JP2013007276A - アイドリングストップ制御装置 - Google Patents

アイドリングストップ制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013007276A
JP2013007276A JP2011138713A JP2011138713A JP2013007276A JP 2013007276 A JP2013007276 A JP 2013007276A JP 2011138713 A JP2011138713 A JP 2011138713A JP 2011138713 A JP2011138713 A JP 2011138713A JP 2013007276 A JP2013007276 A JP 2013007276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
narrow street
engine
stop
stop control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011138713A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5569474B2 (ja
Inventor
Takahiro Naito
貴博 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2011138713A priority Critical patent/JP5569474B2/ja
Publication of JP2013007276A publication Critical patent/JP2013007276A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5569474B2 publication Critical patent/JP5569474B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N11/00Starting of engines by means of electric motors
    • F02N11/08Circuits or control means specially adapted for starting of engines
    • F02N11/0814Circuits or control means specially adapted for starting of engines comprising means for controlling automatic idle-start-stop
    • F02N11/0818Conditions for starting or stopping the engine or for deactivating the idle-start-stop mode
    • F02N11/0833Vehicle conditions
    • F02N11/0837Environmental conditions thereof, e.g. traffic, weather or road conditions
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Abstract

【課題】住宅街でエンジンの停止,再始動を禁止することにより、騒音問題の発生を良好に抑制することのできるアイドリングストップ制御装置の提供。
【解決手段】ナビゲーションシステムから自車両が細街路にあるか否かの細街路情報が取得され(S1)、細街路走行中の場合は(S3:YES)、エンジン停止禁止指令が出力される(S5)。すると、自動的にアイドリングストップを行う制御が禁止される。このため、車両が住宅街等の細街路にある場合は、アイドリングストップの制御によるエンジンの停止,再始動を禁止して、騒音問題の発生を良好に抑制することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両のエンジンのアイドリング時にエンジンを自動停止させるアイドリングストップ制御装置に関し、詳しくは、前記自動停止を条件に応じて禁止可能なアイドリングストップ制御装置に関する。
従来より、車両の燃料消費を削減して、地球温暖化の大きな原因となる二酸化炭素を削減するために奨励されているエコドライブの一つの運転術として、交差点等で停車した際に、エンジンを停止させるアイドリングストップが知られている。
しかし、車両が停車する度に、ドライバ自身がエンジンを停止,再始動するのは煩わしい。そこで、停車後に予め設定された時間が経過するなどの停止条件が成立するとエンジンを自動停止し、アクセルペダルが踏み込まれるなどの再始動条件が成立するとエンジンを自動で再始動することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、このようなアイドリングストップ制御装置では、運転者個人の生活エリアや趣向によって、前記停止条件が成立してもエンジンを停止させたくない場合がある。そこで、運転者が予め設定した地域では、エンジンの自動停止を禁止することも提案されている(特許文献2参照)。
