JP2013003389A - カメラボディ、レンズ鏡筒、及び、レンズ交換式カメラ - Google Patents
カメラボディ、レンズ鏡筒、及び、レンズ交換式カメラ Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】開口部の周縁部に設けた複数のボディ側バヨネット爪25、26、27と、隣合うボディ側バヨネット爪の間に形成されたボディ側円弧状隙間28、29、30に位置し、隣接する2つのボディ側バヨネット爪との間隔がすべてのレンズ側バヨネット爪55、56、57より短い突起32と、ボディ側バヨネット爪の直後にレンズ側バヨネット爪が位置したときに、レンズ側バヨネット面が前方から当接するボディ側マウント面24と、を備えることを特徴とするカメラボディ20。
【選択図】図3
Description
この種のカメラボディの開口部の周縁部には内周側に向かって突出する複数(例えば3つ)のボディ側バヨネット爪が設けてあり、各ボディ側バヨネット爪の背後には、後ろ向きの付勢力を発生する付勢手段がそれぞれ設けてある。一方、交換式レンズ鏡筒の後端部には外周側に向かって突出する複数(例えば3つ)のレンズ側バヨネット爪が設けてある。
そのため従来は、各レンズ側バヨネット爪がそれぞれ所定の円弧状隙間に対してのみ遊嵌可能となるように、各ボディ側バヨネット爪、円弧状隙間、及び、レンズ側バヨネット爪の長手寸法(周方向長)を意図的に互いに異ならせていた。
従って、レンズ鏡筒とカメラボディを所定の相対回転角度位置以外の位置で接続しようとしても、寸法の長いボディ側バヨネット爪のカメラボディ内への進入が寸法の短い円弧状隙間によって阻止されるので、レンズ鏡筒がカメラボディに対して誤った相対回転位置において誤装着されることはない。
しかし各部位の寸法差が微小になると、所定の相対回転角度位置以外の位置においてレンズ鏡筒を自身の軸線を傾けながらカメラボディに接続しようとした場合に、各レンズ側バヨネット爪が各円弧状隙間を通過してしまい、レンズ鏡筒とカメラボディが誤装着されてしまうおそれがある。
この場合は、3つの上記ボディ側バヨネット爪の少なくとも一つが他のボディ側バヨネット爪とは長さが異なり、3つの上記円弧状隙間の中で最も長いものに上記突起が位置していてもよい。
さらに3つの上記ボディ側バヨネット爪の長さが全て異ならせてもよい。
さらに3つの上記レンズ側バヨネット爪の少なくとも一つが他のレンズ側バヨネット爪とは長さが異なり、3つの上記レンズ側バヨネット爪の中で最も長いものに上記凹部を形成してもよい。
一方、レンズ鏡筒とカメラボディを所定の(正規の)相対回転角度位置以外の位置において接続しようとするときは、いずれかのレンズ側マウントのカメラボディ内への進入が突起によって確実に阻止される。そのためレンズ鏡筒とカメラボディの誤装着を確実に防止できる。
しかも本発明の誤装着防止手段は、カメラボディ又はレンズ鏡筒に形成した突起と、レンズ鏡筒又はカメラボディに形成した凹部とからなる簡単な構成なので、大幅なコストアップを招くこともない。
図示するように本実施形態のカメラ10は、互いに着脱可能なカメラボディ20とレンズ鏡筒50を具備している。
中間支持板37の前面には、中央矩形孔38の直上に位置しかつ上記中心軸を中心とする円弧形状をなす円弧状突部39が前向きに一体的に突設してある。開口孔22(ボディ側マウント環23)が小径であるため、円弧状突部39の右側部分と左側部分は、正面視においてボディ側バヨネット爪25、26とそれぞれ開口孔22の径方向に対向している。また円弧状突部39の中央部はボディ側円弧状隙間30と径方向に対向している。円弧状突部39の前面には複数のピン支持孔が一定間隔で並べて形成してあり、各ピン支持孔には金属製の接点ピン40、40a、41、41a(ボディ側接点部)が設けてある。円弧状突部39の前面は、ボディ側バヨネット爪26とほぼ同じ位置まで前方に突出している。接点ピン40、40a、41、41aは円弧状突部39の前面から大きく前方に突出する突出位置(図2、図3参照)と後方に押し込まれて円弧状突部39内に完全に埋没する押込位置との間を前後方向にスライド自在であり、各ピン支持孔内に設けた圧縮コイルバネ42(図7参照。