JP2013024141A - 可変動弁機構の制御装置 - Google Patents

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崇 中川
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Abstract

【課題】可変動弁機構の異常判定を行う際に誤判定を極力抑えることのできる可変動弁機構の制御装置を提供する。
【解決手段】モータによって制御軸14を駆動することにより吸気バルブ10のバルブ特性を変更するリフト量可変機構12と、制御軸14に設けられたターゲット30を検出するシャフトセンサ28とを備え、シャフトセンサ28の検出信号に基づいてリフト量可変機構12の異常判定を行う。電子制御装置50は、シャフトセンサ28の検出信号を機関温度に応じて補正する。
【選択図】図1

Description

本発明は、可変動弁機構の制御装置に関するものである。
特許文献1に記載されているように、内燃機関に設けられた機関バルブのバルブ特性を機関運転状態に応じて変更する可変動弁機構が知られている。この可変動弁機構は、制御軸を移動させることによってバルブ特性を変更するようにしている。また、制御軸の外周面に検出片を設けるとともに、その検出片を検出する位置センサを設け、同位置センサの検出信号に基づいて可変動弁機構の異常判定を行うようにしている。
特開2009−197768号公報
ところで、検出片と位置センサとの位置関係は機関温度の影響を受けて変化する。より具体的には、熱膨張や熱収縮のために検出片と位置センサとの距離が変化するため、位置センサの検出信号はばらつき易い。従って、位置センサの検出信号を利用した可変動弁機構の異常判定では誤判定が生じやすくなる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、可変動弁機構の異常判定を行う際に誤判定を極力抑えることのできる可変動弁機構の制御装置を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の発明は、モータによって制御軸を駆動することにより機関バルブのバルブ特性を変更する可変動弁機構と、前記制御軸に設けられた検出片を検出する位置センサとを備え、同位置センサの検出信号に基づいて前記可変動弁機構の異常判定を行う可変動弁機構の制御装置であって、前記位置センサの検出信号を機関温度に応じて補正することをその要旨とする。
同構成によれば、位置センサの検出信号が機関温度に応じて補正される。そのため、検出片と位置センサとの位置関係が機関温度の影響を受けて変化したとしても、位置センサの検出信号は安定するようになる。従って、可変動弁機構の異常判定を行う際に誤判定が極力抑えられるようになる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の可変動弁機構の制御装置において、前記検出信号は前記位置センサの出力が所定の閾値を超えたときに前記位置センサから出力されるものであり、前記閾値が機関温度に基づいて変更されることをその要旨とする。
機関温度の影響を受けて検出片と位置センサとが近づく場合には、同位置センサの出力は大きくなる。一方、機関温度の影響を受けて検出片と位置センサとが離れる場合には、同位置センサの出力は小さくなる。従って、位置センサの出力が所定の閾値を超えたときに上記検出信号が出力される場合には、位置センサの出力が閾値を超えるタイミングは機関温度に応じて変化する。この点、同構成では、閾値が機関温度に基づいて変更されるため、位置センサの出力が閾値を超えるタイミングについて機関温度が与える影響を抑えることができる。従って、機関温度に依らず位置センサの検出信号が安定するようになる。
なお、同構成においては、機関温度の影響を受けて検出片と位置センサとが近づく場合には閾値をより大きくする。一方、機関温度の影響を受けて検出片と位置センサとが離れる場合には閾値をより小さくすることが望ましい。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の可変動弁機構の制御装置において、前記モータの回転量を検出する回転量センサを備え、可変とされる前記バルブ特性を前記回転量に基づいて算出し、前記位置センサから前記検出信号が出力されたタイミングでの前記バルブ特性の算出値を前記検出片の配設位置を示す学習値として学習することをその要旨とする。
