JP2013036235A - 雨樋の排水構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、軒樋と、該軒樋を流れる雨水を集水する集水器と、集水器の下部に設けられた継手3に接続され雨水を排水口へ流下させる竪樋とを備えた雨樋の排水構造であって、前記継手3は、雨水に回転力を付与する螺旋状の突条10を備えていることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
この構成の下に、雨樋の排水構造Xにおいては、豪雨時に集水器100内に流れ込んだ雨水を整流棒体103を伝わせて縦管101a内下方に誘導し、集水器101内で雨水を滞留させないよう排水口104から排水させている。
また、ドレンエルボ101内部に整流棒体103を設ける必要があるとともに、整流棒体103の設置のために竪樋102をドレンエルボ101の縦管101aから分岐させた側管101bに連結させる必要があり、構造が複雑となって雨樋の排水構造Xの製造コストが嵩むという問題があった。
また、集水器100の排水口104からドレンエルボ101内に雨水を導きやすくなっているものの、ドレンエルボ101の側管101bから竪樋102へ雨水を円滑に導ける構成とはなっていないため、ドレンエルボ101と竪樋102との連結部において雨水が滞留してしまうという問題があった。
本発明では、突条によって雨水に回転力を付与して雨水の流下を促進し得るため、豪雨時に集水器から竪樋への雨水の流下を円滑に行うことができる。
本発明では、突条の突出高さ寸法が、集水器側から竪樋側に向かって漸次大きくなっているため、集水器から継手に雨水が流入する際に、突条が雨水の流入の妨げになり難く、下方に向かって徐々に回転力を加えていくことができる。
本発明では、各突条が、前記継手の内部を軸線方向に視たとき該継手の周方向に互いに間隔を空けて複数に設けられているため、突条同士の間が流路となり、突条によって旋回し切れない雨水を流下させることができる。
図1に示すように、雨樋の排水構造Aは、屋根の軒先から流れ落ちる雨水を受ける軒樋1と、軒樋1に取り付けられた集水器2と、集水器2の下部に設けられた継手3と、継手3に接続され、住宅などの外壁に沿って鉛直方向に配設された竪樋4と、地中に埋設された排水管(不図示)に取り付けられて竪樋4の下端側を上下方向に摺動可能に支持する排水管カバー5とを備えている。
集水器2は、軒樋継手部2aと集水部2bと継手3とを備えており、軒樋継手部2aにおいてその左右方向に延在している軒樋1,1の端部1a,1aを接続し、端部1a,1aに流れてきた雨水を集水部2bの内部Sに集水するようになっている。
集水部2bは下方に向かって縮径した漏斗状に形成されており、下方に継手3が一体的に形成され、集水部2bの内部Sと継手3の内部がそれぞれの軸線Lを共通にして一方向に連通している。
これらの突条10の継手3の内壁面3aからの突出高さ寸法は、集水部2bの下端側に位置する始端10aから竪樋4側に位置する終端10bに向かって漸次大となるように形成されている。
継手3を備えた集水器2は、例えばポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリオレフィンなどの熱可塑性合成樹脂を用いて、射出成形等の成形方法によって形成されている。
なお、突条10の突出高さは、継手3の内側径の1/50以上1/5以下であることが好ましく、突条10が沿う螺旋のリード角、すなわち、継手3を鉛直方向に切断して展開した際の軸線Lに直交する平面と螺旋(つる巻線)とのなす角度は、30度〜60度であることが好ましい。
竪樋4は、複数の竪樋4a,4aを鉛直方向に連結させて形成されている。
図1に示すように、降雨時に、雨水が屋根を伝って軒先から軒樋1内に流れ落ちると、軒樋1の勾配により雨水が集水器2の方向に流れる。通常の雨量の場合、雨水は集水器2の内壁面を伝い、更に継手3の内壁面3a伝い又は突条10に沿って流下し、竪樋4内に流れ排水口(不図示)に向かって流れ込む。
そして、旋回流となった雨水は、回転力によって流下が促進される。また、雨水には、集水器2の集水部2b,継手3及び竪樋4内の軸線Lを中心とする空気芯が形成され、大量の雨水が一気に集水部2b内に流入することにより発生する乱流又は滞留を回避しつつ円滑かつに竪樋4内に流入する。
また、継手3は集水器2と一体成形された構成としているが、集水器2の集水部2b下端に着脱自在な構成とされたものであってもよい。
2 集水器
3 継手
3a 内壁面
4 竪樋
10 突条
A 雨樋の排水構造
R 流路(間隔)
Claims (3)
- 軒樋と、該軒樋を流れる雨水を集水する集水器と、集水器の下部に設けられた継手に接続され雨水を排水口へ流下させる竪樋とを備えた雨樋の排水構造であって、
前記継手は、雨水に回転力を付与する螺旋状の突条を備えていることを特徴とする雨樋の排水構造。 - 請求項1に記載の雨樋の排水構造において、
前記突条の突出高さ寸法は、前記集水器側から前記竪樋側に向かって漸次大とされていることを特徴とする雨樋の排水構造。 - 請求項1又は2に記載の雨樋の排水構造において、
前記各突条は、前記継手の内部を軸線方向に視たとき該継手の周方向に互いに間隔を空けて複数設けられていることを特徴とする雨樋の排水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011173299A JP2013036235A (ja) | 2011-08-08 | 2011-08-08 | 雨樋の排水構造 |
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JP2011173299A JP2013036235A (ja) | 2011-08-08 | 2011-08-08 | 雨樋の排水構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2013036235A true JP2013036235A (ja) | 2013-02-21 |
Family
ID=47886088
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JP2011173299A Pending JP2013036235A (ja) | 2011-08-08 | 2011-08-08 | 雨樋の排水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2013036235A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5635711B1 (ja) * | 2014-02-08 | 2014-12-03 | 北開技研工業株式会社 | ルーフドレン |
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-
2011
- 2011-08-08 JP JP2011173299A patent/JP2013036235A/ja active Pending
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