JP2013021084A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】P型拡散層15に起因してN型拡散層13に第1空乏層23が形成される。ゲート電極19にゲート電圧が印加されていない状態では、P型ポリシリコンからなるゲート電極19及びN型拡散層13の仕事関数差に起因してN型拡散層13に第2空乏層25が形成される。空乏層23,25によってソースコンタクト用拡散層9とドレインコンタクト用拡散層11が電気的に遮断される。ゲート電極19にゲート電圧が印加された状態では、第2空乏層25が消滅又は縮小することによってソースコンタクト用拡散層9とドレインコンタクト用拡散層11がN型拡散層13を介して電気的に導通する。
【選択図】図1
Description
また、本発明の半導体装置では、MOSトランジスタの動作時に、第1導電型拡散層を第1導電型のキャリアが流れるので、多数キャリアが電流になる。
また、本発明の半導体装置では、MOSトランジスタの動作時に多数キャリアが電流になるので、本発明の半導体装置に形成されたMOSトランジスタは小さいバイアス条件で大電流を流すことができる。
N型拡散層13は、ソースコンタクト用拡散層9とドレインコンタクト用拡散層11の間のシリコン層5に、ソースコンタクト用拡散層9、ドレインコンタクト用拡散層11及びシリコン層5表面に接して形成されている。N型拡散層13は、ソースコンタクト用拡散層9及びドレインコンタクト用拡散層11よりも薄いN型不純物濃度で形成されている。
ゲート電極19に例えば5Vのゲート電圧が印加されると、図4に示されるように、第2空乏層25が消滅又は縮小することによってソースコンタクト用拡散層9とドレインコンタクト用拡散層11がN型拡散層13を介して電気的に導通する。これにより、ソースコンタクト用拡散層9とドレインコンタクト用拡散層11の間に電流が流れる。
このように、図1のMOSトランジスタは、ノーマリー・オフのMOSトランジスタとして取り扱うことができる。
N型拡散層43は、ソースコンタクト用拡散層39とドレインコンタクト用拡散層41の間のシリコン層5に、ソースコンタクト用拡散層39、ドレインコンタクト用拡散層41、埋め込み絶縁膜3及びシリコン層5表面に接して形成されている。N型拡散層43は、ソースコンタクト用拡散層39及びドレインコンタクト用拡散層41よりも薄いN型不純物濃度で形成されている。
ゲート電極49に例えば5Vのゲート電圧が印加されると、図12に示されるように、第2空乏層55が消滅又は縮小することによってソースコンタクト用拡散層39とドレインコンタクト用拡散層41がN型拡散層43を介して電気的に導通する。これにより、ソースコンタクト用拡散層39とドレインコンタクト用拡散層41の間に電流が流れる。
このように、図9のMOSトランジスタは、ノーマリー・オフのMOSトランジスタとして取り扱うことができる。
図9のMOSトランジスタは2本のゲート電極49及び溝51を備えているのに対して、この実施例のMOSトランジスタは1本のゲート電極49及び溝51を備えている。P型拡散層45は素子分離絶縁膜37に隣接して配置されている。
また、半導体層の材料はシリコン層に限らず、どのような半導体材料であってもよい。
3 埋め込み絶縁膜
5 シリコン層(半導体層)
9,39 ソースコンタクト用拡散層
11,41 ドレインコンタクト用拡散層
13,43 N型拡散層(第1導電型拡散層)
15,45 P型拡散層(第2導電型拡散層)
17,47 ゲート酸化膜(ゲート絶縁膜)
19,49 ゲート電極
23,53 第1空乏層
25,55 第2空乏層
51 溝
Claims (4)
- 支持基板、前記支持基板上に形成された埋め込み絶縁膜及び前記埋め込み絶縁膜上に形成された半導体層をもつSOI基板に形成されたMOSトランジスタを備えた半導体装置において、
前記MOSトランジスタは、前記半導体層に形成された第1導電型ソースコンタクト用拡散層、第1導電型ドレインコンタクト用拡散層、第1導電型拡散層及び第2導電型拡散層、ならびに前記半導体層上に形成されたゲート絶縁膜及びゲート電極を備え、
前記ソースコンタクト用拡散層及びドレインコンタクト用拡散層は前記半導体層に互いに間隔をもって形成されており、
前記第1導電型拡散層は、前記ソースコンタクト用拡散層と前記ドレインコンタクト用拡散層の間の前記半導体層に、前記ソースコンタクト用拡散層、前記ドレインコンタクト用拡散層及び前記半導体層表面に接して、かつ前記ソースコンタクト用拡散層及び前記ドレインコンタクト用拡散層よりも薄い第1導電型不純物濃度で形成されており、
前記第2導電型拡散層は、前記ソースコンタクト用拡散層と前記ドレインコンタクト用拡散層の間の前記半導体層に、前記ドレインコンタクト用拡散層及び前記半導体層表面とは間隔をもって、かつ前記第2導電型拡散層及び前記埋め込み絶縁膜に接して形成されており、
前記ゲート電極は、第2導電型のポリシリコンからなり、かつ上方から見て前記第2導電型拡散層と重なる位置で前記第1導電型拡散層上に前記ゲート絶縁膜を介して形成されており、
前記ゲート電極にゲート電圧が印加されていない状態では、前記ソースコンタクト用拡散層と同じ電位にされた前記第2導電型拡散層に起因して前記第1導電型拡散層に形成される第1空乏層と、前記ゲート絶縁膜を介して配置されている前記ゲート電極及び前記第1導電型拡散層の仕事関数差に起因して前記第1導電型拡散層に形成される第2空乏層によって前記ソースコンタクト用拡散層と前記ドレインコンタクト用拡散層が電気的に遮断され、
前記ゲート電極にゲート電圧が印加された状態では、前記第2空乏層が消滅又は縮小することによって前記ソースコンタクト用拡散層と前記ドレインコンタクト用拡散層が前記第1導電型拡散層を介して電気的に導通することを特徴とする半導体装置。 - 上方から見て、前記ゲート電極は前記ドレインコンタクト用拡散層とは間隔をもって形成されている請求項1に記載の半導体装置。
- 支持基板、前記支持基板上に形成された埋め込み絶縁膜及び前記埋め込み絶縁膜上に形成された半導体層をもつSOI基板に形成されたMOSトランジスタを備えた半導体装置において、
前記MOSトランジスタは、前記半導体層に形成された第1導電型ソースコンタクト用拡散層、第1導電型ドレインコンタクト用拡散層、第1導電型拡散層及び第2導電型拡散層、ならびに前記半導体層に形成された溝内に配置されたゲート絶縁膜及びゲート電極を備え、
前記ソースコンタクト用拡散層及びドレインコンタクト用拡散層は前記半導体層に互いに間隔をもって形成されており、
前記第1導電型拡散層は、前記ソースコンタクト用拡散層と前記ドレインコンタクト用拡散層の間の前記半導体層に、前記ソースコンタクト用拡散層、前記ドレインコンタクト用拡散層、前記埋め込み絶縁膜及び前記半導体層表面に接して、かつ前記ソースコンタクト用拡散層及び前記ドレインコンタクト用拡散層よりも薄い第1導電型不純物濃度で形成されており、
前記溝は、前記第1導電型拡散層及び前記埋め込み絶縁膜に接して形成されており、
前記第2導電型拡散層は、前記ソースコンタクト用拡散層と前記ドレインコンタクト用拡散層の間の前記半導体層に、前記ドレインコンタクト用拡散層及び前記溝とは間隔をもって、かつ前記第1導電型拡散層、前記半導体層表面及び前記埋め込み絶縁膜に接して形成されており、
前記ゲート電極は、第2導電型のポリシリコンからなり、かつ前記溝内に前記ゲート絶縁膜を介して形成されており、
前記ゲート電極にゲート電圧が印加されていない状態では、前記ソースコンタクト用拡散層と同じ電位にされた前記第2導電型拡散層に起因して前記第1導電型拡散層に形成される第1空乏層と、前記ゲート絶縁膜を介して配置されている前記ゲート電極及び前記第1導電型拡散層の仕事関数差に起因して前記第1導電型拡散層に形成される第2空乏層によって前記ソースコンタクト用拡散層と前記ドレインコンタクト用拡散層が電気的に遮断され、
前記ゲート電極にゲート電圧が印加された状態では、前記第2空乏層が消滅又は縮小することによって前記ソースコンタクト用拡散層と前記ドレインコンタクト用拡散層が前記第1導電型拡散層を介して電気的に導通することを特徴とする半導体装置。 - 上方から見て、前記溝は前記ドレインコンタクト用拡散層とは間隔をもって形成されている請求項3に記載の半導体装置。
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