特開2000−120464号公報 特開2004−132333号公報
しかしながら、前記アイドリングストップによってエンジンの停止,再始動を行うと、騒音が発生するといった課題がある。特許文献2の技術を用いて、エンジンの自動停止を禁止する地域に住宅街等を運転者が設定した場合はよいが、運転者がそのような設定を行わなかった場合、住宅街でエンジンの停止,再始動が頻繁になされて騒音問題となる可能性がある。
そこで、本発明は、住宅街でエンジンの停止,再始動を禁止することにより、騒音問題の発生を良好に抑制することのできるアイドリングストップ制御装置を提供することを目的としてなされた。
前記目的を達するためになされた本発明は、車両のエンジンのアイドリング時に、予め設定された停止条件が成立すると前記エンジンを停止させる停止制御手段と、前記停止制御手段による前記エンジンの停止後に、予め設定された再始動条件が成立すると前記エンジンを再始動させる再始動制御手段と、を備えたアイドリングストップ制御装置において、前記車両が細街路にあるか否かの情報を取得する細街路情報取得手段と、前記細街路情報取得手段に取得された情報が、前記車両が細街路にあることを指示する場合に、前記停止制御手段による前記エンジンの停止を禁止する停止禁止手段と、を備えたことを特徴としている。
このように構成された本発明のアイドリングストップ制御装置では、車両のエンジンのアイドリング時に、予め設定された停止条件が成立すると停止制御手段がエンジンを停止させ、その停止後に予め設定された再始動条件が成立すると再始動制御手段がエンジンを再始動させる。
また、細街路情報取得手段は、車両が細街路にあるか否かの情報を取得し、その取得された情報が、車両が細街路にあることを指示する場合、停止禁止手段は、前記停止制御手段による前記エンジンの停止を禁止する。このため、車両が住宅街等の細街路にある場合は、停止制御手段によるエンジンの停止が禁止され、ひいては再始動制御手段によるエンジンの再始動も禁止される。従って、本発明では、住宅街でエンジンの停止,再始動を禁止することにより、騒音問題の発生を良好に抑制することができる。
なお、本発明において、細街路の位置情報を記憶する記憶手段と、前記車両の位置を検出する検出手段と、を有するナビゲーションシステムを、前記車両が備えている場合、前記細街路情報取得手段は、前記車両が細街路にあるか否かの情報を前記ナビゲーションシステムから取得してもよい。車両の位置を検出するGPS等の検出手段を備えて車両の走行案内を行うナビゲーションシステムは、道幅が狭くて経路検索の候補に適さない細街路の位置情報も、一般道路の位置情報と共にデータベース等の記憶手段に記憶している場合がある。そこで、前記車両がそのようなナビゲーションシステムを備えている場合、前記細街路情報取得手段は、前記車両が細街路にあるか否かの情報を前記ナビゲーションシステムから取得することができる。従って、その場合、細街路情報取得手段が既存の構成とは独立した構成を利用する場合に比べて、装置の構成を簡略化して製造コストを低減することができる。
また、本発明において、現在時刻を取得する現在時刻取得手段を、更に備え、前記停止禁止手段は、前記細街路情報取得手段に取得された情報が、前記車両が細街路にあることを指示し、かつ、前記現在時刻取得手段に取得された現在時刻が所定の時刻内である場合に、前記停止制御手段による前記エンジンの停止を禁止してもよい。住宅街でエンジンの停止,再始動がなされることによって騒音問題が発生するのは、夜間などの所定の時刻内に限られる場合が多い。そこで、前記細街路情報取得手段に取得された情報が、前記車両が細街路にあることを指示し、かつ、前記現在時刻取得手段に取得された現在時刻が前記所定の時刻内である場合に、前記エンジンの停止を禁止すれば、前記所定の時刻外では前記停止禁止手段による前記禁止が無効化される。従って、その場合、住宅街でも前記所定の時刻外では前記停止制御手段によるエンジンの停止がなされ、車両の消費燃料を一層良好に削減することができる。なお、前記所定の時刻とは、例えば、騒音が問題化しやすい時刻として予め設定された時刻であってもよい。
また、本発明において、前記車両が細街路にあった直近の時刻から、前記車両が細街路を離れてからの時間を計算する細街路脱出後時間計算手段を、更に備え、前記停止禁止手段は、前記細街路脱出後時間計算手段により計算された時間が所定時間以内の場合も、前記停止制御手段による前記エンジンの停止を禁止してもよい。この場合、停止禁止手段は、車両が細街路にある場合に限らず、車両が細街路を離れてからの時間が所定時間以内の場合も、停止制御手段による前記エンジンの停止を禁止する。従って、この場合、住宅街の近傍におけるエンジンの停止,再始動が禁止され、騒音問題の発生を一層良好に抑制することができる。
