JP2013022239A - 厨房装置 - Google Patents

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【課題】生ゴミ等から発生する臭いを効果的に脱臭することができる厨房装置を提供する。
【解決手段】コンロ30とシンク31とを有した厨房装置本体4を備えた厨房装置1であって、前記厨房装置本体の前記シンク側の端部2aに一部が前記厨房装置本体の上面(3a)よりも突出した脱臭装置5を設け、該脱臭装置は、前記一部に該当する位置で前記シンク31側に開口する第1吸込口6aと、前記厨房装置本体の厨房作業足元側に開口する第2吸込口6bと、これら第1吸込口及び第2吸込口から吸い込まれ脱臭された空気を吹き出す吹出口7と、を有したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンロとシンクとを有した厨房装置本体を備えた厨房装置に関する。
従来より、厨房装置及びその周辺の換気は、コンロの上方に設けられた換気扇等の換気装置によってなされるが、これはコンロでの調理時の換気を主としており、住居内の不快臭となる生ゴミ臭の脱臭には適していない。
そこで特許文献1には、厨房装置本体のコンロ側の端部に排気浄化ユニットを設けた厨房システムが開示されている。
特開2006−21005号公報
しかしながら、シンクのコーナー部や厨房装置の近傍に、ゴミ容器が設置されている場合、例えばゴミの回収日まで、ゴミ容器に生ゴミ等が貯留されることがよくなされる。よって、コンロの上方に設けられた換気装置や特許文献1に記載の排気浄化ユニットで生ゴミ臭を脱臭しようとする場合、ゴミ容器の設置場所から換気装置や排気浄化ユニットまでの距離がある為、効率よく脱臭できず臭いが残ってしまうことが考えられる。
また、例えばゴミ容器にゴミが貯留されている間は、換気装置等を常時運転させることが考えられるが、この場合は、空気の排気させるための風量を要するため運転音が大きく、音が耳障りになるという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、生ゴミ等から発生する臭いを効果的に脱臭することができる厨房装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、コンロとシンクとを有した厨房装置本体を備えた厨房装置であって、前記厨房装置本体の前記シンク側の端部に一部が前記厨房装置本体の上面よりも突出した脱臭装置を設け、該脱臭装置は、前記一部に該当する位置で前記シンク側に開口する第1吸込口と、前記厨房装置本体の厨房作業足元側に開口する第2吸込口と、これら第1吸込口及び第2吸込口から吸い込まれ脱臭された空気を吹き出す吹出口と、を有したことを特徴とする。
本発明において、前記第1吸込口は、前記シンクの奥行方向中間位置よりも奥側に設けられているようにしてもよい。また本発明において、前記脱臭装置は、放電により発生させた帯電微粒子水を排出する静電霧化器を有しているようにしてもよい。さらに本発明において、前記吹出口は、前記第1吸込口よりも前記シンクの奥行方向手前側に設けられ、且つ前記第1吸込口と隣合うように並設された第1吹出口と、前記脱臭装置の上面に設けられた第2吹出口とを有し、前記静電霧化器が駆動した際には前記第1吹出口から脱臭された空気とともに帯電微粒子水を排出し、前記静電霧化器が非駆動の際には前記第2吹出口から脱臭された空気を吹き出すようにしてもよい。そして本発明において、前記厨房装置本体は、平面視において略矩形状からなるようにしてもよい。
本発明に係る厨房装置は、上述のような構成としたことで、生ゴミ等から発生する臭いを効果的に脱臭することができる。
本発明の一実施形態に係る厨房装置の一例を模式的に示す概略斜視図である。 同厨房装置に設けられた脱臭装置を示す模式的斜視図である。 同脱臭装置の異なる例を示した模式的斜視図である。 同脱臭装置に設けられる吹出口の例を示す模式的断面図であり、(a)は第1吹出口が開口された状態を示す図、(b)は第2吹出口が開口された状態を示す図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
