JP2012523976A - 電鉄における、2×27.5kVの室外モジュール化電気装置を搭載した新型のオートトランス式動力給電システム - Google Patents

電鉄における、2×27.5kVの室外モジュール化電気装置を搭載した新型のオートトランス式動力給電システム Download PDF

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Abstract

電鉄における、2×27.5kVの室外モジュール化電気装置を搭載した新型オートトランス方式の動力給電システムは、電鉄側に設置された動力サブステーションを含み、動力サブステーションの出力側はアップライン/ダウンライン動力ネットワークとつながり、アップライン/ダウンライン動力ネットワークのサプライアーム中間及び末端には並列給電機能を備えた並列設備が設置され、2つの隣接する動力サブステーションのアップライン/ダウンライン動力ネットワークのフィーダーの間のニュートラルセクションの地域を越えて給電する機能を備えた地域を越える設備が設置され、並列設備はAT設備とつながる。並列設備は4つの並列給電ユニットを含み、4つの並列給電ユニットは並列給電用モジュール化電気装置であり、AT設備は4つの集積式ATポストを含み、集積式AT所は第1AT変圧器、第2AT変圧器及びATポスト用モジュール化電気装置を含む。
【選択図】図7

Description

本発明は電鉄におけるオートトランス(AT、単巻変圧器)式動力(牽引)給電システムに関する。
国内外の高速鉄道、旅客専用鉄道、重貨物車の動力給電システムは主に2×27.5kVのAT給電方式を採用して、電力機関車の動力給電の需要を満足させている。AT給電方式の動力給電システムは主に動力変電所(サブステーション)、区間ポスト(部)、ATポスト、動力ネットワークからなっており、かつフィーダー(供給アーム)の中間がATポストを通り、末端が区間ポストを通る並列給電方式(図1を参照する)を採用しており、同方式の動力ネットワークはインピーダンスが小さく、動力ネットワーク電圧損失を減少し、給電品質を改善することができる。各部の2×27.5kVの設備は主に室内GIS充気式スイッチボックスを採用しており、また室内グリッド間隔配置方式を採用するのもある。
1、既存のATポスト
(1)既存のATポストメインコネクタ
既存のATポストメインコネクタについて図2を参照する。
既存のATポストにおけるH1〜H5はGIS充気式スイッチボックスで、AT1、AT2はオートトランスである。
正常運行の時、H1における1DLブレーカと1G隔離スイッチが閉合し、H2における2DLブレーカと2G隔離スイッチが閉合し、第1動力サブステーションの給電するアップライン/ダウンライン動力ネットワークは1DL、1G及び2DL、2Gを通じてフィーダー中間の並列給電を実現する。アップライン(またはダウンライン)動力ネットワークに故障が生じた場合には、1DL、2DLに遅延開放がなく、動力サブステーションの(サーキット)ブレーカは開放して、故障を解消する。故障の解消後、動力サブステーションのブレーカは自動的に閉合し、動力ネットワークに再度給電する。故障が非永久故障の場合、1DLと2DLはそれぞれ電圧で閉合し、並列給電を回復する。故障が永久故障の場合、動力サブステーションブレーカは加速して開放して、故障回路を排除するが、この場合、1DLと2DLは開放状態を引き続き保持し、故障回路の回復後、それぞれ閉合し、並列給電を回復する。
H3における3DLブレーカ、3G隔離スイッチ及びAT1オートトランスは、H4における4DLブレーカ、4G隔離スイッチ及びAT2オートトランスの間で、互いに閉鎖されており、同時に動作できず、互いに固定予備(バックアップ)になっている。正常運行の時、3DLと3Gが閉合し、AT1に電流が運ばれる。AT1が故障した時、3DLは開放し、AT1は非稼働になり、予備装置が起動し、4DLと4Gは自動的に閉合し、AT2は動作する。
従って、正常運行の時、H1、H2とH3、H4とは、運行方式において、直接な電気的連携がなく、実際に1DL、1G、2DL、2Gからなる並列給電ユニットに分解することができるが、3DL、3G、AT1、4DL、4G、AT2からなる独立のATポストは、それぞれ並列給電及びATポストの機能を実現している。よって、既存のATポストは、並列給電ユニット及び改良した集積式ATポストから組み合わせられた電気施設として見なせる。従って、我々は、工事の需要に応じて、製品製造から並列給電ユニットを、鉄道ラインの側に設置された、専用場所が要らない、接触ネットワーク支柱と同じ縦軸線に位置する、かつ側方のクリアランスの要求を満たす独立のモジュール化した電気装置に設計することができる。改良したATポストを、敷地面積が比較的少なく、独立の、汎用性を備えた集積電気装置に設計することができる。これらはいずれも、工場の製造を主とし、現場の施工量を減少し、施工周期を短縮し、土地資源を節約し、工事投資を節約することができる。
(2)既存のATポスト全体平面配置方式
既存のATポスト全体平面配置図について図3を参照する。
既存のATポストは室内、室外など2部分の設備からなっており、そのうちオートトランスAT1、AT2は室外に配置され、その他の設備はスイッチボックス方式で室内に配置され、すべての27.5kVの入力及び出力ワイヤはいずれもケーブル方式を採用している。設備配置の需要に応じて、高圧室、二次設備室(交流・直流電源モニタ。総合自動化システムモニタ。ビデオコントロールモニタ等)、通信室、工具室など主要生産ルームも設置する必要がある。同時に、入力出力ワイヤ用高圧ケーブルが比較的多いので、生産ルームの下にケーブル通路を設置し、ケーブル敷設要求を満足させる必要がある。同タイプのATポストは各種の機能がそろっているが、各種の設備及び生産ルームの配置に応じて、約20×40mの場所を選択して、ATポストの配置需要を満足させる必要があるため、場所選定の難度は大きい。それと同時に、4サイクルの27.5kVケーブル入力出力ワイヤ、4サイクルのスイッチボックスとATとの27.5kV接続ケーブル、及び生産ルームは多くの投資を必要とする。
2、既存の区間ポスト
(1)既存の区間ポストメインコネクタ
既存の区間ポストメインコネクタについて図4を参照する。
正常運行の時、H1における11G隔離スイッチとH2における21G隔離スイッチは開放する。H1における1DLブレーカと1G隔離スイッチは閉合し、H3における3DLブレーカと3G隔離スイッチは閉合し、第1動力サブステーションが給電するアップライン/ダウンライン動力ネットワークは1DL、1G及び3DL、3Gを通じてフィーダー末端への並列給電を実現する。アップライン(またはダウンライン)動力ネットワークに故障が生じた場合には、1DL、3DLに遅延開放がなく、動力サブステーションブレーカは開放して、故障を解消する。故障の解消後、動力サブステーションブレーカは自動的に閉合し、動力ネットワークに再度給電する。故障が非永久故障の場合、1DLと3DLはそれぞれ電圧で閉合し、並列給電を回復する。故障が永久故障の場合、動力サブステーションブレーカは加速して開放して、故障回路を排除するが、この場合、1DLと2DLは開放状態を引き続き保持し、故障回路の回復後、それぞれ閉合し、並列給電を回復する。同様、H2における2DLと2G及びH4における4DLと4Gは閉合し、第2動力サブステーションが給電するアップライン/ダウンライン動力ネットワークは2DLと2G及び4DLと4Gを通じてフィーダー末端への並列給電を実現する。
H5における5DLブレーカ、5G隔離スイッチ及びAT1オートトランスは、H7における7DLブレーカ、7G隔離スイッチ及びAT2オートトランスとの間は、互いに閉鎖されており、同時に動作できず、互いに固定バックアップとなっている。正常運行の時、5DLと5Gが閉合し、AT1に電流が運ばれる。AT1が故障した時、5DLは開放し、AT1は非稼働になり、予備装置が起動し、7DLと7Gが自動的に閉合し、AT2が動作する。同様に、AT3、AT4も同時に動作できず、互いに固定バックアップになっている。
第1動力サブステーションが何かの原因で非稼働になった場合、H1における11G隔離スイッチとH2における21G隔離スイッチとは閉合し、第2動力サブステーションは11G、21Gを通じて第1動力サブステーションのアップライン/ダウンライン動力ネットワークに地域を越えて給電する。反対に、第2動力サブステーションが故障した時、第1動力サブステーションも11G、21Gを通じて地域を越えて給電する。
従って、H1、H3、H5、H7、AT1、AT2及びH2、H4、H6、H8、AT3、AT4はそれぞれ2つの既存のATポストを構成している。正常運行の時、運行方式において、それらの間に直接な電気的連携がないが、地域を越えて給電する必要があった時、11G、21G隔離スイッチにより接続して地域を越える給電機能を実現する。従って、既存の区間ポストは2つの既存のATポストと地域を越える給電隔離スイッチから構成されていると考えられる。