接点付勢手段)の前向きの付勢力によって突出位置側に移動付勢されている。図7に示すように、レンズ鏡筒50をカメラボディ20に装着した状態下においては(非装着の状態においても)、接点ピン40、40a、41、41aの前端部はボディ側マウント面24より後方でかつボディ側バヨネット爪25、26、27の後面(対向面)より前方に位置する。右側端部に位置する2つの接点ピン40、40aは外装ケース21内の中間支持板37より後方に位置する後方空間に設けたバッテリ(不図示)と接続され、各接点ピン41、41aは該後方空間に設けた(CPU等を具備する)制御装置(不図示)と接続される。図3に示したように前方から見たときに、右端の接点ピン40aと付勢バネS1は共に円弧状突部39の径方向延長線(図3の一点鎖線参照)上に位置しており、左端の接点ピン41aと付勢バネS2は共に円弧状突部39の径方向延長線(図3の一点鎖線参照)上に位置している。
また外装ケース21の後方空間には、中央矩形孔38の直後に位置し、かつ正面視において円弧状突部39の直下(内周側近傍)に位置する撮像素子44が設けてある。
鏡筒本体51の後端面には金属からなる円環状部材であるレンズ側マウント環52が固定してある。レンズ側マウント環52は、鏡筒本体51の後端面に固定され、その後面がレンズ側マウント面53aを構成する固定環状部53と、固定環状部53から後方に延びる円筒部54と、円筒部54の後端部から外周側に向かって突出するレンズ側バヨネット爪55、56、57と、を一体的に具備している。レンズ側バヨネット爪55、56、57は上記レンズ群の光軸を中心とする円弧形状であり、光軸を中心とする略等角度間隔で円筒部54に突設してある。図示するようにレンズ側バヨネット爪56の長さ(周方向長)はレンズ側バヨネット爪57より長く、レンズ側バヨネット爪55の長さはレンズ側バヨネット爪56よりさらに長い。さらにレンズ側バヨネット爪55の外周縁部には円弧形状の凹部58が凹設してある。隣合うレンズ側バヨネット爪55、56、57の間にはそれぞれ光軸を中心とする円弧形状をなすレンズ側円弧状隙間59、60、61が形成してある。図示するようにレンズ側バヨネット爪55とレンズ側バヨネット爪57の間に形成されたレンズ側円弧状隙間60の長さ(周方向長)は、レンズ側バヨネット爪55とレンズ側バヨネット爪56の間に形成されたレンズ側円弧状隙間59より長く、レンズ側バヨネット爪56とレンズ側バヨネット爪57の間に形成されたレンズ側円弧状隙間61の長さはレンズ側円弧状隙間60より長い。
さらに、レンズ側バヨネット爪55、56、57の外周面の後縁部には、面取り処理を施すことによって所定の曲率半径の曲面からなるR面55a、56a、57aが形成してある。
またレンズ側マウント面53aにはロック用孔62が形成してある。
さらに絶縁部材63の後面の内周部には合成樹脂からなる内側円筒部材66が固定してある。内側円筒部材66の後端面の中央部には上記レンズ群を後方に露出させるための円形孔67が形成してある。
図4、図5、及び、図7に示すように、レンズ側マウント環52の円筒部54と内側円筒部材66の間には後方から見たときに円弧形状をなす凹溝68が形成してあり、凹溝68の底面を構成する絶縁部材63の後面には、周方向に等角度間隔で複数(接点ピン40、40a、41、41aと同数)の金属からなる接点69(レンズ側接点部)が固定してある。これらの接点69は上記モータやメモリ等と接続している。