なお、以下の実施形態において指す前後方向は、厨房装置1の正面(引出し操作の可能な側)に、対面した使用者を基準に手前側を前、奥側を後とし、その前後方向に直交する方向を左右方向として説明する。また図中に示す矢印は空気が流れる方向を示しており、実線は吸込口6に吸い込まれる空気の流れを示しており、点線は吹出口7から吹き出される空気の流れを示している。
本実施形態に係る厨房装置1は、図1に示すように、コンロ30とシンク31とを有した厨房装置本体4と、コンロ30の上方に設けられた換気装置11とを備えている。図中、2aは厨房装置本体4のシンク31側の端部を示し、2bは厨房装置本体4のコンロ30側の端部を示している。
厨房装置1における厨房装置本体4のシンク31側の端部2aには、一部が厨房装置本体4の上面(キャビネット本体2の上に設置されたカウンター3の上面3a)よりも突出した脱臭装置5を設けている。脱臭装置5は、突出した一部に該当する位置でシンク31側に開口する第1吸込口6aと、厨房装置本体4の厨房作業足元側に開口する第2吸込口6bと、これら第1吸込口6a及び第2吸込口6bから吸い込まれ脱臭された空気を吹き出す吹出口7と、を有している。
以下、詳しく説明する。
厨房装置本体4は、平面視において略矩形状からなり、床面の上に設置されるキャビネット本体2の上にカウンター3を載置して構成されており、カウンター3の上面3aには、コンロ30とシンク31とが組み込まれている。
キャビネット本体2は、左右に配された側板21と、背面側に設けられた背板(不図示)、底面側に設けられた底板(不図示)を備えた前面が開口した箱状とされ、その内部は物品収納空間とされている。
キャビネット本体2の開口した前面には、開閉自在な扉体を設けるようにしてもよいし、図例のように、前面から物品収納空間内に前後方向にスライド自在に構成された複数の引出し20を設けるようにしてもよい。また、引出し20と扉体とを両方設けるようにしてもよいし、前面を開口状態のオープンラックとして、そこにゴミ箱や踏み台などを収容できるようにしてもよい。さらに引出し20の個数も図例に限定されず、さらにキャビネット本体2の下方には、引出し20の前板より若干後退して設けられた蹴込み部を有したものとしてもよい。そしてコンロ30の下方には、魚焼きグリルを配設したものとしてもよい。
図例の厨房装置1は、平面視において略直角に配された壁面10,10の入隅部に設置された例を示しており、片側の側板21と背板がそれぞれの壁面10,10と接するように設置される。
カウンター3は、平面視にて略矩形状の、平板状に形成されており、天然大理石、人造大理石、樹脂材、ステンレス材あるいは木質材からなるカウンターとしてもよい。
カウンター3の一方端側には、コンロ30を嵌め込み設置(いわゆるビルトイン)するための開口部が左右方向を長辺とした略長方形状に開設されている。
コンロ30は、電磁調理器(IHヒータ)としての発熱体30bと、発熱体30bを囲むプレート部30aとから構成され、上述の開口部に嵌め込み設置される。ここに示す発熱体30bは、左右方向に沿って3つ横並びに並列配置されている。
なお、ここでは、コンロ30の操作部を図示していないが、キャビネット本体2の前面側に設けてもよいし、カウンター3の上面3aに設けるようにしてもよい。また、発熱体30bの数は1口や2口、或いは4口以上としてもよいし、発熱体30bの配置も並列、三角形、四角形など特に限定されるものではない。さらに発熱体30bとしては、IHヒータに限定されず、ガスコンロ、電気発熱式コンロなどとしてもよい。
コンロ30と間隔を空けて、カウンター3の他方端側には、シンク31(水槽)を嵌め込み設置(いわゆるビルトイン)するための開口部が左右方向を長辺とした略長方形状に開設されている。シンク31は、上面開口の略矩形体からなり、上述の開口部に収まるように平面視において略長方形状に形成されている。シンク31の近傍には、シンク31に向けて水を放出できるように水栓蛇口31aが設置されている。シンク31の奥側シンク側端部2aのコーナー部31bには、生ごみなどを捨てることができるゴミ容器14が設置されている。
なお、ここでは、シンク31の排水口を図示していないが、シンク31の底面に設けられている。またコンロ30とシンク31の間は調理作業スペースなどとして使用される。