同構成によれば、実際の回転量に基づいて算出されたバルブ特性が、検出片の配設位置を示す値として学習されるため、検出片の取付誤差等の影響を極力抑えつつ、同検出片の配設位置を学習することができるようになる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の可変動弁機構の制御装置において、前記バルブ特性の算出値を機関温度に基づいて補正することをその要旨とする。
可変動弁機構に設けられている制御軸は、機関温度に応じて熱膨張したり、熱収縮したりする。従って、上記学習時において、検出片の配設位置を示す値として学習される値は、制御軸の熱膨張や熱収縮の影響を受けて変化してしまう。この点、同構成によれば、上記バルブ特性の算出値が機関温度に基づいて補正されるため、学習値に対して制御軸の熱膨張や熱収縮が与える悪影響を極力抑えることができるようになる。
請求項5に記載の発明は、請求項3または4に記載の可変動弁機構の制御装置において、前記位置センサから前記検出信号が出力されたタイミングでの前記バルブ特性の算出値と前記学習値とが所定値以上に乖離しているときには、当該可変動弁機構に異常ありと判定する異常判定処理を実行するとともに、この異常判定処理の実行時における前記可変動弁機構の駆動速度と前記学習時の前記可変動弁機構の駆動速度との差が所定値よりも小さくなるようにすることをその要旨とする。
同構成によれば、異常判定処理の実行時における可変動弁機構の駆動速度と上記学習時の可変動弁機構の駆動速度との相違に起因した異常判定の精度低下を抑えることができる。なお、同構成においては、異常判定処理の実行時における可変動弁機構の駆動速度と学習時の可変動弁機構の駆動速度との差を「0」にする、つまり各駆動速度を同一にすることで、異常判定の精度低下を最大限に抑えることができる。
本発明にかかる可変動弁機構の制御装置を具体化した一実施形態にあって、これが適用される可変動弁機構の構造を示す模式図。 シャフトセンサのセンサ出力と検出信号との関係を示すグラフ。 同実施形態における学習処理の手順を示すフローチャート。 同実施形態における異常判定処理の手順を示すフローチャート。 油温と閾値との関係を示すグラフ。 機関温度に応じた検出片の位置変化を示す模式図。 検出信号が出力されたときの作用角の違いを示すグラフ。 油温と補正値との関係を示すグラフ。 駆動速度による誤差の変化を説明するタイミングチャート。
以下、この発明にかかるリフト量可変機構の制御装置を具体化した一実施形態について、図1〜図8を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態では、図示しない内燃機関に対して、その機関バルブである吸気バルブ10の最大リフト量VL及び作用角INCAMを連続的に可変とする可変動弁機構としてのリフト量可変機構12が設けられている。なお、吸気バルブの作用角とは、同吸気バルブの開弁期間に相当する値である。
リフト量可変機構12の詳細な構造は、例えば特開2010−180865号公報に記載されており公知であるので、以下では概略のみを説明する。
このリフト量可変機構12は、制御軸14や、制御軸14を軸方向に駆動するアクチュエータ16を有している。アクチュエータ16には、動力源としてのモータや、このモータの回転運動を直進運動に変換して制御軸14を往復動させる変換機構が設けられている。制御軸14とアクチュエータ16の出力軸16Aとは締結部材18を介して連結されている。
制御軸14には、ローラーアーム20と、ローラーアーム20を挟んで両側に位置する一対の揺動カム22とが設けられている。ローラーアーム20のローラーには、図示しない吸気カムシャフトのカムが当接されており、その吸気カムシャフトが回転すると、ローラーアーム20は揺動される。この揺動カム22は、ローラーアーム20と共に揺動される。揺動カム22と吸気バルブ10との間には、ロッカーアーム24が配置されている。揺動カム22は、ロッカーアーム24に設けられたローラーに当接されている。揺動カム22が揺動すると、ロッカーアーム24が揺動して、ロッカーアーム24が吸気バルブ10を押圧することにより、吸気バルブ10が開弁される。
ローラーアーム20及び揺動カム22の内周部には、互いに逆方向の螺旋状をなすヘ
リカルスプラインが形成されている。また、ローラーアーム20及び揺動カム22の内側には、上記ヘリカルスプラインと噛み合うスライダギヤが配設されている。このスライダギヤは、制御軸14と共に軸方向に移動する。制御軸14を軸方向に移動させると、上記ヘリカルスプラインとスライダギヤとの作用により、ローラーアーム20と揺動カム22との相対位相が変化する。その結果、吸気カムシャフトの回転に伴う揺動カム22の揺動範囲が変化することにより、吸気バルブ10の最大リフト量VL及び作用角INCAMが同期して変化する。