既存の区間ポスト及びATポストの機能を分析すれば、我々は、既存の区間ポストを2つの独立の並列給電ユニット、2つの独立の集積式ATポスト、及び、2つの独立の地域を越える給電ユニットがワイヤによって一緒に組み合わせられた電気施設と見なせる。従って、我々は、工事の需要に応じて、製品製造から、並列給電ユニット及び地域を越える給電ユニットをそれぞれ鉄道ラインの側に設置された、専用場所が要らない、接触ネットワーク支柱と同じ縦軸線に位置する、かつ側方のクリアランスの要求を満たす独立のモジュール化された電気装置に設計することができる。改良したATポストを、敷地面積が比較的少なく、独立の、汎用性を備えた集積電気装置に設計することができる。これらはいずれも、工場の製造を主とし、現場の施工量を減少し、施工周期を短縮し、土地資源を節約し、工事投資を節約することができる。
(2)既存の区間ポスト全体平面配置方式
既存の区間ポスト全体平面配置図について図5を参照する。
既存の区間ポストは室内、室外など2部分の設備からなっており、そのうちオートトランスAT1〜AT4は室外に配置され、その他の設備はスイッチボックス方式で室内に配置され、すべての27.5kV入力及び出力ワイヤはいずれもケーブル方式を採用している。設備配置の需要に応じて、高圧室、二次設備室(交流・直流電源モニタ。総合自動化システムモニタ。ビデオコントロールモニタ等)、通信室、工具室など主要生産ルームも設置する必要がある。同時に、入力出力ワイヤ用高圧ケーブルが比較的多いので、生産ルームの下にケーブル通路を設置し、ケーブル敷設要求を満足させる必要がある。同タイプの区間ポストは各種の機能がそろっているが、各種の設備及び生産ルームの配置に応じて、ニュートラルセクションを設置する駅の近くに約30×40mの場所を選択して、区間ポストの配置需要を満足させる必要があるため、場所選定の難度は大きい。それと同時に、8サイクルの27.5kVケーブル入力出力ワイヤ、4サイクルのスイッチボックスとATとの27.5kV接続ケーブル、及び生産ルームは多くの投資を必要とする。
3、既存の動力サブステーション
既存の動力サブステーションメインコネクタについて図6を参照する。
既存の動力変圧器の2×27.5kVブレーカ、電圧変圧器、電流変流器、隔離スイッチ等主要設備の中、電線隔離スイッチ、避雷リングが室外に配置されるほか、その他の設備はいずれもGIS充気式スイッチボックスを採用して室内に配置されており、いずれも生産ルームを設置して初めて製品の使用要求をかなうことができる。高圧室27.5kV入力出力ワイヤはいずれもケーブル方式を採用しており、入力出力ワイヤの高圧ケーブルが比較的多いので、生産ルームの下にケーブル通路を設置してケーブルの敷設要求を満足させる必要がある。この配置方式は給電信頼性が比較的高いが、土地収用、生産ルーム、GIS充気式スイッチボックス、27.5kVケーブル等は比較的多くの投資が必要である。
4、国内外の2×27.5kV設備の製造現状
現在、国内外の既存の電鉄動力給電システムAT給電方式の動力サブステーション、区間ポスト、ATポストが使用する2×27.5kVスイッチボックスは主にSF6ガスを充填するGIS方式を採用しているが、使用過程におけるSF6ガスの漏洩による環境汚染を防止するために、製品製造プロセスには大量な対策を講じているので、製品の製造コストは非常に高く、プロジェクト投資は比較的多い。そして、空気絶縁の2×27.5kVスイッチボックスは、電気的に安全な距離の要求を満たすために、製品の外形サイズが大きすぎ、比較的大きな場所及び生産ルームを必要としている。室内グリッド間隔方式を採用する場合、場所の面積及び生産ルームはもっと大きくなる。2×27.5kV室外ブレーカ、電圧変圧器、電流変流器、隔離スイッチ等設備を採用するのもあるが、これらはいずれも単体設備なので、室外に配置される時、比較的大きな場所を必要とする。2×27.5kVの室外の独立部品の組合せ式電気装置を採用するのもあり、室外配置方式を採用して建物面積と用地面積を減少したが、必要な用地面積は依然として比較的大きい。
従って、次のような開発を行うことが必要である:動力サブステーション、並列給電ユニット、集積式ATポスト、地域を越える給電ユニット、動力ネットワークからなる、アップライン/ダウンライン動力ネットワークのフィーダー中間及び末端において並列給電ユニットを通じて並列給電を実現する、2つの動力サブステーションの間に地域を越える給電ユニットを通じて地域を越える給電を実現する電鉄動力給電システムの新型AT給電方式を開発して、動力サブステーション、区間ポスト、ATポスト、動力ネットワークからなる、フィーダーの中間においてATポスト、末端において区間ポストを通じて並列給電を実現する既存の電鉄動力給電システムのAT給電方式を代替する。2×27.5kV室外モジュール化電気装置を開発して、新型AT給電方式の需要を満足させて、既存のAT区間ポストを代替し、かつフィーダーの末端の並列給電機能を満足させ、2つの隣接動力サブステーションの間の地域を越える給電需要を満足させる。既存のATポストを代替し、かつフィーダー中間の並列給電機能を満足させる。専用の場所が不要で、鉄道線路の側の場所を自由に選択して取り付けることができる。全室外の動力サブステーション配置需要を満足させる。高信頼性、保守不要性を有し、小型化の特徴を有する。並列給電ユニットと整合した、土地の占用面積が比較的小さく、工場化の製造水準が高く、生産ルームが不要で、かつ土地資源、ケーブル投資を節約できる新型集積式ATポストを開発する。並列給電モジュール化電気装置及び地域を越える給電モジュール化電気装置に応用される集積式電源ボックス及び制御ボックス、集積式ATポストに応用される室外プレハブ式保護計量制御ボックス、動力サブステーションに応用される室外プレハブ式保護計量制御ボックスを開発し、これらの製品はモジュール化電気装置やATポスト及び動力サブステーションの全室外配置の需要を満足させる必要がある。本発明は、電鉄AT度応力給電システムの安全な給電、柔軟な給電の需要を満足させる。当番者がいらない、見守り者がいらない要求を満たす。同時に土地資源、生産ルーム、給電線路への投資を節約できる。現場施工量を減少し、施工周期を短縮することができる。
実際のプロジェクトにおいて、動力給電の計算要求により、フィーダー中部の適切な場所に中間並列給電ユニット及び集積式ATポストを設置することができる。フィーダー末端電圧の最適な場所にニュートラルセクション、末端並列給電ユニット及び集積式ATポスト、地域を越える給電ユニットを設置することができる。並列給電ユニット、地域を越える給電ユニット、集積式ATポストは既に標準化により設計し、製造されるので、プロジェクトの設計の時、並列給電ユニット、地域を越える給電ユニットを動力ネットワークにおける1つのスイッチ設備と見なし、集積式ATポストを動力変電の1つのスイッチ設備と見なし、単独の設計を行わなく、それらの具体的な取付場所を確定すれば、設計作業量を減少し、設計周期を短縮し、プロジェクト進度を加速することができる。
既存の電鉄動力給電システムのAT給電方式の敷地面積が大きく、投資コストが高く、保守が不便であるなどの欠陥を克服するために、本発明は、専用場所、入力出力ケーブル通路及び給電線、生産ルーム、輸送道路が要らない並列給電及び地域を越える給電に応用されるモジュール化電気装置、及びATポストと動力サブステーションの敷地面積を減少し、投資コストを下げ、高信頼性、保守不要性を備えた2×27.5kV室外モジュール化電気装置を搭載した電鉄動力給電システムの新型AT給電方式を開発した。
本発明が技術課題を解決するために採用する技術プログラムは次の通りである:
2×27.5kV室外モジュール化電気装置を搭載した電鉄新型AT給電方式の動力給電システムで、次の構造を備えている:電鉄側に設置された動力サブステーションを含んでおり、前記動力サブステーションの出力側はアップライン/ダウンライン動力ネットワークとつながり、且つ、前記アップライン/ダウンライン動力ネットワークはそれぞれ接触掛設T線と電線F線を含んでおり、アップライン/ダウンライン動力ネットワークのフィーダーの中間及び末端には並列給電機能を備えた並列設備が設置されており、2つの隣接する動力サブステーションのアップライン/ダウンライン動力ネットワークのフィーダーの間のニュートラルセクションのところに地域を越えて給電する機能を備えた地域を越える設備が設置されており、前記並列設備はAT設備とつながっている。前記並列設備は第1並列給電ユニット、第2並列給電ユニット、第3並列給電ユニット、及び、第4並列給電ユニットを含んでおり、前記地域を越える設備は第1地域を越える給電ユニット及び第2地域を越える給電ユニットを含んでおり、前記AT設備は第1集積式ATポスト、第2集積式ATポスト、第3集積式ATポスト及び第4集積式ATポストであり、前記第1並列給電ユニットは前記第1集積式ATポストとつながっており、前記第2並列給電ユニットは前記第2集積式ATポストとつながっており、前記第3並列給電ユニットは前記第3集積式ATポストとつながっており、且つ、前記第4並列給電ユニットは前記第4集積式ATポストとつながっている。
