JP2013034337A - モータ駆動装置及びモータ駆動装置の制御方法 - Google Patents

モータ駆動装置及びモータ駆動装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】モータを駆動装置に組み込んだ後でも、ロータ位置検出部の位置ずれ量を特定するできるモータ駆動装置を提供する。
【解決手段】駆動パルス制御部703がステッピングモータ1をオープンループ駆動することで、ステッピングモータ1がレンズ鏡筒ユニット8を駆動し、カムピン901がカム902のカム領域904をトレースする際に、信号時刻差算出部703aの出力に基づいて、駆動パルス制御部703は磁気センサ6の位置ずれ量を特定する。そして、ステッピングモータ1をフィードバック駆動する際に、駆動パルス制御部703は磁気センサ6の位置ずれ量を補正する。
【選択図】図7

Description

本発明は、位置検出手段を備えたモータのモータ駆動装置及びモータ駆動装置の制御方法に関する。
ステッピングモータは小型、高トルク、高寿命といった特徴を有し、開ループ制御により容易にデジタル的な位置決め動作が実現できる。このため、カメラや光ディスク装置などの情報家電、プリンタやプロジェクタ等のOA機器などに広く用いられている。
しかし、モータへの負荷が多いときや高速回転を行おうとしたときに、モータが脱調してしまうという問題があった。
この問題を解決するためにステッピングモータにエンコーダを取り付け、ロータの位置にあわせて通電を切り替える、いわゆるブラシレスDCモータの動作を行わせることで脱調を防ぐ方法が従来から行なわれている。
このブラシレスDCモータの動作を行わせるとき、エンコーダの取り付け位置が物理的に設計値からずれるという問題がある。この設計値からのずれ量によって、同じ制御を行っても、スピード、トルクなどが異なってしまう。
例えば、特許文献1では、ブラシレスモータにおいてモータのロータを外部から別の動力をもって回転させ、ブラシレスモータのコイルに発生する起電力信号とエンコーダ出力信号との位相差によりエンコーダの物理的な位置ずれを検出する方法が提案されている。
特開2005−12955号公報
しかしながら、特許文献1に開示された従来技術では、ブラシレスモータを駆動目的の機器に組み込んだあとに調整することが不可能になってしまう。外部の動力に接続するためには、モータのロータ部を露出させることが必要になるからである。
そこで、本発明の目的は、モータを駆動装置に組み込んだ後でも、ロータ位置検出部の位置ずれ量を特定することを可能にしたモータ駆動装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としてのモータ駆動装置は、ロータマグネットを備えたモータと、前記ロータマグネットの位置を検出するロータ位置検出部と、前記モータのコイルへの励磁信号を所定時間間隔で切り換えるオープンループ駆動と前記モータのコイルへの励磁信号を前記ロータ位置検出部の出力信号に基づいて切り換えるフィードバック駆動とを行う制御部と、前記モータのコイルに与える励磁信号の切り換わりタイミングと前記ロータ位置検出部の出力信号の切り換わりタイミングとの時間差を測定する時間差測定部と、前記モータにより駆動される被駆動部材と、を有し、前記被駆動部材には、カムおよび前記カムをトレースするカムフォロワによって駆動力が伝達され、前記カムには、カムリフトが略ゼロに設定される第1の領域および前記第1の領域よりも大きなカムリフトが設定される第2の領域が形成され、前記制御部が前記モータを前記オープンループ駆動することで、前記モータが前記被駆動部材を駆動し、前記カムフォロワが前記カムの前記第1の領域をトレースする際に、前記時間差測定部の出力に基づいて、前記制御部は前記ロータ位置検出部の位置ずれ量を特定し、前記制御部が前記モータを前記フィードバック駆動する際に、前記制御部は前記位置ずれ量を補正することを特徴とする。
