JP4636470B2 - 収納庫 - Google Patents

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Description

本発明は、収納庫の庫内の換気及び空気清浄化が可能な収納庫に関するものである。
従来、庫内の換気が可能なキッチン用収納庫としては、特許文献1に提案されているものがある。このキッチン用収納庫は、組み込まれた温風ヒータで庫内空気を庫外に吐出することによって庫内を換気するものである。
実開平5−43938号公報
しかし、前記キッチン用収納庫で庫内を換気をすると、キッチン用収納庫を構成する材料(合板等)に用いられている接着剤等から揮発するVOC(揮発性有機化合物)や、庫内に収納した食品等の発する臭気等の環境悪化物質が庫外へ吐出され、収納庫を配備してある部屋の環境を悪化することがあると考えられる。
本発明は、上記問題を解決するために、環境悪化物質を庫外に吐出しないようにして収納庫の庫内の換気及び空気清浄化ができる収納庫を提供することを目的とするものである。
上記目的達成のために請求項1記載の発明が採用した手段は、開口部を有する収納庫本体と、収納庫本体に取り付けられて開口部を開閉する開閉扉とを備えた収納庫において、開閉扉は、送風路と、送風路の上流側に連通して庫内に面する庫内用吸入口と、送風路の下流側に連通して庫外に面する庫外用吐出口と、送風路の上流側に連通して庫外に面する庫外用吸入口と、送風路の下流側に連通して庫内に面する庫内用吐出口と、送風路に配置した送風機と、送風路に配置した環境悪化物質用吸着装置とを備えたことを特徴とする収納庫である。
上記収納庫は、送風機を起動させると、庫内の空気及び庫外の空気が、対応する吸入口から送風路の上流側に流入し、送風機及び環境悪化物質用吸着装置を通過して送風路の下流側へ移動した後、各吐出口を経て庫内と庫外とへ分配するように吐出する。送風路へ流入した庫内や庫外の空気は環境悪化物質用吸着装置を通過するときに含まれている環境悪化物質が吸着除去されて、清浄な空気として庫外及び庫内に吐出される。庫内は、庫外の空気の混合したものが吐出されるので、換気されることになり、湿度調節が行われることになる。
上記目的達成のために請求項2記載の発明が採用した手段は、開口部を有する収納庫本体と、収納庫本体に取り付けられて開口部を開閉する開閉扉とを備え、開閉扉が閉状態のときに開閉扉と収納庫本体の開口部との間に庫内と庫外とを連通する隙間が存在する収納庫において、開閉扉は、送風路と、送風路の上流側に連通して庫内に面する庫内用吸入口と、送風路の下流側に連通して庫外に面する庫外用吐出口と、送風路に配置した送風機と、送風路に配置した環境悪化物質用吸着装置とを備えたことを特徴とする収納庫である。
上記収納庫は、送風機を起動させると、庫内の空気が、庫内用吸入口から送風路の上流側に流入し、送風機及び環境悪化物質用吸着装置を通過して送風路の下流側へ移動した後、庫外用吐出口を経て庫外へ吐出する。この際に収納庫は、庫外に吐出した空気と同量の空気が隙間を通じて庫内に供給され、換気によって庫内の湿度調節が行われる。送風路へ流入した庫内の空気は、環境悪化物質用吸着装置を通過するときに含まれている環境悪化物質が吸着除去されて、清浄な空気として庫外に吐出される。
上記目的達成のために請求項3記載の発明が採用した手段は、開口部を有する収納庫本体と、収納庫本体に取り付けられて開口部を開閉する開閉扉とを備えた収納庫において、開閉扉は、庫内と庫外とを連通する給気路と、給気路と分離した送風路と、送風路の上流側に連通して庫内に面する庫内用吸入口と、送風路の下流側に連通して庫外に面する庫外用吐出口と、送風路に配置した送風機と、送風路に配置した環境悪化物質用吸着装置とを備えたことを特徴とする収納庫である。
上記収納庫は、送風機を起動させると、庫内の空気が、庫内用吸入口から送風路の上流側に流入し、送風機及び環境悪化物質用吸着装置を通過して送風路の下流側へ移動した後、庫外用吐出口を経て庫外へ吐出する。この際に収納庫は、庫外に吐出した空気と同量の空気が給気路を通じて庫内に供給され換気によって庫内の湿度調節が行われる。送風路へ流入した庫内の空気は、環境悪化物質用吸着装置を通過するときに含まれている環境悪化物質が吸着除去されて、清浄な空気として庫外に吐出される。