前記第1並列給電ユニット、第2並列給電ユニット、第3並列給電ユニット及び第4並列給電ユニットは並列給電用モジュール化電気装置であり、前記並列給電用モジュール化電気装置はアップリンク第1入力端、アップリンク第2入力端、ダウンライン第1入力端及びダウンライン第2入力端を含んでおり、前記アップリンク第1入力端とアップリンク第2入力端はそれぞれ前記アップリンク動力ネットワークのT線とF線とつながっており、前記ダウンライン第1入力端とダウンライン第2入力端は前記ダウンライン動力ネットワークのT線及びF線とつながっている。
前記並列給電用モジュール化電気装置はサポート、サポートに取り付けられたアップリンク並列第1分岐回路、ダウンライン並列第1分岐回路、アップリンク並列第2分岐回路、ダウンライン並列第2分岐回路、並列給電制御ボックス及び並列給電電源ボックスを含んでおり、前記アップリンク並列第1分岐回路とダウンライン並列第1分岐回路とは直列しており、前記アップリンク並列第2分岐回路とダウンライン並列第2分岐回路とは直列している。
前記アップリンク並列第1分岐回路は並列給電アップリンク第1隔離スイッチ、並列給電アップリンク第1電流変流器、並列給電アップリンク第1ブレーカ及び並列給電アップリンク第1小型変圧器とヒューズを含んでおり、前記並列給電アップリンク第1隔離スイッチ、並列給電アップリンク第1電流変流器、並列給電アップリンク第1ブレーカは直列しており、前記並列給電アップリンク第1小型変圧器とヒューズとは直列しており、アップリンク第1ヒューズの入力端は前記並列給電用モジュール化電気装置のアップリンク第1入力端とつながっている。
前記ダウンライン並列第1分岐回路は並列給電ダウンライン第1隔離スイッチ、並列給電ダウンライン第1電流変流器、並列給電ダウンライン第1ブレーカ及び並列給電ダウンライン第1小型変圧器とヒューズを含んでおり、前記並列給電ダウンライン第1隔離スイッチ、並列給電ダウンライン第1電流変流器、並列給電ダウンライン第1ブレーカは直列しており、前記並列給電ダウンライン第1小型変圧器とヒューズとは直列しており、ダウンライン第1ヒューズの入力端は前記並列給電用モジュール化電気装置のダウンライン第1入力端とつながっている。
前記アップリンク並列第2分岐回路は並列給電アップリンク第2隔離スイッチ、並列給電アップリンク第2電流変流器、並列給電アップリンク第2ブレーカ及び並列給電アップリンク第2電圧変圧器とヒューズを含んでおり、前記並列給電アップリンク第2隔離スイッチ、並列給電アップリンク第2電流変流器、並列給電アップリンク第2ブレーカは直列しており、前記並列給電アップリンク第2電圧変圧器とヒューズとは直列しており、アップリンク第2ヒューズの入力端は前記並列給電用モジュール化電気装置のアップリンク第2入力端とつながっている。
前記ダウンライン並列第2分岐回路は並列給電ダウンライン第2隔離スイッチ、並列給電ダウンライン第2電流変流器、並列給電ダウンライン第2ブレーカ及び並列給電ダウンライン第2電圧変圧器とヒューズを含んでおり、前記並列給電ダウンライン第2隔離スイッチ、並列給電ダウンライン第2電流変流器、並列給電ダウンライン第2ブレーカは直列しており、前記並列給電ダウンライン第2電圧変圧器とヒューズとは直列しており、ダウンライン第2ヒューズの入力端は前記並列給電用モジュール化電気装置のダウンライン第2入力端とつながっている。
前記並列給電アップリンク第1電流変流器、並列給電ダウンライン第1電流変流器、並列給電アップリンク第2電流変流器と並列給電アップリンク第2電圧変圧器、並列給電ダウンライン第2電流変流器と並列給電ダウンライン第2電圧変圧器の二次出力端はいずれも並列給電制御ボックスとつながっており、前記並列給電アップリンク第1小型変圧器、並列給電ダウンライン第1小型変圧器の二次出力端は前記並列給電電源ボックスとつながっている。並列給電制御ボックスのアップリンク並列第1分岐回路とダウンライン並列第1分岐回路の有圧測定信号は並列給電電源ボックスから受信する。
前記アップリンク並列第1分岐回路とダウンライン並列第1分岐回路の接続ノードは同並列給電ユニットと対応する集積式ATポストのT入力端とつながっており、前記アップリンク並列第2分岐回路とダウンライン並列第2分岐回路の接続ノードは同並列給電ユニットと対応する集積式ATポストのF入力端とつながっている。
前記集積式ATポストは第1AT変圧器、第2AT変圧器及びATポスト用モジュール化電気装置を含んでおり、前記ATポスト用モジュール化電気装置第1入力端Tと第2入力端Fは並列給電用モジュール化電気装置の出力端T線及びF線とつながっており、前記ATポスト用モジュール化電気装置は前記第1AT変圧器及び第2AT変圧器とつながっており、前記第1AT変圧器及び第2AT変圧器のアース端子は帰線及び接地網とつながっており、前記第1AT変圧器と第2AT変圧器の間にはファイアウォールが設置されている。
前記ATポスト用モジュール化電気装置はサポート、サポートに取り付けられたT線第1分岐回路、F線第1分岐回路、T線第2分岐回路及びF線第2分岐回路を含んでいる。
前記T線第1分岐回路はT線第1ブレーカ、T線第1電流変流器、T線第1隔離スイッチ及びT線第1小型変圧器とヒューズを含んでおり、前記T線第1ブレーカ、T線第1電流変流器、T線第1隔離スイッチは直列しており、前記T線第1小型変圧器とヒューズとは直列しており、T線第1ヒューズの入力端は前記T線入力端とつながっており、前記T線第1隔離スイッチの出力端は前記第1AT変圧器T線入力端とつながっている。
前記F線第1分岐回路はF線第1ブレーカ、F線第1電流変流器、F線第1隔離スイッチ及びF線第1小型変圧器とヒューズを含んでおり、前記F線第1ブレーカ、F線第1電流変流器、F線第1隔離スイッチは直列しており、前記F線第1小型変圧器とヒューズとは直列しており、F線第1ヒューズの入力端は前記F線入力端とつながっており、前記F線第1隔離スイッチの出力端は前記第1AT変圧器F線入力端とつながっている。
前記T線第2分岐回路はT線第2ブレーカ、T線第2電流変流器及びT線第2隔離スイッチを含んでおり、前記T線第2ブレーカ、T線第2電流変流器、T線第2隔離スイッチは直列しており、前記T線第2ブレーカの入力端は前記T線入力端とつながっており、前記T線第2隔離スイッチの出力端は前記第2AT変圧器T線入力端力端とつながっている。
前記F線第2分岐回路はF線第2ブレーカ、F線第2電流変流器及びF線第2隔離スイッチを含んでおり、前記F線第2ブレーカ、F線第2電流変流器、F線第2隔離スイッチは直列しており、前記F線第2ブレーカの入力端は前記F線入力端とつながっており、前記F線第2隔離スイッチの出力端は前記第2AT変圧器F線入力端とつながっている。
前記T線第1電流変流器、T線第1小型変圧器、F線第1電流変流器、F線第1小型変圧器、T線第2電流変流器及びF線第2電流変流器の二次出力端はいずれも集積式ATポスト室外プレハブ式保護計量制御ボックスとつながっている。
好ましくは、前記第1地域を越える給電ユニットと第2地域を越える給電ユニットはいずれも地域を越える給電用モジュール化電気装置であり、前記地域を越える給電用モジュール化電気装置は地域を越える第1入力端、地域を越える第2入力端、地域を越える第1出力端及び地域を越える第2出力端を含んでおり、前記地域を越える給電モジュール化電気装置はサポート、サポートに取り付けられた地域を越える第1分岐回路、地域を越える第2分岐回路、地域を越える制御ボックス及び地域を越える電源ボックスを含んでいる。
前記地域を越える第1分岐回路は地域を越える第1左側隔離スイッチ、地域を越える第1ブレーカ、地域を越える第1電流変流器、地域を越える第1右側隔離スイッチ、地域を越える第1左側小型変圧器とヒューズ、地域を越える第1右側小型変圧器とヒューズを含んでおり、前記地域を越える第1左側隔離スイッチ、地域を越える第1ブレーカ、地域を越える第1電流変流器及び地域を越える第1右側隔離スイッチは直列しており、前記地域を越える第1左側小型変圧器とヒューズとは直列しており、地域を越える第1左側ヒューズの入力端は前記地域を越える第1入力端とつながっており、前記地域を越える第1右側小型変圧器とヒューズとは直列しており、地域を越える第1右側ヒューズの入力端は前記地域を越える第1出力端とつながっている。
前記地域を越える第2分岐回路は地域を越える第2左側隔離スイッチ、地域を越える第2ブレーカ、地域を越える第2電流変流器、地域を越える第2右側隔離スイッチ、地域を越える第2左側電圧変圧器とヒューズ、地域を越える第2右側電圧変圧器とヒューズを含んでおり、前記地域を越える第2左側隔離スイッチ、地域を越える第2ブレーカ、地域を越える第2電流変流器及び地域を越える第2右側隔離スイッチは直列しており、前記地域を越える第2左側電圧変圧器とヒューズとは直列しており、地域を越える第2左側ヒューズの入力端は前記地域を越える第2入力端とつながっており、前記地域を越える第2右側電圧変圧器とヒューズとは直列しており、地域を越える第2右側ヒューズの入力端は前記地域を越える第2出力端とつながっている。
前記地域を越える第1電流変流器、地域を越える第2電流変流器、地域を越える第2左側電圧変圧器及び地域を越える第2右側電圧変圧器の二次出力端は前記地域を越える制御ボックスとつながっており、前記地域を越える第1左側小型変圧器及び地域を越える第1右側小型変圧器の二次出力端は前記地域を越える電源ボックスとつながっている。地域を越える制御ボックスの地域を越える第1分岐回路左側及び右側の電圧測定信号は地域を越える電源ボックスから受信する。
前記動力サブステーション動力変圧器2×27.5kV側及びアップライン/ダウンライン電線出力側はいずれも出力用モジュール化電気装置であり、前記出力用モジュール化電気装置はサポート、サポートに取り付けられた出力ブレーカ、出力電流変流器、出力隔離スイッチを含んでいる。前記出力用モジュール化電気装置はT線とF線など2つの入力端、T線とF線など2つの出力端を含んでおり、前記出力用モジュール化電気装置は2つの出力分岐回路を含んでおり、各出力分岐回路は直列した出力ブレーカ、出力電流変流器及び出力隔離スイッチである。動力変圧器2×27.5kV側出力用モジュール化電気装置の2つの入力端はそれぞれ動力変圧器のT線出力端及びF線出力端とつながっており、動力変圧器2×27.5kV側出力用モジュール化電気装置の2つの出力端はそれぞれ動力サブステーション室外T母線及びF母線とつながっており、アップライン/ダウンライン電線出力用モジュール化電気装置の2つの入力端はそれぞれ動力サブステーション室外T母線及びF母線とつながっており、アップライン/ダウンライン電線出力用モジュール化電気装置の2つの出力端はそれぞれアップライン/ダウンライン電線避雷リングのT線入力端及びF線入力端とつながっており、アップライン/ダウンライン電線出力用2つのモジュール化電気装置の間に予備コネクション隔離スイッチが設置されている。
前記出力電流変流器の二次出力端は前記動力サブステーション室外プレハブ式保護計量制御ボックスとつながっている。
更に前記並列給電用モジュール化電気装置、ATポスト用モジュール化電気装置、地域を越える用モジュール化電気装置、動力サブステーション用モジュール化電気装置において、エポキシ樹脂で各回路部品を一緒に封止し組み合わせている。
前記並列給電用モジュール化電気装置、地域を越える用モジュール化電気装置制御ボックスにおいて、制御、保護、遠隔及び通信等二次設備を一緒に集積している。前記並列給電用モジュール化電気装置、地域を越える用モジュール化電気装置電源ボックスにおいて、交流、直流自己用電等二次設備を一緒に集積している。
集積式ATポスト総合自動化システム、交流直流自己用電システム、遠隔及び通信等二次設備を一緒に集積している。
動力サブステーション総合自動化システム、交流直流自己用電システム、遠隔及び通信等二次設備を一緒に集積している。
本発明の技術構想としては、動力サブステーション、並列給電ユニット、集積式ATポスト、地域を越える給電ユニット、動力ネットワークからなる、電鉄動力給電システムの新型AT給電方式を開発して、動力サブステーション、区間ポスト、ATポスト、動力ネットワークからなる、アップライン/ダウンライン動力ネットワークのフィーダーの中間においてATポスト、末端において区間ポストを通じて並列給電を実現する既存の電鉄動力給電システムのAT給電方式を代替する。
既存のATポスト、区間ポストを代替し、電鉄AT給電方式の動力給電システムATポスト、区間ポストの並列給電機能を備えた、専用場所が不要で、鉄道線の側に場所を自由に選択して取り付けることができる、接触ネットワーク支柱と同じ縦軸線に位置する、かつ側面限界要求をかなった、高信頼性、保守不要性を持つ、小型化の特徴を持つ、同時に土地資源、生産ルーム、給電線路への投資を節約できる2×27.5kV室外モジュール化電気装置を開発する。
従来のATポスト、区間ポストを代替し、かつ既存のATポスト機能を備えた、土地占用面積が小さく、工場化製造レベル高く、生産ルームが不要で、当番者と見守り者がいらなく、現場施工量を減少し、施工周期を短縮した、2×27.5kV室外モジュール化電気装置とオートトランス、室外プレハブ式保護計量制御ボックスからなる新型メインコネクタ構造型式の、全室外配置の、汎用性を備えた集積式ATポストを開発する。
2×27.5kV室外モジュール化電気装置は動力サブステーションに使用すると、動力サブステーション全室外配置方式の需要を満足でき、動力サブステーションの敷地面積を減少し、生産ルームを省略し、入力出力ケーブルへの投資を減少するうえ、安全給電の需要を満足でき、現場施工量を減少し、施工周期を短縮することができる。
2×27.5kV室外モジュール化電気装置は地域を越える給電に使用する時、ニュートラルセクション付近の鉄道線の側に設置して、地域を越える給電隔離スイッチを代替し、地域を越える給電機能を実現することができる。専用な場所がいらなく、土地資源を節約できるうえ、モジュール化電気装置のショート電流切断の能力を生かして、地域を越える給電信頼性を向上することができる。
制御、保護、交流直流自己用電、通信、遠隔を一体にした、2×27.5kV室外モジュール化電気装置にマッチングした二次設備である室外電源ボックス及び制御ボックスを開発して並列給電ユニット、地域を越える給電ユニットに応用して、2×27.5kV室外モジュール化電気装置の応用需要を満足させる。
ATポスト総合自動化システム、交流直流自己用電システム、遠隔及び通信を一体にした、2×27.5kV室外モジュール化電気装置にマッチングした二次設備であるATポスト室外プレハブ式保護計量制御ボックスを開発し集積式ATポストを応用して、ATポストの2×27.5kV室外モジュール化電気装置を応用するときの全室外配置の需要を満足させる。
動力サブステーション総合自動化システム、交流直流自己用電システム、遠隔及び通信を一体にした、動力サブステーション110kV(または220kV)設備、及び、2×27.5kV室外モジュール化電気装置にマッチングした二次設備である動力サブステーション室外プレハブ式保護計量制御ボックスを開発し、動力サブステーションに応用して、動力サブステーションが2×27.5kV室外モジュール化電気装置を応用する時の全室外配置の需要を満足させる。
2×27.5kV室外モジュール化電気装置は、2×27.5kV室外ブレーカ、電流変流器、隔離スイッチ、小型変圧器(または電圧変圧器)及び相応の構造物、操作機構を含めるうえ、室外の電気的に安全な距離の要求を満たしている。
集積式ATポストは2×27.5kV室外モジュール化電気装置、オートトランス、室外プレハブ式保護計量制御ボックス、及び相応の構造物、ファイアウォール機能を備えたオープン可能な鋼構造ウォールを含めるうえ、室外の電気的に安全な距離の要求、遠隔と総合自動化の要求を満たしている。
本発明の有益な効果は主に次の通りである:本発明は既存の区間ポスト、ATポストを代替し、かつ並列給電用モジュール化電気装置及び地域を越える給電用モジュール化電気装置は専用場所、入力出力ケーブル通路と給電ケーブル、生産ルーム、輸送道路が要らない。集積式ATポスト、動力サブステーションは敷地面積を減少し、生産ルームが要らないので、投資コストを低減でき、高信頼性と保守不要性を備え、工場の製造レベルが高く、施工周期が短いなどの特徴を持っている。
既存の電鉄AT給電方式の動力給電システムアップライン/ダウンライン動力ネットワークフィーダー中間がATポストを通じて、末端が区間ポストを通じて並列給電する見取り図。 既存の電鉄AT給電方式の動力給電システムATポストメインコネクタ。 既存の電鉄AT給電方式の動力給電システムATポストの全体平面配置図で、サイズはmm。 既存の電鉄AT給電方式の動力給電システム区間ポストメインコネクタ。 既存の電鉄AT給電方式の動力給電システム区間ポストの全体平面配置図で、サイズはmm。 既存の電鉄AT給電方式の動力給電システム動力サブステーションメインコネクタ。 2×27.5kV室外モジュール化電気装置を採用した新型AT給電方式電気原理図。 2×27.5kV室外モジュール化電気装置を採用した並列給電ユニット電気原理図。 2×27.5kV室外モジュール化電気装置を採用した地域を越える給電ユニット電気原理図。 2×27.5kV室外モジュール化電気装置を採用した集積式ATポストメインコネクタ。 2×27.5kV室外モジュール化電気装置を採用した集積式ATポスト全体平面配置図で、うちサイズはmm。 2×27.5kV室外モジュール化電気装置を採用した動力サブステーションメインコネクタ。 並列給電ユニットの室外モジュール化電気装置に適用する構造見取り図。 集積式ATポストの室外モジュール化電気装置に適用する構造見取り図。 地域を越える給電ユニットの室外モジュール化電気装置に適用する構造見取り図。 動力サブステーションの室外モジュール化電気装置に適用する構造見取り図。
以下、添付した図に合わせて本発明を更に説明する。
図7〜図16によるものは、2×27.5kV室外モジュール化電気装置を搭載した電鉄新型AT給電方式の動力給電システムで、次の構造を備えている:電鉄側に設置された動力サブステーション(送電所)を含んでおり、前記動力サブステーションの出力側はアップライン/ダウンライン動力ネットワークとつながり、及び前記アップライン/ダウンライン動力ネットワークはそれぞれ接触掛設T線と電線F線を含んでおり、アップライン/ダウンライン動力ネットワークのフィーダーの中間及び末端には並列給電機能を備えた並列設備が設置されており、2つの隣接する動力サブステーションのアップライン/ダウンライン動力ネットワークのフィーダーの間のニュートラルセクションのところに地域を越えて給電する機能を備えた地域を越える設備が設置されており、前記並列設備はAT設備とつながっている。前記並列設備は第1並列給電ユニット、第2並列給電ユニット、第3並列給電ユニット、第4並列給電ユニットを含んでおり、前記地域を越える設備は第1地域を越える給電ユニット及び第2地域を越える給電ユニットを含んでおり、前記AT設備は第1集積式ATポスト、第2集積式ATポスト、第3集積式ATポスト、第4集積式ATポストであり、前記第1並列給電ユニットは前記第1集積式ATポストとつながっており、前記第2並列給電ユニットは前記第2集積式ATポストとつながっており、前記第3並列給電ユニットは前記第3集積式ATポストとつながっており、前記第4並列給電ユニットは前記第4集積式ATポストとつながっている。
前記第1並列給電ユニット、第2並列給電ユニット、第3並列給電ユニット及び第4並列給電ユニットは並列給電用モジュール化電気装置であり、前記並列給電用モジュール化電気装置はアップリンク第1入力端、アップリンク第2入力端、ダウンライン第1入力端及びダウンライン第2入力端を含んでおり、前記アップリンク第1入力端とアップリンク第2入力端はそれぞれ前記アップリンク動力ネットワークのT線とF線とつながっており、前記ダウンライン第1入力端とダウンライン第2入力端は前記ダウンライン動力ネットワークのT線及びF線とつながっている。
前記並列給電用モジュール化電気装置はサポート、サポートに取り付けられたアップリンク並列第1分岐回路、ダウンライン並列第1分岐回路、アップリンク並列第2分岐回路、ダウンライン並列第2分岐回路、並列給電制御ボックス及び並列給電電源ボックスを含んでおり、前記アップリンク並列第1分岐回路とダウンライン並列第1分岐回路とは直列しており、前記アップリンク並列第2分岐回路とダウンライン並列第2分岐回路とは直列している。
前記アップリンク並列第1分岐回路は並列給電アップリンク第1隔離スイッチ、並列給電アップリンク第1電流変流器、並列給電アップリンク第1ブレーカ及び並列給電アップリンク第1小型変圧器とヒューズを含んでおり、前記並列給電アップリンク第1隔離スイッチ、並列給電アップリンク第1電流変流器、並列給電アップリンク第1ブレーカは直列しており、前記並列給電アップリンク第1小型変圧器とヒューズとは直列しており、アップリンク第1ヒューズの入力端は前記並列給電用モジュール化電気装置のアップリンク第1入力端とつながっている。
前記ダウンライン並列第1分岐回路は並列給電ダウンライン第1隔離スイッチ、並列給電ダウンライン第1電流変流器、並列給電ダウンライン第1ブレーカ及び並列給電ダウンライン第1小型変圧器とヒューズを含んでおり、前記並列給電ダウンライン第1隔離スイッチ、並列給電ダウンライン第1電流変流器、並列給電ダウンライン第1ブレーカは直列しており、前記並列給電ダウンライン第1小型変圧器とヒューズとは直列しており、ダウンライン第1ヒューズの入力端は前記並列給電用モジュール化電気装置のダウンライン第1入力端とつながっている。
前記アップリンク並列第2分岐回路は並列給電アップリンク第2隔離スイッチ、並列給電アップリンク第2電流変流器、並列給電アップリンク第2ブレーカ及び並列給電アップリンク第2電圧変圧器とヒューズを含んでおり、前記並列給電アップリンク第2隔離スイッチ、並列給電アップリンク第2電流変流器、並列給電アップリンク第2ブレーカは直列しており、前記並列給電アップリンク第2電圧変圧器とヒューズとは直列しており、アップリンク第2ヒューズの入力端は前記並列給電用モジュール化電気装置のアップリンク第2入力端とつながっている。
前記ダウンライン並列第2分岐回路は並列給電ダウンライン第2隔離スイッチ、並列給電ダウンライン第2電流変流器、並列給電ダウンライン第2ブレーカ及び並列給電ダウンライン第2電圧変圧器とヒューズを含んでおり、前記並列給電ダウンライン第2隔離スイッチ、並列給電ダウンライン第2電流変流器、並列給電ダウンライン第2ブレーカは直列しており、前記並列給電ダウンライン第2電圧変圧器とヒューズとは直列しており、ダウンライン第2ヒューズの入力端は前記並列給電用モジュール化電気装置のダウンライン第2入力端とつながっている。
前記並列給電アップリンク第1電流変流器、並列給電ダウンライン第1電流変流器、並列給電アップリンク第2電流変流器と並列給電アップリンク第2電圧変圧器、並列給電ダウンライン第2電流変流器と並列給電ダウンライン第2電圧変圧器の二次出力端はいずれも並列給電制御ボックスとつながっており、前記並列給電アップリンク第1小型変圧器、並列給電ダウンライン第1小型変圧器の二次出力端は前記並列給電電源ボックスとつながっている。並列給電制御ボックスのアップリンク並列第1分岐回路とダウンライン並列第1分岐回路の有圧測定信号は並列給電電源ボックスから受信する。
前記アップリンク並列第1分岐回路とダウンライン並列第1分岐回路の接続ノードは同並列給電ユニットと対応する集積式ATポストのT入力端とつながっており、前記アップリンク並列第2分岐回路とダウンライン並列第2分岐回路の接続ノードは同並列給電ユニットと対応する集積式ATポストのF入力端とつながっている。
前記集積式ATポストは第1AT変圧器、第2AT変圧器及びATポスト用モジュール化電気装置を含んでおり、前記ATポスト用モジュール化電気装置第1入力端Tと第2入力端Fは並列給電用モジュール化電気装置の出力端T線及びF線とつながっており、前記ATポスト用モジュール化電気装置は前記第1AT変圧器及び第2AT変圧器とつながっており、前記第1AT変圧器及び第2AT変圧器のアース端子は帰線及び接地網とつながっており、前記第1AT変圧器と第2AT変圧器の間にはファイアウォールが設置されている。
前記ATポスト用モジュール化電気装置はサポート、サポートに取り付けられたT線第1分岐回路とF線第1分岐回路、T線第2分岐回路とF線第2分岐回路を含んでいる。
前記T線第1分岐回路はT線第1ブレーカ、T線第1電流変流器、T線第1隔離スイッチ及びT線第1小型変圧器とヒューズを含んでおり、前記T線第1ブレーカ、T線第1電流変流器、T線第1隔離スイッチは直列しており、前記T線第1小型変圧器とヒューズとは直列しており、T線第1ヒューズの入力端は前記T線入力端とつながっており、前記T線第1隔離スイッチの出力端は前記第1AT変圧器T線入力端とつながっている。
前記F線第1分岐回路はF線第1ブレーカ、F線第1電流変流器、F線第1隔離スイッチ及びF線第1小型変圧器とヒューズを含んでおり、前記F線第1ブレーカ、F線第1電流変流器、F線第1隔離スイッチは直列しており、前記F線第1小型変圧器とヒューズとは直列しており、F線第1ヒューズの入力端は前記F線入力端とつながっており、前記F線第1隔離スイッチの出力端は前記第1AT変圧器F線入力端とつながっている。
前記T線第2分岐回路はT線第2ブレーカ、T線第2電流変流器及びT線第2隔離スイッチを含んでおり、前記T線第2ブレーカ、T線第2電流変流器、T線第2隔離スイッチは直列しており、前記T線第2ブレーカの入力端は前記T線入力端とつながっており、前記T線第2隔離スイッチの出力端は前記第2AT変圧器T線入力端力端とつながっている。
前記F線第2分岐回路はF線第2ブレーカ、F線第2電流変流器及びF線第2隔離スイッチを含んでおり、前記F線第2ブレーカ、F線第2電流変流器、F線第2隔離スイッチは直列しており、前記F線第2ブレーカの入力端は前記F線入力端とつながっており、前記F線第2隔離スイッチの出力端は前記第2AT変圧器F線入力端とつながっている。
前記T線第1電流変流器、T線第1小型変圧器、F線第1電流変流器、F線第1小型変圧器、T線第2電流変流器及びF線第2電流変流器の二次出力端はいずれも集積式ATポスト室外プレハブ式保護計量制御ボックスとつながっている。