キャビネット本体2の背板と接する壁面10のコンロ30には、換気装置11が設けられている。換気装置11は、発熱体30bによる加熱調理の際に発生する湯気、油煙などの廃気を捕集するための天蓋部12と、ファンなどが内蔵され天蓋部12で捕集した廃気を吸引して排気ダクト(不図示)を通じて外気に排気する送風部13とを有している。天蓋部12は、発熱体30bの外周を鉛直上方から覆うように設けられており、天蓋部12の幅方向の寸法は、プレート部30aの幅方向の寸法と略一致するよう構成されている。
次に図1、図2を参照しながら、脱臭装置5について説明する。なお、図2では空気の流れを示した矢印を明確に示すため、ゴミ容器14、ゴミ箱15の図示を省略している。
脱臭装置5は、脱臭装置本体50と、吸込口6と、吹出口7と、脱臭部8とを備えている。脱臭装置5には、空気を吸い込む吸込口6がふたつ設けられており、シンク31側に開口する吸込口6を第1吸込口6a、厨房装置本体4の厨房作業足元側(前面側)に開口する吸込口6を第2吸込口6bとする。脱臭装置5は、その他、不図示であるが、脱臭部8で脱臭した空気を吹出口7へ送風するファンモータ(シロッコファンなど)や脱臭装置5をオンオフ操作する操作部、ファンモータのオンオフなどを制御する制御部を備えている。
脱臭装置本体50は、縦長略矩形状の薄板状体からなり、図中、51はシンク側板、52は外側板、53は前端面、54は後端面である。シンク側板51は、シンク31側に配され、キャビネット本体2のシンク31側の端部2aの側板と接するように設置される。外側板52は、シンク側板51と対向して配される。前端面53は厨房装置本体4の前面と連なるように配され、後端面54は厨房装置本体4の背板(不図示)と連なるように配置される。
脱臭部8は、脱臭装置本体50内の略中央部分に内蔵され、脱臭フィルタで構成されている。脱臭部8を構成する脱臭フィルタとしては、空気中に含まれる臭気成分を吸着するための触媒が塗布されたものや活性炭などの吸着剤を脱臭フィルタの内部に埋め込んだものなどを用いることができる。
第1吸込口6aから取り込まれた空気も第2吸込口6bから取り込まれた空気も、この脱臭部8を通じることにより脱臭され、脱臭された空気は吹出口7から吹き出すように構成されている。
脱臭装置本体50の上方は、カウンター3の上面3aよりも突出して設けられるため、脱臭装置5の高さ寸法は、厨房装置本体4の高さ寸法とカウンター3の厚み寸法を合わせた寸法より大になるよう設定される。そして、この脱臭装置本体50のカウンター3の上面3aよりも突出した部分にシンク31側に開口した第1吸込口6aと吹出口7とが設けられる。
具体的には、第1吸込口6aは、シンク31周辺の空気を吸い込んで脱臭装置5内に取り込むことができるように、カウンター3の上面3aよりも突出したシンク側板51に平面視において略矩形状に開口して形成されている。
第1吸込口6aは、シンク31側に開口しているので、シンク31周辺の空気を効率よく吸気できる。よって、図例のようにシンク31のコーナー部31bにゴミ容器14を設置した場合、そこに貯留した生ゴミなどの臭いを周囲に広がらせることなく脱臭装置5に取り込むことができる(図1、図2の第1吸込口6aへ向かう実線矢印参照)。
第1吸込口6aの設置位置や形状などは、特に限定されないが、図例のように、シンク31の奥行方向中間位置よりも奥側に設けることが望ましい。このように構成した場合は、シンク31の奥側コーナー部31bの臭気をより一層効率よく脱臭装置5に取り込むことができ、生ゴミ等から発生する臭いを効果的に脱臭することができる。
また第2吸込口6bは、シンク31側の端部2aにおける厨房作業足元周辺の空気を吸気できるように、脱臭装置本体50の前端面53の下方側に平面視において縦長略矩形状に開口して形成されている。よって、図例のようにシンク31側の端部2a周辺にゴミ箱15を設置した場合、そこに貯留した生ゴミなどの臭いを周囲に広がらせることなく脱臭装置5に取り込むことができる(図1、図2の第2吸込口6bへ向かう実線矢印参照)。
第2吸込口6bの設置位置や形状などは、特に限定されないが、図例のように、脱臭装置本体50の前端面53の下方側に設けることが望ましい。
このように臭いの元となるゴミ容器などが設置される場所の近傍に、吸込口6(6a,6b)を設けているので、効率的よく脱臭装置5に空気を取り込むことができ、脱臭部8で脱臭ができる。よって、脱臭のためだけに常時、換気装置11を運転しておく必要がなくなる。また脱臭装置5の駆動音は主に脱臭装置本体50内に設けられたファンモータの駆動音であるので、換気装置11と比べて駆動音を抑えることができる。
吹出口7は、第1吸込口6aよりもシンク31の奥行方向手前側に設けられるとともに、第1吸込口6aと略同形状に隣合ってシンク31側に開口して形成されている。
これによれば、第1吸込口6a及び第2吸込口6bから取り込まれ、脱臭された空気を吹出口7から吹き出すことができる。
吹出口7の設置位置、形状なども特に限定されないが、図例のようにシンク側板51の突出部分に設けられた第1吸込口6aよりも手前側に設けた場合は、吹出口7から吹き出した空気が作業者に直接当たらないようにすることができる。
また、厨房装置本体4は、平面視において略矩形状からなるいわゆるI型キッチンに構成され、コンロ30とシンク31とが並んで設けられるので、吹出口7から吹き出した空気はシンク31からコンロ30側へ流れやすくなる。
これにより、シンク31内、カウンター3の上面3a、そして厨房装置本体4のコンロ30側の端部2bに配された壁面10側に至るまで脱臭した空気を拡散させることができる。
続いて、図3、図4を参照しながら、上述の例とは異なる脱臭装置5について説明する。なお、図3でも空気の流れを示した矢印を明確に示すため、ゴミ容器14、ゴミ箱15の図示を省略するが、図1と同様に設置してもよい。
ここで説明する脱臭装置5は、放電により発生させた帯電微粒子水を排出する静電霧化器9を有した点、吹出口7が2つ設けられた点、吸込口6が3つ設けられた点で上述の例と異なる。その他の構成は、上述の例と同様であり、共通する箇所には共通の符号を付し、共通する事項、共通する効果についてはその説明を省略する。
脱臭装置5の脱臭装置本体50内には、静電霧化器9が設置され、その設置場所は特に限定されないが、図例のものは、静電霧化器9が脱臭装置本体50の前面側上方角部に設けられている。静電霧化器9のオンオフ(駆動・非駆動)を操作する操作部を図示していないが、適所に設けられ、例えば脱臭装置本体50の前端面53や上端面55であってもよい。
静電霧化器9の構成は、特に限定されず、例えば、本体ケース内にピン状の放電電極(霧化電極)と、この放電電極に対向して配置され放電電極と同軸状の開口を有してリング形状とされた対向電極とを備えたものとしてもよい。そして、これら放電電極と、対向電極との間に高電圧を印加することで放電現象を生じさせ、放電電極に保持された水分を静電霧化させることで、帯電微粒子水を電極間から吐出する構成とされたものとしてもよい。また、この帯電微粒子水としては、ナノメートルサイズの粒子径のもの(例えば、5nm〜20nm程度)を含む帯電した微粒子液滴で、空気中にミスト状態で浮遊可能なものとしてもよい。
この静電霧化器9から排出される帯電微粒子水とともに吹出口7から放出される空気は、より脱臭効果を高く、また静電霧化器9を駆動させておけば、シンク31周りのカビ菌などの繁殖を抑えることもできる。
吹出口7は、上述の例で説明した第1吹出口7aと、脱臭装置本体50の上面となる上端面55に設けられた第2吹出口7bを有している。
第1吹出口7a、第2吹出口7bともに、設置位置、形状などは特に限定されないが、図例のように第1吹出口7aをカウンター3の上面3aより突出したシンク側板51の奥行方向略中央に形成してもよい。また第2吹出口7bは、上端面55の略中央に形成してもよい。このように形成すれば、脱臭装置本体50の前面上方角部に静電霧化器9を設置する空間を設けることができる。また図4(a)及び(b)に示すように通気路50cを共通にでき、吹出口7の切り替えを行う構成とし易い。
このように吹出口7を第1吹出口7aと第2吹出口7bの2つ有することにより、静電霧化器9が駆動した際に吹き出す空気の吹出口と静電霧化器9が非駆動の際に吹き出す空気の吹出口7を換えることができる。詳しくは、図4を参照しながら、後記する。
吸込口6は、上述の例で説明した第1吸込口6aと、第2吸込口6bの他、脱臭装置本体5の後端面54に設けられた第3吸込口6cとを有している。
第3吸込口6cは、シンク31側の端部2aにおける後端面54の下方側に平面視において縦長略矩形状に厨房装置本体4の背面側に向けて開口して形成されている。よって、厨房装置1の背面側がダイニングなどの室内空間である場合に、背面側周辺の臭気を吸い込んで脱臭装置5に取り込み、脱臭することができる。
次に図4を参照しながら、吹出口7の切り替えについて説明する。
図4(a)は、第1吹出口7aが開口された状態を示す図、(b)は第2吹出口7bが開口された状態を示す図である。図中、50aはいずれか一方の吹出口7を塞いで、吹出口7を切り替えるフラップ部、50bはフラップ部50aの回動軸、50cは脱臭部8から吹出口7への空気の通り道となる通気路を示している。
静電霧化器9が駆動した際には、図4(a)に示すようにフラップ部50aを上方へあげて第1吹出口7aを開とする。すると、脱臭部8で脱臭され通気路50cを通じて送風された空気とともに帯電微粒子水が静電霧化器9から排出される(図4(a)の矢印方向参照)。このとき、第2吹出口7bへ通じる通気炉50cはフラップ部50aによって閉塞されるため、第2吹出口7bは閉じられた状態なる。
一方、静電霧化器9が非駆動の際には、フラップ部50aを下方へ下げて、第2吹出口7bを開とする。すると、脱臭部8で脱臭され通気路50cを通じて送風された空気は、第2吹出口7bから吹き出す。このとき、第1吹出口7aはフラップ部50aによって閉塞された状態となる。
以上によれば、静電霧化器9の駆動・非駆動によって、吹出口7を切り替えることができる。
なお、フラップ部50aの構成は図例に限定されず、またその開閉(回動)は手動としてもよいが、静電霧化器9の駆動・非駆動をトリガとして自動的に開閉する構成としてもよい。
以上、実施形態で説明した厨房装置1、厨房装置本体4、脱臭装置5、換気装置11の構成、形状等は図例に限定されるものではない。例えば、厨房装置1の構成は、図例のI型に限定されず、L型であってもよく、脱臭装置5の設置位置や形状も図例に限定されず、厨房装置本体4のシンク31側の端部に設けられていれば、脱臭装置5のすぐ横に収納カウンター、食器棚などが設置されてもよい。
1 厨房装置
2a (厨房装置本体のシンク側の)端部
2b (厨房装置本体のコンロ側の)端部
30 コンロ
31 シンク
4 厨房装置本体
5 脱臭装置
6a 第1吸込口
6b 第2吸込口
7 吹出口
9 静電霧化器

Claims (5)

  1. コンロとシンクとを有した厨房装置本体を備えた厨房装置であって、
    前記厨房装置本体の前記シンク側の端部に一部が前記厨房装置本体の上面よりも突出した脱臭装置を設け、
    該脱臭装置は、前記一部に該当する位置で前記シンク側に開口する第1吸込口と、前記厨房装置本体の厨房作業足元側に開口する第2吸込口と、これら第1吸込口及び第2吸込口から吸い込まれ脱臭された空気を脱臭して吹き出す吹出口とを有したことを特徴とする厨房装置。
  2. 請求項1において、
    前記第1吸込口は、前記シンクの奥行方向中間位置よりも奥側に設けられていることを特徴とする厨房装置。
  3. 請求項1又は請求項2において、
    前記脱臭装置は、放電により発生させた帯電微粒子水を排出する静電霧化器を有していることを特徴とする厨房装置。
  4. 請求項3において、
    前記吹出口は、前記第1吸込口よりも前記シンクの奥行方向手前側に設けられ、且つ前記第1吸込口と隣合うように並設された第1吹出口と、前記脱臭装置の上面に設けられた第2吹出口とを有し、前記静電霧化器が駆動した際には前記第1吹出口から脱臭された空気とともに帯電微粒子水を排出し、前記静電霧化器が非駆動の際には前記第2吹出口から脱臭された空気を吹き出すことを特徴とする厨房装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項において、
    前記厨房装置本体は、平面視において略矩形状からなることを特徴とする厨房装置。
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