上記目的達成のために請求項4記載の発明が採用した手段は、開口部を有する収納庫本体と、収納庫本体に取り付けられて開口部を開閉する開閉扉とを備えた収納庫において、収納庫本体は庫内と庫外とを連通する給気路を備え、開閉扉は、送風路と、送風路の上流側に連通して庫内に面する庫内用吸入口と、送風路の下流側に連通して庫外に面する庫外用吐出口と、送風路に配置した送風機と、送風路に配置した環境悪化物質用吸着装置とを備えたことを特徴とする収納庫である。
上記収納庫は、送風機を起動させると、庫内の空気が、庫内用吸入口から送風路の上流側に流入し、送風機及び環境悪化物質用吸着装置を通過して送風路の下流側へ移動した後、庫外用吐出口を経て庫外へ吐出する。この際に収納庫は、庫外に吐出した空気と同量の空気が給気路を通じて庫内に供給され、換気によって庫内の湿度調節が行われる。送風路へ流入した庫内の空気は、環境悪化物質用吸着装置を通過するときに含まれている環境悪化物質が吸着除去されて、清浄な空気として庫外に吐出される。
庫外へ排出する風量の調節をするために請求項5記載の発明が採用した手段は、庫外用吸入口及び/又は庫外用吐出口を通過する風量を調節する風量調節具を配設した請求項1記載の収納庫である。
庫内へ供給する風量の調節をするために請求項6記載の発明が採用した手段は、庫内用吸入口及び/又は庫内用吐出口を通過する風量を調節する風量調節具を配設した請求項1又は5に記載の収納庫である。
請求項1乃至4に係る収納庫は、下記の3つの効果を奏する。
(1)庫内から庫外に吐出する環境悪化物質が減少する。
(2)庫外の空気が庫内の空気に比べて低湿度の場合には、換気に併せて庫内の除湿が行われることになる。
(3)収納庫本体に送風機及び環境悪化物質用吸着装置の配置スペースを設ける必要がなく、収納庫内の収納スペースを広く利用できる。
更に、請求項2に係る収納庫は、庫外の空気を庫内へ導くための給気路を開閉扉や収納庫本体に形成する必要がない。
請求項5に係る収納庫は、庫外へ排出する風量を調節できる。また、請求項6に係る収納庫は、庫内へ供給する風量を調節できる。
本発明に係る収納庫(以下、「本発明収納庫」と言う。)を図面に示す実施の形態に基づいて説明する。
図1は実施形態の異なる複数個の本発明収納庫を備えた厨房家具1を示す斜視図である。厨房家具1は、ワークトップ2と、ワークトップ2を支持するキャビネット3と、ワークトップ2に設けたシンク4及び加熱調理器5と、複数個の本発明収納庫6とを備える。
本発明収納庫6には、据え置き方式のもの7や、吊り方式のもの8があり、前者には、片開きタイプの収納庫7Aと、両開きタイプの収納庫7Bと、引出しタイプの収納庫7C−1,7C−2とがあり、後者には、片開きタイプの収納庫8Aと、両開きタイプの収納庫8Bとがある。本発明収納庫6は、キッチン用以外に、リビングやトイレ等に備えた収納庫や、洗面所に備えた収納付き洗面化粧台や、玄関に備えた靴箱等に適用することも可能である。
(第1の実施の形態)
図2乃至図5は第1の実施の形態の本発明収納庫10を示すものであり、図2は本発明収納庫10の斜視図、図3は本発明収納庫10の開閉扉12の正面断面図、図4は開閉扉12が閉状態の側面断面図、図5は開閉扉12に備えた風量調節具19の背面側を示す正面図である。
本発明収納庫10は、前記据え置き方式で片開きタイプの収納庫7A(図1参照)や吊り方式で片開きタイプの収納庫8Aに適用されるものであって、収納庫本体11と、収納庫本体11に取り付けた開閉扉12とから構成されている。収納庫本体11は、左右の側板11a、11bの縁部どうしを天板11c、底板11d及び背板11eで連結したものであり、庫内Iの手前側を開口部13してある。