また、本発明において、前記車両の最近傍の細街路までの距離を取得する最近傍細街路距離情報取得手段を、更に備え、前記停止禁止手段は、前記最近傍細街路距離情報取得手段により取得された距離が所定値以下の場合も、前記停止制御手段による前記エンジンの停止を禁止してもよい。この場合、停止禁止手段は、車両が細街路にある場合に限らず、車両から最近傍の細街路までの距離が所定値以下の場合も、停止制御手段による前記エンジンの停止を禁止する。従って、この場合、住宅街の近傍におけるエンジンの停止,再始動が禁止され、騒音問題の発生を一層良好に抑制することができる。
また、本発明において、道路側に設けられた送信装置からの情報を受信する路車間通信手段を、前記車両が備えている場合、前記細街路情報取得手段は、前記車両が細街路にあるか否かの情報を、前記路車間通信手段が受信した情報から取得してもよい。道路側に設けられた送信装置からの情報を受信する路車間通信手段によっても、車両が細街路にあるか否かの情報を取得することができる。そこで、前記細街路情報取得手段が、前記車両が細街路にあるか否かの情報を、前記路車間通信手段が受信した情報から取得する場合、細街路情報取得手段が既存の構成とは独立した構成を利用する場合に比べて、装置の構成を簡略化して製造コストを低減することができる。
第1実施形態に係るアイドリングストップシステムの全体構成図である。 そのシステムにおけるエンジン停止禁止判定処理のフローチャートである。 第2実施形態に係るエンジン停止禁止判定処理のフローチャートである。 第3実施形態に係るエンジン停止禁止判定処理のフローチャートである。 第4実施形態に係るエンジン停止禁止判定処理のフローチャートである。 第5実施形態に係るアイドリングストップシステムの全体構成図である。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[第1実施形態]
<構成>
図1は、本発明が適用された第1実施形態のアイドリングストップシステムを表す全体構成図である。図1に示すように、本実施形態のアイドリングストップシステムは、エンジンを始動させるエンジン始動装置2と、アクセルペダルの操作状況を検出するアクセルペダルセンサ3と、ブレーキペダルの操作状況を検出するブレーキペダルセンサ4と、エンジンの運転状態を検出及び制御するエンジンECU5と、本システムが設けられた車両の走行案内を行うナビゲーションシステム6と、アクセルペダルセンサ3,ブレーキペダルセンサ4,エンジンECU5,ナビゲーションシステム6からから取得した情報に基づき、エンジン始動装置2及びエンジンECU5を制御して、エンジンのアイドリング時にエンジンを停止,再始動させるアイドリングストップ制御装置1とを備えている。
そして、アイドリングストップシステムを構成する各装置類1〜6は、車両ネットワーク(例えばCAN)7を介して、相互に接続されている。つまり、各装置類1〜6は、いずれも、車両ネットワーク7を介した通信を可能とする通信コントローラを少なくとも備えている。
なお、アクセルペダルセンサ3及びブレーキペダルセンサ4は、いずれも、ペダルの操作状況としてペダルの踏込量(0%〜100%)を検出し、その検出結果を、車両ネットワーク7を介して、少なくともアイドリングストップ制御装置1及びエンジンECU5に送信する。
エンジンECU5は、車両ネットワーク7を介して、エンジンの運転に関わる各種情報を車両各部から取得して、エンジンの運転状態を制御すると共に、エンジンの運転状態を示すエンジン状態情報(停止/運転/アイドリング等)をアイドリングストップ制御装置1に送信する。また、エンジンECU5は、車両ネットワーク7を介してエンジン停止指令を受信した場合は、エンジンを停止させる。以下では、アイドリングストップ制御装置1からのエンジン停止指令によってエンジンを停止させること及びその停止した状態をアイドリングストップと言う。
ナビゲーションシステム6は、GPS,ジャイロスコープ等を備えて車両の位置を検出する位置検出装置と、地図情報を記憶したデータベースとを備え、目的地までの経路検索や車両の走行案内を行う。なお、本実施形態のナビゲーションシステム6は、道幅が狭くて経路検索の候補に適さない細街路の位置情報も、一般道路の位置情報と共にデータベースに記憶している。そして、このナビゲーションシステム6は、自車両の位置と自車両が細街路にあるか否かを検出し、その検出結果を細街路情報として車両ネットワーク7を介してアイドリングストップ制御装置1に送信する。
エンジン始動装置2は、車両ネットワーク7を介してエンジン始動指令を受信すると、エンジンを始動させるもので、スタータモータによって構成されている。
<アイドリングストップ制御装置>
アイドリングストップ制御装置1は、エンジンECU5から受信するエンジン状態情報に示されたエンジンの運転状態が“アイドリング”であり、かつ、予め設定された停止条件が成立している場合に、エンジンECU5に対してエンジン停止指令を出力する制御を実行する停止制御部10と、停止制御部10の制御によるエンジンの停止後(すなわち、アイドリングストップ中)に、予め設定された再始動条件が成立すると、エンジン始動装置2に対してエンジン始動指令を出力する制御を実行する再始動制御部20とを備えている。
