JP2012518582A - 巻取りスピンドル - Google Patents

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Abstract

本発明は、同軸的に相前後して配置された複数のパッケージ(4)を巻き取るための、片持ち式に支承された巻取りスピンドルに関する。このためには、ホルダ(29)の周面に複数の巻き管(2)が緊締されている。巻き管の位置固定は、緊締装置(7)によって行なわれ、この緊締装置(7)は緊締力を発生させるための複数の緊締手段(8)を有している。巻取りスピンドルの静的および動的な剛性を改善するために、本発明の構成では、緊締手段(8)が、前記ホルダ(29)の短い長さ区分に配置されており、緊締手段(8)が、前記巻き管(2)を位置固定するために、前記巻き管(2)のうちの少なくとも1つに作用している。巻き管(2)はこの場合、前記ホルダ(29)の周面に巻き管スタック(41)として摩擦締結式にかつ/または形状締結式に保持されている。

Description

本発明は、請求項1の上位概念部に記載の形式の巻取りスピンドル、すなわち連続的に供給される糸を巻き取ってパッケージを形成するための巻取りスピンドルであって、管形のホルダが設けられており、該ホルダに沿って、パッケージの巻取りのために働く複数の巻き管が同軸的に相前後して被せられて緊締可能であり、前記ホルダが駆動可能であり、前記ホルダの周面に巻き管を位置固定するための緊締装置が設けられており、該緊締装置が、緊締力を付与するための複数の緊締手段を有しており、該緊締手段が、巻き管を摩擦締結式または形状締結式に位置固定する形式の巻取りスピンドルに関する。
巻取りスピンドルは、連続的に供給される糸を巻き取ってパッケージを形成するために働く巻取り機において使用される。このためには、糸が巻取り機において、まず綾振り装置によって糸走行方向に対して直交する横方向に綾振りされて、回転する押圧ローラを介して案内される。この押圧ローラは糸をそれぞれ、やはり回転する巻き上げたいパッケージに載着させる。この場合、複数のパッケージが1つの共通の巻取りスピンドルに沿って相前後して整合するように配置されている。これにより、複数の糸を同時に巻き取ることが可能となる。満管のパッケージ、ならびにパッケージが巻き上げられる空の巻き管は、交換時に軸方向で巻取りスピンドルから取り出されるか、もしくは巻取りスピンドルに差し被せられる。このためには、巻取りスピンドルが片側で張り出していて、片持ち式に支承されている。
巻き管が差し被せられた後に、これらの巻き管は緊締手段によってその所定位置に位置固定され、かつセンタリングされる。この緊締手段は巻取りスピンドルの内部に設けられていて、その機能のためには構成スペースを必要とする。たとえばドイツ連邦共和国特許出願公開第10163832号明細書に基づき、組み込まれた緊締手段を備えた巻取りスピンドルが公知である。この巻取りスピンドルは主として管形の支持体によって形成される。この支持体は、回転可能に支承された、駆動される軸に結合されている。この管形の支持体の外部には、複数の緊締手段が設けられており、これらの緊締手段は別の管形のホルダによって取り囲まれる。したがって、巻取りスピンドルの外径は、このホルダの直径によって決定される。それに対して、巻取りスピンドルの静的および動的な特性を決定する管形の支持体の直径は、緊締手段の厚さの2倍分だけ小さく形成されている。支持体のための構成スペースのこのような損失は、特に手痛い。なぜならば、管の曲げ剛性は直径の四乗に比例するからである。
巻取り機の性能はますます増大しつつあり、これに付随して、巻取りスピンドルは現在では8個以上のパッケージに合わせて設計されるので、巻取りスピンドルのためには、動的に軟らかく、ひいては振動励起され易い、相応する構成長さが生ぜしめられる。それと同時に、巻取りスピンドルにより高い巻取り速度が要求される。このように高い巻取り速度は、巻取りスピンドルの相応して高い回転数を生ぜしめる。このことは、巻取り過程の途中で広い周波数帯域における振動励起を招く結果となる。1つのパッケージにできるだけ多くの体積を蓄えたいという要求から、別の二律背反が生ぜしめられる。このことはパッケージの大きな内径を禁止し、ひいては巻取りスピンドルの大きな外径を禁止する。