前記第1地域を越える給電ユニットと第2地域を越える給電ユニットはいずれも地域を越える給電用モジュール化電気装置であり、前記地域を越える給電用モジュール化電気装置は地域を越える第1入力端と地域を越える第2入力端、地域を越える第1出力端と地域を越える第2出力端を含んでおり、前記地域を越える給電モジュール化電気装置はサポート、サポートに取り付けられた地域を越える第1分岐回路、地域を越える第2分岐回路、地域を越える制御ボックス及び地域を越える電源ボックスを含んでいる。
前記地域を越える第1分岐回路は地域を越える第1左側隔離スイッチ、地域を越える第1ブレーカ、地域を越える第1電流変流器、地域を越える第1右側隔離スイッチ、地域を越える第1左側小型変圧器とヒューズ、地域を越える第1右側小型変圧器とヒューズを含んでおり、前記地域を越える第1左側隔離スイッチ、地域を越える第1ブレーカ、地域を越える第1電流変流器及び地域を越える第1右側隔離スイッチは直列しており、前記地域を越える第1左側小型変圧器とヒューズとは直列しており、地域を越える第1左側ヒューズの入力端は前記地域を越える第1入力端とつながっており、前記地域を越える第1右側小型変圧器とヒューズとは直列しており、地域を越える第1右側ヒューズの入力端は前記地域を越える第1出力端とつながっている。
前記地域を越える第2分岐回路は地域を越える第2左側隔離スイッチ、地域を越える第2ブレーカ、地域を越える第2電流変流器、地域を越える第2右側隔離スイッチ、地域を越える第2左側電圧変圧器とヒューズ、地域を越える第2右側電圧変圧器とヒューズを含んでおり、前記地域を越える第2左側隔離スイッチ、地域を越える第2ブレーカ、地域を越える第2電流変流器及び地域を越える第2右側隔離スイッチは直列しており、前記地域を越える第2左側電圧変圧器とヒューズとは直列しており、地域を越える第2左側ヒューズの入力端は前記地域を越える第2入力端とつながっており、前記地域を越える第2右側電圧変圧器とヒューズとは直列しており、地域を越える第2右側ヒューズの入力端は前記地域を越える第2出力端とつながっている。
前記地域を越える第1電流変流器、地域を越える第2電流変流器、地域を越える第2左側電圧変圧器及び地域を越える第2右側電圧変圧器の二次出力端は前記地域を越える制御ボックスとつながっており、前記地域を越える第1左側小型変圧器及び地域を越える第1右側小型変圧器の二次出力端は前記地域を越える電源ボックスとつながっている。地域を越える制御ボックスの地域を越える第1分岐回路左側及び右側の電圧測定信号は地域を越える電源ボックスから受信する。
前記動力サブステーション動力変圧器2×27.5kV側及びアップライン/ダウンライン電線出力側はいずれも出力用モジュール化電気装置であり、前記出力用モジュール化電気装置はサポート、サポートに取り付けられた出力ブレーカ、出力電流変流器、出力隔離スイッチを含んでおり、前記出力用モジュール化電気装置はT線とF線など2つの入力端、T線とF線など2つの出力端を含んでおり、前記出力用モジュール化電気装置は2つの出力分岐回路を含んでおり、各出力分岐回路は直列した出力ブレーカ、出力電流変流器及び出力隔離スイッチである。動力変圧器2×27.5kV側出力用モジュール化電気装置の2つの入力端はそれぞれ動力変圧器のT線出力端及びF線出力端とつながっており、動力変圧器2×27.5kV側出力用モジュール化電気装置の2つの出力端はそれぞれ動力サブステーション室外T母線及びF母線とつながっており、アップライン/ダウンライン電線出力用モジュール化電気装置の2つの入力端はそれぞれ動力サブステーション室外T母線及びF母線とつながっており、アップライン/ダウンライン電線出力用モジュール化電気装置の2つの出力端はそれぞれアップライン/ダウンライン電線避雷リングのT線入力端及びF線入力端とつながっており、アップライン/ダウンライン電線出力用2つのモジュール化電気装置の間に予備コネクション隔離スイッチが設置されている。
前記出力電流変流器の二次出力端は前記動力サブステーション室外プレハブ式保護計量制御ボックスとつながっている。
前記並列給電用モジュール化電気装置、ATポスト用モジュール化電気装置、地域を越える用モジュール化電気装置、動力サブステーション用モジュール化電気装置において、エポキシ樹脂で各回路部品を一緒に封止し組み合わせている。
図10では、集積式ATポストはAT変圧器に給電するブレーカ及び隔離スイッチのみを備えて、並列給電するブレーカ及び隔離スイッチをATポスト内に設置しないことを実現している。1B、1Bで従来採用される電圧変圧器を代替して、それぞれアップライン/ダウンライン動力ネットワークのT線とF線とから電力を受ければ、必要な電圧量の要求を満たす上、ブレーカと隔離スイッチの操作機構に必要な電力要求を満たす。
集積式ATは2サイクルの27.5kVケーブル入力出力ワイヤしかなく、改進前のATポストより2サイクルの27.5kVケーブル入力出力ワイヤを減少した。
図11によると、ブレーカ及び隔離スイッチはAT変圧器とコンパクト方式で配置されており、2台のAT変圧器の間にファイアウォールが設置されている。AT変圧器に近いウォールはファイアウォール型式を採用しており、同ファイアウォールはゲートを有するように構築され、設備輸送の需要を満足させている。総合自動化システム、ビデオモニタリングシステム、遠隔及び通信システム等二次制御と保護設備、10/0.4kV変圧器及び交流直流補助電源システムはいずれも室外プレハブ式保護計量制御ボックスに配置されている。同プレハブ式保護計量制御ボックスは、工場で製造されルと共に二次試験で完成される。ファイアウォールも工場で製造を完成され、工場化製造を主としており、現場では、インフラと連合テストだけは行われているので、現場施工量は減少し、施工周期は短縮され、工事投資は節約された。
図7、8、9の点線枠では、電鉄における動力給電システムの新型AT給電方式アップライン/ダウンラインの動力ネットワークフィーダーの中間、末端の並列給電及び集積式ATポスト、地域を越える給電実施プログラムが提供される。
国内の複線鉄道の中、北京に向かう列車はアップリンクで、北京を離れる列車はダウンラインである。同様、動力ネットワークもアップリンクとダウンラインに分けられる。動力給電システムは動力サブステーションにおけるブレーカを通じてアップライン/ダウンライン動力ネットワークに給電する。図7によると、第1動力サブステーションが給電するアップライン/ダウンライン動力ネットワークは並列給電ユニット2における隔離スイッチ及びブレーカを通じてフィーダーの末端並列給電を実現して、動力ネットワーク電圧損失を減少し、給電品質を改善している。アップライン(または)ダウンライン動力ネットに故障が生じた場合には、並列給電ユニット2の2台のブレーカに遅延開放がなく、動力サブステーションブレーカは開放して、故障を解消する。故障の解消後、動力サブステーションブレーカは自動的に閉合し、動力ネットワークに再度給電する。故障が非永久故障の場合、並列給電ユニット2の2台のブレーカはそれぞれ有圧閉合し、並列給電を回復する。同様、第1動力サブステーションが給電するアップライン/ダウンライン動力ネットワークは並列給電ユニット1における隔離スイッチ及びブレーカを通じてフィーダー中間並列給電を実現する。
第2動力サブステーションが給電するアップライン/ダウンライン動力ネットワークも並列給電ユニット3(または4)における隔離スイッチ及びブレーカを通じてフィーダー末端(または中間)の並列給電を実現している。
図7によると、新たなAT給電方式は、並列給電ユニット、集積式ATポスト、及び、地域を越える給電ユニットからなる。並列給電ユニット1、並列給電ユニット2、並列給電ユニット3、並列給電ユニット4はそれぞれ4つの独立ユニットであり、それらの間にいかなる電気上の連携がなく、それぞれフィーダーの中間または末端の鉄道線の側に設置されて、接触ネットワーク支柱と同じ縦軸線に位置し、側方のクリアランスの要求を満たすことができる。
地域を越える給電を考慮した場合には、図7の要求により、ニュートラルセクションに隔離(または負荷)スイッチを設置してよく、図15に示された1台ブレーカソリューションの「2×27.5kV室外モジュール化電気装置」で隔離(または負荷)スイッチを代替して、隣接する動力サブステーションが非稼働となった時、地域を越える給電の機能を実現させてもよい。モジュール化電気装置で隔離(または負荷)スイッチを代替して、ブレーカを通じて地域を越える給電動力ネットワークへの保護を実現し、地域を越える給電の時の地域を越えるフィーダーの突発故障による停電範囲を縮小することができる。
図7、8、10の方式で並列給電ユニットと集積式ATポストを設置すれば、2つのATポストは合わせて4サイクルの27.5kVケーブル入力出力ワイヤを設置するが、既存のATポストと区間ポストより4サイクルの27.5kVのケーブル入力出力ワイヤを減少させた。同時に高圧スイッチとオートトランスとの間の8サイクルの27.5kVケーブル入力出力ワイヤを省略した。