上記開閉扉12は、この収納庫本体11の開口部13を開閉するためのものであり、閉状態のとき収納庫本体11の収納スペースである奥側の庫内Iと手前外側の庫外Oとを隔て、開状態のとき開口部13を介して庫内Iから庫外Oへ収納物を出し入れできるようにしている。開閉扉12の構造は、前板12e及び背板12fの周縁部どうしを、左右の側板12a、12b、上板12c及び下板12dからなる枠板で連結して、内部に形成した空洞スペースを送風路Xとして用いている。送風路Xは、仕切板21を設けて、吸入口18a,18cのある上流側となる上流域と、送風機15の設置域と、環境悪化物質用吸着装置16の設置域と、吐出口18b,18dのある下流側となる下流域とに区画してある。開閉扉12は、送風路Xに設置した送風機15で上流域から下流側へ送風すると共に、送風路Xに設置した環境悪化物質用吸着装置16で送風中の空気からVOCや臭気を吸着して除去するようにしてある。
前記開閉扉12は、内部の空洞スペースに送風路Xを形成するものに限定されず、図示は省略したが、上下板12c、12d及び背板12fを省略して前板12eの背面側に別体のケーシングを取付け、ケーシングの内部に送風路Xの上流域と、送風機15の設置域と、環境悪化物質用吸着装置16の設置域と、送風路Xの下流域とを形成する態様も可能である。
なお、開閉扉12は、前板12eに取手17を取付けて、開閉操作がし易くなっている。また、開閉扉12は、蝶番14(図4参照)を介して収納庫本体11に取付けられ、蝶番14を取付けるネジを付け外しすることで着脱して点検又は交換できるようになっている。
前記開閉扉12は、前板12e及び背板12fに、送風路Xの上流域に通じる庫内用吸入口18a及び庫外用吸入口18cと、送風路Xの下流域に通じる庫内用吐出口18d及び庫外用吐出口18bが開設されている。開閉扉12は、庫内I手前側の開口部13を閉じた状態で送風機15を起動することで、庫内I及び庫外Oの空気を両吸引口18a,18cから送風路Xの上流域へ取り入れ、環境悪化物質用吸着装置16で臭気等を除去した清浄空気を送風路Xの下流側から両吐出口18d,18bを通じて庫内I及び庫外Oへ吐出させ、庫内Iの換気及び庫内Iの空気清浄とを行い、清浄空気を庫外Oへ吐出するようにしてある。
上記庫内用吸入口18aと庫内用吐出口18dとは、離して開設されており、吐出口18dから吐出した空気が吸入口18aへ向かって流れる距離を長くすることで、庫内Iを広範囲に換気できるようにしてある。また同様に、庫外用吐出口18bと庫外用吸入口18cとは、離して開設されており、吐出口18bから吐出した清浄空気を、吸入口18cへ吸引させ難く又は吸引させないようにして庫外Oの広範囲へ放散できるようにしてある。
前記送風機15は、図3に示す如く、ケーシング15cに内蔵した回転羽根15bと、モータ15aとを備え、本例では遠心式を採用しているが、軸流式(プロペラ式)を用いても良い。なお、送風機15は、その全部が開閉扉12内部の空洞スペースに収納しきれないときには、開閉扉12の前板12e又は背板12fの一部を突出させればよい。送風機15のモータ15aの電源としては、交流電源を降圧整流したもの又は乾電池の他に、下記に示す発電装置等が考えられる。
上記の発電装置としては、開閉扉12の前板12eの手前側に取り付けた太陽電池で得た電気又は給排水管の水流を利用した発電機で作られた電気を蓄える蓄電器の態様が考えられる。この態様では、蓄電器に電気エネルギーが逐次給電されるので、交換を要する乾電池に比べメンテンナンスが非常に楽にできる。
前記環境悪化物質用吸着装置16は、通気性を有する収納器内に活性炭やシリカゲル等の吸着剤が充填され、収納器内を通過する空気から環境悪化物質を吸着して除去するようにしている。この環境悪化物質用吸着装置16は、開閉扉12の側板12aに設けられた挿入口20から送風路Xに着脱自在に挿着され、交換作業が容易となっている。
前記環境悪化物質用吸着装置16は、送風路Xにおける配置が、本例では送風機15より下流側(図3及び図4参照)となっているが、これに限定するものではなく、送風機15より上流側とすることも可能である。また、本例では、送風機15と環境悪化物質用吸着装置16とを上下方向に配置した態様を例示しているが、これらを左右方向に配置しても良い。