まず、開口孔22の中心軸とレンズ鏡筒50のレンズ光軸を一致させ、かつ、凹部58の周方向位置を突起32と一致させ、この状態でレンズ鏡筒50の後端部を前方からカメラボディ20のボディ側マウント環23に接近させて、レンズ側バヨネット爪55をボディ側円弧状隙間28を通して外装ケース21の内部空間に進入させる。そしてレンズ側バヨネット爪56をボディ側円弧状隙間29を通して外装ケース21の内部空間に進入させ、レンズ側バヨネット爪57をボディ側円弧状隙間30を通して外装ケース21の内部空間に進入させる。レンズ側バヨネット爪55をボディ側円弧状隙間28に挿入すると凹部58が突起32に遊嵌する(凹部58が突起32の外側を通過する)ので、レンズ側バヨネット爪55はボディ側円弧状隙間28に接触することなく外装ケース21の内部空間に進入する。このようにしてレンズ側バヨネット爪55、56、57を外装ケース21の内部空間(ボディ側バヨネット爪25、26、27より後方)に移動させると、レンズ鏡筒50のレンズ側マウント面53aがカメラボディ20のボディ側マウント面24に前方から当接し、かつレンズ側マウント面53aの一部によってロック位置に位置していたロックピン34がアンロック位置まで押し込まれる(同時に非操作位置に位置していたロック解除ボタン35が操作位置に移動する)。この状態でレンズ鏡筒50全体を前方から見て時計方向に約60°回転させるとロック用孔62がロックピン34の直前に位置し、レンズ側マウント面53aによってアンロック位置に保持されていたロックピン34が上記付勢手段の付勢力によってロック位置に移動復帰して(同時に操作位置に位置していたロック解除ボタン35が上記付勢手段の付勢力によって非操作位置に移動復帰する)ロック用孔62に嵌合するので、レンズ鏡筒50はそれ以上回転できなくなる。また図7に示すように、レンズ鏡筒50が回転するときに円筒部54の一部が円弧状突部39とボディ側マウント面24の間の凹状の円弧空間45に位置するので、レンズ鏡筒50の回転動作は円滑に行われる。さらにレンズ側バヨネット爪55、56、57がそれぞれ付勢バネS2、S3、S1を前向きに弾性変形させながらボディ側バヨネット爪26、27、25の直後に位置し、レンズ側バヨネット爪55、56、57が付勢バネS2、S3、S1の後ろ向きの付勢力によって後方に押圧されるので、レンズ側マウント面53aとボディ側マウント面24の当接状態が保持される。従って、このようにしてレンズ鏡筒50をカメラボディ20に装着すると、ロック解除ボタン35を操作しない限りレンズ鏡筒50がカメラボディ20から脱落することはない。なお、このとき突起32はレンズ側バヨネット爪55、56、57とは異なる周方向位置に位置する。
さらに、レンズ鏡筒50をカメラボディ20に装着するときにレンズ鏡筒50の光軸を開口孔22の中心軸に対して傾けると、いずれかのレンズ側バヨネット爪55、56、57が斜め方向からボディ側円弧状隙間30に進入しようとする。しかしこのレンズ側バヨネット爪55、56、57は円弧状突部39の中央部に当接することになるので、レンズ側バヨネット爪55、56、57のカメラボディ20内への進入が阻止される。そのためレンズ鏡筒50は適正な方向(すなわち光軸とほぼ平行な方向)からのみカメラボディ20に対して装着可能である。
従って、凹部58の周方向位置を突起32と一致させずにレンズ鏡筒50をカメラボディ20に対して接続したり、レンズ鏡筒50をカメラボディ20に対して傾けながら装着する誤装着を確実に防止できる。
レンズ鏡筒50をカメラボディ20から取り外す場合は、まず手で非操作位置に位置しているロック解除ボタン35を操作位置まで押し込み、ロック位置に位置していたロックピン34をアンロック位置まで移動させてロック用孔62から脱出させる。するとレンズ鏡筒50がカメラボディ20に対して相対回転可能になるので、レンズ鏡筒50を前方から見て反時計方向に約60°回転させることにより凹部58を突起32の直後に位置させ、レンズ鏡筒50全体をカメラボディ20に対して前方に移動させる。するとレンズ側バヨネット爪55がボディ側円弧状隙間28を通して外装ケース21の内部空間から前方に脱出し、レンズ側バヨネット爪56がボディ側円弧状隙間29を通して外装ケース21の内部空間から前方に脱出し、レンズ側バヨネット爪57がボディ側円弧状隙間30を通して外装ケース21の内部空間から前方に脱出するので、レンズ鏡筒50がカメラボディ20から分離する。
しかも本発明の誤装着防止手段は、カメラボディ20に形成した突起32及び円弧状突部39と、レンズ鏡筒50に形成した凹部58とからなる簡単な構成なので、大幅なコストアップを招くこともない。
