した繊維状結晶同士間の最短距離、単分散した繊維状結晶が凝集した凝集物同士間の最短距離、および単分散した一本の繊維状結晶と単分散した繊維状結晶が凝集した凝集物との間の最短距離(最も接近する隣接するもの同士)を測定し、任意の500個のデータの平均値を採用した。
前記ソリッド成形体より約10×10mmの切片を切り出し、乾式自動密度計(島津製作所社製アキュピックII 134型)を用い、気体置換型ピノメータ法により測定した。
発泡成形体は、上記ポリアミド樹脂組成物の樹脂ペレット、発泡剤または発泡剤マスターペレットを用い、射出成形機(FANUC社製S−2000i型)を用いて、シリンダー温度250℃、金型温度80℃で射出成形して得た。長さ127mm、幅12.7mm、深さ1.6mmのキャビティを有する金型を用いた。ここで、発泡成形体の初期厚みは、1.6mmであり、ダイプレートの後退距離を0.32〜3.04mmの範囲で調整して設定発泡倍率を変更しながら、各種発泡成形体を得た。
前記発泡成形体を用いて、ASTM D−790に準拠して測定した。
前記発泡成形体を用いて、ASTM D−790に準拠して測定した。
前記発泡成形体を用いて、ASTM D−256に準拠して測定した。
前記発泡成形体から約10×10mmの切片を切り出し、乾式自動密度計(島津製作所社製アキュピックII 134型)を用い、気体置換型ピノメータ法により測定した。
前述の密度測定結果から、下記の計算式により求めた。
発泡の実倍率(Y)=(ソリッド成形体の密度ρ0)/(発泡成形体の密度ρ1)
発泡効率(%)={発泡の実倍率(Y)/設定発泡倍率(X)}×100で示す。
ASTM D 2842−69の方法に準拠して測定した。前記発泡成形体の押出方向(MD方向)及びそれと直交する方向(TD方向)、ならびにMD及びTD方向と直交する方向(VD方向)の断面の顕微鏡写真を撮影し、その写真において一直線上(直線長さL)にかかる気泡数Nから平均弦長Tを次式によって算出する。
T=L/N
次いでこのTの値を用いて、平均気泡径Dは次式により算出した。
D=T/0.616
前記発泡成形体の表面を観察し、発泡による膨張で表面が均一な厚みになっているかを目視で判定した。発泡性が悪い場合、表面が波打った状態で厚みが均一ではない。厚みが均一で表面平滑性が高い場合は◎、厚みが均一でやや凹凸感のある場合は○、厚みが不均一な場合は×とした。
製造例1
ε−カプロラクタム10質量部、セピオライト1.14質量部、亜リン酸0.02質量部を同一容器に入れ、80℃にて加熱しながら均一な溶液になるまで、ホモミキサー(プライミクス社製T.K.ホモミクサーMARKII20型)を用いて、4000rpmの回転数で攪拌混合して、混合物を作製した。次いで、上記混合工程により得られた混合物を重合工程に付するため、オートクレーブに投入し、内温260℃で攪拌しながら、1時間重合させた。
重合終了後、オートクレーブの底排弁よりストランド状に引き取った重合体を温浴槽にて冷却固化し、ペレタイザーでペレット状に切断した。得られたペレットを95℃の熱水で24時間精錬処理をして、未反応のモノマーおよびオリゴマーを除去した。その後、80℃で24時間乾燥させ、さらに、80℃で48時間真空乾燥してポリアミド樹脂組成物(PA−1)の樹脂ペレットを得た。得られた樹脂ペレットにて比重、灰分、相対粘度を測定した。その結果を表1に示す。
表1に記載の配合にしたがい、繊維状粘土鉱物の種類、繊維状粘土鉱物の配合量を変更した以外は、製造例1と同様にしてポリアミド樹脂組成物(PA−2)〜(PA−6)の樹脂ペレットを得た。得られた樹脂ペレットにて比重、灰分、相対粘度を測定した。その結果を表1に示す。
サイドフィーダーを有し、L/D=52.5である2軸押出機(東芝機械社製TEM26SS型)を用い、表2記載の配合にしたがい、ポリアミド樹脂、繊維状粘土鉱物または補強材の溶融混合を行い、ポリアミド樹脂組成物(PA−7)〜(PA−12)の樹脂ペレットを得た。製造例9〜12では、製造例1で得たポリアミド樹脂組成物(PA−1)に対し、ポリアミド6樹脂、ポリアミド66樹脂、非晶性ポリアミド樹脂のいずれかを混合して用いた。なお、ポリアミド樹脂は基部より投入、繊維状粘土鉱物または補強材はサイドフィーダーから投入を行い、シリンダー温度280℃、回転数300rpm、吐出25kg/hの条件で溶融混練を行い、樹脂ペレットを得た。得られた樹脂ペレットにて比重、灰分、相対粘度を測定した。その結果を表2に示す。
製造例1で得られたポリアミド樹脂組成物(PA−1)と発泡剤(c−1)を表1に示すは比率でドライブレンドし、シャットオフノズルを搭載した射出成形機(FANUC社製S−2000i型)に投入し、シリンダー温度250℃、金型温度80℃の条件で射出成型した。このとき、0.28sで試験片の流動末端まで充填し、直後に60mm/sで射出成型機のダイプレートを設定発泡倍率になるように後退させた。得られた試験片を各性能評価に供した。結果を表3に示す。
実施例1で用いた発泡剤(c−1)に代えて、発泡剤マスターペレット(c−2)〜(c−4)を用い、表3および4に記載の配合比に従う以外は、実施例1と同様にして、試験片を作成し、各性能評価を行った。結果を表3および4に示す。
Claims (8)