このようにリフト量可変機構12では、アクチュエータ16によって制御軸14を一方向(例えば図1中の左方向)に移動させることにより、吸気バルブ10の作用角INCAM及び最大リフト量VLをともに連続的に縮小させる。一方、制御軸14を逆の方向(例えば図1中の右方向)に移動させることにより、吸気バルブ10の作用角INCAM及び最大リフト量VLをともに連続的に拡大させることができる。
アクチュエータ16には、モータの回転量を検出する回転量センサ26が設けられている。
また、制御軸14の外周面には検出片としてのターゲット30が設けられており、制御軸14の近傍には、ターゲット30を検出する位置センサとしてのシャフトセンサ28が設置されている。シャフトセンサ28は、ターゲット30を非接触で検出する。
アクチュエータ16のモータ、回転量センサ26、そしてシャフトセンサ28は、電子制御装置50に接続されている。また、電子制御装置50には、クランク角センサ100によって検出された内燃機関の機関回転速度NE、エアフロメータ110によって検出された内燃機関の吸入空気量QA、スロットルセンサ120によって検出されたスロットル弁の開度(スロットル開度)TAが入力される。さらに油温センサ130によって検出された機関の潤滑油の温度(油温THO)も入力される。
シャフトセンサ28には、検出素子としてホール素子が内蔵されている。そして、シャフトセンサ28の下をターゲット30が移動するときのホール素子の出力波形に対して所定の信号処理を施すことにより、シャフトセンサ28からは、ターゲット30が予め定められた特定位置に来たときに検出信号としてのエッジ出力が発生される。より詳細には、図2に示すように、制御軸14が移動して作用角INCAMが変化していく過程において、ターゲット30がシャフトセンサ28に近づくにつれて、実線に示すごとくホール素子のセンサ出力は増大していく。そして、作用角INCAMが所定の作用角Bになり、センサ出力が閾値αを超えた時点で、シャフトセンサ28からはターゲット30の検出を示す検出信号がパルス状に出力される。このシャフトセンサ28によって、制御軸14が正常に移動していることが検出される。
一方、回転量センサ26は、アクチュエータ16のモータの回転量に比例した連続的な信号を出力する。また、この回転量センサ26としては、検出対象の相対移動量を検出する相対位置センサが採用されている。
吸気バルブ10の実際の作用角INCAMの変化は、制御軸14の軸方向の位置に比例し、この制御軸14の軸方向の位置は、アクチュエータ16のモータの回転量に比例する。そこで、電子制御装置50は、制御軸14を可動限界位置にまで移動させたときの回転量センサ26の出力信号(モータの回転量)に基づき、予め定められた制御軸14の基準位置Mを学習する。そして、この基準位置Mからの制御軸14の相対移動量を回転量センサ26の出力信号にて検出し、これにより制御軸14の位置を算出する。このようにして電子制御装置50は、制御軸14の位置を算出することで現在のバルブ特性、つまり最大リフト量VL及び作用角INCAMを算出する。なお、回転量センサ26の出力信号を最大リフト量VLや作用角INCAMに変換する処理は、所定のサンプリングを通じて行われるものであり、このサンプリングは所定の実行周期にて行われる。
次に、制御軸14上におけるターゲット30の配設位置を示す学習値Gの取得について説明する。なお、この学習値Gの取得を行う学習処理は、電子制御装置50によって所定周期毎に行われる。
図3に示すように、本処理が開始されるとまず、機関始動時であるか否かが判定される(S100)。そして、機関始動時でない場合には(S100:NO)、本処理は一旦終了される。
一方、機関始動時である場合には(S100:YES)、予め定められた駆動速度V1にてリフト量可変機構12が駆動されて、制御軸14が軸方向に移動する。
次に、シャフトセンサ28から上述した検出信号が出力されるまでステップS120での判定処理が行われ、検出信号が出力されると(S120:YES)、回転量センサ26の出力信号に基づいて算出されている現在の作用角INCAMが、ターゲット30の配設位置を示す学習値Gとして記憶されて(S130)、本処理は一旦終了される。