さらに、レンズ側バヨネット爪55、56、57にR面55a、56a、57aを施しているので、仮にレンズ鏡筒50をカメラボディ20に接続するときにR面55a、56a、57aを誤って接点ピン40、40a、41、41aに接触させてしまっても、接点ピン40、40a、41、41aが傷つくのを防止できる。
またレンズ鏡筒50は接点69が凹溝68内に位置する構造なので、レンズ鏡筒50をカメラボディ20から分離したときにユーザーの手等が接点69に触れるおそれを小さくすることが可能である。
さらにレンズ鏡筒50をカメラボディ20から分離したときにユーザーの手等が接点ピン40、40a、41、41aに接触すると、接点ピン40、40a、41、41a全体が圧縮コイルバネ42の付勢力に抗して対応する各ピン支持孔内に移動することにより、ユーザーの手等から伝わった押圧力を吸収するので、接点ピン40、40a、41、41aの破損を防止できる。また、接点ピン40、40a、41、41a全体が各ピン支持孔内に位置するので、ピン40、40a、41、41a全体が円弧状突部39によって保護される。
さらに、外装ケース21の内部空間の中間支持板37より後方に位置する部分には上記バッテリや制御装置等を収納するための上記後方空間が形成してあるものの、本実施形態では接点ピン40、40a、41、41aの前端部がボディ側バヨネット爪25、26、27の後面(対向面)より前方に位置しているので、カメラボディ20全体の光軸方向寸法を(接点ピン40、40a、41、41aの前端部をボディ側バヨネット爪25、26、27の後面より後方に位置させる場合に比べて)小さくする(薄型化する)ことが可能である。
またレンズ鏡筒50の後面には、カメラボディ20と接続したときに円弧状突部39及び接点ピン40、40a、41、41aを受容する凹溝68が形成してあるので、カメラボディ20とレンズ鏡筒50を接続したときのカメラ10の光軸方向寸法を(レンズ鏡筒50に接点ピン40、40a、41、41aを受容する凹溝68を形成しない場合に比べて)小さくする(薄型化する)ことが可能である。
また、円弧状突部39の前面は、カメラボディ20の厚み方向(開口孔22の中心軸と平行方向)にボディ側バヨネット爪25、26とほぼ同じ位置まで前方に突出しており、ボディ側バヨネット爪25、26と円弧状突部39の前面がほぼ平面的な配置となっているので(ほぼ同一平面上に位置するので)、不用意に指でバヨネット爪や円弧状突部39周辺を触った場合であっても、指先に強くバヨネット爪のエッジが当たったり両者に挟まれることが防止でき、より安全なマウント構造を実現できる。
また前方から見たときにレンズ側バヨネット爪57の一部が接点ピン40aと同一の径方向延長線上に位置し、レンズ側バヨネット爪57の当該部分を付勢バネS1が後方に付勢する。さらに前方から見たときにレンズ側バヨネット爪55の一部が接点ピン41aと同一の径方向延長線上に位置し、レンズ側バヨネット爪55の当該部分を付勢バネS2が後方に付勢する。そのため、ボディ側マウント環23の周方向と平行な方向に配列された複数の接点ピン40、40a、41、41aを対応する各接点69に対してそれぞれ均等な圧力で確実に接触させることができる。
例えば、カメラボディ20側に設けた突起32とレンズ鏡筒50側に設けた凹部58との凹凸関係をレンズ鏡筒50側とカメラボディ20側とに逆の関係で適用した構成としても良い。この場合は、上記実施形態で説明したカメラボディ側マウント構造とレンズ鏡筒側マウント構造とを入れ替えた構造、すなわち、ボディ側マウント環23に設けた突起32をレンズ側マウント環52(固定環状部53)に設けるとともに、レンズ側マウント環52に設けた凹部58をボディ側マウント環23に設けるといった変更も可能である。
また、カメラボディ20に形成するボディ側バヨネット爪とレンズ鏡筒50に形成するレンズ側バヨネット爪の数は3つである必要はなく、複数(ただしボディ側バヨネット爪とレンズ側バヨネット爪は同数)であればいくつでもよい。なお、ボディ側バヨネット爪の数がいくつであっても、各ボディ側バヨネット爪の後面には付勢バネを設け、突起32の後面には付勢バネを設けないようにする。