本発明によれば、モータを駆動装置組み込んだ後でも、ロータ位置検出部の位置ずれ量を特定することを可能にするモータ駆動装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るステッピングモータの外観図である。 図1のステッピングモータを、磁気センサの感磁極を通る平面で破断した断面図である。 図1のステッピングモータの駆動回路を示すブロック図である。 本実施例における駆動用パルス発生ヨークとセンサとの位置関係を示す図である。 本実施例におけるセンサの取り付け位置のずれ量を示す図である。 本実施例におけるセンサ出力、駆動パルス出力のタイミング差を説明する図である。 磁気センサ6の位置バラツキのずれ量特定の処理の流れを示すフローチャートである。 本実施例における駆動対象である撮像装置のレンズ鏡筒の外観を示す図である。 本実施例におけるレンズ鏡筒の構造を説明する図である。 モータに対する負荷トルクと、センサ出力駆動パルス出力との遅れ量を示す図である。 本実施例の2種類の駆動パルス変化タイミングに対応するTNカーブの関係を示す図である。 負荷量特定の処理の流れを示すフローチャートである。 レンズ鏡筒の負荷測定方法を示す図である。 本実施例のフィードバック駆動の概略説明図である。
以下に、本発明のモータ駆動装置を実施した形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明におけるステッピングモータの外観斜視図である。
なお、説明のために一部の部品を破断して示している。
図1において、ステッピングモータ1は、マグネット(ロータマグネット)2を有するロータ(出力軸)3、第1のコイル4a、第2のコイル4b、第1のヨーク5a、第2のヨーク5b、第1の磁気センサ(ロータ位置検出部)6を備える。
このうち、第1のコイル4a、第2のコイル4b、第1のヨーク5a、第2のヨーク5b、第1の磁気センサ6でステータを構成している。
マグネット2は、外周がn極に多極励磁された円筒上の永久磁石である。角度位置に対し、径方向の磁力の強さが正弦波状に変化するパターンを有する。なお、本実施の形態ではn=8極に着磁されている。
ロータ3は、ステータに対して回転可能に支持され、マグネット2と一体に固定されている。
コイル4a及びコイル4bは、導線を多数巻きつけたものであり、ロータ回転中心軸を中心として、ボビンに巻き回されている。
ヨーク5a及びヨーク5bは、それぞれコイル4a、4bに励磁される磁極歯を複数有している。励磁される極を切り換えることで、ロータ3に与えるトルクを変化させることができる。
磁気センサ6は、ホール素子など、マグネット2の磁束を検出する非接触方式の磁気検出手段である。1つのセンサの中に、第1の感磁極6a及び第2の感磁極6bを備えている。第1及び第2の感磁極6a及び6bは、マグネット2の回転に伴う磁界変化を感知する。
磁気センサ6は、2つの出力端子を持ち、それぞれの感磁極を貫く磁束密度に応じて電圧を出力する。感磁極を通り磁束密度がN極ならば正の電圧出力を、S極であれば負の電圧を出力する。なお、本実施例では、磁気センサ6の出力は2値化された出力とし、N極の場合はHigh信号を、S極の場合はLow信号を出力するものとし、これらの値を元にデジタル制御を行う。ただし、磁気センサ6がアナログ出力を行うセンサであって、磁力出力を正弦波状で行い、その信号を元にアナログ制御でモータを制御するようにしても良い。
図2は、図1のステッピングモータを、ロータ中心軸と垂直であり磁気センサの感磁極の通る平面で破断した断面図である。
なお、図の簡素化のためにマグネット2、ロータ3、磁気センサ6のみの位置関係を示している。磁気センサ内の感磁極6a、6bは一定の距離にセンサパッケージ内で離れた距離におり、モータ内に配置されたとき一定の角度αで離れた位置に存在することになる。
図3は、モータの内部と制御部の全体構成を示すブロック図である。ステッピングモータ1内にある磁気センサ6の第1及び第2の感磁極6a及び6bからは、直下にあるマグネットの状態によって、High、Lowのセンサ矩形波が出力される。センサ矩形波は制御部7に入り、エンコーダ部701、周期カウント部702、駆動パルス制御部703にそれぞれ入る。駆動パルス制御部703は、所定時間間隔でコイルに与える励磁信号を切り換えるオープンループ駆動と、磁気センサ6の出力信号に基づいてコイルに与える励磁信号を切り換えるフィードバック駆動とを行うことができる。エンコーダ部701は、磁気センサ6a、6bの出力信号が入力されて、エンコーダ位置を駆動パルス制御部703に出力する。周期カウント部702は、磁気センサ6a、6bの出力が切り換わる周期をそれぞれカウントする。駆動パルス制御部703は、信号時刻差算出部703aと補正部703bを有する。