なお、こうした学習値Gの取得が完了すると、リフト量可変機構12の駆動速度は、上記駆動速度V1から他の速度、例えば作用角INCAMの現状値と目標値との偏差に応じた速度に変更される。
次に、学習値Gを利用したリフト量可変機構12の異常判定を説明する。この異常判定では、アクチュエータ16が駆動されているにもかかわらず制御軸14が正常に移動していないという異常が判定される。なお、この異常判定処理も、電子制御装置50によって所定周期毎に行われる。
図4に示すように、本処理が開始されるとまず、シャフトセンサ28から上述した検出信号が出力された否かが判定される(S200)。そして、検出信号が出力されていない場合には(S200:NO)、検出信号が出力されるまでステップS200での判定処理が行われる。
一方、検出信号が出力された場合には(S200:YES)、現在算出されている作用角INCAMと機関始動時に学習した上記学習値Gとの差ΔINCAMが算出され(S210)、この差ΔINCAMが判定値A以上であるか否かが判定される(S220)。
差ΔINCAMが判定値A未満である場合には(S220:NO)、アクチュエータ16の駆動に伴って制御軸14も正常に移動していると判断され、異常なしと判定されて(S280)、本処理は一旦終了される。
一方、ステップS220にて、差ΔINCAMが判定値A以上であると判定される場合には(S220:YES)、ターゲット30の配設位置を示す上記学習値Gと今回のターゲット30検出時における作用角INCAMとが判定値A以上に乖離している。そのため、アクチュエータ16の駆動に対して制御軸14が正常に移動していない可能性があると仮判定される。つまりリフト量可変機構12に異常が生じている可能性があると仮判定されて、ステップS230以降の処理が引き続き行われる。
ステップS230では、リフト量可変機構12が上記ステップS110と同一の上記駆動速度V1にて駆動される。
次に、シャフトセンサ28から上述した検出信号が出力されるまでステップS240での判定処理が行われ、検出信号が出力されると(S240:YES)、現在算出されている作用角INCAMと上記学習値Gとの差ΔINCAMが再度算出され(S250)、この差ΔINCAMが上記判定値A以上であるか否かが判定される(S260)。
差ΔINCAMが判定値A未満である場合には(S260:NO)、アクチュエータ16の駆動に伴って制御軸14も正常に移動していると判断され、異常なしと判定されて(S280)、本処理は一旦終了される。
一方、ステップS260にて、差ΔINCAMが判定値A以上であると判定される場合には(S260:YES)、ターゲット30の配設位置を示す上記学習値Gと今回のターゲット30検出時における作用角INCAMとが判定値A以上に乖離している。そのため、アクチュエータ16の駆動に対して制御軸14が正常に移動していないと判定される。つまりリフト量可変機構12に異常ありと判定されて(S270)、本処理は一旦終了される。
上述した学習処理と異常判定処理とを通じてリフト量可変機構12の異常判定が行われる。
ところで、機関熱による熱膨張や熱収縮によってターゲット30とシャフトセンサ28との距離が変化すると、シャフトセンサ28の検出信号はばらつくようになる。例えば、先の図2に示すように、機関温度の影響を受けてターゲット30とシャフトセンサ28とが近づく場合には、二点鎖線L1に示すように、センサ出力は大きくなる。そのため、実線にて示すセンサ出力と比較して、閾値αを超えたとき、つまり検出信号が出力されたときに算出されている作用角INCAMは、上記作用角Bよりも小さい作用角Aとなる。従って、制御軸14上でのターゲット30の実際の配設位置は変化していないにもかかわらず、検出信号が出力されたときの作用角INCAMは異なるようになり、リフト量可変機構12の異常判定に対して悪影響を与える。
また、同図2に示すように、機関温度の影響を受けてターゲット30とシャフトセンサ28とが離れる場合には、二点鎖線L2に示すように、センサ出力は小さくなる。そのため、実線にて示すセンサ出力と比較して、閾値αを超えたとき、つまり検出信号が出力されたときに算出されている作用角INCAMは、上記作用角Bよりも大きい作用角Cとなる。従って、この場合でも、制御軸14上でのターゲット30の実際の配設位置は変化していないにもかかわらず、検出信号が出力されたときの作用角INCAMは異なるようになり、リフト量可変機構12の異常判定に対して悪影響を与える。