さらに全てのボディ側バヨネット爪どうしの長さ、全ての(ボディ側バヨネット爪の間に位置する)円弧状隙間どうしの長さ、全てのレンズ側バヨネットどうしの長さ、及び、全ての(レンズ側バヨネット爪の間に位置する)円弧状隙間どうしの長さを互いに異ならせるのではなく、一部のものの長さだけを他のもの長さと異ならせたり、あるいは全て長さにしてもよい。ただし、いずれの場合であっても、突起32と突起32に隣接するボディ側バヨネット爪との間隔(周方向長)は最も短いレンズ側バヨネット爪より長く設定する。
さらに凹溝68を、レンズ側バヨネット環52の円筒部54と内側円筒部材66の間に位置する環状溝としてもよい。
また(ボディ側バヨネット爪の間に位置する)円弧状隙間の中で一番長いものとは異なるもの(例えば一番短い円弧状隙間)に突起32を設けても良い。
また本実施形態のカメラ10はカメラボディ20に撮像素子44を設けたデジタルカメラであるが、銀塩カメラに本発明を適用してもよい。
20 カメラボディ
21 外装ケース
22 開口孔
23 ボディ側マウント環
24 ボディ側マウント面
25 26 27 ボディ側バヨネット爪
28 29 30 ボディ側円弧状隙間
32 突起
34 ロックピン
35 ロック解除ボタン
37 中間支持板
38 中央矩形孔
39 円弧状突部
40 41 接点ピン(ボディ側接点部)
42 圧縮コイルバネ(接点付勢手段)
44 撮像素子
50 レンズ鏡筒
51 鏡筒本体
52 レンズ側マウント環
53 固定環状部
53a レンズ側マウント面
54 円筒部
55 56 57 レンズ側バヨネット爪
58 凹部
59 60 61 レンズ側円弧状隙間
62 ロック用孔
63 絶縁部材
66 内側円筒部材
67 円形孔
68 凹溝
69 接点(レンズ側接点部)
S1 S2 S3 付勢バネ(後方付勢手段)
Claims (12)
- 後端部に設けた外周側に向かって突出する複数のレンズ側バヨネット爪と、いずれかの上記レンズ側バヨネット爪の外周縁部に形成した凹部と、レンズ側マウント面と、を備えるレンズ鏡筒が、自身の前面に形成した略円形の開口部に対して着脱可能なカメラボディであって、
上記開口部の周縁部に設けた内周側に向かって突出する複数のボディ側バヨネット爪と、
隣合う上記ボディ側バヨネット爪の間に形成された円弧状隙間に位置し、隣接する2つの上記ボディ側バヨネット爪との間隔がすべての上記レンズ側バヨネット爪より短く、上記各レンズ側バヨネット爪を対応する上記円弧状隙間に位置させたときに上記凹部に遊嵌し、かつ上記ボディ側バヨネット爪の直後に位置する上記各レンズ側バヨネット爪とは異なる周方向位置に位置する突起と、
上記ボディ側バヨネット爪の直後に上記レンズ側バヨネット爪が位置したときに、上記レンズ側バヨネット面が前方から当接するボディ側マウント面と、
を備えることを特徴とするカメラボディ。 - 請求項1記載のカメラボディにおいて、
上記ボディ側バヨネット爪、及び、上記レンズ側バヨネット爪が3つであるカメラボディ。 - 請求項2記載のカメラボディにおいて、
3つの上記ボディ側バヨネット爪の少なくとも一つが他のボディ側バヨネット爪とは長さが異なり、3つの上記円弧状隙間の中で最も長いものに上記突起が位置するカメラボディ。 - 請求項2または3記載のカメラボディにおいて、
3つの上記ボディ側バヨネット爪の長さが全て異なるカメラボディ。 - 請求項1から4のいずれか1項記載のカメラボディにおいて、
上記ボディ側バヨネット爪が円弧形状であり、
上記カメラボディの内部に前向きに突設した、上記突起を設けていないいずれかの上記円弧状隙間、及び、該円弧状隙間に隣接する2つの上記ボディ側バヨネット爪から内周側に離間し、かつ上記ボディ側バヨネット爪と同心をなす円弧状突部を備えるカメラボディ。 - 前面に形成した略円形の開口部の周縁部に設けた内周側に向かって突出する複数のボディ側バヨネット爪と、隣合う上記ボディ側バヨネット爪の間に形成された円弧状隙間に位置する突起と、ボディ側マウント面と、を備えるカメラボディの上記開口部に対して着脱可能なレンズ鏡筒であって、