- ポリアミド樹脂(A)、繊維状粘土鉱物(B)からなるポリアミド樹脂組成物であり、繊維状粘土鉱物(B)がポリアミド樹脂(A)中に下記(I)および(II)の状態で分散していることを特徴とする発泡成形用ポリアミド樹脂組成物。
(I)単分散した一本の繊維状結晶の繊維長が0.01〜40μm、かつ単分散した繊維状結晶が凝集した凝集物の最大外寸が0.01〜40μmである。
(II)単分散した繊維状結晶同士間の最短距離、単分散した繊維状結晶が凝集した凝集物同士間の最短距離、および単分散した一本の繊維状結晶と単分散した繊維状結晶が凝集した凝集物との間の最短距離がいずれも1〜100nmである。 - 275℃×5kg条件下で測定される溶融粘度が5〜150g/10分であることを特徴とする請求項1に記載の発泡成形用ポリアミド樹脂組成物。
- ポリアミド樹脂(A)と繊維状粘土鉱物(B)の配合割合が質量比で(A)/(B)=99/1〜70/30であることを特徴とする請求項1または2に記載の発泡成形用ポリアミド樹脂組成物。
- 繊維状粘土鉱物(B)がセピオライトおよび/またはパリゴルスカイトであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の発泡成形用ポリアミド樹脂組成物。
- 請求項1〜4いずれかの発泡成形用ポリアミド樹脂組成物と発泡剤(C)とからなる発泡性ポリアミド樹脂組成物。
- 請求項5記載の発泡性ポリアミド樹脂組成物より得られる発泡成形体。
- 射出コアバック式の射出成形方法を用いて成形することを特徴とする請求項6記載の発泡成形体。
- 発泡セルを有するコア部が発泡セルを有さないスキン部で包含されてなり、発泡の実倍率が1.15〜3.00であることを特徴とする請求項6または7記載の発泡成形体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011180527A JP5797494B2 (ja) | 2011-08-22 | 2011-08-22 | 発泡成形用ポリアミド樹脂組成物、およびこれより得られる発泡成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011180527A JP5797494B2 (ja) | 2011-08-22 | 2011-08-22 | 発泡成形用ポリアミド樹脂組成物、およびこれより得られる発泡成形体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013043895A true JP2013043895A (ja) | 2013-03-04 |
JP5797494B2 JP5797494B2 (ja) | 2015-10-21 |
Family
ID=48008057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011180527A Expired - Fee Related JP5797494B2 (ja) | 2011-08-22 | 2011-08-22 | 発泡成形用ポリアミド樹脂組成物、およびこれより得られる発泡成形体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5797494B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015196784A (ja) * | 2014-04-02 | 2015-11-09 | ユニチカ株式会社 | 発泡ブロー成形用ポリアミド樹脂組成物およびそれより得られる成形体 |
JP2016000802A (ja) * | 2014-05-23 | 2016-01-07 | ユニチカ株式会社 | ポリアミド樹脂組成物およびその成形体 |
JP2016500396A (ja) * | 2012-12-17 | 2016-01-12 | エー.シュルマン, インク.A.Schulman, Inc. | ポリマーフォーム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109384961A (zh) * | 2018-10-31 | 2019-02-26 | 浙江盛瑞环保科技有限公司 | 一种纤维发泡缓冲包装材料及其制备方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005132941A (ja) * | 2003-10-30 | 2005-05-26 | Kuraray Co Ltd | ポリアミド発泡体およびその製造方法 |
JP2011026397A (ja) * | 2009-07-23 | 2011-02-10 | Pacific Ind Co Ltd | 発泡剤混合樹脂粉粒体及び発泡樹脂成形品の製造方法 |
WO2011070959A1 (ja) * | 2009-12-09 | 2011-06-16 | ユニチカ株式会社 | ポリアミド樹脂組成物、およびポリアミド樹脂組成物の製造方法 |
-
2011
- 2011-08-22 JP JP2011180527A patent/JP5797494B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005132941A (ja) * | 2003-10-30 | 2005-05-26 | Kuraray Co Ltd | ポリアミド発泡体およびその製造方法 |