信号時刻差算出部703aは、センサ矩形波、エンコーダ部701のエンコーダ位置、周期カウント部702の周期カウント値を用い、コイルに与える励磁信号の切り換わりタイミングと磁気センサ6の信号切り換わりタイミングとの時間差を算出する。すなわち、信号時刻差算出部703aは、時間差測定部として機能する。そして、駆動パルス制御部703は、信号時刻差算出部703aの算出値と記憶部705に記憶されている算出結果の設計値とにより、磁気センサ6の位置ずれ量を特定する。補正部703bは、特定した磁気センサ6の位置ずれ量を補正して、ブリッジ回路8に対して励磁信号を送る。ブリッジ回路8では、駆動パルス制御部703による励磁信号に従い、コイル4a、4bに対して励磁を行う。本実施例では、周期カウント部702から得られる周期時間を360°相当の電気位相とみなす。駆動パルス制御部703は、現状の周期時間に対して予め設定された位相差に相当する時間が経過すると、ブリッジ回路8に励磁信号を送ることでブラシレス回転動作を行う。低速な速度領域で使用する分には脱調危険性が無いので、駆動パルス制御部703は、磁気センサ6のセンサ出力を元にせず、駆動パルス制御部703からオープン制御でブリッジ回路8に駆動パルスを送って回転させる、ステッピング回転動作も行うことができる。
次に、図4〜図7を用いて、センサ2値化出力信号によって、どのようにステッピングモータ1を駆動させるかを説明する。
図4は、本実施例におけるステッピングモータ1内における磁気センサ6の第1及び第2の感磁極6a及び6bと第1及び第2のヨーク5a及び5bのそれぞれ一つの磁極歯の配置を示す図である。磁気センサ6の第1及び第2の感磁極6a及び6bは物理角で22.5°離れた位置に配置される。第1の感磁極6aから67.5°離れた位置に第2のヨーク5bの磁極歯が存在し、第2のヨーク5bの磁極歯から22.5°離れた位置に第1のヨーク5aの磁極歯が存在する。22.5°はセンサ出力の1波長を360°とした電気角に直すと90°に相当する。第1及び第2のヨーク5a及び5bの磁極歯は物理角で90°毎(電気角で360°毎)に4つずつ存在する。
図5は、本実施例におけるステッピングモータ1内における磁気センサ6の取り付け位置のずれ量について図解したものである。図5(a)における磁気センサ6の位置を設計値とする。図5中でCWと書かれた方向を本実施例でのモータ回転の正転方向とする。図5(a)の磁気センサ6の位置に対して、物理角で位置ずれ量βだけCW方向にずれた位置に磁気センサ6が配置された状態を図5(b)に示す。逆に、図5(a)の磁気センサ6の位置に対してCW方向とは逆に物理角で位置ずれ量γだけずれた位置に磁気センサ6が配置された状態を図5(c)に示す。
図6は、第1及び第2のヨーク5a及び5bにかける駆動パルスをそれぞれA相パルス、B相パルスとして表し、磁気センサの第1及び第2の感磁極6a及び6bそれぞれの出力電圧をセンサa、センサbと表して時間関係を示したものである。
ステッピングモータ1をオープンループで駆動、すなわちA相パルス信号をセンサaの出力を元にせず、B相パルス信号をセンサbの出力を元にせずに回している場合を考える。この場合、その回転時の負荷に応じたロータの位置が反映されたタイミングでの出力が磁気センサ6より出力され、図6のセンサa、センサbとして検出される。センサa及びbの出力変化タイミングと、駆動パルスの出力変化タイミングの時間差t1、t2を算出することでモータの駆動状態の情報を得ることができる。
また、ステッピングモータ1を磁気センサ6の出力をもとにフィードバック駆動させる、すなわちブラシレス駆動動作をさせる場合を考える。この場合、周期カウント部702が、センサa、センサbの出力の切り換わりタイミングから図6中のT1、T2で表されるセンサ周期を算出する。そして予め設定された遅延位相角度に応じて、磁気センサ6の出力タイミングから一定の遅延時間経過をもって駆動パルス信号を変化させる。
具体例を図6で示す。センサaの出力の切り換わりタイミングからA相駆動パルスの切り換わり時刻を設定し、センサbの出力の切り換わりタイミングからB相駆動パルスの切り換わり時刻を設定している。図6に示すように、センサaの出力の切り換わりタイミングのうち、2回目の立下りタイミングが検出される。このとき、1回目のセンサaの立下りタイミングからの時刻差を算出して周期T1を決定する。次に周期T1に対して、予め設定されている遅延位相角度に応じて時間差t1を算出する。そしてセンサaの2回目の立下りタイミングからt1の時間が経過した時刻にA相駆動パルスが立ち下がるよう設定を行う。センサbとB相駆動パルスに関しても同様の処理を行い、周期T2と、予め設定されている遅延位相角度に応じてt2の時間量を算出している。