後端部に設けた、外周側に向かって突出し、上記突起と隣接する2つの上記ボディ側バヨネット爪との間隔より長く、上記ボディ側バヨネット爪の直後に位置したときに上記突起とは異なる周方向位置に位置する複数のレンズ側バヨネット爪と、
いずれかの上記レンズ側バヨネット爪の外周縁部に形成した、上記各レンズ側バヨネット爪を対応する上記円弧状隙間に位置させたときに上記突起が遊嵌する凹部と、
上記ボディ側バヨネット爪の直後に上記レンズ側バヨネット爪が位置したときに、上記ボディ側マウント面に対して前方から当接するレンズ側マウント面と、
を備えることを特徴とするレンズ鏡筒。 - 請求項6記載のレンズ鏡筒において、
上記ボディ側バヨネット爪、及び、上記レンズ側バヨネット爪が3つであるレンズ鏡筒。 - 請求項7記載のレンズ鏡筒において、
3つの上記レンズ側バヨネット爪の少なくとも一つが他のレンズ側バヨネット爪とは長さが異なり、3つの上記レンズ側バヨネット爪の中で最も長いものに上記凹部を形成したレンズ鏡筒。 - 前面に形成した開口部の周縁部に設けた内周側に向かって突出する複数のボディ側バヨネット爪、隣合う上記ボディ側バヨネット爪の間に形成された円弧状隙間に位置する突起、及び、ボディ側マウント面を備えるカメラボディと、
後端部に設けた、外周側に向かって突出し、上記突起と隣接する2つの上記ボディ側バヨネット爪との間隔より長く、上記ボディ側バヨネット爪の直後に位置するとき上記突起とは異なる周方向位置に位置する複数のレンズ側バヨネット爪、いずれかの上記レンズ側バヨネット爪の外周縁部に形成した、上記各レンズ側バヨネット爪を対応する上記円弧状隙間に位置させたときに上記突起が遊嵌する凹部、及び、上記ボディ側バヨネット爪の直後に上記レンズ側バヨネット爪が位置したときに、上記ボディ側マウント面に対して前方から当接するレンズ側マウント面、を備えるレンズ鏡筒と、
を具備することを特徴とするレンズ交換式カメラ。 - 前面に形成した開口部の周縁部に設けた内周側に向かって突出する複数のボディ側バヨネット爪、隣合う上記ボディ側バヨネット爪の間に形成された複数のボディ側円弧状隙間、及び、ボディ側マウント面を備えるカメラボディと、
後端部に設けた、外周側に向かって突出する複数のレンズ側バヨネット爪、隣合う上記レンズ側バヨネット爪の間に形成された複数のレンズ側円弧状隙間、及び、上記ボディ側バヨネット爪の直後に上記レンズ側バヨネット爪が位置したときに、上記ボディ側マウント面に対して前方から当接するレンズ側マウント面、を備えるレンズ鏡筒と、
を具備し、
いずれかの上記レンズ側バヨネット爪に凹部を形成し、かつ、いずれかの上記ボディ側円弧状隙間に、隣接する2つの上記ボディ側バヨネット爪との間隔がすべての上記レンズ側バヨネット爪より短く、上記各レンズ側バヨネット爪を対応する上記ボディ側円弧状隙間に位置させたときに上記凹部に遊嵌し、かつ上記ボディ側バヨネット爪の直後に位置する上記各レンズ側バヨネット爪とは異なる周方向位置に位置する突起を設けるか、
又は、
いずれかの上記ボディ側バヨネット爪に凹部を形成し、かつ、いずれかの上記レンズ側円弧状隙間に、隣接する2つの上記レンズ側バヨネット爪との間隔がすべての上記ボディ側バヨネット爪より短く、上記各ボディ側バヨネット爪を対応する上記レンズ側円弧状隙間に位置させたときに上記凹部に遊嵌し、かつ上記レンズ側バヨネット爪の直前に位置する上記各ボディ側バヨネット爪とは異なる周方向位置に位置する突起を設けたことを特徴とするレンズ交換式カメラ。 - 請求項9または10記載のレンズ交換式カメラにおいて、
上記ボディ側バヨネット爪、及び、上記レンズ側バヨネット爪が3つであるレンズ交換式カメラ。 - 請求項11記載のレンズ交換式カメラにおいて、
3つの上記ボディ側バヨネット爪の少なくとも一つが他のボディ側バヨネット爪とは長さが異なり、3つの上記円弧状隙間の中で最も長いものに上記突起が位置し、
3つの上記レンズ側バヨネット爪の少なくとも一つが他のレンズ側バヨネット爪とは長さが異なり、3つの上記レンズ側バヨネット爪の中で最も長いものに上記凹部を形成したレンズ交換式カメラ。
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