図8、13によると、並列給電用モジュール化電気装置はサポート、サポートに取り付けられた隔離スイッチ、ブレーカ、小型変圧器とヒューズ、電圧変圧器とヒューズ、電流変流器、避雷器、制御ボックス及び電源ボックスを含んでおり、前記2台の隔離スイッチ、2台のブレーカ及び2台の電流変流器は直列している。2台の小型変圧器とヒューズとは直列しており、ヒューズの入力端はそれぞれモジュール化電気装置2端の動力ネットワークのT線入力端とつながっており、小型変圧器で電圧変圧器を代替すれば、モジュール化電気装置の電気的要求を満たすだけでなく、保護電圧量の要求をも満たすこともできる。2台の電圧変圧器とヒューズとは直列しており、ヒューズの入力端はそれぞれモジュール化電気装置2端の動力ネットワークのF線入力端とつながって、保護電圧量の要求をかなっている。
図9、15によると、地域を越える給電用モジュール化電気装置はサポート、サポートに取り付けられた隔離スイッチ、ブレーカ、小型変圧器とヒューズ、電圧変圧器とヒューズ、電流変流器、避雷器、制御ボックス及び電源ボックスを含んでおり、前記2台の隔離スイッチ、1台のブレーカ及び1台の電流変流器は直列している。2台の小型変圧器とヒューズとは直列しており、ヒューズの入力端はそれぞれモジュール化電気装置2端の動力ネットワークのT線入力端とつながっており、小型変圧器で電圧変圧器を代替すれば、モジュール化電気装置の用電要求を満たす上、保護電圧量の要求を満たすこともできる。2台の電圧変圧器とヒューズとは直列しており、ヒューズの入力端はそれぞれモジュール化電気装置2端の動力ネットワークのF線入力端とつながって、保護電圧量の要求を満たしている。
図10、14によると、集積式ATポスト用モジュール化電気装置はサポート、サポートに取り付けられた隔離スイッチ、ブレーカ、小型変圧器とヒューズ、電流変流器、避雷器を含んでおり、前記2台の隔離スイッチ、2台のブレーカ及び2台の電流変流器は直列している。2台の小型変圧器とヒューズとは直列しており、ヒューズの入力端はそれぞれモジュール化電気装置中間のT線とF線入力端とつながっており、小型変圧器で電圧変圧器を代替すれば、モジュール化電気装置の電気的要求を満たすだけでなく、保護電圧量の要求を満たすこともできる。
図7、8、10によると、並列給電ユニットと対応する集積式ATポストとは、近く配置された場合、並列給電用モジュール化電気装置の小型変圧器とヒューズ、制御ボックスと電源ボックスを省略して、電圧変圧器で依然として保護電圧量の要求を満たすことができる。集積式ATポスト室外プレハブ式(既製)保護計量制御ボックスから並列給電用モジュール化電気装置の隔離スイッチ、ブレーカに操作電源を提供する。並列給電用モジュール化電気装置の制御、保護、交流直流自己用電、通信、遠隔等を集積式ATポスト室外プレハブ式保護計量制御ボックスに集積して、交流直流自己用電と通信設備を共用でき、投資を減少できる。
図12の点線枠は電鉄新型AT給電方式の動力給電システムにおける動力サブステーション実施プログラムを提供した。
図12によると、既存の動力サブステーションの室内に配置されるスイッチボックス方式で取り付けられる動力変圧器2×27.5kV側のブレーカ、電圧変圧器、電流変流器、隔離スイッチ等主要設備を室外に配置し、点線枠によりそれぞれ独立のモジュール化電気装置を組み合わせて、動力ネットワークに給電すれば、給電需要を満足させるうえ、土地、生産ルームへの投資を節約することができる。
図16によると、動力サブステーション用モジュール化電気装置はサポート、サポートに取り付けられた隔離スイッチ、ブレーカ、電流変流器を含んでおり、前記1台の隔離スイッチ、1台のブレーカ及び1一台の電流変流器は直列している。

Claims (9)

  1. 電鉄において、2×27.5kVの室外のモジュール化電気装置を搭載した新型のオートトランス方式の動力給電システムであって、
    電鉄側に設置された動力サブステーションを含んでおり、前記動力サブステーションの出力側はアップライン/ダウンライン動力ネットワークとつながり、前記アップライン/ダウンライン動力ネットワークはそれぞれ接触掛設T線と給電ラインF線を含んでおり、前記アップライン/ダウンライン動力ネットワークのフィーダーの中間及び末端には並列給電機能を備えた並列設備が設置されており、2つの隣接する前記動力サブステーションのアップライン/ダウンライン動力ネットワークの前記フィーダー間のニュートラルセクションのところに地域を越えて給電する機能を備えた地域を越える設備が設置されており、前記並列設備はAT設備とつながっている動力給電システムにおいて、
    前記並列設備は第1並列給電ユニット、第2並列給電ユニット、第3並列給電ユニット、及び、第4並列給電ユニットを含んでおり、前記地域を越える設備は第1地域を越える給電ユニット及び第2地域を越える給電ユニットを含んでおり、前記AT設備は第1集積式ATポスト、第2集積式ATポスト、第3集積式ATポスト、及び、第4集積式ATポストであり、前記第1並列給電ユニットが前記第1集積式ATポストとつながり、前記第2並列給電ユニットが前記第2集積式ATポストとつながり、前記第3並列給電ユニットが前記第3集積式ATポストとつながり、前記第4並列給電ユニットが前記第4集積式ATポストとつながっており、
    前記第1並列給電ユニット、第2並列給電ユニット、第3並列給電ユニット及び第4並列給電ユニットは並列給電用モジュール化電気装置であり、前記並列給電用モジュール化電気装置はアップリンク第1入力端、アップリンク第2入力端、ダウンライン第1入力端及びダウンライン第2入力端を含んでおり、前記アップリンク第1入力端とアップリンク第2入力端はそれぞれ前記アップリンク動力ネットワークのT線とF線とつながっており、前記ダウンライン第1入力端とダウンライン第2入力端は前記ダウンライン動力ネットワークのT線及びF線とつながっており、
    前記並列給電用モジュール化電気装置はサポート、前記サポートに取り付けられたアップリンク並列第1分岐回路、ダウンライン並列第1分岐回路、アップリンク並列第2分岐回路、ダウンライン並列第2分岐回路、並列給電制御ボックス及び並列給電電源ボックスを含んでおり、前記アップリンク並列第1分岐回路とダウンライン並列第1分岐回路とは直列しており、前記アップリンク並列第2分岐回路とダウンライン並列第2分岐回路とは直列しており、
    前記アップリンク並列第1分岐回路は並列給電アップリンク第1隔離スイッチ、並列給電アップリンク第1電流変流器、並列給電アップリンク第1ブレーカ及び並列給電アップリンク第1小型変圧器とヒューズを含んでおり、前記並列給電アップリンク第1隔離スイッチ、並列給電アップリンク第1電流変流器、及び、並列給電アップリンク第1ブレーカは直列しており、前記並列給電アップリンク第1小型変圧器とヒューズとは直列しており、アップリンク第1ヒューズの入力端は前記並列給電用モジュール化電気装置のアップリンク第1入力端とつながっており、
    前記ダウンライン並列第1分岐回路は、並列給電ダウンライン第1隔離スイッチ、並列給電ダウンライン第1電流変流器、並列給電ダウンライン第1ブレーカ及び並列給電ダウンライン第1小型変圧器とヒューズを含んでおり、前記並列給電ダウンライン第1隔離スイッチ、並列給電ダウンライン第1電流変流器、及び、並列給電ダウンライン第1ブレーカは直列しており、前記並列給電ダウンライン第1小型変圧器とヒューズとは直列しており、ダウンライン第1ヒューズの入力端は前記並列給電用モジュール化電気装置のダウンライン第1入力端とつながっており、
    前記アップリンク並列第2分岐回路は、並列給電アップリンク第2隔離スイッチ、並列給電アップリンク第2電流変流器、並列給電アップリンク第2ブレーカ及び並列給電アップリンク第2電圧変圧器とヒューズを含んでおり、前記並列給電アップリンク第2隔離スイッチ、並列給電アップリンク第2電流変流器、及び、並列給電アップリンク第2ブレーカは直列しており、前記並列給電アップリンク第2電圧変圧器とヒューズとは直列しており、アップリンク第2ヒューズの入力端は前記並列給電用モジュール化電気装置のアップリンク第2入力端とつながっており、
    前記ダウンライン並列第2分岐回路は、並列給電ダウンライン第2隔離スイッチ、並列給電ダウンライン第2電流変流器、並列給電ダウンライン第2ブレーカ及び並列給電ダウンライン第2電圧変圧器とヒューズを含んでおり、前記並列給電ダウンライン第2隔離スイッチ、並列給電ダウンライン第2電流変流器、及び、並列給電ダウンライン第2ブレーカは直列しており、前記並列給電ダウンライン第2電圧変圧器とヒューズとは直列しており、ダウンライン第2ヒューズの入力端は前記並列給電用モジュール化電気装置のダウンライン第2入力端とつながっており、
    前記並列給電アップリンク第1電流変流器、並列給電ダウンライン第1電流変流器、並列給電アップリンク第2電流変流器と並列給電アップリンク第2電圧変圧器、並列給電ダウンライン第2電流変流器と並列給電ダウンライン第2電圧変圧器の二次出力端はいずれも並列給電制御ボックスとつながっており、前記並列給電アップリンク第1小型変圧器、並列給電ダウンライン第1小型変圧器の二次出力端は前記並列給電電源ボックスとつながっており、並列給電制御ボックスのアップリンク並列第1分岐回路とダウンライン並列第1分岐回路の電圧検知信号を並列給電電源ボックスから受信し、