図8、図9は、本実施例においてステッピングモータ1の駆動対象となる撮像装置のレンズ鏡筒ユニットの概要を示すものである。
図8は、本実施例における被駆動部材としてのレンズ鏡筒ユニット8の外観図である。図8(a)は、沈胴状態でありレンズ鏡筒ユニット8は収納された状態となっている。図8(b)は、鏡筒が繰り出した状態である。本実施例におけるレンズ鏡筒ユニット8は3段構成となっており、図8(b)に示す筒部材801、筒部材802、筒部材803の3段の筒で構成される。
図9は、レンズ鏡筒ユニット8の構造を説明する図である。図9(a)は、筒部材801の円筒面の展開図である。筒部材801の円筒面905には、カム902が形成されている。カム902には、筒部材803の円筒面に形成されるカムピン901が係合している。カムピン901はカム902をトレースするカムフォロワとして機能し、カムピン901がカム902をトレースすることで、駆動力が伝達される。図9(b)は、筒部材802の円筒面907の展開図である。筒部材802の円筒面には、カム906が形成されている。カム906には、筒部材803の円筒面に形成されるカムピン901が係合している。図9(c)は、筒部材801の円筒面905、筒部材802の円筒面907、筒部材803のカムピン901を重ねて描いたものである。
図9(c)に図示する状態でステッピングモータ1を駆動させると、ステッピングモータ1によって筒部材802が回転駆動され、筒部材802の円筒面907が矢印908の方向に駆動される。筒部材802が矢印908の方向に駆動されると、カム906の縁がカムピン901に当接して、筒部材802は筒部材803と一体となって、矢印908の方向に駆動される。筒部材801はモータによって駆動されないので、筒部材801の円筒面905は筒部材802の円筒面907に対して、静止している。したがって、ステッピングモータ1が筒部材802を回転駆動すると、筒部材803のカムピン901が筒部材801のカム902をトレースする。
筒部材801のカム902には、光軸方向910のカムリフトが略ゼロに設定されるカム領域904の区間(第1の領域)と、光軸方向910のカムリフトがカム領域904の区間より大きく設定されるカム領域903の区間(第2の領域)とが形成されている。カム領域904の区間では、光軸方向910のカムリフトが略ゼロに設定されるので、筒部材803のカムピン901がカム902のカム領域904の区間をトレースするとき、筒部材803は光軸方向910に繰り出されない。
ここからさらに、筒部材802の円筒面907が矢印908の方向に駆動されると、筒部材803のカムピン901がカム902をトレースして矢印909の方向に移動する。カム領域903の区間では、光軸方向910のカムリフトがカム領域904の区間より大きく設定されるので、筒部材803のカムピン901がカム902のカム領域903の区間をトレースするとき、筒部材803は光軸方向910に繰り出される。筒部材803のカムピン901がカム領域903の区間をトレースするとき、カム906はカムピン901の光軸方向910の移動をガイドする。
筒部材803のカムピン901がカム領域903の区間をトレースすることで、レンズ鏡筒ユニット8は図8(a)に図示する沈胴状態から図8(b)に図示する繰り出した状態となる。
筒部材803のカムピン901がカム領域904の区間をトレースするときのステッピングモータ1の駆動負荷は、筒部材803のカムピン901がカム領域903の区間をトレースするときのステッピングモータ1の駆動負荷よりも小さくなる。
(カムピン901がカム領域904の区間をトレースするときに、センサ位置のずれ量の特定を行う)
以下、図7のフローチャートの処理の流れを参照して、筒部材803のカムピン901がカム902のカム領域904の区間をトレースするときに、磁気センサ6の位置のずれ量特定について説明する。
ステップS701より開始し、ステップS702の沈胴端検索にまず移行する。ステップS702ではステッピングモータ1で駆動される対象の駆動領域の一端を検出し、その端をスタート位置とする。本実施例で検出したい一端は図9に示す筒部材803のカムピン901が筒部材801のカム902の右端に位置する状態となる。