そこで本実施形態では、図5に示すように、機関温度と相関する油温THOに基づいて上記閾値αを変更するようにしている。より詳細には、油温THOが高いときほど閾値αがより大きい値となるように同閾値αを可変設定するようにしている。
また、制御軸14は、機関温度に応じて熱膨張したり熱収縮したりする。本実施形態におけるリフト量可変機構12では、図6に示すように、低温時においてターゲット30がアクチュエータ16に近づく方向に制御軸14が熱収縮する。また、高温時においてターゲット30がアクチュエータ16から離れる方向に制御軸14が熱膨張する。
そのため、図7に示すように、ある基準温度(実線にて図示)よりも高温時には、二点鎖線L3にて示すように、作用角INCAMが基準値よりも大きくなる方向にずれるため、検出信号が出力されたときの作用角INCAMも基準値に対して大きくなる方向にずれた作用角Dになる。逆に、ある基準温度(実線にて図示)よりも低温時には、二点鎖線L4にて示すように、作用角INCAMが基準値よりも小さくなる方向にずれるため、検出信号が出力されたときの作用角INCAMも基準値に対して小さくなる方向にずれた作用角Fになる。
従って、制御軸14の熱変形によっても、制御軸14上でのターゲット30の実際の配設位置は変化していないにもかかわらず、検出信号が出力されたときの作用角INCAMは異なるようになり、リフト量可変機構12の異常判定に対して悪影響を与える。
そこで、本実施形態では、図8に示すように、機関温度と相関する油温THOに基づいて補正値Hを算出するようにしている。
この補正値Hは、回転量センサ26の出力信号に基づいて算出される上記作用角INCAMを補正する値であって、上記ステップS130、ステップS210、及びステップS250で用いられる作用角INCAMは、同補正値Hで補正された値となっている。
また、同補正値Hの値が負であってその絶対値が大きくなるほど、補正後の作用角INCAMの値は小さくされる。逆に、補正値Hの値が正であってその絶対値が大きくなるほど、補正後の作用角INCAMの値は大きくされる。
そして、先の図8に示すように、基準温度TBに対応する補正値Hは「0」とし、同基準温度TBよりも油温THOが低いときには補正値Hは正の値にされる。そして基準温度TBよりも油温THOが低いときほどには補正値Hの絶対値は大きくされる。また、基準温度TBよりも油温THOが高いときには補正値Hは負の値にされる。そして基準温度TBよりも油温THOが高いときほどには補正値Hの絶対値は大きくされる。
次に、本実施形態の作用を説明する。
機関温度と相関する油温THOに基づいて上記閾値αを変更するようにしている。より詳細には、油温THOが高いときほど閾値αがより大きい値となるように同閾値αを可変設定するようにしている。従って、先の図2に示すように、機関温度が高いときには閾値αがより大きい閾値α1に変更されることにより、検出信号が出力されたときの作用角INCAMは、上記作用角Aよりも大きい上記作用角Bとなる。逆に、機関温度が低いときには閾値αがより小さい閾値α2に変更されることにより、検出信号が出力されたときの作用角INCAMは、上記作用角Cよりも小さい上記作用角Bとなる。このように閾値αを油温THOに基づいて変更しているため、シャフトセンサ28のセンサ出力が閾値αを超えるタイミングについて機関温度が与える影響を抑えることができる。従って、機関温度に依らずシャフトセンサ28の検出信号が安定するようになる。
また、機関温度と相関する油温THOに基づき、作用角INCAMを補正する補正値Hを算出するようにしている。従って、先の図7に示すように、機関温度が高いときには補正値Hによって作用角Dが小さくなるように補正されることにより、検出信号が出力されたときの作用角INCAMは基準温度に対応した基準値に補正される。逆に、機関温度が低いときには補正値Hによって作用角Fが大きくなるように補正されることにより、検出信号が出力されたときの作用角INCAMは基準温度に対応した基準値に補正される。従って、制御軸14が熱膨張や熱収縮しても、学習値Gとして学習される作用角INCAMは安定するようになり、学習値Gに対して制御軸14の熱膨張や熱収縮が与える悪影響が極力抑えられる。
また、シャフトセンサ28から検出信号が出力されたタイミングでの作用角INCAMを、ターゲット30の配設位置を示す学習値Gとして学習するようにしている。従って、実際のモータの回転量に基づいて算出された作用角INCAMが、ターゲット30の配設位置を示す値として学習される。そのため、設計上のターゲット30の配設位置を学習値Gとして記憶しておく場合と比較して、ターゲット30の取付誤差等の影響を極力抑えつつ、ターゲット30の配設位置を学習することができる。