したがって、本発明の課題は、大きな長さと小さな直径とを有すると同時に好都合な動的な特性をも有する巻取りスピンドルを提供することである。
この課題は、緊締手段が、前記ホルダの短い長さ区分に対応配置されており、緊締手段が、前記巻き管を位置固定するために、前記巻き管のうちの少なくとも1つに作用しており、前記巻き管が、前記ホルダの周面に巻き管スタックとして摩擦締結式にかつ/または形状締結式に、すなわち係合に基づいた嵌合により、保持されていることを特徴とする巻取りスピンドルにより解決される。その利点は、各巻き管を個々に半径方向で緊締する緊締装置の場合とは異なり、巻取りスピンドルの全長にわたっては延びていない緊締装置を使用することができることである。
特に有利な実施態様では、緊締手段が、前記ホルダの張出し側に対応配置されており、当該巻取りスピンドルの、張出し側とは反対の側に位置する支承側に、巻き管のための軸方向ストッパが設けられている。張出し端部に緊締手段を配置することの基礎となる認識は、片持ち式の支承部の範囲に存在する構造は巻取りスピンドルの静的および動的な剛性のために重要であるということである。緊締装置を巻取りスピンドルの張出し端部へ移すことにより、巻取りスピンドルの剛性的な構造のための一層多くの構成スペースが提供されている。したがって、多数のパッケージを同時に巻き取るための、僅かな撓み傾向しか示さない、特に長尺の片持ち支承式の巻取りスピンドルを提供することができる。
したがって、有利な実施態様では、巻取りスピンドルの張出し端部に、巻取りスピンドルの張出し端部に対応配置された巻き管に支承部の方向で軸方向の緊締力を加える1つまたは複数の緊締手段を備えた緊締装置が設けられている。緊締力は軸方向に作用して、全ての巻き管を位置固定するために直接に巻き管スタック(巻き管積重ね体)に伝達され得る。緊締手段を用いて、直接に軸方向の緊締力が、巻取りスピンドルの張出し端部に対応配置された巻き管の端面に直接に伝達される。これにより、巻取りスピンドルに沿って同軸的に相前後して差し被された巻き管が軸方向で互いに緊締されると同時に巻取りスピンドルと緊締され、この場合、巻取りスピンドルは支承側に軸方向ストッパを有している。したがって、巻き管に、巻取り過程のために必要となるトルクを伝達することが可能になる。
本発明の別の有利な改良形では、緊締手段が少なくとも1つの最後尾の巻き管において半径方向の緊締力を発生させるように緊締装置が形成されている。この場合、ホルダの周面における位置固定および連行を得るために、巻き管スタックの内部で巻き管の形状締結式の結合、つまり係合に基づいた嵌合による結合が利用される。巻き管はあらかじめホルダの周面において軸方向ストッパに当接するまで押し合わされ、次いで部分的なクランプによって位置固定される。緊締手段はこれらの巻き管のうちの少なくとも1つの巻き管に作用すると有利である。しかし、巻き管スタックの端部に位置する複数の巻き管を緊締手段により緊締することによっても、部分的なクランプを達成することができる。
本発明の別の変化形では、緊締装置が緊締手段を用いて、巻取りスピンドルの張出し端部に対応配置された巻き管に半径方向の緊締力を加え、これによりこれらの巻き管を位置固定し、それと同時にストッパの方向に軸方向の緊締力を加えるので、その間に位置する巻き管は、前で説明したようにして軸方向で緊締される。軸方向に作用する緊締力は摩擦によって伝達される。
有利には、上記変化形において、緊締過程の間、第1のステップにおいて巻き管が軸方向で緊締され、その後に第2のステップにおいて半径方向のクランプ力が付与されるように緊締手段が形成されている。この場合、これらのステップは順次に実施されるか、互いに移行し合うか、または逆の順次で実施され得る。重要となるのは、軸方向のプリロード力を付与するために、摩擦が半径方向のクランプに基づいて常に十分な高さとなることである。逆の順序の場合、つまりまず1つまたは複数の巻き管が巻取りスピンドルの張出し端部に半径方向でクランプされ、その後に巻き管セットが軸方向で緊締される場合、軸方向の緊締力を形成するために必要となる緊締手段は、巻取りスピンドルの支承側に配置されていると有利である。こうして、半径方向でクランプされた巻き管は、巻取りスピンドルの周面において軸方向で緊締された巻き管のためのストッパとして働く。