この位置を検出するための方法として、沈胴方向にステッピングモータ1を動作させ、センサ出力から停止を検知した場所を沈胴端とする方法やレンズ鏡筒内にフォトカプラなどの検出機構を持ち、沈胴端に達していることを検出できるようにする方法などがある。
ステップS702で沈胴端探索を行い、レンズ鏡筒が沈胴端となることを検出したら、ステッピングモータ1を停止しステップS703に移る。
ステップS703においては、駆動パルス制御部703が予め決められた調整用スピードのオープンループ制御でステッピングモータ1を駆動して、図9に示すように、筒部材803のカムピン901がカム902のカム領域904の区間をトレースする。筒部材803のカムピン901がカム902のカム領域904の区間をトレースする間に、信号時刻差算出部703aは、図6に示すセンサ出力の切り替わりタイミングから駆動パルスの切り替わりまでの時間差t1、t2を測定する。この測定はサンプル数が多い方が精度が高いため、信号時刻差算出部703aは、時間差t1、t2のサンプルは可能な限りサンプルを採り、平均値を出すものとする。カム902のカム領域904の区間では、光軸方向910のカムリフトが略ゼロに設定されるので、ステッピングモータ1の駆動負荷が小さくなる。したがって、レンズ鏡筒ユニット8の負荷がステッピングモータ1に直接かからないので、レンズ鏡筒ユニット8の負荷個体差の影響を受けなくて済む。
ステップS704においては、駆動パルス制御部703が、時間差t1、t2にそれぞれ対応する設計値であるtm1、tm2と、信号時刻差算出部703aによって算出した時間差t1、t2とを比較する。すなわち、駆動パルス制御部703が、信号時刻差算出部703aによって算出した時間差t1、t2が設計値tm1、tm2からどれだけずれているかを特定する。これによって、磁気センサ6の位置ずれ量を特定することができる。そして、ステップS704では、補正部703bにて、特定した磁気センサ6の位置ずれ量を補正する補正値を算出する。ステップS705にて、補正部703bで算出した補正値を記憶部705に記憶する。
駆動パルス制御部703は、記憶部705に記憶された補正値を用いて、ステッピングモータ1をフィードバック駆動する際の遅延位相差を補正する。すなわち、駆動パルス制御部703がステッピングモータ1をフィードバック駆動する際には、位置ずれ量を補正することになる。
ここで使用する設計値tm1、tm2は、メカ設計値から算出したものや、対象とするモータ組込み装置の多数のサンプルの平均値などから求め、記憶部705に記憶しているものである。
図5におけるCW方向に回転させた場合が、図6のA相駆動パルス、B相駆動パルスをかけたときの動きに対応する。図5(a)の位置に磁気センサ6があるとき、図6におけるセンサa、センサb、A相駆動パルス、B相駆動パルスの位相関係を持ち、それぞれ周期がそれぞれT1、T2、センサから駆動パルスまでの遅延時間が設計値tm1、tm2であるものとする。
上記前提のもとで、図5(b)の位置に磁気センサ6がある場合に、図6と同じ周期の駆動パルスをかける。するとこのとき、測定されるセンサから駆動パルスまでの遅延時間は短くなることになり、以下の関係式が成立する。
360×(t1−t1m)/T1 = 4β
360×(t2−t2m)/T2 = 4β
時間差t1、t2は測定によって得る。そしてT1、T2は制御部7がステッピングモータ1に与えている駆動パルスの周期と同等の値である。よって、上記の関係式によって磁気センサ6の物理的な位置ずれ量βが求まり、この位置ずれ量βを用いることで、ロータ3とヨーク5の位置関係を回転時に正確に検知することができる。
図5(c)の位置に磁気センサ6がある場合も同様に以下の関係式が成立し、算出される磁気センサ6の物理的な位置ずれ量γ用いることで、ロータ3とヨーク5の位置関係を回転時に正確に検知することができる。
360×(t1−t1m)/T1 = −4γ
360×(t2−t2m)/T2 = −4γ
続くステップS705では、駆動パルス制御部703が、ステップS704で特定した磁気センサ6の位置ずれ量を補正する補正値を算出する。
以上の処理によって、位置エンコーダを備えたステッピングモータ内における位置エンコーダの取り付け位置のずれ量を、被駆動部を有する組み込み装置にステッピングモータを組み込んだ後でも特定することができる。
この取り付け位置のずれ量を用いることで、位置エンコーダを用いたフィードバック駆動をする場合の制御バラツキを押さえることができる。