前記庫内用吸入口18a、庫外用吐出口18b、庫外用吸入口18c及び庫内用吐出口18dには、それぞれ、風量調節具19が配設されている。風量調節具19は、図2及び図4に示す摺動調節できる長方形の調節板と、図4及び図5に示す揺動調節できる円形の調節板とがある。これら調節板は、突出部19aを指で摘んで移動することで、前記吸入口・吐出口18a〜18dの開度を調節できるようになっている。庫内Iヘ供給する風量と庫外Oへ排出する風量との割合の調節は、前記4つの風量調節具のうちいずれか1つの調節で行うことができるので、風量調節具19を配設する箇所としては、吸入口18a,18c及び吐出口18b,18dのいずれか一箇所であってもよい。
続いて、本発明収納庫10の送風動作を説明する。先ず、送風機15を起動させると、庫内Iの空気及び庫外Oの空気が対応する吸入口18a,18cから送風路Xの上流側に流入する。送風路Xの上流側に流入した空気は、送風機15及び環境悪化物質用吸着装置16を通過して送風路Xの下流側へ移動した後、各吐出口18d,18bを経て庫内Iと庫外Oとへ分配されて吐出する。送風路Xへ流入した庫内Iや庫外Oの空気は、含まれている環境悪化物質が環境悪化物質用吸着装置16を通過するときに吸着除去されて、清浄な空気として庫外O及び庫内Iに吐出される。庫内Iは、送風路Xへ流入した庫外Oと庫内Iの混合した空気が吐出されるので、換気されることになり、湿度調節が行われることになる。
前述の如く、本発明収納庫10は、開閉扉12に換気及び空気清浄を行う送風機15及び環境悪化物質用吸着装置16を備えているので、開閉扉12を収納庫本体11に取り付けるだけで換気及び空気清浄の機能を得ることができ、送風機15及び環境悪化物質用吸着装置16の点検や交換を行うとき、開閉扉12ごと着脱すると便利である。又、本発明収納庫10は、開閉扉12に庫外用吸入口18c及び庫外用吐出口18bが形成されるので、例え壁際や部屋角隅に収納庫本体11を配置して収納庫本体11の側板11a及び11b、天板11c、底板11dや背板11eが壁に覆われたとしても、庫外用吸入口18c及び庫外用吐出口18bが塞がることがなく、自由に配置できる。本発明収納庫10は、送風機15を電気ヒータ(図示省略)と組み合わせた温風ヒータとすることもある。この場合には、電気ヒータを環境悪化物質吸着装置16より下流側に配置して、温風を18bから庫外Oへ吐出するように構成することが好ましい。
なお、両開きタイプの収納庫7B,8B(図1参照)の本発明収納庫10に適用する場合には、前記開閉扉12を二枚設けるか、いずれか一方の扉を前記開閉扉12とするとよい。
(第2の実施の形態)
図6は、第2の実施の形態の本発明収納庫30を示すものであり、開閉扉12が閉状態の側面断面図である。
本実施の形態に係る本発明収納庫30が第1の実施の形態の本発明収納庫10(図2〜図5参照)と大きく相違する点は、前記本発明収納庫10の開閉扉12の庫外用吸入口18c及び庫内用吐出口18dを省略し、省略した代わりに閉じた状態の開閉扉12と収納庫本体11の開口部13との間に隙間Sを形成するようにし、庫外Oから隙間Sを経て庫内Iへ流入した空気の全てを開閉扉12の送風路Xを介して庫外Oへ排出することで、換気のために庫内Iを通過する風量を増大させるようにしたことである。図6に示す符号の内、図2〜図5(第1の実施の形態)と同一のものは、同一の構成部材等を示す。
前記隙間Sは、開閉扉12の庫内用吸引口18aより極力離れた箇所に設け、隙間Sから吸入口18aへ向かって庫内Iを通過する空気の距離を長くすることで、庫内Iを広範囲に換気できるようにしてある。又、本発明収納庫30は、開閉扉12と収納庫本体11の開口部13との間に隙間Sが形成されるので、例え壁際や部屋角隅に収納庫本体11を配置して収納庫本体11の側板11a及び11b、天板11c、底板11dや背板11eが壁に覆われたとしても、隙間Sが塞がることがなく、自由に配置できる。なお、本発明収納庫30は、風量調節具19を調節することにより、前記換気の風量を変更することができる。
(第3の実施の形態)
