JPH0769534A - ボビンホルダー - Google Patents

ボビンホルダー

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Publication number
JPH0769534A
JPH0769534A JP24372793A JP24372793A JPH0769534A JP H0769534 A JPH0769534 A JP H0769534A JP 24372793 A JP24372793 A JP 24372793A JP 24372793 A JP24372793 A JP 24372793A JP H0769534 A JPH0769534 A JP H0769534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
holder
tightening
pressing tool
holder body
Prior art date
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Pending
Application number
JP24372793A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Tsuruoka
剛 鶴岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toray Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toray Engineering Co Ltd filed Critical Toray Engineering Co Ltd
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Publication of JPH0769534A publication Critical patent/JPH0769534A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボビンがボビンホルダーから飛出すのを防止
することである。 【構成】 機枠1に回転自在に装着された円筒状のホル
ダー本体2の外周面に、緊締リング6〜9、可動スリー
ブ10〜13、および押圧具4を嵌挿せしめ、前記押圧
具4を軸心長手方向に移動させることにより、前記緊締
リング6〜9を拡大、あるいは縮小させてボビン30の
緊締、あるいは緊締の解除を行なうホルダーにおいて、
前記押圧具4と先端部に位置する緊締リング13の間に
ボビン移動防止用の堰部材である弾性リング14を装着
せしめ、ボビン緊締時に堰部材をホルダー本体の周面よ
り突出させてボビン30がホルダー本体2の先端側に移
動するのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合成繊維糸条等の巻取機
におけるボビン緊締用のボビンホルダーに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、合成繊維糸条等の巻取機におけ
るボビン緊締用のボビンホルダーは、機枠に回転自在に
装着された円筒状のホルダー本体と、該ホルダー本体の
外周面に嵌挿された緊締リングおよび可動スリーブと、
該ホルダー本体の先端部に軸心長手方向に移動するよう
に取付けられた押圧具と、該押圧具とホルダー本体の間
に装着され、該押圧具をホルダー本体の支持側に押圧す
るスプリングとにより構成されている。
【0003】そして、押圧具がスプリングによって押圧
されて軸心長手方向に移動すると、緊締リングが外径方
向に拡大してボビンを緊締し、圧空によって押圧具が反
対方向に移動すると、緊締リングが軸心方向に縮小して
ボビンの緊締を解除するようになっている。
【0004】この様なボビンホルダーは例えば実開平4
−26973号公報に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、糸条が巻取ら
れてパッケージ直径が大きくなるとボビンホルダーに必
要な緊締力も大きくなる。
【0006】上述のボビンホルダーにおける緊締リング
がゴムの変形を利用してボビンを緊締する場合は、該ボ
ビンホルダーを長く使用している間に緊締リングのゴム
の外周部が摩耗したり、劣化を生じて緊締力が低下する
ことがある。
【0007】この様な緊締力に低下を生じると、巻取開
始時における緊締力が十分なものであっても、糸条が巻
取られてパッケージ直径が大きくなると緊締力が不足し
て緊締リングとボビンの間で滑りを生じ、糸条巻取中の
ボビンがボビンホルダーから飛出す可能性があるという
問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め本発明のボビンホルダーは、ボビン移動防止用の堰部
材をホルダー本体の先端部、または押圧具に装着せしめ
た構成にしてある。
【0009】また、堰部材を押圧具と先端位置の緊締リ
ングの間に位置するようホルダー本体に嵌挿した構成に
するのが好ましい。
【0010】該堰部材を弾性リングによって形成せしめ
るのが好ましい。
【0011】
【作用】ボビンの緊締動作において押圧具が移動する
と、堰部材がホルダー本体の外周方向に突出してボビン
が軸心長手方向に移動できなくする。
【0012】
【実施例】図1は本発明のボビンホルダーの1実施例を
示す概略断面図であって、ボビンホルダーは、機枠1に
ベアリング3によって回転自在に取付けられた円筒状の
ホルダー本体2と、該ホルダー本体2の先端部に軸心長