(カムピン901がカム領域903の区間をトレースするときに負荷量特定を行う)
以下、図12のフローチャートの処理の流れを参照して、カムピン901がカム領域903の区間をトレースする際の負荷量特定および最適な位相遅延角度の算出について説明する。
図12のフローチャートによる処理はステップS1201より開始され、ステップS1202に続く。ステップS1202では、上述した磁気センサ6の位置ずれ量の特定を行う。説明の簡便化のため、ステップS1202での位置ずれ量が0となる、すなわち、設計値に磁気センサ6が位置するという結果が出たものとする。
次に、ステップS1203においては、駆動パルス制御部703が予め決められた調整用スピードのオープンループ制御でステッピングモータ1を駆動させて、筒部材803のカムピン901がカム902のカム領域903の区間をトレースする。そして、カムピン901がカム902のカム領域903の区間をトレースする際に、信号時刻差算出部703aが、磁気センサ6のセンサ出力の切り換わりタイミングから駆動パルスの切り換わりタイミングまでの時間差の測定を行う。
筒部材803のカムピン901がカム902のカム領域903の区間をトレースするときには、ステッピングモータ1に対して負荷がかかる。図13は、ステップS1203において図5(a)に図示した磁気センサ6の位置ずれ量が0となるステッピングモータ1を負荷の軽いレンズ鏡筒ユニット8と、負荷の重いレンズ鏡筒ユニット8に組み込んだ例である。図13(a)がステッピングモータ1を負荷の軽いレンズ鏡筒ユニット8に組み込んだ場合に相当する。図13(b)がステッピングモータ1を負荷の重いレンズ鏡筒ユニット8に組み込んだ場合に相当する。ステッピングモータ1を負荷が重いレンズ鏡筒ユニット8に組み込んだ場合、ロータ3に対して大きな負荷がかかるので、ロータ3の回転位置は負荷が軽いときに比べて、駆動パルスが切り換わってからセンサ出力が切り替わるまでの時間が長くなる。図13の(a)、(b)を比較すると、図13(b)の方が、図13(a)よりも駆動パルスの切り換わりからセンサ出力の切り換わりタイミングが、時間的に遅れていることが見て取れる。
このロータが遅れている場合の図13(b)における、センサaからA相駆動パルスまでの遅延時間をt5、センサbからB相駆動パルスまでの遅延時間をt6とする。図中の周期、T1、T2は制御部7から出しているA相、B相駆動パルスの周期に等しくなるので、この周期情報を用いることで遅延時間t5、t6は遅延位相と同じ扱いをすることができる。
図13(b)に比べてロータの遅れの少ない図13(a)におけるセンサaからA相駆動パルスまでの遅延時間をt3、センサbからB相駆動パルスまでの遅延時間をt4とする。このとき、
t3>t5、 t4>t6
の関係が成り立つ。
ステップS1203で信号時刻差算出部703aがセンサ出力の切り換わりタイミングから駆動パルスの切り換わりタイミングまでの時間差を測定した後、ステップS1204に移り、駆動パルス制御部703がレンズ鏡筒の負荷量の特定を行う。
ステップS1204では、信号時刻差算出部703aにて測定した時間差を記憶部705に記憶される補正値を用いて補正する。これによって、信号時刻差算出部703aにて測定した時間差に含まれる磁気センサ6の位置ずれ量は補正される。そして、磁気センサ6の位置ずれ量を補正した信号時刻差算出部703aの出力から得られるデータと、記憶部705制御部に記憶されている負荷量特定データとを比較して、レンズ鏡筒ユニット8の負荷量を特定する。
図10は、予め記憶部705に記憶されている負荷量特定データである。これは、一定の速度でオープンループ駆動させたときのセンサ出力の切り換わりタイミングから駆動パルスの切り換わりタイミングまでの時間差を横軸に、ステッピングモータ1に掛かる負荷を縦軸にとったデータである。この負荷量特定データと磁気センサ6の位置ずれ量を補正した信号時刻差算出部703aの出力から得られるデータを照らし合わせる。これによって、駆動パルス制御部703は、筒部材803のカムピン901がカム902のカム領域903の区間をトレースする際にステッピングモータ1にかかる負荷、すなわちレンズ鏡筒ユニット8の負荷量を特定できる。ここでは図13(b)で得られた時間差を1001、図13(a)で得られた時間差を1002とする。負荷特性曲線1005のデータによって、図13(b)の場合の負荷はL1、図13(a)の場合の負荷はL2と同定される。
続くステップS1205においては、ステッピングモータ1をフィードバック駆動させるときの負荷に応じて適切なパルス遅延時間を計算するための遅延位相角度を算出し、記憶部705に記憶する。
ここで、フィードバック駆動時の動作の概略を図14によって予め説明する。図14における駆動では、A相駆動パルス、B相駆動パルスはそれぞれ、センサa、センサbの出力切り換わり時刻、及び周期時間を元に変化する。図14中のセンサaの2回目の立下りタイミングが検出される。このとき、1回目のセンサaの立下りタイミングからの時刻差を算出して周期T1を決定する。次に、周期T1に対して予め設定されている遅延位相角度θから、T1×(θ/360)という計算結果を遅延時間とする。そして、センサaの2回目の立ち下がりタイミングからこの遅延時間が経過したらA相駆動パルスが立ち下がるよう設定をする。センサbとB相駆動パルスに関しても同様の処理を行い、周期T2と、予め設定されている遅延位相角度θに応じて、B相パルスの切り換わりまでの遅延時間量を算出している。
磁気センサ6の出力に基づいて励磁信号を切り換えて駆動を行うフィードバック駆動においては、この遅延位相角度θに応じて、ステッピングモータ1のトルク−回転数特性(TNカーブ特性)が変化する。その概念図を図11に示す。
図11において同じステッピングモータ1を使用しても、フィードバック駆動を行うときに遅延位相角度θをθ1、θ2に換えることで異なるTNカーブ特性を持つ。本実施例では、この遅延位相角度θ1、θ2のどちらかの値を選択して、フィードバック駆動時に使用する構成とする。このとき、図に示す目標回転数を超えた回転数で回すことを考える。レンズ鏡筒ユニット8の負荷がL2であった場合、遅延位相角度θ1、θ2ともに目標回転数を超える特性をもつこととなる。よってこの場合、遅延位相角度θ1の方が遅延位相角度θ2に比べ特性がよいので、遅延位相角度θ1を設定することになる。一方、レンズ鏡筒ユニット8の負荷がL1であった場合、遅延位相角度θ1の場合、目標回転数に達することができない。この場合、遅延位相角度θ2であれば目標回転数を超えられることから、遅延位相角度θ2を設定することになる。すなわち図13(a)の測定結果である場合は遅延位相角度θ1を設定し、図13(b)の測定結果である場合は遅延位相角度θ2を設定することに対応する。
ステップS1205において、算出された遅延位相角度を記憶部705に記憶し、ステッピングモータ1をフィードバック駆動する際の最適値として使用する。
駆動パルス制御部703がフィードバック制御でステッピングモータ1を駆動させることで、筒部材803のカムピン901がカム902のカム領域903の区間をトレースする際には、ステップS1205にて、記憶部705に記憶された遅延位相角度を用いる。これによって、駆動パルス制御部703がステッピングモータ1を前記フィードバック駆動することで、カムピン901がカム902のカム領域903の区間をトレースする際には、ステッピングモータ1に対する負荷量が補正されることになる。
最後に、ステップS1206において調整処理を終了する。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
また、本実施例では、ステッピングモータ1の組込み駆動対象が撮像装置のレンズ鏡筒であったが、その他の組込み装置、例えば撮像装置の絞りユニットの駆動用に組み込まれる場合も同様のことができる。その場合、モータに対して負荷の軽い駆動領域は絞り羽根の重なりが少ない駆動領域、負荷の重い駆動領域は絞り羽根の重なりが多い駆動領域に対応する。
また本実施例では、図12のフローチャートにおけるステップS1201において磁気センサ6が設計位置に位置するとした。しかし、ここで設計値以外の場所にずれていたとしても、ステップS1201において得られた位置ずれ量を本実施例の最終結果に付け加えることで最適な制御を行うことができる。
また本実施例では、図11において目標速度以上の速度を出すように遅延位相角度θを設定したが、この駆動中に電圧値を変更することで目標速度に達するよう制御を行っても良い。
また本実施例においては、遅延位相角度を2つのうちからしか選択できないとしたが、3つ以上の遅延位相角度から選択する、または測定結果から適当な遅延位相角度を無段階で設定できるようにしてもよい。
1 ステッピングモータ
2 マグネット
3 ロータ
6 磁気センサ
7 制御部
701 エンコーダ部
702 周期カウント部
703 駆動パルス制御部
703a 信号時刻差算出部
703b 補正部

Claims (5)

  1. ロータマグネットを備えたモータと、
    前記ロータマグネットの位置を検出するロータ位置検出部と、
    前記モータのコイルへの励磁信号を所定時間間隔で切り換えるオープンループ駆動と前記モータのコイルへの励磁信号を前記ロータ位置検出部の出力信号に基づいて切り換えるフィードバック駆動とを行う制御部と、
    前記モータのコイルに与える励磁信号の切り換わりタイミングと前記ロータ位置検出部の出力信号の切り換わりタイミングとの時間差を測定する時間差測定部と、
    前記モータにより駆動される被駆動部材と、を有し、
    前記被駆動部材には、カムおよび前記カムをトレースするカムフォロワによって駆動力が伝達され、
    前記カムには、カムリフトが略ゼロに設定される第1の領域および前記第1の領域よりも大きなカムリフトが設定される第2の領域が形成され、
    前記制御部が前記モータを前記オープンループ駆動することで、前記モータが前記被駆動部材を駆動し、前記カムフォロワが前記カムの前記第1の領域をトレースする際に、前記時間差測定部の出力に基づいて、前記制御部は前記ロータ位置検出部の位置ずれ量を特定し、
    前記制御部が前記モータを前記フィードバック駆動する際に、前記制御部は前記位置ずれ量を補正することを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 前記ロータ位置検出部の位置ずれ量がゼロである場合における前記モータのコイルに与える励磁信号の切り換わりタイミングと前記ロータ位置検出部の出力信号の切り換わりタイミングとの時間差を記憶する記憶部を有し、
    前記記憶部に記憶される時間差と前記時間差測定部によって測定される時間差とを比較することで、前記制御部は前記ロータ位置検出部の位置ずれ量を特定することを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。
  3. 前記制御部が前記モータを前記オープンループ駆動することで、前記モータが前記被駆動部材を駆動し、前記カムフォロワが前記カムの前記第2の領域をトレースする際に、前記時間差測定部の出力に基づいて、前記モータに対する負荷量を特定し、
    前記制御部が前記モータを前記フィードバック駆動することで、前記モータが前記被駆動部材を駆動し、前記カムフォロワが前記カムの前記第2の領域をトレースする際に、前記制御部は、前記モータに対する負荷量を補正することを特徴とする請求項1または2に記載のモータ駆動装置。
  4. 前記被駆動部材は、撮像装置のレンズ鏡筒に含まれる筒部材であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のモータ駆動装置。
  5. ロータマグネットを備えたモータと、
    前記ロータマグネットの位置を検出するロータ位置検出部と、
    前記モータのコイルへの励磁信号を所定時間間隔で切り換えるオープンループ駆動と前記モータのコイルへの励磁信号を前記ロータ位置検出部の出力信号に基づいて切り換えるフィードバック駆動とを行う制御部と、
    前記モータのコイルに与える励磁信号の切り換わりタイミングと前記ロータ位置検出部の出力信号の切り換わりタイミングとの時間差を測定する時間差測定部と、
    前記モータにより駆動される被駆動部材と、を有し、
    前記被駆動部材には、カムおよび前記カムをトレースするカムフォロワによって駆動力が伝達され、
    前記カムには、カムリフトが略ゼロに設定される第1の領域および前記第1の領域よりも大きなカムリフトが設定される第2の領域が形成されているモータ駆動装置の制御方法であって、
    前記制御部が前記モータを前記オープンループ駆動することで、前記モータが前記被駆動部材を駆動し、前記カムフォロワが前記カムの前記第1の領域をトレースする際に、前記時間差測定部の出力に基づいて、前記制御部は前記ロータ位置検出部の位置ずれ量を特定し、
    前記制御部が前記モータを前記フィードバック駆動する際に、前記制御部は前記位置ずれ量を補正することを特徴とするモータ駆動装置の制御方法。
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