また、先の図4におけるステップS220にて、リフト量可変機構12に異常ありと仮判定されたときには、ステップS230にて学習値Gの取得時と同一の駆動速度V1にてリフト量可変機構12を駆動している。そして、ステップS240〜ステップS260では、駆動速度V1で駆動されているときに算出された作用角INCAMと学習値Gとを比較するようにしている。つまり、異常判定処理の実行時におけるリフト量可変機構12の駆動速度と学習値Gの学習時におけるリフト量可変機構12の駆動速度との差が所定値よりも小さくなるようにしている、より具体的には同差を「0」にする、つまり各駆動速度を同一にしている。これにより次の作用が得られる。
図9に示すように、例えば作用角が大きくなる方向にリフト量可変機構12が駆動されているときにあって、回転量センサ26の検出信号に基づく作用角INCAMの算出は、所定のサンプリング周期にて行われる。この図9においては、時刻t1にてサンプリングが行われると、所定の時間が経過した後の時刻t3にて次のサンプリングが行われる。この時刻t1と時刻t3との間の時刻である時刻t2においてシャフトセンサ28から検出信号が出力され、これにより作用角INCAMが読み込まれるときには、時刻t1においてサンプリングされた作用角Y1が読み込まれる。そのため、時刻t2での実際の作用角Y2よりも小さい値が読み込まれることになり、時刻t2で読み込まれる作用角INCAMは、「Y2−Y1」分の誤差Eを含んだ値となる。そして、この誤差Eは、作用角の変化速度が速いほど大きくなる。従って、学習値Gを学習するときのリフト量可変機構12の駆動速度と異常判定実行時の駆動速度とが異なると、シャフトセンサ28から検出信号が出力されたときの作用角INCAMに含まれる誤差のうち、駆動速度による誤差の大きさが異なるようになる。
この点、上記実施形態では、学習値Gを学習するときのリフト量可変機構12の駆動速度と異常判定実行時の駆動速度とを同一にしているため、少なくとも駆動速度による誤差の大きさの相違は抑えられるようになる。従って、異常判定時において作用角INCAMに含まれる誤差の大きさと、学習値Gに含まれる誤差の大きさとを極力同じにすることができ、これによりステップS260での異常判定の精度が向上するようになる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)シャフトセンサ28の検出信号を油温THOに応じて補正するようにしている。そのため、ターゲット30とシャフトセンサ28との位置関係が機関温度の影響を受けて変化したとしても、シャフトセンサ28の検出信号は安定するようになる。従って、リフト量可変機構12の異常判定を行う際に誤判定が極力抑えられるようになる。
(2)シャフトセンサ28のセンサ出力が閾値αを超えたときに同シャフトセンサ28から検出信号を出力させるようにしている。そして、その閾値αを油温THOに基づいて変更するようにしている。従って、シャフトセンサ28のセンサ出力が閾値αを超えるタイミングについて機関温度が与える影響を抑えることができる。そのため、機関温度に依らずシャフトセンサ28の検出信号が安定するようになる。
(3)シャフトセンサ28から検出信号が出力されたタイミングでの作用角INCAMの算出値を、ターゲット30の配設位置を示す学習値Gとして学習するようにしている。そのため、ターゲット30の取付誤差等の影響を極力抑えつつ、同ターゲット30の配設位置を学習することができるようになる。
(4)回転量センサ26の検出信号に基づいて算出される作用角INCAMを油温THOに基づいて補正するようにしている。そのため、学習値Gに対して制御軸14の熱膨張や熱収縮が与える悪影響を極力抑えることができるようになる。
(5)シャフトセンサ28から検出信号が出力されたタイミングで算出されている作用角INCAMと学習値Gとが判定値A以上に乖離しているときには、リフト量可変機構12に異常ありと判定する異常判定処理を実行するようにしている。そして、この異常判定処理の実行時におけるリフト量可変機構12の駆動速度と学習値Gの学習時におけるリフト量可変機構12の駆動速度との差が「0」となるようにしている。そのため、異常判定処理の実行時におけるリフト量可変機構12の駆動速度と上記学習時のリフト量可変機構12の駆動速度との相違に起因した異常判定の精度低下を抑えることができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することもできる。
・油温THOに基づいた補正値Hの算出を省略してもよい。この場合でも、上記(4)以外の効果を得ることができる。
・異常判定処理の実行時におけるリフト量可変機構12の駆動速度と学習値Gの学習時におけるリフト量可変機構12の駆動速度との差が「0」となるようにしたが、こうした駆動速度の制限を行わなくてよい。この場合でも、上記(5)以外の効果を得ることができる。
・異常判定処理の実行時におけるリフト量可変機構12の駆動速度と学習値Gの学習時におけるリフト量可変機構12の駆動速度との差が「0」となるようにした。この他、こうした駆動速度の制限に際して各駆動速度の差を「0」以外の値にしてもしてもよい。つまり異常判定処理の実行時における可変動弁機構の駆動速度と上記学習時の可変動弁機構の駆動速度との差が所定値よりも小さくなるようにしてもよい。この場合でも、各駆動速度の差を極力小さくすることにより各駆動速度の相違に起因した異常判定の精度低下を抑えることができる。なお、各駆動速度の相違に起因した異常判定の精度低下を最大限に抑えるには、上記実施形態のごとく、各駆動速度の差を「0」にする、つまり各駆動速度を同一にすることが望ましい。
・上記実施形態では、位置センサの検出信号を機関温度に応じて補正するに際して、上記閾値αを補正するにようにしたが他の態様で補正するようにしてもよい。例えば、閾値αは一定とし、機関温度が高いときほどシャフトセンサ28のセンサ出力を減衰させて小さくする。また、機関温度が低いときほどシャフトセンサ28のセンサ出力を増幅して大きくするようにしてもよい。この場合でも上記実施形態に準じた作用効果を得ることができる。
・機関温度と相関する値として油温THOを利用するようにしたが、この他の値を利用するようにしてもよい。例えば機関の冷却水温を利用するようにしてもよい。
・シャフトセンサ28はホール素子を備えるセンサであったが、この他の検出素子を備えるものでもよい。例えば、電磁ピックアップコイルやMR(磁気抵抗)素子を備えるセンサでもよい。
・上記実施形態における可変動弁機構は、吸気バルブ10の最大リフト量VL及び作用角INCAMを変更するリフト量可変機構12であったが、排気バルブに設けられるリフト量可変機構12であってもよい。また、最大リフト量VLや作用角INCAM以外のバルブ特性を変更する可変動弁機構であってもよい。
10…吸気バルブ、12…リフト量可変機構、14…制御軸、16…アクチュエータ、16A…出力軸、18…締結部材、20…ローラーアーム、22…揺動カム、24…ロッカーアーム、26…回転量センサ、28…シャフトセンサ、30…ターゲット、50…電子制御装置、100…クランク角センサ、110…エアフロメータ、120…スロットルセンサ、130…油温センサ。

Claims (5)

  1. モータによって制御軸を駆動することにより機関バルブのバルブ特性を変更する可変動弁機構と、前記制御軸に設けられた検出片を検出する位置センサとを備え、同位置センサの検出信号に基づいて前記可変動弁機構の異常判定を行う可変動弁機構の制御装置であって、
    前記位置センサの検出信号を機関温度に応じて補正する
    ことを特徴とする可変動弁機構の制御装置。
  2. 前記検出信号は前記位置センサの出力が所定の閾値を超えたときに前記位置センサから出力されるものであり、前記閾値が機関温度に基づいて変更される
    請求項1に記載の可変動弁機構の制御装置。
  3. 前記モータの回転量を検出する回転量センサを備え、
    可変とされる前記バルブ特性を前記回転量に基づいて算出し、
    前記位置センサから前記検出信号が出力されたタイミングでの前記バルブ特性の算出値を前記検出片の配設位置を示す学習値として学習する
    請求項1または2に記載の可変動弁機構の制御装置。
  4. 前記バルブ特性の算出値を機関温度に基づいて補正する
    請求項3に記載の可変動弁機構の制御装置。
  5. 前記位置センサから前記検出信号が出力されたタイミングでの前記バルブ特性の算出値と前記学習値とが所定値以上に乖離しているときには、当該可変動弁機構に異常ありと判定する異常判定処理を実行するとともに、この異常判定処理の実行時における前記可変動弁機構の駆動速度と前記学習時の前記可変動弁機構の駆動速度との差が所定値よりも小さくなるようにする
    請求項3または4に記載の可変動弁機構の制御装置。
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