    前記アップリンク並列第1分岐回路とダウンライン並列第1分岐回路との接続ノードは、並列給電ユニットと対応する集積式ATポストのT入力端とつながっており、前記アップリンク並列第2分岐回路とダウンライン並列第2分岐回路の接続ノードは同並列給電ユニットと対応する集積式ATポストのF入力端とつながっている、ことを特徴とする動力給電システム。
  2. 前記集積式ATポストは第1AT変圧器、第2AT変圧器及びATポスト用モジュール化電気装置を含んでおり、前記ATポスト用モジュール化電気装置第1入力端Tと第2入力端Fは並列給電用モジュール化電気装置の出力端T線及びF線とつながっており、前記ATポスト用モジュール化電気装置は前記第1AT変圧器及び第2AT変圧器とつながっており、前記第1AT変圧器及び第2AT変圧器のアース端子は帰線及び接地網とつながっており、前記第1AT変圧器と第2AT変圧器の間にはファイアウォールが設置されており、
    前記ATポスト用モジュール化電気装置はサポート、サポートに取り付けられたT線第1分岐回路、F線第1分岐回路、T線第2分岐回路及びF線第2分岐回路を含んでおり、
    前記T線第1分岐回路はT線第1ブレーカ、T線第1電流変流器、T線第1隔離スイッチ及びT線第1小型変圧器とヒューズを含んでおり、前記T線第1ブレーカ、T線第1電流変流器、T線第1隔離スイッチは直列しており、前記T線第1小型変圧器とヒューズとは直列しており、T線第1ヒューズの入力端は前記T線入力端とつながっており、前記T線第1隔離スイッチの出力端は前記第1AT変圧器T線入力端とつながっており、
    前記F線第1分岐回路はF線第1ブレーカ、F線第1電流変流器、F線第1隔離スイッチ及びF線第1小型変圧器とヒューズを含んでおり、前記F線第1ブレーカ、F線第1電流変流器、F線第1隔離スイッチは直列しており、前記F線第1小型変圧器とヒューズとは直列しており、F線第1ヒューズの入力端は前記F線入力端とつながっており、前記F線第1隔離スイッチの出力端は前記第1AT変圧器F線入力端とつながっており、
    前記T線第2分岐回路はT線第2ブレーカ、T線第2電流変流器及びT線第2隔離スイッチを含んでおり、前記T線第2ブレーカ、T線第2電流変流器、T線第2隔離スイッチは直列しており、前記T線第2ブレーカの入力端は前記T線入力端とつながっており、前記T線第2隔離スイッチの出力端は前記第2AT変圧器T線入力端力端とつながっており、
    前記F線第2分岐回路はF線第2ブレーカ、F線第2電流変流器及びF線第2隔離スイッチを含んでおり、前記F線第2ブレーカ、F線第2電流変流器、F線第2隔離スイッチは直列しており、前記F線第2ブレーカの入力端は前記F線入力端とつながっており、前記F線第2隔離スイッチの出力端は前記第2AT変圧器F線入力端とつながっており、
    前記T線第1電流変流器、T線第1小型変圧器、F線第1電流変流器、F線第1小型変圧器、T線第2電流変流器及びF線第2電流変流器の二次出力端はいずれも集積式ATポスト室外プレハブ式保護計量制御ボックスとつながっている、ことを特徴とする請求項1記載の動力給電システム。
  3. 前記第1地域を越える給電ユニットと第2地域を越える給電ユニットはいずれも地域を越える給電用モジュール化電気装置であり、前記地域を越える給電用モジュール化電気装置は地域を越える第1入力端、地域を越える第2入力端、地域を越える第1出力端及び地域を越える第2出力端を含んでおり、前記地域を越える給電モジュール化電気装置はサポート、前記サポートに取り付けられた地域を越える第1分岐回路、地域を越える第2分岐回路、地域を越える制御ボックス及び地域を越える電源ボックスを含んでおり、
    前記地域を越える第1分岐回路は地域を越える第1左側隔離スイッチ、地域を越える第1ブレーカ、地域を越える第1電流変流器、地域を越える第1右側隔離スイッチ、地域を越える第1左側小型変圧器とヒューズ、地域を越える第1右側小型変圧器とヒューズを含んでおり、前記地域を越える第1左側隔離スイッチ、地域を越える第1ブレーカ、地域を越える第1電流変流器及び地域を越える第1右側隔離スイッチは直列しており、前記地域を越える第1左側小型変圧器とヒューズとは直列しており、地域を越える第1左側ヒューズの入力端は前記地域を越える第1入力端とつながっており、前記地域を越える第1右側小型変圧器とヒューズとは直列しており、地域を越える第1右側ヒューズの入力端は前記地域を越える第1出力端とつながっており、
    前記地域を越える第2分岐回路は地域を越える第2左側隔離スイッチ、地域を越える第2ブレーカ、地域を越える第2電流変流器、地域を越える第2右側隔離スイッチ、地域を越える第2左側電圧変圧器とヒューズ、地域を越える第2右側電圧変圧器とヒューズを含んでおり、前記地域を越える第2左側隔離スイッチ、地域を越える第2ブレーカ、地域を越える第2電流変流器及び地域を越える第2右側隔離スイッチは直列しており、前記地域を越える第2左側電圧変圧器とヒューズとは直列しており、地域を越える第2左側ヒューズの入力端は前記地域を越える第2入力端とつながっており、前記地域を越える第2右側電圧変圧器とヒューズとは直列しており、地域を越える第2右側ヒューズの入力端は前記地域を越える第2出力端とつながっており、
    前記地域を越える第1電流変流器、地域を越える第2電流変流器、地域を越える第2左側電圧変圧器及び地域を越える第2右側電圧変圧器の二次出力端は前記地域を越える制御ボックスとつながっており、前記地域を越える第1左側小型変圧器及び地域を越える第1右側小型変圧器の二次出力端は前記地域を越える電源ボックスとつながっており、地域を越える制御ボックスの地域を越える第1分岐回路左側及び右側の電圧検知信号を、地域を越える電源ボックスから受信する、ことを特徴とする請求項1又は2記載の動力給電システム。
  4. 前記動力サブステーションの動力変圧器の2×27.5kV側及びアップライン/ダウンラインの給電線出力側はいずれも出力用モジュール化電気装置であり、前記出力用モジュール化電気装置はサポート、該サポートに取り付けられた出力ブレーカ、出力電流変流器及び出力隔離スイッチを含み、前記出力用モジュール化電気装置は、T線とF線など2つの入力端、T線とF線など2つの出力端を含んでおり、前記出力用モジュール化電気装置は、2つの出力分岐回路を含んでおり、各出力分岐回路は、直列した出力ブレーカ、出力電流変流器及び出力隔離スイッチであり、動力変圧器の2×27.5kV側出力用モジュール化電気装置の2つの入力端はそれぞれ動力変圧器のT線出力端及びF線出力端とつながっており、動力変圧器2×27.5kV側出力用モジュール化電気装置の2つの出力端はそれぞれ動力サブステーション室外T母線及びF母線とつながっており、アップライン/ダウンライン給電線出力用モジュール化電気装置の2つの入力端はそれぞれ動力サブステーション室外T母線及びF母線とつながっており、アップライン/ダウンライン給電線出力用モジュール化電気装置の2つの出力端はそれぞれアップライン/ダウンライン給電線避雷リングのT線入力端及びF線入力端とつながっており、アップライン/ダウンライン給電線出力用2つのモジュール化電気装置の間に予備コネクション隔離スイッチが設置されており、
    前記出力電流変流器の二次出力端は、前記動力サブステーション室外プレハブ式保護計量制御ボックスとつながっている、ことを特徴とする請求項1又は2記載の動力給電システム。
  5. 前記並列給電用モジュール化電気装置の回路要素を、エポキシ樹脂で、全て固定し、封止し、1つに組み合わせている、ことを特徴とする請求項1記載の動力給電システム。
  6. 前記集積式ATポストにおいて、ATポスト用モジュール化電気装置、オートトランス、室外箱プレハブ式保護計量制御ボックス、及び、相応の構造物、ファイアウォール機能を備えたオープン可能な鋼構造ウォールを一体に集積していることを特徴とする請求項2記載の動力給電システム。
  7. ATポスト用モジュール化電気装置において、エポキシ樹脂で各回路部品を固定し封止し一体に組み合わせていることを特徴とする請求項2又は6記載の動力給電システム。
  8. 前記地域を越える用モジュール化電気装置において、エポキシ樹脂で各回路部品を固定し封止し一体に組み合わせている、ことを特徴とする請求項3記載の動力給電システム。
  9. 前記動力サブステーションの動力変圧器2×27.5kV側及びアップライン/ダウンライン給電線出力側出力用モジュール化電気装置において、エポキシ樹脂で各回路部品を固定し封止し一体に組み合わせていることを特徴とする請求項4記載の動力給電システム。
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