JP2015194118A - アイドルストップ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アイドルストップ制御装置10は、停車することを条件に内燃機関を停止させるアイドルストップ機能を備えるものであり、車両が所定範囲内に位置するか否かを判定する判定処理部41と、判定処理部41によって車両が所定範囲内に位置すると判定された場合にアイドルストップ機能を解除する解除処理部42と、を備える。
【選択図】図1
Description
(A)アイドルストップ制御部12による制御
≪メイン制御フロー≫
例えば図4に示す制御フローは、アイドルストップ制御部12(以下、単に「制御部12」と称する)が所定時間ごとに自動的に実行するメイン制御フローの一例である。なお、メイン制御フローを実行するサイクルは適宜変更して設定することができる。制御部12は、このメイン制御を開始すると、アイドルストップ制御の実行条件が成立しているか否かを判定する(A1)。この場合、制御部12は、次の条件のうち少なくとも何れか1つが成立している場合に、アイドルストップ制御の実行条件が成立していると判定するように設定されている。なお、条件3における所定速度は、適宜変更して設定することができる。
条件1:アイドルストップスイッチ32がオンされていること
条件2:ブレーキスイッチ31がオンされていること
条件3:車速が所定速度以下であること
条件1:車両が所定範囲外に位置していること
条件2:車速が所定速度以上であること
条件3:ナビゲーション装置52との連動が解除されていること
例えば図5に示すように、制御部12は、待機状態中処理を開始すると、解除中フラグがオフ(クリア)されているか否かを確認する(B1)。制御部12は、解除中フラグがオフされている場合(B1:YES)には、アイドルストップ制御状態に遷移する(B2)。そして、制御部12は、送信データとして「アイドルストップ移行要求」を設定して(B3)、この処理を終了する。一方、制御部12は、解除中フラグがオフされていない場合(B1:NO)には、送信データとして「アイドルストップ終了要求」を設定して(B4)、この処理を終了する。
例えば図6に示すように、制御部12は、アイドルストップ制御状態中処理を開始すると、ナビゲーション装置52と連動するか否かを判定する(C1)。制御部12は、ナビゲーション装置52と連動する場合(C1:YES)には、アイドルストップ機能の解除条件が成立しているか否かを判定する(C2)。この場合、制御部12は、次の条件のうち少なくとも何れか1つが成立している場合に、アイドルストップ機能の解除条件が成立していると判定するように設定されている。なお、条件4における「バッテリの交換時期が近くない」とは、アイドルストップ制御装置10に登録されているバッテリの交換時期まで所定期間が残っている状態を示し、その所定期間は、適宜変更して設定することができる。また、条件1における所定ポイントは、自宅、駐車場、ユーザによって登録された登録地点、経路案内時に設定される目的地などが設定される。特に条件1が成立する場合、それは、上述の解除中フラグのクリア条件における条件1で規定されている「所定範囲」内に車両が位置していることも意味する。
条件1:車両が所定ポイントに接近していること
条件2:駐車場が混雑状況でないこと
条件3:車両の周辺に渋滞が発生していないこと
条件4:車両のバッテリの交換時期が近くないこと
条件5:異常なダイアグ情報が入力されていないこと
条件1:車速が所定速度以下であること
条件2:ブレーキスイッチ31がオンされていること
例えば図7に示すように、制御部12は、エンジン停止状態中処理を開始すると、ナビゲーション装置52と連動するか否かを判定する(D1)。制御部12は、ナビゲーション装置52と連動する場合(D1:YES)には、アイドルストップ機能の解除条件が成立しているか否かを判定する(D2)。なお、解除条件の内容は、上述した解除条件と同様である。制御部12は、アイドルストップ機能の解除条件が成立している場合(D2:YES)には、解除中フラグをオンして(D3)、ステップD4に移行する。一方、制御部12は、車両が所定範囲内に位置していない場合(D1:NO)、または、アイドルストップ機能の解除条件が成立していない場合(D2:NO)には、解除中フラグをオンすることなく、ステップD4に移行する。
条件1:解除中フラグがオンであること
条件2:ブレーキスイッチ31がオフされていること