停止制御部10は、以下に説明するエンジン停止禁止判定処理を実行することにより、ナビゲーションシステム6を介して自車両が細街路にあると判定された場合は、エンジン停止指令を出力しない制御(エンジン停止禁止)を実行する。自車両が細街地にある場合以外の前記停止条件としては、エンジンがアイドリング状態になってから予め設定された猶予時間が経過することを用いることができるがこれに限ったものではない。一方、再始動制御部20は、アイドリングストップ中にブレーキペダルが離された場合に、車両ネットワーク7を介してエンジン始動装置2にエンジン始動指令を送信する。
なお、アイドリングストップ制御装置1は、CPU,ROM,RAMを備えた周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、停止制御部10及び再始動制御部20は、前記CPUが前記ROMに記憶されたプログラムを実行する処理によって実現される。
<エンジン停止禁止判定処理の詳細>
以下、前記CPUが実行する処理のうち、前述のエンジン停止禁止判定処理について、図2に示すフローチャートに沿って説明する。なお、この処理は、エンジンの運転中に所定間隔で繰り返し実行される。
図2に示すように、この処理では、先ず、S1にてナビゲーションシステム6から細街路情報が取得される。すなわち、ナビゲーションシステム6が前述のように送信する自車両が細街路にあるか否かの情報(細街路情報)が、車両ネットワーク7を介して取得される。続くS3では、S1にて取得された細街路情報に基づき、車両が細街路を走行中(停車中も含む)であるか否かが判断される。
そして、細街路走行中でない場合は(S3:NO)、そのまま処理が一旦終了する。この場合、停止制御部10及び再始動制御部20による処理は、前述の停止条件,再始動条件に応じて通常通りに実行される。
一方、細街路走行中の場合は(S3:YES)、S5にてエンジン停止禁止指令が出力された後、処理が一旦終了する。このエンジン停止禁止指令が出力されると、停止制御部10は、前記停止条件が成立してもエンジン停止指令を出力しない。このため、アイドリングストップもなされず、ひいては、再始動制御部20によるエンジンの始動もなされない。
<効果>
以上説明したように、アイドリングストップ制御装置1では、車両が細街路にあるときは(S3:YES)、アイドリングストップを禁止する(S5)。このため、車両が住宅街等の細街路にある場合は、エンジンの停止,再始動を禁止して、騒音問題の発生を良好に抑制することができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。本実施形態では、第1実施形態とは、エンジン停止禁止判定処理が異なるだけであるため、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。図3は、第2実施形態に係るエンジン停止禁止判定処理を表すフローチャートである。すなわち、本実施形態のエンジン停止禁止判定処理は、前述のS3とS5との間に、次のようなS11,S13の処理を挿入した点において異なる。
車両が細街路走行中の場合(S3:YES)、処理はS11へ移行し、現在の時刻が取得される。続くS13では、その時刻が予め設定された所定の時刻内(例えば夜間)であるか否かが判断される。そして、所定の時刻内である場合は(S13:YES)、処理は前述のS5へ移行してエンジン停止禁止指令が出力され、所定の時刻内でない場合は(S13:NO)、処理はそのまま一旦終了する。
住宅街でエンジンの停止,再始動がなされることによって騒音問題が発生するのは、夜間などの所定の時刻内に限られる場合が多い。そこで、本実施形態では、所定の時刻内である場合にのみ(S13:YES)、前記エンジン停止禁止指令が出力されるようにしているのである。このため、本実施形態では、住宅街でも前記所定の時刻外ではアイドリングストップがなされ(S13:NO)、車両の消費燃料を一層良好に削減することができる。なお、前記所定の時刻とは、例えば、騒音が問題化しやすい時刻として、県民性や国民性を考慮して車両の出荷先毎に予め設定された時刻であってもよい。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。本実施形態も、第1実施形態とは、エンジン停止禁止判定処理が異なるだけであるため、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。図4は、第3実施形態に係るエンジン停止禁止判定処理を表すフローチャートである。
本実施形態では、車両が細街路走行中の場合(S3:YES)、処理はS21へ移行し、前記RAMの所定領域に記憶された細街路滞在時刻が現在の時刻によって更新され、続いて処理は前述のS5へ移行する。このため、第1実施形態と同様に、細街路走行中はアイドリングストップが禁止される。
一方、車両が細街路走行中でない場合(S3:NO)、処理はS22へ移行し、現在の時刻が取得される。続くS23では、S21にて記憶されている細街路滞在時刻とS22にて取得された現在時刻との差が、細街路脱出後の時間Tdとして計算される。更に続くS24では、S23にて計算された時間Tdが予め設定された所定値以下であるか否かが判断され、所定値以下の場合は(S24:YES)、処理は前述のS5へ移行し、所定値を超える場合は(S24:NO)、処理はそのまま一旦終了する。