図7は、第3の実施の形態の本発明収納庫40を示すものであり、開閉扉12が閉状態の側面断面図である。
本実施の形態に係る本発明収納庫40が第1の実施の形態の本発明収納庫10(図2〜図5参照)と大きく相違する点は、前記本発明収納庫10(第1の実施の形態)の開閉扉12の庫外用吸入口18c及び庫内用吐出口18dを省略し、省略した代わりに開閉扉12に給気路Yを設けて、給気路Yを送風路Xと分離し、庫外Oから給気路Yを経て庫内Iへ流入した空気の全てを開閉扉12の送風路Xを介して庫外Oへ排出することで、換気のために庫内Iを通過する風量を増大させるようにしたことである。図7に示す符号の内、図2〜図5(第1の実施の形態)と同一のものは、同一の構成部材等を示す。
上記送風路Xと給気路Yとは、開閉扉12に新たに設けた仕切り41によって分け隔てられており、共に開閉扉41の内部の空洞スペースに形成されている。給気路Yを設ける位置は、庫内用吸引口18aより極力離れた箇所とし、給気路Yから吸入口18aへ向かって庫内Iを通過する空気の距離を長くすることで、庫内Iを広範囲に換気できるようにしてある。又、本発明収納庫40は、開閉扉12に給気路Yが形成されるので、例え壁際や部屋角隅に収納庫本体11を配置して収納庫本体11の側板11a及び11b、天板11c、底板11dや背板11eが壁に覆われたとしても、給気路Yが塞がることがなく、自由に配置できる。なお、本発明収納庫40は、風量調節具19を調節することにより、前記換気の風量を変更することができる。
(第4の実施の形態)
図8は、第4の実施の形態の本発明収納庫50を示すものであり、開閉扉12が閉状態の側面断面図である。
本実施の形態に係る本発明収納庫50が第1の実施の形態の本発明収納庫10(図2〜図5参照)と大きく相違する点は、前記本発明収納庫10(第1の実施の形態)の開閉扉12の庫外用吸入口18c及び庫内用吐出口18dを省略し、省略した代わりに収納庫本体11に給気路Yを設けて、給気路Yを送風路Xと分離し、庫外Oから給気路Yを経て庫内Iへ流入した空気の全てを開閉扉12の送風路Xを介して庫外Oへ排出することで、換気のために庫内Iを通過する風量を増大させるようにしたことである。図7に示す符号の内、図2〜図5(第1の実施の形態)と同一のものは、同一の構成部材等を示す。
上記給気路Yを設ける位置は、庫内用吸引口18aより極力離れた箇所とし、給気路Yから吸入口18aへ向かって庫内Iを通過する空気の距離を長くすることで、庫内Iを広範囲に換気できるようにしてある。
(第5の実施の形態)
図9は、本発明収納庫60の第5の実施の形態を示すものであり、開状態にある本発明収納庫60の側面断面図である。
本実施の形態に係る本発明収納庫60が第1の実施の形態の片開きタイプの収納庫に適用した本発明収納庫10(図2〜図5参照)と大きく相違する点は、引出しタイプの収納庫7C−1,7C−2に適用し引出し61の前板62に、送風路X、送風機15及び環境悪化物質吸着装置16を備えたことである。前板62に示す符号の内、図2〜図5(第1の実施の形態)と同一のものは、同一の構成部材等を示す。
上記引出し61は、収納庫本体63から手前にスライドして移動するようになっており、前板62の奥側が収納部となっている。前板62は、前記本発明収納庫10(第1の実施の形態)の開閉扉12と実質的に同一の構造となる。
なお、前板62として前記本発明収納庫30(第2の実施の形態)の開閉扉12と実質的に同一の構造を採用するときには、前板62と収納庫本体63の開口部13との間に隙間Sを形成するようにする。
また、前板62として前記本発明収納庫40(第3の実施の形態)の開閉扉12と実質的に同一の構造を採用することもできる。
更に、前板62として前記本発明収納庫50(第4の実施の形態)の開閉扉12と実質的に同一の構造を採用するときには、収納庫本体63に給気路Yを設けるとよい。
実施形態の異なる複数個の本発明収納庫を備えた厨房家具1を示す斜視図である。 第1の実施の形態の本発明収納庫10を示すものであり、本発明収納庫10の斜視図である。 第1の実施の形態の本発明収納庫10を示すものであり、本発明収納庫10の開閉扉12の正面断面図である。 第1の実施の形態の本発明収納庫10を示すものであり、開閉扉12が閉状態の側面断面図である。 第1の実施の形態の本発明収納庫10を示すものであり、開閉扉12に備えた風量調節具19の背面側を示す正面図である。 第2の実施の形態の本発明収納庫30を示すものであり、開閉扉12が閉状態の側面断面図である。 第3の実施の形態の本発明収納庫40を示すものであり、開閉扉12が閉状態の側面断面図である。 第4の実施の形態の本発明収納庫50を示すものであり、開閉扉12が閉状態の側面断面図である。 第5の実施の形態の本発明収納庫60を示すものであり、本発明収納庫60の側面断面図である。
符号の説明
1…厨房家具 2…ワークトップ 3…キャビネット 4…シンク 5…加熱調理器 6…本発明収納庫 7…据え置き方式の収納庫 7A…片開きタイプの収納庫 7B…両開きタイプの収納庫 7C…引出しタイプの収納庫 8…吊り方式の収納庫 8A…片開きタイプの収納庫 8B…両開きタイプの収納庫 10…本発明収納庫 11…収納庫本体 11a…左側板 11b…右側板 11c…天板 11d…底板 11e…背板 12…開閉扉 12a…左側板 12b…右側板 12c…上板 12d…下板 12e…前板 12f…背板 13…開口部 14…蝶番 15…送風機 15a…モータ 15b…回転羽根 15c…ケーシング 16…環境悪化物質用吸着装置 17…取手 18a…庫内用吸入口 18b…庫外用吐出口 18c…庫外用吸入口 18d…庫内用吐出口 19…風量調節具 19a…突出部 20…挿入口 21…仕切板 30…本発明収納庫 40…本発明収納庫 50…本発明収納庫 60…本発明収納庫 61…引出し 62…前板 63…収納庫本体 X…送風路 Y…給気路 I…庫内 O…庫外 S…隙間


Claims (6)

  1. 開口部を有する収納庫本体と、収納庫本体に取り付けられて開口部を開閉する開閉扉とを備えた収納庫において、開閉扉は、送風路と、送風路の上流側に連通して庫内に面する庫内用吸入口と、送風路の下流側に連通して庫外に面する庫外用吐出口と、送風路の上流側に連通して庫外に面する庫外用吸入口と、送風路の下流側に連通して庫内に面する庫内用吐出口と、送風路に配置した送風機と、送風路に配置した環境悪化物質用吸着装置とを備えたことを特徴とする収納庫。
  2. 開口部を有する収納庫本体と、収納庫本体に取り付けられて開口部を開閉する開閉扉とを備え、開閉扉が閉状態のときに開閉扉と収納庫本体の開口部との間に庫内と庫外とを連通する隙間が存在する収納庫において、開閉扉は、送風路と、送風路の上流側に連通して庫内に面する庫内用吸入口と、送風路の下流側に連通して庫外に面する庫外用吐出口と、送風路に配置した送風機と、送風路に配置した環境悪化物質用吸着装置とを備えたことを特徴とする収納庫。
  3. 開口部を有する収納庫本体と、収納庫本体に取り付けられて開口部を開閉する開閉扉とを備えた収納庫において、開閉扉は、庫内と庫外とを連通する給気路と、給気路と分離した送風路と、送風路の上流側に連通して庫内に面する庫内用吸入口と、送風路の下流側に連通して庫外に面する庫外用吐出口と、送風路に配置した送風機と、送風路に配置した環境悪化物質用吸着装置とを備えたことを特徴とする収納庫。
  4. 開口部を有する収納庫本体と、収納庫本体に取り付けられて開口部を開閉する開閉扉とを備えた収納庫において、収納庫本体は庫内と庫外とを連通する給気路を備え、開閉扉は、送風路と、送風路の上流側に連通して庫内に面する庫内用吸入口と、送風路の下流側に連通して庫外に面する庫外用吐出口と、送風路に配置した送風機と、送風路に配置した環境悪化物質用吸着装置とを備えたことを特徴とする収納庫。
  5. 庫外用吸入口及び/又は庫外用吐出口を通過する風量を調節する風量調節具を配設した請求項1記載の収納庫。
  6. 庫内用吸入口及び/又は庫内用吐出口を通過する風量を調節する風量調節具を配設した請求項1又は5に記載の収納庫。


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