手方向に移動自在に取付けられた押圧具4と、該押圧具
4をホルダー本体2の支持側に押圧するため、該押圧具
4とホルダー本体2の間に設置されたばね5と、該ホル
ダー本体2の外周部に嵌挿された緊締リング6〜9と、
緊締リング6と7の間、緊締リング7と8の間、緊締リ
ング8と9の間、緊締リング9と押圧具4の間に位置す
るようホルダー本体2の外周部に嵌挿された可動スリー
ブ10〜13と、該可動スリーブ13と押圧具4の間に
夫々位置するようホルダー本体2の外周部に嵌挿された
堰部材である合成ゴム製の弾性リング14とにより構成
されている。
【0013】上述のホルダー本体2には圧空供給用孔2
aが穿設され、圧空が供給されるようになっている。
【0014】上述のばね5は取付けスペース、押圧力等
によってコイルばね、あるいは皿ばねを使用する。
【0015】上述の弾性リング14のゴム硬度は、緊締
リング6〜9のゴム部の硬度と同一かそれ以下にするの
が好ましい。
【0016】上述のボビンホルダーにおいてホルダー本
体2の孔2aに圧空が供給されると、押圧具4がホルダ
ー本体2の先端側に移動され、各緊締リング6〜9に対
するばね5の押圧力がなくなり、各緊締リング6〜9が
元の形状に戻って緊締リング6〜9によるボビン30の
緊締が解除される。
【0017】上述のホルダー本体2の孔2aに対する圧
空の供給を停止すると、図2に示すようにスプリング5
によって押圧具4がホルダー本体2の支持側に移動し、
先ず弾性リング14に圧縮力が作用して該弾性リング1
4が外径方向に拡大され、その外周部がボビン20の内
周面より外側に位置するように突出する。次いで、各緊
締リング6〜9に圧縮力が作用し、緊締リング6〜9が
外径方向に拡大され、該緊締リングの外周部によってボ
ビンの内周面が押圧されてボビン30が緊締される。
【0018】上述の弾性リング14に代えて図3に示す
ような円錐状の孔を有する合成樹脂製の弾性リング15
を使用する場合は、図1における可動スリーブ13に代
えて一端が円錐状に形成された可動スリーブ16を使用
する。
【0019】該弾性リング15は変形させても元の形状
に戻るように合成樹脂、あるいは合成ゴム等の材料によ
って製作する。
【0020】図3に示すボビンホルダーにおいて圧空の
供給が停止され、押圧具4がホルダー本体2の支持側に
移動すると、図4に示すように弾性リング15の円錐部
が可動スリーブ17の円錐部に乗上げ、該弾性リング1
5の円錐部がボビン30の内周面より外側位置まで突出
する。
【0021】この時、緊締リング9等は図2におけるボ
ビン緊締動作の場合と同じように各緊締リングが外径方
向に拡大され、該緊締リングの外周部によってボビンの
内周面が押圧されてボビン30が緊締される。
【0022】また、上述の弾性リング14に代えて図5
に示すようなストッパー片18を使用することもでき、
この場合は周面の複数箇所に、孔17aが穿設された押
圧具17に該ストッパー片18を取付けると共に、ホル
ダー本体2の先端部に円錐部2aを設ける。また、緊締
リング9を押圧具17によって直接押圧せしめるように
する。
【0023】該ストッパー片18は変形させても元の形
状に戻るようにばね鋼の帯状薄板材によって製作する。
【0024】図5に示すボビンホルダーにおいて圧空の
供給が停止され、押圧具17がホルダー本体2の支持側
に移動すると、図6に示すようにストッパー片18がホ
ルダー本体2の円錐部2bに乗上げ、該ストッパー18
片の頭部が押圧具17に穿設された孔17aからボビン
30の内周面より外側に位置するように突出する。
【0025】上述の堰部材はボビン30の緊締時に外周
方向に突出すると共に、ボビン30端部をホルダー本体
2の支持側に押圧するように該堰部材の形状、装着位置
を設定するのが好ましい。
【0026】上述のストッパー片18に代えて突出片2
1を使用することもでき、突出片21をスプリングの押
圧力と圧空の押圧力によって出没させる場合は、図7、
図8に示すように周面の複数箇所に、孔19aが穿設さ
れた押圧具19にブッシュ20によって突出片21が飛
出さないよう移動自在に取付け、ボビン30の緊締時に
は図8に示すようにスプリング22の押圧力によって該
突出片21を押圧具19の周面より突出させ、ボビンの
緊締解除時には図7に示すように圧空によって押圧具1
9を先端側に移動させると共に、圧空が押圧具19に穿
設された孔19a、ブッシュ20に穿設された孔20a
から突出片21部に供給されることによって該突出片2
1が押圧具19の周面より引込むように構成する。
【0027】また、スプリングの押圧力と遠心力によっ
て突出片21を出没させる場合は、図9、図10に示す
ように周面の複数箇所に、孔23aが穿設された押圧具
23にブッシュ24によって突出片21が飛出さないよ
う移動自在に取付け、ボビン30の緊締時には図10に
示すようにホルダー本体が回転することによる遠心力に
よって該突出片21を押圧具23の周面より突出させ、
ボビンの緊締解除時にはスプリング25の押圧力によっ
て該突出片21が押圧具19の周面より引込むように構
成する。
【0028】上述のボビン移動防止用の堰部材は特公昭
56−12593号公報に記載されているようなフリー
ホイール機構を有するセルフロック式のボビンホルダ
ー、あるいは特公昭63−338号公報に記載されてい
るようなクランプ要素が心金に滑動可能に支持された摺
動部材によって押圧されて直径方向に張出してボビンを
緊締する構成のボビンホルダーにも装着することことが
でき、何かの原因でボビン緊締力が低下した場合にボビ
ンが飛出すのを防止することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明のボビンホルダーは、ボビン移動
防止用の堰部材がホルダー本体の先端部、または押圧具
に装着してあるため、ボビンの飛出しを確実に防止する
ことができる。
【0030】また、堰部材を押圧具と先端位置の緊締リ
ングの間に位置するようホルダー本体に嵌挿した構成に
し、該堰部材を弾性リングによって形成すると、ボビン
の着脱操作時にボビンの内径寸法より小さく、ボビンの
緊締時にはボビンの内径寸法より大きくなるよう容易に
変形させることができる。
【0031】
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明のボビンホルダーの第1の実施例を示す
概略断面図である。
【0033】
【図2】図1のボビンホルダーによるボビンの緊締状態
を示す概略図である。
【0034】
【図3】本発明のボビンホルダーの第2の実施例を示す
概略断面図である。
【0035】
【図4】図3のボビンホルダーによるボビンの緊締状態
を示す概略図である。
【0036】
【図5】本発明のボビンホルダーの第3の実施例を示す
概略断面図である。
【0037】
【図6】図5のボビンホルダーによるボビンの緊締状態
を示す概略図である。
【0038】
【図7】本発明のボビンホルダーの第4の実施例を示す
概略断面図である。
【0039】
【図8】図7のボビンホルダーによるボビンの緊締状態
を示す概略図である。
【0040】
【図9】本発明のボビンホルダーの第5の実施例を示す
概略断面図である。
【0041】
【図10】図9のボビンホルダーによるボビンの緊締状
態を示す概略図である。
【0042】
【符号の説明】
1 機枠 2 ホルダー本体 3 ベアリング 4、17、19、23 押圧具 5、22、25 スプリング 6、7、8、9 緊締リング 10、11、12、13、16 可動スリーブ 14、15 弾性リング 18ストッパー片 20、24 ブッシュ 30 ボビン 2a、17a、19、20 孔 2b 円錐部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠に回転自在に装着された円筒状のホ
    ルダー本体の外周面に緊締部材を装着し、前記緊締部材
    によってボビンの緊締、あるいは緊締の解除を行なうホ
    ルダにおいて、ボビン移動防止用の堰部材を前記ホルダ
    ー本体の先端部に装着せしめたことを特徴とするボビン
    ホルダー。
  2. 【請求項2】 機枠に回転自在に装着された円筒状のホ
    ルダー本体の外周面に、緊締リング、可動スリーブ、お
    よびお押圧具を嵌挿せしめ、前記押圧具を軸心長手方向
    に移動させることにより、前記緊締リングを拡大、ある
    いは縮小させてボビンの緊締、あるいは緊締の解除を行
    なうホルダーにおいて、ボビン移動防止用の堰部材を前
    記ホルダー本体の先端部に装着せしめたことを特徴とす
    るボビンホルダー。
  3. 【請求項3】 堰部材を、押圧具と先端位置の緊締リン
    グの間に位置するようホルダー本体に嵌挿せしめたこと
    を特徴とする請求項1、または請求項2のボビンホルダ
    ー。
  4. 【請求項4】 堰部材を、弾性リングにより構成せしめ
    たことを特徴とする請求項1、または請求項2、または
    請求項3のボビンホルダー。
  5. 【請求項5】 機枠に回転自在に装着された円筒状のホ
    ルダー本体の外周面に、緊締リング、可動スリーブ、お
    よびお押圧具を嵌挿せしめ、前記押圧具を軸心長手方向
    に移動させることにより、前記緊締リングを拡大、ある
    いは縮小させてボビンの緊締、あるいは緊締の解除を行
    なうホルダーにおいて、ボビン移動防止用の堰部材を前
    記押圧具に装着せしめたことを特徴とするボビンホルダ
    ー。
JP24372793A 1993-09-03 1993-09-03 ボビンホルダー Pending JPH0769534A (ja)

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JP24372793A JPH0769534A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 ボビンホルダー

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JP24372793A JPH0769534A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 ボビンホルダー

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ID=17108096

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012518582A (ja) * 2009-02-23 2012-08-16 エーリコン テクスティル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 巻取りスピンドル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5071948A (ja) * 1973-11-02 1975-06-14

Patent Citations (1)

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