本実施形態では、車両が細街路にある場合(S3:YES)に限らず、車両が細街路を離れてからの時間Tdが所定時間(所定値)以内の場合も(S24:YES)、アイドリングストップが禁止される(S5)。このため、住宅街の近傍におけるエンジンの停止,再始動が禁止され、騒音問題の発生を一層良好に抑制することができる。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態について説明する。本実施形態も、第1実施形態とは、エンジン停止禁止判定処理が異なるだけであるため、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。図5は、第4実施形態に係るエンジン停止禁止判定処理を表すフローチャートである。
本実施形態では、車両が細街路走行中の場合は(S3:YES)、第1実施例と同様に処理は前述のS5へ移行し、アイドリングストップが禁止される。一方、車両が細街路走行中でない場合(S3:NO)、処理はS31へ移行し、ナビゲーションシステム6を介して自車両から最近傍の細街路までの距離Dt(直線距離)が取得される。続くS32では、S31にて取得された距離Dtが予め設定された所定値未満であるか否かが判断され、所定値未満の場合は(S32:YES)、処理は前述のS5へ移行し、所定値以上の場合は(S32:NO)、処理はそのまま一旦終了する。
本実施形態では、車両が細街路にある場合(S3:YES)に限らず、最近傍の細街路までの距離Dtが所定値未満の場合も(S32:YES)、アイドリングストップが禁止される(S5)。このため、住宅街の近傍におけるエンジンの停止,再始動が禁止され、騒音問題の発生を一層良好に抑制することができる。
[第5実施形態]
次に、第5実施形態について説明する。図6は、第5実施形態に係るアイドリングストップシステムを表す全体構成図である。図6に示すように、本実施形態のアイドリングストップシステムは、ナビゲーションシステム6の代わりに路車間通信器8を用いた点において異なり、他は第1実施形態と同様であるため、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。
路車間通信器8は、交差点等に設置された道路側の送信装置からの情報を受信するもので、この路車間通信器8が受信するデータからも、車両が細街路にあるか否かの情報を取得することができる。そこで、本実施形態では、自車両が細街路にあるか否かを路車間通信器8が検出し、その検出結果を細街路情報として車両ネットワーク7を介してアイドリングストップ制御装置1に送信する。すると、アイドリングストップ制御装置1は、その細街路情報に基づき、図2に示した前述のエンジン停止禁止判定処理を実行する。この場合も、第1実施形態と同様の効果が生じる。なお、アイドリングストップ制御装置1は、図3〜図5に示したエンジン停止禁止判定処理を実行してもよく、その場合も、第2〜第4実施形態と同様の効果が生じる。
[他の実施形態]
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において様々な態様にて実施可能である。
例えば、前記各実施形態では、アイドリングストップ制御装置1は、ブレーキ踏込量,アクセル踏込量,エンジン運転状態,エンジン停止指令,エンジン始動指令を、車両ネットワーク7を介して入出力するように構成したが、その全部または一部を、エンジン始動装置2,アクセルペダルセンサ3,ブレーキペダルセンサ4,エンジンECU5との間でそれぞれ直接的に入出力するように構成してもよい。
また、前記各実施形態では、アイドリングストップを禁止する際はエンジン停止禁止判定処理を実行する毎にエンジン停止禁止指令を繰り返し出力しているが(S5)、フラグを利用することによって、アイドリングストップの禁止設定とその解除とを行ってもよい。更に、前記各実施形態では、車両に設けられた既存のナビゲーションシステム6または路車間通信器8を利用して細街路情報を取得しているが、細街路情報取得手段は既存の構成とは独立した構成を利用してもよい。但し、前記各実施形態のように、前記細街路情報取得手段が既存の構成を利用して細街路情報を取得する場合、細街路情報取得手段が既存の構成とは独立した構成を利用する場合に比べて、装置の構成を簡略化して製造コストを低減することができる。また、ナビゲーションシステム6と路車間通信器8とは併用してもよく、その場合、路車間通信で最新の道路情報を取得することができる。
[発明との対応]
なお、前記実施形態において、停止制御部10が停止制御手段、再始動制御部20が再始動制御手段、路車間通信器8が路車間通信手段、ナビゲーションシステム6の位置検出装置が検出手段、ナビゲーションシステム6のデータベースが記憶手段、S1の処理が細街路情報取得手段、S5の処理が停止禁止手段、S11の処理が現在時刻取得手段、S23の処理が細街路脱出後時間計算手段、S31の処理が最近傍細街路距離情報取得手段に相当する。
1…アイドリングストップ制御装置 2…エンジン始動装置
3…アクセルペダルセンサ 4…ブレーキペダルセンサ
6…ナビゲーションシステム 7…車両ネットワーク
8…路車間通信器 10…停止制御部
20…再始動制御部