巻き管スタックが軸方向ストッパに接触する際の接触面が、摩擦を高める構造体を備えていると有利である。このことは、たとえば粗い表面または凹凸状の成形部もしくはプロファイリング部(異形成形部)により行なわれ得る。この場合、プロファイリング部の凸部は巻き管端面の軟らかい構造体内に圧入される。
別の有利な改良形では、接触面のプロファイリング部が複数の連行体を備えており、該連行体が、巻き管の端面に設けられた複数の切欠きと協働する。これによって、特に軸方向の緊締力なしでも、あるいは軸方向の僅かな緊締力を用いるだけでも、巻き管および巻き管スタックへ高いトルクを伝達することができる。
同じく、巻き管の対応する面に作用する緊締手段の接触面が、摩擦を改善する構造体または連行体を備えている。これらの構造体または連行体は、巻き管の端面に設けられた切欠きと協働する。
また、本発明のさらに別の有利な実施態様では、隣接し合った巻き管の端面が複数の切込みと、これによって生じた複数の突出部とを有しており、これらの切込みおよび突出部は、巻き管スタックの内部で、各巻き管にトルクが形状締結式に伝達されるように協働し合う。
択一的な実施態様では、巻き管の端面が、摩擦を改善する構造体を備えており、この構造体はやはりトルクの伝達のために寄与する。
本発明のさらに別の改良形では、それぞれ隣接し合った2つの巻き管の間に中間リングが使用される。この中間リングはトルク伝達を保証し、さらに巻き管のセンタリングを保証する。このためには、中間リングが、たとえばセンタリング直径のような手段および巻き管の端面を収容するための合同の形状付与を有するストッパ面を有している。
択一的な実施態様では、巻取りスピンドルの外周面が、半径方向にばね弾性を有する位置固定手段を備えていることにより、巻取りスピンドルにおける巻き管のセンタリングが達成される。
これらのばね弾性的な位置固定手段は、軸方向で巻取りスピンドルの外周面に設けられた条片によって形成されると有利である。当業者であれば、このような条片を、巻取りスピンドル上での巻き管の同心的な位置固定が確保されるように形成することができる。
巻取りスピンドルの緊締装置は、巻き管が、エネルギなしの状態で緊締されるように形成されている。外部からエネルギが供給されると、巻き管は緊締解除される。本発明によれば、エネルギ供給部の供給は巻取りスピンドルの張出し側で行われる。このことには、取りスピンドルの、剛性のために重要となる範囲を通って案内される供給管路がなくなるという利点がある。
巻取りスピンドルの剛性のために重要な構造エレメントのための構成スペースを減少させることなしに、緊締装置を収容するための巻取りスピンドルにおける構成スペースをできるだけ大きく形成し得るようにするために、本発明のさらに別の特別な改良形では、緊締装置を収容するための前記ホルダの長さ区分が、前記ホルダに結合された駆動軸の支承部にまで延びている。これによって、できるだけ大きな直径を有する駆動軸を形成することが可能になる。
以下に、本発明による巻取りスピンドルの幾つかの実施形態を図面につき詳しく説明する。
本発明による巻取りスピンドルの第1実施形態を示す部分断面図である。 本発明による巻取りスピンドルの別の実施形態を示す概略図である。 本発明による巻取りスピンドルの択一的な実施態様を示す部分断面図である。 緊締手段の詳細図である。 緊締手段の択一的な実施態様を示す詳細図である。 緊締装置の1実施形態を示す部分断面図である。 本発明による巻取りスピンドルのさらに別の実施形態を示す概略図である。 本発明による巻取りスピンドルのさらに別の実施形態を示す横断面図である。
図1には、本発明による巻取りスピンドルの断面図が示されている。図1の上半部には、巻取りスピンドルが、該巻取りスピンドルに被せ嵌められたパッケージ4(断面図で示す)と共に、緊締された状態で図示されており、図1の下半部は、パッケージなしで、緊締解除された状態で図示されている。