JP2011026397A (ja) * | 2009-07-23 | 2011-02-10 | Pacific Ind Co Ltd | 発泡剤混合樹脂粉粒体及び発泡樹脂成形品の製造方法 |
WO2011070959A1 (ja) * | 2009-12-09 | 2011-06-16 | ユニチカ株式会社 | ポリアミド樹脂組成物、およびポリアミド樹脂組成物の製造方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016500396A (ja) * | 2012-12-17 | 2016-01-12 | エー.シュルマン, インク.A.Schulman, Inc. | ポリマーフォーム |
JP2015196784A (ja) * | 2014-04-02 | 2015-11-09 | ユニチカ株式会社 | 発泡ブロー成形用ポリアミド樹脂組成物およびそれより得られる成形体 |
JP2016000802A (ja) * | 2014-05-23 | 2016-01-07 | ユニチカ株式会社 | ポリアミド樹脂組成物およびその成形体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5797494B2 (ja) | 2015-10-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2019038994A (ja) | 発泡成形用ポリアミド樹脂組成物、発泡用ポリアミド樹脂ペレット混合物および発泡成形体 | |
JP6394394B2 (ja) | 発泡成形体用ポリアミド樹脂組成物、及びそれからなるポリアミド樹脂発泡成形体 | |
JP5560056B2 (ja) | ポリアミド樹脂成形品の製造方法 | |
TWI391430B (zh) | 熱穩定化之塑型組成物 | |
CN104334626A (zh) | 轻质制品、复合组合物及其制备工艺 | |
JP2006002156A (ja) | 脂肪族ポリアミドと部分芳香族ポリアミドのポリマー混合物、その成形物およびその使用 | |
JP6351574B2 (ja) | 発泡成形体 | |
JP5797494B2 (ja) | 発泡成形用ポリアミド樹脂組成物、およびこれより得られる発泡成形体 | |
JP5818021B2 (ja) | 扁平ガラス繊維強化樹脂発泡成形方法 | |
CN109423043A (zh) | 发泡成型用聚酰胺树脂组合物、发泡用聚酰胺树脂颗粒混合物和发泡成型体 | |
JP2007119669A (ja) | ポリアミド樹脂組成物 | |
JP7486056B2 (ja) | 発泡成形用ポリアミド樹脂組成物および発泡成形体 | |
JP6498966B2 (ja) | 射出発泡用ポリアミド系樹脂組成物及び射出発泡成形体 | |
KR101485616B1 (ko) | 두 개의 폴리아미드 부품을 용접시키는 방법 | |
JP5859898B2 (ja) | 発泡成形用ポリアミド樹脂組成物およびこれを用いた発泡成形体 | |
CN105086430B (zh) | 聚酰胺树脂组合物及其成型体 | |
JP5553495B2 (ja) | ポリアミド樹脂組成物およびそれを成形してなる成形品 | |
JP6513464B2 (ja) | ポリアミド樹脂組成物およびその成形体 | |
JP2015059201A (ja) | ポリアミド樹脂組成物およびこれを用いた発泡成形体 | |
JP2017014501A (ja) | ポリアミド系樹脂発泡体及びポリアミド系樹脂発泡体の製造方法 | |
JP5191154B2 (ja) | ポリアミド成形品の製造方法およびエンジンカバー | |
JP6418767B2 (ja) | 発泡ブロー成形用ポリアミド樹脂組成物およびそれより得られる成形体 | |
JP5648426B2 (ja) | ポリアミド樹脂組成物およびポリアミド樹脂発泡成形体 | |
JP2009249549A (ja) | ポリアミド樹脂発泡体の製造方法およびポリアミド樹脂発泡体 | |
JP7265745B2 (ja) | 物理発泡成形体およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140811 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150424 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150428 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150616 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150804 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150819 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5797494 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |