JP2013032642A - パイプサポート用滑動防止金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】滑動防止機能が高いばかりでなく、見た目にも不安感を与えない簡便かつ安価なパイプサポ−トの滑動防止金具を提供する。
【解決手段】本発明は、腰管1の下端に水抜き穴2aを有する台板2が固設された支保工用パイプサポートAの基盤5との滑りを防止するための滑動防止金具10である。これは、水抜き穴2aに嵌合する上方へ突出した円錐形状の支承部11と、その外周に平坦な同芯の載置部12とからなるハット状に形成されている。載置部12には、三角形の二辺を切り込んで下方へ折り曲げた起立爪14、15を支承部11の根元の周囲に3〜4個設け、根元の周囲と載置部12の外周との中間に位相をずらして同数設けている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、コンクリ−ト工事の型枠支保工としてパイプサポ−トを使用する場合に、パイプサポ−トの脚部が滑動するのを防止するための装置に関するものである。
コンクリ−ト工事の型枠支保工に使用されるパイプサポ−トは、日本工業規格(JISA8651)に寸法などが規定され、また、労働安全衛生規則でパイプサポートの脚部が滑動しないように適宜な措置を講ずることが義務づけられている。
従来、このパイプサポートの脚部の滑動防止として、脚部を固定したり、根がらみを取付けたり、木材の釘止めといった手段が採られていたが、これらは熟練を要するばかりでなく、撤去にも手間がかかるので、建築現場においては大きな負担となっていた。
そこで、発明者は、パイプサポートの下端の台板の水抜き穴の周縁部を当接させる、球面乃至円錐面状をなす支承面と、基盤に当接される底面が凹凸面乃至粗面に形成された滑動防止金具(支承架台と称している)を先に開発している(特許文献1参照)。
特開平3−84170号公報
特許文献1の支承架台によれば、基盤に当接する凹凸面は、垂直荷重によって強く押し付けられ爪が食込むように作用するので、繰り返し使用して多少摩耗しても滑動防止機能が損なわれることはない。しかも、基盤上に置いてパイプサポートの下端を係合させるだけなので、設置も撤去もきわめて簡便である。
しかしながら、この支承架台はパイプサポートの下端と基盤との間に隠れた状態で置かれるところから、パイプサポートと基盤との間に隙間ができ、一見パイプサポートが浮いているように見える。このため、見る人に不安感を誘起することがある。
もちろん支承架台は荷重に対して必要充分な強度を有しており、滑動防止機能も十分に保たれているが、パイプサポートは、横方向からの力で滑動しないことが求められているので、パイプサポートの下端が浮いているように見えることが不安要素となっている。
そこで、本発明は、滑動防止機能が高いばかりでなく見た目にも不安感を与えない簡便かつ安価なパイプサポ−トの滑動防止金具を提供することを目的としている。
上記の目的を解決するため、本発明は、次のように構成した。すなわち、腰管の下端に台板が固設された脚部を備えた支保工用パイプサポートの基盤との滑りを防止するため該台板と基盤の間に設けられる滑動防止金具において、中央部に該台板に形成された水抜き穴に嵌合する上方へ突出した円錐形状の支承部と、その外周に平坦な同芯の載置部とからなるハット状に形成され、該載置部には、三角形の二辺を切り込んで下方へ折り曲げた起立爪を円周上に複数個備えたことを特徴としている。
コンクリート型枠の支保工におけるパイプサポートは、腰管に差込み管が嵌挿され長さの調節機構を備えている。腰管の下端に固設された台板の水抜き穴は、通常腰管の内径と同じ径としている。
滑動防止金具は、中央部に突出した支承部とその外周の載置部とからなるハット状に形成されている。
支承部の円錐形の根元の大きさは、腰管の台板の水抜き穴に嵌合する寸法とする。なお、支承部の頂部には、請求項2に記載のように、4〜12mmの頂穴を形成するのが望ましい。
載置部は、平坦であり、外周形状は円形に限らず、四角形や多角形でもよい。
また、起立爪は、三角形の二辺を切り込んで下方へ折り曲げて形成し、円周上に複数個設ける。望ましくは、請求項2に記載のように、支承部の根元の周囲に3〜4個設け、該根元の周囲と載置部の外周との中間に位相をずらして同数設けるとよい。また、支承部の根元の周囲の起立爪は内側へ向けて折曲げ、根元の周囲と載置部の外周との中間の起立爪は外側へ向けて折曲げるとよい(請求項3)。
上記のように、本発明のパイプサポートの滑動防止金具は、台板に形成された水抜き穴に嵌合する中央部に上方へ突出した円錐形状の支承部と、その外周に平坦な同芯の載置部とからなるハット状に形成され、載置部には、三角形の二辺を切り込んで下方へ折り曲げた起立爪を円周上に複数個備えたので、パイプサポートの下端の台板が載置部に密着して一体となり、従来の支承架台(特許文献1)のように基盤から浮いたようには見えず、安定感があり、見る人に不安を与えることもない。
また、パイプサポートの台板が密着するので、従来のような強度が必要とされず、材料も安価な加工し易いものにでき、熱処理や表面処理についても、必要とされない。
さらに、下方へ尖った起立爪を備えたので、滑動防止に対する信頼性がさらに高くなるという効果がある。
また、載置部の起立爪は、支承部の根元の周囲に3〜4個設け、根元の周囲と載置部の外周との中間に位相をずらして同数設け(請求項2)れば、パイプサポートが受けるどの方向に対する荷重にも複数の起立爪が基盤に食い込むので、横方向からの力に対して釘止め以上の固定力が得られ、パイプサポートが滑動することを阻止する。
また、支承部の根元の周囲の起立爪は内側へ向けて折曲げ、根元の周囲と載置部の外周との中間の起立爪は外側へ向けて折曲げて(請求項3)形成すれば、より水平荷重に対する滑動防止力を高めることができる。
また、支承部の頂部に4〜12mmの頂穴を形成すれば、円錐形に形成するときに、均一な厚さのものが製造でき、しかも、使用後は、針金などに頂穴を通して回収すれば簡便で保管もし易いという製造上、使用上の効果がある。
本発明のパイプサポートの滑動防止金具の実施の形態を示す平面図である。 同、正面図である。 同、脚部の拡大図である。 同、パイプサポートの脚部に滑動防止金具を置いたときの断面図である。
本発明のパイプサポートの滑動防止金具の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図4は、本発明の滑動防止金具10の使用状態を示す正面図であり、図3はパイプサポートの脚部の拡大図である。また、図1は、滑動防止金具10の詳細を示す平面図、図2は、正面断面図である。
図4はコンクリートの型枠6を基盤5に立設したパイプサポートAに使用した例を示しており、パイプサポートAの下端は基盤5に置かれた本発明の滑動防止金具10の上に載置されている。
パイプサポートAは、下端に台板2が溶着された腰管1に、長さの調節機構(図示してない)を介して、上端に受板4が溶着された差込み管3が摺動可能に嵌挿されている。 受板4は、ここでは矩形状とし中央部には補助サポートのためのほぞあな4aが、また、台板2は矩形状で、中央部には水抜き穴2aが、設けられている。
なお、水抜き穴2aの径は、ここでは、腰管1の内径と同じにしている。また、腰管1は、外径60.5mm、肉厚2.3mmで、差込み管3は、外径48.6mm、肉厚2.5mmのものを使用している。
長さの調整機構は、腰管1と差込み管3のそれぞれに、直径方向に複数の小孔が一定間隔で設けられ、差込み管3を摺動させてパイプサポートAの長さを調整して小孔に固定棒を挿通して固定するようにしたものを使用している。
滑動防止金具10は、全体の形状がハット状であり、中央部に円錐形状に突出した支承部11を有している。そして、支承部11の周囲は円形で平坦な載置部12が形成されており、裏面に起立爪14と起立爪15がそれぞれ4個設けられている。
ここで使用している滑動防止金具10は、直径(載置部12の外径)が75mmで、支承部11の根元の径は40mmである。また、板厚は、1.6mm、高さは18mmで、中央の頂部には径6mmの頂穴13が形成されている。なお、材料は、機械構造用炭素鋼などの鋼板を使用している。
起立爪14は、支承部11の根元の周囲に等分に4個所に設けられ、直角三角形の二辺(ここでは、7mm)に切込みを入れて切込部14aとし、斜辺を折曲部14bとして、切込部14aを下方内側方向へ向けて折曲げ、尖端部14cを形成させている。
また、起立爪15は、支承部11の根元と載置部12の外径のほぼ中間の周囲4個所に等分に設けられている。そして、前記起立爪14に対して中間の方向に設けられている。 すなわち、図1において、起立爪15は、東、西、南、北の4位置に配置され、起立爪14はその中間方向、北東、東南、西南、北西の4位置に配置されている。
また、起立爪15、下方外側方向へ向けて折曲げ尖端部15cを形成させている。
滑動防止金具10は、このように構成されているので、基盤5上に置いてパイプサポートAを上から係合させたときは、腰管1の台板2の水抜き穴2aに滑動防止金具10の支承部11が嵌合し、台板2は載置部12の上に密着し、一体のようになる。
パイプサポートAが垂直荷重を受けると、滑動防止金具10は基盤5を強く押し付けるので、載置部12の起立爪14,15は、基盤5に食込み、滑動することはない。
そして、起立爪14は下方内側方向へ、起立爪15は下方外側方向へ折り曲げて突出させたので、パイプサポートAに、例えば垂直荷重以外の荷重がかかって、脚部を滑動させる方向の分力が生じたとしても、その分力は、起立爪14または起立爪15のいずれかが基盤5に食い込む方向に作用するので、確実に滑動が阻止される。
滑動防止金具10は基盤5上に置くだけであるので、設置や回収に手間がかからず、また、頂穴13を利用(針金などを通す)することにより、保管や運搬が簡便にできる。
滑動防止金具10は、載置部12の外径のものを鋼板からプレスで打ち抜き、中心部の頂穴13を打ち抜いて、切込み(14a、15a)を行い、曲げ型によって円錐形に成形し、切込み(14a、15a)を下方へ垂直に折り曲げて起立爪14,15を形成する。この成形加工においては頂穴12があるので、肉厚を均等にすることができる。
また、必要により、焼き入れ、焼き戻しや、さらに、表面処理を行う。
なお、上記の実施の形態では、滑動防止金具の形状や板厚などを具体的な寸法で示したが、発明をより理解し易いようにするためであって、これに限定するものでないことはいうまでもない。
1 腰管
2 台板
2a 水抜き穴
3 差込み管
4 受板
4a ほぞあな
5 基盤
6 型枠
10 滑動防止金具
11 支承部
12 載置部
13 頂穴
14 起立爪
14a 切込部
14b 折曲部
14c 尖端部
15 起立爪
15a 切込部
15b 折曲部
15c 尖端部
A パイプサポート

Claims (3)

  1. 腰管の下端に台板が固設された脚部を備えた支保工用パイプサポートの基盤との滑りを防止するため該台板と基盤の間に設けられる滑動防止金具において、中央部に該台板に形成された水抜き穴に嵌合する上方へ突出した円錐形状の支承部と、その外周に平坦な同芯の載置部とからなるハット状に形成され、該載置部には、三角形の二辺を切り込んで下方へ折り曲げた起立爪を円周上に複数個備えたことを特徴とするパイプサポート用滑動防止金具。
  2. 前記支承部の頂部に4〜12mmの頂穴を形成し、前記載置部の起立爪は、支承部の根元の周囲に3〜4個設け、該根元の周囲と載置部の外周との中間に位相をずらして同数設けたことを特徴とする請求項1記載のパイプサポート用滑動防止金具。
  3. 支承部の根元の周囲の前記起立爪は内側へ向けて折曲げ、根元の周囲と載置部の外周との中間の前記起立爪は外側へ向けて折曲げ、たことを特徴とする請求項2に記載のパイプサポート用滑動防止金具。
JP2011169153A 2011-08-02 2011-08-02 パイプサポート用滑動防止金具 Withdrawn JP2013032642A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105888296A (zh) * 2016-05-07 2016-08-24 哈尔滨共阳科技咨询有限公司 一种建筑钢构支撑架
JP2018096027A (ja) * 2016-12-08 2018-06-21 株式会社 シコク アジャスタ
CN108483313A (zh) * 2018-02-27 2018-09-04 周玉翔 一种用于重型机械的抬升装置

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