Claims (6)

  1. 車両のエンジンのアイドリング時に、予め設定された停止条件が成立すると前記エンジンを停止させる停止制御手段と、
    前記停止制御手段による前記エンジンの停止後に、予め設定された再始動条件が成立すると前記エンジンを再始動させる再始動制御手段と、
    を備えたアイドリングストップ制御装置において、
    前記車両が細街路にあるか否かの情報を取得する細街路情報取得手段と、
    前記細街路情報取得手段に取得された情報が、前記車両が細街路にあることを指示する場合に、前記停止制御手段による前記エンジンの停止を禁止する停止禁止手段と、
    を備えたことを特徴とするアイドリングストップ制御装置。
  2. 前記車両は、細街路の位置情報を記憶する記憶手段と、前記車両の位置を検出する検出手段と、を有するナビゲーションシステムを、備え、
    前記細街路情報取得手段は、前記車両が細街路にあるか否かの情報を前記ナビゲーションシステムから取得することを特徴とする請求項1に記載のアイドリングストップ制御装置。
  3. 現在時刻を取得する現在時刻取得手段を、
    更に備え、
    前記停止禁止手段は、前記細街路情報取得手段に取得された情報が、前記車両が細街路にあることを指示し、かつ、前記現在時刻取得手段に取得された現在時刻が所定の時刻内である場合に、前記停止制御手段による前記エンジンの停止を禁止することを特徴とする請求項1または2に記載のアイドリングストップ制御装置。
  4. 前記車両が細街路にあった直近の時刻から、前記車両が細街路を離れてからの時間を計算する細街路脱出後時間計算手段を、
    更に備え、
    前記停止禁止手段は、前記細街路脱出後時間計算手段により計算された時間が所定時間以内の場合も、前記停止制御手段による前記エンジンの停止を禁止することを特徴とする請求項1または2に記載のアイドリングストップ制御装置。
  5. 前記車両の最近傍の細街路までの距離を取得する最近傍細街路距離情報取得手段を、
    更に備え、
    前記停止禁止手段は、前記最近傍細街路距離情報取得手段により取得された距離が所定値以下の場合も、前記停止制御手段による前記エンジンの停止を禁止することを特徴とする請求項1または2に記載のアイドリングストップ制御装置。
  6. 前記車両は、道路側に設けられた送信装置からの情報を受信する路車間通信手段を、備え、
    前記細街路情報取得手段は、前記車両が細街路にあるか否かの情報を、前記路車間通信手段が受信した情報から取得することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のアイドリングストップ制御装置。
JP2011138713A 2011-06-22 2011-06-22 アイドリングストップ制御装置 Expired - Fee Related JP5569474B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011138713A JP5569474B2 (ja) 2011-06-22 2011-06-22 アイドリングストップ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011138713A JP5569474B2 (ja) 2011-06-22 2011-06-22 アイドリングストップ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013007276A true JP2013007276A (ja) 2013-01-10
JP5569474B2 JP5569474B2 (ja) 2014-08-13