例えば図8に示すように、制御部12は、エンジン再始動状態中処理を開始すると、エンジン制御部11から与えられる復帰判定結果が「復帰完了」であるか否かを確認する(E1)。制御部12は、復帰判定結果が「復帰完了」である場合(E1:YES)には、待機状態に遷移する(E2)。そして、制御部12は、送信データとして「アイドルストップ終了要求」を設定して(E3)、この処理を終了する。一方、制御部12は、復帰判定結果が「復帰完了」でない場合(E1:NO)には、送信データとして「エンジン再始動要求」を設定して(E4)、この処理を終了する。
≪メイン制御フロー≫
例えば図9に示す制御フローは、エンジン制御部11(以下、単に「制御部11」と称する)が所定時間ごとに自動的に実行するメイン制御フローの一例である。なお、メイン制御フローを実行するサイクルは適宜変更して設定することができる。制御部11は、このメイン制御フローを開始すると、制御部12からアイドルストップ解除要求、アイドルストップ中止要求、アイドルストップ終了要求のうち何れかを受信したか否か(F1)、および、制御部12からアイドルストップ移行要求を受信したか否か(F2)を監視する。
例えば図10に示す制御フローは、制御部11がクランクセンサ21からの入力を受けるごとに自動的に実行するエンジン制御処理の一例である。制御部11は、エンジン制御処理を開始すると、当該制御部11がアイドルストップ制御状態であるか否かを判定する(G1)。制御部11は、アイドルストップ制御状態である場合(G1:YES)には、制御部12からエンジン再始動要求を受信したか否か(G2)、および、制御部12からエンジン停止要求を受信したか否か(G3)を監視する。
条件1:クランクセンサ21からの入力値に基づき、エンジンが所定回数以上回転したことが確認されたこと
条件2:クランクセンサ21からの入力値に基づき、エンジンの回転速度が所定速度以上となっていることが確認されたこと
また、本実施形態によれば、アイドルストップ制御装置10は、所定の解除条件が成立している場合にアイドルストップ機能を解除するように構成されている。これにより、アイドルストップ機能が必要以上に解除されてしまうことを防止することができる。
また、本実施形態によれば、アイドルストップ制御装置10は、ナビゲーション装置52と連動するか否かを、ユーザによるナビゲーション装置52の操作に基づいて、換言すれば、ユーザの意思に基づいて決めることができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。例えば、アイドルストップ制御装置10に各種情報を提供する外部システムは、ナビゲーション装置52に限られるものではない。
Claims (5)
- 停車することを条件に内燃機関を停止させるアイドルストップ機能を備えるアイドルストップ制御装置(10)であって、
車両が所定範囲内に位置するか否かを判定する判定手段(41)と、
前記判定手段によって車両が所定範囲内に位置すると判定された場合に前記アイドルストップ機能を解除する解除手段(42)と、
を備えるアイドルストップ制御装置。 - 前記解除手段は、所定の解除条件が成立している場合に前記アイドルストップ機能を解除するように構成されている請求項1に記載のアイドルストップ制御装置。
- 前記解除条件として、渋滞が発生していないこと、駐車場が混雑状況でないことのうち少なくとも何れか1つが設定されている請求項2に記載のアイドルストップ制御装置。
- 前記解除手段は、前記アイドルストップ機能を解除可能な有効状態と解除不能な無効状態とに切り換え可能に構成されている請求項1から3の何れか1項に記載のアイドルストップ制御装置。
- 前記所定範囲として、自宅、駐車場、ユーザによって登録された登録地点、経路案内時に設定される目的地のうち少なくとも何れか1つの周辺領域が設定されている請求項1から4の何れか1項に記載のアイドルストップ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014072294A JP2015194118A (ja) | 2014-03-31 | 2014-03-31 | アイドルストップ制御装置 |
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JP2014072294A Pending JP2015194118A (ja) | 2014-03-31 | 2014-03-31 | アイドルストップ制御装置 |
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-
2014
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