巻取りスピンドル1はホルダ29を有している。このホルダ29は支承装置(図示しない)を用いて支持体47に片持ち支承式に回転可能に保持されている。ホルダ29は周面に、同軸的に相前後して配置された複数の巻き管2を支持している。これらの巻き管2には、ホルダ29の回転によって、連続的に供給される糸が巻き取られて、糸層3を形成し、ひいてはパッケージ4を形成する。このような巻取りスピンドル1は良く知られており、巻取り機において汎用されている。したがって、以下においては、巻取りスピンドル1の本発明にとって重要となる部分について説明する。
巻き管2は、重ね合わされた巻き管スタック41としてホルダ29の周面に保持されている。この場合、巻き管2は直接にその端面のところで互いに接触している。本実施形態では、巻き管スタック41が合計3つの巻き管2から形成される。巻き管2の数は例示的なものであり、通常では10個よりも多い巻き管2が巻取りスピンドル1の1つのホルダ29に保持される。
ホルダ29における巻き管2の固定は、緊締装置7によって行われる。この緊締装置7はホルダ29の所定の長さ区分において、巻取りスピンドル1の張出し側の端部に配置されている。緊締装置7は複数のクランプ手段もしくは緊締手段8を有している。これらの緊締手段8の端部はホルダ29から突出している。緊締手段8は巻き管スタック41の最後尾の巻き管2に作用する。本実施形態において緊締装置7は、張出し側6における緊締手段8と、支承側5に配置された軸方向ストッパ11との間での軸方向のクランプもしくは締付けにより巻き管2が緊締されるように形成されている。軸方向ストッパ11は支承側5においてホルダ29の周面に形成されている。
張出し側6においてホルダ29の所定の長さ区分のところに緊締装置7を配置することにより、支承側5において公知先行技術に比べて、巻取りスピンドル1の一層高い静的および動的な剛性のために利用することのできる構成スペースが自由になるように巻取りスピンドル1を形成することが可能である。一般に、このことは一層中実な構造およびとりわけ支持構造体(本実施形態では図示しない)の一層大きな最大直径の利用を可能にする。
図示の実施形態において、緊締手段8は、張出し側6に対応する巻き管2の端面を該緊締手段8が形状締結式に把持する、つまり係合に基づいた嵌合により把持するように構成されている。このためには、緊締手段8が段部を有しており、この段部が巻き管2の端面と協働する。
巻取りスピンドル1が緊締解除された状態では、緊締手段8が緊締方向とは逆方向で、ホルダ29への巻き管2の被せ嵌めを可能にする直径のところにまで引き戻されている。次いで、巻き管2を緊締するためには、緊締手段8が緊締運動9を実施する。この緊締運動9では、緊締手段8がまず、緊締したい巻き管2の端面を軸方向で形状締結的に把持することを可能にする直径にまで引き出される。直接にこれに続いて、または互いに移行し合う運動の形で、緊締手段8は軸方向で支承側5に向かって移動させられる。これにより、実際の緊締過程が実施される。
図示の構成では、ホルダ29の直径が緊締手段8の範囲で減少している。しかし、緊締手段8が緊締解除運動10の際に完全に引き込まれる限りは、ホルダ29が緊締手段8の範囲に直径段部を有していないことも可能である。緊締解除運動10は、内方へ向かう緊締手段8の半径方向の運動と、これと相前後するか、または同時に、張出し側6の方向への緊締手段8の運動とを包含する。これにより、巻き管2は緊締解除され、それと同時に緊締手段8は、巻き管2が緊締手段8を越えて取り外され得るようになるまで引き戻される。
別の変化形、たとえば比較的短い巻取りスピンドル1の端面から突出したフック状の緊締手段8も考えられ、このような緊締手段8も同じく本発明の枠内に含まれる。
軸方向ストッパ11は、当て付けられる巻き管2に対する接触面12に、改善された摩擦作用を有する表面を有している。相応する表面または構造は、緊締手段8またはそれぞれ隣接し合った巻き管2の間に設けられていてもよい。同じく、各巻き管2の間には中間リング(図示しない)が設けられていてもよい。その場合、この中間リングは巻き管端面に対する接触面に、相応する表面または構造を有している。
図2には、図1に示した巻取りスピンドル1の別の変化実施形態が平面図で示されている。巻取りスピンドル1は、巻き上げられたパッケージ4を有している。軸方向ストッパ11の接触面12は軸方向に異形成形部もしくはプロファイリング部38を有しており、このプロファイリング部38は複数の連行体39を備えている。これらの連行体39は、当て付けられた巻き管2の端面に設けられた、対応する切欠き40と協働する。隣接し合った巻き管2の巻き管端面13も、複数の切込み42と複数の突出部43とを備えた同様の歯列を有している。互いに隣接し合った巻き管2のうちそれぞれ一方の巻き管2に設けられた切込み42が、他方の巻き管2の突出部43と協働するので、巻き管2は巻き管スタック41の形に形状締結式に、つまり係合に基づいた嵌合により、保持されている。張出し側6では、緊締手段8が直接に、巻き管端面の接触面14に設けられた切込み42に作用する。このような形状締結による結合により、軸方向での小さなプリロード力を加えるだけでも、巻取りスピンドル1のホルダ29とパッケージ4との間で高いトルクを伝達することができる。
図3には、本発明による巻取りスピンドル1のさらに別の変化実施形態が示されている。図1に示した実施形態と同様に、この場合にも図面の上半部には巻き管2が緊締された状態が断面図で示されており、下半部には巻き管なしの緊締解除された状態が示されている。図1および図2に示した実施形態とは異なり、軸方向の緊締力はこの場合、形状締結、すなわち係合に基づいた嵌合による締結ではなく、摩擦締結により付与される。このためには、緊締手段8が巻取りスピンドル1の張出し側6において巻き管2を半径方向で内側からクランプする。この半径方向のクランプ力に対して付加的に、巻き管2は張出し側6において軸方向で軸方向ストッパ11の方向に緊締される。このクランプ力と緊締力とを加えるためには、緊締手段8が、緊締時および緊締解除時に、図1および図2につき説明した運動と同様の運動を実施する。付加的に図3には、位置固定手段15が図示されている。この位置固定手段15は巻取りスピンドル1のホルダ29に巻き管2を半径方向でセンタリングする。このことは、半径方向でばね弾性的にフレキシブルな条片によって行われる。ばねのプログレッシブな特性線により、半径方向のセンタリングが確保される。
同じく、エネルギ供給部16が図示されている。このエネルギ供給部16は緊締解除時に緊締手段8を駆動するために緊締装置7(図6に示す)を操作するために必要とされる。このことは、たとえば圧縮空気源であってよい。安全性の理由から、緊締手段8の緊締運動はばねにより生ぜしめられ、それに対して緊締解除運動は、外部のエネルギ供給部によって生ぜしめられる。このためには、巻取りスピンドル1の休止状態において、外部のエネルギ供給部16が、巻取りスピンドル1の張出し側6に接続されて、緊締解除のために必要とされるエネルギを供給する。この場合、たとえば外部のエネルギ供給部16がドッフィング装置に接続されていてよい。ドッフィング装置は巻取り過程の終了後に満管のパッケージ4を引き取り、その代わりに空の巻き管2を被せ嵌める。
図4および図5には、前の図面に図示した緊締手段8がもう一度、詳細に図示されている。この場合、図4には、半径方向のクランプ力によって軸方向の摩擦力を伝達する緊締手段8が示されている。このためには、緊締手段8が、摩擦を高める接触面14を有している。図5に示した緊締手段8は、段状の構成に基づいて、形状締結により、すなわち係合に基づいた嵌合により、軸方向で緊締力を伝達することができる。この場合、段部は緊締機能のためには必要とならない。緊締手段8が真っ直ぐな縁部を介して巻き管2の端面と協働することも考えられる。接触面14はこの場合、いずれにせよ軸方向において巻き管の端面と協働する。
図6には、巻取りスピンドルの張出し側の端部と、本発明による巻取りスピンドルの緊締装置7とが断面図で図示されている。緊締装置7はこの場合、直接にホルダの端部における所定の長さ区分のところに配置されている。この実施形態は、緊締手段8の緊締運動9および緊締解除運動10を実現することのできる多数の可能な実施形態のうちの1つである。
管形のホルダ29は自由回転可能に支持体47に保持されている。ホルダ29は複数の貫通孔48を有しており、これらの貫通孔48を通じて、緊締手段8は外方へ向かって巻き管(図示しない)の方向に作用する。緊締解除のためには、フランジ21を介して圧縮空気を供給することができる。この圧縮空気は孔20を介してシリンダ室22に流入して、環状のピストン23に作用する。このときに、ピストン23は圧縮空気で負荷されると、図面で見て右側へ向かって運動し、このときにばね28を緊縮させる。環状のピストン23の外周面は複数の斜面24を有している。これらの斜面24は軸方向の運動時に緊締手段8の半径方向の運動を生ぜしめる。緊締解除運動の場合には、緊締手段8が内方へ向かって引っ張られる。この半径方向の運動の終了後に、緊締手段8はストッパ26に接触し、ストッパ26は緊締手段8を図面で見て右側へ向かって移動させ、この場合、緊締手段8は、この緊締手段8を軸方向に案内するプッシュスリーブ27を連行する。この運動は、ばね28と圧縮空気との間に平衡が生じるか、または緊締手段8もしくはプッシュスリーブ27がストッパに当接するまで実施される。これによって、緊締解除運動は終了される。
巻き管の被せ嵌め後に、エネルギ供給部16に対する接続が遮断される。これにより、シリンダ室22内の空気圧は減衰する。次いで、プリロードをかけられたばね28はピストン23を図面で見て左側へ向かって移動させ、これにより斜面24に基づいて、まず緊締手段8が半径方向外側へ向かって押圧される。これらの緊締手段8は巻き管2の内壁をクランプする。ばね28の作用に基づき、巻き管2には、図3に示した軸方向ストッパ11の方向に軸方向の緊締力が加えられる。
緊締手段8の半径方向の運動と軸方向の運動との調整は、プッシュスリーブ27の摩擦特性をピストン23の摩擦特性と調和させることにより確保される。図面を見易くするという理由から、詳細な構成、たとえば緊締手段8の脱落を阻止する位置固定装置ならびに緊締手段8を、緊締解除された状態において巻取りスピンドル内に引き込むばねについては、図示を省略してある。
同じく、緊締運動9および緊締解除運動10により描かれている、緊締手段8の要求された運動は、当業者により引き出すことのできる別の装置特徴を用いても等価に達成され得る。
図7には、本発明による巻取りスピンドルのさらに別の変化実施形態が図示されている。この実施形態では、緊締装置7が、支承側5におけるホルダ29の所定の長さ区分に配置されている。支承側5では、巻取りスピンドル1に設けられた段部に緊締手段30が設けられている。この緊締手段30はこの場合、1つの環状のピストンの形または複数の小さなピストンの形に実現されている。このピストンはシリンダ31内に導入されていて、圧縮空気供給部32を介して圧縮空気で負荷される。すなわち、このピストンには、圧縮空気が加えられる。図7に示した巻取りスピンドル1の上半部には、巻き管2が緊締された状態が図示されており、それに対して下半部には、巻き管が緊締解除された状態が図示されている。緊締手段30は巻取りスピンドル1の支承側5に対応する巻き管2の端面に軸方向のクランプ力を加える。この巻き管2は別の巻き管2と共に、緊締手段30とつめ33との間にクランプされる。
つめ33は、半径方向に引込み・引出し可能である。したがって、つめ33を巻き管2の取出しのために没入させることができる。このためには、アクチュエータが設けられていてよい。このアクチュエータはつめ33に結合されていて、緊締手段30と一緒に操作されるか、または緊締手段30とは別個に操作される。
つめを緊締手段30によって間接的に操作する手段を設けることも可能である。このためには、つめ33が、緊締運動35において軸方向でばねに抗して張出し側6の方向にストッパ(図示しない)に当接するまで移動可能である。緊締手段30の緊締解除時では、つめ33が、その戻り運動36の間、ガイドエレメントによって半径方向で巻取りスピンドル1内に引き込まれる。つめ33がその戻り運動36時にその運動を中断されて、つめ33が半径方向に引き込まれた位置にロックされることが好都合となる。巻き管2が巻取りスピンドル1に被せ嵌められた後にたとえばオペレータによって操作されるロック解除装置37によって、戻り運動36を継続させることができる。これにより、つめ33は半径方向に再び引き出される。つめ33が半径方向に引き出された状態においても巻き管2を巻取りスピンドル1に被せ嵌めることができるようにつめ33を形成することが有利である。このことは、図7に示したつめ33の斜めの前縁部により、半径方向のばね弾性的な従動性と相まって達成される。
図8には、本発明による巻取りスピンドルのさらに別の変化実施形態が横断面図で示されている。本発明による巻取りスピンドルのこの変化実施形態では、緊締装置7が、巻取りスピンドルの張出し側6におけるホルダ29の所定の長さ区分において、1つの巻き管の長さを越える範囲にわたって延びている。したがって、緊締手段8は、巻き管スタック41の端部に配置された2つの巻き管2に作用する。それに対して、図1〜図3に示した実施形態では、緊締手段8はそれぞれ巻き管スタック41の最後尾の1つの巻き管2に向けられている。
図8に示した実施形態では、管形のホルダ29が、真ん中の範囲においてハブ50によって駆動軸46の自由端部に結合されている。駆動軸46は駆動装置(図示しない)と連結されている。駆動軸46は中空円筒状の支持体47に設けられた軸受け部もしくは支承部45に回転可能に支承されている。このためには、支持体47が、支承側5において支持端部を有していて、この支持端部が中空円筒状のホルダ29内に突入している。
ホルダ29の反対の側、つまり張出し側6では、ホルダ29の前側の長さ区分内に緊締装置7が配置されている。この緊締装置7は複数の緊締手段8を有しており、これらの緊締手段8は半径方向に移動可能に形成されている。この場合、各緊締手段8にはホルダ29に設けられた貫通孔48がそれぞれ対応している。
ホルダ29の張出し側6における端面には、エネルギ接続部49が設けられている。このエネルギ接続部49により、緊締手段8の解除のために緊締装置7へのエネルギ供給が行われる。
図8には、緊締された巻き管スタック41を備えた巻取りスピンドル1が図示されている。巻き管2は巻き管スタック41においてそれぞれ複数の中間リング44によって互いに噛み合わされて保持されるので、巻き管スタック41内部のクランプされた巻き管2からクランプされていない巻き管へのトルク伝達が行われる。
軸方向ストッパ11に向かい合って位置する巻き管2の端面は、同じく切込みと突起とを備えた、プロファイリング部38と合同の形状を有している。
センタリングリングもしくは中間リング44は巻き管2の端面に対してそれぞれ、トルク伝達を可能にするプロファイリング部を備えた当接面を有している。さらに、センタリングリング44はセンタリングショルダを介してホルダ29の周面に支持されており、このセンタリングショルダは特に巻き管2のセンタリングのために働く。
ホルダ29の周面に巻き管スタック41を緊締するためには、まず巻き管2と中間リング4とが交互に張出し側6からホルダ29の周面に被せ嵌められる。これにより形成された巻き管スタック41は軸方向ストッパ11に当接するまで移動させられる。巻き管スタック41がホルダ29の周面に沿った所定の位置に到達した後に、エネルギ接続部49の負荷軽減により、緊締手段8へ、ばね力を介して発生させられたテンションが付与される。緊締手段8はホルダ29の周面から進出して、ホルダ29の張出し側6に位置する最初の2つの巻き管2の内径に対して半径方向の緊締力を発生させる。次いで、糸を巻き取るために巻取りスピンドル1を作動させることができる。
図8に示した実施形態では、緊締装置7がホルダ29の、剛性の向上のためには重要にならない長さ区分に組み込まれている。それに対して、駆動軸26ならびに支承部45はできるだけ大きな直径に沿って形成され得る。すなわち、支承部45の組込みスペースは、ホルダ29ならびに支持体47の周壁の所要の肉厚さによってしか制限されていない。
1 巻取りスピンドル
2 巻き管
3 糸層
4 パッケージ
5 支承側
6 張出し側
7 緊締装置
8 緊締手段
9 緊締運動
10 緊締解除運動
11 軸方向ストッパ
12 接触面
13 巻き管端面
14 接触面
15 位置固定手段
16 エネルギ供給部
20 孔
21 フランジ
22 シリンダ室
23 ピストン
24 斜面
25,26 ストッパ
27 プッシュスリーブ
28 ばね
29 ホルダ
30 緊締手段
31 シリンダ室
32 圧縮空気供給部
33 つめ
34 待避運動
35 緊締運動
36 戻り運動
37 ロック解除装置
38 プロファイリング部
39 連行体
40 切欠き
41 巻き管スタック
42 切込み
43 突出部
44 中間リング
45 支承部
46 駆動軸
47 支持体
48 貫通孔
49 エネルギ接続部
50 ハブ

Claims (14)

  1. 連続的に供給される糸を巻き取ってパッケージ(4)を形成するための巻取りスピンドルであって、管形のホルダ(29)が設けられており、該ホルダ(29)に沿って、パッケージ(4)の巻取りのために働く複数の巻き管(2)が同軸的に相前後して被せられて緊締可能であり、前記ホルダ(29)が駆動可能であり、前記ホルダ(29)の周面に巻き管(2)を位置固定するための緊締装置(7)が設けられており、該緊締装置(7)が、緊締力を付与するための複数の緊締手段(8)を有しており、該緊締手段(8)が、巻き管(2)を摩擦締結式または形状締結式に位置固定する形式のものにおいて、緊締手段(8)が、前記ホルダ(29)の短い長さ区分に対応配置されており、緊締手段(8)が、前記巻き管(2)を位置固定するために、前記巻き管(2)のうちの少なくとも1つに作用しており、前記巻き管(2)が、前記ホルダ(29)の周面に巻き管スタック(41)として摩擦締結式にかつ/または形状締結式に保持されていることを特徴とする巻取りスピンドル。
  2. 緊締手段(8)が、前記ホルダ(29)の張出し側(6)に対応配置されており、当該巻取りスピンドル(1)の支承側(5)に巻き管(2)のための軸方向ストッパ(11)が設けられている、請求項1記載の巻取りスピンドル。
  3. 緊締手段(8)によって形成された緊締力が軸方向で巻き管(2)に作用するように緊締装置(7)が形成されている、請求項1または2記載の巻取りスピンドル。
  4. 緊締手段(8)によって形成された緊締力が半径方向で巻き管(2)に作用するように緊締装置(7)が形成されている、請求項1または2記載の巻取りスピンドル。
  5. 緊締手段(8)の操作時にまず軸方向のプリロード力が付与され、引き続き巻き管(2)の半径方向のクランプが行われるように緊締装置(7)が形成されている、請求項1または2記載の巻取りスピンドル。
  6. 支承側に設けられた軸方向ストッパ(11)が、接触面(12)を有しており、該接触面(12)に、支承側に対応配置された巻き管(2)が支持されており、さらに該接触面(12)が、摩擦を高める構造体またはプロファイリング部(38)を有している、請求項2から5までのいずれか1項記載の巻取りスピンドル。
  7. 前記接触面(12)のプロファイリング部(38)が、複数の連行体(39)を有しており、該連行体(39)が、巻き管(2)または巻き管スタック(41)の端面に設けられた複数の切欠き(40)と協働する、請求項6記載の巻取りスピンドル。
  8. 緊締手段(8)が、張出し側(6)に対応配置された巻き管(2)を緊締する接触面(14)を有しており、該接触面(14)が、摩擦を改善する構造体を有している、請求項1から7までのいずれか1項記載の巻取りスピンドル。
  9. 巻き管(2)の端面が複数の切込み(42)を有しており、該切込み(42)が、隣接した巻き管(2)に設けられた複数の突出部(43)と協働する、請求項1から8までのいずれか1項記載の巻取りスピンドル。
  10. 巻き管(2)の端面が、摩擦を改善する構造体を有している、請求項1から9までのいずれか1項記載の巻取りスピンドル。
  11. 巻き管スタック(41)の内部で隣接し合った巻き管(2)の間にそれぞれ中間リング(44)が配置されており、該中間リング(44)が、前記ホルダ(29)の周面における巻き管(2)のセンタリングおよび結合のために寄与する手段を有している、請求項1から10までのいずれか1項記載の巻取りスピンドル。
  12. 当該巻取りスピンドル(1)が、巻き管の半径方向の公差補償のために、半径方向でばね弾性的にフレキシブルな位置固定手段(15)を有している、請求項1から11までのいずれか1項記載の巻取りスピンドル。
  13. 緊締装置(7)が、緊締解除のためにエネルギ供給部(16)に接続可能であり、該エネルギ供給部(16)が、張出し側(6)で当該巻取りスピンドルの外部に設けられている、請求項1から12までのいずれか1項記載の巻取りスピンドル。
  14. 緊締装置(7)を収容するための前記ホルダ(29)の長さ区分が、前記ホルダ(29)に結合された駆動軸(46)の支承部(45)にまで延びている、請求項2から13までのいずれか1項記載の巻取りスピンドル。
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