JP2013020792A5 - - Google Patents

Description

上記課題を解決するために、本発明は、電子の照射により放射線を発生するターゲットと、前記ターゲットから発生した放射線の一部を遮蔽するとともに、前記ターゲットから発生した放射線を通過させる開口を備える管状の遮蔽部材と、を有する放射線発生管と、
放射線が透過する窓を有し前記放射線発生管を収納する外囲器と、
前記遮蔽部材と前記外囲器とに接する絶縁性液体と、
を備えた放射線発生装置において、
前記遮蔽部材は、突出部を有しており、前記突出部は、固体の絶縁部材により覆われていることを特徴とする放射線発生装置を提供するものである。

Claims (17)

1. 電子の照射により放射線を発生するターゲットと、前記ターゲットから発生した放射線の一部を遮蔽するとともに、前記ターゲットから発生した放射線を通過させる開口を備える管状の遮蔽部材と、を有する放射線発生管と、
   放射線が透過する窓を有し前記放射線発生管を収納する外囲器と、
   前記遮蔽部材と前記外囲器とに接する絶縁性液体と、
   を備えた放射線発生装置において、
   前記遮蔽部材は、突出部を有しており、前記突出部は、固体の絶縁部材により覆われていることを特徴とする放射線発生装置。
2. 前記突出部は、前記放射線発生管の管軸方向において、前記ターゲットよりも前記外側に突出している前記遮蔽部材の部分であることを特徴とする請求項１に記載の放射線発生装置。
3. 前記絶縁部材は、少なくとも前記遮蔽部材の前記窓と対向する面における内周と外周とを覆っていることを特徴とする請求項１または２に記載の放射線発生装置。
4. 前記絶縁部材は、少なくとも前記遮蔽部材の前記窓と対向する面における内周と外周とで囲まれた領域を覆っていることを特徴とする請求項３に記載の放射線発生装置。
5. 前記突出部は環状であって、前記開口を囲んでいることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載の放射線発生装置。
6. 前記絶縁部材は環状であって、前記突出部を、環状に覆うことを特徴とする請求項５に記載の放射線発生装置。
7. 前記絶縁性液体は、電気絶縁油であることを特徴とする請求項１乃至６のいずれか１項に記載の放射線発生装置。
8. 前記絶縁性液体は、シリコーン油、鉱油の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項７に記載の放射線発生装置。
9. 前記絶縁部材は、前記絶縁性液体よりも電気絶縁性が高いことを特徴とする請求項１乃至９のいずれか１項に記載の放射線発生装置。
10. 前記絶縁部材は、ダイヤモンド、ガラス、窒化シリコン、窒化アルミニウム、酸化アルミニウム、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂の、少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項１乃至９のいずれか１項に記載に放射線発生装置。
11. 前記絶縁部材は、エポキシ樹脂であることを特徴とする請求項１０に記載に放射線発生装置。
12. 前記絶縁部材は、前記開口と前記窓との間に位置することを特徴とする請求項１乃至１１のいずれか１項に記載に放射線発生装置。
13. 前記絶縁部材は、前記開口を塞いでいることを特徴とする請求項１２に記載に放射線発生装置。
14. 前記放射線発生管は、前記ターゲットと対向する位置に電子放出源を備えることを特徴とする請求項１乃至１３のいずれか１項に記載の放射線発生装置。
15. 前記ターゲットは、前記開口に接続されていることを特徴とする請求項１乃至１４のいずれか１項に記載の放射線発生装置。
16. 前記放射線発生管は電子放出源を備えており、
    前記放射線発生装置は前記ターゲットの、ＧＮＤアースに対する電位を＋（Ｖａ−α）［Ｖ］、前記電子放出源の、ＧＮＤアースに対する電位を−α［Ｖ］、（但し、Ｖａ≧α＞０）に、それぞれ規定する電位規定手段を有することを特徴とする請求項１４または１５に記載の放射線発生装置。
17. 請求項１乃至１６のいずれか１項に記載の放射線発生装置と、
    前記放射線発生装置から放出され被検体を透過した放射線を検出する放射線検出器と、
    前記放射線発生装置と前記放射線検出器とを制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする放射線撮影装置。