Family

ID=47674829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011138713A Expired - Fee Related JP5569474B2 (ja) 2011-06-22 2011-06-22 アイドリングストップ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5569474B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015194118A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 株式会社デンソー アイドルストップ制御装置
JP2018178852A (ja) * 2017-04-12 2018-11-15 トヨタ自動車株式会社 リモート始動システム、センタサーバ

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000110608A (ja) * 1998-10-05 2000-04-18 Toyota Motor Corp 車両のエンジン制御装置
JP2000120464A (ja) * 1998-10-15 2000-04-25 Toyota Motor Corp 車両のエンジン制御装置
JP2000130209A (ja) * 1998-10-23 2000-05-09 Mazda Motor Corp 車両のエンジン自動停止装置
JP2000352331A (ja) * 1999-06-09 2000-12-19 Toyota Motor Corp 内燃機関の制御装置
JP2001050076A (ja) * 1999-08-03 2001-02-23 Denso Corp エンジンの自動制御装置
JP2003041964A (ja) * 2001-07-31 2003-02-13 Mazda Motor Corp 車両のアイドルストップ装置
JP2003044985A (ja) * 2001-07-31 2003-02-14 Mazda Motor Corp 車両の走行制御装置
JP2004132333A (ja) * 2002-10-15 2004-04-30 Nissan Motor Co Ltd 車両の制御装置
JP2004225584A (ja) * 2003-01-21 2004-08-12 Mazda Motor Corp 車両のエンジン制御装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000110608A (ja) * 1998-10-05 2000-04-18 Toyota Motor Corp 車両のエンジン制御装置
JP2000120464A (ja) * 1998-10-15 2000-04-25 Toyota Motor Corp 車両のエンジン制御装置
JP2000130209A (ja) * 1998-10-23 2000-05-09 Mazda Motor Corp 車両のエンジン自動停止装置
JP2000352331A (ja) * 1999-06-09 2000-12-19 Toyota Motor Corp 内燃機関の制御装置
JP2001050076A (ja) * 1999-08-03 2001-02-23 Denso Corp エンジンの自動制御装置
JP2003041964A (ja) * 2001-07-31 2003-02-13 Mazda Motor Corp 車両のアイドルストップ装置
JP2003044985A (ja) * 2001-07-31 2003-02-14 Mazda Motor Corp 車両の走行制御装置
JP2004132333A (ja) * 2002-10-15 2004-04-30 Nissan Motor Co Ltd 車両の制御装置
JP2004225584A (ja) * 2003-01-21 2004-08-12 Mazda Motor Corp 車両のエンジン制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015194118A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 株式会社デンソー アイドルストップ制御装置
JP2018178852A (ja) * 2017-04-12 2018-11-15 トヨタ自動車株式会社 リモート始動システム、センタサーバ

Also Published As

Publication number Publication date
JP5569474B2 (ja) 2014-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7693651B2 (en) Methods and systems for monitoring fuel status of vehicles
JP5319402B2 (ja) エコラン状態通知装置及びエコラン状態通知方法
JP5115354B2 (ja) 運転支援装置
JP2008296798A (ja) 車両の制御装置
JP2011253379A (ja) 運転支援装置
JP2016070805A (ja) 車両用情報処理装置
JP4978439B2 (ja) 車両用走行支援装置
US20160186674A1 (en) Electronic controller
JP5029588B2 (ja) アイドリング停止通知装置
JP2008309068A (ja) 車両制御装置
JP2011202638A (ja) アイドルストップ制御装置
JP2009264352A (ja) 車載装置
JP2015063220A (ja) 走行支援装置
JP5569474B2 (ja) アイドリングストップ制御装置
JP5496176B2 (ja) 衝突被害軽減システム
JP2011204120A (ja) 情報提供装置
JP4983932B2 (ja) エンジン停止制御装置
JP2010053867A (ja) 内燃機関を自動投入/遮断するためのエンジン起動/停止ユニット
JP2014159752A (ja) 車両のアイドルストップ制御装置
JP5163248B2 (ja) 車群走行制御システム
KR101765592B1 (ko) Ⅰsg 시스템 제어 장치 및 방법
JP6065401B2 (ja) エコモード制御装置
JP2008279854A (ja) 車両の制御装置
JP5577740B2 (ja) ナビゲーション装置
JP5218205B2 (ja) ハイブリッド車両

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130801

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140311

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140512

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140527

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140609

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5569474

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees